JP7041939B2 - 浚渫装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダム湖、河川、海洋、湖沼あるいはプール等の水底に堆積する土砂等を浚渫する浚渫装置に関する。
ダム湖では、ダムの貯水能力の維持等のため、湖底に堆積した土砂の浚渫が必要である。また、ダム式の水力発電設備では、ダムの下流側に配置されている発電所のタービン等への砂の混入を防ぐため、ダムに形成された取水口付近の堆砂が特に問題になる。さらに、河川や港湾、湖沼等では、川底や海底、沼底に堆積した、嫌気性の微生物を含む泥、いわゆるヘドロ等を浚渫する必要がある。またさらに、屋外用のプール等では、夏場の利用シーズン前に底に堆積した土砂や泥、ゴミ等を除去する大掃除が行われる。以下、ダム湖、河川、海洋、湖沼あるいはプール等を、ダム湖等と総称することがあり、ダム湖等の底を水底と称することがある。また、ダム湖等の水底に堆積した土砂や泥等を土砂等と称することがある。
ダム湖等に用いる浚渫装置としては、ノズルから高圧水を噴射させるエジェクタ式のジェットポンプを用いた浚渫装置(例えば特許文献1等参照)や、水位差を利用したサイフォン作用により土砂等を吸い込み、ホース等によって搬送する浚渫装置(例えば特許文献2等)が提案されている。しかしながら、特許文献1記載の浚渫装置では、ノズルから噴射させる高圧水の流速を確保するため、吸込口から吸い込んだ土砂等を搬送する配管の径を大きくすることが難しく、配管が詰まりやすい。また、特許文献2記載の浚渫装置においても、サイフォン作用を十分に発揮させるためには、ホース等の径を絞らざるを得ず、この浚渫装置においてもホース等の詰まりの問題が生じてしまう虞がある。このため、一般的には、グラブバケットを備えた浚渫装置が用いられている(特許文献3等参照)。
特許文献3記載の浚渫装置は、作業船等に設置されたクレーンのブームに吊り下げられたグラブバケットを用いて、水底の土砂等をすくい上げて浚渫するものである。
特開2012-193502号公報 特開2005-036443号公報 特開2016-075056号公報
しかしながら、特許文献3に記載された浚渫装置では、配管等の詰まりといった問題は生じないものの、グラブバケットの取り回しにおいて専門的な操作が必要になる。さらに、グラブバケットですくい上げる際に水底の土砂等が舞い上がって、いわゆる濁りが大量に発生しまう。特に、河川や港湾等においてヘドロを浚渫する場合には、有害物質の周辺水域への拡散といった環境上の問題も生じてしまう虞がある。
本発明は上記事情に鑑み、専門的な操作が不要であり、濁りの発生や配管等の詰まりを抑えることができる浚渫装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の浚渫装置は、下方に向けて開口し水中に配置される吸込口を有した吸込部材と、該吸込口の下方に配置されたスクリーンとを備え、水底に堆積する物体を該吸込口から吸い込んで浚渫する浚渫装置において、
前記スクリーンは、
前記吸込口と鉛直方向に間隔を空けて対向する底板と、
前記吸込口と前記底板との間で側方に開放し目幅より小さい物体が通過する流入部とを有するものであり、
前記吸込口は、前記流入部を通過してきた物体を吸い込むものであり、
前記スクリーンは、前記吸込口の下方領域を中心に放射状に延在する複数のスクリーンバーを有するものであり、
前記流入部は、複数の前記スクリーンバーどうしの間に形成され、前記目幅が内側から外側に向けて大きくなるものであり、
複数の前記スクリーンバーは、延在する方向にスライドし、前記目幅の大きさを変化させるものであることを特徴とする。
ここで、前記吸込部材は、揚砂ポンプ等の水中ポンプであってもよいし、ノズルから高圧水を噴射させるエジェクタ式のジェットポンプであってもよい。また、前記吸込部材は、水位差を利用したサイフォン作用により前記物体を前記吸込口から吸い込むものであってもよい。
さらに、前記水底は、ダム湖や河川、海洋、湖沼等の底であってもよいし、遊泳用の屋外プールや、原子力発電設備の冷却水用のプールの底であってもよい。
また、前記浚渫装置は、前記吸込口が前記水底の所定の位置に固定的に設置されるのものであってもよいし、作業船やクレーン、重機等を用いて、前記水底上を、前記スクリーンとともに該吸込口を移動させるものであってもよい。
本発明の浚渫装置によれば、前記吸込口の下方に配置された前記スクリーンが、該吸込口と鉛直方向に間隔を空けて対向する前記底板を有するものであるため、例えば、水底に堆積した土砂等の上に該底板を載せるように配置することができる。このため、グラブバケットの取り回し等の専門的な操作が不要になるだけにとどまらず、配置する操作も非常に簡単になる。また、前記吸込口は、該吸込口と前記底板との間で側方に開放し目幅より小さい物体が通過する前記流入部を通過してきた物体を吸い込むものであるため、該吸込口に続く配管等の詰まりを効果的に抑えることができる。さらに、側方に開放した前記流入部から流入し前記吸込口に向かう水平方向の流れが生じ、前記スクリーン周りの土砂等が該流入部に流入して該吸込口から吸い込まれる。これにより、前記スクリーン周りの土砂等が除去され、例えば、前記浚渫装置を水平方向に移動させても土砂等が舞い上がりにくく濁りの発生を抑えることができ、さらに前記水底上の移動も容易になる。また、前記浚渫装置を用いる場所、前記吸込部材の性能や堆積する土砂等、或いは前記吸込部材の配管の大きさ等に応じて、前記スクリーンを通過する物体の大きさを調整することができる。
この態様を採用すれば、前記浚渫装置を用いる場所、前記吸込部材の性能や堆積する土砂等、或いは前記吸込部材の配管の大きさ等に応じて、前記スクリーンを通過する物体の大きさを調整することができる。
また、本発明の浚渫装置において、前記吸込部材は、揚砂ポンプであり、
前記揚砂ポンプは、
前記吸込口を有するケーシングと、
前記ケーシング内に収容され鉛直方向の軸を中心に回転するインペラと、
前記吸込口から前記ケーシング内に吸い込んだ物体が外部に向かって搬送される搬送管とを有するものであり、
前記インペラは、前記搬送管と前記吸込口を結ぶ経路の中心線から外れた位置に配置されたものであってもよい。
前記揚砂ポンプが、鉛直方向の軸を中心に回転する前記インペラを有するものであるため、該インペラが回転することによって前記吸込口に向かう鉛直方向の軸を中心にした渦流が生じ、前記水底に堆積した土砂等が、側方に開放した前記流入部から流入しやすくなる。また、前記インペラを、前記経路の中心線から外れた位置に配置すれば、前記吸込口から吸い込まれた物体が該経路を通過する際に、該インペラに接触しにくくなる。
さらに、本発明の浚渫装置において、前記スクリーンの周りに流体を吐出する攪乱ノズルを備えていてもよい。
前記攪乱ノズルから前記スクリーンの周りに水や空気などの流体を吐出させれば、前記水底に堆積する土砂等が攪乱し、側方に開放した前記流入部から流入しやすくなる。
また、本発明の浚渫装置において、前記水底に堆積する物体を前記スクリーンに向けて移送する移送部材を備え、
前記移送部材は、
前記スクリーンに向かって延在したものであって、上端部分が閉塞した空間を形成し、該上端部分より下方に吸引口が設けられた空間形成部材と、
前記スクリーンとは反対側から該スクリーンに向かって前記空間内に流体を吐出する吐出口とを備え、
前記吸引口は、前記水底に堆積した物体を、前記吐出口から流体が吐出されることで前記空間内に吸い込む開口として機能するものであり、
前記空間形成部材は、前記空間内に吸い込まれた物体が、前記吐出口から流体が吐出されることで前記スクリーンに向かって移動する経路として機能するものであってもよい。
ここで、前記移送部材は、前記スクリーンを中心に回動するように移動するものであってもよい。
本発明の浚渫装置は、前記水底に堆積した土砂等を前記スクリーン周りに集める手段を設け、該スクリーン周りに集めた土砂等を前記流入部から流入させ前記吸込口から吸い込む態様としてもよい。
前記移送部材を有する態様を採用すれば、前記吐出口から流体が吐出されることで土砂等が前記吸引口から前記空間内に吸い込まれ、前記空間形成部材を流れて前記スクリーンに向かって移動する。このため、前記水底に堆積した土砂等を、舞い上がりを抑えつつ前記スクリーン周りに集めることができる。
本発明の浚渫装置によれば、専門的な操作が不要であり、濁りや配管等の詰まりを抑えることができる浚渫装置を提供することができる。
