JP7052711B2 - 充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム - Google Patents

充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7052711B2
JP7052711B2 JP2018243456A JP2018243456A JP7052711B2 JP 7052711 B2 JP7052711 B2 JP 7052711B2 JP 2018243456 A JP2018243456 A JP 2018243456A JP 2018243456 A JP2018243456 A JP 2018243456A JP 7052711 B2 JP7052711 B2 JP 7052711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earphone
battery
remaining capacity
unit
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018243456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020108223A (ja
Inventor
美紗 鈴木
吉広 米澤
宏充 浅香
将史 植本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2018243456A priority Critical patent/JP7052711B2/ja
Publication of JP2020108223A publication Critical patent/JP2020108223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7052711B2 publication Critical patent/JP7052711B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラムに関する。
Bluetooth(登録商標)イヤホンなどバッテリを内蔵した商品が増えている中、商品の小型化が進んでいる。それに伴って、バッテリの小型化も進んでおり、バッテリの持ち時間が課題になっている。このような状況では、バッテリ残量がわずかとなった場合、充電を促す通知機能が重要になっている。イヤホン自体がバッテリ残量を監視して、イヤホン自体が通知音を鳴らす技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-087367号公報
しかしながら、ユーザがイヤホンを装着していない場合、通知音を聞き漏らすおそれがある。また、音楽再生中に通知音が鳴った場合、ユーザが不快に感じるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切に残容量を通知する充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る充電制御装置は、ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体への前記ワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出部と、前記筐体に配置されたケース用バッテリによって充電される前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測部と、前記検出部が前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることを検出した場合、前記予測部の予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定部と、前記判定部が前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定した場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る充電ケースは、ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体と、前記筐体に配置され、前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリを充電するケース用バッテリと、前記ケース用バッテリから供給される電力によって前記イヤホン用バッテリを充電する充電回路と、前記筐体へのワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出部と、前記イヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測部と、前記検出部が前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることを検出した場合、前記予測部の予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定部と、前記判定部が前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定した場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御部と、ことを特徴とする。
本発明に係る充電システムは、上記の充電ケースと、ワイヤレスイヤホンと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る充電制御方法は、ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体への前記ワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出ステップと、前記筐体に配置されたケース用バッテリによって充電される前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測ステップと、前記検出ステップによって前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることが検出された場合、前記予測ステップにおける予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定ステップと、前記判定ステップによって前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定された場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御ステップと、を含む。
本発明に係るプログラムは、ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体への前記ワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出ステップと、前記筐体に配置されたケース用バッテリによって充電される前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測ステップと、前記検出ステップによって前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることが検出された場合、前記予測ステップにおける予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定ステップと、前記判定ステップによって前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定された場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、適切に残容量を通知する充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラムを提供することができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る充電システムの概略を示す斜視図である。 