JP7040030B2 - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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本発明は、通信システム及び通信方法に関する。
Ethernet(登録商標)を使用した鉄道車両用ネットワークの国際規格としてIEC61375が知られている。IEC61375では、編成又は列車編成(列車に用いられる1両以上の車両を組成した車両群)の内部のネットワークである「編成内ネットワーク」と、編成内ネットワーク同士を接続する「基幹ネットワーク」とがIEC61375-3-4とIEC61375-2-5とにそれぞれ規定されている。
これらの規格では、基幹ネットワークを介して或る編成内ネットワーク上の機器から別の編成内ネットワーク上の機器へデータを送信することを想定したIP(Internet Protocol)アドレスの割り当てや経路探索等が規定されている。
ところで、例えば、地域や国境等を跨ぐ鉄道では、異なる鉄道会社の編成で1つの列車が構成される場合がある。このような場合、或る編成内ネットワーク上の機器は、他の編成内ネットワーク上の機器のIPアドレスを得ることができないことがある。
これに対して、他の編成内ネットワーク上の全ての機器(又は一部の機器)に対してマルチキャストを行うことで、他の編成内ネットワーク上の機器と通信することも考えられる。
特開2012-90369号公報 国際公開第2013/027286号
しかしながら、編成内ネットワーク上の機器ではマルチキャストをサポートしていないものが多い。これは、鉄道車両内に設置される機器は、一般的に、利用可能な記憶領域や計算資源等が限られているためである。
そこで、本発明の実施の形態は、異なる編成内ネットワークの機器間での通信を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムであって、前記機器は、前記基幹ネットワーク上の通信装置に対するディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスと、所定のポート番号とを設定したデータを送信する送信部を有し、前記通信装置は、受信した前記データに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定部と、前記判定部より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記ディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスを、前記通信装置が通信を中継する編成内ネットワーク上の機器に対するディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する変換部と、を有することを特徴とする。
異なる編成内ネットワークの機器間での通信を実現することができる。
本実施形態に係る鉄道車両用ネットワークシステムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るルータのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係る機器のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係るルータの機能構成例を示す図である。 本実施形態に係る機器の機能構成例を示す図である。 送信元の機器の動作例を示すフローチャート(実施例1)である。 送信元の機器と同一編成内にあるルータの動作例を示すフローチャート(実施例1)である。 送信元の機器と異なる編成内にあるルータの動作例を示すフローチャート(実施例1)である。 送信元の機器の動作例を示すフローチャート(実施例2)である。 送信元の機器と同一編成内にあるルータの動作例を示すフローチャート(実施例2)である。 送信元の機器の動作例を示すフローチャート(実施例3)である。 送信元の機器と同一編成内にあるルータの動作例を示すフローチャート(実施例3)である。
以下、本発明の実施の形態(本実施形態)について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、ディレクテッド・ブロードキャストと、ポートフォワーディングとを用いることで、異なる編成内ネットワークの機器間での通信を実現する場合について説明する。
<全体構成例>
まず、本実施形態に係る鉄道車両用ネットワークシステム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る鉄道車両用ネットワークシステム1の全体構成の一例を示す図である。
図1は、一例として、第一編成と第二編成と第三編成との3つの編成で列車が構成されている場合における鉄道車両用ネットワークシステム1を示している。図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1は、編成毎の基幹ネットワークと、編成毎の編成内ネットワークとで構成されている。すなわち、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1は、第一編成の基幹ネットワーク及び編成内ネットワークと、第二編成の基幹ネットワーク及び編成内ネットワークと、第三編成の基幹ネットワーク及び編成内ネットワークとで構成されている。
また、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1では、各編成の基幹ネットワークのネットワークアドレスが「10.128.0.0」、各編成の編成内ネットワークのネットワークアドレスが「192.168.0.0」であるものとする。なお、編成内ネットワークのネットワークアドレスは、各編成で異なっていても良い。
各編成には、ルータ10と、機器20と、HUB30と、HUB40と、連結器50とが含まれる。
ルータ10は、基幹ネットワークと編成内ネットワークとの間のデータ(以降では、「通信データ」と表す。)を中継する通信装置である。ルータ10には、基幹ネットワーク側のIPアドレスと、編成内ネットワーク側のIPアドレスとが割り当てられている。
