JP7051105B2 - 特許調査支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、未評価案件データの中から新たに評価の対象とする評価対象案件データを抽出する特許調査支援方法に関する。
人工知能を活用した情報処理が広く行われている。
特許文献1は、客観的なデータに基づいて採用希望者に関する一定の評価を提供し、採用担当者の労力を低減する情報処理方法を提案している。
特許情報についても、あらかじめ評価が行われた案件データを教師案件データとし、この教師案件データを用いて未評価案件データを人工知能によって判定する試みが進んでいる。
特開2018-10458号公報
このような人工知能による判定は、教師案件データの数を増やすことで精度を高めることができるが、教師案件データの数を増やすことが労力負担となる。
労力負担を少なくして判定精度を高めるためには、確実に不要であるというノイズ対象案件データを区分することが有効である。また、限られた教師案件データによって一次人工知能判定を行い、一次人工知能判定の結果によって抽出される一部の案件データを評価して新たな教師案件データとし、新たな教師案件データを基にして二次人工知能機能判定を行うという、人工知能判定の繰り返しを行うことが有効である。
しかし、人工知能判定による確率判定値だけでは、ノイズ対象案件データ又は新たな教師案件データの選択が的確か否かの判断が難しい。
本発明は、人工知能、アルゴリズム、又はあらかじめ設定された所定条件によって確率判定値が付与された未評価案件データの中から、評価対象案件データを選択する際の判断を容易とする特許調査支援方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の特許調査支援方法は、設定したテーマに基づく未評価案件データを特許情報データベース10に蓄積し、前記テーマでは必要なサーチ対象案件であるとあらかじめ評価された第1群教師案件データから抽出される第1特徴データを用いて前記未評価案件データについてサーチ対象確率判定値を導き、前記テーマでは不要なノイズ対象案件であるとあらかじめ評価された第2群教師案件データから抽出される第2特徴データを用いて前記未評価案件データについてノイズ対象確率判定値を導き、前記サーチ対象確率判定値及び前記ノイズ対象確率判定値を用いて、前記未評価案件データの中から、新たに評価の対象とする評価対象案件データを抽出する特許調査支援方法であって、サーバーが、前記未評価案件データに前記サーチ対象確率判定値及び前記ノイズ対象確率判定値を付与するステップと、導かれた前記サーチ対象確率判定値及び前記ノイズ対象確率判定値を基に第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフに表示されるプロットの散布状況を表示させる判定結果表示ステップと、前記判定結果表示ステップで表示される前記未評価案件データの前記分布を、一方の領域と他方の領域に区分することで、前記一方の領域に位置する前記未評価案件データの数又は前記他方の領域に位置する前記未評価案件データの数を表示する対象案件データ数表示ステップとを有することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の特許調査支援方法において、前記一方の領域と前記他方の領域の区分を、領域指定部材31、32表示させることで行い、前記領域指定部材31、32を移動できることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の特許調査支援方法において、抽出した前記評価対象案件データを評価し、評価した結果、前記テーマでは必要な前記サーチ対象案件であると評価されると前記第1群教師案件データに追加し、評価した結果、前記テーマでは不要な前記ノイズ対象案件であると評価されると前記第2群教師案件データに追加し、追加された前記第1群教師案件データを含めた前記第1特徴データを用いて、前記未評価案件データについて前記サーチ対象確率判定値が導かれ、追加された前記第2群教師案件データを含めた前記第2特徴データを用いて、前記未評価案件データについて前記ノイズ対象確率判定値が導かれることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2に記載の特許調査支援方法において、前記領域指定部材31、32として、サーチ対象とする前記評価対象案件データを、サーチ対象案件データとして区分する第1領域指定部材31と、ノイズ対象とする前記評価対象案件データを、ノイズ対象案件データとして区分する第2領域指定部材32とを有し、前記第1領域指定部材31で区分された一方の前記領域に位置するプロットに対応する前記未評価案件データが、前記サーチ対象案件データとして選択され、前記第1領域指定部材31で区分された他方の領域に位置するとともに前記第1領域指定部材31で区分された一方の前記領域に位置するプロットに対応する前記未評価案件データが、判定不能対象とする判定不能対象案件データとして選択され、前記第2領域指定部材32で区分された他方の領域に位置するプロットに対応する前記未評価案件データが、前記ノイズ対象案件データとして選択されることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の特許調査支援方法において、前記第1領域指定部材31で区分された一方の前記領域に位置する前記プロットの数を、サーチ対象案件データ数51として表示し、前記第1領域指定部材31で区分された他方の前記領域に位置するとともに前記第2領域指定部材32で区分された一方の前記領域に位置する前記プロットの数を、判定不能対象案件データ数53として表示し、前記第2領域指定部材32で区分された他方の前記領域に位置する前記プロットの数を、ノイズ対象案件データ数52として表示することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法において、選択された前記評価対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、前記評価対象案件データについて、付与数の多い順序で前記技術分類を表示することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法において、選択された前記ノイズ対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、前記ノイズ対象案件データについて、付与数の多い順序で前記技術分類を表示することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法において、選択された前記評価対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード61、62を集計し、前記評価対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワード61、62を表示することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法において、選択された前記ノイズ対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード62を集計し、前記ノイズ対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワード62を表示することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法において、前記サーバーが、前記評価対象案件データを表示する評価対象案件出力ステップを有することを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項10に記載の特許調査支援方法において、前記評価対象案件出力ステップでは、少なくとも前記サーチ対象確率判定値及び又は前記ノイズ対象確率判定値を出力することを特徴とする。
本発明によれば、第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフに表示されるプロットの散布状況を把握した上で評価対象案件データを選択できるため、サーチ対象確率判定値やノイズ対象確率判定値からでは判断しづらい境界を認識でき、評価対象案件データを的確に選択できる。
本発明の一実施例における特許調査支援方法のフローチャート 同特許調査支援方法の評価対象案件選択ステップで表示される画面イメージ図 同特許調査支援方法の評価対象案件出力ステップで表示される画面イメージ図
本発明の第1の実施の形態による特許調査支援方法は、サーバーが、未評価案件データにサーチ対象確率判定値及びノイズ対象確率判定値を付与するステップと、導かれたサーチ対象確率判定値及びノイズ対象確率判定値を基に第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフに表示されるプロットの散布状況を表示させる判定結果表示ステップと、判定結果表示ステップで表示される未評価案件データの分布を、一方の領域と他方の領域に区分することで、一方の領域に位置する未評価案件データの数又は他方の領域に位置する未評価案件データの数を表示する対象案件データ数表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、表示される未評価案件データの分布と一方の領域に位置する未評価案件データの数又は他方の領域に位置する未評価案件データの数を把握できる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による特許調査支援方法において、一方の領域と他方の領域の区分を、領域指定部材を表示させることで行い、領域指定部材を移動できるものである。本実施の形態によれば、散布状況を把握した上で、評価対象案件データ数を確認しながら一方の領域と他方の領域の区分を変更できる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による特許調査支援方法において、抽出した評価対象案件データを評価し、評価した結果、テーマでは必要なサーチ対象案件であると評価されると第1群教師案件データに追加し、評価した結果、テーマでは不要なノイズ対象案件であると評価されると第2群教師案件データに追加し、追加された第1群教師案件データを含めた第1特徴データを用いて、未評価案件データについてサーチ対象確率判定値が導かれ、追加された第2群教師案件データを含めた第2特徴データを用いて、未評価案件データについてノイズ対象確率判定値が導かれるものである。本実施の形態によれば、教師案件データを追加することでAI判定の精度を高めることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態による特許調査支援方法において、領域指定部材として、サーチ対象とする評価対象案件データを、サーチ対象案件データとして区分する第1領域指定部材と、ノイズ対象とする評価対象案件データを、ノイズ対象案件データとして区分する第2領域指定部材とを有し、第1領域指定部材で区分された一方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、サーチ対象案件データとして選択され、第1領域指定部材で区分された他方の領域に位置するとともに第2領域指定部材で区分された一方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、判定不能対象とする判定不能対象案件データとして選択され、第2領域指定部材で区分された他方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、ノイズ対象案件データとして選択されるものである。本実施の形態によれば、第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフに表示されるプロットの散布状況を把握した上で、サーチ対象案件データと、ノイズ対象案件データと、判定不能対象案件データとを区分できるため、サーチ対象確率判定値やノイズ対象確率判定値からでは判断しづらい境界を認識でき、評価対象案件データの選択を支援できる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による特許調査支援方法において、第1領域指定部材で区分された一方の領域に位置するプロットの数を、サーチ対象案件データ数として表示し、第1領域指定部材で区分された他方の領域に位置するとともに第2領域指定部材で区分された一方の領域に位置するプロットの数を、判定不能対象案件データ数として表示し、第2領域指定部材で区分された他方の領域に位置するプロットの数を、ノイズ対象案件データ数として表示するものである。本実施の形態によれば、サーチ対象案件データ数と、ノイズ対象案件データ数と、判定不能対象案件データ数とを確認しながら選択を変更できる。
本発明の第6の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による特許調査支援方法において、選択された評価対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、評価対象案件データについて、付与数の多い順序で技術分類を表示するものである。本実施の形態によれば、評価対象案件データについて付与されている技術分類を参考にしながら選択を変更できる。
本発明の第7の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による特許調査支援方法において、選択されたノイズ対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、ノイズ対象案件データについて、付与数の多い順序で技術分類を表示するものである。本実施の形態によれば、サーチ対象案件データについて付与されている技術分類、及びノイズ対象案件データについて付与されている技術分類を参考にしながら選択を変更できる。
本発明の第8の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による特許調査支援方法において、選択された評価対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、評価対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワードを表示するものである。本実施の形態によれば、評価対象案件データに含まれるキーワードを参考にしながら選択を変更できる。
本発明の第9の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による特許調査支援方法において、選択されたノイズ対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、ノイズ対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワードを表示するものである。本実施の形態によれば、サーチ対象案件データに含まれるキーワード、及びノイズ対象案件データに含まれるキーワードを参考にしながら選択を変更できる。
本発明の第10の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による特許調査支援方法において、サーバーが、評価対象案件データを出力する評価対象案件出力ステップを有するものである。本実施の形態によれば、抽出された評価対象案件データを出力できる。
本発明の第11の実施の形態は、第10の実施の形態による特許調査支援方法において、評価対象案件出力ステップでは、少なくともサーチ対象確率判定値及び又はノイズ対象確率判定値を出力するものである。本実施の形態によれば、サーチ対象確率判定値やノイズ対象確率判定値を参考に判断できる。
以下に、本発明の特許調査支援方法の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例における特許調査支援方法のフローチャート、図2は同特許調査支援方法の評価対象案件選択ステップで表示される画面イメージ図、図3は同特許調査支援方法の評価対象案件出力ステップで表示される画面イメージ図である。
本実施例における特許調査支援方法は、設定したテーマに基づく未評価案件データと、テーマでは必要なサーチ対象案件であるとあらかじめ評価された第1群教師案件データと、テーマでは不要なノイズ対象案件であるとあらかじめ評価された第2群教師案件データとを特許情報データベース10に蓄積している。
S1では、特許情報データベース10に蓄積している第1群教師案件データから抽出される第1特徴データを用いて未評価案件データについてサーチ対象確率判定値を導き、第2群教師案件データから抽出される第2特徴データを用いて未評価案件データについてノイズ対象確率判定値を導く。すなわち、未評価案件データには、サーチ対象確率判定値とノイズ対象確率判定値とが付与される。S1の処理は、例えばAI(人工知能)機能と言われる機械学習で行うことができ、必ずしも以下の処理を行うサーバーで処理されなくてもよい。
本実施例における特許調査支援方法は、多くの未評価案件データの中から、新たに評価の対象とする評価対象案件データを抽出することに適している。
サーバーは、図2に示すように、第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフ21に、導かれたサーチ対象確率判定値及びノイズ対象確率判定値を基に未評価案件データをプロットで表示させる(S2)。
図2では、縦軸をサーチ確率、横軸をノイズ確率としている。
評価対象案件選択ステップでは、グラフ21に領域指定部材31、32を表示させる(S3)。
図2では、評価対象案件選択ステップでグラフ21に表示させる領域指定部材31、32として、サーチ対象とする評価対象案件データをサーチ対象案件データとして区分する第1領域指定部材31と、ノイズ対象とする評価対象案件データをノイズ対象案件データとして区分する第2領域指定部材32とを有している。
グラフ21に表示させる領域指定部材31、32は、移動できるとともに角度を変更できる(S4)。
図2では、第1領域指定部材31を移動できるサーチ領域セッティング操作部41と、第2領域指定部材32を移動できるノイズ領域セッティング操作部42とを有している。
サーチ領域セッティング操作部41は、第1領域指定部材31を上(サーチ確率が高い方向)に移動させる上移動指示部41a、第1領域指定部材31を下(サーチ確率が低い方向)に移動させる下移動指示部41b、第1領域指定部材31の角度を変更させる角度変更指示部41cを有している。
ノイズ領域セッティング操作部42は、第2領域指定部材32を右(ノイズ確率が高い方向)に移動させる右移動指示部42a、第2領域指定部材32を下(ノイズ確率が低い方向)に移動させる左移動指示部42b、第2領域指定部材32の角度を変更させる角度変更指示部42cを有している。
対象案件選択ステップでは、領域指定部材31、32で区分された一方の領域に位置するプロットの数を、評価対象案件データ数51、52として表示する(S5)。従って、価対象案件データ数を確認しながら選択を変更できる。
図2では、第1領域指定部材31で区分された一方の領域に位置するプロットの数を、サーチ対象案件データ数51として表示し、第1領域指定部材31で区分された他方の領域に位置するとともに第2領域指定部材32で区分された一方の領域に位置するプロットの数を、判定不能対象案件データ数53として表示し、第2領域指定部材32で区分された他方の領域に位置するプロットの数を、ノイズ対象案件データ数52として表示している。従って、サーチ対象案件データ数51と、ノイズ対象案件データ数52と、判定不能対象案件データ数53とを確認しながら選択を変更できる。
また、評価対象案件選択ステップでは、選択された評価対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、評価対象案件データについて、付与数の多い順序で技術分類を表示する(S6)。従って、評価対象案件データについて付与されている技術分類を参考にしながら選択を変更できる。
選択されたサーチ対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、サーチ対象案件データについて、付与数の多い順序で技術分類を表示し、選択されたノイズ対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、ノイズ対象案件データについて、付与数の多い順序で技術分類を表示することで、サーチ対象案件データについて付与されている技術分類、及びノイズ対象案件データについて付与されている技術分類を参考にしながら選択を変更できる。
また、評価対象案件選択ステップでは、選択された評価対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード61、62を集計し、評価対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード61、62を表示する(S7)。従って、評価対象案件データに含まれるキーワード61、62を参考にしながら選択を変更できる。
図2では、選択されたサーチ対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード61を集計し、サーチ対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード61を表示し、選択されたノイズ対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード62を集計し、ノイズ対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード62を表示する。従って、サーチ対象案件データに含まれるキーワード61、及びノイズ対象案件データに含まれるキーワード62を参考にしながら選択を変更できる。
S5における評価対象案件データ数51、52の表示、S6における技術分類の表示、S7におけるキーワード61、62の表示は、必ずしも全てを表示する必要はなく、特にS6における技術分類の表示とS7におけるキーワード61、62の表示は、いずれかが表示されればよい。
図2に示す選択確定指示となる「出力する」ボタン71を指示することで、第1領域指定部材31で区分された一方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、評価対象案件データとして選択される(S8)。
図2では、第1領域指定部材31で区分された一方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、サーチ対象案件データとして選択され、第1領域指定部材31で区分された他方の領域に位置するとともに第2領域指定部材32で区分された一方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、判定不能対象とする判定不能対象案件データとして選択され、第2領域指定部材32で区分された他方の領域に位置するプロットに対応する未評価案件データが、ノイズ対象案件データとして選択される。従って、第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフ21に表示されるプロットの散布状況を把握した上で、サーチ対象案件データと、ノイズ対象案件データと、判定不能対象案件データとを区分できるため、サーチ対象確率判定値やノイズ対象確率判定値からでは判断しづらい境界を認識でき、評価対象案件データの選択を支援できる。
S8における指示が行われることで、評価対象案件選択ステップで選択されたプロットに対応する未評価案件データを、評価対象案件データとして抽出する(S9)。
S9における評価対象案件抽出ステップで抽出された評価対象案件データは画面上に表示される(S10)。
S10における評価対象案件出力ステップでは、図3に示すように、全ての未評価案件データについて、サーチ対象案件データと、ノイズ対象案件データと、判定不能対象案件データとを区分して表示してもよい。また、サーチ対象確率判定値やノイズ対象確率判定値を、サーチ対象案件データ、ノイズ対象案件データ、及び判定不能対象案件データとともに表示させることが好ましい。
S10における評価対象案件出力ステップで表示されるサーチ対象案件データ又はノイズ対象案件データについては、案件毎に評価を行い、評価結果が入力される(S11)。
S11で入力された評価結果は、新たな教師案件データとして特許情報データベース10に登録される(S12)。
S12によって新たな教師案件データが登録されると、再びS1の処理によって未評価案件データにサーチ対象確率判定値とノイズ対象確率判定値とが付与され、サーバーによって新たに評価の対象とする評価対象案件データを抽出する。
以上のように本実施例によれば、第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフ21に表示されるプロットの散布状況を把握した上で評価対象案件データを選択できるため、サーチ対象確率判定値やノイズ対象確率判定値からでは判断しづらい境界を認識でき、評価対象案件データを的確に選択でき、多くの未評価案件データの中から、新たに評価の対象とする評価対象案件データを抽出することができる。
なお、本実施例では、直交する2軸の一方をサーチ確率、他方をノイズ確率とするグラフ21で説明したが、グラフは3軸以上であってもよく、直交する2軸のグラフでは、領域指定部材は例えば直線又は曲線からなる区画線(カーソル)とし、3軸でのグラフでは、例えば平面や曲面からなる区画面とすることができる。
本発明は、国内における特許公報だけなく、中国や米国などの外国の特許公報についても利用でき、更には論文などの文章データに対しても適用できる。
10 特許情報データベース
21 グラフ
31 第1領域指定部材
32 第2領域指定部材
41 サーチ領域セッティング操作部
41a 上移動指示部
41b 下移動指示部
41c 角度変更指示部
42 ノイズ領域セッティング操作部
42a 右移動指示部
42b 左移動指示部
42c 角度変更指示部
51 評価対象案件データ数(サーチ対象案件データ数)
52 評価対象案件データ数(ノイズ対象案件データ数)
53 判定不能対象案件データ数
61、62 キーワード
71 「出力する」ボタン

Claims (11)

  1. 設定したテーマに基づく未評価案件データを特許情報データベースに蓄積し、
    前記テーマでは必要なサーチ対象案件であるとあらかじめ評価された第1群教師案件データから抽出される第1特徴データを用いて前記未評価案件データについてサーチ対象確率判定値を導き、
    前記テーマでは不要なノイズ対象案件であるとあらかじめ評価された第2群教師案件データから抽出される第2特徴データを用いて前記未評価案件データについてノイズ対象確率判定値を導き、
    前記サーチ対象確率判定値及び前記ノイズ対象確率判定値を用いて、
    前記未評価案件データの中から、新たに評価の対象とする評価対象案件データを抽出する特許調査支援方法であって、
    サーバーが、
    前記未評価案件データに前記サーチ対象確率判定値及び前記ノイズ対象確率判定値を付与するステップと、
    導かれた前記サーチ対象確率判定値及び前記ノイズ対象確率判定値を基に第1の軸をサーチ確率、第2の軸をノイズ確率とする少なくとも2軸を有するグラフに表示されるプロットの散布状況を表示させる判定結果表示ステップと、
    前記判定結果表示ステップで表示される前記未評価案件データの前記分布を、一方の領域と他方の領域に区分することで、前記一方の領域に位置する前記未評価案件データの数又は前記他方の領域に位置する前記未評価案件データの数を表示する対象案件データ数表示ステップと
    を有する
    ことを特徴とする特許調査支援方法。
  2. 前記一方の領域と前記他方の領域の区分を、領域指定部材を表示させることで行い、前記領域指定部材を移動できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の特許調査支援方法。
  3. 抽出した前記評価対象案件データを評価し、
    評価した結果、前記テーマでは必要な前記サーチ対象案件であると評価されると前記第1群教師案件データに追加し、
    評価した結果、前記テーマでは不要な前記ノイズ対象案件であると評価されると前記第2群教師案件データに追加し、
    追加された前記第1群教師案件データを含めた前記第1特徴データを用いて、前記未評価案件データについて前記サーチ対象確率判定値が導かれ、
    追加された前記第2群教師案件データを含めた前記第2特徴データを用いて、前記未評価案件データについて前記ノイズ対象確率判定値が導かれる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の特許調査支援方法。
  4. 前記領域指定部材として、
    サーチ対象とする前記評価対象案件データを、サーチ対象案件データとして区分する第1領域指定部材と、
    ノイズ対象とする前記評価対象案件データを、ノイズ対象案件データとして区分する第2領域指定部材と
    を有し、
    前記第1領域指定部材で区分された一方の前記領域に位置するプロットに対応する前記未評価案件データが、前記サーチ対象案件データとして選択され、
    前記第1領域指定部材で区分された他方の領域に位置するとともに前記第2領域指定部材で区分された一方の前記領域に位置するプロットに対応する前記未評価案件データが、判定不能対象とする判定不能対象案件データとして選択され、
    前記第2領域指定部材で区分された他方の領域に位置するプロットに対応する前記未評価案件データが、前記ノイズ対象案件データとして選択される
    ことを特徴とする請求項2に記載の特許調査支援方法。
  5. 前記第1領域指定部材で区分された一方の前記領域に位置する前記プロットの数を、サーチ対象案件データ数として表示し、
    前記第1領域指定部材で区分された他方の前記領域に位置するとともに前記第2領域指定部材で区分された一方の前記領域に位置する前記プロットの数を、判定不能対象案件データ数として表示し、
    前記第2領域指定部材で区分された他方の前記領域に位置する前記プロットの数を、ノイズ対象案件データ数として表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の特許調査支援方法。
  6. 選択された前記評価対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、
    前記評価対象案件データについて、付与数の多い順序で前記技術分類を表示する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法。
  7. 選択された前記ノイズ対象案件データについて付与されている技術分類を集計し、
    前記ノイズ対象案件データについて、付与数の多い順序で前記技術分類を表示する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法。
  8. 選択された前記評価対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、
    前記評価対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワードを表示する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法。
  9. 選択された前記ノイズ対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、
    前記ノイズ対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワードを表示する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法。
  10. 前記サーバーが、前記評価対象案件データを出力する評価対象案件出力ステップを有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の特許調査支援方法。
  11. 前記評価対象案件出力ステップでは、少なくとも前記サーチ対象確率判定値及び又は前記ノイズ対象確率判定値を出力することを特徴とする請求項10に記載の特許調査支援方法。
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