JP7051340B2 - 小型時計ガラス - Google Patents

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Description

本発明は、小型時計ガラスに関する。本発明はまた、当該種類の小型時計ガラスを含む、小型時計ケースと時計に関する。
特許文献1は、一体型小型時計ガラスを有する、先行技術の小型時計ケースを開示する。当該解決策は、比較的弾性を有する素材の使用を必要としており、例えばサファイアのようなより強固な素材とは両立不可能である。
スイス国特許出願公開第310556号明細書
本発明の目的は、改良された小型時計ガラスの解決策を提供することであり、とりわけ以下の目的の一部または全部を達成することである。
本発明の第1目的は、特に引っ掻き傷に非常に抵抗力を有する小型時計ガラスを提供することである。
本発明の第2目的は、小型時計ケースへの組付けが簡単であり、適切な密閉の達成を可能とする、小型時計ガラスを提供することである。
本発明の第3目的は、特に美的な小型時計ガラスを提供することである。
このために本発明は、第1素材製の第1要素と、第1素材とは異なる第2素材製の第2要素とを含む、小型時計ガラスであって、第2要素はその下部にスカートを含み、2つの要素は、第1要素がスカートの方向とは反対の小型時計外部に向けられ、第2要素のスカートは、小型時計ガラスの小型時計胴への組付けに適用されるよう、互いに固定されることを特徴とする、小型時計ガラスに関する。
好ましくは、スカートは円錐台形状の壁を有する。
第2要素は、その垂直横断中心面での断面において、上表面が第1要素の下表面の長さの1/5以上1/2以下の長さにわたり延長する水平の第1部分を含んでもよく、このため前記第1要素はその表面の一部で重ね合わされる。代替的に、第1部分は、実質的に全ての長さにわたり延長する。これら2つの要素は、このため、有利には広い面積で重ね合わされる。このため、2つの要素はそれぞれ接触する重ね合わされた表面を含んでもよい。2つの接触する重ね合わされた表面は、好ましくは互いに、とりわけ接着により、固定される。
本発明は、各請求項によってより詳細に定義される。
本発明の上記目的、特徴、及び利点は、添付の図面と併せて、限定を目的としない例として以下に示される特定の実施形態の説明において、より詳細に説明される。
図1は、本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる小型時計ガラスの横断中心面上の断面を示す図である。 図2は、小型時計胴上に取付けられた本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる小型時計ガラスの断面を示す図である。 図3は、本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる小型時計ガラスの小型時計胴への組付け方法の、断面を示す図である。 図4は、本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる小型時計ガラスの小型時計胴への組付け方法の、断面を示す図である。 図5は、本発明の第1実施形態にかかる小型時計ガラスの第2変形例の小型時計胴への組付け方法の、断面を示す図である。 図6は、小型時計胴上に取付けられた本発明の第1実施形態の第3変形例にかかる小型時計ガラスの断面を示す図である。 図7は、小型時計胴上の本発明の第2実施形態にかかる小型時計ガラスの断面を示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態にかかる小型時計ガラスの平面図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る小型時計ガラス1を示す。小型時計ガラスは、小型時計胴の外部に向けられることが意図される、第1硬質材料製の、特に透明第1硬質材料製の、好ましくはサファイア製の、第1要素2を含む。小型ガラスはまた、弾性を有する第2素材製、特に透明で弾性を有する第2素材製、とりわけポリマー素材製で、第1要素2に固定された、第2要素3を含む。小型時計ガラス1は、好ましくは、回転軸A周りで対称である。
慣例により、垂直方向zは、小型時計ガラスの軸A、とりわけ小型時計ガラスの回転軸Aに平行な方向であり、第2要素3から第1要素2の方向に向けられた方向を意味する。このため、「上」及び「下」の形容詞は、この垂直方向におけるそれぞれの位置を考慮して、各種要素の場所を示すために用いられる。また、「内部」及び「外部」の形容詞は、本発明に係る小型時計ガラスが組みつけられる時計ケースに関して用いられる。最後に、水平方向とは、当該垂直方向に垂直な全ての方向を意味する。図1から図7は、軸Aを含む本発明にかかる小型時計ガラスの横断中心面上の断面を示す図である。これら図面は、部分的または全体である。
図1の第1実施形態によれば、小型時計ガラス1の第1要素2は、回転軸Aを有し、実質的に円盤形状であり、その上表面はわずかにドーム形であり、とりわけ凸状の形状を有する。第2要素3は、第1要素2により形成される円盤の直径と実質的に同一の直径を有する円盤形状の上部第1部分3aを含み、これによりその上表面を第1要素2の下表面2aの全てに、または代替的に当該表面の一部分に、固定することを可能にする。最後に、第2要素3は、軸Aを有し実質的に環状の水平断面の、周辺の高さにおいて、第2要素3の全外周から下方向に延長する実質的に垂直な壁または延長の形状を取る、スカート3bを形成する第2部分を含む。スカート3bは、第1実施形態においては、軸Aの実質的に円筒形状を有する。以下に説明するように、第1部分3aは、第1要素2を固定する機能を有し、スカート3bは小型時計胴との組付けの機能を有する。
図2は、小型時計胴4に組み付けられた、第1実施形態に係る小型時計ガラス1を示す。組付け方法は、図3から図4を参照して、以下により具体的に説明される。組付け位置において、胴4は、上方に向けられる垂直延長部4bを有し、その実質的に垂直な外表面は、小型時計ガラス1の第2要素3のスカート3bの内面に接触する。ベゼル5が当該組立体を取り囲み、該ベゼル5は、小型時計胴4の水平表面4a上に載置される第1下表面5aと、スカート3bの外表面と接触する実質的に垂直な第2表面5bとを含む。各種部品の配置は、小型時計ガラス1の小型時計胴上の保持と小型時計ケースの密閉を保証するため、小型時計ガラス1のスカート3bが、ベゼル5により胴4に対して半径方向に圧縮されるように、なされる。当該組立体の解決策は、個別の密封を必要とせず、非常に単純という利点を有する。更に、非常に高い審美的結果を達成することを可能にする。最終位置において、第1要素2は、小型時計の外部に向けられる。スカート3bは、第1要素2の反対方向に延長する。
前述の説明からわかる通り、第1要素2は、衝撃及び引っ掻き傷に抵抗する第1機能と、審美的な第2機能を有する。このため、第1要素2は有利には、魅力的な審美的外観を有する非常に強固な第1素材、好ましくはサファイア製である。第2要素3は、小型時計胴への組付けの主機能を有し、以下に説明するように審美的効果にも寄与可能である。このため、第2要素3は、小型時計ガラスの強固な保持を保証し、取付け後に力に対抗するために十分に硬質であり、またスカートの組付けを可能とし、とりわけ曲げ応力を伴う密閉を提供するために十分な弾性性質を有する素材製でなければならない。このため、第1素材と第2素材とは必然的に異なり、第2素材は第1素材より硬度が少なく弾性が強くなる。このため、第2素材は有利にはポリマー、より有利には、上述の制約を充足し、非常に優れた光透過性と優秀な耐紫外線性を有する素材である、ポリメチルメタクリレート(PMMA)である。代替的に、使用されうる第2素材は、例えばポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ポリカーボネート/ポリエチレンテレフタレート(PC/PET)、またはポリウレタン(PUまたはPUR)といった、その他の非晶質ポリマーであってもよい。
更に、本実施形態によれば、小型時計ガラス1の2つの要素2、3の固定は、接着、とりわけ紫外線接着により得られる。これらの要素は大きな接触面積を有するため、この面積にわたり接着することにより、確実且つ耐久性のある接着を得ることが可能になる。当該第1実施形態において、当該接触表面は、第1要素2の下表面2aの実質的に全て(そしてこのため、第2要素3の上表面の全て)に対応し、第1要素2の第2要素上への、そして間接的に小型時計ケース上への保持を最大化し、一方で、とりわけ第1要素2を破壊する危険性を伴う非常に強烈な衝撃を受けた際に役立つ、全体的な強度を向上させる合わせガラス構造の利点も有する。代替手段として、他のタイプの接着や、更に一般的には固定、例えばリベット止めのような、とりわけリベットのような補助的要素を用いた機械的固定、を用いることもできる。このように2つの要素2、3は、互いに固定され、垂直方向に重ね合わされる。他の代替手段として、第2要素3は、第1要素2上にオーバーモールドされてもよく、特に要素3のスカート3bは、要素2の下表面上に、及びまたは要素2の側壁上に、オーバーモールドされてもよい。
図3、4は、本発明の第1実施形態の第1変形例にかかる、図1に示す小型時計ガラスの、小型時計胴4への組付けの段階を示す図である。当該変形実施形態において、小型時計ガラス1の第2要素3のスカート3bは、軸Aの完全な円筒形を有するわけではなく、垂直面の断面で円錐台形状を有する。より正確には、スカート3bがその自然な載置位置を取る、図3に示され、図3に見られる変形例において、スカート3bの内部表面31bは、実質的に垂直で、小型時計ガラス1の軸Aに平行である一方、その外部表面32bはわずかに外方向に傾斜し、これによりスカート3bの厚みは下部側に向かう方向に規則的に増す。垂直方向に対する角度αの傾斜は、有利には小さく、3度程度、0度以上10度以下、または2度以上4度以下である。当該変形実施例において、小型時計胴4の垂直外方向延長部4bは、表面32bの向きの角度αと実質的に同じ角度であるが、補完的に異なる向きで、即ち外部表面42bが上方向にそれる向きで、同様にわずかに傾斜する外部表面42bを有する。
図3は、本発明にかかる小型時計ガラス1を小型時計胴4に組付ける方法の初期段階を示す。小型時計ガラス1は、スカート3bの水平下表面が、小型時計胴4の水平受け入れ表面上の、小型時計胴4の垂直延長部4bの基部で実質的に支持されるように、小型時計胴4上に当接するよう位置される。ベゼル5は、小型時計ガラス1の外部表面周りに、上側から垂直に、提供される。ベゼル5は、その後、図4に示す最終位置まで次第に降下され、小型時計ガラス1が最終的に小型時計胴4上に取付けられる。
当該組立方法において、方向Fのベゼル5の下降を容易にするため、ベゼル5の垂直内部表面5bの下端は、面取りを含む。補完する態様で、内部壁5bは、実質的に円錐台形状を有してもよい。当該内部表面5bは、小型時計ガラス1の外部表面上に支持されながら降下し、その後その円錐台形状と外方向に傾斜する外部表面32bのため、スカート3bを押圧する。このことによりスカート3bは、弾性性質により内側に圧縮され、用いられる第2素材とその形状のため、わずかに内側に変形する。最終位置において、その外側表面32bは、ベゼル5の垂直内部表面5bの形状を支持する。この押圧された位置において、スカート3bの内部表面31bは、角度αで傾斜することになる。当該傾斜は、小型時計胴4の外部表面42bの傾斜と正確にまたは実質的に対応し、その結果対応する2つの表面31b、42bはベゼル5により、その表面の全体において支持係合状態に保持される。垂直延長部4bは、表面31b、42bの支持相互係合状態を保証するため、多少の弾性を有していてもよい。この最終構成は、小型時計ガラス1が偶然はがされることを回避する一方、組立品が密封なくしても密閉されることを保証することを可能にする。これは、胴4への小型時計ガラス1へのノッチ取付けである。
図5は、小型時計胴4上に取付けられた、本発明の第1実施形態の第2変形例にかかる小型時計ガラス1を示す。本実施形態において、スカート3bは、スカート3bの上部分に位置する薄い区域の形状を取る、より弱い区域300bを含む。このより弱い区域300bは、スカートの素材内の内部応力を最小限にすることで、組立中のスカート3bの屈曲に有利に働く効果を有し、第2要素3に用いられる第2素材の機械特性内により簡単に留まることを可能とする。
図6は、本発明の第3変形実施形態に係る小型時計ガラスの、図2と同じ図を示す。当該変形例において、第2要素3の円盤形状第1部3aは、装飾要素6を収容するため、その水平上表面に凹部30aを有する。このような種類の装飾要素6は、例えば、貴石または半貴石からなってもよい。同様に、蛍光素材で覆われた、表示または他の要素からなってもよい。装飾要素は、小型時計ガラスの第1要素2の透明性のおかげで、外部から可視可能である。小型時計ガラスの2つの要素2、3間に「サンドイッチ」された位置は、装飾要素の完全な保持と外部からの攻撃からの保護を可能にする。代替的に、凹部は同様に、とりわけ要素2、3の接着中に余剰な接着剤を保管する目的で、接着剤の容器を構成するように、第2要素3の水平上方面に設けられてもよい。この場合、凹部30aは、装着者から見えないように、例えば胴の外周に、とりわけ胴のベゼルリングの高さに、配置される。
代替的に、第2要素3に必ずしも凹部を設けることなくして、他の種類の装飾を得ることもできる。例えば、当該第2要素3は、少なくとも一部分着色されてもよい。この種類の解決策は、着色サファイヤガラスについて代替的解決策を得ることを可能にする。他の例によれば、第2要素3の第1部分3aの上表面は、以下の群の一部または全ての要素からなる装飾を含むことができる。表面テクスチャー、レリーフのパターン、表面のメタライゼーション、表面のカラー印刷、等。これらの取り組みは、装飾パターンを生成可能であり、そのパターンは、あらゆる装飾デザイン及びまたはあらゆる特定の表示からなることができる。これらの取り組みは、また、例えばレンズを、特にフレネルレンズを再現する表面テクスチャーなどの機能的パターンを生成可能である。少なくともこうしたパターンの1つに重ね合わされる第1要素2は、パターンを衝撃など外部の攻撃から保護し、その耐久性を保証することを可能にする。
当然、単に上述の変形実施形態を組み合わせることで、他の変形実施形態を得ることができる。
図7及び8は、本発明の第2実施形態を示す。図7は、小型時計胴4に取付けられた、当該第2実施形態に係る小型時計ガラス1を示す。小型時計ガラス1は、第2要素3の第1部分3aが第1要素2の下表面の全面に延長しない点で、第1実施形態の小型時計ガラス1と異なる。第2要素3の第1部分3aは、第1要素2の外端から、第1要素2を形成する円盤の半径の約3分の1に相当する距離まで延長する。更に一般的には、当該部分3aは、いかなる形状であれ、第1要素2の下表面2aの長さの一部のみにわたり延長してもよい。当該長さは、好ましくは、第1要素2の下表面2aの全長の少なくとも5分の1に相当する。当該長さはまた、第1要素2の下表面2aの全長の、最大半分に相当する。当該下表面2aは、好ましくは、第1要素2の中央区域が第1要素2の外側領域よりも低くなるように、第2要素の第1部分3aの厚さと同程度の厚さをもって、部分3aの内部縁の高さに配置される段により区切られる。このため、小型時計ガラス1は、実質的に平面で水平である、実質的に連続する下表面を保つ。スカート3bは、第1実施形態と同様の特徴を保つ。特に図7及び8に見えるように、第2要素3の第1部分3aは、実質的に水平の環を形成する。
第1実施形態の全ての変形例は、当該第2実施形態で再現することができる。
本発明は、当然、図示の実施形態に制限されない。特に、本発明は円形輪郭の時計ガラスに制限されず、例えば長方形や、「バレル」型や、「トノー」型といった、小型時計胴の全ての形状に合致する全ての形状に適応可能である。小型時計ガラスの上表面は、平面でも凸でもよい。小型時計ガラスの下表面は、平面でも凸でもよい。更に、小型時計ガラスは、2つ以上の要素を含んでもよい。とりわけ、小型時計ガラスは、本発明の第1実施形態の第3変形例の文脈で提案されるように、少なくとも1つの装飾要素6を含んでもよい。小型時計ガラスは更に、例えば時間または時間から派生する表示の読み取りを促進する拡大鏡といった、外部要素を含んでもよい。外部要素は、有利には、上述の硬質素材、とりわけサファイア製である。