例えば、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1の第一編成に含まれるルータ10には、基幹ネットワーク側のIPアドレス「10.128.0.101」と、編成内ネットワーク側のIPアドレス「192.168.0.1」とが割り当てられている。
同様に、例えば、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1の第二編成に含まれるルータ10には、基幹ネットワーク側のIPアドレス「10.128.0.102」と、編成内ネットワーク側のIPアドレス「192.168.0.1」とが割り当てられている。
同様に、例えば、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1の第三編成に含まれるルータ10には、基幹ネットワーク側のIPアドレス「10.128.0.103」と、編成内ネットワーク側のIPアドレス「192.168.0.1」とが割り当てられている。
これらのルータ10は、当該ルータ10が含まれる編成の編成内ネットワークにおいてデフォルトゲートウェイに設定されているものとする。
なお、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1では、各編成に1台のルータ10が含まれているが、これに限られない。各編成には、2台以上のルータ10が含まれていても良い。ただし、例えば、或る編成に2台以上のルータ10が含まれる場合であっても、デフォルトゲートウェイとして設定されるルータ10は、これら2台以上のルータ10のうちの1台のルータ10となる。
機器20は、車両の各種機能を実現する種々の機器又は装置である。機器20としては、例えば、ブレーキを制御する制御機器、車両の速度を制御する制御機器、エアコンを制御する制御機器、ドアの開閉を制御する制御機器、液晶パネルの表示を制御する制御機器、補助電源装置、放送装置、行先表示器、制御中央装置等の種々の制御機器が挙げられる。
各機器20には、編成内ネットワークにおけるIPアドレスが割り当てられている。例えば、第一編成の編成内ネットワークには、IPアドレス「10.128.0.11」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.12」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.21」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.22」が割り当てられた機器20とが含まれている。
同様に、例えば、第二編成の編成内ネットワークには、IPアドレス「10.128.0.31」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.32」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.41」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.42」が割り当てられた機器20とが含まれている。
同様に、例えば、第三編成の編成内ネットワークには、IPアドレス「10.128.0.51」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.52」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.61」が割り当てられた機器20と、IPアドレス「192.128.0.62」が割り当てられた機器20とが含まれている。
なお、図1に示す例では、編成内ネットワーク間で同一のIPアドレスが割り当てられている機器20が存在しない場合を示しているが、これに限られず、編成内ネットワーク間で同一のIPアドレスが割り当てられている機器20が存在しても良い。すなわち、少なくとも同一の編成内ネットワーク上に同一のIPアドレスが割り当てられている機器20が存在しなければ良い。
HUB30は、各編成の編成内ネットワーク内で、機器20からの通信データ又は機器20への通信データを中継する装置である。なお、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1では、各編成内ネットワークに1台のHUB30が含まれているが、これに限られない。各編成内ネットワークには、2台以上のHUB30が含まれていても良いし、HUB30が含まれていなくても良い。
HUB40は、各編成の基幹ネットワーク内で、ルータ10からの通信データ又はルータ10への通信データを中継する装置である。なお、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1では、各基幹ネットワークに1台のHUB40が含まれているが、これに限られない。各基幹ネットワークには、2台以上のHUB40が含まれていても良いし、HUB40が含まれていなくても良い。連結器50は、各編成の基幹ネットワーク間を接続する装置である。
なお、図1に示す鉄道車両用ネットワークシステム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、鉄道車両用ネットワークシステム1は、第一編成と第二編成とで構成されていても良いし、4以上の複数の編成で構成されていても良い。
以降では、第一編成に含まれるルータ10と、第二編成に含まれるルータ10と、第三編成に含まれるルータ10とを区別する場合は、それぞれ「ルータ10-1」、「ルータ10-2」、「ルータ10-3」と表すものとする。また、第一編成に含まれる機器20と、第二編成に含まれる機器20と、第三編成に含まれる機器20とを区別する場合は、それぞれ「機器20-1」、「機器20-2」、「機器20-3」と表すものとする。
<ハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係るルータ10及び機器20のハードウェア構成について説明する。
≪ルータ10≫
まず、本実施形態に係るルータ10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るルータ10のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係るルータ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、外部I/F14と、通信I/F15と、補助記憶装置16とを有する。これらの各ハードウェアは、バス17により通信可能に接続されている。
CPU11は、ROM13や補助記憶装置16等からプログラムやデータをRAM12上に読み出し、処理を実行することで、ルータ10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
RAM12は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM13は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。
外部I/F14は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体14a等がある。ルータ10は、外部I/F14を介して、記録媒体14aの読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体14aには、例えば、SDメモリカードやUSBメモリ等がある。
通信I/F15は、他のルータ10や機器20等と通信を行うためのインタフェースである。なお、通信I/F15には、基幹ネットワーク側の通信インタフェースと、編成内ネットワーク側の通信インタフェースとが含まれる。
補助記憶装置16は、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等である。補助記憶装置16に格納されるプログラムやデータには、ルータ10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
本実施形態に係るルータ10は、上記のハードウェア構成を有することにより、後述する各種処理を実現することができる。ただし、ルータ10のハードウェア構成は、図2に示す例に限られない。ルータ10は、例えば、LSI(Large-Scale Integrated Circuit)等により実現されていても良い。
≪機器20≫
次に、本実施形態に係る機器20のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る機器20のハードウェア構成例を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係る機器20は、MPU(Micro Processing Unit)21と、RAM22と、ROM23と、通信I/F24とを有する。これらの各ハードウェアは、バス25により通信可能に接続されている。
MPU21は、ROM23等からプログラムやデータをRAM22上に読み出し、処理を実行することで、機器20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
RAM22は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM23は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。
通信I/F24は、ルータ10や他の機器20等と通信を行うためのインタフェースである。
本実施形態に係る機器20は、上記のハードウェア構成を有することにより、後述する各種処理を実現することができる。
<機能構成例>
次に、本実施形態に係るルータ10及び機器20の機能構成について説明する。
≪ルータ10≫
まず、本実施形態に係るルータ10の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るルータ10の機能構成例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係るルータ10は、第1の通信部101と、ポートフォワーディング部102と、第2の通信部103とを有する。これら各部は、ルータ10にインストールされた1以上のプログラムがCPU11に実行させる処理により実現される。
第1の通信部101は、編成内ネットワーク側からの通信データを受信すると共に、編成内ネットワーク側へ通信データを送信する。
ポートフォワーディング部102は、第1の通信部101又は第2の通信部103が受信した通信データに対してポートフォワーディングを行う。すなわち、ポートフォワーディング部102は、第1の通信部101又は第2の通信部103が受信した通信データに設定されているポート番号が、予め決められた所定のポート番号であるか否かを判定する。そして、ポートフォワーディング部102は、第1の通信部101又は第2の通信部103が受信した通信データに設定されているポート番号が所定のポート番号であると判定した場合、当該通信データに設定されている宛先IPアドレス(送信先IPアドレス)を、ディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する。以降では、所定のポート番号を「ポート番号A」とも表す。
第2の通信部103は、基幹ネットワーク側からの通信データを受信すると共に、基幹ネットワーク側へ通信データを送信する。
≪機器20≫
次に、本実施形態に係る機器20の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態に係る機器20の機能構成例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る機器20は、通信データ作成部201と、通信部202とを有する。これら各部は、機器20にインストールされた1以上のプログラムがMPU21に実行させる処理により実現される。
通信データ作成部201は、他の編成内ネットワークの機器20に送信される通信データを作成する。
通信部202は、通信データ作成部201により作成された通信データを送信すると共に、同一の編成内ネットワークのルータ10から送信された通信データを受信する。
<動作例>
以降では、本実施形態に係る鉄道車両用ネットワークシステム1に含まれるルータ10及び機器20の動作について説明する。以降で説明する各実施例では、一例として、送信元の機器20は第一編成の編成内ネットワーク上の或る機器20-1であり、送信先の機器20は第二編成の編成内ネットワーク上の全ての機器20-2及び第三編成の編成内ネットワーク上の全ての機器20-3であるものとする。
(実施例1)
実施例1では、基幹ネットワークから編成内ネットワークに中継される通信データに対してポートフォワーディングを行うことで、第一編成の編成内ネットワーク上の機器20が、第二編成及び第三編成の編成内ネットワーク上の機器20と通信する場合について説明する。
まず、送信元の機器20-1の動作例について、図6を参照しながら説明する。図6は、送信元の機器20-1の動作例を示すフローチャート(実施例1)である。
通信データ作成部201は、ポート番号Aと、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスとを宛先ポート番号と宛先IPアドレスとにそれぞれ設定した通信データを作成する(ステップS101)。
より具体的には、通信データ作成部201は、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスを、IPヘッダの宛先IPアドレスに設定すると共に、ポート番号Aを、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダの宛先ポート番号に設定した通信データを作成する。ここで、例えば、基幹ネットワークのネットワークアドレスが「10.128.0.0」である場合、この基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスは、「10.128.255.255」である。
なお、上記のステップS101は、例えば、機器20-1と、他の編成内ネットワーク上の機器20との間での通信が必要となった場合に実行される。このような場合とは、機器20の種類等によって異なるが、例えば、エアコンの制御が必要となった場合、ドアの開閉が必要となった場合、他の編成と連結したことにより種々の制御が必要となった場合等が挙げられる。
また、上記のステップS101で作成される通信データには、例えば、送信先の機器20に対するデータ等が含まれる。このようなデータの内容は、送信先の機器20の種類や当該機器20に対する制御命令の内容等によって異なるが、例えば、エアコンの制御の場合はエアコンを稼働又は終了させるための命令等が挙げられる。
次に、通信部202は、通信データ作成部201により作成された通信データを送信する(ステップS102)。
ここで、上記のステップS101で作成された通信データの宛先IPアドレスには、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレス「10.128.255.255」が設定されている。このため、通信部202は、上記のステップS101で作成された通信データを、同一編成内にあるルータ10-1(すなわち、第一編成の編成内ネットワークのデフォルトゲートウェイ)に送信する。
次に、上記のステップS102で機器20-1により送信された通信データを受信するルータ10(すなわち、送信元の機器20-1と同一編成内にあるルータ10-1)の動作例について、図7を参照しながら説明する。図7は、送信元の機器20-1と同一編成内にあるルータ10-1の動作例を示すフローチャート(実施例1)である。
まず、第1の通信部101は、同一編成内ネットワーク上の機器20からの通信データを受信する(ステップS201)。すなわち、第1の通信部101は、図6のステップS102で機器20-1から送信された通信データを受信する。
次に、第2の通信部103は、基幹ネットワーク上の他の全てのルータ10に対して、第1の通信部101が受信した通信データを送信する(ステップS202)。すなわち、上記のステップS201で第1の通信部101が受信した通信データに設定されている宛先IPアドレスは、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレス「10.128.255.255」である。このため、第2の通信部103は、基幹ネットワークの他の全てのルータ10(ルータ10-2及びルータ10-3)に対して、当該通信データを送信する。なお、このとき、第2の通信部103は、ディレクテッド・ブロードキャストにより、基幹ネットワークの他の全てのルータ10に対して一斉に当該通信データを送信する。
続いて、上記のステップS202で送信された通信データを受信するルータ10(すなわち、他の編成内にあるルータ10-2及びルータ10-3)の動作例について、図8を参照しながら説明する。図8は、送信元の機器20-1と異なる編成内にあるルータ10-2及びルータ10-3の動作例を示すフローチャート(実施例1)である。
まず、第2の通信部103は、基幹ネットワーク上の他のルータ10からの通信データを受信する(ステップS301)。すなわち、第2の通信部103は、図7のステップS202でルータ10-1から送信された通信データを受信する。
次に、ポートフォワーディング部102は、第2の通信部103が受信した通信データの宛先ポート番号に設定されているポート番号が、ポート番号Aであるか否かを判定する(ステップS302)。
ステップS302において、当該通信データの宛先ポート番号に設定されているポート番号がポート番号Aであると判定された場合、ポートフォワーディング部102は、当該通信データの宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスを、編成内ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する(ステップS303)。
例えば、ルータ10-2のポートフォワーディング部102は、当該通信データの宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスを、第二編成の編成内ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレス「192.168.0.255」に変換する。
