JP7055728B2 - 入力アシスト装置、入力アシスト装置を備えたナビゲーション装置、入力アシスト方法、及びそのコンピュータプログラム - Google Patents

入力アシスト装置、入力アシスト装置を備えたナビゲーション装置、入力アシスト方法、及びそのコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ナビゲーション装置用の音声入力アシスト装置及びこれに関連する一連の装置、方法及びコンピュータプログラムに関する。
音声入力や音声による制御の技術が発展してきた昨今において、ナビゲーション装置においても音声を用いて目的地を入力する技術が開発されている。
一般的に、音声による入力は、キーボードその他の所謂手打ち入力に比べて、目的地を特定するために利用者が入力する情報があいまいになりやすい。これは、音声入力では口語表現になるので、省略表現、言い間違い、音声認識間違いなどの表現揺れ等が頻繁に発生するためと考えられる。従って、入力された音声に基づいて作成されるクエリ(ナビゲーション装置のコンピュータが検索に使用するデータ)に基づき検索された目的地が、利用者の求めている目的地から外れている場合がある。ここに、検索された目的地を候補目的地といい、当該候補目的地を表すデータとクエリのデータとの一致率に応じて複数の候補目的地がリストアップされることがある。利用者は、リストアップされた候補目的地の中から意図するものを選択し、ナビゲーション装置の目的地として確定する。これによりナビゲーション装置は、現在地から当該目的地までの経路を探索する。
音声認識の際に利用者の意図を推定してクエリの対象の一致率を上げようとする技術が提案されている(特許文献1等参照)。
その他、本願発明に関連する技術が特許文献2、3に開示されている。
特再公表WO15/151157号公報 特開2015-083416号公報 特開2010-097298号公報
ナビゲーション装置において音声入力の要請は今後ますます高まっていくと予想される。よって、音声入力した場合にも、利用者の意図する目的地をより正確に特定し、ナビゲーション装置上に表示することが求められる。
本発明者らは、かかる要請に対応すべく鋭意検討を重ねたところ、利用者の意図をより正確に把握しかつ反映するためには、スケジュール帳データのような利用者の行動履歴及び予定行動が記されており、これにより利用者の行動を特定しうるデータ(行動データ)を利用すればよいことに気がついた。
本発明者らによる上記の気付きに基づき、この発明は想到されるに至った。即ち、この発明の第1の局面は次のように規定される。
入力された音声を認識してクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える音声入力アシスト装置。
このように規定される第1の局面の音声入力アシスト装置によれば、例えば、入力された音声の認識に揺れがあるとき、特定されるクエリに基づいて探索された候補目的地は、利用者が意図するものと異なることがある。例えば現在位置から遠く離れた(例えば300km以上離れた)目的地が候補目的地として挙げられたとき、かかる目的地が利用者の意図するものである可能性は小さい。よって、このような所定距離以上離れた目的地が候補として挙げられているとき、換言すれば候補目的地が所定距離内に位置しないとき(所定の条件を満足しないとき)、クエリ修正部が起動する。
このクエリ修正部は、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して、クエリを利用者の意図に沿ったものに修正する。例えば、行動データとしてのスケジュール帳データの内容をスキャンニングして、クエリに類似するメモが記されておれば、そのメモの内容こそが利用者の意図する目的地となる可能性が高い。
例えば、音声入力が「丸の内」であったとき、「丸の内」をクエリとして目的地の検索を実行すると、候補目的地として東京の丸の内が上位にリストアップされる。他方、利用者の現在地が名古屋市内の場合、利用者の意図する丸の内は名古屋市内の丸の内である可能性が高い。この第1の局面の入力アシスト装置では、「丸の内」なるクエリに対してリストアップされた候補目的地(東京の丸の内)が、利用者の現在位置から遠く離れている。よって、候補目的地は利用者の意図したものではないと判断して、クエリ修正部が起動する。クエリ修正部は行動データとしてのスケジュール帳データにアクセスし、スケジュール帳データをスキャニングする。このスキャニングは「丸の内」なるクエリに類似するメモの検索を目的とする。特に、音声を入力した時刻及びその前後の時間帯にスケジュール帳データに記載されているメモ(イベント)を重点的にスキャニングする。その結果、「中区丸の内」なるメモが存在していたとき、クエリ修正部は「中区丸の内」を新たなクエリとする。
ここに、目的地を音声入力した利用者がそのスケジュール帳データに当該目的地をメモしているならば、そのメモはスケジュール帳データにおいて音声入力の時刻及びその前後の時間帯(例えば前後12時間)を示す時間領域(以下、単に「音声入力時」ということがある)に記されている可能性が高い。かかる音声入力時をクエリの指定時間とし、利用者が特に意図的に指定しなくても、スケジュール帳データにおける重点的なスキャニング対象時間領域とすることができる。勿論、かかるクエリの指定時間、即ち重点的にスキャニングする時間領域を、別途に、例えば音声入力を用いて指定することも可能である。