図2は、第一実施形態に係る充電ケースの構成例を示すブロック図である。 図3は、第一実施形態に係る左イヤホンの構成例を示すブロック図である。 図4は、第一実施形態に係る右イヤホンの構成例を示すブロック図である。 図5は、第一実施形態に係る充電システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、第二実施形態に係る充電ケースの構成例を示すブロック図である。 図7は、第二実施形態に係る充電システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第三実施形態に係る充電ケースの構成例を示すブロック図である。 図9は、第三実施形態に係る左イヤホンの構成例を示すブロック図である。 図10は、第三実施形態に係る右イヤホンの構成例を示すブロック図である。 図11は、第三実施形態に係る充電システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、第三実施形態に係る充電システムにおける処理の流れの他の例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る充電システム1の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る充電システムの概略を示す斜視図である。充電システム1は、充電ケース10と、左右分離型のワイヤレスイヤホン50とを有する。充電システム1は、充電ケース10のケース用バッテリ17がワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56を充電する。充電システム1は、充電ケース10がワイヤレスイヤホン50の使用可能時間を予測して、残容量の通知を行う。
ここで、ワイヤレスイヤホン50は、分離された左イヤホン50Lと右イヤホン50Rとを有する。以下の説明において、左イヤホン50Lと右イヤホン50Rとの区別を要しない場合、ワイヤレスイヤホン50として説明する。また、イヤホン用バッテリ56は、左イヤホン用バッテリ(以下、「左バッテリ」という。)56Lと右イヤホン用バッテリ(以下、「右バッテリ」という。)56Rとを含む。以下の説明において、左バッテリ56Lと右バッテリ56Rとの区別を要しない場合、イヤホン用バッテリ56として説明する。
さらに、図2を用いて、充電ケース10について説明する。図2は、第一実施形態に係る充電ケース10の構成例を示すブロック図である。充電ケース10は、ワイヤレスイヤホン50を収容可能なケースである。充電ケース10は、ワイヤレスイヤホン50を収容した状態で充電する。充電ケース10は、筐体10Hと、通信部11と、表示部12と、スピーカ13と、振動部14と、左イヤホン用充電端子(以下、「左充電端子」という。)15と、右イヤホン用充電端子(以下、「右充電端子」という。)16と、ケース用バッテリ17と、電源端子18と、ケース用充電回路21と、イヤホン用充電回路(充電回路)22と、制御部(充電制御装置)30とを有する。
筐体10Hは、充電ケース10の外形を規定する。筐体10Hは、ワイヤレスイヤホン50を着脱可能である。より詳しくは、筐体10Hは、内部にワイヤレスイヤホン50を収容可能である。本実施形態は、筐体10Hは、円筒状に形成されている。筐体10Hには、通信部11と表示部12とスピーカ13と振動部14と左充電端子15と右充電端子16とケース用バッテリ17と電源端子18とケース用充電回路21とイヤホン用充電回路22と制御部30とが配置されている。
通信部11は、通信ユニットである。通信部11は、ワイヤレスイヤホン50および携帯用電子機器100とデータを送受信可能に接続する。通信部11は、例えば、Bluetooth、または、NFMI(Near Field Magnetic Induction)を含む近距離無線通信や近距離電磁誘導が可能である。本実施形態では、通信部11は、ワイヤレスイヤホン50と、Bluetooth接続によってペアリング可能である。本実施形態では、通信部11は、携帯用電子機器100と、Bluetooth接続によってペアリング可能である。
表示部12は、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知を表示する。表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。本実施形態では、表示部12は、筐体10Hの外周面に配置されている。表示部12は、出力制御部37の表示制御部371から出力された表示信号に基づいて、情報を表示する。
スピーカ13は、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知の音声を出力する。スピーカ13は、出力制御部37の音声制御部372から出力された音声信号に基づいて、音声を表示する。スピーカ13は、筐体10Hの外周に配置されている。
振動部14は、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知を示す振動を発生させる。振動部14は、出力制御部37の振動制御部373から出力された制御信号に基づいて、振動を発生させる。
左充電端子15は、ワイヤレスイヤホン50の左イヤホン50Lの左充電端子57L(図3参照)が接続可能な端子である。左充電端子15は、イヤホン用充電回路22を介して、ケース用バッテリ17と接続されている。左充電端子15は、左充電端子57Lを介して、ケース用バッテリ17から左イヤホン50Lの左バッテリ56Lへ充電電流を供給する。左充電端子15は、筐体10Hの内周面に配置されている。
右充電端子16は、ワイヤレスイヤホン50の右イヤホン50Rの右充電端子57R(図4参照)が接続可能な端子である。右充電端子16は、イヤホン用充電回路22を介して、ケース用バッテリ17と接続されている。右充電端子16は、右充電端子57Rを介して、ケース用バッテリ17から右イヤホン50Rの右バッテリ56Rへ充電電流を供給する。右充電端子16は、筐体10Hの内周面に配置されている。
ケース用バッテリ17は、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56を充電する。ケース用バッテリ17は、ケース用充電回路21とイヤホン用充電回路22とに接続されている。ケース用バッテリ17は、繰り返し充放電を実行可能な充電池である。ケース用バッテリ17は、例えば、ニッケル水素充電池、リチウムイオン充電池またはリチウムポリマー充電池である。ケース用バッテリ17は、筐体10Hに内蔵されている。
電源端子18は、交流電源(商用電源)または直流電源と接続可能である。電源端子18は、ケース用充電回路21に接続されている。電源端子18は、交流電源から供給された交流、または、モバイルバッテリなどの直流電源から供給された直流をケース用充電回路21へ出力する。
ケース用充電回路21は、ケース用バッテリ17を充電する充電回路である。ケース用充電回路21は、ケース用バッテリ17と電源端子18とに接続されている。ケース用充電回路21は、電源端子18に交流電源が接続されている場合、電源端子18を介して入力された交流をケース用バッテリ17の充電に適した直流に変換して、ケース用バッテリ17へ供給する。ケース用充電回路21は、電源端子18に直流電源が接続されている場合、電源端子18を介して入力された直流をケース用バッテリ17へ供給する。
イヤホン用充電回路22は、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56を充電する充電回路である。イヤホン用充電回路22は、ケース用バッテリ17と左充電端子15と右充電端子16と予測部33とに接続されている。イヤホン用充電回路22は、ケース用バッテリ17から出力された直流をイヤホン用バッテリ56の充電に適した直流に変換して、左充電端子15と右充電端子16とを介してイヤホン用バッテリ56へ供給する。
