JP7042595B2 - 建物管理装置及びその方法 - Google Patents

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Description

この発明は、建物の省エネ化を図ることができる建物管理装置及びその方法に関するものである。
近年、ビル及び商業施設等の建物には、省エネ化を図ることを目的として、様々なシステムが導入されている。建物の省エネ化を図るためには、当該建物に設置された設備機器のエネルギー消費に関するデータを解析し、それらを効率良く制御することが求められている。
また、設備機器のエネルギー消費に関するデータを解析する際には、そのデータをオペレータの要求に応じてグラフ化する場合が多くある。このようなデータ解析手法は、その解析作業が煩雑になり易く、オペレータの負担を大きくするものである。
そこで、従来、設備機器のエネルギー消費に関するデータ解析を支援可能としたデータ解析支援装置が、種々提供されている。そして、このような従来のデータ解析支援装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許第3846690号公報
しかしながら、上記従来のデータ解析支援装置は、オペレータによるデータ解析を支援可能とするものの、その支援対象となるオペレータを、設備機器の省エネ運転に関するスキルを有するものとしている。つまり、上記従来のデータ解析支援装置は、設備機器の省エネ運転に関するスキルを有していないオペレータを、支援するものではない。
この発明は、上記課題を解決するものであって、オペレータによる判断の手助けを行い、オペレータの労力を低減させることができる建物管理装置及びその方法を提供することを目的とする。
建物に設置された複数の設備機器のエネルギー消費に関するデータを解析して、建物の管理を行う建物管理装置において、各設備機器から、エネルギー消費に関するデータを収集するデータ収集部と、データ収集部が収集したデータを、各設備機器に対応して記憶するデータ記憶部と、データ記憶部に記憶されたデータを評価するための評価項目を評価ステップとして示し、評価作業の流れをステップ間の矢印で表すようにした形式のチェックシートを、予め作成するチェックシート作成部と、チェックシート作成部によって作成されたチェックシートを、表示画面に表示して、その表示したチェックシートにおける評価項目が選択されると、選択された評価項目に対応する設備機器のエネルギー消費に関するデータを、所定のグラフに生成して表示する表示部とを備え、表示部は、グラフに基づいた評価結果が不適切である場合、選択された評価項目に対応する設備機器のエネルギー消費を見直すことができる改善策を、表示画面に表示したチェックシートにおける選択した評価項目の次の項目として表示するものである。
建物に設置された複数の設備機器のエネルギー消費に関するデータを解析して、建物の管理を行う建物管理装置において、データ収集部が、各設備機器から、エネルギー消費に関するデータを収集し、データ記憶部が、データ収集部が収集したデータを、各設備機器に対応して記憶し、チェックシート作成部が、データ記憶部に記憶されたデータを評価するための評価項目を評価ステップとして示し、評価作業の流れをステップ間の矢印で表すようにした形式のチェックシートを、予め作成し、表示部が、チェックシート作成部によって作成されたチェックシートを、表示画面に表示して、その表示したチェックシートにおける評価項目が選択されると、選択された評価項目に対応する設備機器のエネルギー消費に関するデータを、所定のグラフに生成して表示し、表示部は、グラフに基づいた評価結果が不適切である場合、選択された評価項目に対応する設備機器のエネルギー消費を見直すことができる改善策を、表示画面に表示したチェックシートにおける選択した評価項目の次の項目として表示するものである。
この発明によれば、オペレータによる判断の手助けを行い、オペレータの労力を低減させることができる。
この発明の実施の形態1に係る建物管理装置の概略構成を示すブロック図である。 表示画面に3つのウィンドウが表示されたときの表示状態の一例を示した図である。 チェックシート表示ウィンドウに表示されたチェックシートの一例を示した図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る建物管理装置1の概略構成を示している。図1に示すように、建物管理装置1は、ビル等の建物に設けられた各種設備2と接続している。設備2としては、例えば、空調設備、熱源設備、照明設備、防犯設備、及び、防災設備等である。
各設備2は、種類の異なる設備機器をそれぞれ有している。各設備機器は、建物内の管理ポイントとして規定されている。各設備機器のエネルギー消費に関するデータは、各設備2から通信回線3を介して、建物管理装置1に送信されて、各設備機器の省エネ運転のために使用される。
設備機器としては、例えば、室内から空気を取り込む空調機のファン、室内から取り込んだ空気の温度及び湿度を調節する空調機のコイル、空調機へ送る水(例えば、冷水、温水)の熱源、空調機への送水量を調整する送水バルブ、及び、熱源から空調機に向けて水を送り出す搬送用ポンプ等である。
図1に示すように、建物管理装置1は、データ収集部11、データ記憶部12、チェックシート作成部13、表示部14、及び、操作入力部15を備えている。
データ収集部11は、各設備機器から当該各設備機器のエネルギー消費に関するデータを収集する。データ記憶部12は、データ収集部11が収集したデータを、各設備機器に対応して記憶する。
チェックシート作成部13は、収集して記憶したデータを評価するためのチェックシートを作成するものである。このチェックシートは、設備機器の省エネ運転に関するものであって、これまでの経験、知識、及び、実績に基づいて、設備2ごとに予め作成されたものである。このため、オペレータは、そのチェックシートに沿って、各データに対する評価作業を行うことにより、PDCAサイクルに自然と誘導されて、建物の省エネ効果を得ることができる。
ここで、PDCAサイクルとは、事業活動において、品質管理及び業務改善等を行うための管理サイクルの1つである。PDCAサイクルは、以下の4つのステップから構成されている。
・Plan(計画) :経験、知識、及び、実績に基づいて評価作業計画を作成する。
・Do(実施) :計画に沿って業務を実施する。
・Chech(評価) :業務の実施が計画に沿っているか否かを確認する。
・Action(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置する。
そこで、先ず、チェックシートを作成する作業は、PDCAサイクルの計画ステップに対応するものである。次に、チェックシートに沿って、設備機器から収集したデータを評価する作業は、実施ステップに対応するものである。そして、チェックシートに沿って得られた評価結果が適切であるか否かを判断する作業は、評価ステップに対応するものである。最後に、チェックシートに沿って得られた改善策を実施する作業は、改善ステップに対応するものである。
表示部14は、ディスプレイ等の画面表示装置であって、表示画面14aを有している。表示画面14aは、例えば、設備機器の番号及び名称、更に、その設備機器に対応するデータを表示する。操作入力部15は、キーボード及びマウス等から構成されており、オペレータによるそれらの操作を検出する機能を有している。
図2は、表示画面14aの表示形態の一例を示している。表示画面14aは、チェックシート表示ウィンドウ31、グラフ表示ウィンドウ32、及び、設備機器表示ウィンドウ33を表示する。
チェックシート表示ウィンドウ31は、上記チェックシートを表示する。このチェックシート表示ウィンドウ31に表示されたチェックシートには、評価項目を示す評価ステップ、改善項目を示す改善ステップ、及び、別チェックシート表示項目を示す別チェックシート表示ステップが記載されている。
評価ステップは、設備機器のエネルギー消費に関するデータを評価して、その評価結果の適否を判断するためのステップである。改善ステップは、評価ステップにおける判断結果に基づいて、改善策を指示するためのステップである。別チェックシート表示ステップは、現在評価している設備機器とは別の設備機器のエネルギー消費に関するデータを評価するための別のチェックシートに移行させるためのステップである。
そして、チェックシート表示ウィンドウ31に表示された評価ステップ及び別チェックシート表示ステップの枠内は、オペレータによるマウスクリックが可能となる範囲である。つまり、チェックシート表示ウィンドウ31は、オペレータが、表示したチェックシートにおける別チェックシート表示ステップの枠内をマウスクリックすると、別の設備機器のエネルギー消費に関するデータを評価するための別のチェックシートを表示する。
グラフ表示ウィンドウ32は、各設備機器のエネルギー消費に関するデータを、所定のグラフに生成して表示する。グラフ表示ウィンドウ32が表示するグラグの種類としては、例えば、(1)バーグラフ、(2)積層グラフ、(3)折れ線グラフ、塗り潰し折れ線グラフ、組み合わせ折れ線グラフ、(4)ステータスグラフ、(5)上述した(1)~(4)のうち2つ以上組み合わせた複合グラフ、(6)円グラフ、(7)散布図、(8)ヒストグラム、(9)カラーチャート、(10)空気線図である。
また、グラフ表示ウィンドウ32が表示するグラフの種類は、チェックシート作成時において、設備機器のデータの種類によって予め設定されている。そして、グラフ表示ウィンドウ32は、オペレータが、チェックシート表示ウィンドウ31に表示されたチェックシートにおける評価ステップの枠内をマウスクリックすると、その評価ステップに対応する設備機器のデータを評価するときの判断に必要なグラフを表示する。
設備機器表示ウィンドウ33は、設備機器の番号と、その設備機器のエネルギー消費に関するデータとを対応させて表示する。このとき、設備機器表示ウィンドウ33は、設備機器を、そのエネルギー消費に関するデータが悪い状態のものから順に並べ替えることができる。そして、グラフ表示ウィンドウ32は、オペレータが、設備機器表示ウィンドウ33に表示された設備機器またはそのデータをマウスクリックすると、その選択した設備機器のエネルギー消費に関するデータを、所定のグラフに生成して表示する。
次に、設備機器の省エネ運転を実施するための評価作業手順について、図3を用いて説明する。図3は、チェックシート表示ウィンドウ31に表示されたチェックシートの一例である。
ステップST11において、オペレータは、空調機のファンにおける消費電力量を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST11の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、ファンの消費電力量を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、ファンの消費電力量を評価する。このとき、オペレータは、ファンの消費電力量が適切であると判断した場合には、処理を完了し、ファンの消費電力量が不適切であると判断した場合には、ステップST12に進む。
ステップST12において、オペレータは、ファンの消費電力が多消費となる系統において、インバータ(図3ではINVと記す)の設置有無を確認して、その系統にインバータが無い場合には、ステップST13に進み、その系統にインバータが有る場合には、ステップST16,ST18のうち、少なくともいずれか一方に進む。
ステップST13において、オペレータは、空調機の運転時間を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST13の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、空調機の運転時間を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、空調機の運転時間を評価する。このとき、オペレータは、空調機の運転時間が適切であると判断した場合には、ステップST14に進み、空調機の運転時間が不適切であると判断した場合には、ステップST15に進む。
ステップST14において、オペレータは、空調機のダンパが設置されている現場に出向き、ダンパの開度が全開であることを確認して、その開度を現状のまま維持する。
ステップST15において、オペレータは、空調機の運転時間を見直して、その運転時間を短くする。
ステップST16において、オペレータは、室内設定温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST16の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、室内設定温度を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、室内設定温度を評価する。このとき、オペレータは、室内設定温度が適切であると判断した場合には、ステップST20に進み、室内設定温度が不適切であると判断した場合には、ステップST17に進む。
ステップST17において、オペレータは、室内設定温度を見直す。
ステップST18において、オペレータは、給気設定温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST18の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、給気設定温度を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラス化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、給気設定温度を評価する。このとき、オペレータは、給気設定温度が適切であると判断した場合には、ステップST20に進み、給気設定温度が不適切であると判断した場合には、ステップST19に進む。
ステップST19において、オペレータは、給気設定温度を見直す。
ステップST20において、オペレータは、送水バルブの開度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST20の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、送水バルブの開度を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、送水バルブの開度を評価する。このとき、オペレータは、送水バルブの開度が適切であると判断した場合には、ステップST21に進み、送水バルブの開度が不適切であると判断した場合には、ステップST22に進む。
ステップST21において、オペレータは、送水バルブが設置されている現場に出向き、送水バルブの開度を確認して、その開度を現状のまま維持する。
ステップST22において、オペレータは、空調機のコイル入口温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST22の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、空調機のコイル入口温度を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、空調機のコイル入口温度を評価する。このとき、オペレータは、空調機のコイル入口温度が適切であると判断した場合には、ステップST26に進み、空調機のコイ入口温度が不適切であると判断した場合には、ステップST23に進む。
ステップST23において、オペレータは、熱源による送水温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST23の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、熱源による送水温度を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、熱源による送水温度を評価する。このとき、オペレータは、熱源による送水温度が適切であると判断した場合には、ステップST24に進み、熱源による送水温度が不適切であると判断した場合には、ステップST25に進む。
ステップST24において、オペレータは、ブリードインの制御を確認して、熱源による送水温度を現状のまま維持する。
ステップST25において、オペレータは、空調機の評価作業から熱源の評価作業に移行する。つまり、オペレータは、ステップST25の枠内をマウスクリックする。これに対応して、チェックシート表示ウィンドウ31は、空調機を評価するためのチェックシートに替えて、熱源を評価するためのチェックシートを表示する。そして、オペレータは、切り替え表示されたチェックシートに従って、熱源の評価作業を開始する。
ステップST26において、オペレータは、搬送用ポンプの送水圧力を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。つまり、オペレータは、ステップST26の枠内をマウスクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32は、搬送用ポンプの送水圧力を、これを評価するときの判断に必要なグラフにグラフ化して表示する。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、搬送用ポンプの送水圧力を評価する。このとき、オペレータは、搬送用ポンプの送水圧力が適切であると判断した場合には、ステップST27に進み、搬送用ポンプの送水圧力が不適切であると判断した場合には、ステップST28に進む。
ステップST27において、オペレータは、搬送用ポンプが設置されている現場に出向き、搬送用ポンプの送水圧力を確認して、その送水圧力を現状のまま維持する。
ステップST28において、オペレータは、空調機の評価作業から搬送用ポンプの評価作業に移行する。つまり、オペレータは、ステップST28の枠内をマウスクリックする。これに対応して、チェックシート表示ウィンドウ31は、空調機を評価するためのチェックシートに替えて、搬送用ポンプを評価するためのチェックシートを表示する。そして、オペレータは、切り替え表示されたチェックシートに従って、搬送用ポンプの評価作業を開始する。
なお、ステップST11,ST13,ST16,ST18,ST20,ST22,ST23,ST26は、評価ステップである。また、ステップST14,ST15,ST17,ST19,ST21,ST24,ST27は、改善ステップである。更に、ステップST25,ST28は、別チェックシート表示ステップである。
従って、オペレータは、チェックシートに沿って、全ての評価項目を順次選択し、この順次選択した評価項目に対応する設備機器のエネルギー消費に関するデータを、順次評価することができる。このとき、評価結果が不適切であると判断した場合には、選択した評価項目の次の改善項目に記載された改善策に従って、設備機器のエネルギー消費を見直すことができる。また、評価結果が不適切であると判断した場合には、選択した評価項目の次の別チェックシート表示項目を選択して、別の設備機器のエネルギー消費に関するデータを評価するための評価項目が記載された別のチェックシートを表示することができる。
但し、上述した実施の形態1におけるチェックシートとしては、複数のチェック項目をそれぞれステップで示し、その流れをステップ間の矢印で表すようにした形式のチェックシートを採用しているが、記載した全ての項目を漏れなく確認することができるのであれば、どのような形式のチェックシートであっても構わない。
例えば、チェックシートとしては、各項目を箇条書で記載したような形式のチェックシートを採用しても構わない。このとき、表示されたチェックシートは、箇条書きされた各項目がクリック可能となるか、あるいは、箇条書きされた各項目の端に、正方形の印となるチェックボックスを有し、このチェックボックスがクリック可能となる。
以上より、本実施の形態1に係る建物管理装置1及びその建物管理方法は、オペレータによる判断の手助けを行うことができるので、オペレータの労力を低減させることができる。このとき、オペレータは、設備機器の省エネ運転に関するスキルを有していなくても、設備機器を省エネ運転に自然と誘導することができる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 建物管理装置
2 設備
3 通信回線
11 データ収集部
12 データ記憶部
13 チェックシート作成部
14 表示部
14a 表示画面
15 操作入力部
31 チェックシート表示ウィンドウ
32 グラフ表示ウィンドウ
33 設備機器表示ウィンドウ

Claims (4)

  1. 建物に設置された複数の設備機器のエネルギー消費に関するデータを解析して、前記建物の管理を行う建物管理装置において、
    前記各設備機器から、エネルギー消費に関するデータを収集するデータ収集部と、
    前記データ収集部が収集したデータを、前記各設備機器に対応して記憶するデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを評価するための評価項目を評価ステップとして示し、評価作業の流れをステップ間の矢印で表すようにした形式のチェックシートを、予め作成するチェックシート作成部と、
    前記チェックシート作成部によって作成された前記チェックシートを、表示画面に表示して、その表示した前記チェックシートにおける前記評価項目が選択されると、選択された前記評価項目に対応する前記設備機器のエネルギー消費に関するデータを、所定のグラフに生成して表示する表示部とを備え
    前記表示部は、
    前記グラフに基づいた評価結果が不適切である場合、選択された前記評価項目に対応する前記設備機器のエネルギー消費を見直すことができる改善策を、前記表示画面に表示した前記チェックシートにおける選択した前記評価項目の次の項目として表示する
    ことを特徴とする建物管理装置。
  2. 前記表示部は、
    前記グラフに基づいた評価結果が不適切であり、選択された前記評価項目の次の項目が選択された場合、別の設備機器のエネルギー消費に関するデータを評価するための評価項目を評価ステップとして示した別のチェックシートを表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の建物管理装置。
  3. 建物に設置された複数の設備機器のエネルギー消費に関するデータを解析して、前記建物の管理を行う建物管理方法において、
    データ収集部が、前記各設備機器から、エネルギー消費に関するデータを収集し、
    データ記憶部が、前記データ収集部が収集したデータを、前記各設備機器に対応して記憶し、
    チェックシート作成部が、前記データ記憶部に記憶されたデータを評価するための評価項目を評価ステップとして示し、評価作業の流れをステップ間の矢印で表すようにした形式のチェックシートを、予め作成し、
    表示部が、前記チェックシート作成部によって作成された前記チェックシートを、表示画面に表示して、その表示した前記チェックシートにおける前記評価項目が選択されると、選択された前記評価項目に対応する前記設備機器のエネルギー消費に関するデータを、所定のグラフに生成して表示し、
    前記表示部は、
    前記グラフに基づいた評価結果が不適切である場合、選択された前記評価項目に対応する前記設備機器のエネルギー消費を見直すことができる改善策を、前記表示画面に表示した前記チェックシートにおける選択した前記評価項目の次の項目として表示する
    ことを特徴とする建物管理方法。
  4. 前記表示部は、
    前記グラフに基づいた評価結果が不適切であり、選択された前記評価項目の次の項目が選択された場合、別の設備機器のエネルギー消費に関するデータを評価するための評価項目を評価ステップとして示した別のチェックシートを表示する
    ことを特徴とする請求項3記載の建物管理方法。
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