JP7057799B2 - ペット用ケージ - Google Patents

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Description

本発明は、犬や猫等のペットの飼育に用いられるペット用ケージに関する。
なお、本明細書において、ペット用ケージとは、天面にパネルを有していないサークルタイプのもの及び天面にパネルを有しているケージタイプのものの両方を含む。
小型犬、猫等のペットを室内で飼育するためのペットサークルやケージは、頻繁に内部(特に底面)を清掃したり、トイレシーツ等の消耗品類を交換したり、餌を補充したりする必要があることから、正面を大きく開放できるのが好ましい。
このような要請に応えるものとして、例えば特許文献1に開示された「ペット用ケージ」がある。
この「ペット用ケージ」は、「線材からなる正面パネル、左右の側面パネル及び背面パネルによって周面が矩形状に形成され、これらの上端に線材からなる上面パネルが設置されてなるペット用ケージであって、前記正面パネルは、扉を有し、かつ上辺側が回動可能に取り付けられて、下端側を上方に跳ね上げて開放でき、開放した状態で前記上面パネルの下方または上方に収納可能になっていることを特徴とする」ものである(請求項1参照)。
特開2018-113881号公報
特許文献1のペット用ケージは、日常的な正面パネルに設けられた扉で行い、大がかりな掃除やベッド等の大きな物の出し入れの際には正面パネルの跳ね上げによる開放を行うことができ、日常的な開閉に便利であり、かつケージ内の掃除も簡単にできるという優れた効果を奏するものであり、機能的には優れたものである。
しかし、正面パネルを跳ね上げて開放し、開放した正面パネルを上面パネルの下方または上方に収納するようにしており、構造が複雑になり、コストが高くなるという課題が残されていた。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、特許文献1と同様に、大がかりな掃除やベッド等の大きな物の出し入れの際には正面パネルの跳ね上げによる開放を行うことができ、日常的な開閉に便利であり、かつケージ内の掃除も簡単にできると共にコスト低減が可能なペット用ケージを提供することを目的としている。
(1)本発明に係るペット用ケージは、線材からなる左右の側面パネルと、線材からなる背面パネルと、正面開口の上辺左右に亘るように架設された正面上辺部材と、該正面上辺部材に上辺が回動可能に取り付けられた線材からなる正面パネルとを有し、これらの各パネルによって周面が矩形状に形成されたものであって、
前記正面パネルは、該正面パネルの上辺を前記正面上辺部材に対して回動可能に連結する連結具を介して前記正面上辺部材に取り付けられており、下辺側を上方に跳ね上げて略270度回転させて開放でき、内側を上面として天面に支持可能に構成されていることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記正面上辺部材は、正面開口の上辺左右に亘る架設部材と、該架設部材に幅方向所定間隔で取り付けられた支持部材と、該支持部材に支持されて前記架設部材と平行に延出する線材からなる線状部材とを有してなり、
正面パネルは、上辺に開放時の回動軸となる線状軸部材を有してなり、
前記連結具は、左右に所定間隔を離して少なくとも2個設けられており、各連結具は、前記正面上辺部材における線状部材が回動軸として挿通される第1回動軸孔と、前記正面パネルの線状軸部材が回動自在に挿通される前記第1回動軸孔に平行な第2回動軸孔を有し、かつ前記正面パネルが閉止した状態から開放する過程において、前記正面上辺部材に当接して該正面上辺部材に対する回動を所定の角度で規制する回動規制部とを有していることを特徴とするものである。
(3)また、上記(2)に記載のものにおいて、前記回動規制部によって前記連結具の回動が規制されるときの前記正面上辺部材に対する前記連結具の回動角度をαmax、前記連結具に対する前記正面パネルの開放方向の最大回動角度をβmaxとすると、αmax+βmax≧270°で、かつ75°≦αmax≦135°に設定されていることを特徴とするものである。
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、天面にパネルを有していないサークルタイプであり、前記前面パネルを天面で支持する支持部が設けられていることを特徴とするものである。
