JP7059184B2 - 顎置換のためのボアベクトル規定穴及び周囲プレートを備えた骨の補強のためのインプラント及びインプラントの製造方法 - Google Patents

顎置換のためのボアベクトル規定穴及び周囲プレートを備えた骨の補強のためのインプラント及びインプラントの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、骨の表面に置くために互いに対して傾いている骨支持表面又は骨形状適合セクションを有する、例えばヒト等の霊長類のような哺乳動物の骨に取り付けられるインプラント、及び、インプラントの製造方法に関する。
現状の技術水準では、特注プレートの形態である外傷及び再建手術のためのインプラントが知られている。特注プレートは、患者に合わせたコンピュータ断層撮影データ(CTデータ)により製造される。このようにして、当該プレートの設計は、患者の個別の解剖学的状態に適合させることができる。
このように、例えば、独国特許出願公開第10 2013 102 178号は、第1の脚部、第2の脚部及び接続領域を有するクリップの形態であるの胸骨接合システムを開示している。
独国特許出願公開第10 2008 051 532号は、骨の骨折片を骨の外側輪郭に固定するように機能するインプラントの術前適合方法を開示している。したがって、非屈曲状態のインプラントのデジタルモデルは、スクリーンに小さくなった骨折片を示すデジタル化X線とともに表示され、インプラントを表示された骨の外側輪郭に適合させるように仮想的に屈曲される。このようにして適合された仮想モデルは、インプラントを屈曲させるテンプレートとして機能する。
米国特許出願公開第2014/0128923号は、骨プレートにより骨を固定するための方法、デバイス及び装置を含むシステムを開示している。同様のインプラントが米国特許出願公開第2015/0209093号から知られている。
米国特許第4 364 382号は、スクリュなしで機能でき、屈曲して骨を貫通することによりその位置に固定され、そのようにして骨折箇所を治療する、骨折のための固定デバイスを開示している。
さらに独国実用新案第299 09 616号から、従来の穿孔デバイスの例が知られている。
そのようなインプラントは、プレートが骨表面に当接するプレート形状である。インプラントを骨に締結するために、外科的用途において、すなわち手術中に、その(空間的)位置及びその湾曲/幾何形状で個別に固定可能な複数の貫通ボアがプレートに設けられる。スクリュ穴の配置は、例えば、根又は神経のような個々の解剖学的構造に従って、又は、既存のもしくは意図されたインプラントに従って決定することができる。神経の損傷等の患者へのダメージを回避するために、これまではこのような個別の設計も現場で必要であった。
しかしながら、外科的使用中のスクリュの位置は、0°から最大15°の角度範囲内の空間平面内でのみ変化することができ、この空間平面は、プレート表面に対して垂直に広がっている。このようにして、インプラントを骨に固定するためのスクリュ位置の選択は極めて制限される。さらに、従来のインプラントは通常、ビーム形状を有し、これはインプラントがその断面に比べて大きい長さを有することを意味する。インプラントの幅/高さは同様に、スクリュの位置を制限する。また、そのような従来のインプラントは審美的な魅力がなく、特定の医学的欠点を示す。
さらに、このインプラントを骨に取り付けるためには、設計にしたがってボアを骨に導入するために、これまでは従来のプレートに含まれるプレート穴と位置合わせされたドリルガイドブッシュを有する穿孔テンプレートが必要であった。
プレートを骨表面に当接させることによって、骨に沿ったインプラントの準平行な又はほぼ平行な位置合わせが成される。インプラントはプレートの形態であるため、スクリュを導入するためのボア穴は、前面(骨支持表面に平行な面)にのみ形成することができる。このように、スクリュの位置決めは、スクリュを正面からのみ設けることができるという事実に制約されるが、これは、まさにこの前面からであるということを意味する。このことによって、一方では導入機能が制限され、他方では接続の質も制限される。
ここで、本発明の目的は、現状の技術水準から知られている欠点をなくすか又は少なくとも軽減することである。
本発明によれば、この目的は、元の形状で挿入されたインプラントのサブ領域において、2つの骨形状適合セクションが互いに位置合わせされ、それによって骨の周囲が、明確に3つの空間方向すべてにおいて、すなわち骨に対して且つ空間内で骨に当接しているインプラントの位置を(強制的に)固定することにより、一般的なデバイスにおいて達成される。
有利な実施形態は従属請求項において特許請求されており、以下で詳細に説明するものとする。
インプラントが、ボアを骨に導入するための穿孔テンプレートとして設けられる/使用することができるように位置合わせされたスクリュ穴を含む場合、有利である。このように、インプラントは同時に穿孔テンプレートとして機能するため、執刀医は別個の穿孔テンプレートを配置する必要がなくなる。これは、例えばスクリュを受容するように機能する骨におけるボアの実現をかなり容易にするのに役立つ。費やす時間がより短くして患者をより穏やかに治療することが可能になる。
スクリュ穴が、互いに対して又はインプラントの長手方向軸に対して、少なくとも斜めに/横方向に又はねじれて位置合わせされている場合、有利である。本明細書におけるスクリュ穴の斜めの位置合わせとは、1つの空間方向においてスクリュが互いに平行に配置されないことを意味し、ねじれとは、少なくとも2つの空間方向におけるスクリュ穴の平行ではない位置合わせを表す。したがって、インプラントを骨に固定するためのスクリュは、それぞれの患者に個別に適合させることができ、神経も歯/根も損傷しないように設けられ得る。
有利な実施形態では、スクリュ穴の内径が、例えば遊びがないか又は強制的に位置合わせされるように、ドリル及び/又は骨の意図された穴の外径に対して調節されることを提供する。このように、インプラントは同時に穿孔テンプレートとして機能する。
スクリュ穴の内径が、意図された骨の穴の約0.8、0.85又は0.9~0.99倍になる場合、有利である。この範囲内では、インプラント内に存在するスクリュ穴上の骨穴の特に正確な位置決めが可能である。
別の有利な実施形態では、スクリュ穴が、インプラントの支持構造の領域に配置されることを提供する。
したがって、スクリュ穴が、支持構造の表面に対して傾いているか/斜めになるように構成されている場合、有利である。したがって、それぞれの患者データに応じたスクリュの個々の位置決めが可能であり、同時に、スクリュ穴のフラックス(flux)最適化された位置決めが提供され得る。
さらに、インプラント自体が、ドリルブッシュ/ドリル治具ブッシュを含む穿孔テンプレートとして構成され、すなわち使用可能である場合、有利である。このことにより、別個の穿孔テンプレートの使用を省くことができ、これにより外科的介入の間、執刀医にとって骨穴の正しい位置決め及び穴あけが容易となる。
別の有利な実施形態では、支持構造が、インプラントが移植される人の目に見える形成外科的(plastic)変形をもたらす、例えば拡張部、隆起部及び/又は凹部による外側輪郭を含むことを提供する。このようにして、元々あった輪郭の形成外科的矯正、すなわち再建を、インプラントの設置と同時に行うことができる。
さらに、このようなインプラントの製造方法は本発明の一部である。
このようなインプラントの製造方法では、事前に取得した患者固有のデータに基づいて、インプラントを移植した後に、スクリュ装着穴が、骨に穴を導入するために使用することができるドリルのための強制ガイドとして使用されるように、スクリュ装着穴がインプラントベース部材に導入される場合有利である。
特に有用なのは、次のように構成された変形例である。
可能な変形例では、骨に取り付けられるために骨の外部構造に追従する少なくとも1つの固定部分を含む支持構造を備える、骨に取り付けるためのインプラントを提供する。
したがって、突起の形態等、支持構造の周囲の外側輪郭から突き出た隆起又は隆起部としてベースが形成される場合有利である。したがって、さらなる構成部品が、所定の位置において、迅速且つ永久的に当該ベースに、当該ベース内に、又は当該ベース上に固定されてもよい。
さらに、ベースが、支持構造の一体的な単一部品、好ましくは単一材料構成部品である場合有利である。支持構造及びベースの一体形成は、接合部、すなわち潜在的な弱点を回避するのに役立つ。これにより、特に安定したインプラントが得られる。
別の態様では、ベースが、補綴物又は中間部分を非確動的に(non-positively)、確動的に及び/又は接着して受容するように準備されることを提供する。これにより、補綴物又は中間部分の簡単な接続、すなわち取り付けが可能になる。
有利な実施形態は、その準備が、雌ねじもしくは雄ねじのようなねじ又は保持形状、すなわち確動的及び/又は非確動的固定を容易にするか又は可能にする輪郭であることを提供する。保持形状には、有利にはアンダーカットが組み込まれている。
さらに、保持形状がドーム状、ボール状又は球状遠位部を含む場合有利である。遠位部は、補綴物又は中間部分への簡単な取り付け又は簡単な接続を可能にする。
ベースがスナップフィット設計を有する場合さらに有利である。このようにして、補綴物又は中間部分をベースに容易にクリップ留めすることができ、任意のさらなる接続要素、例えば、スクリュを省くことができる。
別の有利な実施形態では、中間部分が歯科用インプラントとして設計され、好ましくはアバットメントを介在させた状態で人工歯もしくはクラウンを保持するか、又はアバットメントの形状を保持するために準備されるかもしくはアバットメントの形状をとることを提供する。
ベースが、支持構造の長手延在方向に対して横方向又は斜め方向に沿って延びることが有利である。これにより、ベースの傾斜が、ベースに固定される人工歯/クラウンの傾斜に対応できる。したがって、人工義歯を患者の個々の歯列構造に適合させること、ひいては、補綴物とインプラントとの組み合わせのフラックス最適化配置も可能である。
さらに、ポストのように設計された複数のベースが存在する場合有利である。このような構造は、補綴物の取り付け、すなわちインプラントへの接続を改善し、及び/又は、補綴物とインプラントとの間の接合部もしくは連結部の強度を高めるために、ベースに支持されたクロスビームの形態で、すべてのベースを相互接続する複数の人工歯及び/又はクラウン、又はビーム形状の中間部分が受容されることを可能にする。
別の可能な有利な実施形態では、支持構造の長手延在方向に対して横方向又は斜めに延びるベースの全長手方向軸を提供する。これにより、補綴物の最適な位置決めに個々に適合された各患者のベース各々を位置合わせすることが可能になる。
また、ベースの長手方向軸のすべてが正確に同じ空間方向を指す場合も有利である。このようにして、ベースは、例えば、補綴物の支持面を拡大し、及び/又は、補綴物の装着部の安定性を改善するために、クロスビームによってより容易に相互接続することができる。
本発明の別の可能な態様では、支持構造が、グリッド状であるか、又は1つもしくは複数のグリッド部分及び/又は穿孔されたランドを有することを提供する。一方では、材料、ひいてはコストも節減することができ、同時に、グリッド構造への骨及び/又は軟組織の成長を促進することができ、これにより、インプラントとインプラントの周囲の骨との間の三次安定性の形成により安定した接続がもたらされる。
本明細書において、支持構造、グリッド部分及び/又はランドは、ボアのような貫通穴の形態の1つの穿孔又は複数の穿孔を含むことが有利である。したがって、同時にグリッド構造を固定デバイスとして使用してもよく、その結果、別個に設けられた固定点/固定デバイスを省くことができる。
貫通穴は、骨にねじ込まれるスクリュを受容するように設計されることが有利である。したがって、ねじを受容するためのインプラントの別個の貫通穴の配置を省くことができる。
さらに、最小ねじ深さのような最小長さが観察されなくてもよいため、歯科用インプラントとその上に置かれる補綴物との間の非常に小さな高さが既に実現され得るように、テーパ領域を介して遠位部を切頭円筒部分から分離又は離間させることが有利である。
ベースが円筒形の外側輪郭又はフラックス最適化された外側輪郭を含む場合も有利である。これは、フラックス最適化されていないベースの設計によるインプラント材料の疲労症状を回避するのに役立つ。
有利な実施形態では、ベースが、好ましくは遠位側に少なくとも部分的に中空円筒形状を有することを提供する。この形状は、補綴物の接続の構成に対して最大の変化をもたらす。
1つ又は複数のベースは、有利には、骨材料を置換するように挿入及び/又は配置され、すなわち骨材料を置換するように配置され得る。このようにして、患者自身の又は外部由来の骨材料による複雑な骨の再建を回避することができる。
別の態様では、インプラントにおいて、複数の骨形状適合セクションが設けられ、特に、動物又は人体に挿入中又は挿入された状態で、骨の形状適合装着部が押し込まれるように幾何学的に構成及び位置合わせされることを提供する。これにより、多大な努力を要することなくインプラントを明確に配置でき、また別個の位置決め補助具を省くことができる。
骨形状適合セクションは、装着部により骨におけるインプラントの単一の安定した当接位置を強制するように幾何学的に構成及び位置合わせされる場合に有利である。このように、位置決めが容易になり、インプラントの誤った位置決めの危険性が顕著に低減されるか又はほぼ完全に回避される。
少なくとも3つの空間的に分離された骨形状適合セクションが存在するインプラントが有利であると判明している。複数の空間的に分離された骨形状適合セクションは、インプラントの当接及び位置決め精度を向上させるのに役立つ。
各骨形状適合セクションは、互いに当接するように異なる骨部分において異なる空間方向で準備される場合さらに有利である。このように、インプラントの当接及び位置決め精度はさらに向上し、インプラントの位置安定性が向上する。これは、インプラントの位置のずれが主に防止されることを意味する。
さらに、骨部分が取り囲まれ得るような骨形状適合セクションの準備が有利である。骨部分を取り囲むことにより、インプラントがずれるリスクをさらに低減するのに役立つ。
1つの有利な実施形態では、骨形状適合セクションが、支持構造により、又はそれとは別個の、好ましくは一体的な単一部品及び/又は単一材料からなる構成部品により形成されることを提供する。骨形状適合セクション及び支持構造の単一部品設計は、部品数の低減及び材料コストの削減に役立つ。さらに、単一部品設計は、支持構造及び/又は別個の構成部品の位置決め精度を向上させるのにも役立つ。
ロッドのような強固な構成部品としての及び/又は個々の骨による骨形状適合セクション及び/又は支持構造の患者固有仕立ての設計、ならびに骨に近接もしくは隣接する当該外側輪郭に関するCAD/CAMの使用が有利であると判明している。このようにして、各患者のニーズに個々に適合したインプラントが製造できる。
骨形状適合セクションにおいて、少なくとも1つのスクリュ装着穴又は複数のスクリュ装着穴が存在することがさらに有利である。このように、骨形状適合セクションは、穿孔テンプレートとして、またインプラントを骨に固定する固定デバイスとして同時に機能する。
別の有利な実施形態では、骨形状適合セクション及び/又は支持構造が、骨形状適合セクションを支持構造に固定するように1つ又は複数の結合領域を含むことを示す。
さらに、複数のグリッド締結点の存在が有利であると判明している。このように、インプラントの骨への固定は、患者に個々に適合でき、固定の間、神経経路ならびに存在し得る歯を避けることができる。
補綴物を受容する1つ又は複数のベースが空間的距離を置いて存在する状態で、固定領域が、骨にねじ込まれる1つ又は複数のスクリュを受容するための支持構造に予め規定され、幾何学的に準備されるインプラントがさらに有利である。このように、支持構造は穿孔テンプレート及び位置決めテンプレートの両方として機能する。加えて、補綴物の取り付け(第2のねじ込み軸)からインプラントの骨への取り付け(第1のねじ込み軸)の空間的分離によって、1箇所での過度の機械的応力によるインプラント材料の早期の疲労症状を防止する。
本明細書では、挿入される又は挿入されているスクリュの長手方向軸は、ベースの長手方向軸に対して、特にベースのねじ込み軸に対して横方向に、斜めに、又はねじれて位置合わせされる場合に有利である。このようにして、挿入される又は挿入されているスクリュの方向は、神経経路又は歯などの存在し得る影響因子に従ってフラックス最適化して設定でき、さらに、前述のインプラントの局所的な機械的過荷重を回避できる。
別の有利な実施形態では、固定領域が、スクリュの長さ超及び/又は固定領域の厚みの1.2、2又は3倍超ベースから離れている、もしくは、スクリュの長さの500倍未満及び/又は固定領域の厚みの400倍未満ベースから離れていることを提供する。このように、インプラントの所望の強度が確保でき、早期の疲労症状を回避できる。
係止又は非係止原理に従って補綴物又は中間部分の接続が可能になるようにベースが構成される場合に有利であると判明している。
さらに、インプラント、例えば、支持構造及び/又はベース、もしくはベースのいずれか1つが、医学的薬物又は薬理学的薬物のリザーバの形態である場合に有利である。このように、例えば薬物、特にかなり長期にわたって投与/服用されなければならない薬物を、薬物放出カプセルなどの薬物放出システムの形態でそこに配置し、このような方法で薬物を投与することが可能である。このことは、特に医学的薬物又は薬理学的薬物を永続的に服用しなければならない患者にとっては、そのような摂取を忘れることがなく、また過剰摂取を回避できるため、有利である。
さらなる利点は、咀嚼エネルギーを変換するための、好ましくはアキュムレータを充電するためのインプラントを準備することによって構成される。このように生成されたエネルギーを使用して、例えば、体内に存在するより小型のアキュムレータにエネルギーを供給することができる。
別の有利な実施形態では、下顎又は上顎インプラントなどの顎インプラントの形態であるインプラントを提供する。このようなインプラントは、部分的にしか歯がない顎ならびに歯がない顎に適用できる。
さらに、支持構造が、材料及び幾何形状に関して補綴物の入れ子式配置を可能にするように設計/準備される場合に有利である。このように、例えば、顎の部分の切除を含む腫瘍手術後などの主要骨の欠損の状態も治療できる。
支持構造及び/又はベースは、例えば骨形成タンパク質(BMP)を使用して、骨の成長を促し、免疫系を強化し、抗生作用を引き起こし、及び/又はリザーバ機能を呈するコーティングを備える場合さらに有利である。
加えて、1つの構成部品又は全ての構成部品がチタン、チタン合金又はTi-Al合金から製造される場合に有利である。チタン及びチタン合金は、高い生体適合性及び高い慣性を有するため、インプラントに適した材料を構成する。
別の有利な実施形態では、支持構造及び/又はベース上に存在する位置決め補助具を提供する。当該位置決め補助具は、正確な位置決めを確認する際のインプラントの挿入の間、及びインプラントがずれたかどうかを確認する際のその後の経過観察の間、執刀医を補助する。
本明細書中、位置決め補助具は、レーザマーカなどのマーカ、及び/又は、隆起部、例えばビーズである場合に有利である。隆起部は、特にX線によって後に確認するには有利であり、これはこのような画像からは当該隆起が明らかなためである。
切除、位置決め及び/又は穿孔テンプレートとしての支持構造の設計が有利である。当該機能をインプラントに、すなわち支持構造に組み込むことにより、通常そのようなテンプレートとして機能する追加の手段を省くことができる。
1つ又は複数の結合領域が、例えば、好ましくはスクリュを受容するボアの形態で、結合領域を部分的に又は完全に貫通する穴を含む場合さらに有利である。
さらに、例えば、MRT又はCTを使用してそれぞれの外側輪郭を含む骨及び/又は軟組織構成等を含む個々の患者データを取り込む工程と、例えばCAD/CAM技術により、好ましくは、レーザ焼結を利用して個々の患者データに基づいて支持構造及び/又はベースを作成する工程と、を備えるインプラントの製造方法が有利である。
さらに、上述のように製造したインプラントを動物又は人体に移植する方法が記載される。
換言すれば、本発明は、インプラントであって、少なくとも2つの骨形状適合セクションにより骨に明確に配置され得、そのスクリュ穴が穴を骨に導入するために使用されるドリルのための強制ガイドとして機能するように構成され、これはスクリュ穴を有するインプラントが穿孔テンプレートとして同時に機能することを意味する、インプラントが利用可能となることにある。さらに、本発明は当該インプラントの製造方法を含む。
以下、本発明は、さまざまな変形形態を示す図面により詳細に示される。
第1実施形態における顎骨のインプラントの側面図を示す。 図1の顎骨に取り付けられたインプラントの底面図を示す。 顎骨に取り付けられたインプラントの第2実施形態の正面図を示す。 図2のインプラントの側面図を示す。 顎骨に取り付けられたインプラントの第3実施形態の上面図を示す。 図3のインプラントの側面図を示す。 図3及び図4のインプラントの正面図を示す。 顎骨に取り付けられたインプラントの第4実施形態の上面図を示す。 図8のインプラントの正面図を示す。 図8及び図9のインプラントの側面図を示す。
図面は概略的なものにすぎず、本発明の理解のためにのみ役立つ。同じ要素には同じ参照番号が付されている。個々の実施形態の特徴は、同様に他の実施形態で実現されてもよい。したがって、それらは置き替え可能である。
図1は、第1実施形態のインプラント1の側面図を示す。本実施形態のインプラント1は、下顎の骨2に当接する下顎インプラントとして機能する。インプラント1は、骨輪郭セクション4ならびに骨支持表面/骨形状適合セクション3を有する。骨形状適合セクション3は、骨2を取り囲むように機能するため、インプラント1の位置が確実に固定される(図2も参照)。
図1に示される骨輪郭セクション4及び骨形状適合セクション3は、共にインプラント1の支持構造5を形成し、骨形状適合セクション3は骨輪郭セクション4よりも強固である。本実施形態の骨輪郭セクション4はグリッド状であり、互いに接続され且つランド7を介して骨形状適合セクション3に接続される環状セクション6を有する。環状セクション6は、スクリュ装着穴8として機能する。
骨形状適合セクション3は、異なる内径を有する複数のスクリュ装着穴8を備える。近位の骨形状適合セクション3(この図の左)ならびに中間骨輪郭セクション4において、インプラント1を骨2に固定するように機能するスクリュ9が例示されている。当該スクリュ9は例えば、骨接合スクリュであってよい。
図2は、第1実施形態のインプラント1の底面図を示す。骨形状適合セクション3は、例えば、骨2の全面を取り囲むのに対し、骨輪郭部分4は骨2の表面に当接し、骨の輪郭にある程度追従することが特にこの図から明らかである。骨形状適合セクション3が骨2を取り囲むことにより、骨2におけるインプラントの位置は明確に固定されるのに対し、骨輪郭セクション4のみを有する従来のインプラントが適用される場合、当該インプラントは骨に対して明確且つ永久的には位置決めできない。
この図から、異なる内径を備えるスクリュ穴8も同様にはっきりと分かる。もちろん、等しい内径とすることも可能である。本明細書では、各スクリュ穴8はスクリュ9を受容するために準備されている(図1参照)が、インプラント1を骨2に固定するために選択された穴のみが使用されることに留意されたい。
図3は、第2実施形態のインプラント1の正面図を示す。本実施形態では、インプラント1は、片側(この図の右側)及び顎領域において下顎の骨2を包囲する/取り囲む。本実施形態では、支持構造5は、主に環状部分6及びランド7からなるグリッド状である。このようなグリッド状の支持構造5によって既に十分な安定性が得られるため、材料を節減するための凹部10を設けることができる。
骨インプラント1の当該第2実施形態は、骨の外側輪郭に追従する骨輪郭セクション4と、骨形状適合セクション3(図4参照)の設計をはっきりと示しており、骨形状適合セクション3は、骨2の複数の領域に当接する。これは、骨形状適合セクション3が、互いに平行に並んでいない少なくとも2つの相互接続された骨輪郭セクション4からほぼなることを意味する。好ましくは、当該骨輪郭セクション4は、単一部品且つ単一材料で形成される。
図4は、図3に示す第2実施形態のインプラント1の、横側からの、すなわち図示右側からの側面図を示す。この図では、骨2の後部領域にある骨形状適合セクション3がはっきりと明らかになっている(図4の右側)。インプラント1の本実施形態は、スクリュ装着穴8として機能し、スクリュ9を受容するために準備される環状部分6を同様に含む。
インプラント1の本実施形態では、スクリュ装着穴が互いに対して斜めに又はねじれて位置決めされ、すなわち、ドリルのために穴を骨2に導入するための様々な方向を強制的に予め規定することが明らかである。さらに、本実施形態では、異なる内径を有するスクリュ装着穴8が同様に設けられている。
図5は、第3実施形態のインプラント1の上面図を示す。第3実施形態は、前述の第2実施形態(図6及び図7も参照)のインプラント1に似ているが、骨2の後部領域における骨形状適合セクション3に加えて、骨2の側部領域にも骨形状適合セクション3を含む。
第3実施形態では、インプラント1は、例えば、顎骨の欠損を架橋し、またまだ存在している顎骨2を安定させるように機能する。さらに、骨欠損の領域では、インプラント1は欠損を補うように外部由来の骨セグメント又は人工骨(いずれも不図示)を導入するための基盤として機能する。
図6は、図5に基づいたインプラント1の右側からの側面図を示す。支持構造5は、グリッド状構造を有する骨輪郭セクション4の領域よりも骨形状適合セクション3の領域においてより強固になるように構成されていることが明らかである。
図7は、第3実施形態のインプラント1の正面図を示す。この図から、ちょうど図5にあるように、インプラント1は、骨欠損の領域に個々に形成された輪郭を有することが明らかである。当該輪郭を設計する際には、インプラント1は、正確且つ厳密に元の顎骨輪郭に対応するように後に挿入される外部由来の骨(不図示)を配置できるように、モデルの損傷のない顎骨2によって設計される。これにより、欠損に導入される骨置換により生じる外部からの輪郭の形成外科的変形が防止され、さらに、そこに適用され得る歯科補綴物が既存の歯列構造に対応して位置合わせされ得る。
したがって、歯科補綴物に必要なインプラントのフラックス最適化位置合わせ又は位置決めが可能であり、これによって、そのような歯科インプラントならびに本発明によるインプラントの負荷を最小限に抑えることができる。このようにして、インプラント材料の疲労症状は滅多に生じず又は少なくとも遅く生じ、インプラントが緩むリスクを大幅に低減することができる。
図8は、第4実施形態のインプラント1の上面図を示す。本実施形態では、骨2の欠損領域には、骨形状適合セクション3は設けられず、単に、後に導入される外部由来の骨を、その輪郭によって正確に位置決めする骨輪郭セクション4が設けられている。顎の領域及び骨2の後部領域(図10参照)には、骨形状適合セクション3が設けられている。
骨輪郭セクション4は、グリッド状であり、それぞれが交互となるような環状部分6とランド7との直線的配置からなる。
図9は、第4実施形態のインプラント1の正面図を示す。この場合、顎領域における骨形状適合セクション3のより強固な構成がはっきりと見える。当該骨形状適合セクション3には、スクリュ9を受容するように機能する複数のスクリュ装着穴8が設けられている。スクリュ装着穴8の位置合わせを介して、骨2に導入される穴のボアベクトル、ひいては骨2におけるスクリュ9の位置が規定され及び/又は強制的に予め規定される。
図10は、第4実施形態のインプラント1の側面図を示す。この図により、骨2の後部領域における骨形状適合セクション3も、2つの骨形状適合セクション3を相互接続する骨輪郭セクション4よりも強固であるように設計されることが明らかになっている。
本実施形態におけるインプラント1は、スクリュ装着穴8の番号印字11ならびに骨輪郭セクション4の左右端のそれぞれに設けられた2つのマーカ12を有する。
すべてのスクリュ装着穴8がスクリュ9によってインプラント1を骨2に固定するために使用されるわけではないため、スクリュ装着穴8の番号印字11は執刀医のための位置付けガイドとして機能する。番号印字11は、外科的介入の間どのスクリュ装着穴8にスクリュ9がセットされるかを再現する際に執刀医を補助し、必要なスクリュ9をすべてセットしたかどうかを執刀医が確認することができる。
マーカ12は、プローブ(不図示)によって検出することができるレーザマーカ13及び/又は隆起部14である。マーカは、CTデータ収集及び/又はX線写真によって検出可能であるようなものであってもよい。このようなマーカ12は、一方では、インプラント1の正しい位置決めを確認する際に、執刀医を補助する。他方、当該マーカ12は、骨2を(例えば、腫瘍組織の存在のために)切除しなければならない領域をマークするために使用してもよく、すなわち外科的介入の間、執刀医がプローブを使用してスキャンしてもよく、及び/又は、光学的/触覚的に検出してもよい確認マーカ15として機能するため、執刀医が除去すべき骨領域を完全に切除したかどうかを確認してもよい。