そして、候補目的地検索部は「中区丸の内」をクエリとして再び候補目的地の検索をする。その結果、丸の内(名古屋市中区の一住所)が上位にリストアップされ、他方東京の丸の内(千代田区)は挙げられなくなる。
この発明の第2の局面は次のように規定される。即ち、第1の局面に記載の音声入力アシスト装置であって、前記行動データはスケジュール帳データであって、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むイベントがメモとして記入されている、
前記クエリ修正部は、前記スケジュール帳データにおける前記クエリの指定時間に記されている前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正する。
このように規定される第2の局面の音声入力アシスト装置によれば、例えば音声入力時(クエリの指定時間)に対応するスケジュール帳データの時間領域に存在するメモを参照する。ここに、利用者がスケジュール帳に記入するメモは個性的なものが多い。利用者自身が判読できれば良いからである。利用者が記入する個性的なメモのうち、目的地に該当し得るものをユニーク目的地とする。例えば、「マル」を名古屋市の丸の内としてメモしている利用者にとっては、音声入力の際に、名古屋市の丸の内を指定するつもりで思わず「マル」と発声してしまうかもしれない。「マル」をクエリとして候補目的地を検索しても名古屋の丸の内が検索されないことは言わずもがなであるし、検索対象が発散してしまい、リストアップ自体ができなくなる。
その結果、クエリ修正部が起動し、この第2の局面ではスケジュール帳データにおけるクエリの指定時間のメモの内容をスキャニングする。このとき、ユニーク目的地として「マル」なるメモが存在したとき、クエリ修正部は「マル」を新たなクエリとすることとなる。ユニーク目的地はそもそも利用者が任意で設定するものであるため、これ自体をクエリとして用いることは現実的ではなく、ユニーク目的地としての「マル」に対応する座標、施設名称若しくは地番等を予め定めておく。
そして、ユニーク目的地「マル」の代わりに、予め定めてある例えば施設名称を採用してこれをクエリとして、候補目的地を再度検索する。かかる検索によりリストアップされる候補目的地には利用者の意図するものが含まれている可能出が高い。
ユニーク目的地と、該ユニーク目的地に対応する座標、施設名称、地番等のナビゲーション装置の地図上の位置を特定できるパラメータとの対応付けを行う必要がある。当該対応付けを利用者が個別に入力することも可能であるが、この発明の第3の局面では、ユニーク目的地と地図上の位置とを自動的に関係付ける。
即ち、この発明の第3の局面は次のように規定される。
第2の局面に規定の音声入力アシスト装置において、
前記行動データ保存部は、
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データにメモされているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記クエリ修正部は前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする。
上記においては、利用者がその目的地を、独自の表現でスケジュール帳データに記載した場合を想定している。勿論、スケジュール帳データへの記入の方法は利用者の自由であり、利用者からみれば、その習慣(例えば、子供のお迎え)や姓(実家の姓)が目的地を代用している場合がある。
これらの場合、即ち、独自の目的地、習慣、姓などをまとめてユニークアイテムとし、該ユニークアイテムが指し示す地図上の位置をユニーク位置とする(第18の局面)。
上記においてユニーク位置は施設名称若しくは地名とすることが好ましい(第4の局面)。
利用者が独自に規定するユニーク目的地は、施設名称や地名を省略したものが多いからである。
この発明の第5の局面は次のように規定される。即ち、第2の局面に規定の音声入力アシスト装置において、前記クエリ修正部は前記クエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となりうるメモを検索し、これを修正されたクエリとする。
このように規定された第5の局面の音声入力アシスト装置では、クエリ修正部は候補目的地となりうるデータを検索してこれを新たなクエリとする。このように、クエリ自体に目的地の意味を付与することにより、当該クエリを用いる候補目的地の検索がより正確になる。
スケジュール帳データのメモの内容が候補目的地となり得るか否かについては、そのメモの内容をナビゲーション装置の地図データに備えられる施設名称、地名等と比較することにより判断される。即ち、スケジュールのメモから候補目的地となりうるものを選択し、このように選択されたメモとクエリとの比較を行うことでナビゲーション装置のコンピュータにかかる負担を軽減する。
この発明の第6の局面は次のように規定される。即ち、第3の局面に規定の音声入力アシスト装置において、前記候補目的地探索部は、前記ユニーク位置保存部の内容を参照し、前記クエリに一致するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とする。
このように規定される第6の局面に規定の音声入力アシスト装置では、クエリがユニーク目的地と一致していたとき、ナビゲーション装置に標準装備された候補地目的地の検索を省略し、ユニーク位置を候補目的地とすることができる。そしてこの候補目的地が地図上に提示されることとなる。これにより、処理が簡素化され、音声入力アシスト装置ひいてはナビゲーション装置のコンピュータにかかる負担が軽減される。