(5)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、天面に上面パネルを有し、前記前面パネルは開放状態で前記上面パネルに支持されることを特徴とするものである。
本発明に係るペット用ケージは、正面パネルが、該正面パネルの上辺を正面上辺部材に対して回動可能に連結する連結具を介して正面上辺部材に取り付けられており、下辺側を上方に跳ね上げて略270度回転させて開放でき、内側を上面として天面に支持可能に構成されているので、簡単な操作で正面パネルの開放操作ができ、構造も簡単なので、コストを低減することもできる。
本発明の一実施の形態に係るペット用ケージの斜視図である。 図1の正面パネルと連結具を分解した状態の分解斜視図である。 正面パネルの閉止状態(実線)と開放途中の状態(二点鎖線)とにおけるα°とβ°の関係を模式的に示した図である。 図1のペット用ケージの断面図である。 図1のペット用ケージの動作説明図であって、正面パネルを開放している途中の状態を示す図である。 図5のペット用ケージの断面図である。 図1のペット用ケージの動作説明図であって、正面パネルを全開した状態を示す図である。 図7のペット用ケージの断面図である。 連結具の回動角度が規制されない場合に生ずる問題を説明する説明図であって、図9(a)は平面視した図で、図9(b)は連結具を側面視した図である。 本発明の一実施の形態に係るペット用ケージの他の態様の斜視図である。 図10に示したペット用ケージの動作説明図であって、正面パネルを開放している途中の状態を示す図である。 図10のペット用ケージの動作説明図であって、正面パネルを全開した状態を示す図である。
本実施の形態に係るペット用ケージ1は、図1、図2に示すように、底枠3上に設置された線材からなる左右の側面パネル5及び背面パネル7と、正面開口部に設けられた正面枠部材9と、正面枠部材9における上辺を構成する正面上辺部材11に上辺が連結具13を介して回動可能に取り付けられた線材からなる正面パネル15とを有し、これらの各パネルによって周面が矩形状に形成されたものである。
また、側面パネル5、背面パネル7及び正面枠部材9の上端のコーナー部には、隣り合うパネル又は部材を連結するコーナー連結部材17が設けられている。
なお、線材は金属製のものに限定されず、各種の材料を用いることができる。
以下、各構成を詳細に説明する。
<底枠>
底枠3は、前辺側が開口した平面視でコ字形状の樹脂製の部材で形成されている。
底枠3の内周面には、段部3aが設けられ、この段部にはトレー19のフランジ部19aが載置される。
<側面パネル>
側面パネル5は左右に配置されるが、左右のものは同じ形状である。左右の側面パネル5を同形状とすることで、組立時において左右の取り違えの問題が発生することがなく、コスト低減の効果もある。
側面パネル5は、図1、図2に示すように、矩形状をしており、留め具21によって正面枠部材9と連結されている。
各側面パネル5の上端辺には、正面パネル15を天面に支持するための支持部23が設けられている。
<背面パネル>
背面パネル7は、図1に示すように、矩形状であり、ペット用ケージ1の組立状態で、左右の側面パネル5に留め具21(図1参照)によって連結される。
<正面枠部材>
正面枠部材9は、正面開口部の周縁を囲むように設けられた枠部材であって、正面開口部の上部において左右両端に亘るように設けられた正面上辺部材11、左右の側辺に設けられた正面側辺部材25、正面下辺部材27によって構成されている。
そして、正面上辺部材11は、両端が正面側辺部材25に支持された軸直交断面が矩形状の管材からなる架設部材29と、架設部材29に幅方向所定間隔で取り付けられた略Z形状の線材からなるZ形支持部材31と、Z形支持部材31に支持されて架設部材29と平行に延出する線材からなる3本の線状部材33(下線状部材33a、中線状部材33b、上線状部材33c)とを有している。
左右の正面側辺部材25は線材によって構成されており、留め具21によって左右の側面パネル5と連結されている。
正面下辺部材27は、軸直交断面が矩形状の管材及び線材によって構成されている。
<正面パネル>
正面パネル15は、図1、図2に示すように、矩形状で正面開口部を塞ぐように構成されており、図中左側がスライド扉35になっており、スライド扉35の開放状態では、正面パネル15のほぼ半分の面積が開放できるようになっている。
また、正面パネル15の上辺には、前方側に突出するように設けられ、正面パネル15の回動軸となる線状軸部材37を有している。そして、正面パネル15は、線状軸部材37を正面上辺部材11に対して回動可能に連結する連結具13を介して正面上辺部材11に取り付けられており、下辺側を上方に跳ね上げて略270度回転させて開放でき、内側を上面として支持部23に支持されるように構成されている。
正面パネル15は閉止状態では、閉止状態を維持する必要がある。そのため、正面枠部材9には、正面パネル15の4隅を固定するための固定具39が設けられている。
なお、正面パネル15が自然に開放しないようにするためであれば、正面パネル15の閉止状態で下部の左右2か所を固定すればよい。しかし、本実施の形態で正面パネル15の閉止状態で上部の左右2か所も固定しているのは、犬が顔(頭)で正面パネル15を内側から押した際に線材が撓むのを防止して、犬の頭が正面パネル15と右側又は左側の正面側辺部材25との隙間に挟まれるのを防止している。
<連結具>
連結具13は、正面パネル15を正面上辺部材11に回動可能に連結するものであり、正面パネル15の閉止状態において、正面上辺部材11における上線状部材33cが回動軸として挿通される第1回動軸孔13aと、正面パネル15の線状軸部材37が回動自在に挿通される第1回動軸孔13aに平行な第2回動軸孔13bと、正面パネル15の回動途中で正面上辺部材11におけるZ形支持部材31に当接して、自身の回動を所定の角度に規制する回動規制部13cとを有している。
そして、連結具13の正面上辺部材11に対する回動角度をα、回動規制部13cによって連結具13が回動を規制されるときの連結具13の回動角度、すなわち連結具13の最大回動角度をαmax、連結具13に対する正面パネル15の開放方向の回動角度をβ、連結具13に対する正面パネル15の開放方向の最大回動角度をβmaxとすると、αmax+βmax≧270°で、かつ75°≦αmax≦135°とするのが好ましい。なお、本実施の形態では、αmax=約90°に設定されている。
図3は、正面パネル15の閉止状態(実線)と開放途中の状態(二点鎖線)とにおけるαとβの関係を模式的に示したものであり、図3に示す状態は、α=αmax=約90°で、β=約30°である。この状態では、正面パネル15は、α+β=120°開いた状態になっている。本実施の形態では、図3の状態から正面パネル15をさらに跳ね上げると、連結具13は回動することなく、正面パネル15が連結具13に対して回動し、天面に載置される状態になる。
上記のように構成された本実施の形態のペット用ケージ1における正面パネル15の開放時の回動動作について説明する。
閉止状態では、図4に示すように、連結具13の第1回動軸孔13aに正面上辺部材11の上線状部材33cが挿通され、連結具13の第2回動軸孔13bに正面パネル15の線状軸部材37が挿通され、正面パネル15は連結具13を介して正面上辺部材11に吊り下げ支持された状態になっている。
ケージ内に大きなベッドを入れていたような場合においてベッドの出し入れや、ケージ内を全体的に掃除するような場合には、正面パネル15を開放することになるが、この場合には、正面パネル15の正面枠部材9に対する固定状態を解除する。そして、正面パネル15の下辺側を跳ね上げることで、図5に示すように、正面パネル15を閉止状態から開放方向に回動させる。正面パネル15は、連結具13を介して正面上辺部材11の上線状部材33cに支持されているので、正面パネル15の回動角度、すなわち正面上辺部材11に対する回動角度は、連結具13の正面上辺部材11に対する回動角度α°と、正面パネル15の連結具13に対する回動角度β°の合計(α°+β°)となる。
図5、図6に示す状態は、連結具13の姿勢が図1、図4の状態と変化していないことから連結具13は回動することなく、正面パネル15が連結具13に対して約120°(β=120°)回動した状態を示している。
この状態から、さらに正面パネル15を跳ね上げると、正面パネル15が連結具13に対して回動すると共に連結具13が正面上辺部材11に対して回動する。そして、図7、図8に示す状態は、正面パネル15を正面上辺部材11に対して270°回動させて天面の支持部23に載置した状態である。このとき、図8に示されるように、連結具13は正面上辺部材11に対して約90°回動した状態になっている。連結具13は正面上辺部材11の上線状部材33cに回動可能に取り付けられているが、回動途中(本実施の形態では90°回動した状態)で、図8に示すように、連結具13の回動規制部13cがZ形支持部材31に当接して、それ以上回動できないようになる。つまり、本実施の形態では、連結具13の正面上辺部材11に対する最大回動角度αmaxは90°に規制されている。
このように、連結具13の正面枠部材9に対する回動角度を所定の角度に規制した理由は以下の通りである。
正面パネル15の連結具13に対する回動角度は何ら規制されていないので、正面パネル15の連結具13に対する回動角度βは0°~270°の範囲となる。一方、連結具13の正面上辺部材11に対する回動角度αも何ら規制がないとすれば0°~270°の範囲となる。この場合、連結具13は図中左側と右側にそれぞれ取り付けられているため(図1参照)、連結具13の正面上辺部材11に対する回動角度に規制がない場合、正面パネル15を天面に載置した状態、すなわち全開した状態において、左右の連結具13の回動状態に大きな差異が生じ得る。そのため、正面パネル15を天面に載置した状態で、正面パネル15がずれた状態で載置されることになる。この点について、図9に基づいて説明する。
図9(a)は、天面に載置した状態の正面パネル15を平面視したものであり、実線は、正しい位置に載置された天面パネル15、二点鎖線は、ずれた状態で載置された場合の天面パネル15及び連結具13を示している。なお、正しい状態の連結具は図示を省略している。
例えば、図9中左側の連結具13の回動角度αが約250°で、図中右側の連結具の回動角度が160°になっている。この場合、正面パネル15は、左右において前後方向の位置がずれる。すなわち、連結具の回動角度の大きい左側が奥に、連結具の回動角度の小さい右側が手前にあり、平面視したときに、図9(a)の二点鎖線に示すようにずれた状態となる。
これに対して、回動規制部13cによって連結具13の回動が規制されると、連結具13は規制された角度以上は回動しないので、その後は、正面パネル15が連結具13に対して回動して、最終的には天面に載置される。そのため、左右の連結具13の回動角度に大きな差が生ずることがなく、図9に示す状態にはならない。
そして、連結具13の正面上辺部材11に対する最大の回動角度αmaxの最適な値は、左右の連結具13の距離や、正面パネル15の大きさによって多少の変化はあるが、一般的なペットケージであれば、αmax≦135°であればよいことが、発明者の検証で分かっている。なお、想定される正面パネル15の大きさの範囲は、横幅45cm~175cm、高さ40cm~100cmである。
なお、連結具13の正面上辺部材11に対する回動角度αmaxに下限値を設けている理由は以下の通りである。連結具13の回動が回動角度αmaxで規制されるとそれ以降は、正面パネル11が連結具13に対して回動して、最終的に天面に載置されることになる。そのため、回動角度αmaxが小さい場合には、正面パネル15が連結具13に対して回動する角度を大きくする必要があり、この場合、正面パネル15と連結具13との干渉を避けるために、正面パネル15を連結具13から大きく離れた構造にする必要がある。しかし、正面パネル15と連結具13を大きく離すのは構造上好ましくないので、本発明では下限値を75°に設定している。
以上のように、本実施の形態によれば、大がかりな掃除やベッド等の大きな物の出し入れの際には正面パネル15の跳ね上げによる開放を行うことができ、日常的な開閉に便利であり、かつケージ内の掃除も簡単にできる。そして、正面パネル15を跳ね上げるという単純な動作であり、操作が容易であると共に構造が簡単でありコスト低減ができる。
また、連結具13の回動角度を所定の角度に規制しているので、正面パネル15を天面に載置する状態において、正面パネル15がずれるのを防止することができる。
さらに、正面パネル15を天面に支持した状態では、正面パネル15の使用状態で内面側となる面が上面となり、使用状態での内面側となる面を簡単に拭くことができる。正面パネル15の内面側は、ペットが舐めたり、体を擦り付けたりするため汚れやすい部位であるが、一般には掃除がしにくい部位であるにも関わらず、本発明では当該部位の清掃が簡単にできるという優れた効果を奏することができる。
なお、上記の実施の形態は、天面にパネルを有していないサークルタイプのものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、図10~図12に示す天面に上面パネル41を有しているケージタイプのものにも適用できる。
