JP7048955B2 - 保温フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、温室の栽培空間、各種建築物や構築物の壁や窓、食料品やそのパッケージ等の各種保温対象を被覆する保温フィルムに関する。
複数枚のプラスチックフィルムを用い、プラスチックフィルム間に空気層を形成してなる農業用保温フィルムが知られている。単層のプラスチックフィルムと比較し、保温性、断熱性等に優れることから、温室の外被、内張、カーテン等として用いられている。例えば、特許文献1では、ポリオレフィンのフィルムを真空成形ロールで成形したキャップフィルムの両面に、バックフィルム及びライナーフィルムを融着してなる気泡シートが開示されている。また、特許文献2では、上下に重ねた2枚のシート部材を、幅方向に適宜間隔で溶着し、チューブ状の空気層を複数連接した構造の保温シートが開示されている。隣接する空気層間には、連通孔が形成されており、いずれかの箇所に形成した空気導入口から空気を導入して、全ての空気層を膨らませて使用される。
特開2009-45060号公報 実開昭62-91950号公報
特許文献1に開示の気泡シートは、空気が、キャップフィルムと、バックフィルム又はライナーフィルムとにより形成される密閉空間に閉じ込められた独立気泡構造である。このため、高い保温性は期待できるが、収納時にロール状に巻き取ったり折り畳んだりした際に非常に嵩張り、取り扱いが不便である。また、温室内に展開されるカーテンは、通常、巻取軸に巻き取り又は巻き戻しして開閉するか、あるいは、誘導パイプによって折り畳むように押し込んだり逆方向に牽引したりして開閉している。巻取軸に巻き取る場合、誘導パイプによって押し込んで折り畳む場合のいずれも、特許文献1の気泡シートでは嵩張るため、使用しにくい。また、キャップフィルムを備えた独立気泡構造であるため、太陽光が斜め方向から入射するような時間帯では、光線透過量の損失が大きい。
特許文献2に開示の保温シートは、空気導入口から空気を導入し、チューブ状の空気層を密閉空間にしている。空気の出入りは空気導入口のみから行われるものであるため、空気層を膨らませるための送風機や、この送風機と空気導入口とを接続するパイプ等が必須となる。そのため、この保温シートを使用するにあたっては、それらの機器等も含んで考慮する必要があり、その全体コストが多大である。また、空気を充填した状態では、空気層が膨らんでいるため、そのまま巻き取ったり折り畳んだりすることは困難であり、収納にあたっては、空気を抜く作業も必要となる。同様に、巻取軸に巻き取ったりすること等も困難であり、カーテンとしての使用には適していない。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、従来と比較して遜色のない保温性を発揮できると共に、ロール状に巻き取ったりあるいは折り畳んだりして収納する際も嵩張らず、巻取軸に巻き付けたり巻き戻したりすることも容易で、温室用カーテンとしての用途にも供することができ、さらには、光線透過量の減少量が小さいと共に、入射方向の違いに伴う光線透過量の減少量の変化が小さく、温室等の農業用として適するほか、各種建築物や構築物の壁や窓、食料品やそのパッケージ等の各種保温対象を被覆して保温することも可能な保温フィルムを提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、本発明の保温フィルムは、複数枚のプラスチックフィルムが積層されてなる保温フィルムであって、前記複数枚のプラスチックフィルム同士が、部分的に相互に接合され、そのうち少なくとも一つの前記プラスチックフィルムは、隣接する接合部間で弛みを有して接合され、その弛みによって相互に連通された複数の空気溜まり部が形成されており、かつ、外周縁の少なくとも一部においては、前記複数枚のプラスチックフィルム同士が相互に接合されておらず、その接合されていない範囲の前記弛みにより、前記空気溜まり部と外部とを連通する常時開口の空気流出入口が形成されていることを特徴とする。
前記複数枚のプラスチックフィルムのうちの一部のプラスチックフィルムと他のプラスチックフィルムとで、接合後の所定方向に沿った長さが異なっており、その長さの違いにより、前記空気流出入口となる前記弛みが形成されている構成とすることができる。
また、前記接合部のうち、少なくとも一部の接合部は、前記弛みを潰した状態で接合しており、それにより、前記空気流出入口となる前記弛みが維持されている構成とすることができる。
前記接合部が、縦横いずれか少なくとも一方に沿って略直線状に形成されていることが好ましい。
前記接合部が格子状に形成され、前記空気溜まり部が平面視で略方形に形成されていることが好ましい。
外周縁に沿って位置する複数の前記空気溜まり部に、前記空気流出入口が形成されていることが好ましい。
前記複数枚のプラスチックフィルムを、積層状態のまま巻き付ける用途に供されるものであり、前記空気流出入口が、前記外周縁のうち、巻き付ける際の基端縁を除いた部位に形成されていることが好ましい。
前記プラスチックフィルムが2枚積層された二層フィルムとすることが好ましい。
隣接する前記接合部間の平面視での長さを基準長とした場合、前記接合部間で弛みを有して接合される前記プラスチックフィルムの前記基準長に対する前記接合部間の実長さが、1.001倍以上1.1倍以下であることが好ましい。
本発明の保温フィルムは、農業用として適している。
本発明の保温フィルムは、複数枚のプラスチックフィルムを積層して構成されると共に、少なくとも一つのプラスチックフィルムは、弛みを有して接合され、その弛みによって相互に連通された複数の空気溜まり部と、この空気溜まり部と外部とを連通する常時開口の空気流出入口が形成されている。そのため、敢えて送風機等を用いて空気を送り込まなくても、常時開口している空気流出入口を通じて空気溜まり部に空気が容易に侵入し、しかも空気溜まり部同士が連通しているため容易に行き渡る。これにより、送風機等を使用せずとも、所定の保温性、断熱性を発揮することができる。送風機等の使用が必須ではないため、その分、コストを押さえることができる。
また、空気流出入口が常時開口されているため、ロール状に巻き取ったりあるいは折り畳んだりしても速やかに空気が抜け、嵩張ることがなく、コンパクトに収納できる。また、巻取軸に巻き取ったり、誘導パイプにより押しつけるように折り畳んだりしても、空気溜まり部内の空気は、常時開口している空気流出入口を通じて速やかに排出されて嵩張ることがない。そのため、温室の外被、内張、カーテン等、栽培空間を保温する農業用の保温フィルムとして特に適している。
さらに、接合部間で弛みを有して接合されるプラスチックフィルムの基準長に対する接合部間の実長さを、1.001倍以上1.1倍以下に制限した構成とした場合には、プラスチックフィルムの弛みはそれほど大きなものではなく、光線透過量の減少量が小さいと共に、入射方向の違いに伴う光線透過量の減少量が大きく変化することがない。従って、かかる構成とすると、温室の外被、内張、カーテン等の農業用の保温フィルムとしてさらに適する。
本発明の保温フィルムは、上記のように農業用に適するが、空気流出入口が常時開口しているため、空気溜まり部内に特別な送風機などを用いることなく常に空気を保持させることができる。そのため、建築物や構築物の壁や窓に沿わせて配置することにより、保温、断熱効果を高めることができ、結露の防止効果も高い。また、食料品やそのパッケージ等を被覆する保温フィルムとして用いた場合も同様に、空気が自然に複数枚のプラスチックフィルム間に取り込まれるため、保温性、断熱性、結露防止効果などを高めることができる。また、接合部間の実長さを1.001倍以上1.1倍以下に制限したもので食料品等を被覆した場合、内部が見やすいという効果もある。このように、本発明の保温フィルムは、各種の保温対象の被覆に用いることができ、保温対象の衝撃に対する緩衝効果も期待できる。
図1は、本発明の一の実施形態にかかる保温フィルムを模式的に示した斜視図である。 図2は、図1の保温フィルムの断面の一部を示した図である。 図3(a),(b)は、2枚のプラスチックフィルムを共に弛ませる態様の例を模式的に示した斜視図である。 図4は、三層構造の保温フィルムの例を示した断面図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1及び図2は、本実施形態にかかる保温フィルム1を示した図である。これらの図に示したように、本実施形態の保温フィルム1は、2枚のプラスチックフィルム2,3を用いて構成されている。
2枚のプラスチックフィルム2,3を構成する材料は、特に限定されるものではないが、べたつきの程度が低く相互に接触した際に貼り付きにくく、さらには、空気の透過性が比較的高いものが好ましく、ポリエチレン樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム等を用いることが好ましい。また、着色の有無やその程度は限定されるものではなく、透明、半透明、着色を施したもの等のいずれでも用いることができる。但し、例えば、温室の外被、内張、カーテン等として用いるにあたって、光をより多く取り入れる必要がある場合、あるいは、建物の窓等に用いる場合には、光透過性の高いものが望ましい。その一方、温室に用いるものでも栽培植物の種類、季節等によっては、保温性は確保したいが、光の透過量を抑制したい場合もある。建物でも保管倉庫の窓用等としては、保温性はあるが遮光性の高いもので被覆したいという要請もある。そのような場合には、着色フィルム等、遮光性の高いフィルムを用いた構成とすることができる。また、光透過性の高い2枚のプラスチックフィルム2,3から構成した保温フィルム1と、遮光性の高い2枚のプラスチックフィルム2,3から構成した保温フィルム1とを、上下2段で配置し、時間や季節に応じて使い分けたりすることもできる。また、光透過性の高い保温フィルム1と遮光性の高い保温フィルム1をほぼ同じ高さで並列に配置し、光透過量を部分的に異ならせるようにすることも可能である。
また、2枚のプラスチックフィルム2,3間の貼り付きを抑制するため、各プラスチックフィルム2,3の表面に微小な凹凸やシボを施したもの等を用いることも可能である。
2枚のプラスチックフィルム2,3は、積層されていると共に、部分的に接合された二層フィルムになっている。本実施形態では、横方向(図1のX方向)及び縦方向(図1のY方向)に沿ってそれぞれ略直線状に所定間隔毎に接合しており、横方向に沿った接合部(横方向接合部)4と縦方向に沿った接合部(縦方向接合部)5とが交差した格子状に形成されている。略直線状に接合するのは製造の容易性を考慮したものであるが、接合部を曲線状その他の任意の形状に形成することも可能である。2枚のプラスチックフィルム2,3の接合手段は任意であり、接着剤による接着、熱プレスによる溶着、繊維や糸による縫製などが挙げられる。縫製の場合、繊維等を通じてプラスチックフィルム2,3間の湿気が外部に抜けやすい。
プラスチックフィルム2,3の外周縁においては、少なくとも一部を接合しない状態とし、当該部位を外部に連通した空気流出入口とする。本実施形態の保温フィルム1を例えば温室の外被等として常時張った状態で用いる場合には、空気流出入口の形成位置は限定されるものではないが、巻き付ける用途、すなわち、ロール状に巻き取った状態で収容したり、温室内の栽培空間を仕切る保温カーテンのように巻取軸に巻き付けたりする用途に用いる場合には、空気流出入口は、巻き付け開始側の外周縁である基端縁を除いた部位に形成する。例えば、本実施形態では、外周縁のうち、巻取軸10の巻き付け基端縁となる縦方向に沿った一方の端縁51は全ての範囲を接合して縦方向接合部5を形成しているが、横方向に沿った両端縁41,41は、いずれも接合せずに空気流出入口6,6としている。また、縦方向に沿った他方の端縁51においては、隣接する後述の空気溜まり部7,7間の一部を接合せずに、空気流出入口6,6としている。
従って、図1の想像線で示したように、巻取軸10をその長手方向が縦方向に沿う位置関係となるように配設して巻取軸10を回転させると、本実施形態の保温フィルム1は、縦方向に沿った一方の端縁51から他方の端縁51に向かって(X方向に沿って)順次巻き取られていくが、横方向に沿った両端縁41,41側に空気流出入口6,6が存在すると共に、巻き取り方向先端側である縦方向に沿った他方の端縁51側にも空気流出入口6,6が存在するため、保温フィルム1は巻き取られながら、各空気流出入口6,6からプラスチックフィルム2,3間の空気が排出されていく。それにより、巻取軸10に巻き取った状態では、2枚のプラスチックフィルム2,3は、ほぼ密着状態で巻き取られることになり、嵩張りを抑制できる。
なお、空気流出入口6,6は、外周縁寄りの空気溜まり部7,7が外部と連通して空気を円滑に取り入れたり排出したりすることができる限り、その位置、形成数、形成範囲、大きさ等は限定されるものではない。例えば、図1の例では、縦方向に沿った他方の端縁51において、一部のみに空気流出入口6,6を形成しているが、当該端縁51の全ての範囲を接合せずに空気流出入口とすることもできる。また、横方向に沿った端縁41,41側に形成した空気流出入口6,6を部分的に形成してもよいし、いずれか一方の端縁41のみに形成するうようにしてもよい。但し、空気の流出入が円滑に行われるように、外周縁寄りの複数の空気溜まり部7,7のそれぞれに空気流出入口6,6を設けることが好ましい。
2枚のプラスチックフィルム2,3の少なくとも一方は、隣接する横方向接合部4,4間又は隣接する縦方向接合部5,5間において弛み3aを有して接合されている。このような弛み3aを設ける方法としては、例えば、2枚のプラスチックフィルム2,3を接合した状態において、図2に示したような断面に沿った方向の長さが、一方のプラスチックフィルム2と他方のプラスチックフィルム3とで異なるようにする手段が挙げられる。隣接する接合部4,4間の各プラスチックフィルム2,3の面に沿った長さ(実長さ)を異ならせることで、空気溜まり部7,7が容易に形成される。
このように、2枚のプラスチックフィルム2,3の少なくとも一方を、隣接する横方向接合部4,4間又は隣接する縦方向接合部5,5間において弛み3aをもって接合することにより、2枚のプラスチックフィルム2,3の非接合面間において、上記のように空気溜まり部7が形成される。本実施形態では、接合部が格子状に形成されているため、空気溜まり部7は、四方が後述の空気抜け用連通部8を除いて接合部(横方向接合部4及び縦方向接合部5)に取り囲まれた略方形に形成されている。そして、本実施形態では、最も外周縁寄りに位置する全ての空気溜まり部7,7(図1の手前側にX方向に沿って並んだ4つの空気溜まり部7,7と奥側にX方向に沿って並んだ4つの空気溜まり部7、7)は、2枚のプラスチックフィルム2,3の対向縁部同士が接合されていない横方向に沿った各端縁41,41を一辺としているため、各端縁41,41において外部に連通する空気流出入口6,6が形成され、この空気流出入口6,6から空気の自然な流出入が許容される。
すなわち、本実施形態においては、2枚のプラスチックフィルム2,3の少なくとも一方に上記の弛み3aを備えており、この弛み3aが、2枚のプラスチックフィルム2,3間の非接合面間を離間させることになり、上記のように空気溜まり部7,7が形成されると共に、周縁部において2枚のプラスチックフィルム2,3が接合されていない範囲では、常時開口する空気流出入口6が形成されることになる。
一方、隣接する空気溜まり部7,7間には、両者を連通する空気抜け用連通部8が形成されている。本実施形態では、各空気溜まり部7の各隅部(横方向接合部4及び縦方向接合部5を途切れることなく形成したと仮定した場合に両者が交差する位置を中心とした所定範囲)において、2枚のプラスチックフィルム2,3同士を接合しないようにして、空気抜け用連通部8を形成している。略方形の各空気溜まり部7の隅部に空気抜け用連通部8を設けることにより、縦横斜めの全ての方向に隣接する空気溜まり部7,7同士が連通され、各空気溜まり部7へ空気が流通しやすくなる。但し、空気抜け用連通部8の形成位置はこれに限定されるものではなく、各空気溜まり部7の周囲の横方向接合部4及び縦方向接合部5の例えば中央付近に相当する部位に形成することも可能である。
ここで、2枚のプラスチックフィルム2,3を接合した状態において、弛み3aを有するプラスチックフィルム2,3の図2のような断面に沿った実長さ(各フィルムの表面に沿った長さであり、例えば弛み3aを含む場合、その弛みに沿った長さ)は、両者を接合後の接合部4,4間又は5,5間の平面視での長さを基準長としたときに、1.001倍以上1.1倍以下とすることが好ましい。1.001倍未満の場合、プラスチックフィルムの弛みが小さくなって隙間が小さく、空気溜まり部7に保持される空気量も少なくなり、単層の場合と比較しての保温性の向上があまり期待できない。1.1倍を超えると、弛み3aが大きくなり、保温用のカーテン等の用途に適用すると、巻き取り時に弛み分が大きく重なり合ってしまうため、巻き戻して展開した際に、その弛み3aがしわとなったり、空気流出入口6,6の一部がくっついた状態になったりする可能性が高くなる。しわが生じたりすると、その部位での光の透過率も低下する。これらのことを考慮すると、上記基準長に対するプラスチックフィルム2,3の実長さは、1.001倍以上1.1倍以下であることが好ましく、1.002倍以上1.05倍以下であることがより好ましく、1.002倍以上1.025倍以下であることがさらに好ましい。
従って、プラスチックフィルム2,3の接合部4,4間又は5,5間の実長さを異ならせる場合、図2に示したように、例えば、一方のプラスチックフィルム2の実長さを基準長と同じとすれば、他方のプラスチックフィルム3の実長さが、1.001倍以上1.1倍以下とすることが好ましい。
また、接合部の面積が大きすぎると、空気溜まり部7で保持される空気量も少なくなり保温性が低下することから、プラスチックフィルム2,3の全面積に対し、接合部(横方向接合部4及び縦方向接合部5)の合計面積が50%以下となるようにすることが好ましく、10%以下とすることがより好ましい。
また、プラスチックフィルム2,3の厚さは限定されるものではないが、例えば、温室の外被、内張、カーテン等の農業用の場合、全体の重量、コスト、巻き取りやすさ等を考慮すると、厚さ0.1mm以下のものを用いることが好ましい。より好ましい厚さは、0.01mmから0.07mmの範囲であり、さらに好ましい厚さは0.01mmから0.05mmの範囲である。
プラスチックフィルム2,3に弛み3aをもたせる方法としては、例えば、張り合わせ時に、一方のプラスチックフィルムを塑性変形を起こさせない程度に他方のプラスチックフィルムよりも強く引っ張りながら接合することで、接合後、そのけん引力の負荷がなくなると、一方のプラスチックフィルムが収縮し、その分、他方のプラスチックフィルムに弛み3aを生じさせる、といった方法を採用することができる。また、各フィルムの物性を変えておくことで、フィルム張り合わせ後の熱処理時の収縮差あるいは自然収縮差などを利用して非接合部を直接弛ませる方法を採用することもできる。また、フィルム張り合わせ時の接着剤による接着、熱プレスによる溶着、繊維による縫製などに伴う熱処理、時効収縮などによる接合部の収縮を利用して、相対的に非接合部を弛ませる方法を採用することもできる。さらに、一方のプラスチックフィルムを所定幅(例えば100mm)毎に接合する場合に、その接合位置に他方のプラスチックフィルムをそれよりも広い幅(例えば105mm)毎に合わせることにより、他方のプラスチックフィルムに弛みをもたせることもできる。
本実施形態によれば、少なくとも一方のプラスチックフィルム2,3が弛み3aを有しており、その弛み3aにより、常時開口の空気流出入口6,6が形成されている。そのため、空気流出入口6,6から空気溜まり部7内に空気を自然に速やかに流入させることができ、2枚のプラスチックフィルム2,3間にリブや独立気泡を形成する部材などを有していないにも拘わらず、高い保温性、断熱性を期待できる。空気流出入口6,6からは空気が自然に流入しやすいため、送風機等を用いることは必須ではないが、送風機等を用いて空気をより速やかに流入するように用いることも可能である。仮に、送風機等を用いる場合でも、空気流出入口6,6が常に開口し、空気が流入しやすい構造であるため、出力の小さい簡易なものでよい。
その一方、空気流出入口6,6が常時開口しているため、巻き取り時には速やかに空気が排出される。従って、巻き取って収容する場合に嵩張ることがなく、また、巻取軸に巻き取ったり、誘導パイプで押し寄せたりして開閉するカーテンとしても適している。
上記の説明では、2枚のプラスチックフィルム2,3の実長さを異ならせ、それにより常時開口の空気流出入口6,6及び空気溜まり部7,7を形成しているが、2枚のプラスチックフィルム2,3の実長さが同じ場合でも弛みをもたせた構成とすることができる。例えば、図3(a)に示したように、2枚のプラチックフィルム2,3の横方向接合部4,4間の実長さが同じとした場合、両方の弛み2a,3aを潰すように、縦方向接合部5,5を設ける。これにより、縦方向接合部5,5近傍では、各プラスチックフィルム2,3にしわ21,31が生じることになるが、縦方向接合部5,5の部分ではしわ21,31が伸びることはないため、このように接合することで隣接する横方向接合部4,4間において空気溜まり部7,7が形成されることになる。つまり、この場合、隣接する横方向接合部4,4間の各プラスチックフィルム2,3の面に沿った長さ(実長さ)が同じ長さであっても、空気溜まり部7,7が形成される。もちろん、この方法によれば、隣接する横方向接合部4,4間の各プラスチックフィルム2,3の面に沿った長さ(実長さ)が異なる場合であっても、空気溜まり部7,7を形成することができる。また、図3(b)に示したように、横方向接合部4を設けずに縦方向接合部5,5のみを設けた構成とすることもできる。この場合も、縦方向接合部5,5近傍でしわ21,31が生じるように2枚のプラスリックフィルム2,3を部分的に寄せ集めた状態となるように接合する。これにより、2枚のプラスチックフィルム2,3の対向する端縁41,41間の距離が同じであっても、あるいは、隣接する縦方向接合部5,5間の距離が同じであっても、弛み2a,3aが生じ、それにより、空気流出入口6,6及び空気溜り部7,7が形成されることになる。
なお、上記実施形態は、2枚のプラスチックフィルム2,3を用いた二層構造であるが、図4に示したように、3枚のプラスチックフィルム2,3,9を用いた三層構造とすることも可能である。この場合、例えば、中央のプラスチックフィルム2を他の2枚よりも高い張力で引っ張りながら接合することで、接合後、張力を解除すると、中央のプラスチックフィルム2が収縮するため、他の2枚のプラスチックフィルム3,9に弛み3a,9aを生じさせることができる。同様に、さらに多くの枚数のプラスチックフィルムを積層した構造とすることも可能であるが、2層又は3層とすることが実用的である。
(熱貫流率の評価)
図1及び図2に示した保温フィルム1及び比較例のフィルムについて、熱貫流率の測定を行った。測定は、厚さ100mmの発泡ポリスチレン製の測定箱の上面開口部に、評価対象のサンプルフィルムを張って行った。
発泡ポリスチレン製の測定箱の寸法は、外幅600mm×外奥行600mm×外高さ330mm(内幅400mm×内奥行400mm×内高さ230mm)であった。内底面部に空気加熱機と100mlの水を容器に入れて設置し、測定箱内の相対湿度を50~60%に調整した。また、箱内部には、温度センサー、湿度センサーを設置した。
評価対象のサンプルフィルムの大きさは、縦600mm×横600mmであり、これを上記測定箱の上面開口部を被覆するように張った。但し、サンプルフィルムの試験実効部分は、縦400mm×横400mmの範囲とした。
熱貫流率は、まず、サンプルフィルムを張らず、上面開口部を厚さ100mmの発泡ポリスチレンで被覆して、壁伝熱係数実測値(Kw)を次のようにして求めた。すなわち、測定箱を、内幅1000mm×内奥行800mm×内高さ1000mmの0℃に調整した恒温槽内に設置し、測定箱内の想定温度を25℃として予め計測して設定した空気加熱機積算出力を約32kcal・hに調整し、測定箱内温度及び空気加熱機出力の安定後(起動から2時間程度経過後)、恒温槽内温度、測定箱内温度、空気加熱機出力を1時間測定し、その際の測定箱内温度実測値、恒温槽内温度実測値及び空気加熱機出力実測値を用いて、次式(1)により壁伝熱係数実測値(Kw:0.57kcal/℃・m・h)を求めた。
Kw=W-ΔT・(Sw+Sf)・・・(1)
次に、測定箱の上面開口にサンプルフィルムを張り、恒温槽内温度を0℃、測定箱内想定温度を25℃とし、空気加熱機積算出力を約32kcal・hに調整し、測定箱内温度及び空気加熱機出力の安定後(起動から2時間程度経過後)、恒温槽内温度、測定箱内温度、空気加熱機出力を1時間測定し、その際の測定箱内温度実測値、恒温槽内温度実測値及び空気加熱機出力実測値と、上記式(1)により求めた壁伝熱係数実測値(Kw:0.57kcal/℃・m・h)とを用い、次式(2)により熱貫流率(K:kcal/℃・m・h)を求めた。
K=(W-ΔT・Kw・Sw)/ΔT・Sf・・・(2)
(なお、上記式(1)、(2)中、ΔT=測定箱内温度実測値-恒温槽内温度実測値(℃)、Sw:壁面積(0.528m)、Sf:窓面積(0.160m)である。)
サンプルフィルムの構成は次のとおりである。実施例1~実施例4は、図1及び図2に示した実施形態に係る保温フィルム1の構成要件を満たすものである。
実施例1:一層目及び二層目のプラスチックフィルム2,3は、いずれも、0.02mm厚、直鎖状短鎖分岐ポリエチレン(LLDPE)フィルムからなり、各フィルムの横方向(X方向)及び縦方向(Y方向)の基準長と実測値(実長さ)との関係が表1に示したとおりとなるように接着剤で接合した二層フィルム。
実施例2:一層目のプラスチックフィルム2は、0.03mm厚のPPフィルム、二層目のプラスチックフィルム3は、0.02mm厚のLLDPEフィルムからなり、各フィルムの横方向(X方向)及び縦方向(Y方向)の基準長と実測値(実長さ)との関係が表1に示したとおりとなるように接着剤で接合した二層フィルム。
実施例3:一層目及び二層目のプラスチックフィルム2,3は、いずれも、0.04mm厚のLLDPEフィルムからなり、各フィルムの横方向(X方向)及び縦方向(Y方向)の基準長と実測値(実長さ)との関係が表1に示したとおりとなるように接着剤で接合した二層フィルム。
実施例4:一層目及び二層目のプラスチックフィルム2,3は、いずれも、0.04mm厚のLLDPEフィルムからなり、各フィルムの横方向(X方向)及び縦方向(Y方向)の基準長と実測値(実長さ)との関係が表1に示したとおりとなるように接着剤で接合した二層フィルム。
比較例1:0.1mm厚、LLDPE製のフィルム1枚のみの単層フィルム。
比較例2:0.075mm厚、PO製のフィルム1枚のみの単層フィルム。
比較例3:実施例3及び4と同じ0.04mm厚のLLDPEフィルムを2枚用いると共に、全面積を接着剤で密着させたフィルム。
比較例4:0.2mm厚、PO製のフィルム1枚のみの単層フィルム。
比較例5:0.1mm厚、LLDPE製のフィルムを表1に示したようにそのまま、すなわち、縦横の長さの比率を変えずに接合した二層フィルム。
Figure 0007048955000001
熱貫流率は、表2に示したとおりであった。表2から明らかなように、実施例1~4は、一層目及び二層目の各プラスチックフィルムの厚さが0.02~0.04mmであるにもかかわらず、ほぼ2倍以上の厚さとなる厚さ0.1mmの比較例1の単層フィルム、厚さ0.075mmの比較例2の単層フィルム、2枚を密着させた合計厚さ0.08mmの比較例3のフィルムと比較して、熱貫流率が小さく、保温性、断熱性に優れていた。厚さが実施例1~4で用いた各プラスチックフィルムの5~10倍となる比較例4の単層フィルム及び各プラスチックフィルムの厚さが2.5~5倍となる比較例5の二層フィルムと比較した場合でも、実施例1はやや高いものの、実施例2,3はそれらよりもやや小さい値であり、実施例4の場合には大幅に小さくなっていた。また、表2で参考例として示した3mm厚の透明ガラス板の熱貫流率と比較しても実施例1~4のものは同程度か、それよりも小さい値であった。よって、実施例1~4の二層フィルム(保温フィルム1)は、保温性、断熱性が高く、例えば、温室の外被、内張、カーテン等の農業用として適している。
Figure 0007048955000002
(光線透過量の評価)
セリック(株)製の光線照射装置「ソーラーシミュレータXIL-05B80KPV1」を光源として用いると共に、apogee instruments社製の透過光線量測定装置「Quantum Meter QMSW」を受光部として用い、1800μmol/m・sの光源強度で照射し、受光部から手前5cm離間した位置に評価対象のフィルムを設置して、当該フィルムを透過した光線量を測定した。
評価対象のフィルムは、上記実施例3の二層フィルム、2枚のプラスチックフィルム間を、リブとなる幅の狭いフィルムを一方向に沿って配置して接合し、2枚のフィルム間の間隔を約1.1mmとした構造の市販の保温フィルム(製品名:サニーコートソフト)(比較例6)、及び、特許文献1と同様の独立気泡構造の市販の緩衝シート(厚さ4mm、独立気泡の直径10mm)(比較例7)である。測定は、光源光線がフィルム面に垂直に入射されるように照射した場合、斜め45°方向から入射されるように照射した場合について行った。また、比較例6は、一方向のみにリブが延びているため、リブに沿った方向(並行方向)において斜め45°から入射されるように照射した場合と、リブの配置方向に直交する方向(直角方向)において斜め45°から入射されるように照射した場合について測定した。結果を表3に示す。
Figure 0007048955000003
表3に示したように、実施例3は、垂直方向が1430μmol/m・s、斜め45°方向が1400μmol/m・sと、いずれの方向であっても透過光線量の減少量が少なく、かつ、同程度であった。従って、実施例3の二層フィルムの場合には、作物に対する光照射の偏りが小さい。これに対し、比較例6のものは、リブに並行な方向の減少量は少ないものの、リブの配置方向に直交する方向では、透過光線量の減少量が大きくなっていた。また、比較例7の場合には、斜め45°方向からの照射した際の減少量が非常に大きかった。よって、比較例6、比較例7の場合には、フィルムの配置場所と光の入射角度との関係によっては、作物への光照射に偏りが生じたり、光照射量が大きく損なわれる可能性がある。
上記実施形態では、温室の外被、内張、カーテン等の栽培空間の保温に適用した例を中心に説明したが、本発明の保温フィルムは、ビルや一般家屋を初めとする建築物や構築物の壁や窓等に沿わせて配置することもできる。これにより、保温対象である壁や窓等の保温性、断熱性、結露防止効果等を高めることができる。また、食料品やそのパッケージ等を被覆する保温フィルムとして用いることもできる。その場合も、保温対象である食料品等の保温性、断熱性、結露防止効果などを高めることができる。また、接合部間の実長さを1.001倍以上1.1倍以下に制限したもので食料品等を被覆した場合、フィルムにしわがあまり生じないため、被覆している保温対象を見やすい。また、空気溜まり部に空気が保持されるため、保温効果等のほか、衝撃に対する緩衝効果も期待できる。
1 保温フィルム
2,3,9 プラスチックフィルム
2a,3a 弛み
4 横方向接合部
5 縦方向接合部
6 空気流出入口
7 空気溜まり部
8 空気抜け用連通部

Claims (9)

  1. 複数枚のプラスチックフィルムが積層されてなる保温フィルムであって、
    前記複数枚のプラスチックフィルム同士が、部分的に相互に接合され、
    そのうち少なくとも一つの前記プラスチックフィルムは、隣接する接合部間で弛みを有して接合され、その弛みによって相互に連通された複数の空気溜まり部が形成されており、かつ、
    外周縁の少なくとも一部においては、前記複数枚のプラスチックフィルム同士が相互に接合されておらず、その接合されていない範囲の前記弛みにより、前記空気溜まり部と外部とを連通する常時開口の空気流出入口が形成され
    前記接合部のうち、少なくとも一部の接合部は、前記弛みを潰した状態で接合されており、それにより、前記空気流出入口となる前記弛みが維持されていることを特徴とする保温フィルム。
  2. 前記複数枚のプラスチックフィルムのうちの一部のプラスチックフィルムと他のプラスチックフィルムとで、接合後の所定方向に沿った長さが異なっており、その長さの違いにより、前記空気流出入口となる前記弛みが形成されている請求項1記載の保温フィルム。
  3. 前記接合部が、縦横いずれか少なくとも一方に沿って略直線状に形成されている請求項1又は2記載の保温フィルム。
  4. 前記接合部が格子状に形成され、前記空気溜まり部が平面視で略方形に形成されている請求項記載の保温フィルム。
  5. 外周縁に沿って位置する複数の前記空気溜まり部に、前記空気流出入口が形成されている請求項記載の保温フィルム。
  6. 前記複数枚のプラスチックフィルムを、積層状態のまま巻き付ける用途に供されるものであり、前記空気流出入口が、前記外周縁のうち、巻き付ける際の基端縁を除いた部位に形成されている請求項1~のいずれか1に記載の保温フィルム。
  7. 前記プラスチックフィルムが2枚積層された二層フィルムである請求項1~のいずれか1に記載の保温フィルム。
  8. 隣接する前記接合部間の平面視での長さを基準長とした場合、前記接合部間で弛みを有して接合される前記プラスチックフィルムの前記基準長に対する前記接合部間の実長さが、1.001倍以上1.1倍以下である請求項1~のいずれか1に記載の保温フィルム。
  9. 農業用である請求項1~のいずれか1に記載の保温フィルム。
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