最後に、本発明は、上述の小型時計ガラスを含む小型時計ケースと、当該種類の小型時計ケースを含む時計に関する。
1 小型時計ガラス
2 第1要素
3 第2要素
3b スカート
4 小型時計胴
5 ベゼル
6 装飾要素

Claims (12)

  1. 第1素材製の第1要素(2)と、前記第1素材とは異なる、前記第1素材より弾性を有する第2素材製の第2要素(3)とを含む、小型時計ガラス(1)であって、前記第2要素(3)は、その下部に、円錐台形状の壁(32b)を有するスカート(3b)を含み、前記2つの要素は、前記第1要素(2)が小型時計の外部に向けられる方向性が意図され、前記第2要素(3)の前記スカートが前記小型時計ガラス(1)の小型時計胴(4)への組付けに適用されるよう、第1および第2要素(2、3)が互いに固定される、小型時計ガラス。
  2. 前記第1素材はサファイアであり、前記第2素材はポリマー、とりわけポリメチルメタクリレート(PMMA)である、請求項1に記載の小型時計ガラス。
  3. 前記2つの要素(2、3)は、少なくとも2つのそれぞれ実質的に水平な表面間を接着することにより、互いに固定される、請求項1または2に記載の小型時計ガラス。
  4. 前記第2要素(3)は、上表面が前記第1要素(2)の下表面(2a)と実質的に同寸法である水平の第1部分(3a)を含み、このため前記第1要素はその表面全部で重ね合わされる、請求項1から3のいずれか一項に記載の小型時計ガラス。
  5. 前記第2要素(3)は、上表面が前記第1要素(2)の下表面(2a)の長さの1/5以上1/2以下の長さにわたり延長する水平の第1部分(3a)を含み、このため前記第1要素はその表面の一部で重ね合わされる、請求項1から3のいずれか一項に記載の小型時計ガラス。
  6. 前記第2要素(3)の前記スカート(3b)は、前記第2要素(3)の周囲の高さにおいて、前記第2要素(3)の全ての外周から下方向に延長する、実質的に垂直の延長形状を取る、請求項1から5のいずれか一項に記載の小型時計レンズ。
  7. 前記スカート(3b)は、低機械的強度の区域(300b)を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の小型時計ガラス。
  8. 前記第2要素(3)の上表面は、
    とりわけ貴石または半貴石で形成される装飾要素(6)、または蛍光素材で覆われた要素を収容する、少なくとも1つの凹部(30a)、
    少なくとも1つの表面テクスチャー、
    表面レリーフ、
    少なくとも1つの表面のメタリゼーション、
    少なくとも1つの表面印刷、
    の各特徴の全てまたは一部を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の小型時計ガラス。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の小型時計ガラス(1)を含む、小型時計ケース。
  10. 上向きの垂直延長(4b)を含む小型時計胴(4)であって、その外部表面(42b)は前記小型時計ガラス(1)の前記第2要素(3)の前記スカート(3b)の内部表面(31b)と接触する小型時計胴(4)を含み、前記小型時計ガラス(1)を囲み、前記小型時計ガラス(1)を前記小型時計胴(4)に対して押圧状態に保持するベゼル(5)を含む、請求項9に記載の小型時計ケース。
  11. 前記スカート(3b)は、円錐台形状の壁(32b)を含み、前記小型時計胴(4)の外部表面(42b)は前記スカート(3b)の前記円錐台形状に実質的に対応する傾斜表面を有する、請求項10に記載の小型時計ケース。
  12. 請求項1から8のいずれか一項に記載の小型時計ガラス(1)または請求項9から11のいずれか一項に記載の小型時計ケースを含む、時計。
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