JP7047457B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7047457B2
JP7047457B2 JP2018032923A JP2018032923A JP7047457B2 JP 7047457 B2 JP7047457 B2 JP 7047457B2 JP 2018032923 A JP2018032923 A JP 2018032923A JP 2018032923 A JP2018032923 A JP 2018032923A JP 7047457 B2 JP7047457 B2 JP 7047457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
protrusion
jack
main body
fixing protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018032923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019149270A (ja
Inventor
文彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2018032923A priority Critical patent/JP7047457B2/ja
Publication of JP2019149270A publication Critical patent/JP2019149270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7047457B2 publication Critical patent/JP7047457B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、ジャックに接続されて固定されるコネクタに関する。
従来、LAN(Local Area Network)ケーブルに用いられているRJ(Registered Jack)45コネクタなどのコネクタ(プラグ)は、爪部を有している。爪部は、コネクタ本体と一体形成されており、一端側がコネクタ本体に固定され、他端側がコネクタ本体から外側に向かって延びている。コネクタがジャックに挿入された際、爪部の他端側がジャックの内壁に押されることによって弾性変形し、コネクタ本体に接触するように曲がる。そして、コネクタがジャック内の決められた位置まで挿入されたとき、爪部に形成された嵌合用突起がジャックの内壁に設けられた凹部に嵌合する。これにより、コネクタがジャックに固定される。
また、最近では、ジャックに対してコネクタをより確実に固定するための方法が提案されている。例えば、特許文献1には、内部にねじ機構を形成するとともに、上面に可動部を設け、ジャックに挿入された際に、ねじを螺合させることによって可動部を爪部に押し当て、爪部をジャックの内壁側に嵌合させるコネクタが開示されている。
特開2007-66593号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコネクタは、内部にねじ機構を形成する必要があるため、構造が複雑になるとともに、ジャックへの固定に手間がかかる。また、ねじ機構によってコネクタ内部が中空となるとともに、上面に可動部が形成されるため、コネクタの強度が低下する。
そこで、上記の課題を解決するために、構造が簡単で、容易かつ確実にジャックに接続して固定することができるとともに、強度の低下を抑制することができるコネクタが望まれている。
本発明に係るコネクタは、所定のジャックに挿入されるコネクタであって、接合部を有する本体部と、前記本体部の挿入方向に対して垂直方向の上面に設けられ、前記挿入方向における一端が前記本体部に固定され、前記挿入方向における他端が前記上面から離間するように突出し、前記ジャックに前記コネクタを固定する突起部と、前記本体部に装着され、前記挿入方向に対して水平方向にスライドさせることによって前記突起部を突出させる突起突出部を有するカバー部とを備え、前記他端が前記上面から離間していない状態において、前記突起部の上部が前記カバー部の上面と同一面上または前記カバー部の上面より下にあり、かつ、前記挿入方向である第1の方向において前記他端が前記カバー部から突出せず、前記第1の方向に垂直で前記上面と平行な第2の方向において前記他端が前記カバー部から突出していないものである。
以上のように、本発明によれば、カバー部をスライドさせることにより、固定用突起が突出してジャックに嵌合するため、構造が簡単で、容易かつ確実にジャックに接続して固定することができるとともに、強度の低下を抑制することができる。
実施の形態1に係るコネクタの外観の一例を示す斜視図である。 図1のコネクタを正面、側面および上面から見た場合の外観の一例を示す三面図である。 図1の本体部の外観の一例を示す斜視図である。 図1のカバー部の外観の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタが接続されるジャックの外観の一例を示す斜視図である。 図1のコネクタをジャックに接続する際のコネクタの着脱について説明するための概略図である。 実施の形態1に係るコネクタの第1の変形例の外観の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタの第2の変形例の外観の一例を示す斜視図である。 実施の形態2に係るコネクタの外観の一例を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、本実施の形態1に係るコネクタについて説明する。本実施の形態1に係るコネクタは、ジャックに挿入され、コネクタおよびジャックの端子同士が互いに電気的に接続した状態で固定されるものであり、アダプタ、プラグ、ソケットと呼称されるものも含まれる。
[コネクタの構造]
図1は、本実施の形態1に係るコネクタ1の外観の一例を示す斜視図である。図2は、図1のコネクタ1を正面、側面および上面から見た場合の外観の一例を示す三面図である。以下では、通信用コネクタの規格であるRJ(Registered Jack)規格に準じたコネクタのうち、RJ45のコネクタを例にとって説明する。なお、本実施の形態1に係るコネクタ1は、RJ45に限られず、対応するジャック4に固定される各種のコネクタに適用することができる。図1および図2に示すように、コネクタ1は、本体部10、カバー部20および突起部としての固定用突起30を有している。
(本体部10)
図3は、図1の本体部10の外観の一例を示す斜視図である。図1~図3に示すように、本体部10は、正面10x側から見て段部10aを有する凸状に形成されている。本体部10は、各種信号を伝送するためのケーブルCが背面10y側に接続されており、接合部11を備えている。
接合部11は、本体部10の正面10xに設けられている。接合部11は、ケーブルCに電気的に接続された1または複数の接続端子からなり、コネクタ1がジャック4に挿入された際に、ジャック4の接合部と接触することによってそれぞれの接合部同士が接続される。
(固定用突起30)
固定用突起30は、コネクタ1がジャック4に挿入された際に、コネクタ1をジャック4に固定するためのものである。固定用突起30は、本体部10の上面10zに設けられ、上面10z方向から見て矩形状に形成されている。固定用突起30は、正面10x側が固定され、背面10y側の他端が本体部10から離間するように、本体部10の上面10zに接する面の一部が切り離されている。固定用突起30は、例えば本体部10と一体形成されている。
固定用突起30は、通常状態において、本体部10の上面10zに接するように位置している。コネクタ1をジャック4に接続する場合、固定用突起30は、下方から加えられる力によって背面10y側の他端が持ち上がり、突出する。また、固定用突起30は、弾性変形する部材によって形成されており、下方からの力がなくなると、弾性力によって通常状態の位置に戻る。固定用突起30の他端には、内側に向かって傾斜した突起傾斜面30aが形成されている。
(カバー部20)
図4は、図1のカバー部20の外観の一例を示す斜視図である。図4に示すように、カバー部20は、固定用突起30が挿入される切り欠き20aが形成されており、本体部10を収容する中空部20bを有している。また、カバー部20は、下方に延出する脚部20cが形成されている。カバー部20は、本体部10の上面を覆うようにして本体部10に装着され、脚部20cが本体部の段部10a上に載置される。そして、脚部20cが段部10a上を摺動する(接触して移動する)ことにより、カバー部20が本体部10に対して水平方向(矢印Y方向)にスライドする。
カバー部20は、突起突出部21を備えている。突起突出部21は、本体部10の固定用突起30を突出させるためのものである。突起突出部21はカバー側傾斜面21aからなり、通常状態において、カバー側傾斜面21aが固定用突起30の突起傾斜面30aに接するようにされている。カバー部20が接合部11側(矢印Y1方向)にスライドした際に、カバー側傾斜面21aは、突起傾斜面30aを押して摺動しながら固定用突起30の下に入り込む。すると、突起突出部21は、固定用突起30に対して下方から力を加え、固定用突起30を突出させる。
[ジャック4の構造]
図5は、本実施の形態1に係るコネクタ1が接続されるジャック4の外観の一例を示す斜視図である。ジャック4は、上述したコネクタ1が接続されるものであり、図5に示すように、コネクタ1が挿入される挿入口40が形成されている。
挿入口40は、コネクタ1の外形に対応した形状に形成されている。挿入口40の内壁には、コネクタ1を固定するための固定用凹部41が形成されている。固定用凹部41は、コネクタ1の固定用突起30に対応する位置に設けられ、コネクタ1がジャック4に挿入された際に、固定用凹部41に固定用突起30が挿入することにより、コネクタ1がジャック4に固定される。
[コネクタ1の着脱方法]
次に、上記の構造を有するコネクタ1のジャック4に対する着脱方法について説明する。図6は、図1のコネクタ1をジャック4に接続する際のコネクタ1の着脱について説明するための概略図である。なお、図6に示す例では、コネクタ1の動きが容易に理解できるように、ジャック4の図示を省略している。
まず、コネクタ1をジャック4に挿入する前の段階において、突起傾斜面30aとカバー側傾斜面21aとが接触しており、固定用突起30は、本体部10の上面10zに水平な位置となっている。次に、コネクタ1をジャック4に挿入する。このとき、固定用突起30は本体部10の上面と水平になっているため、固定用突起30がジャック4に接触することなくコネクタ1が挿入される。
設定位置までコネクタ1が挿入された後、カバー部20が正面10x方向(矢印Y1方向)へスライドされる。カバー部20が正面10x方向(矢印Y1方向)へスライドすると、カバー側傾斜面21aが突起傾斜面30aを摺動しながら押し、固定用突起30の下に入り込む。すると、突起突出部21に対して下方から力が加えられて固定用突起30がカバー部20の上面から突出する。
コネクタ1が設定位置まで挿入されている場合、固定用突起30の突起傾斜面30a側がジャック4における固定用凹部41の下方に位置するため、突出した固定用突起30が固定用凹部41に挿入される。このとき、スライドしたカバー部20が固定されることにより、固定用突起30の突出が保持される。これにより、コネクタ1がジャック4に嵌合されて固定される。
一方、コネクタ1をジャック4から取り外す場合には、カバー部20が固定解除されて背面10y方向(矢印Y2方向)にスライドされる。すると、固定用突起30の突出を保持していた突起突出部21が背面10y方向(矢印Y2方向)に移動するため、固定用突起30は、弾性力によって突出が解除され、固定用突起30が本体部10の上面10z上に位置する(図3参照)。これにより、固定用突起30の固定用凹部41に対する嵌合が解除され、コネクタ1の移動が可能となる。
以上のように、本実施の形態1に係るコネクタ1は、カバー部20をスライドさせることにより、固定用突起30が突出してジャック4に嵌合する。このように、カバー部20をスライドさせるだけで、コネクタ1をジャック4に固定することができるため、容易かつ確実にコネクタ1をジャック4に接続して固定することができる。また、従来のように、コネクタ1に中空部を設ける必要がないため、強度の低下を抑制することができる。
コネクタ1において、固定用突起30は、正面10x側の一端が固定され、背面10y側の他端が突出するものであり、カバー部20が正面10x方向にスライドした際に突出する。従来のコネクタは、固定用突起がコネクタ本体の外側に向かって延びているため、ケーブルの引き回し等を行う際に、ケーブルが固定用突起に引っかかりやすく、固定用突起が破損する虞がある。これに対して、本実施の形態1に係るコネクタ1は、通常状態において固定用突起30が本体部10の上面10zに水平に位置している。そのため、従来のような破損の虞を抑制することができる。
さらに、ジャック4に挿入された状態でカバー部20が正面10x方向にスライドすることにより、固定用突起30の他端に形成された突起傾斜面30aと突起突出部21に形成された突起傾斜面30aとが摺動する。これにより、固定用突起30に対して下方から力を加えて固定用突起30を突出させることができる。
(第1の変形例)
図7は、本実施の形態1に係るコネクタ1の第1の変形例の外観の一例を示す斜視図である。第1の変形例によるコネクタ1は、コネクタ1をジャック4に挿入した際に、カバー部20を背面10y方向(矢印Y2方向)にスライドさせることにより、本体部10の固定用突起30を突出させる。
第1の変形例において、固定用突起30は、背面10y側の他端が固定され、正面10x側の一端が本体部10から離間するように、本体部10の上面10zに接する面の一部が切り離されている。第1の変形例において、固定用突起30は、正面10x側の一端に、上面10z方向に延び、かつ、その上面が上面10zに水平である突起を有しており、鍵爪状の形状を有している。固定用突起30は、通常状態において、正面10x側の一端が本体部10から外側に向かって突出するように位置している。このとき、カバー部20は、正面10x方向(矢印Y1方向)にスライドした状態とされており、突起突出部21によって固定用突起30に対して上方から力が加えられている。すなわち、本体部10にカバー部20が装着されている通常状態において、固定用突起30は、本体部10の上面10zに接するように位置している。
図7に示すコネクタ1では、通常状態においてカバー部20が正面10x方向(矢印Y1方向)に押し込まれた状態となっている。この状態において、固定用突起30は、カバー部20の突起突出部21によって上方から力が加えられた状態となっている。そのため、固定用突起30は、コネクタ1がジャック4に挿入される前の段階で、本体部10に対して水平方向に位置している。
コネクタ1がジャック4に挿入される場合、固定用突起30は本体部10の上面10zと水平になっているため、固定用突起30がジャック4に接触することなくコネクタ1が挿入される。設定位置までコネクタ1が挿入された後、カバー部20が背面10y方向(矢印Y2方向)へスライドされる。カバー部20が背面10y方向(矢印Y2方向)へスライドすると、突起突出部21によって固定用突起30に対して上方からの力がなくなるため、固定用突起30は、弾性力によってカバー部20の上面から突出する。
コネクタ1が設定位置まで挿入されている場合、固定用突起30の他端がジャック4における固定用凹部41の下方に位置するため、突出した固定用突起30が固定用凹部41に挿入される。これにより、コネクタ1がジャック4に嵌合されて固定される。
一方、コネクタ1をジャック4から取り外す場合には、コネクタ1のカバー部20が正面10x方向(矢印Y1方向)にスライドされる。すると、突出していた固定用突起30に対して突起突出部21による力が上方から加えられるため、固定用突起30は、本体部10の上面10z上に位置する。これにより、固定用突起30の固定用凹部41に対する嵌合が解除され、コネクタ1の移動が可能となる。
このように、本実施の形態1による第1の変形例では、固定用突起30は、背面10y側の一端が固定され、正面10x側の他端が突出するものであり、カバー部20が背面10y方向にスライドした際に突出する。これにより、実施の形態1と同様に、構造が簡単で、容易かつ確実にコネクタ1をジャック4に接続して固定するとともに、強度の低下を抑制することができる。
(第2の変形例)
図8は、本実施の形態1に係るコネクタ1の第2の変形例の外観の一例を示す斜視図である。第2の変形例によるコネクタ1は、コネクタ1をジャック4に挿入した際に、カバー部20を正面10x方向(矢印Y1方向)にスライドさせることにより、本体部10の固定用突起30を突出させる。
第2の変形例において、固定用突起30は、正面10x側の一端が固定され、背面10y側の他端が本体部10から離間するように、本体部10の上面10zに接する面の一部が切り離されている。また、突起突出部21は、カバー部20における本体部10の正面10x側に形成されている。
図8に示すコネクタ1では、通常状態においてカバー部20が背面10y方向(矢印Y2方向)にスライドした状態となっている。この状態において、固定用突起30は、カバー部20の突起突出部21によって上方から力が加えられた状態となっており、本体部10に対して水平方向に位置している。
コネクタ1がジャック4に挿入される場合、固定用突起30は本体部10の上面10zと水平になっているため、固定用突起30がジャック4に接触することなくコネクタ1が挿入される。設定位置までコネクタ1が挿入された後、カバー部20が正面10x方向(矢印Y1方向)へスライドされる。カバー部20が正面10x方向(矢印Y1方向)へスライドすると、突起突出部21によって固定用突起30に対して上方からの力がなくなるため、固定用突起30は、弾性力によってカバー部20の上面から突出する。
コネクタ1が設定位置まで挿入されている場合、固定用突起30の他端がジャック4における固定用凹部41の下方に位置するため、突出した固定用突起30が固定用凹部41に挿入される。これにより、コネクタ1がジャック4に嵌合されて固定される。
一方、コネクタ1をジャック4から取り外す場合には、コネクタ1のカバー部20が背面10y方向(矢印Y2方向)にスライドする。すると、突出していた固定用突起30に対して突起突出部21による力が上方から加えられるため、固定用突起30は、本体部10の上面10zと平行になる。これにより、固定用突起30の固定用凹部41に対する嵌合が解除され、コネクタ1の移動が可能となる。
このように、本実施の形態1による第2の変形例では、固定用突起30は、正面10x側の一端が固定され、背面10y側の他端が突出するものであり、カバー部20が背面10y方向にスライドした際に突出する。これにより、実施の形態1および第1の変形例と同様に、構造が簡単で、容易かつ確実にコネクタ1をジャック4に接続して固定するとともに、強度の低下を抑制することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係るコネクタについて説明する。本実施の形態2は、実施の形態1で説明したコネクタの構造をGG(Giga Gate)45コネクタに適用した例である。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9は、本実施の形態2に係るコネクタ1の外観の一例を示す斜視図である。GG45は、通信用コネクタの規格であり、RJ45のコネクタと後方互換性を有するコネクタである。GG45コネクタを用いた場合には、RJ45コネクタを用いた場合よりも高速通信を行うことができる。GG45コネクタは、RJ45コネクタと比較して、正面10x側の上面にも接合部11が設けられている。そのため、本実施の形態2では、図9に示すように、カバー部20は、本体部10の固定用突起30および上面10zの接合部11を除いて本体部10の上面を覆うようにして本体部10に装着される。
本実施の形態2に係るコネクタ1の構造およびジャック4への着脱方法は、上述した実施の形態1と同様である。すなわち、本実施の形態2に係るコネクタ1は、本体部10、カバー部20および固定用突起30で構成されている。本体部10には固定用突起30が設けられ、カバー部20には突起突出部21が設けられている。
コネクタ1をジャック4に接続して固定する場合には、コネクタ1をジャック4に挿入した状態で、カバー部20を背面10y側から正面10x側(矢印Y1方向)にスライドさせる。これにより、固定用突起30が突出し、ジャック4の固定用凹部41に挿入される。また、コネクタ1をジャック4から取り外す場合には、コネクタ1のカバー部20を背面10y方向(矢印Y2方向)にスライドさせることにより、固定用突起30は突出が解除され、本体部10の上面10z上に位置する。これにより、固定用突起30の固定用凹部41に対する嵌合が解除され、コネクタ1の移動が可能となる。
このように、本実施の形態2に係るコネクタ1は、実施の形態1と同様に、ジャック4に挿入された状態でカバー部20をスライドさせることにより、固定用突起30が突出してジャック4の固定用凹部41に挿入される。そのため、構造が簡単で、容易かつ確実にコネクタ1をジャック4に接続して固定することができるとともに、強度の低下を抑制することができる。
以上、実施の形態1および2について説明したが、本発明は、上述した実施の形態1および2に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、実施の形態1では、固定用突起30が本体部10と一体形成されているように説明したが、これに限られず、別体で形成されてもよい。具体的には、例えば、固定用突起30がヒンジ等によって本体部10に取り付けられてもよい。
また、実施の形態1および2で説明したコネクタ1の構造は、RJ45およびGG45のコネクタに適用される場合に限られない。この構造は、例えば、10GBASE-SR、10GBASE-LRM、10GBASE-LR、10GBASE-ERおよび10GBASE-ZR等の光ファイバケーブルに用いられるコネクタに適用されてもよい。
なお、実施の形態1および2で説明したコネクタ1の構造は、ケーブルCの有無、およびケーブルCの種類の影響を受けるものではない。従って、実施の形態1および2で説明したコネクタ1の構造は、ケーブルが接続されて流通する物品に当然に適用可能であり、ケーブルが接続されずに流通する物品、例えば上述したアダプタ、プラグ、ソケットと呼称される物品にも適用可能である。
1 コネクタ、4 ジャック、10 本体部、10a 段部、10x 正面、10y 背面、10z 上面、11 接合部、20 カバー部、20a 切り欠き、20b 中空部、20c 脚部、21 突起突出部、21a カバー側傾斜面、30 固定用突起、30a 突起傾斜面、40 挿入口、41 固定用凹部。

Claims (8)

  1. 所定のジャックに挿入されるコネクタであって、
    接合部を有する本体部と、
    前記本体部の挿入方向に対して垂直方向の上面に設けられ、前記挿入方向における一端が前記本体部に固定され、前記挿入方向における他端が前記上面から離間するように突出し、前記ジャックに前記コネクタを固定する突起部と、
    前記本体部に装着され、前記挿入方向に対して水平方向にスライドさせることによって前記突起部を突出させる突起突出部を有するカバー部と
    を備え、
    前記他端が前記上面から離間していない状態において、前記突起部の上部が前記カバー部の上面と同一面上または前記カバー部の上面より下にあり、かつ、前記挿入方向である第1の方向において前記他端が前記カバー部から突出せず、前記第1の方向に垂直で前記上面と平行な第2の方向において前記他端が前記カバー部から突出していない
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記突起部は、
    前記接合部側の前記一端が固定され、前記他端が突出するものであり、
    前記カバー部が前記接合部方向にスライドした際に突出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記突起部は、
    前記コネクタが前記ジャックに挿入された後、前記カバー部が前記接合部方向にスライドした際に突出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記突起部は、前記他端に突起傾斜面を有し、
    前記突起突出部は、前記突起傾斜面に接するカバー側傾斜面を有し、
    前記カバー部が前記接合部方向にスライドした際に、前記突起傾斜面と前記カバー側傾斜面とが摺動することによって前記突起部が突出する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタ。
  5. 前記突起部は、
    前記接合部側の反対側の前記一端が固定され、前記接合部側の前記他端が突出するものであり、
    前記カバー部が前記接合部側とは反対方向にスライドした際に突出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  6. 前記突起部は、
    前記本体部と一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
  7. 前記コネクタは、RJ45コネクタである
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記コネクタは、GG45コネクタである
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
JP2018032923A 2018-02-27 2018-02-27 コネクタ Active JP7047457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018032923A JP7047457B2 (ja) 2018-02-27 2018-02-27 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018032923A JP7047457B2 (ja) 2018-02-27 2018-02-27 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019149270A JP2019149270A (ja) 2019-09-05
JP7047457B2 true JP7047457B2 (ja) 2022-04-05

Family

ID=67849435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018032923A Active JP7047457B2 (ja) 2018-02-27 2018-02-27 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7047457B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130095694A1 (en) 2010-12-28 2013-04-18 Pinchas Shifris Two-part modular connector and smart managed interconnect link using the two-part modular connector
JP2014520374A (ja) 2011-06-21 2014-08-21 ライヒレ・ウント・デ−マッサーリ・アクチェンゲゼルシャフト プラグおよびプラグの製造方法
US20160233612A1 (en) 2015-02-05 2016-08-11 Rickard BARREFELT Module latch actuator

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184271A (ja) * 1987-01-27 1988-07-29 松下電工株式会社 モジユラ−プラグ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130095694A1 (en) 2010-12-28 2013-04-18 Pinchas Shifris Two-part modular connector and smart managed interconnect link using the two-part modular connector
JP2014520374A (ja) 2011-06-21 2014-08-21 ライヒレ・ウント・デ−マッサーリ・アクチェンゲゼルシャフト プラグおよびプラグの製造方法
US20160233612A1 (en) 2015-02-05 2016-08-11 Rickard BARREFELT Module latch actuator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019149270A (ja) 2019-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11579391B2 (en) Fiber optic splitter module
US10847930B2 (en) Asymmetric latches for pluggable transceivers
AU2006276114B2 (en) Fiber optic connector holder
JP4142757B2 (ja) 光ファイバ接続具ジャック及びその接続具システム
US9958623B1 (en) Tool for plug, plug and cable with plug
US7066762B2 (en) Adapter module retention latches
US7168972B1 (en) Computer interface jack
US20120033922A1 (en) Optical connector, removal tool, and optical connector-removing structure
US20160018606A1 (en) Connector and connector assembly
US20120282819A1 (en) Push-pull interconnection system
JP7047457B2 (ja) コネクタ
CN218213573U (zh) 一种有源光缆
US6997726B2 (en) Connector housing with short-circuit bridge
CN106918872B (zh) 用于将穿板式连接器安装在支承件上的安装装置
CN109212674B (zh) 适配器安装壳及使用该安装壳的适配器
CN109212676B (zh) 光纤连接器组件及其光纤插头组件和对应的适配器
KR102617534B1 (ko) 플러그, 리셉터클 및 이를 구비하는 커넥터 조립체
US10901154B2 (en) Fiber optical connector
KR101297598B1 (ko) 커넥터
KR102055392B1 (ko) 피메일 단자
KR20220019482A (ko) 커넥터 및 커넥터조립체
AU2012265621B2 (en) Fiber optic splitter module
CN113728520A (zh) 电插座的安全插头组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7047457

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150