JP7060371B2 - 移動ロボット及び防災システム - Google Patents
移動ロボット及び防災システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7060371B2 JP7060371B2 JP2017241842A JP2017241842A JP7060371B2 JP 7060371 B2 JP7060371 B2 JP 7060371B2 JP 2017241842 A JP2017241842 A JP 2017241842A JP 2017241842 A JP2017241842 A JP 2017241842A JP 7060371 B2 JP7060371 B2 JP 7060371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprinkler head
- fire
- flight
- unit
- aerial vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 title claims description 15
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 23
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 14
- RZVHIXYEVGDQDX-UHFFFAOYSA-N 9,10-anthraquinone Chemical group C1=CC=C2C(=O)C3=CC=CC=C3C(=O)C2=C1 RZVHIXYEVGDQDX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 11
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 description 1
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
1-1.防災システム1の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る防災システム1の構成の一例を示す図である。同図に例示する防災システム1は、火災感知機2と、火災受信機3と、スプリンクラヘッド4と、スプリンクラヘッド4を強制的に作動(散水)させるための無人航空機5(本発明に係る「移動ロボット」の一例)と、無人航空機5に対してスプリンクラヘッド4を強制的に作動させるよう指示するサーバ6とを備える。
火災感知機2は、建物内で発生した火災を感知するための火災感知手段である。具体的には、煙感知器、熱感知器、炎感知器等の感知器である。火災感知機2は、建物の各所に設置され、火災を感知すると、自己のアドレスを含む火災感知信号を、図示せぬ信号線を介して火災受信機3に送信する。
火災受信機3は、建物内の防災センタ等に設置され、火災感知機2から送信される火災感知信号に基づいて火災の発生を判定する。火災が発生したと判定すると、火災の発生を通知する火災確定信号を、無線LAN等の通信回線7を介してサーバ6に送信する。この火災確定信号には、火災の発生場所情報が含まれる。
スプリンクラヘッド4は、閉鎖型スプリンクラヘッドであり、建物の各所に設置される。スプリンクラヘッド4の周囲の温度が火災の熱により上昇すると、当該ヘッド内部の感熱体が変形し、当該ヘッドの放水を阻止している栓が外れて、放水口から加圧された水が流出する。流出した水は、デフレクタに当たって散水される。
無人航空機5は、航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機又は飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるものである。本実施形態に係る無人航空機5は、その一例として、回転翼航空機(より具体的には、クアッドコプタ)である。無人航空機5は、主たる構成として、機体本体501と、機体本体501に取り付けられて、後述する駆動部510により回転駆動される4枚のプロペラ502と、機体本体501から延びるように設けられて、機体本体501から水平方向に離れた位置において熱源504を支持するための棒状の支持部材503とを備える。支持部材503の取り付け位置は、機体本体501の下部に限られず上部であってもよい。支持部材503の長さは、熱源504がスプリンクラヘッド4を加熱する際に、機体本体501が当該ヘッドの散水範囲に入らない程度の長さに設定される。支持部材503により支持される熱源504は、スプリンクラヘッド4を強制的に作動させるための制御手段である。具体的には、スプリンクラヘッド4を加熱するための電熱式又は燃焼式の点火装置である。
図3は、サーバ6の構成の一例を示すブロック図である。サーバ6は、制御部61と、記憶部62と、操作入力部63と、通信部64とを備える。
サーバ6により実行される飛行要求動作と、無人航空機5により実行される飛行動作について説明する。
図4は、飛行要求動作の一例を示すフロー図である。同図に例示する飛行要求動作は、火災受信機3から送信される火災確定信号がサーバ6により受信されて、サーバ6の制御部61が飛行要求プログラムを実行すると開始される。または、火災確定信号の受信後、操作入力部63を介して飛行要求を指示する操作が入力されて、サーバ6の制御部61が飛行要求プログラムを実行すると開始される。
以上が、飛行要求動作についての説明である。
図5は、飛行動作の一例を示すフロー図である。同図に例示する飛行動作は、サーバ6から送信された飛行要求が無人航空機5により受信されて、無人航空機5の制御部505が飛行プログラムを実行すると開始される。その際、無人航空機5により受信された飛行要求に含まれる飛行経路情報は、無人航空機5の記憶部506に記憶される。
以上が、飛行動作についての説明である。
上記の実施形態は、下記のように変形してもよい。なお、下記の2以上の変形例は互いに組み合わせてもよい。
図3に例示するサーバ6の構成は、火災受信機3が備えてもよい。すなわち、火災受信機3が、図4に例示する飛行要求動作を実行してもよい。
無人航空機5に、操縦用の送信機から発信される電波を受信可能な受信機を備えさせ、無人航空機5を手動により操縦可能としてもよい。その場合、上記の飛行動作の1以上のステップを手動操作により実行してもよい。なお、手動操縦するにあたり、FPV(First Person View)用のカメラを無人航空機5に備えさせ、一人称視点で操縦してもよい。
探索飛行の際、無人航空機5で行われる画像認識処理を、サーバ6側で行うようにしてもよい。その場合、無人航空機5は、撮影部508により継続的に撮影される画像をサーバ6に送信し、サーバ6は、送信されてくる画像に対して周知の画像認識技術を適用し、スプリンクラヘッド4の検出を試みる。そして、スプリンクラヘッド4を検出すると、検出した旨を無人航空機5に通知する。
図5に例示する飛行動作において、無人航空機5は、スプリンクラヘッド4の作動を確認してから、当該ヘッドに対する加熱を終了するようにしてもよい。その場合、無人航空機5は、自機の周囲を撮影するための撮影部をさらに備え、画像認識部5053は、スプリンクラヘッド4の加熱中、当該撮影部により継続的に撮影される画像に対して周知の画像認識技術を適用して、散水の検出を試みる。そして、散水を検出すると、飛行制御部5052は、無人航空機5を、次の制御対象のスプリンクラヘッド4の設置場所まで自動的に飛行させる。
無人航空機5の機体本体501を防水構造とし、熱源504を機体本体501の上部に取り付けるようにし、鉛直方向に支持部材503を伸ばして設けてもよいし、支持部材503の取り付けを省略しても良い。
無人航空機5は、熱源504に代えて、スプリンクラヘッド4に打撃を与えるための打撃手段(本発明に係る「制御手段」の一例)を備え、スプリンクラヘッド4を破壊又は変形させることで強制的に作動させるようにしてもよい。打撃手段は、熱源504と同様に、機体本体501から水平方向に離れた位置において支持部材503により支持され、スプリンクラヘッド4に対して横方向から打撃を与えることで当該ヘッドを破壊又は変形させる。打撃手段は、一例として、モータの回転によって往復角運動するてこクランク機構と、てこクランク機構の往復角運動に合わせてハンマーを揺動するハンマー揺動機構とにより構成される(例えば、特開2017-150883号公報参照)。
無人航空機5は、スプリンクラヘッド4を強制的に作動させるための移動ロボット(具体的には、遠隔操作又は自動操縦により移動させることができるロボット)の一例である。移動ロボットの移動手段はプロペラに限られず、車輪や無限軌道であってもよい。
無人航空機5が備える熱源504を各スプリンクラヘッド4に備えさせ、サーバ6からの作動指示に応じて強制的に作動可能なようにしてもよい。その場合、スプリンクラヘッド4は、当該ヘッドを加熱して強制的に作動させるための制御手段として熱源504を備え、さらに、サーバ6と通信回線7を介して通信を行うための通信インタフェースである通信部と、熱源504を制御して熱を発生させるための制御部とを備える。この制御部は、設定された避難経路上のスプリンクラヘッド4に対してサーバ6から送信される作動要求を受信すると、熱源504を制御して熱を発生させ、当該ヘッドを強制的に作動させる。なお、サーバ6から作動要求が送信される対象は、避難経路上のスプリンクラヘッド4に限られず、火災を感知した火災感知機2の近傍(例えば、火元に隣接する防火区画)に設置されたスプリンクラヘッド4としてもよい。また、スプリンクラヘッド4に備えさせる制御手段として、熱源504に代えて、変形例6に記載の打撃手段や、スプリンクラヘッド4が開放型の場合は、水供給用配管に設けられてスプリンクラヘッド4の放水口を開閉(放水を開始又は停止)するための電磁弁を採用してもよい。
上記電磁弁を採用した場合、スプリンクラヘッド4に無人航空機5が近づいたことを認識することで、電磁弁を開放してもよい。
Claims (3)
- 建物に設置されたスプリンクラヘッドを作動させるための制御手段と、
移動手段を備える本体と、
前記本体から延びるように設けられた支持部材であって、前記本体から水平方向に離れた位置において前記制御手段を支持するための支持部材と
を備え、
前記支持部材は、前記制御手段が前記スプリンクラヘッドを作動させる位置にある場合において、前記本体が前記スプリンクラヘッドの散水範囲に入らない長さを有する
移動ロボット。 - 前記制御手段は、前記スプリンクラヘッドを加熱するための熱源又は前記スプリンクラヘッドに打撃を与えるための打撃手段であることを特徴とする請求項1に記載の移動ロボット。
- 建物内で発生した火災を感知するための火災感知手段と、
前記火災感知手段が火災を感知した場合に、前記火災感知手段の設置位置から避難口に至る避難経路を設定する避難経路設定手段と、
前記設定された避難経路上に設置されたスプリンクラヘッドを作動させるための制御手段を備える移動ロボットと
を備える防災システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017241842A JP7060371B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 移動ロボット及び防災システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017241842A JP7060371B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 移動ロボット及び防災システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019107225A JP2019107225A (ja) | 2019-07-04 |
JP7060371B2 true JP7060371B2 (ja) | 2022-04-26 |
Family
ID=67178255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017241842A Active JP7060371B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 移動ロボット及び防災システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7060371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111437542B (zh) * | 2020-04-01 | 2021-11-09 | 广东中科瑞泰智能科技有限公司 | 一种灭火无人机的喷射增稳方法及装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522197Y2 (ja) * | 1986-06-03 | 1993-06-07 | ||
KR101827916B1 (ko) * | 2016-02-29 | 2018-02-12 | 대전과학기술대학교 산학협력단 | 소방시설 점검용 드론 시스템 |
-
2017
- 2017-12-18 JP JP2017241842A patent/JP7060371B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019107225A (ja) | 2019-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7185033B2 (ja) | 目標航空機の無力化のための密接に近接する対策手段 | |
US20230168675A1 (en) | System and method for interception and countering unmanned aerial vehicles (uavs) | |
CN110226141B (zh) | 用于无人驾驶飞行器的操作的安全系统 | |
JP6165804B2 (ja) | マルチモードの無人航空機 | |
US9783286B1 (en) | Method and an apparatus for controlling a UAV, and a UAV take-off system | |
CN106054903B (zh) | 一种多旋翼无人机自适应降落方法及系统 | |
US10059447B2 (en) | Method an apparatus for controlling unmanned aerial vehicle | |
CN106200681B (zh) | 可移动物体的起飞辅助的方法以及系统 | |
US20170233097A1 (en) | Unmanned aerial vehicle flying method and unmanned aerial vehicle flying system | |
EP3483066B1 (en) | Unmanned aerial vehicle (uav) landing systems and methods | |
WO2018214071A1 (zh) | 用于控制无人机的方法和装置及无人机系统 | |
WO2019041633A1 (zh) | 通信中继方法、中继飞行体、程序以及记录介质 | |
EP3844063B1 (en) | Safe unmanned aircraft | |
US20180111682A1 (en) | Non- motorized type flying unit for observation | |
WO2018069920A2 (en) | Method and system for capturing an intruder in-flight | |
US20160129363A1 (en) | Air delivered special effects | |
JP7060371B2 (ja) | 移動ロボット及び防災システム | |
KR20180081644A (ko) | 생체 모방 기법을 활용한 드론 회피 기동 방법 | |
TWI587899B (zh) | UAV system | |
JP6999353B2 (ja) | 無人航空機及び点検システム | |
JP2022165434A (ja) | 飛行体を用いた消火方法 | |
CN108275275A (zh) | 无人机投放机构、无人机和基于无人机的投递方法 | |
KR20190052849A (ko) | 차량의 드론 이착륙 제어 장치 및 그 방법 | |
JP7166587B2 (ja) | 監視システム | |
US9716862B1 (en) | System and methods for capturing situational awareness |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211012 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220414 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7060371 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |