JP7049207B2 - Reactor manufacturing method - Google Patents
Reactor manufacturing method Download PDFInfo
- Publication number
- JP7049207B2 JP7049207B2 JP2018143844A JP2018143844A JP7049207B2 JP 7049207 B2 JP7049207 B2 JP 7049207B2 JP 2018143844 A JP2018143844 A JP 2018143844A JP 2018143844 A JP2018143844 A JP 2018143844A JP 7049207 B2 JP7049207 B2 JP 7049207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- core
- mold
- resin cover
- cavity portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
本明細書が開示する技術は、リアクトルの製造方法に関する。 The techniques disclosed herein relate to methods of making reactors.
コアと、コアに巻回されている巻線と、コアと巻線を覆う樹脂カバーを備えているリアクトルが知られている(特許文献1)。特許文献1のリアクトルの樹脂カバーには、巻線の引き出し線と他の銅体を接続して固定する端子固定部が設けられている。 A reactor having a core, a winding wound around the core, and a resin cover covering the core and the winding is known (Patent Document 1). The resin cover of the reactor of Patent Document 1 is provided with a terminal fixing portion for connecting and fixing the lead wire of the winding and another copper body.
一般に、樹脂カバーは射出成形で作られる。より具体的には、樹脂カバーは、コアと巻線のアセンブリを入れた金型に溶融樹脂を充填して作られる。上記した端子固定部に相当する突起あるいは他の用途の突起は射出成形で樹脂カバーと同時に成形される。金型は下型と、下型に対して上下方向に移動可能に設けられている上型とで構成される。樹脂カバーから上方または側方に突出する突起を樹脂カバーに設ける場合、金型の上型に突起を形成するためのキャビティ部(突起キャビティ部)が設けられる。そのような上型を備えた金型で樹脂カバーを短いサイクルで連続生産すると、上型の突起キャビティ部の温度が十分に下がらず、上型を開いたときに突起が突起キャビティ部から離型せず樹脂カバーから引きちぎられてしまうことがある。本明細書は、上方または側方に突出する突起を有する樹脂カバーを備えたリアクトルの製造方法に関し、大きなコスト増を伴うことなく、上型を開く際に突起が引きちぎられることを防止する技術を提供する。 Generally, the resin cover is made by injection molding. More specifically, the resin cover is made by filling a mold containing a core and winding assembly with molten resin. The protrusions corresponding to the terminal fixing portions or the protrusions for other purposes are formed by injection molding at the same time as the resin cover. The mold is composed of a lower mold and an upper mold provided so as to be movable in the vertical direction with respect to the lower mold. When a protrusion protruding upward or laterally from the resin cover is provided on the resin cover, a cavity portion (protrusion cavity portion) for forming the protrusion is provided on the upper mold of the mold. When the resin cover is continuously produced in a short cycle with a mold equipped with such an upper mold, the temperature of the protrusion cavity of the upper mold does not drop sufficiently, and the protrusion is released from the protrusion cavity when the upper mold is opened. It may be torn off from the resin cover without doing so. The present specification relates to a method for manufacturing a reactor provided with a resin cover having protrusions protruding upward or laterally, a technique for preventing the protrusions from being torn off when opening the upper mold without significant cost increase. offer.
本明細書が開示する技術は、コアと、コアに巻回されている巻線と、コアと巻線を覆う樹脂カバーであって上方または側方に突出する突起を有している樹脂カバーを備えたリアクトルの製造方法に関する。突起は、例えば巻線の端(引き出し線)と他の導体を固定する端子台に利用される。溶融樹脂を充填して樹脂カバーを形成するための金型は、上型と下型を備えている。上型は、下型に対して上下方向に相対的に移動が可能である。上型は、突起の上部を形成する突起上部キャビティ部を備えている。下型は、コア押圧部と突起下部キャビティ部を備えている。コア押圧部は、金型に入れられたコアの側面に対して進退可能に設けられており、溶融樹脂を充填する際にコアを押圧する。突起下部キャビティ部は、コア押圧部に連結されており、コア押圧部とともに進退可能である。突起下部キャビティ部は、突起の下部を形成する部位である。その突起下部キャビティ部の側面には、コア押圧部の進退方向に沿って延びる溝が設けられている。樹脂カバーを成形する際、金型内の溶融樹脂が固化した後、上型を開いた後にコア押圧部と突起下部キャビティ部を後退させる。 The techniques disclosed herein include a core, windings wound around the core, and a resin cover that covers the core and windings and has protrusions that project upward or laterally. Regarding the manufacturing method of the prepared reactor. The protrusion is used, for example, in a terminal block for fixing the end of a winding (leader wire) and another conductor. The mold for filling the molten resin to form the resin cover includes an upper mold and a lower mold. The upper mold can move relatively in the vertical direction with respect to the lower mold. The upper mold is provided with a protrusion upper cavity portion that forms the upper part of the protrusion. The lower mold has a core pressing portion and a protrusion lower cavity portion. The core pressing portion is provided so as to be able to advance and retreat with respect to the side surface of the core placed in the mold, and presses the core when filling the molten resin. The protrusion lower cavity portion is connected to the core pressing portion and can move forward and backward together with the core pressing portion. The lower protrusion cavity portion is a portion that forms the lower part of the protrusion. A groove extending in the advancing / retreating direction of the core pressing portion is provided on the side surface of the protrusion lower cavity portion. When molding the resin cover, after the molten resin in the mold is solidified, the core pressing portion and the protrusion lower cavity portion are retracted after opening the upper mold.
上記の製造方法によれば、突起下部キャビティ部の溝にも溶融樹脂が充填される。溝で形成された樹脂部分は、突起の側面から突出するリブとなる。上型を開く際、リブが下型に備えられた突起下部キャビティ部の溝に引っ掛かり、上昇する上型から突起が離れる。コアの側面に対して進退可能に支持されており溶融樹脂を充填する際にコアを固定するコア押圧部はもともと下型に備えられている。本明細書が開示する技術は、下型にもともと備えられているスライド式のコア押圧部を活用することで、上型を開く際に突起を押さえるとともに、その後に後退するスライド式の突起下部キャビティ部を低コストで追加することができる。すなわち、大きなコスト増を伴うことなく、上型を開く際に突起が引きちぎられることを防止することができる。本明細書が開示する技術によって、上方又は側方に突出する突起を備えた樹脂カバーを含むリアクトルを安価に製造できるようになる。 According to the above manufacturing method, the molten resin is also filled in the groove of the cavity portion below the protrusion. The resin portion formed by the groove becomes a rib protruding from the side surface of the protrusion. When opening the upper mold, the rib is caught in the groove of the protrusion lower cavity portion provided in the lower mold, and the protrusion is separated from the rising upper mold. The core pressing portion, which is supported so as to be able to move forward and backward with respect to the side surface of the core and fixes the core when filling the molten resin, is originally provided in the lower mold. The technique disclosed herein utilizes a slide-type core pressing portion originally provided in the lower mold to hold the protrusion when opening the upper mold and then retract the slide-type protrusion lower cavity. Parts can be added at low cost. That is, it is possible to prevent the protrusions from being torn off when the upper mold is opened without a large cost increase. The techniques disclosed herein make it possible to inexpensively manufacture reactors including resin covers with protrusions that project upward or laterally.
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。 Details and further improvements to the techniques disclosed herein will be described in the "Modes for Carrying Out the Invention" section below.
実施例の製造方法を説明する前に、リアクトルを説明する。図1にリアクトル10の斜視図を示し、図2に、コアと巻線のアセンブリ10a(樹脂カバーなしのリアクトル)の斜視図を示す。リアクトル10は、インダクタを利用した受動素子である。リアクトル10は、例えば電圧変換回路に組み込まれる。リアクトル10の主要部品はコア14と巻線11である。巻線11は、リング状のコア14の2か所に巻回され、コイル11a、11bを構成する。即ち、2個のコイル11a、11bは1本の巻線11で作られており、電気的には一つのコイルを構成する。巻線11の端が引き出し線12a、12bに相当する。引き出し線12a、12bが他の導体に接続される。図1、図2では、引き出し線12a、12bの途中から先の図示を省略してある。
Before explaining the manufacturing method of the Example, the reactor will be described. FIG. 1 shows a perspective view of the
コア14と巻線11は樹脂カバー20に覆われている。コイル11a、11bの下部は樹脂カバー20から露出している。樹脂カバー20には窓25が設けられており、窓25からもコイル11a、11bが露出している。樹脂カバー20の4箇所からタブ29が延びている。タブ29にはリアクトル10を電圧変換器の筐体に固定するためのボルトを通す孔が設けられている。
The
樹脂カバー20のコア14を覆う上面20aと側面20bにわたって突起21が設けられている。突起21は、樹脂カバー20の上面20aから上方に突出しているとともに、樹脂カバー20の側面20bから水平方向にも突出している。突起21は、引き出し線12aを他の導体と接続するための端子台の役割を果たす。突起21の上面にはネジを固定するネジ孔22が設けられている。突起21の側面には水平方向に延びるリブ23が設けられている。リブ23は、突起21を有する樹脂カバー20を射出成形する工程でその機能を果たす。樹脂カバー20の突起21の下方に孔24が設けられている。孔24からコア14が露出している。
A
樹脂カバー20は射出成形工程で作られる。以下、リアクトル10の製造工程の一部である樹脂カバー形成過程を説明する。図3に、樹脂カバー20を形成するための金型30の一部断面図を示す。図3の断面は、図1のIII-III線に沿ったリアクトル10の断面に対応する。図3は、金型30の内部に、樹脂カバー形成前のリアクトル(即ち、コア14と巻線11のアセンブリ10a)をセットした状態を示している。金型30の内部のキャビティ空間CAに満たされた樹脂が樹脂カバー20を形成する。
The
図3は、突起21を形成するための部位の断面図である。金型30は、上型31と下型32で構成されている。上型31は、下型32に対して上下方向に移動可能に支持されている。図中の座標系の+Z方向が上に相当する。図では上型31を支持する機構の図示は省略している。上型31は、突起21の上部を形成する突起上部キャビティ部311を備えている。
FIG. 3 is a cross-sectional view of a portion for forming the
下型32は、図中のX方向にスライドするスライドブロック33を備えている。図4に、スライドブロック33の斜視図を示す。図4では、スライドブロック33以外の下型部分を仮想線で描いてある。下型32は、コア14の側面に対向する側面キャビティ面321を備えている。スライドブロック33は、側面キャビティ面321と面一となるコア対向面331を備えている。スライドブロック33は、側面キャビティ面321から進退可能に下型32に支持されている。スライドブロック33を進退させる機構については図示を省略する。側面キャビティ面321には、樹脂カバー20のタブ29(図1参照)を形成するための窪み329も設けられている。
The
コア対向面331からコア押圧部332が水平方向に突出している。コア押圧部332は、キャビティ内でコア14の側面に対向する(図3参照)。コア押圧部332は、キャビティ空間CAにセットされたコア14の側面に対向するとともに、コア14の側面に対して進退可能である。
The
図示は省略するが、下型32は、コア14を挟んでスライドブロック33の反対側にも別のスライドブロックを備えており、そのスライドブロックもコア14に対向するコア押圧部を備えている。2個のスライドブロックは、コア14を挟持するように夫々がコア14に対して進退する。即ち、コア押圧部332(と反対側のコア押圧部)は、キャビティ内でコア14を挟み込んで固定する。
Although not shown, the
スライドブロック33は、突起21の下部を形成するための部位(突起下部キャビティ部333)を備えている。一つのスライドブロック33にコア押圧部332と突起下部キャビティ部333が設けられている。従って別言すれば、突起下部キャビティ部333は、コア押圧部332に連結されており、コア押圧部332とともにコア14に対して進退する。突起下部キャビティ部333の側面には、前述したリブ23に対応する溝334が設けられている。溝334は、突起下部キャビティ部333の側面に沿って水平方向に延びている。溝334の一部は、スライドブロック33の進退方向(図中のX方向)に沿って延びている。
The
以下、金型30を使った樹脂カバー成形過程を説明する。
Hereinafter, the resin cover molding process using the
(樹脂射出工程)金型30の内部にアセンブリ10aをセットし、コア押圧部332(及び反対側のコア押圧部)でコア14を支持しつつキャビティ空間CAに溶融樹脂を射出する(図5)。なお、図5(A)は図3に対応する断面であり、図5(B)は、図5(A)のB-B線に沿った断面を示している。コア押圧部332(及び反対側のコア押圧部)でコア14を支持することで、キャビティ空間CAの内部でコア14の位置が定まり、コア14と樹脂カバー20の相対的な位置が定まる。溶融樹脂が固まると、樹脂カバー20となる。
(Resin injection step) The
(上型を開く工程)溶融樹脂が固まったら上型31を上方へ移動する(図6)。別言すれば、上型31を開く。図6(A)は図3に対応する断面であり、図6(B)は、図6(A)のB-B線に沿った断面を示している。上型31を開くとき、下型32のスライドブロック33は動かさない。突起21のリブ23がスライドブロック33の溝334に嵌り込んでおり、突起21が上昇する上型31に固着して樹脂カバー20から引きちぎられることが防止される。
(Step of opening the upper mold) When the molten resin is solidified, the
(スライドブロックを後退させる工程)上型31を開いた後、スライドブロック33(コア押圧部332と突起下部キャビティ部333)を後退させる(図7)。そして、樹脂カバー20が形成されたリアクトル10を下型32から取り出す。コア押圧部332がコア14に当接していた部位が、図1の孔24に対応する。
(Step of retracting the slide block) After opening the
上記した製造方法の利点を述べる。樹脂カバー20の突起21を形成するのに上型31に突起上部キャビティ部311を設けるとともに、下型32に突起下部キャビティ部333を設ける。突起下部キャビティ部333には、水平方向に延びる溝334が設けられている。溝334に対応して突起21にはリブ23が形成される。キャビティ内で溶融樹脂が固化した後、上型31を開く際、突起21が上型31から離れないと突起21が樹脂カバー20から引きちぎられるおそれがある。特に、金型30を短いサイクルで繰り返し使うと、突起上部キャビティ部311の温度が下がりきらないうちに上型31が開かれる場合がある。突起上部キャビティ部311の温度が十分に下がっていないと突起21が十分に固化しないうちに上型31が開くことになる。充分に固化していない突起21は、上型31から離れ難くなる一方で樹脂カバー20から引きちぎれやすくなる。下型32の突起下部キャビティ部333に設けられた溝334は、上型31を開く際、突起21を押さえる役割を果たす。溝334とリブ23が係合し、上型31が上昇する際、突起21が上型31から離される。突起下部キャビティ部333の側面に設けられた溝334は、上型31を開く際に突起21が樹脂カバー20から引きちぎられることを防止する。
The advantages of the above-mentioned manufacturing method will be described. To form the
水平方向に延びる溝334を有する突起下部キャビティ部333は、樹脂カバー20から離れる方向に後退しなければ、樹脂カバー20から外すことができない。突起下部キャビティ部333は、コア14を固定するために進退するコア押圧部332に連結している。即ち、突起下部キャビティ部333はコア押圧部332とともに進退する。別言すれば、実施例の製造方法では、金型がもともと有しているコア押圧部332の進退機構を使って突起下部キャビティ部333も進退させる。突起下部キャビティ部333を進退させる新たな機構を追加することなく、突起を押さえる機構を追加することができる。即ち、進退する突起下部キャビティ部333は安価で実現することができる。
The protrusion
図6に示すように、上型31の突起上部キャビティ部311には、ネジ孔22(図1参照)の下穴を形成するための突起312が設けられている。突起312は上下方向に延びており、突起21の内部に位置することになる。上型31が突起312を有していると、金型30を連続使用したときに突起21が冷え難くなり、突起21が一層引きちぎられる可能性が高まる。突起下部キャビティ部333の溝334は、突起21の側面の周囲に延びるリブ23を押さえるように働くので、突起21をしっかりと押さえることができる。それゆえ、突起312が設けられている突起上部キャビティ部311(上型31)が上昇する際、突起21が上型31に引っ張られて樹脂カバー20から引きちぎられることが防止される。
As shown in FIG. 6, the protrusion
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。本明細書が開示する製造方法は、リング状のコアを有するリアクトルの製造方法に限定されない。例えば、棒状のコアと単一のコイルを有するリアクトルの製造方法に適用することも可能である。樹脂カバー20が備える突起21は、引き出し線と導体を接続する端子台に限定されない。樹脂カバー20が備える突起は別の用途に利用されるものであってもよい。
The points to be noted regarding the technique described in the examples will be described. The manufacturing method disclosed herein is not limited to the manufacturing method of a reactor having a ring-shaped core. For example, it can be applied to a method for manufacturing a reactor having a rod-shaped core and a single coil. The
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。 Although specific examples of the present invention have been described in detail above, these are merely examples and do not limit the scope of claims. The techniques described in the claims include various modifications and modifications of the specific examples exemplified above. The technical elements described herein or in the drawings exhibit their technical usefulness alone or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. In addition, the techniques exemplified in the present specification or the drawings can achieve a plurality of purposes at the same time, and achieving one of the purposes itself has technical usefulness.
10:リアクトル
10a:アセンブリ
11:巻線
11a、11b:コイル
12a、12b:引き出し線
14:コア
20:樹脂カバー
21:突起
22:ネジ孔
23:リブ
30:金型
31:上型
32:下型
33:スライドブロック
311:突起上部キャビティ部
321:側面キャビティ面
331:コア対向面
332:コア押圧部
333:突起下部キャビティ部
334:溝
CA:キャビティ空間
10:
Claims (1)
溶融樹脂を充填して前記樹脂カバーを形成するための金型が上型と下型を備えており、
前記上型は、前記下型に対して上下方向に相対的に移動が可能であり、前記突起の上部を形成する突起上部キャビティ部を備えており、
前記下型は、
前記コアの側面に対して進退可能に設けられており、前記溶融樹脂を充填する際に前記コアを押圧するコア押圧部と、
前記コア押圧部に連結されており、前記突起の下部を形成する突起下部キャビティ部であって当該突起下部キャビティ部の側面に溝が設けられている突起下部キャビティ部と、
を備えており、
前記金型内の前記溶融樹脂が固化した後、前記上型を開いた後に前記コア押圧部と前記突起下部キャビティ部を後退させる、リアクトルの製造方法。 A method for manufacturing a reactor including a core, a winding wound around the core, and a resin cover covering the core and the winding and having a protrusion protruding upward or laterally. And
The mold for filling the molten resin to form the resin cover is provided with an upper mold and a lower mold.
The upper mold is movable in the vertical direction relative to the lower mold, and has a protrusion upper cavity portion forming the upper portion of the protrusion.
The lower mold is
A core pressing portion that is provided so as to be able to move forward and backward with respect to the side surface of the core and presses the core when filling the molten resin, and a core pressing portion.
A protrusion lower cavity portion that is connected to the core pressing portion and forms the lower portion of the protrusion and has a groove on the side surface of the protrusion lower cavity portion, and a protrusion lower cavity portion.
Equipped with
A method for manufacturing a reactor in which the core pressing portion and the protrusion lower cavity portion are retracted after the molten resin in the mold has solidified and then the upper mold is opened.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018143844A JP7049207B2 (en) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | Reactor manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018143844A JP7049207B2 (en) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | Reactor manufacturing method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020021806A JP2020021806A (en) | 2020-02-06 |
JP7049207B2 true JP7049207B2 (en) | 2022-04-06 |
Family
ID=69588889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018143844A Active JP7049207B2 (en) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | Reactor manufacturing method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7049207B2 (en) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090482A (en) | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Keihin Corp | Method for molding solenoid made of resin and resin molding |
JP2009218531A (en) | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Panasonic Corp | Inductor and method of manufacturing the same, and circuit module using inductor |
WO2013065183A1 (en) | 2011-11-04 | 2013-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | Reactor and production method thereof |
JP2014220457A (en) | 2013-05-10 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | Reactor and manufacturing method of the same |
JP2015005579A (en) | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 株式会社タムラ製作所 | Reactor and manufacturing method for reactor |
JP2017037889A (en) | 2015-08-07 | 2017-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | Reactor |
-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018143844A patent/JP7049207B2/en active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090482A (en) | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Keihin Corp | Method for molding solenoid made of resin and resin molding |
JP2009218531A (en) | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Panasonic Corp | Inductor and method of manufacturing the same, and circuit module using inductor |
WO2013065183A1 (en) | 2011-11-04 | 2013-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | Reactor and production method thereof |
US20140230238A1 (en) | 2011-11-04 | 2014-08-21 | Yasuhiro Ueno | Manufacturing method of reactor (as amended) |
JP2014220457A (en) | 2013-05-10 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | Reactor and manufacturing method of the same |
JP2015005579A (en) | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 株式会社タムラ製作所 | Reactor and manufacturing method for reactor |
JP2017037889A (en) | 2015-08-07 | 2017-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | Reactor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020021806A (en) | 2020-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105024170B (en) | The manufacturing method of antenna instrument and antenna instrument | |
JP6589936B2 (en) | Wiring structure | |
US8540917B2 (en) | Insert molding method and insert molded product | |
EP1587183B1 (en) | An insert-molded article and a production method for insert-molded article | |
JP6890260B2 (en) | Inductor parts and their manufacturing methods | |
CA2793828A1 (en) | Method of manufacture for encased coil body and encased coil body | |
CN103748742A (en) | Method of connecting electric cable to connector terminal and compression-molding die | |
JP6295063B2 (en) | Coated wire and method of manufacturing covered wire | |
EP2804256B1 (en) | Antenna device and manufacturing method of antenna device | |
JP2011088406A (en) | Method of manufacturing bus bar module, and the bus bar module | |
EP1174890B1 (en) | Moulded coil and production method thereof | |
JP5172318B2 (en) | Coil molded body manufacturing method and coil molded body | |
JP7049207B2 (en) | Reactor manufacturing method | |
JP2010028914A (en) | Resin molded coil, resin molded stators, and manufacturing method for the stators | |
JP6638586B2 (en) | Reactor manufacturing method | |
JP4900215B2 (en) | Stator molding method and apparatus | |
JP4900294B2 (en) | Split stator manufacturing method | |
JP2009289859A (en) | Method of manufacturing molded coil | |
GB2034128A (en) | Flyback transformers and methods of manufacture thereof | |
JP7503390B2 (en) | Molded coil | |
CN218602239U (en) | Cylindrical inductance element | |
JP7103911B2 (en) | Reactor manufacturing method | |
JP7099290B2 (en) | Reactor manufacturing method | |
JP7104538B2 (en) | Reactor manufacturing method and reactor | |
JPS6017848Y2 (en) | Lead wire pull-out groove structure of wire bobbin |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20201130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20201130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7049207 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |