JP7042470B2 - 色素組成物、食品、退色抑制方法、及び色素組成物の製造方法 - Google Patents
色素組成物、食品、退色抑制方法、及び色素組成物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7042470B2 JP7042470B2 JP2017008963A JP2017008963A JP7042470B2 JP 7042470 B2 JP7042470 B2 JP 7042470B2 JP 2017008963 A JP2017008963 A JP 2017008963A JP 2017008963 A JP2017008963 A JP 2017008963A JP 7042470 B2 JP7042470 B2 JP 7042470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pigment
- dye
- red
- nanoparticles
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本発明は、生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に、色素成分が封入された色素組成物である。本発明は、PLGAナノ粒子と、HPCナノ粒子とキトサンナノ粒子とからなる群から一種以上選択されるナノ粒子中に、色素成分が封入された色素組成物であることが好ましい。
スパン値=(D90-D10)/D50 (1)
本発明は、上記の色素組成物が添加された食品を包含する。食品の例としては、魚卵加工品、食肉加工品、清涼飲料、菓子類、健康食品、サプリメント類等が挙げられる。色素組成物の添加量は、食品100重量%に対し、0.0001重量%以上10重量%以下が好ましく、0.001重量%以上5重量%以下がより好ましい。上記の好ましい範囲内の添加量で本発明の色素組成物を添加された食品は、光照射による退色が抑制され良好な外観を保持できる。また微生物の生育が抑制されるため、保存性を向上できる。
本発明の退色抑制方法は、生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に、色素成分が封入された色素組成物を食品に添加する添加工程を含む。添加方法は、本発明の作用効果を発揮する限り限定されないが、例としては、色素組成物を被添加物に浸透させる方法や、色素組成物を混合させた原料を用いて被添加物となる物品を製造する方法が挙げられる。
生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される原料を含有する原料溶液と、色素成分を含有する色素成分溶液とを混合する混合工程と、原料溶液と色素成分溶液との混合液から、生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に色素成分が封入された色素組成物を析出させる析出工程とを含む。
0.05w/w%の紅麹色素(モナスカス色素、和光純薬工業社製)を溶解したエタノール溶液を色素成分溶液として、0.1w/w%HPC(日本曹逹社製)を溶解した0.01w/w%炭酸水素ナトリウム水溶液を原料溶液として、それぞれ用意した。色素成分溶液60gを、40℃、400rpmで撹拌しながら、原料溶液120gに2.3mL/分で滴下し、紅麹色素HPCナノ粒子懸濁液を得た。得られた懸濁液の溶媒を、減圧下で留去した後、凍結乾燥して紅麹色素封入HPCナノ粒子0.1gを得た。得られた紅麹色素封入HPCナノ粒子を実施例1とした。
0.05w/w%の紅麹色素(モナスカス色素、和光純薬工業社製)を溶解したエタノール溶液を色素成分溶液として、0.5w/w%HPC(日本曹逹社製)を溶解した0.01w/w% 炭酸水素ナトリウム水溶液を原料溶液として、それぞれ用意した。色素成分溶液60gを、40℃、400rpmで撹拌しながら、原料溶液120gに2.3mL/分で滴下し、紅麹色素HPCナノ粒子懸濁液を得た。得られた懸濁液の溶媒を、減圧下で留去した後、凍結乾燥して紅麹色素封入HPCナノ粒子0.1gを得た。得られた紅麹色素封入HPCナノ粒子を実施例2とした。
0.39gのPLGA(PLGA7520、乳酸:グリコール酸=75:25、平均分子量20,000、和光純薬工業社製)を含む、原料溶液としての20mLのアセトン溶液と、色素成分溶液としての0.05w/w%紅麹色素エタノール溶液10mLとを混合し、ポリマー溶液を準備した。得られたポリマー溶液を40℃、400rpmで撹拌した0.5w/w%ポリビニルアルコール溶液(日本合成化学工業社製)120mL中に2.3mL/分で滴下し、紅麹色素封入ナノ粒子懸濁液を得た。得られた懸濁液を減圧下で溶媒を留去した後、凍結乾燥して紅麹色素封入PLGAナノ粒子1.0gを得た。得られた紅麹色素封入PLGAナノ粒子を実施例3とした。実施例3について、D50は250nm、スパン値は1.9、紅麹色素の含有率は4.8%であった。実施例3の粒度の測定機器は、NIKKISO Nanotrac Wave-EX150(日機装社製)あった。
実施例1と実施例3と比較例1とをそれぞれガラス容器に載置し、室温で、蛍光灯の光を照射した。経時的に波長490nmにおける吸光度を測定し、測定値から色素残存率を下記の式(2)により算出した。
色素残存率(%)=(光照射後の吸光度/光照射前の吸光度)×100 (2)
