JP7043007B2 - 送電装置、受電装置、および無線給電システム - Google Patents

送電装置、受電装置、および無線給電システム Download PDF

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Description

本発明は、磁界共鳴方式より非接触で送電を行う無線給電システムに関する。
近年、非接触で電力を送電する無線給電技術がさかんに研究、開発されている。無線給電方式は各種提案されており、電磁誘導方式や磁界共鳴方式などがある。中でも磁界共鳴方式が注目されている。磁界共鳴方式は、電磁誘導方式に比べて送電コイルと受電コイルの相対的な配置の自由度が高いためである。
磁界共鳴方式では、送電側の回路と受電側の回路とで共振周波数を一致させる必要がある。共振周波数を制御する技術として、特許文献1、2がある。
特許文献1には、受電装置の共振周波数をずらすことにより、受電電力を所定値以上にならないように制御することが記載されている。共振周波数の制御は、PINダイオードなどの可変容量素子を用いることが記載されている。
特許文献2には、送電コイルと受電コイルの軸ずれによって、給電効率の周波数特性におけるピークが2つ存在する場合があることが記載されている。そして、軸ずれの大きさに応じて、送電装置の共振周波数を2つのピークのうち一方に合わせることが記載されている。
特開2015-12761号公報 特開2015-177618号公報
磁界共鳴方式では、送電側回路のQ値を大きくすることにより送電効率を向上させることが可能である。しかし、Q値を大きくするということは共振ピークの幅が狭くなるということであり、共振周波数からずれると送電効率が大きく低下する。そのため、共振周波数が設計値からずれてしまった場合、送電効率にばらつきが生じてしまう問題があった。つまり、共振周波数のずれに対するロバスト性が低い問題があった。このような共振周波数のずれに対し、特許文献1、2のようにして共振周波数の補正を行うことが考えられるが、実装する素子部品が増え、コストが増加してしまう。
そこで本発明の目的は、磁界共鳴方式の無線給電システムにおいて、共振周波数のずれに対するロバスト性を高めることである。
本発明の第1態様は、磁界共鳴方式より非接触で電力を直接送電する送電装置において、電力を送電する送電コイルと、キャパシタと、を含む共振回路と、送電コイルに交流電力を供給する電源回路と、電源回路と送電コイルとの間に設けられたLCフィルタと、を有し、電源回路の供給する交流電力の周波数f0は、500kHz~15MHzであり、共振回路とLCフィルタとを合わせた全体としての周波数特性は、共振回路の共振周波数fのピークと、LCフィルタの共振周波数f1のピークとを有し、f0はfとf1との間に位置し、fとf0の差の絶対値が10Hz~2MHz、f1とf0の差の絶対値が10Hz~2MHzである、ことを特徴とする送電装置である。
本発明の第2態様は、磁界共鳴方式より非接触で電力を直接受電し、負荷に電力を供給する受電装置において、電力を受電する受電コイルと、キャパシタと、を含む共振回路と、受電コイルと負荷との間に設けられたLCフィルタと、を有し、受電する交流電力の周波数f0は、500kHz~15MHzであり、共振回路とLCフィルタとを合わせた全体としての周波数特性は、共振回路の共振周波数fのピークと、LCフィルタの共振周波数f1のピークとを有し、f0はfとf1との間に位置し、fとf0の差の絶対値が10Hz~2MHz、f1とf0の差の絶対値が10Hz~2MHzである、ことを特徴とする受電装置である。
本発明の第3態様は、磁界共鳴方式により非接触で電力を送電する本発明の第1態様である送電装置と、送電装置から非接触で電力を受電する受電装置と、を有する無線給電システムである。
本発明の第4態様は、磁界共鳴方式により非接触で電力を送電する送電装置と、送電装置から非接触で電力を受電する本発明の第2態様である受電装置と、を有する無線給電システムである。
本発明の第5態様は、磁界共鳴方式により非接触で電力を送電する本発明の第1態様である送電装置と、送電装置から非接触で電力を受電する本発明の第2態様である受電装置と、を有する無線給電システムである。
本発明において、LCフィルタは、共振周波数のピークを複数有し、隣接するピークの間隔は10Hz~4MHzであってもよい。共振周波数ずれに対するロバスト性をより向上させることができる。
本発明において、LCフィルタは、ローパスフィルタであり、f<f0<f1に設定されていてもよい。共振周波数ずれに対するロバスト性向上と、高周波ノイズの抑制を同時に達成することができる。
本発明によれば、共振周波数ピークの幅が実質的に広くなるため、共振周波数がずれても送電効率の低下が少なくなり、共振周波数ずれに対するロバスト性を向上させることができる。
実施例1の無線給電システムの構成を示した図。 送電側回路の周波数特性を示したグラフ。 送電側回路の周波数特性を示したグラフ。 他の送電装置1の構成を示した図。 送電側回路の周波数特性を示したグラフ。 他の送電装置1の構成を示した図。 送電側回路の周波数特性を示したグラフ。 他の受電装置2の構成を示した図。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1の無線給電システムの構成を示した図である。図1のように、実施例1の無線給電システムは、送電装置1と、受電装置2とによって構成されている。実施例1の無線給電システムは、送電装置1から受電装置2へと磁界共鳴方式により非接触で電力を伝送するシステムである。送電電力の出力は、たとえば10W以下である。
まず、受電装置2の構成について説明する。受電装置2は、受電コイル20と、キャパシタ21を有している。受電コイル20とキャパシタ21により共振回路が構成され、その共振周波数は後述の目的周波数f0となるように設定されている。受電装置2が受電した交流電力は、図示しないACDC変換器により直流電力に変換されて、負荷3へ供給される。負荷3は任意の電気機器であり、たとえば発光素子などである。
受電コイル20は、線材によって構成されている。線材は導電性材料であれば任意であり、たとえばリッツ線、銅単線を用いる。また、線材に限らず、FPCなどプリント基板上へのパターン印刷で構成してもよい。
受電コイル20の直径、軸方向の長さ、巻き数は特に限定されず、巻き方向も右巻き、左巻きのいずれであってもよい。ただし、送電電力が10W以下の場合、受電コイル20の直径は3~200mm、コイルの軸方向の長さは1~20mmとすることが好ましい。受電効率をより向上させることができる。
受信コイル20の断面形状(軸方向から見た形状)も任意でよく、たとえば円、正方形、長方形、菱形、半円、楕円、多角形などであってもよい。受電コイル20を筐体に巻き付けて実装する場合には、その筐体の形状に合わせた形状としてよい。受信コイル20は中空コイルでもよいが、受信コイル20の直径が20mm以下の場合は、受電効率向上の点からフェライトコアを用いることが好ましい。
次に、送電装置1の構成について説明する。送電装置1は、電源回路10と、LPF(ローパスフィルタ)11と、キャパシタ12と、送電コイル13と、によって構成されている。
電源回路10は、送電コイル13に所定周波数の交流電流を供給する電源である。その周波数は6.78MHzである。以下、この周波数を目的周波数f0と呼ぶことにする。ただし目的周波数f0はこの値に限るものではなく、たとえば500kHz~15MHzとすることができる。
LPF11は、電源回路10と送電コイル13との間に接続されている。LPF11は、キャパシタとインダクタによるLCフィルタを2段にした構成である。LPF11の周波数特性は、2つの共振周波数f1、f2(f1<f2とする)のピークを有し、f2よりも高周波側では出力が急峻に低下し、f1よりも低周波側では出力がなだらかに低下し、f1とf2の間の出力はなだらかで浅い谷となっている特性である(図2参照)。このLPF12は、電源回路10から供給される電力のノイズ(高周波成分)を除去するとともに、送電側回路(LPF11、キャパシタ12、および送電コイル13を含めた全体の回路)の周波数特性を所定の特性にするためのものである。
LPF11の共振周波数は、f0<f1<f2となるように設定されている。また、f1は、f0よりも10Hz~2MHz高くなるように、f2は、f1よりも10Hz~4MHz高くなるように設定されている。たとえば、LPF11の1段目のLCフィルタは、f1=7.87MHz、L=85nH、C=3900pFに設定し、2段目のLCフィルタは、f2=11.64MHz、L=210nH、C=1500pFに設定する。LPF11の2つの共振周波数がこのように設定されている理由は後述する。
キャパシタ12は、送電コイル13に直列接続されている。キャパシタ12と送電コイル13とにより共振回路を構成している。
送電コイル13は、LPF11を介して電源回路10に接続されている。送電コイル13は受電コイル20の近傍に配置されていて、磁界共鳴方式により送電コイル13から受電コイル20へと電力を伝送する。
送電コイル13とキャパシタ12とにより構成される共振回路の周波数特性は、1つの共振周波数fのピークを有し、fよりも高周波側および低周波では出力が急峻に低下する特性である(図2参照)。共振周波数fは、目的周波数f0よりも10Hz~2MHz低くなるように設定されている。このように設定されている理由は後述する。
送電コイル13は、線材によって構成されている。線材は導電性材料であれば任意であり、たとえばリッツ線、銅単線を用いる。また、線材に限らず、FPCなどプリント基板上へのパターン印刷で構成してもよい。
送電コイル13の直径、軸方向の長さ、巻き数は特に限定されず、巻き方向も右巻き、左巻きのいずれであってもよい。ただし、送電電力が10W以下である場合、コイルの直径は10~400mm、コイルの軸方向の長さは1~100mmとすることが好ましい。受電効率を向上させることができる。
また、送電コイル13の断面形状も任意の形状でよい。たとえば、正方形、長方形、菱形、円、半円、楕円、多角形、などである。送電コイル13を筐体に巻き付けて実装する場合には、その筐体の形状に合わせた形状としてもよい。
次に、送電側回路(LPF11、キャパシタ12および送電コイル13を合わせた全体の回路)の周波数特性について説明する。図2は、その周波数特性を示した図である。図2のように、キャパシタ12と送電コイル13による共振回路のピーク(周波数fのピーク)と、LPF11による2つのピーク(周波数f1、f2のピーク)とが生じている。また、周波数fより低周波側、および周波数f2よりも高周波側では、出力は急峻に低下している。また、周波数fとf1の間、および周波数f1とf2の間には、出力の谷を有している。
ここで、共振回路の共振周波数fは、目的周波数f0に対して10Hz~2MHz低く、LPF11の共振周波数のうち小さい方のf1は、目的周波数f0に対して10Hz~4MHz高く、f1とfとの差は十分に小さい。そのため、共振回路の周波数特性とLPF11の周波数特性とが十分に重なり、LPF11の共振周波数f1と共振回路の共振周波数fとの間の出力の谷では、その谷はなだらかで浅く、出力低下はさほど大きくない。
さらに、LPF11の共振周波数のうち大きい方のf2は、小さい方のf1よりも10Hz~4MHz高く、f2とf1の差も十分に小さい。そのため、LPF11の共振周波数f1とf2との間の出力の谷でも、その谷はなだらかで浅く、出力低下はさほど大きくない。
このように、周波数fとf1の間、および周波数f1とf2の間の出力の谷は、なだらかで十分に浅い。したがって、送電側回路の周波数特性は、目的周波数f0のピークの幅が拡張されたのと実質的に同等な周波数特性となっている。そのため、共振回路(送電コイル13およびキャパシタ12)の共振周波数fが設計値からずれるなどした場合であっても、送電効率の変動は小さい。つまり、共振周波数のずれに対するロバスト性が高い。
以上、実施例1の無線給電システムによれば、送電装置1側の共振周波数ピークの幅が実質的に広くなるため、送電装置1側の共振周波数が設計値よりもずれてしまった場合であっても、送電効率のばらつきは少なく、共振周波数ずれに対するロバスト性を向上させることができる。また、実施例1の無線給電システムでは、高周波のノイズをカットするためのLPF11の周波数特性を所定の特性とすることにより、上記のロバスト性向上の効果を得ており、別途電子部品を追加することは行っていない。そのため、回路規模が大型化したり、コストが増大してしまうこともない。