以上、音声入力されることを前提に論を進めてきたが、本発明の概念は、音声入力以外の入力手段を用いる装置にも適用可能なことはいうまでもない。
キーボードを用いる入力であっても、入力間違いなどは一般的に生じるかである。
この発明の第7の局面はかかる観点から規定されている。即ち、
入力された情報からクエリ特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える入力アシスト装置。
このように規定される第7の局面の入力アシスト装置は、第1の局面に規定のアシスト装置と同様の作用を奏する。
この発明の第8の局面は、入力アシスト装置を含めてナビゲーション装置を対象とする。即ち、この発明の第8の局面は次のように規定される。
入力された情報からクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置であって、
更に入力アシスト装置を備え、該入力アシスト装置は、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備えるナビゲーション装置。
この発明の第9の局面は次のように規定される。
入力された情報からクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部であって、
利用者1~nのスケジュール帳データを含むスケジュール帳データ保存部と、
利用者kと検索時間とが特定されたとき、利用者kのスケジュール帳データkを選択し、かつ前記スケジュール帳データkにおける前記検索時間に記されたメモの内容を前記クエリとするクエリ作成部、を備える入力アシスト装置。
このように規定される第9の局面の音声入力アシスト装置はグループ管理に有効である。即ち、1~nのグループ構成員、即ち利用者1~nでグループが構成され、各構成員のスケジュール帳データが一括管理されているとき、各構成員の存在位置を管理できる。
一般的には、グループの構成員はGPS付きの端末を携帯する場合が多いので、その位置の特定は容易である。しかしながら、会議などで端末の電源が切られていると、GPSは機能せず、ましてや直接連絡とることができない。このようなときでも、構成員のスケジュール帳データを参考にすると、そこに、構成員の行き先(存在位置)がメモとして記されている場合がある。かかるメモをクエリとして、ナビゲーション装置の機能(即ち、候補目的地検索部)を実行して、候補目的地を検索し、かつ検索された候補目的地をナビゲーション装置の地図上に表示させる。ここに、地図とは、道路地図に限られず、会社、学校、財団その他の組織の敷地、会議室を含む建物の見取り図も含まれるものとする。
この発明の第10の局面は次のように規定される。即ち、
クエリを入力する入力部と、入力されたクエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法であって、
前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
前記クエリ修正部がクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法。
このように規定される第10の局面に規定の入力アシスト方法によれば、第1の局面と同様の作用が奏される。
この発明の第11の局面は次のように規定される。即ち、第10の局面に規定の入力アシスト方法であって、前記行動データはスケジュール帳データであり、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記入されており、
前記修正ステップは、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正する。
このように規定される第11の局面の入力アシスト方法によれば、第2の局面と同様の作用が奏される。
この発明の第12の局面は次のように規定される。即ち、第11の局面に規定の入力アシスト方法において、 前記行動データ保存部は、
前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
前記スケジュール帳データに入力されているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
前記修正ステップは前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする。
このように規定される第12の局面の入力アシスト方法によれば、第3の局面と同様の作用が奏される。
この発明の第13の局面は次のように規定される。即ち、
第11の局面に規定の入力アシスト方法において、前記修正ステップでは入力されたクエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となるデータを検索し、これを修正されたクエリとする。
このように規定さえる第13の局面の入力アシスト方法によれば、第5の局面と同様の作用が奏される。
この発明の第14の局面は次のように規定される。即ち、
第12の局面に規定の入力アシスト方法において、前記候補目的地探索ステップでは、前記ユニーク位置保存部の内容を参照し、前記クエリに一致若しくは類似するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とする。
このように規定さえる第14の局面の入力アシスト方法によれば、第6の局面と同様の作用が奏される。
以上、かかる入力アシスト方法は、音声入力に適用することが好ましい(第15の局面)。
この発明の第16の局面は次のように規定される。即ち、
クエリを入力する入力部、候補目的地検索部、クエリ修正部を備えるナビゲーション装置に適用される入力アシスト装置であって、利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部を備える該入力アシスト装置を制御するコンピュータ用のプログラムにおいて、
前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
前記クエリ修正部が前記入力されたクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト装置を制御するコンピュータプログラム。
このように規定さえる第16の局面の入力アシスト方法によれば、第10の局面と同様の作用が奏される。
この発明の第17の局面は次のように規定される。即ち、
第16の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記行動データは、スケジュール帳データにリンクされており、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記されており、
前記クエリ修正部に、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正させる。
このように規定さえる第17の局面の入力アシスト方法によれば、第11の局面と同様の作用が奏される。
図1はこの発明の一の実施の形態である入力アシスト装置を含むナビゲーション装置を示すブロック図である。 図2は同じく動作を示すフローチャートである。 図3は他の実施の形態の入力アシスト装置の構成を示すブロック図である。 図4は図3に示す入力アシスト装置の動作を示すフローチャートである。 図5は更に他の実施の形態の入力アシスト装置の構成を示すブロック図である。 図6は図5に示す入力アシスト装置の動作を示すフローチャートである。 図7は入力アシスト装置を含むナビゲーション装置のハード構成を示すブロック図である。
この発明の実施の形態のナビゲーション装置1の構成を図1に示す。このナビゲーション装置1は本体部10と入力アシスト装置30とを備えている。
ナビゲーション装置1の本体部10は、入力部11、クエリ特定部15、候補目的地探索部17、地図データ保存部20を概略備えてなる。
入力部11はマイク13と音声認識部14とを備えてなり、利用者の音声がマイクで集音されて、その音声は汎用的な音声認識部14によりテキストデータに変換される。このテキストデータはクエリ特定部15に送られる。クエリ特定部15は、送られてきたテキストデータからノイズを削除したり、形態素分析をしたりして、これをナビゲーション装置本体部10の目的地として好適な形態のデータに補修して、クエリとする。
かかるクエリ特定部15は、汎用的なナビゲーション装置本体部10に装備されるものである。
このクエリは候補目的地探索部17へ入力され、候補目的地探索部17は汎用的な検索エンジンを用いて、クエリを地図データ保存部20のコンテンツデータ保存部21の内容と比較する。このコンテンツデータ保存部21には施設名称、地名、地番などのデータが保存されている。これらのデータはナビゲーション装置1において目的地として利用される。
本体部10には目的地表示部19が備えられる。目的地表示部19は、道路地図データ保存部23に保存されるリンクやノードのデータを利用して、ディスプレイ上に道路図を表示する。そして、候補目的地探索部17が探索した候補目的地を当該道路図に重ねて表示できる。なお、候補目的地が1つの場合には、その位置を道路図上にポイント表示できる。例えば、目的地を示すGマークを道路図上に表示する。候補目的地が複数あるときは、そのリストをディスプレイの一部に表示できる。
入力アシスト装置30は評価部31、クエリ修正部33及び行動データ保存部40を備える。
評価部31は、候補目的地検索部17の検索した候補目的地、即ちその出力結果が所定の条件を満足しているか否かを判断する。候補目的地が利用者の意図に明らかに反する場合に、これを排除するためである。
候補目的地をフィルタリングするための所定の条件として、例えば現在位置からの距離がある。現在位置から候補目的地までの距離が所定以上離れていると、その候補目的地は利用者が意図したものから外れている場合が多い。また、候補目的地としてリストアップされた数が所定数(例えば10個)以上の場合、仮にその中に利用者の意図するものが含まれていたとしても、その選択に時間がかかるなどしてナビゲーション装置としては好ましくない。
候補目的地が所定の条件を満足していないと評価部31が判断したとき、クエリ修正部33はクエリを修正する。即ち、クエリ修正部33は行動データ保存部40に保存されているスケジュール帳データを参照する。このスケジュール帳データは利用者固有のものであり、イベントとその時間とのデータのセットが時系列的に並べられている。イベントの内容はメモとして表現されている。
このスケジュール帳データは、外部のサーバに保存されていてもよい。この場合、ナビゲーション装置本体10が備える図示しない通信インターフェースを介して、外部サーバのスケジュール帳データにアクセスすることができる。
行動データ保存部40には利用者の行動を特定し得る行動データが保存される。行動データの一例としてスケジュール帳データがあるが、これに限定されるものではない。
利用者がインターネット介して発信するデジタル情報(SNS等)を利用することもできる。
クエリを修正する際に、クエリ修正部33はスケジュール帳データにアクセスして、スケジュール帳データにおける音声入力時(クエリの指定時間とする)に記されたメモを検索する。音声入力時とは音声入力が実行された時刻及びその前後の時間帯幅(例えば12時間)を指し、この時間領域について検索がなされる。その時間幅は任意に設定できる。
目的地とともにその到着希望時刻を利用者が入力できる場合は、入力された到着希望時刻及びその前後の一定時間幅が検索対象時間領域(クエリの指定時間)となる。
クエリ修正部33はスケジュール帳データにおいて音声入力時に記されたメモのうち、クエリと類似するものを検索する。類似の範囲の指定は特に限定されないが、クエリを構成する文字の80%の文字を含むものとすることができる。
クエリに類似するメモが複数ある場合には、類似度の高い順に選択し、選択したメモを新たなクエリとして候補目的地を検索する。
次に、このナビゲーション装置1の動作について、図2のフローチャートに従い説明をする。
ステップ1において、マイク13に集音された利用者の音声が音声認識部14で音声認識されてテキストデータに変換される。ステップ3では、得られたテキストデータがクエリ特定部15においてノイズ除去などの処理を受けてクエリが特定される。候補目的地探索部17は、特定されたクエリをコンテンツデータ保存部21の内容に照らして、候補目的地を探索する(ステップ5)。
探索された候補目的地が所定の条件を満足するか否かが評価部31で評価される(ステップ7)。所定の条件を満足するときは(ステップ7:OK)、ステップ9に進み、候補目的地を表示する。一般的には、ナビゲーション装置のディスプレイに複数の候補目的地がリストとして表示される。候補目的地が1つの場合は、道路地図上の対応位置にポイント表示してもよい。候補目的地を利用者が選択することより、候補目的地がナビゲーション装置1の目的地として確定し、経路探索等の対象となる。
候補目的地が所定の条件を満足しないときは(ステップ7;NG)、クエリ13の修正を行う(ステップ13)。なお、クエリの修正の回数は所定の閾値P未満とする(ステップ11)。
ステップ13におけるクエリの修正は、利用者のスケジュール帳データをスキャニングしてクエリに類似したメモを選択することによる。
選択されたメモは新たなクエリとなり、候補目的地探索部17に送られて再度候補目的地が探索される(ステップ5)。
図3に他の実施の形態の入力アシスト装置130を示す。なお、図1と同一の要素には同一の符号を付してその説明を部分的に省略する。
この例の入力アシスト装置130は、行動データ保存部50として、スケジュール帳データ保存部40の他に、ユニーク目的地抽出部41、行動履歴保存部51、ユニーク位置特定部53及びユニーク位置保存部55を備える。
ユニーク目的地抽出部41はスケジュール帳データのなかから、利用者が独自に記載した目的地をユニーク目的地候補として抽出する。例えばスケジュール帳データにおいて例えば5回を超えて繰り返し使われている同一のメモをユニーク目的地候補とする。
ユニーク位置特定部53はユニーク目的地候補が記されている時間における利用者の実座標を、行動履歴保存部51の内容を参照して、特定する。ユニーク位置特定部53は更に、このようにして特定された実座標をユニーク目的地候補毎に比較する。そして、各座標の全てが若しくはその大多数(例えば80%以上)が同一の施設名や地名でくくられる位置に存在するとき、ユニーク目的地候補をユニーク目的地とするとともに、特定されたユニーク目的地の地図上に表示すべき位置を特定する。ここに地図上に表示すべき位置とは、実座標の存在した施設名称、住所(地番)、地名等である。勿論、これらを代表する座標を採用することもできる。
ユニーク位置保存部55には、ユニーク目的地に関連付けてユニーク位置が保存される。このユニーク位置は、既述の通り、地図上に表示されるパラメータであるので、クエリの修正候補として使用されることとなる。
次に、この入力アシスト装置130の動作を図4のフローチャートを参照にして説明する。
ステップ21においてユニーク目的地抽出部41がスケジュール帳データをスキャニングする。5つを超える同一メモを抽出したとき(ステップ22、ステップ23;Y)、このメモがユニーク目的地候補となる。各メモと行動履歴とを比較して、各メモの記されている時間における利用者の実座標を特定する(ステップ24)。
各メモにおける利用者の実座標が実質的に同じ位置のとき(ステップ25;Y)、そのメモは地図上で同じ位置を示すものとする。即ち、メモがユニーク目的地であり、その位置は地図上の表示されるユニーク位置として登録される(ステップ26)。このユニーク位置は、コンテンツデータ保存部21の内容(施設名称、地名等)と等しいもとする。
各メモにおける利用者の実座標にズレがある場合は(ステップ25;N)、ユニーク目的地候補はユニーク目的地として登録されない。
このようにして、ユニーク位置保存部には、ユニーク目的地とユニーク位置とのセットが保存される。
かかる入力アシスト装置130のクエリ修正部30は、クエリを修正する際に(図2のステップ13参照)、ユニーク位置保存部55を参照して、修正すべきクエリがユニーク目的地と一致、若しくは類似していたときには、それに対応するユニーク位置を新たなクエリとする。
