JP7055728B2 - 入力アシスト装置、入力アシスト装置を備えたナビゲーション装置、入力アシスト方法、及びそのコンピュータプログラム - Google Patents
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一般的に、音声による入力は、キーボードその他の所謂手打ち入力に比べて、目的地を特定するために利用者が入力する情報があいまいになりやすい。これは、音声入力では口語表現になるので、省略表現、言い間違い、音声認識間違いなどの表現揺れ等が頻繁に発生するためと考えられる。従って、入力された音声に基づいて作成されるクエリ(ナビゲーション装置のコンピュータが検索に使用するデータ)に基づき検索された目的地が、利用者の求めている目的地から外れている場合がある。ここに、検索された目的地を候補目的地といい、当該候補目的地を表すデータとクエリのデータとの一致率に応じて複数の候補目的地がリストアップされることがある。利用者は、リストアップされた候補目的地の中から意図するものを選択し、ナビゲーション装置の目的地として確定する。これによりナビゲーション装置は、現在地から当該目的地までの経路を探索する。
その他、本願発明に関連する技術が特許文献2、3に開示されている。
入力された音声を認識してクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える音声入力アシスト装置。
前記クエリ修正部は、前記スケジュール帳データにおける前記クエリの指定時間に記されている前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正する。
第2の局面に規定の音声入力アシスト装置において、
前記行動データ保存部は、
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データにメモされているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記クエリ修正部は前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする。
これらの場合、即ち、独自の目的地、習慣、姓などをまとめてユニークアイテムとし、該ユニークアイテムが指し示す地図上の位置をユニーク位置とする(第18の局面)。
上記においてユニーク位置は施設名称若しくは地名とすることが好ましい(第4の局面)。
利用者が独自に規定するユニーク目的地は、施設名称や地名を省略したものが多いからである。
キーボードを用いる入力であっても、入力間違いなどは一般的に生じるかである。
入力された情報からクエリ特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える入力アシスト装置。
このように規定される第7の局面の入力アシスト装置は、第1の局面に規定のアシスト装置と同様の作用を奏する。
入力された情報からクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置であって、
更に入力アシスト装置を備え、該入力アシスト装置は、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備えるナビゲーション装置。
入力された情報からクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部であって、
利用者1~nのスケジュール帳データを含むスケジュール帳データ保存部と、
利用者kと検索時間とが特定されたとき、利用者kのスケジュール帳データkを選択し、かつ前記スケジュール帳データkにおける前記検索時間に記されたメモの内容を前記クエリとするクエリ作成部、を備える入力アシスト装置。
クエリを入力する入力部と、入力されたクエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法であって、
前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
前記クエリ修正部がクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法。
このように規定される第10の局面に規定の入力アシスト方法によれば、第1の局面と同様の作用が奏される。
前記修正ステップは、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正する。
このように規定される第11の局面の入力アシスト方法によれば、第2の局面と同様の作用が奏される。
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データに入力されているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記修正ステップは前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする。
このように規定される第12の局面の入力アシスト方法によれば、第3の局面と同様の作用が奏される。
第11の局面に規定の入力アシスト方法において、前記修正ステップでは入力されたクエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となるデータを検索し、これを修正されたクエリとする。
このように規定さえる第13の局面の入力アシスト方法によれば、第5の局面と同様の作用が奏される。
第12の局面に規定の入力アシスト方法において、前記候補目的地探索ステップでは、前記ユニーク位置保存部の内容を参照し、前記クエリに一致若しくは類似するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とする。
このように規定さえる第14の局面の入力アシスト方法によれば、第6の局面と同様の作用が奏される。
以上、かかる入力アシスト方法は、音声入力に適用することが好ましい(第15の局面)。
クエリを入力する入力部、候補目的地検索部、クエリ修正部を備えるナビゲーション装置に適用される入力アシスト装置であって、利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部を備える該入力アシスト装置を制御するコンピュータ用のプログラムにおいて、
前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
前記クエリ修正部が前記入力されたクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト装置を制御するコンピュータプログラム。
このように規定さえる第16の局面の入力アシスト方法によれば、第10の局面と同様の作用が奏される。