1 インプラント
2 骨
3 骨形状適合セクション
4 骨輪郭セクション
5 支持構造
6 環状部分
7 ランド
8 スクリュ装着穴
9 スクリュ
10 凹部
11 番号印字
12 マーカ
13 レーザマーカ
14 隆起部
15 確認マーカ

Claims (9)

  1. 骨(2)の表面に置かれるように互いに対して傾いている骨形状適合セクション(3)を有する、骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)であって、
    2つの骨形状適合セクション(3)が、元の形状で挿入される前記インプラント(1)のサブ領域において互いに対して位置合わせされ、それにより、前記骨(2)を取り囲むことにより3つの空間方向すべてにおいて前記骨に当接する前記インプラント(1)の位置を確実に固定し、
    前記インプラント(1)は、ボアを前記骨(2)に導入するための穿孔テンプレートとして使用することができるように位置合わせされたスクリュ装着穴(8)を含み、
    前記インプラント(1)は、術後も前記骨(2)に取り付けられたまま使用され、
    前記骨(2)は、顎骨であることを特徴とする、インプラント(1)。
  2. 前記スクリュ装着穴(8)が、互いに対して少なくとも斜めに又はねじれて位置合わせされていることを特徴とする、請求項1に記載の骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)。
  3. 前記スクリュ装着穴(8)のうちの1つの内径が、ドリル及び/又は前記骨(2)の意図された穴の外径に対して調節されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)。
  4. 前記スクリュ装着穴(8)の内径が、前記意図された骨の穴の約0.8、0.85又は0.9~0.99倍になることを特徴とする、請求項3に記載の骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)。
  5. 前記スクリュ装着穴(8)は、前記インプラント(1)の支持構造(5)の領域に配置されることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)。
  6. 前記スクリュ装着穴(8)が、前記支持構造(5)の表面に対して傾く、及び/又は、斜めになるように形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)。
  7. 前記インプラント(1)は、ドリルガイドブッシュを備える穿孔テンプレートの形態であることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の骨(2)に取り付けるためのインプラント(1)。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載のインプラント(1)の製造方法であって、
    - MRT及び/又はCTによって患者固有の骨構造を取り込む工程と、
    - 前記固有の骨構造のCADモデルを生成する工程と、
    - 前記患者固有の骨構造の前記CADモデルに基づいて個々に成形されるインプラントのCADモデルを生成する工程と、
    - 前記CADモデルに基づいて前記個々に成形されるインプラントを製造する工程と、
    を含む、方法。
  9. 事前に取得した患者固有のデータに基づいて、前記インプラント(1)を移植した後に、前記スクリュ装着穴(8)が、前記骨(2)に穴を導入するために使用することができるドリルのための強制ガイドとして使用できるように、前記スクリュ装着穴(8)が導入されることを特徴とする、請求項8に記載のインプラント(1)の製造方法。
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