そして、この新たなクエリに基づいて、候補目的地探索部17が探索を行い候補目的地を表示する。
図3についての上記の説明では、スケジュール帳データのメモが目的地に関するものであることを前提としている。しかしながら、スケジュール帳には行動パターンをメモすることがある。例えば「子供のお迎え」とのメモがあれば、塾などの目的地が自動的に定まる場合がある。
従って、図3(b)の例における行動データ保存部150では、スケジュール帳データ保存部40から、習慣抽出部141が行動パターンに関するメモを抽出する。メモの内容が行動パターンに関するものか否かの判断は例えばAIを用いて行う。行動パターンに関する同じメモが例えば5つを超えて存在する場合、これらのメモをユニーク習慣候補とし、ユニーク習慣特定部153は各メモ(習慣候補)が記されている時間に対応する利用者の実座標を、行動履歴保存部51の内容を参照して、特定する。各ユニーク習慣候補について特定された座標の全て若しくは大多数が同じ施設名称や地名等でくくられる位置に存在するとき、ユニーク習慣候補をユニーク習慣とするとともに、その地図上に表示すべき位置(ユニーク位置)を特定する。
このように特定されたユニーク習慣とユニーク位置とは相互に関連付けられて、ユニーク習慣保存部に保存され、その保存内容はクエリ修正部の参照対象となる。
なお、この行動パターンには曜日や時間などの規則性があることが多い。従って、ユニーク習慣保存部には、ユニーク習慣に対してこれが行われる時間要素(曜日、時間帯)などを合わせて関連付けさせることができる。この場合、クエリ修正部は当該時間要素も考慮して、ユニーク習慣を検索する。
即ち、入力部から「子供のお迎え」などの習慣に関する入力が行われた場合、このクエリに対応する目的地は存在しないので、クエリ修正部が起動することとなる。そして、クエリ修正部は「子供のお迎え」なるクエリと一致するユニーク習慣がユニーク習慣保存部に存在する場合、そのユニーク位置を読出し新たなクエリとして候補目的地を検索する。このとき、ユニーク習慣に例えば「月曜日のみ」なる時間的制限要素が付されていたとき、クエリ修正部は当該時間的制限要素を考慮してユニーク位置を新たなクエリとするか否かを検討する。
上記において、ユニーク目的地やユニーク習慣の例をとって説明してきた。利用者は、例えばお里(実家の位置)を地名や実家の姓で代表する場合がある。このような場合は、地名や姓がユニーク目的地となる。これら、ユニーク目的地、ユニーク習慣をまとめてユニークアイテムと称することができる。
図5を参照して他の入力アシスト装置230について説明する。なお、図3と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
この例の入力アシスト装置230の行動データ保存部60は、各構成員(利用者)のスケジュール帳データ保存部とユニーク位置保存部とを備えるものとする。
入力部11より構成員を指定する音声入力があるものとし、音声認識部14によりテキスト化されたデータを構成員特定部61が処理して、構成員を特定する(この例では構成員k)。構成員特定部61は、行動データ保存部60においてスケジュール帳データ保存部40kとユニーク位置保存部55kとを活性化する。そして、音声入力のあった時間を検索時間として、クエリ作成部62はスケジュール帳データ保存部40kの検索時間領域に記されているメモの内容(テキストデータ)をクエリとして、クエリ特定部15へ送る。クエリ特定部15は、送られてきた内容を処理して、クエリを特定する。その後の処理は図1の例と同じである。
上記において、検索時間は任意に設定可能である。
行動データ保存部60においても、図3の例と同様に、スケジュール帳データ保存部の内容からユニーク位置保存部に保存するデータが作成されるものとする。
この入力アシスト装置230の動作を図6に基づき説明する。
利用者、この場合グループの管理者がグループ構成員kの氏名を音声入力する。入力された音声は音声認識部14によりテキスト変換され、得られテキストデータを構成員特定部61が処理して構成員kを特定する(ステップ31)。構成員特定部61は構成員kのスケジュール帳データ保存部40kとユニーク位置保存部55kとを活性化する(ステップ32)。
ステップ33において、クエリ作成部62は、No.kスケジュール帳データ保存部40kにおいて、指定された検索時間のデータをスキャニングする(ステップ33)。
当該検索時間にメモが存在する場合は(ステップ35;Y)、クエリを作成する(ステップ36)。その後の処理は図2のステップ5~ステップ13と同じである。クエリを修正する際、この例では、図3と同様にユニーク位置保存部の保存内容を参照する。
指定された時間領域にメモが存在しない場合は(ステップ35;N)、処理は終了する。
上記の例では、構成員の位置を特定する必要上、コンテンツデータ保存部には会議室No.や事業所の施設なども保存され、道路図データは会議室No.や事業所の施設を表す見取り図を含むものとする。
ナビゲーション装置の、コンピュータとしてのハード構成を図7に示す。