なお、実施例1では、LPF11を2段構成として、送電側回路の周波数特性のピークを3としているが、本発明はこれに限るものではなく、共振ピークの数は2以上であれば任意の数でよい。つまり、LPF11は1段以上のLCフィルタであればよい。ピーク数を増やすことにより、送電側回路の周波数特性における実質的なピーク幅をより広げることができるが、ピーク数が多すぎると返って受電効率の低下を招いてしまう可能性があり、また、回路規模が大きくなってコスト増大を招くので、送電側回路の周波数特性のピーク数は2~4とすることが好ましい。1例として、送信側回路の周波数特性のピーク数を2とした場合について、図3に示す。LPF11を1段のLCフィルタとし、その共振周波数をf1とすることで、送信側回路の周波数特性は図3のようになる。
また、実施例1では、送電装置にLPF11を設けることで送電側回路の周波数特性のピークが2以上となるようにしているが、送電側回路の周波数特性が以下のように設定される範囲であれば、電源回路10と送電コイル13との間に任意のLCフィルタを設けることができる。
すなわち、送電側回路の周波数特性は、送電コイル13とキャパシタ12による共振回路の共振周波数fのピークと、LCフィルタの共振周波数f1のピークとを有し、目的周波数f0はfとf1の間に位置し、fとf0の差の絶対値が10Hz~2MHz、f1とf0の差の絶対値が10Hz~2MHzに設定されていればよい。fとf0の差の絶対値のより好ましい範囲は0.1~2MHz、f1とf0の差の絶対値のより好ましい範囲は0.1~2MHzである。LCフィルタの共振周波数ピークが複数ある場合には、fとの差が最も小さいものをf1とする。
また、LCフィルタが共振周波数のピークを複数有する場合には、それらピークの間隔は10Hz~4MHzにするとよい。より好ましくは0.1~4MHzである。送電装置1側の共振周波数ピークの実質的な幅をより広げることができ、よりロバスト性を向上させることができる。
以上のように送電側回路の周波数特性が設定されるのであれば、LPFだけでなくHPF(ハイパスフィルタ)やBPF(バンドパスフィルタ)などのLCフィルタを用いることができる。
図4は、実施例1の送電装置1のLPF11をHPF101に替え、キャパシタ12をキャパシタ102に替えた場合の構成を示した図である。また、図5は、図4の構成の場合の送電側回路の周波数特性を示したグラフである。
HPF101は、1段のLCフィルタであり、HPF101の周波数特性は、1つの共振周波数f3のピークを有し、f3よりも低周波側では出力が急峻に低下し、f3よりも高周波側では出力がなだらかに低下する特性である。f3は、f0よりも10Hz~2MHz低くなるように設定されている。
また、キャパシタ12に替えてキャパシタ102を用いている。キャパシタ102の容量は、送電コイル13とキャパシタ102による共振回路の共振周波数fが、f0よりも10Hz~2MHz高くなるように設定されている。
送電側回路(HPF101、キャパシタ102および送電コイル13を合わせた全体の回路)の周波数特性は、図5のように、周波数fとf3の間に出力の谷を有しているが、fとf3の差が十分に小さいため、出力の谷はなだらかで十分に浅い。したがって、送電側回路の周波数特性は、目的周波数f0のピークの幅が拡張されたのと実質的に同等な周波数特性となっており、共振周波数ずれに対するロバスト性が高くなっている。
図6は、実施例1の送電装置1のLPF11をBPF201に替えた場合の構成を示した図である。また、図7は、図6の構成の場合の周波数特性を示したグラフである。
BPF201は、1段のLCフィルタ(共振回路)であり、BPF201の周波数特性は、1つの共振周波数f4のピークを有し、f4の低周波側および高周波側で出力が急峻に低下する特性である。f4は、f0よりも10Hz~2MHz低くなるように設定されている。
送電側回路(BPF201、キャパシタ12および送電コイル13を合わせた全体の回路)の周波数特性は、図7のように、周波数fとf4の間に出力の谷を有しているが、fとf4の差が十分に小さいため、出力の谷はなだらかで十分に浅い。したがって、送電側回路の周波数特性は、目的周波数f0のピークの幅が拡張されたのと実質的に同等な周波数特性となっており、共振周波数ずれに対するロバスト性が高くなっている。
また、実施例1は、送電装置1側にLCフィルタを設け、送電側回路の周波数特性を所定に設定することで送電装置1側の共振周波数ずれに対するロバスト性を向上させるものであったが、受電装置2側に同様にしてLCフィルタを設けることにより、受電回路2側の共振周波数ずれに対するロバスト性を高めるようにしてもよい。図8は、受電装置2において、受電コイル20と負荷3との間にLPF22を設け、受電側回路(LPF22、受電コイル20およびキャパシタ21を合わせた全体の回路)の周波数特性を、実施例1と同様に設定したものである。もちろん、送電装置1と受電装置2の双方にLCフィルタを設ける構成としてもよい。
本発明の無線給電システムは、各種電気機器への無線給電に利用することができる。
1:送電装置
2:受電装置
10:電源回路
11:LPF
12、21:キャパシタ
13:送電コイル
20:受電コイル

Claims (9)

  1. 磁界共鳴方式より非接触で電力を直接送電する送電装置において、
    電力を送電する送電コイルと、キャパシタと、を含む共振回路と、
    前記送電コイルに交流電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路と前記送電コイルとの間に設けられたLCフィルタと、
    を有し、
    前記電源回路の供給する交流電力の周波数f0は、500kHz~15MHzであり、
    前記共振回路と前記LCフィルタとを合わせた全体としての周波数特性は、前記共振回路の共振周波数fのピークと、前記LCフィルタの共振周波数f1のピークとを有し、f0はfとf1との間に位置し、fとf0の差の絶対値が10Hz~2MHz、f1とf0の差の絶対値が10Hz~2MHzである、
    ことを特徴とする送電装置。
  2. 前記LCフィルタは、共振周波数のピークを複数有し、隣接するピークの間隔は10Hz~4MHzである、ことを特徴とする請求項1に記載の送電装置。
  3. 前記LCフィルタは、ローパスフィルタであり、f<f0<f1に設定されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送電装置。
  4. 磁界共鳴方式により非接触で電力を送電する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の送電装置と、
    前記送電装置から非接触で電力を受電する受電装置と、
    を有する無線給電システム。
  5. 磁界共鳴方式より非接触で電力を直接受電し、負荷に電力を供給する受電装置において、
    電力を受電する受電コイルと、キャパシタと、を含む共振回路と、
    前記受電コイルと前記負荷との間に設けられたLCフィルタと、
    を有し、
    受電する交流電力の周波数f0は、500kHz~15MHzであり、
    前記共振回路と前記LCフィルタとを合わせた全体としての周波数特性は、前記共振回路の共振周波数fのピークと、前記LCフィルタの共振周波数f1のピークとを有し、f0はfとf1との間に位置し、fとf0の差の絶対値が10Hz~2MHz、f1とf0の差の絶対値が10Hz~2MHzである、
    ことを特徴とする受電装置。
  6. 前記LCフィルタは、共振周波数のピークを複数有し、隣接するピークの間隔は10Hz~4MHzである、ことを特徴とする請求項5に記載の受電装置。
  7. 前記LCフィルタは、ローパスフィルタであり、f<f0<f1に設定されている、ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の受電装置。
  8. 磁界共鳴方式により非接触で電力を送電する送電装置と、
    前記送電装置から非接触で電力を受電する請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の受電装置と、
    を有する無線給電システム。
  9. 磁界共鳴方式により非接触で電力を送電する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の送電装置と、
    前記送電装置から非接触で電力を受電する請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の受電装置と、
    を有する無線給電システム。
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