図10~図12において、サークルタイプを示した図1~図8と同一部分には同一の符号を付してある。なお、正面パネル15を天面に載置する場合、上面パネル41に載置可能なので、サークルタイプで設けていた支持部23を設ける必要はない。
また、上記の実施の形態では、正面パネル15に設ける扉としてスライド扉35を例示したが、本発明における正面パネルに設ける扉はスライド扉に限られず、回動式のものであってもよい。この場合でも、正面パネル自体が観音開きする場合に比べると、正面パネルの中に設けた扉の場合には扉が小さいので開放に必要とされる空間は小さくてよい。
また、上記の実施の形態では、正面パネル15の回動途中で回動規制部13cが当接する部材として正面上辺部材11のZ形支持部材31とした例を示したが、本発明において回動規制部が正面パネルの回動過程で当接する部位は、正面上辺部材(正面上辺部材に別途取り付けたものを含む)であればよく、Z形支持部材31に限定されるものではない。
1 ペット用ケージ
3 底枠
3a 段部
5 側面パネル
7 背面パネル
9 正面枠部材
11 正面上辺部材
13 連結具
13a 第1回動軸孔
13b 第2回動軸孔
13c 回動規制部
15 正面パネル
17 コーナー連結部材
19 トレー
19a フランジ部
21 留め具
23 支持部
25 正面側辺部材
27 正面下辺部材
29 架設部材
31 Z形支持部材
33 線状部材
33a 下線状部材
33b 中線状部材
33c 上線状部材
35 スライド扉
37 線状軸部材
39 固定具
41 上面パネル

Claims (4)

  1. 線材からなる左右の側面パネルと、線材からなる背面パネルと、正面開口の上辺左右に亘るように架設された正面上辺部材と、該正面上辺部材に上辺が回動可能に取り付けられた線材からなる正面パネルとを有し、これらの各パネルによって周面が矩形状に形成されたペット用ケージであって、
    前記正面パネルは、該正面パネルの上辺を前記正面上辺部材に対して回動可能に連結する連結具を介して前記正面上辺部材に取り付けられており、下辺側を上方に跳ね上げて略270度回転させて開放でき、内側を上面として天面に支持可能に構成され、
    前記正面上辺部材は、回動軸となる線状部材とを有してなり、
    正面パネルは、上辺に開放時の回動軸となる線状軸部材を有してなり、
    前記連結具は、左右に所定間隔を離して少なくとも2個設けられており、各連結具は、前記正面上辺部材における線状部材が回動軸として挿通される第1回動軸孔と、前記正面パネルの線状軸部材が回動自在に挿通される前記第1回動軸孔に平行な第2回動軸孔を有し、かつ前記正面パネルが閉止した状態から開放する過程において、前記正面上辺部材に当接して該正面上辺部材に対する回動を所定の角度で規制する回動規制部とを有していることを特徴とするペット用ケージ。
  2. 前記回動規制部によって前記連結具の回動が規制されるときの前記正面上辺部材に対する前記連結具の回動角度をαmax、前記連結具に対する前記正面パネルの開放方向の最大回動角度をβmaxとすると、αmax+βmax≧270°で、かつ75°≦αmax≦135°に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のペット用ケージ。
  3. 天面に上面パネルを有し、前記面パネルは開放状態で前記上面パネルに支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用ケージ。
  4. 線材からなる左右の側面パネルと、線材からなる背面パネルと、正面開口の上辺左右に亘るように架設された正面上辺部材と、該正面上辺部材に上辺が回動可能に取り付けられた線材からなる正面パネルとを有し、これらの各パネルによって周面が矩形状に形成され、天面にパネルを有していないサークルタイプのペット用ケージであって、
    前記正面パネルは、該正面パネルの上辺を前記正面上辺部材に対して回動可能に連結する連結具を介して前記正面上辺部材に取り付けられており、下辺側を上方に跳ね上げて略270度回転させて開放でき、内側を上面として天面に支持する支持部が設けられていることを特徴とするペット用ケージ。
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