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置である。制御部30は、図示しない記憶部に記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御部30には図示しない内部メモリが含まれ、データの一時記憶などに用いられる。制御部30は、通信制御部31と、検出部32と、予測部33と、通知時間設定部34と、判定部35と、通知選択部36と、出力制御部37とを有する。
通信制御部31は、通信部11を制御することで、ワイヤレスイヤホン50または携帯用電子機器100と無線通信を行う。
検出部32は、筐体10Hへのワイヤレスイヤホン50の着脱状態を検出する。検出部32は、左充電端子15と左イヤホン50Lとの電気的な接続状態、および、右充電端子16と右イヤホン50Rとの電気的な接続状態に基づいて、着脱状態を検出する。検出部32は、左充電端子15と左イヤホン50Lとが電気的に接続され、右充電端子16と右イヤホン50Rとが電気的に接続されている場合、筐体10Hへワイヤレスイヤホン50が取り付けられた状態であることを検出する。検出部32は、左充電端子15と左イヤホン50Lとが電気的に接続されていない、または、右充電端子16と右イヤホン50Rとが電気的に接続されていない場合、筐体10Hからワイヤレスイヤホン50が取り外された状態であることを検出する。
検出部32は、筐体10Hへのワイヤレスイヤホン50の着脱状態を、他の方法によって検出してもよい。例えば、検出部32は、筐体10Hへのワイヤレスイヤホン50の着脱によって可動する可動部材の動作に基づいて着脱状態を検出してもよい。検出部32は、筐体10Hへのワイヤレスイヤホン50の着脱を検出するセンサの検出結果に基づいて着脱状態を検出してもよい。例えば、検出部32は、ワイヤレスイヤホン50から取得した使用状態を表す使用情報が音楽データを再生していることを示す場合、ワイヤレスイヤホン50が取り外されていることを検出してもよい。
予測部33は、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56の使用可能時間を予測する。より詳しくは、予測部33は、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56の充電時、イヤホン用充電回路22から充電電流と充電時間とを含む充電情報を取得する。そして、予測部33は、イヤホン用充電回路22から取得した充電情報に基づいて、イヤホン用バッテリ56の残容量を算出して、残容量から使用可能時間を予測する。なお、イヤホン用バッテリ56の残容量と使用可能時間との関係は、あらかじめ記憶部に記憶されている。または、予測部33は、筐体10Hにワイヤレスイヤホン50が取り付けられた状態において、左充電端子15または右充電端子16からイヤホン用バッテリ56の電圧の情報を取得して、イヤホン用バッテリ56の電圧から使用可能時間を予測してもよい。なお、イヤホン用バッテリ56の電圧と使用可能時間との関係は、あらかじめ記憶部に記憶されている。
通知時間設定部34は、予測部33が予測した使用可能時間に基づいて、残容量の通知を行う時間を設定する。より詳しくは、通知時間設定部34は、使用可能時間の所定時間前を残容量の通知を行う時間に設定する。例えば、通知時間設定部34は、使用可能時間が「180分」である場合、使用可能時間の「30分前」である「150分後」を残容量の通知を行う時間に設定する。または、通知時間設定部34は、使用可能時間に所定割合を乗算した時間を残容量の通知を行う時間に設定してもよい。例えば、通知時間設定部34は、使用可能時間が「100分」である場合、「0.8」を乗算した「80分後」を残容量の通知を行う時間に設定してもよい。
判定部35は、検出部32がワイヤレスイヤホン50が筐体10Hから取り外し状態であることを検出した場合、予測部33の予測結果に基づいて、イヤホン用バッテリ56の残容量を通知する時間に到達したかを判定する。判定部35は、検出部32の検出結果が示すワイヤレスイヤホン50の状態が、装着状態から取り外し状態に変わったときからの経過時間、言い換えると、ワイヤレスイヤホン50を取り外したときからの経過時間が残容量を通知する時間に到達したかを判定する。
通知選択部36は、判定部35が残容量を通知する時間に到達したと判定した場合、イヤホン用バッテリ56の残容量を通知する通知方法を選択する。より詳しくは、通知選択部36は、ワイヤレスイヤホン50から取得した音楽データの再生状態を示す再生情報を含む使用情報が示す使用状態に応じて、表示によって通知する方法、音声によって通知する方法、または、振動によって通知する方法のうち1つ以上の通知方法を選択する。例えば、通知選択部36は、使用情報がワイヤレスイヤホン50が音楽データを再生していることを示す場合、表示によって通知する方法、および、振動によって通知する方法を選択する。例えば、通知選択部36は、使用情報がワイヤレスイヤホン50が音楽データを再生していないことを示す場合、音声によって通知する方法を選択する。
さらに、通知選択部36は、検出部32の検出結果に応じて、残容量の通知を、充電ケース10、ワイヤレスイヤホン50、または、携帯用電子機器100のいずれが行うかを選択してもよい。通知選択部36は、ワイヤレスイヤホン50が取り外し状態であり、ワイヤレスイヤホン50の残容量がゼロである場合、残容量の通知を充電ケース10または携帯用電子機器100が行う通知方法を選択する。通知選択部36は、ワイヤレスイヤホン50が取り外し状態であり、ワイヤレスイヤホン50の残容量がゼロより大きい場合、残容量の通知をワイヤレスイヤホン50が行う通知方法を選択する。通知選択部36は、残容量の通知を充電ケース10が行う通知方法を選択した場合、出力制御部37に、残容量の通知を実行させる。通知選択部36は、残容量の通知を携帯用電子機器100またはワイヤレスイヤホン50が行う通知方法を選択した場合、通信制御部31を介して、携帯用電子機器100またはワイヤレスイヤホン50に残容量の通知を実行させる制御信号を出力する。
出力制御部37は、判定部35がイヤホン用バッテリ56の残容量を通知する時間に到達したと判定し、通知選択部36が充電ケース10から通知する通知方法を選択した場合、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知を出力する制御を行う。出力制御部37は、通知選択部36が選択した通知方法に基づいて、制御を行う。出力制御部37は、表示制御部371と、音声制御部372と、振動制御部373とを有する。出力制御部37は、通知選択部36が選択した選択方法に従って、表示制御部371、音声制御部372、または、振動制御部373を制御する。
表示制御部371は、通知選択部36が表示によって通知する方法と、充電ケース10が通知する通知方法を選択した場合、通知を示す情報を表示部12で出力する制御を行う。
音声制御部372は、通知選択部36が音声によって通知する方法と、充電ケース10が通知する通知方法を選択した場合、通知を示す音声をスピーカ13から出力させる制御を行う。
振動制御部373は、通知選択部36が振動によって通知する方法と、充電ケース10が通知する通知方法を選択した場合、通知を示す振動を振動部14によって発生させる制御を行う。
ワイヤレスイヤホン50は、左イヤホン50Lと右イヤホン50Rとを有する。左イヤホン50Lと右イヤホン50Rとは、例えばBluetooth接続によってペアリングされている。
図3を用いて、左イヤホン50Lについて説明する。図3は、第一実施形態に係る左イヤホンの構成例を示すブロック図である。左イヤホン50Lは、左耳用のイヤホンである。左イヤホン50Lは、携帯用電子機器100から音楽データを取得する。左イヤホン50Lは、音楽データの左チャンネルデータをスピーカ54Lから出力する。左イヤホン50Lは、音楽データの右チャンネルデータを右イヤホン50Rへ出力する。左イヤホン50Lは、通信部51Lと、左右用通信部52Lと、発光部53Lと、スピーカ54Lと、振動部55Lと、左バッテリ56Lと、左充電端子57Lと、制御部60Lとを有する。
