JP7045797B2 - 指導支援システム、指導支援方法及びプログラム - Google Patents
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なお、このような状況は、薬剤師と患者とにおける医療情報の伝達(服薬指導等)の他、医師と患者とにおける医療情報の伝達(診察や診断等)に共通して生じる課題である。
このように、従来の技術は、医療情報の伝達を適切に支援できるものではなかった。
被写体を撮影する撮影手段を有するウェアラブル端末を含む指導支援システムであって、
前記被写体に対応する医療情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された医療情報を表示する表示手段と、
前記撮影手段によって撮影された画像と、前記表示手段によって表示された前記被写体の医療情報とを対応付ける処理手段と、
を備えることを特徴とする。
被写体を撮影する撮影手段を有するウェアラブル端末を含む指導支援システムであって、
前記被写体に対応する医療情報を取得する取得手段と、
前記被写体との会話を音声認識する音声認識手段と、
前記取得手段によって取得された前記医療情報の適否を判定する判定手段と、
前記取得手段によって取得された医療情報を表示する表示手段と、を備え、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記被写体に関する過去の医療情報及び前記音声認識手段の音声認識結果に基づいて、前記被写体に関する今回の医療情報の適否を判定し、
前記表示手段は、前記判定手段による判定結果を表示する、
ことを特徴とする。
[服薬指導支援システムの概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る服薬指導支援システムの概要を示す模式図である。
図1において、服薬指導支援システムSは、本発明の指導支援システムを薬局における服薬指導に適用した場合の一例を示すものである。ただし、本発明の指導支援システムは、服薬指導に限られず、医師と患者とにおける診察や診断等、医療情報の伝達支援全般に適用することが可能である。
また、服薬指導支援システムSでは、携帯端末2によって服薬指導の状況が動画として記録される機能を有する。
さらに、服薬指導支援システムSでは、服薬指導時に携帯端末2に表示された内容や薬剤師と患者とのやり取り等が表示される動画を生成して、患者等の閲覧に供する機能を有する。
また、薬局端末1では、取得した患者の情報に基づいて、患者の既往歴や薬歴等の情報(以下、「医療情報」という。)を医療情報管理サーバSV1から取得する。
また、薬局端末1では、取得した医療情報のうち、薬歴を携帯端末2に表示させる。
また、薬局端末1では、取得した患者の医療情報から、今回処方する薬剤が適切であるか否かを判定する。判定の結果、薬剤が適切でないと判定された場合には、薬局端末1では、携帯端末2にアラートを表示させる。
また、薬局端末1では、携帯端末2で撮影された動画内に、携帯端末2に表示させた情報を、その情報が表示されたタイミングで表示されるように合成(対応付け)する。薬局端末1は、合成した動画データを公開用サーバSV2にアップロードする。公開用サーバSV2にアップロードされた動画は、患者や薬剤師が閲覧可能な状態となり、患者に事後的に服薬指導を確認させて誤認防止に役立てたり、薬剤師の服薬指導の適否の確認等に利用されたりする。
携帯端末2は、服薬指導時の状況を動画で撮影したり、服薬指導に参考にする情報(患者の薬歴や処方される薬剤へのアラート)を表示したりする。
これにより、携帯端末2によって服薬指導の状況が記録され、薬剤師に対して服薬指導を支援する情報が提供されることになる。
服薬指導では、主に、薬剤師が患者と正対して、処方箋等を参照しながら説明等を行う。このため、薬剤師の目線からは、図2(a)の例に示すように、患者全体が視野に入る状態となっている。服薬指導中に、薬局端末1から情報の提示があった場合には、視界の一部(本実施形態においては、右上部)の表示領域R1に情報が表示されることになる。薬剤師は、表示領域R1に表示された情報を参照しながら、服薬指導を行うことになる。また、表示領域R1は、視界の一部を占めるのみであり、さらに透過的に情報が表示されるために、患者との対話を妨げることなく、薬剤師は表示された情報を参照することがでる。また、表示される情報は、処方箋を電子データ化した後に服薬指導に合わせて自動的に薬局端末1から提示されるために、薬剤師側では、情報を取得する等の操作を必要とすることなく、また、別途表示装置等を参照することがないため、薬剤師は患者と正対した状態で、作業を中断することなく、服薬指導を行うことができる。
このため、適切な服薬指導が行われていたかのセルフチェックや第3者チェックが容易になり、また、患者においては服薬指導時の認識漏れ等を確認でき、誤認が防止されて、トラブル等を未然に防ぐことができる。
即ち、服薬指導支援システムSによれば、医療情報の伝達をより適切に支援することが可能となる。
なお、図2(b)に示す文字情報の表示領域は、図2(a)と同様に画面の右上に配置したり、あるいは、ユーザが任意に位置を指定したりすることが可能である。
図3は、本発明の一実施形態に係る携帯端末2の外観構成を説明するための模式図で、図3(a)は、携帯端末2の構成を示す模式図であり、図3(b)は装着状態を示す模式図である。
入力部17は、装着者と対話者との会話が入力されるマイクを備えている。
なお、出力部18には、必要な場合に警報音等を発するためのスピーカが備えられている。
したがって、装着者である薬剤師は、服薬指導を妨げることなく、患者に関する情報を確認することができる。また、服薬指導の状況を薬剤師からの視点で撮影することができる。出力部18に表示した情報を、情報を表示したタイミングで動画内に表示させるようにすることで、服薬指導時の説明や対応の適否の判断を行ったり、調剤の過誤を確認したりすることができる。また、患者においても、薬剤師からの説明に対する認識違いや薬剤の取り違い等の確認を行うことができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る薬局端末1及び携帯端末2のハードウェアの構成を示すブロック図である。
薬局端末1は、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)として構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力され、撮像画像のデータとして、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
医療情報管理サーバSV1は、レセプト用コンピュータと、電子薬歴管理用コンピュータとが一体型となったサーバとして構成される。医療情報管理サーバSV1には、薬局端末1から薬剤師の個別IDとパスワードを使ってログインすることで管理データにアクセス可能であり、対象となる患者の薬歴や既往歴等の情報を含む医療情報を取得することができる。
(薬局端末の機能構成)
図5は、図4の薬局端末1の機能的構成のうち、薬局端末1側の服薬指導支援処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
また、記憶部19-1の一領域には、医療情報記憶部71と、音声認識情報記憶部72と、画像記憶部73と、が設定される。
医療情報記憶部71には、医療情報管理サーバSV1から取得した薬歴や既往歴等の患者の医療情報が記憶される。
音声認識情報記憶部72には、音声認識辞書等、音声認識の処理を行うための情報(以下、「音声認識処理情報」という。)が記憶される。
画像記憶部73には、撮影した動画や合成した動画等の画像のデータが記憶される。
具体的には、出力制御部52は、読み込まれた処方箋の電子データをレセプトの管理画面として表示(以下、「レセコン表示」という。)するように出力部18-1を制御する。
処方が適切であるか適否は、処方する薬剤[A]やアレルギー等の患者[B]に起因する情報から判定される。
具体的には、
1)薬歴に示される薬剤と今回処方される薬剤とで処方上注意すべき事項(誘発される副作用等)があるか[A]
2)アレルギーの対象薬剤でないか[B]
3)今回処方される薬剤と相反する作用の成分の薬剤が現在処方されていないか[A]
4)同種の薬剤が現在処方されており重複投薬とならないか[A]
等から処方の適否が判定される。即ち、上記1)から4)のいずれかに該当する場合に、処方が適切でないと判定される。
処方が適切でないと判定された場合には、携帯端末2で薬剤師に警告を報知するアラートを表示することとなる。
その結果、携帯端末2において実際に薬局端末1側から送信された情報が表示された時刻の動画のフレームに、薬剤師が視認した情報と同一の情報が表示される動画が生成される。即ち、薬剤師が携帯端末2を介して見ていた情報が動画内に表示されることになる(図3(b)参照)。
また、画像合成部56は、音声データにおいて音声が発せられた時刻に対応する動画のフレームに音声認識処理の結果、取得したテキストが表示されるようにデータを合成することもできる。その結果、合成された動画(以下、「合成動画」という。)においては、音声でのやり取りが文字として表示されることとなる。
図6は、図4の携帯端末2の機能的構成のうち、携帯端末2側の服薬指導支援処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
携帯端末2側の服薬指導支援処理とは、薬局において薬剤師が行う服薬指導を支援する処理のうち、携帯端末2側で行われる一連の処理をいう。
具体的には、入力検出部91は、入力部17-2に対して、ユーザが服薬指導の開始の操作を行うことにより、服薬指導が開始されたか否かを判定する。
具体的には、撮影制御部92は、動画の撮影を開始するように撮像部16-2を制御する。また、撮影制御部92は、動画の撮影を終了するように撮像部16-2を制御する。
具体的には、出力制御部93は、薬局端末1からの薬歴表示指示に基づいて、薬歴情報を表示するように出力部18-2を制御する。また、出力制御部93は、薬局端末1からのアラート表示指示に基づいて、アラートを表示するように出力部18-2を制御する。
具体的には、通信制御部94は、動画データを薬局端末1に送信するように通信部20-2を制御する。
図7は、図5及び図6の機能的構成を有する図4の薬局端末1及び携帯端末2が実行する服薬指導支援処理の流れを説明するフローチャートである。
薬局端末1側の服薬指導支援処理は、ユーザによる入力部17-1への服薬指導支援処理開始の操作により開始される。
アラートありの場合には、ステップS16-1においてYESと判定されて、処理はステップS17-1に進む。
これに対して、アラートなしの場合には、ステップS16-1においてNOと判定されて、処理はステップS18-1に進む。
その後、薬局端末1側の服薬指導支援処理は終了する。
携帯端末2側の服薬指導支援処理は、ユーザによる入力部17-2への服薬指導支援処理開始の操作により開始される。
服薬指導が開始された場合には、ステップS11-2においてYESと判定されて、処理はステップS12-2に進む。
これに対して、服薬指導が開始されていない場合には、ステップS11-2においてNOと判定されて、処理はステップS11-2において待機状態となる。
服薬指導が終了された場合には、ステップS15-2においてYESと判定されて、処理はステップS16-2に進む。
これに対して、服薬指導が終了されていない場合には、ステップS15-2においてNOと判定されて、処理はステップS13-2に戻る。
その後、携帯端末2側の服薬指導支援処理は終了する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態における服薬指導支援システムSは、服薬指導中の薬剤師と患者とのやり取りをリアルタイムで音声認識して、その際の話題に適した情報を携帯端末2で表示させるように構成される。
また、単に[薬剤名]が発話された場合に、[薬剤名]と[薬剤名]に対応する情報とを携帯端末2に表示させるように構成してもよい。
また、服薬指導中の薬剤師と患者とのやり取りにおいて、上述したような薬歴と推定される情報が表れた場合には、医療情報管理サーバSV1の薬歴情報に追加する。
音声の中に薬歴となる情報が含まれていた場合には、例えば、患者に同伴していた者が発話した患者の薬歴として、発話者を付加情報として付して患者の薬歴情報に追加される。
図8は、第2実施形態において薬局端末1及び携帯端末2が実行する服薬指導支援処理の流れを説明するフローチャートである。
薬局端末1側の服薬指導支援処理は、ユーザによる入力部17-1への服薬指導支援処理開始の操作により開始される。
アラートありの場合には、ステップS39-1においてYESと判定されて、処理はステップS40-1に進む。
これに対して、アラートなしの場合には、ステップS39-1においてNOと判定されて、処理はステップS41-1に進む。
携帯端末2が動画の撮影を終了した場合には、ステップS42-1においてYESと判定されて、処理はステップS43-1に進む。
これに対して、携帯端末2が動画の撮影を終了していない場合には、ステップS42-1においてNOと判定されて、処理はステップS36-1に戻る。
ステップS45-1において、通信制御部53は、ステップS43-1において生成した合成動画データを公開用サーバSV2にアップロードするように通信部20-1を制御する。その結果、公開用サーバSV2に合成動画データがアップロードされる。
その後、薬局端末1側の服薬指導支援処理は終了する。
携帯端末2側の服薬指導支援処理は、ユーザによる入力部17-2への服薬指導支援処理開始の操作により開始される。
服薬指導が開始された場合には、ステップS31-2においてYESと判定されて、処理はステップS32-2に進む。
これに対して、服薬指導が開始されていない場合には、ステップS31-2においてNOと判定されて、処理はステップS31-2において待機状態となる。
服薬指導が終了された場合には、ステップS36-2においてYESと判定されて、処理はステップS37-2に進む。
これに対して、服薬指導が終了されていない場合には、ステップS36-2においてNOと判定されて、処理はステップS33-2に戻る。
その後、携帯端末2側の服薬指導支援処理は終了する。
したがって、医療情報の伝達をより適切に支援することができる。
例えば、本発明は、服薬指導支援処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図5及び図6の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が薬局端末1及び携帯端末2に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図5及び図6の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
Claims (7)
- 被写体を撮影する撮影手段を有するウェアラブル端末を含む指導支援システムであって、
前記被写体に対応する医療情報を取得する取得手段と、
前記被写体との会話の音声認識結果を取得する音声認識手段と、
前記取得手段によって取得された医療情報の適否を判定する判定手段と、
前記取得手段によって取得された医療情報及び前記判定手段による判定結果を表示する表示手段と、
前記ウェアラブル端末の装着者と前記被写体となる対話者との会話中に前記撮影手段によって撮影された前記被写体の画像に対して、撮影中に前記表示手段に前記被写体に対応する前記医療情報及び前記判定手段による判定結果が表示されたタイミングで、再生時に当該医療情報及び前記判定手段による判定結果が画像内に表示されるように、前記画像と前記医療情報及び前記判定手段による判定結果とを対応付ける処理手段と、を備え、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記被写体に関する過去の医療情報に含まれる薬剤及び既往歴と、前記音声認識結果に含まれる前記被写体の薬歴と推定される内容とに対し、今回の医療情報に含まれる薬剤の処方が適切であるか否かに基づいて、前記被写体に関する今回の医療情報の適否を判定し、前記表示手段は、リアルタイムで音声認識された前記被写体との会話の判定結果を表示することを特徴とする指導支援システム。 - 前記処理手段は、前記撮影手段によって撮影された画像と、前記表示手段によって表示された前記被写体の医療情報及び前記判定手段による判定結果とを対応付けた処理結果を特定のユーザが閲覧可能な記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の指導支援システム。
- 前記処理手段は、前記取得手段によって取得された前記被写体の医療情報及び前記判定手段による判定結果が前記画像内に表示されるように、前記画像と前記医療情報とを合成する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の指導支援システム。 - 前記音声認識手段は、前記被写体との会話を逐次音声認識し、
前記判定手段は、前記音声認識手段によって前記ウェアラブル端末の装着者と前記被写体となる対話者との会話中にリアルタイムで音声認識された音声認識結果毎に、前記音声認識結果に含まれる前記被写体の薬歴と推定される内容に対し、今回の医療情報に含まれる薬剤の処方が適切であるか否かを判定することにより、前記被写体に関する今回の医療情報の適否を判定し、
前記表示手段は、前記音声認識手段の音声認識結果毎に、前記判定手段による判定結果を表示する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の指導支援システム。 - 前記撮影手段は、前記被写体としての患者に対する医療情報の伝達の状況を撮影する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の指導支援システム。 - 被写体を撮影する撮影手段を有するウェアラブル端末を含む指導支援システムで実行される指導支援方法であって、
前記被写体に対応する医療情報を取得する取得ステップと、
前記被写体との会話の音声認識結果を取得する音声認識ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された医療情報の適否を判定する判定ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された医療情報及び前記判定ステップにおける判定結果を表示する表示ステップと、
前記ウェアラブル端末の装着者と前記被写体となる対話者との会話中に前記撮影手段によって撮影された前記被写体の画像に対して、撮影中に前記表示ステップにおいて前記被写体に対応する前記医療情報及び前記判定ステップにおける判定結果が表示されたタイミングで、再生時に当該医療情報及び前記判定ステップにおける判定結果が画像内に表示されるように、前記画像と前記医療情報及び前記判定ステップにおける判定結果とを対応付ける処理ステップと、
を含み、
前記判定ステップでは、前記取得ステップにおいて取得された前記被写体に関する過去の医療情報に含まれる薬剤及び既往歴と、前記音声認識結果に含まれる前記被写体の薬歴と推定される内容とに対し、今回の医療情報に含まれる薬剤の処方が適切であるか否かに基づいて、前記被写体に関する今回の医療情報の適否を判定し、前記表示ステップでは、リアルタイムで音声認識された前記被写体との会話の判定結果を表示する、ことを特徴とする指導支援方法。 - 被写体を撮影する撮影手段を有するウェアラブル端末を含む指導支援システムを制御するコンピュータを、
前記被写体に対応する医療情報を取得する取得手段、
前記被写体との会話の音声認識結果を取得する音声認識手段、
前記取得手段によって取得された医療情報の適否を判定する判定手段、
前記取得手段によって取得された医療情報及び前記判定手段による判定結果を表示させる表示制御手段、
前記ウェアラブル端末の装着者と前記被写体となる対話者との会話中に前記撮影手段によって撮影された前記被写体の画像に対して、撮影中に前記表示制御手段に前記被写体に対応する前記医療情報及び前記判定手段による判定結果が表示されたタイミングで、再生時に当該医療情報及び前記判定手段による判定結果が画像内に表示されるように、前記画像と前記医療情報及び前記判定手段による判定結果とを対応付ける処理手段、
として機能させ、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記被写体に関する過去の医療情報に含まれる薬剤及び既往歴と、前記音声認識結果に含まれる前記被写体の薬歴と推定される内容とに対し、今回の医療情報に含まれる薬剤の処方が適切であるか否かに基づいて、前記被写体に関する今回の医療情報の適否を判定し、前記表示制御手段は、リアルタイムで音声認識された前記被写体との会話の判定結果を表示する、ことを特徴とするプログラム。
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