本発明の浚渫装置をダム湖に配置した様子を模式的に示す図である。 図1に示す浚渫装置の縦断面図であり、揚砂ポンプの内部構造を模式的に示している。 (A)は、図1及び図2に示すスクリーンの側面図である。(B)は、(A)に示すスクリーンの天板を取り外して内部構造を示す平面図である。 図1に示す浚渫装置によって土砂等を浚渫する様子を模式的に示す図である。 (A)は、図1~図4に示すスクリーンの変形例における図3(A)に対応する図である。(B)は、(A)のA-A線断面図であり、(C)は、(B)のB-B線断面図である。 図5に示す変形例のスクリーンにおいて、流入部の目幅を大きくした状態を示す図である。 図1に示す浚渫装置の第2変形例を示す図である。 図7のC-C線断面図である。 図7に示す移送部材を移動させる様子を示す平面図である。 本発明の浚渫装置を水路式の水力発電設備を備えたダム湖に配置した第2実施形態の様子を模式的に示す図である。 本発明の浚渫装置を河川に配置した第3実施形態の様子を模式的に示す図である。 図11に示す浚渫装置の移動機構を備えた変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。第1の実施形態では、ダム式の水力発電設備を備えたダム湖におけるダムの取水口付近を浚渫する態様を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の浚渫装置をダム湖に配置した様子を模式的に示す図である。なお、図1では、図の右側がダム湖の上流側になり、図の左側がダム湖の下流側になる。
図1に示すように、ダム湖91は、ダム911によって水が堰き止められ、ダム911には取水口911Aが設けられている。前述したように、図1のダム湖91はダム式の水力発電設備を備えており、取水口911Aから取り入れた水は、不図示の水圧管路を流れて発電所のタービンまで送られる。取水口911Aの上流側には、水中に含まれる塵芥(流木やゴミ等)を除去する除塵機912が設けられているが、湖底913には除塵機912を通過した土砂等Sが取水口911A付近にも堆積している。本実施形態の浚渫装置1は、取水口911A付近に堆積した土砂等Sを浚渫し、主として不図示のタービン等への土砂等Sの流入を防止するものである。
図1に示すように、浚渫装置1は、作業船71に吊り下げられた状態で、取水口911A付近に堆積した土砂等S上に配置されている。本実施形態では、吸込部材として揚砂ポンプ2を採用している。作業船71は、昇降機711を有しており、昇降機711から延びたワイヤ712によって浚渫装置1が昇降自在に吊り下げられている。
揚砂ポンプ2は、水とともに吸い込んだ土砂等Sを搬送する搬送管23を有しており、この搬送管23は、ダム湖91の周りに設置された沈砂分離機8に接続している。
図2は、図1に示す浚渫装置1の縦断面図であり、揚砂ポンプの内部構造を模式的に示している。
図2に示すように、浚渫装置1は、揚砂ポンプ2と、スクリーン3とを備えている。揚砂ポンプ2は、モータMが収容されたモータ収容部21と、モータ収容部21の下側に配置されたポンプケーシング22とを有している。モータ収容部21とポンプケーシング22との間はダム湖91の水深を考慮した所定のメカニカルシールが施されている。ポンプケーシング22は、水平方向に指向したポンプ吐出口221を有している。図2では省略しているが、このポンプ吐出口221には、図4に示す、エルボ管231と配管ホース232が接続しており、これらポンプ吐出口221、エルボ管231及び配管ホース232によって搬送管23を構成している。
モータMは不図示の制御部によって駆動制御されている。ポンプケーシング22には、モータMの駆動軸に取り付けられモータMが駆動することで回転するインペラ222が収容されており、インペラ222の下方位置には、下方に向けて開口した吸込口22Aが形成されている。本実施形態の揚砂ポンプ2は、インペラ222が鉛直方向の軸を中心に回転する渦流式のポンプである。本実施形態の揚砂ポンプ2は、インペラ222が平面視時計周りに回転する一般的なポンプを採用している。インペラ222が回転すると、図の螺旋状の矢印で示すように吸込口22Aからポンプケーシング22内に吸い込まれる螺旋状の流れが生じ、図の直線の矢印で示すように、ポンプ吐出口221から排出される。インペラ222は、ポンプ吐出口221と吸込口22Aを結ぶ経路の中心線Rから外れた位置に配置されたものであり、ポンプケーシング22とインペラ222との隙間Cが十分に確保されている。これにより、吸込口22Aから吸い込んだ土砂等Sがインペラ222に接触してしまうことを抑制している。スクリーン3は、吸込口22Aの下方に配置されている。
図3(A)は、図1及び図2に示すスクリーン3の側面図である。
図2及び図3(A)に示すように、スクリーン3は、天板31と、底板32と、これら天板31と底板32との間に配置された複数のスクリーンバー33とを備えている。なお、スクリーン3は、ボルト34によって、ポンプケーシング22の下端部分に設けられた取付部223に固定される(図4参照)。また、複数のスクリーンバー33それぞれは、天板31および底板32と、例えば溶接によって固定され一体的に構成されている。
図3(B)は、同図(A)に示すスクリーン3の天板31を取り外して内部構造を示す平面図である。
図3(B)に示すように、天板31は、中央部分に平面視円形の開口31Aが形成されたドーナツ状の板材である。図2に示すように、開口31Aは、揚砂ポンプ2の吸込口22Aと略同じ大きさに形成されている。
図3(B)に示すように、底板32は、天板31よりも直径が小さい平面視円形の板材であり、図2及び図3(A)に示すように、揚砂ポンプ2の吸込口22A及び天板31の開口31Aと鉛直方向に間隔を空けて対向して配置されている。図3(B)に示すように、複数のスクリーンバー33は、底板32における、天板31の開口31Aと対向する領域を除いて、この領域を中心にして放射状に延在したものである。すなわち、複数のスクリーンバー33は、吸込口22Aの下方領域を中心に放射状に延在したものである。本実施形態では、複数のスクリーンバー33どうしの間にそれぞれ流入部33Aが形成されている。この流入部33Aは、吸込口22Aと底板32との間で側方に開放し、流入部33Aの幅(スクリーンバー33どうしの間隔)が目幅になる。図3(B)において楕円で囲んで拡大して示すように、流入部33Aの目幅は、内側の目幅D1から外側の目幅D2に向けて大きくなるように設定されている。
図3(B)では、図2に示すインペラ222の回転方向(平面視時計回りの方向)を円弧状の矢印で示している。図2に示すモータMを駆動させインペラ222が回転すると、図2において螺旋状の矢印で示すように吸込口22Aからポンプケーシング22内に向かう螺旋状の流れが生じる。これに伴い、図2及び図3(B)において点線の矢印で示すように、スクリーン3の周囲から流入部33Aに入り込む流れが生じる。
また、図3(A)及び同図(B)に示すように、本実施形態では、天板31に攪乱ノズル35が一対設けられている。なお、図3(B)では、底板32及びスクリーンバー33に対する攪乱ノズル35の位置を一点鎖線で示している。この攪乱ノズル35は、不図示の供給管が接続され、この供給管から供給された水を噴射するものである。本実施形態の一対の攪乱ノズル35は、一点鎖線で示す噴射する水が、やや下向きであって、インペラ222の回転方向(本実施形態では平面視時計回り)に回転する仮想円に順方向に接近するように配置されている。
次いで、浚渫装置1を用いた浚渫作業の一例を説明する。始めに、図1に示す作業船71を取水口911A近傍の所定の位置に移動させ、昇降機711を操作して、図1に示すように浚渫装置1を土砂等S上に配置する。
図4は、図1に示す浚渫装置1によって土砂等Sを浚渫する様子を模式的に示す図である。
浚渫装置1は、スクリーン3が底板32を備えているため、図4に示すように、底板32が土砂等S上に載るように浚渫装置1を配置すればよい。なお、土砂等Sと底板32との間に若干間隔を空けて浚渫装置1を吊り下げてもよい。
次いで、モータMを駆動しインペラ222を回転させるとともに、攪乱ノズル35から水を噴射させる。攪乱ノズル35から水を噴射させると、スクリーン3の周囲の土砂等Sが攪乱されて舞い上がる。そして、図2等を用いて前述したように、インペラ222の回転により吸込口22Aからポンプケーシング22内に吸い込まれる螺旋状の流れが生じ、これに伴い、図2、図3(B)及び図4において点線の矢印で示すように、スクリーン3の周囲から流入部33Aに入り込む流れが生じる。この結果、スクリーン3の周囲の土砂等Sが、流入部33Aにスムーズに入り込み、流入部33Aを通過した後、吸込口22Aからポンプケーシング22内に水とともに吸い込まれる。これにより、濁りを抑えて土砂等Sを吸い込むことができる。さらに、前述したように、一対の攪乱ノズル35は、やや下向きであって、インペラ222の回転方向に回転する仮想円に順方向に接近するように水を噴射させるため、舞い上がった土砂等Sが、流入部33Aに円滑に入り込みやすく、濁りをより抑えることができる。これらにより、図4に示すように、スクリーン3周りの土砂等Sが除去される。
ポンプケーシング22内に水とともに吸い込まれた土砂等Sは、搬送管23を流れて沈砂分離機8まで搬送される。スクリーン3の目幅より大きい物体は、流入部33Aを通過できずスクリーン3に捕獲されるため、ポンプケーシング22や搬送管23の詰まりを防止することができる。
図1に示すように、搬送管23を流れて沈砂分離機8に搬送された土砂等Sを含む水は、沈砂分離機8において、水と土砂等Sとに分離される。分離された水はダム湖91に戻され、分離された土砂等Sは所定の保管場所に運ばれる。なお、ダムによって土砂等Sが堰き止められることによる海岸浸食等の環境の悪化を防ぐため、分離された土砂等Sをダム911の下流側に還元してもよい。
所定箇所の浚渫が完了したら、作業船71を移動させることで浚渫装置1を水平方向に移動させ、他の領域の土砂等Sの浚渫を行う。なお、作業船71を停止させることなく、ゆっくりと移動させながら必要な領域の浚渫作業を実施してもよい。浚渫装置1では、スクリーン3の周囲の土砂等Sを吸い込み、図4に示すようにスクリーン3周りの土砂等Sが除去される。このため、浚渫装置1を水平方向に移動させる際にも、スクリーン3によって土砂等Sを掻き上げてしまうことが少なくなり、また、モータMの駆動を継続することで舞い上がった土砂等Sも流入部33Aに流入して吸込口22Aから吸い込まれる。これによっても濁りの発生が抑えられる。さらに、本実施形態では、天板31を底板32よりも大きく形成し、天板31の外周部分が流入部33Aよりも外側に張り出している。このため、土砂等Sが、天板31よりも上方に舞い上がりにくく、濁りの発生がより抑えられる。
前述したように、浚渫装置1を用いた浚渫作業では、底板32が土砂等S上に載るように浚渫装置1を配置した後、モータMを駆動させるとともに攪乱ノズル35から水を噴射させ、必要に応じて作業船71を移動させればよい。このため、グラブバケットの取り回し等の専門的な操作が不要になるだけにとどまらず、非常に簡単な操作で浚渫作業を行うことができる。
次に、図1~図4に示すスクリーンの変形例について説明する。以下に説明する変形例、及びその後に説明する他の実施形態においては、図1~図4に示す第1実施形態との相違点を中心に説明し、図1~図4に示す第1実施形態における構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号を付して説明し、重複する説明は省略することがある。
図5(A)は、図1~図4に示すスクリーンの変形例における図3(A)に対応する図である。図5(B)は、同図(A)のA-A線断面図であり、同図(C)は、同図(B)のB-B線断面図である。なお、図5(C)では、底板32の中央部分を省略し、拡大して示している。
図5(A)に示すように、本変形例のスクリーン3は、底板32が、天板31と略同じ直径に形成されている。また、天板31、底板32および複数のスクリーンバー33は、溶接で固定されておらず、天板31と底板32との間に複数のスクリーンバー33を挟んだ状態でボルト34によって一体化されている。
図5(B)及び同図(C)に示すように、底板32の上面には、複数のスクリーンバー33の下端部分がそれぞれ挿入されたスライド溝321が放射方向に延在して形成されている。このスライド溝321は、スクリーンバー33の放射方向の長さよりも長く形成されている。図示は省略するが、天板31の下面には、底板32のスライド溝321に対応したスライド溝が形成され、複数のスクリーンバー33の上端部分がそれぞれ挿入されている。
図5に示すスクリーン3では、複数のスクリーンバー33それぞれをスライド溝321の最も内側に位置させ、複数のスクリーンバー33の外側にリング状の外側リング36を配置している。この外側リング36は、第2ボルト37によって底板32に固定されている。これにより、複数のスクリーンバー33それぞれは、スライド溝321の最も内側に位置する状態で位置決めされる。この図5の状態では、流入部33Aの内側の目幅D1も外側の目幅D2も最も小さくなる。
図6は、図5に示す変形例のスクリーン3において、流入部33Aの目幅を大きくした状態を示す図である。図6(A)は図5(B)に対応する図であり、図6(B)は図5(C)に対応する図である。
図6(A)及び同図(B)に示すように、スクリーン3は、複数のスクリーンバー33それぞれがスライド溝321の最も外側に位置しており、複数のスクリーンバー33の内側にリング状の内側リング38を配置している。この内側リング38は、第2ボルト37によって底板32に固定されている。これにより、複数のスクリーンバー33それぞれは、スライド溝321の最も外側に位置する状態で位置決めされる。この図6の状態では、流入部33Aの内側の目幅D1も外側の目幅D2も最も大きくなる。
本変形例のように、複数のスクリーンバー33を放射方向にスライド可能な態様を採用すれば、流入部33Aの内側の目幅D1及び外側の目幅D2の大きさを変化させることができる。これにより、流入部33Aに流入する物体の大きさや、流入部33Aを通過し、吸込口(図2等参照)に吸い込まれる物体の大きさを調整することができる。なお、スライド溝321を底板32の外周付近まで形成し、流入部33Aの内側の目幅D1及び外側の目幅D2の変化量を大きくしてもよい。また、幅が小さい外側リング36と径の小さい内側リング38を用いることで、スライド溝321の放射方向における中間位置に複数のスクリーンバー33を位置決めすることも可能である。
図7は、図1に示す浚渫装置1の第2変形例を示す図である。この第2変形例では、主として移送部材4を備えている点が、図1に示す浚渫装置1と相違する。
図7に示すように、第2変形例では、浚渫装置1がクレーン72によって吊り下げられ、取水口911A付近に堆積した土砂等S上に配置されている。移送部材4は、浚渫装置1のスクリーン3に向かって水平方向に延在した空間形成部材41と、この空間形成部材41における、スクリーン3とは反対側の端部から先端部分が挿入されたノズル42と、このノズル42に水を供給する供給管43とを備えている。なお、供給管43は、水を供給する不図示のポンプに接続されている。また、移送部材4は、空間形成部材41とノズル42がワイヤ712によって作業船71によって吊り下げられ、昇降機711によって昇降自在に支持されている。
図8は、図7のC-C線断面図である。
空間形成部材41は、下端部分より上の部分が閉塞した空間Pを形成するものであり、下方に向かって開口した吸引口41Aを有している。ノズル42は、その先端に吐出口42Aを備えたものであり、本変形例のノズル42は、丸パイプを扁平状につぶして形成したものである。
供給管43から供給された水が吐出口42Aから吐出されると、空間形成部材41の内と外とで圧力差が生じ、堆積した土砂等Sは、図8に示す曲線の矢印で示すように、吸引口41Aから空間P内に吸い込まれる。さらに、その空間形成部材41の空間P内では、吸い込まれた土砂等Sが、吐出口42Aから吐出された水の流れによってスクリーン3に向かって移動する。空間P内を移動する土砂等Sは、圧力差が生じている部分では、空間形成部材41の外に出にくく、土砂等Sの舞い上がりが抑えられる。したがって、土砂等Sの舞い上がりによる濁りを抑えながら土砂等Sを移送し、スクリーン3周りに土砂等Sを集めることができる。
図9は、図7に示す移送部材4を移動させる様子を示す平面図である。
図7に示す作業船71を移動させ、或いは昇降機711を操作することで、図9に示すように、浚渫装置1のスクリーン3を中心に回動するように移送部材4を移動させる。これにより、広い範囲の土砂等Sをスクリーン3周りに集め、浚渫装置1によって浚渫することができる。なお、本変形例では、揚砂ポンプ2及びスクリーン3を所定の位置に固定的に設置してもよいし、移送部材4とともに、前述した第1の実施形態と同様にして揚砂ポンプ2及びスクリーン3を移動させてもよい。また、図7に示す昇降機711によって、空間形成部材41の吸引口41Aが、堆積する土砂等Sよりも若干高い位置となるように空間形成部材41の位置を調整すれば、移送部材4を移動させる際の土砂等Sの舞い上がりをより抑えることができる。
次いで、他の実施形態について説明する。
図10は、本発明の浚渫装置を水路式の水力発電設備を備えたダム湖に配置した第2実施形態の様子を模式的に示す図である。
第2実施形態のダム湖92は、水路式の水力発電設備を備えており、不図示のダムの上流側には、図10に示すように、取水路922が設けられ、この取水路922の入り口には取水路用取水口921が形成されている。図10では白抜きの矢印で示すように、取水路用取水口921から流入した水が取水路用除塵機924を通過して取水路922を右側に向かって流れ、不図示の沈砂池等を通過して発電所に供給される。
本実施形態の浚渫装置1は、取水路用取水口921の近傍に配置され、取水路922の水底923における、取水路用除塵機924よりも上流側に堆積した土砂等Sを浚渫する。また、図10において一点鎖線で示すように、浚渫装置1を取水路用除塵機924よりも下流側に配置して、取水路用除塵機924よりも下流側に堆積した土砂等Sを浚渫する態様としてもよい。なお、取水路用除塵機924よりも下流側に配置する態様では、前述した移送部材4を備え、浚渫装置1が重機73によって支持される例を示している。
図11は、本発明の浚渫装置を河川に配置した第3実施形態の様子を模式的に示す図である。河川では、川底に堆積した土砂等を浚渫し、水を安全に流す必要がある。また、土砂等が悪臭を発するヘドロを含む場合もあり、定期的な浚渫が必要になる。
図11に示すように、第3実施形態の浚渫装置1は、高水敷931に配置された重機73によって、河川93の川底933に堆積した土砂等S上に配置されている。なお、河川93の形態や水位によっては、重機73を、堤防や低水敷等に配置してもよい。図11では、右側が上流側になり、白抜きの矢印で示すように水は右側から左側に向かって流れている。
河川93では、水位が低い場合が有り、下流側には水を堰き止めて水位を上昇させる可倒堰5が設けられている。本実施形態では、可倒堰5として、空気や水で袋体を膨脹、起立させるゴム堰を採用している。なお、水を堰き止める手段は可倒堰5に限定されるものではなく、止水板を設けてもよいし、土嚢等を積んで水を堰き止めてもよい。
第3実施形態の浚渫装置1を用いた浚渫作業の一例としては、図11において一点鎖線で示すように、水位WLが低い場合には可倒堰5を起立させ水を堰き止めることによって水位WLを所定水位まで上昇させる。次いで、モータM(図2参照)を駆動させるとともに、攪乱ノズル35(図3及び図4参照)から水を噴射させる。浚渫装置1を用いて浚渫作業を行う際の水位としては、少なくともインペラ222(図2参照)が水没する水位にする必要があり、モータMの冷却の点からモータ収容部21の全部又は一部が水没する程度の水位とすることがより好ましい。また、攪乱ノズル35から噴射させる水は、例えば、浚渫装置1よりも上流側の河川の水を利用することができる。なお、浚渫した土砂等Sは、ヘドロを除去する処理等を施した後、河川93の下流に還元してもよい。
河川93によっては、高水敷931等に配置された重機73から浚渫装置1を土砂等S上に配置したり移動させたりする操作が難しい場合がある。また、重機73を河川93内に降ろすには、専用の大型のクレーンが必要になるなど、作業コストが増大してしまう虞がある。
図12は、図11に示す浚渫装置の移動機構を備えた変形例を示す図である。なお、図12では、川幅方向に断面した様子を示しており、紙面と直行する方向が河川の流水方向になる。
図12(A)は、第1移動機構61を備えた第1変形例を示している。第1移動機構61は、両岸の高水敷931にそれぞれ配置された、伸縮自在なシリンダ611、プーリ612およびレール613と、一対のプーリ612に巻き掛けられたベルト614と、ベルト614から垂下し浚渫装置1を吊り下げるワイヤ615とを備えている。一対のレール613それぞれは、河川93の流水方向に延在して配置され、シリンダ611は、レール613にスライド自在に支持されている。
第1移動機構61は、一対のプーリ612を回転させベルト614を駆動させることにより、浚渫装置1を川幅方向に移動させることができる。また、シリンダ611をレール613に沿ってスライドさせることで、浚渫装置1を流下方向にも移動させることができる。さらに、シリンダ611を伸縮させることで浚渫装置1の深さ位置も調整することができる。
図12(B)は、構成を簡略化した第2移動機構62を備えた第2変形例を示している。第2移動機構62は、両岸の高水敷931に掛け渡された支持ロッド621と、この支持ロッド621に巻き掛けられ、浚渫装置1を吊り下げる第2ワイヤ622とを備えている。
第2移動機構62は、第2ワイヤ622あるいは浚渫装置1自体に取り付けられた不図示のロープ等を引っ張ることにより浚渫装置1を川幅方向に移動させることができる。また、支持ロッド621を流下方向に移動させることで、浚渫装置1も流下方向に移動させることができる。なお、浚渫装置1の深さ位置を変えるには、第2ワイヤ622の長さを調整すればよい。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。前述の実施形態では、吸込部材として揚砂ポンプ2を用いているが、吸込部材は特に限定されるものではない。例えば、ノズルから高圧水を噴射させて吸込口22Aから土砂等Sを吸い込むエジェクタ式のジェットポンプや、水位差を利用したサイフォン作用により土砂等Sを吸込口22Aから吸い込む吸込部材を採用してもよい。
また、前述の実施形態では、攪乱ノズル35をスクリーン3の天板31に取り付けているが、攪乱ノズル35の位置は限定されるものではない。例えば、攪乱ノズル35を、スクリーン3の底板32に取り付けてもよいし、スクリーン3周りのスクリーン3とはやや離れた位置に設けてもよい。なお、攪乱ノズル35から噴射させる流体は、水に限らず空気等の気体でもよい。
さらに、前述の実施形態では、ダム式の水力発電設備を備えたダム湖91や、水路式の水力発電設備を備えたダム湖92に浚渫装置1を設けた例を説明しているが、本発明の浚渫装置1は、ダム水路式の水力発電設備を備えたダム湖にも適用することができる。この場合には、ダムの取水口付近と取水路とにそれぞれ浚渫装置1を配置すればよい。
また、本発明の浚渫装置1は、海洋、特に、港湾の海底に堆積した土砂等や、原子力発電設備の冷却水を取り込む取水設備の周囲に堆積した土砂等の浚渫にも利用することができる。さらに、本発明の浚渫装置1は、屋外の遊泳用のプールの底や、原子力発電設備の冷却水を貯めるプールの底等に堆積した土砂等の除去にも利用できるものである。
またさらに、前述の実施形態では、作業船71、クレーン72或いは重機73等によって、浚渫装置1を吊り上げる態様を例にして説明したが、小型無人機(ドローン)を用いて、浚渫装置1を吊り上げ、また移動させる態様を採用してもよい。
なお、以上説明したいずれかの実施形態やいずれかの変形例にのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を、他の実施形態や他の変形例に適用してもよい。
また、これまで説明した浚渫装置は、
下方に向けて開口し水中に配置される吸込口を有した吸込部材と、該吸込口の下方に配置されたスクリーンとを備え、水底に堆積する物体を該吸込口から吸い込んで浚渫する浚渫装置において、
前記スクリーンは、
前記吸込口と鉛直方向に間隔を空けて対向する底板と、
前記吸込口と前記底板との間で側方に開放し目幅より小さい物体が通過する流入部とを有するものであり、
前記吸込口は、前記流入部を通過してきた物体を吸い込むものであることを特徴としてもよい。
1 浚渫装置
2 揚砂ポンプ
21 モータ収容部
22 ポンプケーシング
22A 吸込口
3 スクリーン
31 天板
32 底板
33 スクリーンバー
33A 流入部
35 攪乱ノズル
4 移送部材
41 空間形成部材
41A 吸引口
42 ノズル
42A 吐出口
91,92 ダム湖
911A 取水口
913 湖底
921 取水路用取水口
923 水底
93 河川
933 川底

Claims (4)

  1. 下方に向けて開口し水中に配置される吸込口を有した吸込部材と、該吸込口の下方に配置されたスクリーンとを備え、水底に堆積する物体を該吸込口から吸い込んで浚渫する浚渫装置において、
    前記スクリーンは、
    前記吸込口と鉛直方向に間隔を空けて対向する底板と、
    前記吸込口と前記底板との間で側方に開放し目幅より小さい物体が通過する流入部とを有するものであり、
    前記吸込口は、前記流入部を通過してきた物体を吸い込むものであり、
    前記スクリーンは、前記吸込口の下方領域を中心に放射状に延在する複数のスクリーンバーを有するものであり、
    前記流入部は、複数の前記スクリーンバーどうしの間に形成され、前記目幅が内側から外側に向けて大きくなるものであり、
    複数の前記スクリーンバーは、延在する方向にスライドし、前記目幅の大きさを変化させるものであることを特徴とする浚渫装置。
  2. 前記吸込部材は、揚砂ポンプであり、
    前記揚砂ポンプは、
    前記吸込口を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に収容され鉛直方向の軸を中心に回転するインペラと、
    前記吸込口から前記ケーシング内に吸い込んだ物体が外部に向かって搬送される搬送管とを有するものであり、
    前記インペラは、前記搬送管と前記吸込口を結ぶ経路の中心線から外れた位置に配置されたものであることを特徴とする請求項1記載の浚渫装置。
  3. 前記スクリーンの周りに流体を吐出する攪乱ノズルを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の浚渫装置。
  4. 前記水底に堆積する物体を前記スクリーンに向けて移送する移送部材を備え、
    前記移送部材は、
    前記スクリーンに向かって延在したものであって、上端部分が閉塞した空間を形成し、該上端部分より下方に吸引口が設けられた空間形成部材と、
    前記スクリーンとは反対側から該スクリーンに向かって前記空間内に流体を吐出する吐出口とを備え、
    前記吸引口は、前記水底に堆積した物体を、前記吐出口から流体が吐出されることで前記空間内に吸い込む開口として機能するものであり、
    前記空間形成部材は、前記空間内に吸い込まれた物体が、前記吐出口から流体が吐出されることで前記スクリーンに向かって移動する経路として機能するものであることを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1項記載の浚渫装置。
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