通信部51Lは、通信ユニットである。通信部51Lは、携帯用電子機器100とデータを送受信可能に接続する。本実施形態では、通信部51Lは、携帯用電子機器100から、音楽データを含むデータを受信する。通信部51Lは、例えば、Bluetooth、または、NFMIを含む近距離無線通信や近距離電磁誘導が可能である。本実施形態では、通信部51Lは、携帯用電子機器100と、Bluetooth接続によってペアリング可能である。
左右用通信部52Lは、通信ユニットである。左右用通信部52Lは、右イヤホン50Rとデータを送受信可能に接続する。本実施形態では、左右用通信部52Lは、携帯用電子機器100から受信した音楽データのうち、右チャンネルデータを右イヤホン50Rへ送信する。左右用通信部52Lは、例えば、Bluetoothを含む近距離無線通信が可能である。通信部51Lは、右イヤホン50Rと、Bluetooth接続によってペアリング可能である。
発光部53Lは、イヤホン用バッテリ56の残容量を発光によって表示する。発光部53Lは、例えばLED(Light Emitting Diode)である。発光部53Lは、本実施形態では、左イヤホン50Lの外周面に配置されている。発光部53Lは、出力制御部63Lの発光制御部631Lから出力された制御信号に基づいて、発光したり発光を停止したりする。
スピーカ54Lは、左耳において視聴させる音声を出力する。スピーカ54Lは、出力制御部63Lの音声制御部632Lにおいて、音楽データの左チャンネルデータをD/A変換して得られた電気信号を音に変換して出力する。また、スピーカ54Lは、音声制御部632Lから出力された、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知の音声を出力する。
振動部55Lは、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知を示す振動を発生させる。振動部55Lは、出力制御部63Lの振動制御部633Lから出力された制御信号に基づいて、振動を発生させる。
左バッテリ56Lは、左イヤホン50Lが動作するための電力を供給する。左バッテリ56Lは、左充電端子57Lと接続されている。左バッテリ56Lは、繰り返し充放電を実行可能な電池である。左バッテリ56Lは、例えば、ニッケル水素充電池、リチウムイオン充電池またはリチウムポリマー充電池である。左バッテリ56Lは、左イヤホン50Lに内蔵されている。
左充電端子57Lは、充電ケース10の左充電端子15と接続可能な端子である。左充電端子57Lは、左バッテリ56Lに接続されている。左充電端子57Lは、左充電端子15から供給された充電電流を左バッテリ56Lに供給する。左充電端子57Lは、左イヤホン50Lの外周に配置されている。
制御部60Lは、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置である。制御部60Lは、図示しない記憶部に記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御部60Lには図示しない内部メモリが含まれ、データの一時記憶などに用いられる。制御部60Lは、通信制御部61Lと、左右用通信制御部62Lと、出力制御部63Lとを有する。
通信制御部61Lは、通信部51Lを制御することで、携帯用電子機器100及び充電ケース10と無線通信を行う。
左右用通信制御部62Lは、左右用通信部52Lを制御することで、右イヤホン50Rと無線通信を行う。
出力制御部63Lは、左イヤホン50Lにおける出力を制御する。より詳しくは、出力制御部63Lは、左イヤホン50Lにおいて、音楽データを音として出力する制御を行う。また、出力制御部63Lは、ワイヤレスイヤホン50において、イヤホン用バッテリ56の残容量に関する通知を出力する制御を行う。出力制御部63Lは、発光制御部631Lと、音声制御部632Lと、振動制御部633Lとを有する。
発光制御部631Lは、発光部53Lの発光と発光の停止とを制御する。発光制御部631Lは、通知選択部36が表示によって通知する方法と、ワイヤレスイヤホン50が通知する通知方法を選択した場合、発光部53Lを発光させて通知を示す情報を出力する制御を行う。発光制御部631Lは、発光部53Lを発光させた後、所定時間が経過した場合、ユーザが通知を停止する操作を行った場合、または、イヤホン用バッテリ56の充電が開始された場合、発光を停止させる。
音声制御部632Lは、音楽データの左チャンネルデータをD/A変換して増幅した信号をスピーカ54Lから出力させる。また、音声制御部632Lは、通知選択部36が音声によって通知する方法と、ワイヤレスイヤホン50が通知する通知方法を選択した場合、通知の音声をスピーカ54Lから出力させる制御を行う。音声制御部632Lは、スピーカ54Lから通知の音声を出力した後、所定時間が経過した場合、ユーザが通知を停止する操作を行った場合、または、イヤホン用バッテリ56の充電が開始された場合、通知の音声の出力を停止する。
振動制御部633Lは、通知選択部36が振動によって通知する方法と、ワイヤレスイヤホン50が通知する通知方法を選択した場合、通知を示す振動を振動部55Lによって発生させる制御を行う。振動制御部633Lは、振動部55Lを振動させた後、所定時間が経過した場合、ユーザが通知を停止する操作を行った場合、または、イヤホン用バッテリ56の充電が開始された場合、振動を停止させる。
図4を用いて、右イヤホン50Rについて説明する。図4は、第一実施形態に係る右イヤホンの構成例を示すブロック図である。右イヤホン50Rは、右耳用のイヤホンである。右イヤホン50Rは、左イヤホン50Lから音楽データの右チャンネルデータを取得して出力する。右イヤホン50Rは、左右用通信部52Rと、スピーカ54Rと、右バッテリ56Rと、右充電端子57Rと、制御部60Rとを有する。
左右用通信部52Rは、通信ユニットである。左右用通信部52Rは、左イヤホン50Lとデータを送受信可能に接続する。本実施形態では、左右用通信部52Rは、左イヤホン50Lから音楽データの右チャンネルデータを受信する。左右用通信部52Rは、例えば、Bluetoothを含む近距離無線通信が可能である。左右用通信部52Rは、左イヤホン50Lと、Bluetooth接続によってペアリング可能である。
スピーカ54Rは、右耳において視聴させる音声を出力する。スピーカ54Rは、音声制御部632Rにおいて、音楽データの右チャンネルデータをD/A変換して得られた電気信号を音に変換して出力する。
右バッテリ56Rは、右イヤホン50Rが動作するための電力を供給する。右バッテリ56Rは、右充電端子57Rと接続されている。右バッテリ56Rは、繰り返し充放電を実行可能な電池である。右バッテリ56Rは、例えば、ニッケル水素充電池、リチウムイオン充電池またはリチウムポリマー充電池である。右バッテリ56Rは、右イヤホン50Rに内蔵されている。
右充電端子57Rは、充電ケース10の右充電端子16と接続可能な端子である。右充電端子57Rは、右バッテリ56Rに接続されている。右充電端子57Rは、右充電端子16から供給された充電電流を右バッテリ56Rに供給する。右充電端子57Rは、右イヤホン50Rの外周に配置されている。
制御部60Rは、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置である。制御部60Rは、図示しない記憶部に記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御部60Rには図示しない内部メモリが含まれ、データの一時記憶などに用いられる。制御部60Rは、左右用通信制御部62Rと、音声制御部632Rとを有する。
左右用通信制御部62Rは、左右用通信部52Rを制御することで、左イヤホン50Lと無線通信を行う。
音声制御部632Rは、右イヤホン50Rにおいて、音楽データを音として出力する制御を行う。音声制御部632Rは、音楽データの右チャンネルデータをD/A変換して増幅した信号をスピーカ54Rから出力させる。
本実施形態では、ワイヤレスイヤホン50は、左イヤホン50Lが携帯用電子機器100と通信可能な親機であり、右イヤホン50Rが左イヤホン50Lと通信可能な子機であるものとして説明したが、これに限定されない。ワイヤレスイヤホン50は、右イヤホン50Rが親機であり、左イヤホン50Lが子機であってもよく、この場合、左イヤホン50Lと右イヤホン50Rとの構成が上記とは逆になる。
次に、図5を用いて、充電システム1における情報処理について説明する。図5は、第一実施形態に係る充電システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。
制御部30は、予測部33によって、イヤホン用バッテリ56の使用可能時間を予測する(ステップS101)。例えば、予測部33は、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56の充電時、イヤホン用充電回路22から取得した充電情報に基づいて、使用可能時間を予測する。制御部30は、ステップS102に進む。
制御部30は、検出部32によって、ワイヤレスイヤホン50が充電ケース10から取り外されたかを判定する(ステップS102)。検出部32は、ワイヤレスイヤホン50が充電ケース10から取り外されたと判定する場合(ステップS102でYes)、ステップS103に進む。検出部32は、ワイヤレスイヤホン50が充電ケース10から取り外されていないと判定する場合(ステップS102でNo)、ステップS101の処理を再度実行する。
ワイヤレスイヤホン50が充電ケース10から取り外されたと判定する場合(ステップS102でYes)、制御部30は、通知時間設定部34によって、予測部33が予測した使用可能時間に基づいて、残容量の通知を行う時間を設定する(ステップS103)。より詳しくは、制御部30は、通知時間設定部34によって、ワイヤレスイヤホン50が取り外されたときの使用可能時間から残容量の通知を行う時間を設定する。例えば、予測された使用可能時間が「180分」である場合、使用可能時間の「30分前」である「150分後」を残容量の通知を行う時間に設定する。制御部30は、ステップS104に進む。
制御部30は、残容量の通知を行う時間に到達したかを判定する(ステップS104)。制御部30は、ワイヤレスイヤホン50が装着状態から取り外し状態に変わったときからの経過時間が残容量の通知を行う時間に到達したと判定する場合(ステップS104でYes)、ステップS105に進む。制御部30は、残容量の通知を行う時間に到達していないと判定する場合(ステップS104でNo)、ステップS103の処理を再度実行する。
制御部30は、通知選択部36によって、通知方法を選択する(ステップS105)。より詳しくは、通知選択部36は、ワイヤレスイヤホン50から取得した使用情報が示す使用状態に応じて、表示によって通知する方法、音声によって通知する方法、または、振動によって通知する方法のうち1つ以上の通知方法を選択する。また、通知選択部36は、検出部32の検出結果に応じて、残容量の通知を、充電ケース10、ワイヤレスイヤホン50、または、携帯用電子機器100のいずれが行うかを選択してもよい。制御部30は、ステップS106に進む。
制御部30は、残容量を通知する(ステップS106)。より詳しくは、制御部30は、通知選択部36が充電ケース10が通知する通知方法を選択した場合、出力制御部37によって、通知を示す情報を充電ケース10から出力する制御を行う。制御部30は、通知選択部36がワイヤレスイヤホン50が通知する通知方法を選択した場合、出力制御部63Lによって、通知を示す情報を左イヤホン50Lから出力する制御を行う。制御部30は、通知選択部36が携帯用電子機器100が通知する通知方法を選択した場合、通知を示す情報を携帯用電子機器100から出力する制御を行う。
制御部30は、残容量の通知を行った後、所定時間が経過した場合、ユーザが通知を停止する操作を行った場合、または、イヤホン用バッテリ56の充電が開始された場合、通知を停止させる。
このようにして、充電ケース10は、予測部33によってワイヤレスイヤホン50の使用可能時間を予測する。そして、充電ケース10は、検出部32がワイヤレスイヤホン50が筐体10Hから取り外し状態であることを検出した場合、判定部35によって、残容量の通知時間に到達したかを判定する。そして、充電ケース10は、判定部35が残容量の通知時間に到達したと判定する場合、残容量の通知を行う。
本実施形態は、ワイヤレスイヤホン50の使用状態に応じて、表示によって通知する方法、音声によって通知する方法、または、振動によって通知する方法のうち1つ以上の通知方法を選択する。また、本実施形態は、検出部32の検出結果に応じて、残容量の通知を、充電ケース10、ワイヤレスイヤホン50、または、携帯用電子機器100のいずれが行うかを選択可能である。本実施形態によれば、状況に応じて、適切に残容量を通知することができる。これにより、例えば、本実施形態は、ユーザがワイヤレスイヤホン50を使用していないときでも、残容量を通知することができる。例えば、本実施形態は、ユーザがワイヤレスイヤホン50で音楽データを再生を使用しているとき、視聴を妨げずに残容量を通知することができる。
本実施形態は、残容量の通知を充電ケース10のみで行なう構成とすることも可能である。この場合、充電ケース10の通信部11および通信制御部31の構成が不要となり、簡易な構成とすることができる。
上述したように、本実施形態は、充電ケース10の予測部33によってワイヤレスイヤホン50の使用可能時間を予測する。そして、本実施形態は、充電ケース10の検出部32がワイヤレスイヤホン50が筐体10Hから取り外し状態であることを検出した場合、判定部35によって、残容量の通知時間に到達したかを判定する。このようにして、本実施形態は、充電ケースの判定部35が残容量の通知時間に到達したと判定する場合、残容量の通知を行うことができる。本実施形態によれば、ワイヤレスイヤホン50の電源が入っていないときでも、残容量の通知を行うことができる。本実施形態は、ワイヤレスイヤホン50の充電し忘れを抑制することができる。
[第二実施形態]
図6、図7を参照しながら、本実施形態に係る充電システム1Aについて説明する。図6は、第二実施形態に係る充電ケースの構成例を示すブロック図である。図7は、第二実施形態に係る充電システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。充電システム1Aは、基本的な構成は第一実施形態の充電システム1と同様である。以下の説明においては、充電システム1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。充電システム1Aの充電ケース10Aは、制御部30Aが特定部38Aを有する点と、予測部33Aと判定部35Aとにおける処理とが第一実施形態と異なる。
予測部33Aは、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56について、左バッテリ56Lの使用可能時間と、右バッテリ56Rの使用可能時間とをそれぞれ予測する。より詳しくは、予測部33Aは、ワイヤレスイヤホン50のイヤホン用バッテリ56の充電時、イヤホン用充電回路22から、左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rのそれぞれの充電情報を取得する。そして、予測部33Aは、イヤホン用充電回路22から取得した充電情報に基づいて、左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rの残容量をそれぞれ算出して、残容量から使用可能時間をぞれぞれ予測する。または、予測部33Aは、筐体10Hにワイヤレスイヤホン50が取り付けられた状態において、左充電端子15および右充電端子16からイヤホン用バッテリ56の電圧の情報をそれぞれ取得して、左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rの電圧から使用可能時間をそれぞれ予測してもよい。
特定部38Aは、予測部33Aが予測した使用可能時間に基づいて、イヤホン用バッテリ56の左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rのうち、残容量が少ない方を特定する。
判定部35Aは、特定部38Aによって特定された残容量が少ない方についての予測部33Aの予測結果に基づいて、イヤホン用バッテリ56の残容量を通知する時間に到達したかを判定する。
次に、図7を用いて、充電システム1Aにおける情報処理について説明する。図7に示すフローチャートのステップS111、ステップS113、ステップS115ないしステップS117は、図5に示すフローチャートのステップS101、ステップS102、ステップS104ないしステップS106と同様の処理を行う。
制御部30Aは、使用可能時間が少ない方を特定する(ステップS112)。より詳しくは、制御部30Aは、特定部38Aによって、予測部33Aの予測結果に基づいて、イヤホン用バッテリ56の左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rのうち、残容量が少ない方を特定する。制御部30Aは、ステップS113に進む。
制御部30Aは、通知時間設定部34によって、予測部33Aが予測した、使用可能時間が少ない方の使用可能時間に基づいて、残容量の通知を行う時間を設定する(ステップS114)。制御部30Aは、ステップS115に進む。
このようにして、充電ケース10Aがワイヤレスイヤホン50の左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rのそれぞれ使用可能時間を予測して、少ない方の使用可能時間に基づいて、残容量の通知を行う。
上述したように、本実施形態では、充電ケース10Aがワイヤレスイヤホン50の左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rのそれぞれ使用可能時間を予測して、少ない方の使用可能時間に基づいて、残容量の通知を行うことができる。本実施形態によれば、左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rの使用可能時間が異なる場合でも、適切に残容量を通知することができる。
[第三実施形態]
図8ないし図12を参照しながら、本実施形態に係る充電システム1Bについて説明する。図8は、第三実施形態に係る充電ケースの構成例を示すブロック図である。図9は、第三実施形態に係る左イヤホンの構成例を示すブロック図である。図10は、第三実施形態に係る右イヤホンの構成例を示すブロック図である。図11は、第三実施形態に係る充電システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。図12は、第三実施形態に係る充電システムにおける処理の流れの他の例を示すフローチャートである。充電システム1Bの充電ケース10Bは、制御部30Bが残容量取得部39Bを有する点と、予測部33Bにおける処理とが第一実施形態と異なる。左イヤホン50LBは、制御部60LBが左残容量取得部64LBと残容量送信制御部65LBとを有する点が第一実施形態と異なる。右イヤホン50RBは、制御部60RBが右残容量取得部64RBと右残容量送信制御部65RBとを有する点が第一実施形態と異なる。
残容量取得部39Bは、ワイヤレスイヤホン50からイヤホン用バッテリ56の残容量を示す残容量情報を取得する。本実施形態では、残容量取得部39Bは、左バッテリ56Lおよび右バッテリ56Rのそれぞれの残容量を示す残容量情報を取得する。
予測部33Bは、残容量取得部39Bが取得した残容量情報に基づいて、イヤホン用バッテリ56の使用可能時間を予測する。本実施形態では、予測部33Bは、残容量取得部39Bが取得した残容量情報に基づいて、左バッテリ56Lの使用可能時間と、右バッテリ56Rの使用可能時間とをそれぞれ予測する。
左残容量取得部64LBは、左バッテリ56Lの残容量を取得する。
残容量送信制御部65LBは、左残容量取得部64LBが取得した左バッテリ56Lの残容量の情報と、右イヤホン50RBから取得した右バッテリ56Rの残容量の情報とを、充電ケース10Bへ送信する。
右残容量取得部64RBは、右バッテリ56Rの残容量を取得する。
右残容量送信制御部65RBは、右残容量取得部64RBが取得した右バッテリ56Rの残容量の情報を、左イヤホン50LBへ送信する。
次に、図11を用いて、充電システム1Bにおける情報処理について説明する。図11に示すフローチャートのステップS123ないしステップS126は、図5に示すフローチャートのステップS103ないしステップS106と同様の処理を行う。
制御部30Bは、残容量取得部39Bによって、ワイヤレスイヤホン50からイヤホン用バッテリ56の残容量を取得する(ステップS121)。より詳しくは、残容量取得部39Bは、左イヤホン50LBの残容量送信制御部65LBから送信された、左バッテリ56Lの残容量の情報と右バッテリ56Rの残容量の情報とを取得する。制御部30Bは、ステップS122に進む。
制御部30Bは、予測部33Bによって、ワイヤレスイヤホン50から取得したイヤホン用バッテリ56の残容量の情報に基づいて、イヤホン用バッテリ56の使用可能時間を予測する(ステップS122)。制御部30Bは、ステップS123に進む。
次に、図12を用いて、充電システム1Bにおける情報処理の他の例について説明する。図12に示すフローチャートのステップS131、ステップS132は、図5に示すフローチャートのステップS101、ステップS102と同様の処理を行う。図12に示すフローチャートのステップS135ないしステップS140は、図11に示すフローチャートのステップS121ないしステップS126と同様の処理を行う。
制御部30Bは、予測部33Bが予測した使用可能時間に基づいて、ワイヤレスイヤホン50から残容量の取得を行う時間を設定する(ステップS133)。より詳しくは、制御部30Bは、ワイヤレスイヤホン50が取り外されたときの使用可能時間から残容量の取得を開始する時間を設定する。例えば、予測された使用可能時間が「180分」である場合、使用可能時間の「60分前」である「120分後」を残容量の取得を開始する時間に設定する。制御部30Bは、ステップS134に進む。
制御部30Bは、残容量の取得を開始する時間に到達したかを判定する(ステップS134)。制御部30Bは、ワイヤレスイヤホン50が装着状態から取り外し状態に変わったときからの経過時間が残容量の取得を開始する時間に到達したと判定する場合(ステップS134でYes)、ステップS135に進む。制御部30Bは、残容量の取得を開始する時間に達していないと判定する場合(ステップS134でNo)、ステップS133の処理を再度実行する。
このようにして、充電ケース10Bがワイヤレスイヤホン50から取得した残容量の情報に基づいて使用可能時間を予測して、残容量の通知を行う。
上述したように、本実施形態では、充電ケース10Bがワイヤレスイヤホン50から取得した残容量の情報に基づいて使用可能時間を予測して、残容量の通知を行うことができる。本実施形態によれば、イヤホン用バッテリ56の使用可能時間をより適切に予測することができる。
本実施形態によれば、ワイヤレスイヤホン50の使用状態に応じて残容量が変化しても、イヤホン用バッテリ56の使用可能時間を適切に予測することができる。
本実施形態は、残容量の取得を開始する時間を設定して、残容量の取得を開始する時間に到達した後に、ワイヤレスイヤホン50から残容量の取得を行うことができる。本実施形態によれば、ワイヤレスイヤホン50から残容量の取得を行うためのデータの送受信の回数を抑制することができる。
図示した充電システム1の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
充電システム1の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記に記載した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
上記では、イヤホン用バッテリ56は、充電ケース10と端子によって電気的に接続された状態で充電するものとして説明したが、非接触充電であってもよい。
第三実施形態では、右イヤホン50RBが右バッテリ56Rの残容量の情報を左イヤホン50LBへ送信して、左イヤホン50LBが左バッテリ56Lの残容量の情報と右バッテリ56Rの残容量の情報とを充電ケース10Bへ送信するものとして説明したが、これに限定されない。右イヤホン50RBが右バッテリ56Rの残容量の情報を充電ケース10Bへ直接送信するようにしてもよい。
さらに、制御部30は、充電ケース10のケース用バッテリ17の残容量を取得して、ケース用バッテリ17の残容量を通知するようにしてもよい。例えば、図5に示すフローチャートのステップS102でYesと判定された後で、ステップS103の処理を実行する前に、ケース用バッテリ17の残容量が所定値以下である場合、ケース用バッテリ17の残容量を通知してから、ステップS103の処理を実行してもよい。これにより、ケース用バッテリ17の充電し忘れを抑制することができる。
1 充電システム
10 充電ケース
10H 筐体
17 ケース用バッテリ
21 ケース用充電回路
22 イヤホン用充電回路(充電回路)
30 制御部(充電制御装置)
32 検出部
33 予測部
34 通知時間設定部
35 判定部
36 通知選択部
37 出力制御部
50 ワイヤレスイヤホン
50L 左イヤホン
56L 左バッテリ
60L 制御部
50R 右イヤホン
56R 右バッテリ
60R 制御部

Claims (8)

  1. ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体への前記ワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出部と、
    前記筐体に配置されたケース用バッテリによって充電される前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測部と、
    前記検出部が前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることを検出した場合、前記予測部の予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定部と、
    前記判定部が前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定した場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御部と、
    を備えることを特徴とする充電制御装置。
  2. ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体と、
    前記筐体に配置され、前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリを充電するケース用バッテリと、
    前記ケース用バッテリから供給される電力によって前記イヤホン用バッテリを充電する充電回路と、
    前記筐体へのワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出部と、
    前記イヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測部と、
    前記検出部が前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることを検出した場合、前記予測部の予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定部と、
    前記判定部が前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定した場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御部と、
    を備えることを特徴とする充電ケース。
  3. 前記イヤホン用バッテリの左イヤホン用バッテリと右イヤホン用バッテリとのうち、残容量が少ない方を特定する特定部、
    を備え、
    前記判定部は、前記特定部によって特定された残容量が少ない方についての前記予測部の予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する、
    請求項2に記載の充電ケース。
  4. 前記イヤホン用バッテリから残容量を取得する残容量取得部、
    を備え、
    前記予測部は、前記残容量取得部が取得した前記残容量に基づいて、予測する、
    請求項2または3に記載の充電ケース。
  5. 前記ワイヤレスイヤホンにおける音楽データの再生情報に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知の通知方法を選択する通知選択部、
    を備え、
    前記出力制御部は、前記通知選択部が選択した通知方法に基づいて、制御を行う、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の充電ケース。
  6. 請求項2から5のいずれか一項に記載の充電ケースと、
    前記ワイヤレスイヤホンと、
    を備えることを特徴とする充電システム。
  7. ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体への前記ワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出ステップと、
    前記筐体に配置されたケース用バッテリによって充電される前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測ステップと、
    前記検出ステップによって前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることが検出された場合、前記予測ステップにおける予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定された場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御ステップと、
    を含む充電制御方法。
  8. ワイヤレスイヤホンを着脱可能な筐体への前記ワイヤレスイヤホンの着脱状態を検出する検出ステップと、
    前記筐体に配置されたケース用バッテリによって充電される前記ワイヤレスイヤホンのイヤホン用バッテリの使用可能時間を予測する予測ステップと、
    前記検出ステップによって前記ワイヤレスイヤホンが前記筐体から取り外し状態であることが検出された場合、前記予測ステップにおける予測結果に基づいて、前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記イヤホン用バッテリの残容量を通知する時間に到達したと判定された場合、前記イヤホン用バッテリの残容量に関する通知を出力する制御を行う出力制御ステップと、
    を充電制御装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018243456A 2018-12-26 2018-12-26 充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム Active JP7052711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018243456A JP7052711B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018243456A JP7052711B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020108223A JP2020108223A (ja) 2020-07-09
JP7052711B2 true JP7052711B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=71449589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018243456A Active JP7052711B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7052711B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111757212B (zh) * 2020-07-29 2022-06-21 歌尔科技有限公司 耳机盒和音频组件
CN113286215B (zh) * 2021-02-07 2024-06-04 珠海市杰理科技股份有限公司 无线耳机及其控制方法、耳机系统
CN113391692A (zh) * 2021-06-11 2021-09-14 上海明略人工智能(集团)有限公司 录音设备的电量提示方法、装置及系统
KR102689094B1 (ko) * 2023-03-16 2024-07-26 주식회사 엠제이바이오켐 스마트폰 분실방지 기능을 구비한 무선이어폰 케이스

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001016791A (ja) 1999-06-25 2001-01-19 Casio Comput Co Ltd 充電装置
JP2001176562A (ja) 1999-12-20 2001-06-29 Hitachi Maxell Ltd 携帯機器の電池切れ報知方法
JP2004152648A (ja) 2002-10-31 2004-05-27 Victor Co Of Japan Ltd 電池残量通知装置
JP2009207281A (ja) 2008-02-27 2009-09-10 Kyocera Corp 電子機器
JP2011205851A (ja) 2010-03-26 2011-10-13 Ntt Docomo Inc 電子機器及び報知制御方法
JP2013051626A (ja) 2011-08-31 2013-03-14 Sony Corp イヤホン装置
JP2014003835A (ja) 2012-06-20 2014-01-09 Nikon Corp 電子機器、電力制御システム、電力制御装置
US20170064429A1 (en) 2015-08-29 2017-03-02 Bragi GmbH Smart Case Power Utilization Control System and Method
JP2017099259A (ja) 2015-09-30 2017-06-01 アップル インコーポレイテッド ポータブル聴取デバイスを充電及び保持するためのケース

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743439A (ja) * 1994-03-14 1995-02-14 Olympus Optical Co Ltd バッテリ−残量演算装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001016791A (ja) 1999-06-25 2001-01-19 Casio Comput Co Ltd 充電装置
JP2001176562A (ja) 1999-12-20 2001-06-29 Hitachi Maxell Ltd 携帯機器の電池切れ報知方法
JP2004152648A (ja) 2002-10-31 2004-05-27 Victor Co Of Japan Ltd 電池残量通知装置
JP2009207281A (ja) 2008-02-27 2009-09-10 Kyocera Corp 電子機器
JP2011205851A (ja) 2010-03-26 2011-10-13 Ntt Docomo Inc 電子機器及び報知制御方法
JP2013051626A (ja) 2011-08-31 2013-03-14 Sony Corp イヤホン装置
JP2014003835A (ja) 2012-06-20 2014-01-09 Nikon Corp 電子機器、電力制御システム、電力制御装置
US20170064429A1 (en) 2015-08-29 2017-03-02 Bragi GmbH Smart Case Power Utilization Control System and Method
JP2017099259A (ja) 2015-09-30 2017-06-01 アップル インコーポレイテッド ポータブル聴取デバイスを充電及び保持するためのケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020108223A (ja) 2020-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7052711B2 (ja) 充電制御装置、充電ケース、充電システム、充電制御方法およびプログラム
KR102609837B1 (ko) 전원 라인을 통해 외부 장치와 통신할 수 있는 전자 장치 및 방법
DK2672731T3 (da) Høreinstrumentsystem med genopladeligt batteri
US8295532B2 (en) Method and system for wireless headset instant on capability during battery charging
US10150029B2 (en) Vibrating apparatus and vibrating method
US20180091884A1 (en) Wireless headset carrying case with digital audio output port
US11196304B2 (en) Electronic device and method for controlling multi-wireless charging
CN110602584A (zh) 一种无线耳机及无线耳机系统
US8265315B2 (en) Listening system comprising a charging station with a data memory
US11658703B2 (en) Electronic device and method for wired and wireless charging in electronic device
KR20190078949A (ko) 이어 피스를 제어하기 위한 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
CN113475051B (zh) 用于根据无线电力共享提供用户界面的装置和方法
JP2009065347A (ja) ワイヤレスヘッドフォンシステム
CN108293167A (zh) 用于对助听器的电池进行充电的方法以及具有电池充电单元的助听器
KR20210111453A (ko) 사용자의 귀에 착용 가능한 웨어러블 장치 및 그의 통신 지원을 위한 액세서리
JP2016052186A (ja) 充電式電気機器
JP6185396B2 (ja) ウエアラブル型の小形電気機器
US9219371B2 (en) Apparatus and method for charging a battery pack
KR20200042426A (ko) 전자 장치 및 전자 장치에서 유무선 충전 방법
KR20200101175A (ko) 외부 장치를 무선 충전하기 위한 전자 장치
US20150125017A1 (en) Hearing device using multiple batteries and method of managing power of hearing device
CN112653957A (zh) 耳机盒、耳机装置、移动终端及无线耳机的充电方法
KR20210089906A (ko) 무선 전력 공유 기능을 빠르게 실행하는 전자 장치 및 그 방법
WO2023020322A1 (zh) 无线耳机、耳机盒及无线耳机系统
KR20200042376A (ko) 전자 장치 및 전자 장치에서 유무선 충전 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7052711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150