第16の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記行動データは、スケジュール帳データにリンクされており、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記されており、
前記クエリ修正部に、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正させる。
このように規定さえる第17の局面の入力アシスト方法によれば、第11の局面と同様の作用が奏される。
ナビゲーション装置1の本体部10は、入力部11、クエリ特定部15、候補目的地探索部17、地図データ保存部20を概略備えてなる。
かかるクエリ特定部15は、汎用的なナビゲーション装置本体部10に装備されるものである。
評価部31は、候補目的地検索部17の検索した候補目的地、即ちその出力結果が所定の条件を満足しているか否かを判断する。候補目的地が利用者の意図に明らかに反する場合に、これを排除するためである。
行動データ保存部40には利用者の行動を特定し得る行動データが保存される。行動データの一例としてスケジュール帳データがあるが、これに限定されるものではない。
利用者がインターネット介して発信するデジタル情報(SNS等)を利用することもできる。
目的地とともにその到着希望時刻を利用者が入力できる場合は、入力された到着希望時刻及びその前後の一定時間幅が検索対象時間領域(クエリの指定時間)となる。
クエリに類似するメモが複数ある場合には、類似度の高い順に選択し、選択したメモを新たなクエリとして候補目的地を検索する。
ステップ1において、マイク13に集音された利用者の音声が音声認識部14で音声認識されてテキストデータに変換される。ステップ3では、得られたテキストデータがクエリ特定部15においてノイズ除去などの処理を受けてクエリが特定される。候補目的地探索部17は、特定されたクエリをコンテンツデータ保存部21の内容に照らして、候補目的地を探索する(ステップ5)。
ステップ13におけるクエリの修正は、利用者のスケジュール帳データをスキャニングしてクエリに類似したメモを選択することによる。
選択されたメモは新たなクエリとなり、候補目的地探索部17に送られて再度候補目的地が探索される(ステップ5)。
この例の入力アシスト装置130は、行動データ保存部50として、スケジュール帳データ保存部40の他に、ユニーク目的地抽出部41、行動履歴保存部51、ユニーク位置特定部53及びユニーク位置保存部55を備える。
ステップ21においてユニーク目的地抽出部41がスケジュール帳データをスキャニングする。5つを超える同一メモを抽出したとき(ステップ22、ステップ23;Y)、このメモがユニーク目的地候補となる。各メモと行動履歴とを比較して、各メモの記されている時間における利用者の実座標を特定する(ステップ24)。
各メモにおける利用者の実座標にズレがある場合は(ステップ25;N)、ユニーク目的地候補はユニーク目的地として登録されない。
かかる入力アシスト装置130のクエリ修正部30は、クエリを修正する際に(図2のステップ13参照)、ユニーク位置保存部55を参照して、修正すべきクエリがユニーク目的地と一致、若しくは類似していたときには、それに対応するユニーク位置を新たなクエリとする。
そして、この新たなクエリに基づいて、候補目的地探索部17が探索を行い候補目的地を表示する。
従って、図3(b)の例における行動データ保存部150では、スケジュール帳データ保存部40から、習慣抽出部141が行動パターンに関するメモを抽出する。メモの内容が行動パターンに関するものか否かの判断は例えばAIを用いて行う。行動パターンに関する同じメモが例えば5つを超えて存在する場合、これらのメモをユニーク習慣候補とし、ユニーク習慣特定部153は各メモ(習慣候補)が記されている時間に対応する利用者の実座標を、行動履歴保存部51の内容を参照して、特定する。各ユニーク習慣候補について特定された座標の全て若しくは大多数が同じ施設名称や地名等でくくられる位置に存在するとき、ユニーク習慣候補をユニーク習慣とするとともに、その地図上に表示すべき位置(ユニーク位置)を特定する。
なお、この行動パターンには曜日や時間などの規則性があることが多い。従って、ユニーク習慣保存部には、ユニーク習慣に対してこれが行われる時間要素(曜日、時間帯)などを合わせて関連付けさせることができる。この場合、クエリ修正部は当該時間要素も考慮して、ユニーク習慣を検索する。
この例の入力アシスト装置230の行動データ保存部60は、各構成員(利用者)のスケジュール帳データ保存部とユニーク位置保存部とを備えるものとする。
上記において、検索時間は任意に設定可能である。
行動データ保存部60においても、図3の例と同様に、スケジュール帳データ保存部の内容からユニーク位置保存部に保存するデータが作成されるものとする。
利用者、この場合グループの管理者がグループ構成員kの氏名を音声入力する。入力された音声は音声認識部14によりテキスト変換され、得られテキストデータを構成員特定部61が処理して構成員kを特定する(ステップ31)。構成員特定部61は構成員kのスケジュール帳データ保存部40kとユニーク位置保存部55kとを活性化する(ステップ32)。
上記の例では、構成員の位置を特定する必要上、コンテンツデータ保存部には会議室No.や事業所の施設なども保存され、道路図データは会議室No.や事業所の施設を表す見取り図を含むものとする。
演算部70はCPU、ROM及びRAMを備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、音声認識部14、クエリ特定部15、候補目的地探索部17、評価部31、クエリ修正部33として機能する。図3の例では、更にユニーク目的地抽出部41やユニーク位置特定部53としても機能する。また、図5の例では構成員特定部61やクエリ作成部62としても機能する。ROMは、演算部を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリを含む。RAMは、キーボード等の入力装置を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPUに対してワーキングエリアを提供したりする。演算部を制御する制御プログラムはROMに限らずRAMや第1記憶装置71及び第2記憶装置73に格納されていてもよい。
これら第1及び第2の記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、ナビゲーション装置に備えられているメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
なお、データを一時的に保存する、いわゆるバッファメモリには、演算部のRAMの一部領域を利用できる。
出力装置76はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置77は音声入力部はもとよりディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
図7に示す通り、コンピュータを構成する各装置はシステムバス78で連結されている。
10 ナビゲーション装置の本体部
11 入力部
15 クエリ特定部
17 候補目的値探索部
20 地図データ保存部
30、130、230 入力アシスト装置
31 評価部
33 クエリ修正部
40、50,60 行動データ保存部
Claims (17)
- 入力された音声を認識してクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える音声入力アシスト装置。 - 前記行動データは、スケジュール帳データであって、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記入されている、請求項1に記載の音声入力アシスト装置。
- 前記行動データ保存部は、
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データにメモされているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記クエリ修正部は前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする、請求項2に記載の音声入力アシスト装置。 - 前記特定された位置は施設名称又は地名である、請求項3に記載の音声入力アシスト装置。
- 前記クエリ修正部は前記クエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となるメモを検索し、これを修正されたクエリとする、請求項2に記載の音声入力アシスト装置。
- 前記候補目的地探索部は、前記ユニーク位置保存部の内容を参照し、前記クエリに一致若しくは類似するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とする、請求項3に記載の音声入力アシスト装置。
- 入力された情報からクエリ特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える入力アシスト装置。 - 入力された情報からクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置であって、
更に入力アシスト装置を備え、該入力アシスト装置は、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備えるナビゲーション装置。 - クエリを入力する入力部と、入力されたクエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法であって、
前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
前記クエリ修正部がクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法。 - 前記行動データはスケジュール帳データであり、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記入されており、
前記クエリ修正部に、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正させる、請求項9に記載の入力アシスト方法。 - 前記行動データ保存部は、
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データに入力されているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記クエリ修正部に、前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、これを前記ユニーク位置が修正されたクエリさせる、請求項10に記載の入力アシスト方法。 - 前記クエリ修正部に、入力されたクエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となるデータを検索させ、これを修正されたクエリとさせる、請求項10に記載の入力アシスト方法。
- 前記候補目的地探索部に、前記ユニーク位置保存部の内容を参照させ、前記クエリに一致若しくは類似するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とさせる、請求項11に記載の入力アシスト方法。
- 前記クエリは音声として入力される、請求項9~13の何れかに記載の入力アシスト方法。
- クエリを入力する入力部、候補目的地探索部、クエリ修正部を備えるナビゲーション装置に適用される入力アシスト装置であって、利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部を備える該入力アシスト装置を制御するコンピュータ用のプログラムにおいて、
前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
前記クエリ修正部が前記入力されたクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト装置を制御するコンピュータプログラム。 - 前記行動データは、スケジュール帳データにリンクされており、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記されており、
前記クエリ修正部に、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正させる請求項15に記載のコンピュータプログラム。 - 前記行動データは、スケジュール帳データであって、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニークアイテムを含むメモが記入され、
前記行動データ保存部は、
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データにメモされているユニークアイテムと、該ユニークアイテムがメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニークアイテムの位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニークアイテムの位置をユニーク位置とする、
前記ユニークアイテムに関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記クエリ修正部は前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニークアイテムと一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする、請求項1に記載の音声入力アシスト装置。
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