演算部70はCPU、ROM及びRAMを備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、音声認識部14、クエリ特定部15、候補目的地探索部17、評価部31、クエリ修正部33として機能する。図3の例では、更にユニーク目的地抽出部41やユニーク位置特定部53としても機能する。また、図5の例では構成員特定部61やクエリ作成部62としても機能する。ROMは、演算部を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリを含む。RAMは、キーボード等の入力装置を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPUに対してワーキングエリアを提供したりする。演算部を制御する制御プログラムはROMに限らずRAMや第1記憶装置71及び第2記憶装置73に格納されていてもよい。
第1記憶装置71は行動データ保存部やユニーク位置保存部として機能する。行動データ保存部は、通信インターフェースを75介して、外部サーバと連結されていてもよい。そして、利用者が外部サーバにある自身の行動データ(例えばスケジュール帳データ)を更新したら、その更新内容が第1記憶装置の行動データ保存部の保存内容にも反映されるもとする。
第2記憶装置73はナビゲーション装置本体部10の地図データ保存部20として使用される。
これら第1及び第2の記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、ナビゲーション装置に備えられているメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
なお、データを一時的に保存する、いわゆるバッファメモリには、演算部のRAMの一部領域を利用できる。
出力装置76はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置77は音声入力部はもとよりディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
図7に示す通り、コンピュータを構成する各装置はシステムバス78で連結されている。
本発明は、上記実施形態、実施例、変形例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
1 ナビゲーション装置
10 ナビゲーション装置の本体部
11 入力部
15 クエリ特定部
17 候補目的値探索部
20 地図データ保存部
30、130、230 入力アシスト装置
31 評価部
33 クエリ修正部
40、50,60 行動データ保存部

Claims (17)

  1. 入力された音声を認識してクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
    利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
    前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える音声入力アシスト装置。
  2. 前記行動データは、スケジュール帳データであって、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記入されている、請求項1に記載の音声入力アシスト装置。
  3. 前記行動データ保存部は、
    前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
    前記スケジュール帳データにメモされているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
    前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
    前記クエリ修正部は前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする、請求項2に記載の音声入力アシスト装置。
  4. 前記特定された位置は施設名称又は地名である、請求項3に記載の音声入力アシスト装置。
  5. 前記クエリ修正部は前記クエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となるメモを検索し、これを修正されたクエリとする、請求項2に記載の音声入力アシスト装置。
  6. 前記候補目的地探索部は、前記ユニーク位置保存部の内容を参照し、前記クエリに一致若しくは類似するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とする、請求項3に記載の音声入力アシスト装置。
  7. 入力された情報からクエリ特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備えるナビゲーション装置用の入力アシスト装置であって、
    利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
    前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備える入力アシスト装置。
  8. 入力された情報からクエリを特定するクエリ特定部と、前記クエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置であって、
    更に入力アシスト装置を備え、該入力アシスト装置は、
    利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部と、
    前記行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記クエリを修正するクエリ修正部と、を備えるナビゲーション装置。
  9. クエリを入力する入力部と、入力されたクエリに対応する候補目的地を検索する候補目的地探索部と、を備える、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法であって、
    前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
    判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
    前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
    前記クエリ修正部がクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト方法。
  10. 前記行動データはスケジュール帳データであり、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記入されており、
    前記クエリ修正部に、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正させる、請求項9に記載の入力アシスト方法。
  11. 前記行動データ保存部は、
    前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
    前記スケジュール帳データに入力されているユニーク目的地と、該ユニーク目的地がメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニーク目的地の位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニーク目的地の位置をユニーク位置とする、
    前記ユニーク目的地に関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
    前記クエリ修正部に、前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニーク目的地と一致若しくは類似したとき、これを前記ユニーク位置が修正されたクエリさせる、請求項10に記載の入力アシスト方法。
  12. 前記クエリ修正部に、入力されたクエリに基づき、前記スケジュール帳データから候補目的地となるデータを検索させ、これを修正されたクエリとさせる、請求項10に記載の入力アシスト方法。
  13. 前記候補目的地探索部に、前記ユニーク位置保存部の内容を参照させ、前記クエリに一致若しくは類似するユニーク目的地が存在したときには、対応するユニーク位置を検索の結果とさせる請求項11に記載の入力アシスト方法。
  14. 前記クエリは音声として入力される、請求項9~13の何れかに記載の入力アシスト方法。
  15. クエリを入力する入力部、候補目的地探索部、クエリ修正部を備えるナビゲーション装置に適用される入力アシスト装置であって、利用者の行動を特定し得る行動データを保存する行動データ保存部を備える該入力アシスト装置を制御するコンピュータ用のプログラムにおいて、
    前記候補目的地探索部に、前記入力部により入力された前記クエリに対応する前記候補目的地を特定させ、
    判断部に、前記特定された候補目的地が所定の条件を満足するか否かを判断させ、
    前記判断部が満足しないと判断したとき、クエリ修正部に、行動データ保存部に保存されている行動データを参照して前記入力されたクエリを修正させ、ここに、前記行動データ保存部は利用者の行動を特定し得る行動データを保存する、
    前記クエリ修正部が前記入力されたクエリを修正したとき、前記候補目的地探索部に、該修正されたクエリを用いて前記候補目的地を再検索させる、ナビゲーション装置用の入力アシスト装置を制御するコンピュータプログラム。
  16. 前記行動データは、スケジュール帳データにリンクされており、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニーク目的地を含むメモが記されており、
    前記クエリ修正部に、前記スケジュール帳データにおいて前記クエリの指定時間に記された前記ユニーク目的地を参照して、前記クエリを修正させる請求項15に記載のコンピュータプログラム。
  17. 前記行動データは、スケジュール帳データであって、該スケジュール帳データには利用者が入力したユニークアイテムを含むメモが記入され、
    前記行動データ保存部は、
    前記利用者の行動履歴を保存する行動履歴保存部と、該行動履歴は座標と時間とによって特定される、
    前記スケジュール帳データにメモされているユニークアイテムと、該ユニークアイテムがメモされている時間に対応する前記行動履歴における利用者の座標とを比較し、ナビゲーション装置の地図上における前記ユニークアイテムの位置を特定するユニーク位置特定部と、ここに、特定された前記ユニークアイテムの位置をユニーク位置とする、
    前記ユニークアイテムに関連付けて前記ユニーク位置を保存するユニーク位置保存部と、を備え、
    前記クエリ修正部は前記ユニーク位置保存部の内容を参照して、前記クエリが前記ユニークアイテムと一致若しくは類似したとき、前記ユニーク位置を修正されたクエリとする、請求項1に記載の音声入力アシスト装置
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