泡盛蒸留廃液上清で培養した紅麹菌B-3-1-1株の培養上清の80%エタノール抽出液20gとエタノール40gを混合した溶液を色素成分溶液として、0.1w/w%HPC(日本曹逹社製)を溶解した0.01w/w%炭酸水素ナトリウム水溶液を原料溶液として、それぞれ用意した。色素成分溶液60gを、40℃、400rpmで撹拌しながら、原料溶液120gに2.3mL/分で滴下し、紅麹色素HPCナノ粒子懸濁液を得た。得られた懸濁液の溶媒を、減圧下で留去した後、凍結乾燥して紅麹色素封入HPCナノ粒子0.3gを得た。得られた紅麹色素封入HPCナノ粒子を実施例4とした。実施例4について、D50は76nm、スパン値は2.7であった。
0.39 gのPLGA(PLGA7520、乳酸:グリコール酸=75:25、平均分子量20,000、和光純薬工業社製)を含む、原料溶液としての20mLのアセトン溶液と、色素成分溶液としての、泡盛蒸留廃液上清で培養した紅麹菌B-3-1-1株の培養上清の80%エタノール抽出液10mLとを混合し、ポリマー溶液を準備した。得られたポリマー溶液を40℃、400rpmで撹拌した0.5w/w% ポリビニルアルコール溶液(日本合成化学工業社製)120mL中に2.3 mL/分で滴下し、紅麹色素封入ナノ粒子懸濁液を得た。得られた懸濁液を、減圧下で溶媒を留去した後、凍結乾燥し、紅麹色素封入PLGAナノ粒子1.3gを得た。得られた紅麹色素封入PLGAナノ粒子を実施例5とした。実施例5について、D50は167nm、スパン値は1.1であった。
図5と図6とは、微生物生育抑制効果の確認結果である。当該確認試験は、ペーパーディスク法により行った。図5(a)は本発明の微生物生育抑制効果を示す。比較例1としての紅麹色素5mg/mLの水溶液と、比較例2としての2.0mg/mLのHPC水溶液と、実施例1の紅麹色素を封入させたHPCナノ粒子25mg/mLの水に溶解させた溶液とを、それぞれ80μLずつ直径8mmのペーパーディスクに含侵させて、シャーレ内の図5(a)に示すA、B、Cの位置にそれぞれ載置した。シャーレに紅麹色素感受性菌としてBacillus subtilis NBRC 3134株(枯草菌)を播種し、30℃で18時間培養した。図5(a)に示すように、実施例1による増殖阻止域は、比較例1による増殖阻止域と比較して培地の水平方向、垂直方向とのいずれの方向にも大きく現れ、かつ均一に拡がっていた。培養条件は下記のとおりである。
30℃で18時間前培養した紅麹色素感受性菌Bacillus subtilis NBRC 3134株(枯草菌)懸濁液をブイヨン寒天平板培地に塗布し、寒天平板培地上に載置した直径8mmのペーパーディスクに紅麹色素水溶液、HPC水溶液、及び紅麹色素を封入したHPC ナノ粒子水溶液をそれぞれ80μlずつ含浸させた後、培養温度30℃で18時間培養した。
実施例1と、実施例2と、それぞれナノ粒子に封入されていない比較例3としての市販の亜硝酸ナトリウム(和光純薬社製)と、比較例4としての市販の合成色素(赤色102号、黄色5号、赤色3号、保土谷化学工業株式会社製)とをそれぞれ添加した塩たらこと、上記の色素がいずれも添加されていない塩たらこをそれぞれ準備した。庫内温度4℃の冷蔵庫で各塩たらこを保管した。庫内保管の開始時の微生物検査では、いずれの塩たらこにも微生物のコロニーは認められなかった。塩たらこを、それぞれ同時期に冷蔵庫から取り出して室温下かつ蛍光灯下に載置することを複数回繰り返し、経過を目視で1か月間観察するとともに臭気を確認した。
ULREA SS-11を使用して、実施例6を作製した。まず原料溶液として0.1%HPC、0.01%NaCO3を含む水溶液と、色素成分溶液として紅麹色素:エタノールの組成が重量比で0.05:99.95の溶液とを準備した。原料溶液を原料溶液タンクに充填し、原料溶液タンクを0.3MPaに加圧した。その後、設定値40℃(実測値約40℃)で原料溶液を167mL/分で送液した。次いで設定値40℃(実測値約31℃)で色素成分溶液を100mL/分で送液した。送液により原料溶液と色素成分溶液とをホルダ10とホルダ20との内側に導入し、ホルダ10の回転数を400rpmとし、背圧を0.02MPaとして装置を作動させた。
ULREA SS-11を使用して、実施例7を作製した。まず原料溶液として0.1%HPC、0.01%NaCO3を含む水溶液と、色素成分溶液として紅麹色素:エタノールの組成が重量比で0.05:99.95の溶液とを準備した。原料溶液を原料溶液タンクに充填し、原料溶液タンクを0.3MPaに加圧した。その後、設定値40℃(実測値約40℃)で原料溶液を167mL/分で送液した。次いで設定値40℃(実測値約31℃)で色素成分溶液を100mL/分で送液した。送液により原料溶液と色素成分溶液とをホルダ10とホルダ20との内側に導入し、ホルダ10の回転数を1700rpmとし、背圧を0.02MPaとして装置を作動させた。
ULREA SS-11を使用して、以下のように実施例8を作製した。まず原料溶液として0.1%HPC、0.01%NaCO3を含む水溶液と、色素成分溶液として、紅麹色素:エタノールの組成が重量比で0.05:99.95の溶液とを準備した。原料溶液を原料溶液タンクに充填し、原料溶液タンクを0.3MPaに加圧した。その後、設定値40℃(実測値約40℃)で原料溶液を167mL/分で送液した。次いで設定値40℃(実測値約31℃)で色素成分溶液を100mL/分で送液した。送液により原料溶液と色素成分溶液とをホルダ10とホルダ20との内側に導入し、ホルダ10の回転数を2500rpmとし、背圧を0.02MPaとして装置を作動させた。
ULREA SS-11を使用して、実施例9を作製した。まず原料溶液として0.5%HPC、0.01%NaCO3を含む水溶液と、色素成分溶液として紅麹色素:エタノールの組成が重量比で0.05:99.95の溶液とを準備した。原料溶液を原料溶液タンクに充填し、原料溶液タンクを0.3MPaに加圧した。その後、設定値40℃(実測値約40℃)で原料溶液を167mL/分で送液した。次いで設定値40℃(実測値約31℃)で色素成分溶液を100mL/分で送液した。送液により原料溶液と色素成分溶液とをホルダ10とホルダ20との内側に導入し、ホルダ10の回転数を400rpmとし、背圧を0.02MPaとして装置を作動させた。
ULREA SS-11を使用して、実施例10を作製した。まず原料溶液として0.5%HPC、0.01%NaCO3を含む水溶液と、色素成分溶液として、紅麹色素:エタノールの組成が重量比で0.05:99.95の溶液とを準備した。原料溶液を原料溶液タンクに充填し、原料溶液タンクを0.3MPaに加圧した。その後、設定値40℃(実測値約40℃)で原料溶液を167mL/分で送液した。次いで設定値40℃(実測値約31℃)で色素成分溶液を100mL/分で送液した。送液により原料溶液と色素成分溶液とをホルダ10とホルダ20との内側に導入し、ホルダ10の回転数を1700rpmとし、背圧を0.02MPaとして装置を作動させた。
ULREA SS-11を使用して、実施例11を作製した。まず原料溶液として0.5%HPC、0.01%NaCO3を含む水溶液と、色素成分溶液として紅麹色素:エタノールの組成が重量比で0.05:99.95の溶液とを準備した。原料溶液を原料溶液タンクに充填し、原料溶液タンクを0.3MPaに加圧した。その後、設定値40℃(実測値約40℃)で原料溶液を167mL/分で送液した。次いで設定値40℃(実測値約31℃)で色素成分溶液を100mL/分で送液した。送液により原料溶液と色素成分溶液とをホルダ10とホルダ20との内側に導入し、ホルダ10の回転数2500rpmとし、背圧を0.02MPaとして装置を作動させた。
10、20 ホルダ
11、21 処理部
22 接面圧付与部
30、50 導入部
40 流体圧付与部
60 流体圧付与部
70 ケース
100 薄膜回転式分散機
Claims (7)
- 生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に天然物色素成分が封入された、色素組成物であって、
前記天然色素成分は、赤色色素と、黄色色素と、緑色色素とからなる群から一種以上選択され、
前記赤色色素は、紅麹色素と、トマト色素と、トウガラシ色素と、コチニール色素と、ベニバナ赤色素と、クチナシ赤色素と、ビートレッドと、ブドウ果皮色素と、シソ色素と、ヘマトコッカス藻色素とからなる群から一種以上選択される、色素組成物。 - PLGAナノ粒子とHPCナノ粒子ととからなる群から一種以上選択されるナノ粒子中に、前記天然色素成分が封入された、請求項1に記載された色素組成物。
- 食品添加用の、請求項1又は2に記載された色素組成物。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載された色素組成物が添加された食品。
- 生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に、天然色素成分が封入された色素組成物であって、前記天然色素成分は、赤色色素と、黄色色素と、緑色色素とからなる群から一種以上選択され、前記赤色色素は、紅麹色素と、トマト色素と、トウガラシ色素と、コチニール色素と、ベニバナ赤色素と、クチナシ赤色素と、ビートレッドと、ブドウ果皮色素と、シソ色素と、ヘマトコッカス藻色素とからなる群から一種以上選択される、色素組成物を食品に添加する添加工程を含む退色抑制方法。
- 生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される原料を含有する原料溶液と、色素成分を含有する色素成分溶液とを混合する混合工程と、原料溶液と色素成分溶液との混合液から、生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に天然色素成分が封入された色素組成物を析出させる析出工程とを含む色素組成物の製造方法であって、
前記天然色素成分は、赤色色素と、黄色色素と、緑色色素とからなる群から一種以上選択され、
前記赤色色素は、紅麹色素と、トマト色素と、トウガラシ色素と、コチニール色素と、ベニバナ赤色素と、クチナシ赤色素と、ビートレッドと、ブドウ果皮色素と、シソ色素と、ヘマトコッカス藻色素とからなる群から一種以上選択される、
前記製造方法。 - 生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される原料と分散剤とを含有する原料溶液と、色素成分を有機溶媒に溶解させた色素成分溶液とを、互いに対向して配設され、少なくとも一方が他方に対して相対的に回転する処理用面間に導入することにより形成される薄膜流体中で混合する混合工程と、薄膜流体中に、生体内分解性分子と生体適合性分子とからなる群から一種以上選択される分子のナノ粒子中に色素成分が封入された色素組成物を析出させる析出工程とを含む、請求項6に記載された色素組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017008963A JP7042470B2 (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | 色素組成物、食品、退色抑制方法、及び色素組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017008963A JP7042470B2 (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | 色素組成物、食品、退色抑制方法、及び色素組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018115303A JP2018115303A (ja) | 2018-07-26 |
