JP7041149B2 - 再生アスファルト評価用サンプルの評価方法、及び再生アスファルト合材の製造方法 - Google Patents

再生アスファルト評価用サンプルの評価方法、及び再生アスファルト合材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、再生アスファルト評価用サンプルの評価方法、及び再生アスファルト合材の製造方法に関する。
従来、アスファルト混合物(アスファルト合材)を用いた道路舗装は、5~10年程度供用され、わだち掘れやひび割れ等の損傷が発生した場合に、修繕が行われる。この際、舗装表面の損傷を受けたアスファルト合材のうち、深さ5cm程度を切削して除去し、別途、新たに製造したアスファルト合材を当該現場に平坦に敷き均す。なお、アスファルト合材は、所定の粒度に調整した骨材(砕石、砂、石粉など)を、所定量のアスファルトと混合したものである。ここで、骨材の粒度及びアスファルトの量は、舗装設計施工指針(平成18年版)((公社)日本道路協会)の付表-8.1.7に示される。
ここで、道路舗装の修繕の際に除去されたアスファルト混合物(供用後のアスファルト合材)は、廃棄されることなく、所定の手順を経て、再生アスファルト混合物(再生アスファルト合材)として形成され、道路舗装用資材として再利用されている。この供用後のアスファルト合材(再生骨材)の再利用(舗装再生)においては、再生骨材に含まれる、劣化したアスファルトの性状回復のため、軟質な再生添加剤等を添加する事と定められている。その手順は、例えば舗装再生便覧(平成22年版)((公社)日本道路協会)の、「2-5 再生舗装用の材料の配合設計」に記載されている。
近年の道路舗装分野において、新たに道路を開通させて新規に舗装を構築することに比べ、現存する道路を適切に維持、修繕することが求められている。この場合、資源の有効利用の観点、及び建設リサイクル法を鑑み、再生アスファルト合材の使用が推奨されている。このため、今後の道路舗装分野においては、再生アスファルト合材の性状の向上が期待されている。
再生アスファルト合材を製造する際、再生骨材に含まれ、劣化し硬化したアスファルト(旧アスファルト)の性状を、新規のアスファルト(新規アスファルト)と同等の性状とするため、軟化剤と呼ばれる舗装再生用の再生添加剤を使用する(例えば特許文献1)。また場合により、新規アスファルトを添加することもある。ここで、上述した性能としては、JIS K 2207に示される針入度(粘度に類する物理性状)を、同等とすることが定められている。すなわち、アスファルト合材の配合設計(骨材の組み合わせを決定し、所定の粒度とすること、及び適切なアスファルト量を見出すこと)においては、旧アスファルトと再生添加剤との混合物の針入度を、新規アスファルトの針入度と同等とすることが求められている。
特開2013-155345号公報
しかしながら、上述した針入度を満たす配合設計に基づいて製造した再生アスファルト合材は、すべて新規の材料(骨材及びアスファルト)を用いて製造した新規アスファルト合材に比べ、舗装後における耐わだちぼれ性能は優れるが、耐ひび割れ性能が劣る場合がある。
また、再生アスファルト合材に用いられる再生添加剤の銘柄、すなわち内容物の違いにより、耐わだちぼれ性能が異なることが確認されている。この性能の差異は、旧アスファルトと、再生添加剤との組み合わせが一要因として挙げられる。これに対し、再生添加剤の粘度等の物理性状に関する規定は、上述した舗装再生便覧になされているが、化学性状に関する規定は、引火点以外定められていない。すなわち、旧アスファルトと、再生添加剤とを混合して形成される再生アスファルトに対し、定量的な評価方法が確立されておらず、再生アスファルトを含む再生アスファルト合材における品質のバラつきを抑制できていない。このような事情により、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材を形成できる評価方法、及び再生アスファルト合材の製造方法が求められている。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材を形成できる再生アスファルト評価用サンプルの評価方法、及び再生アスファルト合材の製造方法を提供することにある。
請求項1記載の再生アスファルト評価用サンプルの評価方法は、上述した課題を解決するために、再生骨材に含まれる旧アスファルトと、舗装再生用の再生添加剤とを混合して再生アスファルト評価用サンプルを形成し、前記再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの含有量を測定し、前記測定の結果に基づき、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせの良否を評価することを特徴とする。
請求項2記載の再生アスファルト評価用サンプルの評価方法は、請求項1の発明において、前記スラッジの含有量が2.00重量%以下の場合に、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせが良いと評価することを特徴とする。
請求項3記載の再生アスファルト評価用サンプルの評価方法は、請求項2の発明において、前記スラッジの含有量は、前記再生アスファルト評価用サンプルをフィルタにより濾過した結果に基づき測定することを特徴とする。
請求項4記載の再生アスファルト合材の製造方法は、上述した課題を解決するために、再生骨材に含まれる旧アスファルトの一部と、舗装再生用の再生添加剤とを混合して再生アスファルト評価用サンプルを形成し、前記再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの含有量を測定し、前記測定の結果に基づき、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせの良否を評価し、前記評価の結果に基づき、前記再生骨材に含まれる骨材と、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤とを混合することを特徴とする。
請求項5記載の再生アスファルト合材の製造方法は、請求項4記載の発明において、前記スラッジの含有量が2.00重量%以下の場合に、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせが良いと評価することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明を適用した再生アスファルト評価用サンプルの評価方法は、スラッジの含有量を測定した結果に基づき、旧アスファルトと、再生添加剤との組み合わせの良否を評価する。このため、旧アスファルトと、再生添加剤との混合物からなる再生アスファルト評価用サンプルのスラッジの含有量によって、組み合わせの良否評価を定量的に実施することができる。これにより、評価に基づいて配合設計され、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材を形成することが可能となる。
また、上述した構成からなる本発明を適用した再生アスファルト合材の製造方法は、スラッジの含有量を測定した結果に基づき、旧アスファルトと、再生添加剤との組み合わせの良否を評価し、評価に基づき、骨材と、旧アスファルトと、再生添加剤とを混合する。すなわち、組み合わせの良否評価に基づいて再生アスファルト合材を製造することができる。このため、再生アスファルト合材を製造する前に、組み合わせの良否評価を実施することができる。これにより、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材を容易に形成することが可能となる。また、作業時間の短縮や、作業コスト及び再生アスファルト合材の材料コストの削減を図ることが可能となる。
図1(a)は、本実施形態における再生骨材の一例を示す模式断面図であり、図1(b)は、本実施形態における再生骨材及び再生添加剤の一例を示す模式断面図であり、図1(c)は、本実施形態における再生アスファルト合材の一例を示す模式断面図である。 図2(a)及び図2(b)は、再生アスファルト評価用サンプルの光学顕微鏡画像、及び再生アスファルト評価用サンプルの濾過後におけるフィルタ上の堆積物の画像である。 図3は、本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態における再生アスファルト合材の製造方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、濾過方法に用いられる濾過器を示す模式図である。 図6は、模擬サイロ貯蔵試験に用いられる模擬サイロ器を示す模式図である。 図7(a)は、圧裂試験に用いられる圧裂試験機を示す模式図であり、図7(b)は、圧裂仕事量の導出方法を示すグラフである。 図8は、本実施例における圧裂試験を実施した結果を示すグラフである。
(再生アスファルト評価用サンプルの評価方法)
以下、本発明を適用した再生アスファルト評価用サンプルの評価方法の実施形態の一例について、詳細に説明する。
本発明者は、再生骨材に含まれる旧アスファルトと、舗装再生用の再生添加剤とを混合して再生アスファルト評価用サンプルを形成した状態、すなわち旧アスファルトと再生添加剤との相互作用に着目し、組み合わせの良否を評価する方法を見出した。本発明者は、異なる種類の旧アスファルト及び再生添加剤の組み合わせを混合した複数の再生アスファルト評価用サンプルを形成し、各再生アスファルト評価用サンプルの混合状態を確認した結果、均一な混合状態を示す組み合わせと、不均一な混合状態を示してスラッジを生成する組み合わせとがあることを確認した。また、再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの量に応じて、圧裂仕事量の差が表れることを確認した。このため、再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの量に基づき、旧アスファルトと再生添加剤との組み合わせの良否を評価できる再生アスファルト評価用サンプルの評価方法を見出した。これにより、評価に基づいて配合設計され、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材を形成することを可能とした。
以下、本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法に用いる材料について説明する。図1(a)は、再生骨材1を示す模式断面図であり、図1(b)は、舗装再生用の再生添加剤21を示す模式断面図であり、図1(c)は、再生アスファルト合材2を示す模式断面図である。
図1(a)に示すように、再生骨材1は、骨材11と、旧アスファルト12とを含む。再生骨材1は、供用後のものであり、道路舗装の修繕の際に除去されたものである。再生骨材1は、主に屋外において供用されるため、水、紫外線、酸素等に晒される。これにより、旧アスファルト12は、新規アスファルト(製油所で製造されたストレートアスファルト等)に比べて、硬くなったり脆くなったりする傾向を示す。
このため、再生骨材1を再利用する際、図1(b)に示すように、再生添加剤21を添加する。再生添加剤21と旧アスファルト12とを混合することで、図1(c)に示すように、再生アスファルト22を形成する。これにより、再生アスファルト22と骨材11とを含む再生アスファルト合材2が形成される。なお、必要に応じて新規アスファルトを混合してもよい。
再生添加剤21は、例えば溶剤抽出油、及び潤滑油基油等、新規アスファルトに比べて粘度の低い炭化水素を少なくとも何れかを含む。再生添加剤21は、例えば炭素数3~22である飽和脂肪酸若しくは不飽和脂肪酸、又はこれらの混合物若しくは2量体等を含有してもよいほか、例えばポリマー等を含んでもよい。
溶剤抽出油は、芳香族分を多く含み、主に劣化した旧アスファルト12の芳香族分を補うために添加され、軟化剤として作用する成分である。溶剤抽出油は、原油から潤滑油を製造する際の溶剤抽出過程で生成される抽出油であり、芳香族分及びナフテン分に富んだ油状物質である(「石油製品のできるまで」,図6-1“一般的な潤滑油製造工程”,石油連盟発行,昭和46年11月,p.99、及び「新石油辞典」,石油学会編,1982年,p.304参照)。
潤滑油基油は、主に供用により硬化した旧アスファルト12を軟化させるために添加される。潤滑油基油の生成方法として、例えば、プロパン脱れき法を用いて減圧蒸留残油から脱れき油を抽出し、溶剤抽出法を用いて脱れき油から精製油を抽出し、溶剤脱ろう法を用いて精製油から脱ろう油を抽出し、水素化精製法を用いて脱ろう油から潤滑油基油を生成する方法が用いられる。
新規アスファルトは、再生合材中のアスファルト量の調整を目的に添加することとされる。新規アスファルトとして、例えば、ストレートアスファルト(JIS K 2207 参照)、ブローンアスファルト(JIS K 2207 参照)セミブローンアスファルト(「アスファルト舗装要綱」,公益社団法人日本道路協会発行,平成9年1月13日,p.51,表-3.3.4 参照)、溶剤脱れきアスファルト(「新石油辞典」,公益社団法人石油学会編,1982年,p.308 参照)、ポリマー改質アスファルト(舗装設計施工指針(平成18年版)、公益社団法人日本道路協会発行,平成18年2月24日,P.223,付表-8.1.11参照)等のアスファルト又はこれらの混合物が用いられる。
本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法では、上述した再生添加剤21と旧アスファルト12とを混合した再生アスファルト評価用サンプルが用いられる。再生アスファルト評価用サンプルを用いることで、旧アスファルト12と、再生添加剤21とが均一に混合されているか否かを評価することができる。なお、再生アスファルト評価用サンプルは、例えば再生アスファルト22に比べて評価し易い状態で形成される。
図2(a)及び図2(b)は、再生アスファルト評価用サンプルの光学顕微鏡画像、及び再生アスファルト評価用サンプルの濾過後におけるフィルタ上の堆積物の画像である。図2(a)及び図2(b)により観察された再生アスファルト評価用サンプルは、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせが異なる。
再生アスファルト評価用サンプルは、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせによって、スラッジを含む場合がある。図2(a)に示す再生アスファルト評価用サンプルは、旧アスファルト12と、再生添加剤21とが均一に混合しているため、スラッジが殆ど観測されず、濾過後のフィルタ上にも堆積物が確認されない。これに対し、図2(b)に示す再生アスファルト評価用サンプルは、旧アスファルト12と、再生添加剤21とが均一に混合していないため、スラッジ(図の黒い部分)が顕著に観測され、濾過後のフィルタに堆積物が確認される。
発明者は、再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの含有量を測定することで、旧アスファルト12と、再生添加剤21とが均一に混合されているか否かを評価することができることを見出した。
次に、本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法の手順の一例について、詳細に説明する。図3は、本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法の一例を示すフローチャートである。
<再生アスファルト評価用サンプルを形成:ステップS110>
先ず、再生アスファルト評価用サンプルを形成する(ステップS110)。再生アスファルト評価用サンプルは、旧アスファルト12と、再生添加剤21とを混合して形成される。このとき、再生骨材1より舗装調査・試験法便覧G029に従い、旧アスファルト12を抽出回収して使用する。
<スラッジを測定:ステップS120>
次に、再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジを測定する(ステップS120)。
スラッジの含有量は、例えば図2(b)の写真のように、再生アスファルト評価用サンプルをフィルタにより濾過した結果に基づき測定する。このとき、フィルタ上に堆積したスラッジの量を計測することで、スラッジの含有量を定量的に測定できる。
<組み合わせの良否を評価:ステップS130>
次に、スラッジを測定した結果に基づき、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせの良否を評価する(ステップS130)。すなわち、スラッジの測定結果に基づき、旧アスファルト12と、再生添加剤21とが均一に混合されているか否かを判断でき、組み合わせの良否を評価することができる。
例えばスラッジの含有量を測定したとき、スラッジの含有量が少ない場合、含有量が多い場合に比べて、旧アスファルト12と、再生添加剤21とが均一に混合されていると判定でき、組み合わせが良いと評価することができる。ステップS130では、例えばスラッジの含有量が2.00重量%以下の場合に、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせが良いと評価する。
これにより、本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法の手順が終了する。なお、本評価方法では、例えば旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせが異なる複数の再生アスファルト評価用サンプルを形成し、各再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの測定結果に基づいて、相対的に良否を評価してもよい。
本実施形態における再生アスファルト評価用サンプルの評価方法によれば、スラッジの含有量を測定した結果に基づき、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせの良否を評価する。このため、スラッジの含有量によって、組み合わせの良否評価を定量的に実施することができる。これにより、評価に基づいて配合設計され、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材2を形成することが可能となる。
なお、上述した評価の基準は、再生アスファルト合材2を用いる環境に応じて、任意に設定することができる。例えば、スラッジの含有量が2.00重量%以下のほか、1.83重量%以下、又は0.11重量%以下等のときに、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせが良いと評価することで、耐ひび割れ性能が特に優れた再生アスファルト合材2を選択して形成することが可能となる。
(再生アスファルト合材2の製造方法)
次に、本発明を適用した再生アスファルト合材2の製造方法の実施形態の一例について、詳細に説明する。図4は、本実施形態における再生アスファルト合材2の製造方法の一例を示すフローチャートである。なお、ステップS110~ステップS130において、上述した再生アスファルト評価用サンプルの評価方法と同様の内容に関しては、適宜説明を省略する。
ステップS110において、再生アスファルト合材2の製造に用いる予定の旧アスファルト12の一部と、再生添加剤21とを混合して再生アスファルト評価用サンプルが形成される。このため、旧アスファルト12の消費は、少量で済ませることができるため、例えば組み合わせの評価が悪いとき、材料の損失を最小限に抑えることができる。
<評価に基づき混合:ステップS140>
ステップS130において、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせが良いと評価された場合、この評価結果に基づき、骨材11と、旧アスファルト12と、再生添加剤21とを混合する(ステップS140)。なお、例えば旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせが悪いと評価された場合、旧アスファルト12又は再生添加剤21の種類を変更し、ステップS110~ステップS130を再び実施する。ここで、合材中のアスファルト量の調整のために、新規アスファルトを混合してもよい。
これにより、再生アスファルト合材2が形成され、本実施形態における再生アスファルト合材2の製造方法が終了する。
本実施形態における再生アスファルト合材2の製造方法によれば、スラッジの含有量を測定した結果に基づき、旧アスファルト12と、再生添加剤21との組み合わせの良否を評価し、評価に基づき、骨材11と、旧アスファルト12と、再生添加剤21とを混合する。すなわち、組み合わせの良否評価に基づいて再生アスファルト合材2を製造することができる。このため、再生アスファルト合材2を製造する前に、組み合わせの良否評価を実施することができる。これにより、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材2を容易に形成することが可能となる。また、作業時間の短縮や、作業コスト及び再生アスファルト合材2の材料コストの削減を図ることが可能となる。
以下、本発明を適用した再生アスファルト評価用サンプルの評価方法について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。
本実施例において、それぞれ異なる再生添加剤を用いて再生アスファルト評価用サンプル(評価サンプル)を形成し、各評価サンプルに含まれるスラッジの含有量を測定した。その後、各評価サンプルと同様の再生添加剤を用いて再生アスファルト合材のサンプル(合材評価サンプル)を形成し、合材評価サンプルの圧裂試験を実施した。そして、圧裂試験の結果とスラッジの含有量との関連性を確認した。
Figure 0007041149000001
先ず、再生骨材より、舗装調査・試験法便覧G029に従い旧アスファルトを抽出回収し、これと再生添加剤とを混合し、評価サンプルを形成する。評価サンプルは、表1に示す7種類(実施例1~4、比較例1~3)を作成した。各評価サンプルは、それぞれ主成分の異なる再生添加剤を用い、実施例1~4では芳香族系成分が主成分の再生添加剤を用い、比較例1~3では飽和分系成分が主成分の再生添加剤を用いた。再生用添加剤の性状として、動粘度をJIS K2283「原油及び石油製品-動粘度試験方法及び粘度指数算出方法」の条件の下、測定した。また、再生用添加剤の各成分(飽和分、芳香族分、レジン分、及びアスファルテン)の含有量を、JPI-5S-70-10「TLC/FID法によるアスファルト組成分析試験方法」の条件の下、測定した。
各評価サンプルは、旧アスファルトの量と再生添加剤の量との比を重量比で1対9として形成した。各評価サンプルを形成するとき、再生添加剤の温度は常温とし、アスファルト合材の温度は130℃とし、スパチュラで1分間攪拌したあと、130℃で1時間保持した。
次に、濾過方法を用いて各評価サンプルを濾過し、スラッジの含有量を測定した。濾過方法は、ISO10307-2(Petroleum products - Total sediment in residual fuel oils)を参考に実施した。濾過方法では、図5に示す濾過器100を用いた。濾過方法として、濾過器100の漏斗101内にフィルタ102を設置し、評価サンプルを保持する。この状態で評価サンプルを加熱及び減圧器104を介して減圧することで、吸引瓶103にはフィルタ102を通過した評価サンプルの一部が堆積し、フィルタ102上にはスラッジが残る。この方法により、濾過前における評価サンプルの量と、濾過後におけるフィルタ102上に残ったスラッジの量とを用いて、スラッジの含有量を測定した。
本実施例では、フィルタ102として上述の規格に例示されるグラスファイバーフィルタ(目開き1.6μm)を用いた。本実施例では、フィルタ102、漏斗101、及び評価サンプルを130℃で加熱し、減圧器104を用いて吸引瓶103の圧力を約0.05MPaの条件で濾過方法を実施した。
上述した濾過方法を実施した結果を、表1におけるスラッジ量に示す。実施例1~4では、スラッジ量が2.00重量%以下であった。これに対し、比較例1~3では、スラッジ量がそれぞれ2.00重量%を超える値であった。
Figure 0007041149000002
次に、実施例1~4、比較例1~3と同様の再生添加剤を用いて、合材評価サンプルを形成した。合材評価サンプルは、供用後の再生骨材と、再生添加剤と、新規アスファルトとを、表2に示す条件にて混合したあと、模擬サイロ貯蔵試験を経て形成した。模擬サイロ貯蔵試験は、図6に示す模擬サイロ器200を用いて実施した。使用材料のうち、再生骨材は、舗装再生便覧(平成22年版)公益社団法人日本道路協会発行、P.11,表2.3.1に記載のアスファルトコンクリート再生骨材の品質を満足する、旧アスファルトの含有量4.79%、旧アスファルトの針入度20を使用した。再生添加剤は、同じく舗装再生便覧(平成22年版)P.14,表2.3.4に記載の再生用添加剤の標準的性状を満足するものを使用した。新アスファルトは、JIS K 2207に記載のストレートアスファルト60~80の品質を満足する新アスファルトの針入度66、新アスファルトの軟化点47.5℃のものを使用した。模擬サイロ貯蔵試験は、通常アスファルト合材を製造後に一定期間貯蔵される状態を、再現した試験である。この試験を実施することにより、道路舗装されるときの条件に近い合材評価サンプルを形成することができる。
模擬サイロ器200における貯蔵部201は、合材評価サンプルを貯蔵する。貯蔵部201に貯蔵された合材評価サンプルは、支持部及び錘203への載荷重(図6の矢印)を介して封止部202により均一に加圧される。
本実施例では、合材評価サンプル量が4930g、貯蔵温度が160℃、貯蔵時間が6時間、載荷重が60kg、載荷圧力が0.22kg/cm、貯蔵部201の直径が17cmの条件で模擬サイロ貯蔵試験を実施した。
模擬サイロ貯蔵試験後の合材評価サンプルは、「舗装調査・試験法便覧 B001 マーシャル安定度試験方法(日本道路協会)」に準拠してマーシャル供試体を作製した。なお、作製条件は、突き固め温度を120℃として、両面75回突きとした。
次に、上述した各合材評価サンプルのマーシャル供試体に対して圧裂試験を実施した。圧裂試験は、「舗装再生便覧(平成22年度版、付録―2 アスファルトコンクリート再生骨材の圧裂係数の求め方(日本道路協会))」に準拠して実施した。圧裂試験は、図7(a)に示す圧裂試験機300を用いて実施した。圧裂試験では、圧裂試験機300の下支持部301と、上支持部302との間に、円柱状の合材評価サンプル310を挟み、上支持部302側から加圧する(矢印の圧力P)。試験機は、島津製作所製の万能力学試験機AG-5000Dを用い、載荷速度が50mm/分、試験温度が20℃、供試体養生条件が20℃×5時間の条件で実施した。図7(b)に示すように、合材評価サンプル310が破断するときの最大荷重と変位量との積を2で除した値を、圧裂仕事量として導出した。なお、変位量の起点は、測定荷重が147Nとなる点とし、変位量の終点は、最大荷重を示した点とした。
ここで、圧裂仕事量が大きい合材評価サンプル310は、引張応力が加わった際、破壊に至るまでに吸収できる仕事量が大きいと評価できる。ここで、再生アスファルト合材を用いた舗装の課題として、新規アスファルト合材に比べ、耐ひび割れ性能が劣る場合がある。これは、再生アスファルト合材に加わる引っ張り応力に対し、再生アスファルト合材がその応力に抗しきれずに破断することから発生すると考えられる。これにより、圧裂試験において合材評価サンプル310の圧裂仕事量が大きい場合、合材評価サンプル310と等しい条件で製造された再生アスファルト合材は、大きな引っ張り応力に抗することが考えられ、耐ひび割れ性能が優れていると評価できる。
上述した圧裂試験を実施した結果を、表1の圧裂仕事量及び図8に示す。実施例1~4は、いずれも圧裂仕事量が14.0N・m以上であった。これに対し、比較例1~3では、いずれも圧裂仕事量が14.0N・m未満であった。
ここで、参考例1は、新規ストレートアスファルトと、新骨材とを用いた新規アスファルト合材であり、圧裂仕事量が14.0N・mであった。また、参考例2は、実際の供用において耐ひび割れ性能の高い改質アスファルトを用いた新規アスファルト合材であり、圧裂仕事量が19.8N・mであった。参考例1及び参考例2より、圧裂仕事量が大きいほど耐ひび割れ性能が大きいことが分かる。
上記を踏まえ、実施例1~4は、比較例1~3に比べて圧裂仕事量が大きいため、耐ひび割れ性能が優れていると評価できることを確認した。また、実施例1~4は、参考例1の新規ストレートアスファルトを用いた新規アスファルト合材の圧裂仕事量以上(図8の矢印)であり、新規アスファルト合材に比べて耐ひび割れ性能が優れていると評価できることを確認した。
上記より、実施例1~4におけるスラッジの含有量が2.00重量%以下であった。これに対し、比較例1~3におけるスラッジの含有量が2.00重量%を超える値であった。また、実施例1~4における圧裂仕事量は、新規ストレートアスファルトを用いた参考例1、及び比較例1~3における圧裂仕事量以上であることを確認した。これらにより、評価サンプルに含まれるスラッジの量は、評価サンプルに基づく合材評価サンプルにおける圧裂仕事量の大きさと相関があることを確認した。換言すると、再生アスファルトに含まれるスラッジの量が少ない場合、旧アスファルトと、再生添加剤とが均一に混合しており、この再生アスファルトを含む再生アスファルト合材において、耐ひび割れ性能が優れる傾向を示す。
すなわち、本実施例では、スラッジの含有量を測定した結果に基づき、旧アスファルトと、再生添加剤との組み合わせの良否を評価することができることを確認した。このため、スラッジの状態によって、組み合わせの良否評価を定量的に実施することができる。これにより、評価に基づいて配合設計され、新規アスファルト合材と同等以上の品質を有する再生アスファルト合材を形成することが可能となる。
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 :再生骨材
2 :再生アスファルト合材
11 :骨材
12 :旧アスファルト
21 :再生添加剤
22 :再生アスファルト
100 :濾過器
101 :濾過部
102 :フィルタ
103 :受け部
104 :減圧器
200 :模擬サイロ器
201 :貯蔵部
202 :封止部
203 :支持部及び錘
300 :圧裂試験機
301 :下支持部
302 :上支持部
310 :合材評価サンプル

Claims (5)

  1. 再生骨材に含まれる旧アスファルトと、舗装再生用の再生添加剤とを混合して再生アスファルト評価用サンプルを形成し、
    前記再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの含有量を測定し、
    前記測定の結果に基づき、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせの良否を評価すること
    を特徴とする再生アスファルト評価用サンプルの評価方法。
  2. 前記スラッジの含有量が2.00重量%以下の場合に、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせが良いと評価すること
    を特徴とする請求項1記載の再生アスファルト評価用サンプルの評価方法。
  3. 前記スラッジの含有量は、前記再生アスファルト評価用サンプルをフィルタにより濾過した結果に基づき測定すること
    を特徴とする請求項2記載の再生アスファルト評価用サンプルの評価方法。
  4. 再生骨材に含まれる旧アスファルトの一部と、舗装再生用の再生添加剤とを混合して再生アスファルト評価用サンプルを形成し、
    前記再生アスファルト評価用サンプルに含まれるスラッジの含有量を測定し、
    前記測定の結果に基づき、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせの良否を評価し、
    前記評価の結果に基づき、前記再生骨材に含まれる骨材と、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤とを混合すること
    を特徴とする再生アスファルト合材の製造方法。
  5. 前記スラッジの含有量が2.00重量%以下の場合に、前記旧アスファルトと、前記再生添加剤との組み合わせが良いと評価すること
    を特徴とする請求項4記載の再生アスファルト合材の製造方法。
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