同様に、例えば、ルータ10-3のポートフォワーディング部102は、当該通信データの宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスを、第三編成の編成内ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレス「192.168.0.255」に変換する。
次に、第1の通信部101は、編成内ネットワーク上の全ての機器20に対して、第2の通信部103が受信した通信データを送信する(ステップS304)。
例えば、ルータ10-2の第1の通信部101は、第二編成の編成内ネットワーク上の全ての機器20に対して、第2の通信部103が受信した通信データを送信する。
同様に、例えば、ルータ10-3の第1の通信部101は、第三編成の編成内ネットワーク上の全ての機器20に対して、第2の通信部103が受信した通信データを送信する。
これにより、第一編成の編成内ネットワーク上の機器20は、他の編成の編成内ネットワーク上の機器20と通信を行うことができる。なお、第一編成の編成内ネットワーク上の機器20が送信した通信データは、他の編成の編成内ネットワーク上の全ての機器20により受信される。
なお、例えば、他の編成の編成内ネットワーク上の機器20のうち、或る特定の種類の機器20のみと通信を行いたい場合は、送信元の機器20は、当該種類を識別する識別情報等が含まれる通信データを生成及び送信すれば良い。そして、当該通信データを受信した機器20は、当該通信データに含まれる識別情報により識別される種類が、自身の種類と異なる場合には、当該通信データを破棄するようにすれば良い。
一方、ステップS302において、当該通信データの宛先ポート番号に設定されているポート番号がポート番号Aであると判定されなかった場合、第1の通信部101は、当該通信データの宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスが示す機器20に対して、当該通信データを送信する(ステップS305)。
以上のように、実施例1では、機器20(送信元の機器20)は、所定のポート番号Aと、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスとをそれぞれ宛先ポート番号と宛先IPアドレスとに設定した通信データを生成及び送信する。そして、基幹ネットワーク上の各ルータ10は、受信した通信データの宛先IPアドレスを、同一編成の編成内ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する。
これにより、送信元の機器20は、他の編成の編成内ネットワーク上の機器20に対して通信データを送信することができるようになる。このため、送信元の機器20は、他の編成の編成内ネットワーク上の機器20のIPアドレス等を得ることができない場合であっても、当該他の編成の編成内ネットワーク上の機器20との間で通信を行うことができるようになる。
なお、上述したように、例えば、機器20の種類を識別する識別情報が通信データに含まれる場合、当該通信データを受信した機器20は、自身の種類と異なる種別の識別情報が含まれる通信データは破棄すれば良い。
(実施例2)
実施例1では、基幹ネットワークから編成内ネットワークに中継される通信データに対してポートフォワーディングを行う場合(図8のステップS302及びステップS303)について説明した。実施例2では、更に、編成内ネットワークから基幹ネットワークに中継される通信データに対してもポートフォワーディングを行う場合について説明する。
まず、送信元の機器20-1の動作例について、図9を参照しながら説明する。図9は、送信元の機器の動作例を示すフローチャート(実施例2)である。
通信データ作成部201は、ポート番号Aと、同一編成の編成内ネットワーク上のルータ10のIPアドレス(編成内ネットワーク側のIPアドレス)とを宛先ポート番号と宛先IPアドレスとにそれぞれ設定した通信データを作成する(ステップS401)。
より具体的には、通信データ作成部201は、第一編成に含まれるルータ10-1の編成内ネットワーク側のIPアドレス「192.168.0.1」を、IPヘッダの宛先IPアドレスに設定すると共に、ポート番号Aを、UDPヘッダの宛先ポート番号に設定した通信データを作成する。
次に、通信部202は、通信データ作成部201により作成された通信データを送信する(ステップS402)。
ここで、上記のステップS401で作成された通信データの宛先IPアドレスには、送信元の機器20-1と同一編成に含まれるルータ10-1の編成内ネットワーク側のIPアドレス「192.168.0.1」が設定されている。このため、通信部202は、上記のステップS401で作成された通信データを、同一編成内にあるルータ10-1に送信する。
次に、上記のステップS402で機器20-1により送信された通信データを受信するルータ10(すなわち、送信元の機器20-1と同一編成内にあるルータ10-1)の動作例について、図10を参照しながら説明する。図10は、送信元の機器20-1と同一編成内にあるルータ10-1の動作例を示すフローチャート(実施例2)である。
まず、第1の通信部101は、同一編成内ネットワーク上の機器20からの通信データを受信する(ステップS501)。すなわち、第1の通信部101は、図9のステップS402で機器20-1から送信された通信データを受信する。
次に、ポートフォワーディング部102は、第1の通信部101が受信した通信データの宛先ポート番号に設定されているポート番号が、ポート番号Aであるか否かを判定する(ステップS502)。
ステップS502において、当該通信データの宛先ポート番号に設定されているポート番号がポート番号Aであると判定された場合、ポートフォワーディング部102は、当該通信データの宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスを、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する(ステップS503)。
次に、第2の通信部103は、基幹ネットワーク上の他の全てのルータ10に対して、第1の通信部101が受信した通信データを送信する(ステップS504)。例えば、ルータ10-1の第2の通信部103は、第二編成に含まれるルータ10-2及び第三編成に含まれるルータ10-3に対して、第1の通信部101が受信した通信データを送信する。
その後、第二編成に含まれるルータ10-2及び第三編成に含まれるルータ10-3は、図8で説明した動作を行う。これにより、第一編成の編成内ネットワーク上の機器20-1は、第二編成の編成内ネットワーク上の機器20及び第三編成の編成内ネットワーク上の機器20と通信を行うことができる。
一方、ステップS502において、当該通信データの宛先ポート番号に設定されているポート番号がポート番号Aであると判定されなかった場合、ルータ10-1は、処理を終了する。この場合、ルータ10-1は、第1の通信部101が受信した通信データを破棄すれば良い。
以上のように、実施例2では、機器20(送信元の機器20)は、所定のポート番号Aと、同一編成内のルータ10のIPアドレスとをそれぞれ宛先ポート番号と宛先IPアドレスとに設定した通信データを生成及び送信する。そして、送信元の機器20と同一編成内のルータ10は、宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスを、基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する。これにより、実施例1と同様に、送信元の機器20は、他の編成の編成内ネットワーク上の機器20に対して通信データを送信することができるようになる。
(実施例3)
実施例1及び実施例2では、送信元の機器20が含まれる編成とは異なる他の全ての編成の機器20に対して通信データを送信する場合に説明した。実施例3では、送信元の機器20が含まれる編成とは異なる他の全ての編成のうち、或る特定の編成に含まれる機器20に対して通信データを送信する場合について説明する。以降では、或る特定の編成の一例として第三編成の機器20に対して通信データを送信する場合について説明する。
まず、送信元の機器20-1の動作例について、図11を参照しながら説明する。図11は、送信元の機器20-1の動作例を示すフローチャート(実施例3)である。
通信データ作成部201は、ポート番号Aと、或る特定の編成に含まれるルータ10の基幹ネットワーク側のIPアドレスとを宛先ポート番号と宛先IPアドレスとにそれぞれ設定した通信データを作成する(ステップS601)。
より具体的には、通信データ作成部201は、第三編成に含まれるルータ10-3の基幹ネットワーク側のIPアドレス「10.168.0.103」を、IPヘッダの宛先IPアドレスに設定すると共に、ポート番号Aを、UDPヘッダの宛先ポート番号に設定した通信データを作成する。
なお、実施例3では、送信元の機器20は、或る特定の編成に含まれるルータ10の基幹ネットワーク側のIPアドレスを予め取得している必要がある。このようなIPアドレスは、例えば、同一編成に含まれるルータ10から取得すれば良い。ただし、例えば、特定の編成に含まれるルータ10の基幹ネットワーク側のIPアドレスに代えて、当該特定の編成を識別する識別情報(例えば、編成番号等)が用いられても良い。
次に、通信部202は、通信データ作成部201により作成された通信データを送信する(ステップS602)。
ここで、上記のステップS601で作成された通信データの宛先IPアドレスには、送信元の機器20-1と異なる編成に含まれるルータ10-3の基幹ネットワーク側のIPアドレス「10.168.0.103」が設定されている。このため、通信部202は、上記のステップS601で作成された通信データを、同一編成内にあるルータ10-1に送信する。
次に、上記のステップS602で機器20-1により送信された通信データを受信するルータ10(すなわち、送信元の機器20-1と同一編成内にあるルータ10-1)の動作例について、図12を参照しながら説明する。図12は、送信元の機器と同一編成内にあるルータの動作例を示すフローチャート(実施例3)である。
まず、第1の通信部101は、同一編成内ネットワーク上の機器20からの通信データを受信する(ステップS701)。すなわち、第1の通信部101は、図11のステップS602で機器20-1から送信された通信データを受信する。
次に、第2の通信部103は、第1の通信部101が受信した通信データの宛先IPアドレスに設定されているIPアドレスが示すルータ10に対して、当該通信データを送信する(ステップS702)。すなわち、第2の通信部103は、第三編成に含まれるルータ10-3に対して当該通信データを送信する。
その後、第三編成に含まれるルータ10-3は、図8で説明した動作を行う。これにより、第一編成の編成内ネットワーク上の機器20は、第三編成の編成内ネットワーク上の機器20と通信を行うことができる。
以上のように、実施例3では、機器20(送信元の機器20)は、所定のポート番号Aと、特定の編成に含まれるルータ10のIPアドレスとをそれぞれ宛先ポート番号と宛先IPアドレスとに設定した通信データを生成及び送信する。そして、同一編成内のルータ10は、当該通信データを、当該特定の編成に含まれるルータ10に送信する。これにより、当該特定の編成に含まれるルータ10では、当該通信データの宛先IPアドレスが、当該特定の編成の編成内ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換される。このため、送信元の機器20は、他の特定の編成の編成内ネットワーク上の機器20に対して通信データを送信することができるようになる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 鉄道車両用ネットワークシステム
10 ルータ
20 機器
30、40 HUB
50 連結器
101 第1の通信部
102 ポートフォワーディング部
103 第2の通信部
201 通信データ作成部
202 通信部

Claims (6)

  1. 鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムであって、
    前記機器は、
    前記基幹ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスと、所定のポート番号とを設定したデータを送信する送信部を有し、
    前記通信装置は、
    受信した前記データに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスを、前記通信装置が通信を中継する編成内ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する変換部と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムであって、
    前記機器は、
    該機器が含まれる編成内ネットワークと前記基幹ネットワークとの間の通信を中継する通信装置を示すアドレスと、所定のポート番号とを設定した第1のデータを送信する送信部を有し、
    前記通信装置は、
    前記第1のデータを受信した場合、該第1のデータに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記通信装置を示すアドレスを、前記基幹ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換した第2のデータを生成する変換部と、
    を有し、
    前記判定部は、
    前記第2のデータを受信した場合、該第2のデータに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定し、
    前記変換部は、
    前記判定部より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記基幹ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスを、前記通信装置が通信を中継する編成内ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムであって、
    前記機器は、
    該機器が含まれる編成内ネットワークと前記基幹ネットワークとの間の通信を中継する通信装置とは異なる特定の通信装置を示すアドレスと、所定のポート番号とを設定したデータを送信する送信部を有し、
    前記特定の通信装置は、
    受信した前記データに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記特定の通信装置を示すアドレスを、前記特定の通信装置が通信を中継する編成内ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する変換部と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  4. 鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムにおける通信方法であって、
    前記機器は、
    前記基幹ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスと、所定のポート番号とを設定したデータを送信する送信手順を実行し、
    前記通信装置は、
    受信した前記データに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記基幹ネットワークのディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスを、前記通信装置が通信を中継する編成内ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する変換手順と、
    を実行することを特徴とする通信方法。
  5. 鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムにおける通信方法であって、
    前記機器は、
    該機器が含まれる編成内ネットワークと前記基幹ネットワークとの間の通信を中継する通信装置を示すアドレスと、所定のポート番号とを設定した第1のデータを送信する送信手順を実行し、
    前記通信装置は、
    前記第1のデータを受信した場合、該第1のデータに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記通信装置を示すアドレスを、前記基幹ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換した第2のデータを生成する変換手順と、
    を実行し、
    前記判定手順は、
    前記第2のデータを受信した場合、該第2のデータに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定し、
    前記変換手順は、
    前記判定手順より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記基幹ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスを、前記通信装置が通信を中継する編成内ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する、
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 鉄道車両の編成間で通信を行うための基幹ネットワークと前記鉄道車両の編成内で通信を行うための編成内ネットワークとの間の通信を中継する通信装置と、前記編成内ネットワーク上の機器とが含まれる通信システムにおける通信方法であって、
    前記機器は、
    該機器が含まれる編成内ネットワークと前記基幹ネットワークとの間の通信を中継する通信装置とは異なる特定の通信装置を示すアドレスと、所定のポート番号とを設定したデータを送信する送信手順を実行し、
    前記特定の通信装置は、
    受信した前記データに前記所定のポート番号が設定されているか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順より前記所定のポート番号が設定されていると判定された場合、前記特定の通信装置を示すアドレスを、前記特定の通信装置が通信を中継する編成内ネットワークディレクテッド・ブロードキャストを示すアドレスに変換する変換手順と、
    を実行することを特徴とする通信方法。
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