JP7042470B2 true JP7042470B2 (ja) | 2022-03-28 |
Family
ID=62983867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017008963A Active JP7042470B2 (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | 色素組成物、食品、退色抑制方法、及び色素組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7042470B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001513071A (ja) | 1995-07-21 | 2001-08-28 | ブラウン・ユニバーシティ・リサーチ・ファンデーション | 転相現象による微粒子の製法 |
JP2005028559A (ja) | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Shinobu Ito | ナノカプセル |
JP2010189661A (ja) | 2007-07-06 | 2010-09-02 | M Technique Co Ltd | 顔料ナノ粒子の製造方法、及び、インクジェット用インクの製造方法 |
JP2015180719A (ja) | 2014-03-04 | 2015-10-15 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 紅麹色素及び/又は紅麹黄色素を含有する非乳化色素製剤 |
-
2017
- 2017-01-20 JP JP2017008963A patent/JP7042470B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001513071A (ja) | 1995-07-21 | 2001-08-28 | ブラウン・ユニバーシティ・リサーチ・ファンデーション | 転相現象による微粒子の製法 |
JP2005028559A (ja) | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Shinobu Ito | ナノカプセル |
JP2010189661A (ja) | 2007-07-06 | 2010-09-02 | M Technique Co Ltd | 顔料ナノ粒子の製造方法、及び、インクジェット用インクの製造方法 |
JP2015180719A (ja) | 2014-03-04 | 2015-10-15 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 紅麹色素及び/又は紅麹黄色素を含有する非乳化色素製剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018115303A (ja) | 2018-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Zhang et al. | Microencapsulation of anthocyanins extracted from grape skin by emulsification/internal gelation followed by spray/freeze-drying techniques: Characterization, stability and bioaccessibility | |
Qin et al. | Smart packaging films based on starch/polyvinyl alcohol and Lycium ruthenicum anthocyanins-loaded nano-complexes: Functionality, stability and application | |
Yuan et al. | Shellac: A promising natural polymer in the food industry | |
Kumar et al. | Evaluation of chitosan as a wall material for microencapsulation of squalene by spray drying: Characterization and oxidative stability studies | |
Esmaeili et al. | In vitro release and biological activities of Carum copticum essential oil (CEO) loaded chitosan nanoparticles | |
Tan et al. | Combination of copigmentation and encapsulation strategies for the synergistic stabilization of anthocyanins | |
Machado Jr et al. | Encapsulation of astaxanthin from Haematococcus pluvialis in PHBV by means of SEDS technique using supercritical CO2 | |
Ba et al. | Effects of environmental stresses on physiochemical stability of β-carotene in zein-carboxymethyl chitosan-tea polyphenols ternary delivery system | |
Priamo et al. | Precipitation and encapsulation of β-carotene in PHBV using carbon dioxide as anti-solvent | |
CN1625344A (zh) | 多层颜料在食品和药物领域中的用途 | |
Rahnemoon et al. | Nano-encapsulation of pomegranate (Punica granatum L.) peel extract and evaluation of its antimicrobial properties on coated chicken meat | |
EP2983488B1 (fr) | Composition d'enrobage a base d'aliments colorants | |
JP2008063476A (ja) | 水分散性油溶性色素結晶製剤 | |
Yan et al. | Preparation of α-tocopherol-chitosan nanoparticles/chitosan/montmorillonite film and the antioxidant efficiency on sliced dry-cured ham | |
Neves et al. | Development of novel bioactives delivery systems by micro/nanotechnology | |
Norcino et al. | Development of alginate/pectin microcapsules by a dual process combining emulsification and ultrasonic gelation for encapsulation and controlled release of anthocyanins from grapes (Vitis labrusca L.) | |
TW200413524A (en) | Decolorized yeast cell wall fraction, or decolorization acid-treated yeast cell wall fraction | |
More et al. | Development and characterization of taro starch-casein composite bioactive films functionalized by micellar pomegranate peel extract (MPPE) | |
Laureanti et al. | Microencapsulation of bioactive compound extracts using maltodextrin and gum arabic by spray and freeze-drying techniques | |
Zhao et al. | Research progress of starch as microencapsulated wall material | |
Gao et al. | Soy protein/chitosan-based microsphere as stable biocompatible vehicles of oleanolic acid: an emerging alternative enabling the quality maintenance of minimally processed produce | |
Salimbahrami et al. | Synthesis, optimization via response surface methodology, and structural properties of carboxymethylcellulose/curcumin/graphene oxide biocomposite films/coatings for the shelf-life extension of shrimp | |
Pang et al. | The properties of pH-responsive gelatin-based intelligent film as affected by ultrasound power and purple cabbage anthocyanin dose | |
JP7042470B2 (ja) | 色素組成物、食品、退色抑制方法、及び色素組成物の製造方法 | |
He et al. | Improving shikonin solubility and stability by encapsulation in natural surfactant‐coated shikonin nanoparticles |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20170214 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201104 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7042470 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |