JP7039369B2 - 火炎発生装置 - Google Patents
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Description
<第1の実施の形態>
図1に示すように、火炎発生装置10は、有底円筒状の筐体8、円柱状の水素タンク1、ボールバルブ2、オリフィス部材3、レギュレータ4、ノズル5、ガス配管6、固定台座7、熱伝導体9、流路構成ユニット18を備えている。
次に、第2の実施の形態を図5に基づき説明する。なお、図5において、図2Bに示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。本実施形態の火炎発生装置は、第1の実施形態の火炎発生装置10が備えていた流路構成ユニット18に代えて、図5に示すように、流路構成ユニット28を備えている。
次に、第3の実施の形態を図6に基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1の実施形態の火炎発生装置10が備えていた流路構成ユニット18に代えて、図6に示すように、流路構成ユニット38を備えている。流路構成ユニット38は、流路構成ユニット18の備えていたメッシュ状の保持容器12に代えて、メッシュ状の保持容器32を備えている。
次に、第4の実施の形態を図7に基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1の実施形態の火炎発生装置10が備えていた流路構成ユニット18に代えて、図7に示すように、流路構成ユニット48を備えている。流路構成ユニット48は、流路構成ユニット18の備えていたメッシュ状の保持容器12に代えて、ベンチュリ構造を有するベンチュリ管42を備えている。つまり、ベンチュリ管42の下端側の流入口45aから上端側の流出口45bへと延びるベンチュリ管42内の流路45は、流路断面積を狭くしたベンチュリ管42の軸方向の中央部分では、水素燃料の流速が増加する。
次に、第5の実施の形態を図8に基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1の実施形態の火炎発生装置10が備えていた流路構成ユニット18に代えて、図8に示すように、流路構成ユニット58を備えている。流路構成ユニット58は、流路構成ユニット18の備えていたメッシュ状の保持容器12に代えて、円筒状に形成された多孔質体52を備えている。円筒状の多孔質体52は、下端側の流入口55aから上端側の流出口55bへと延びる流路45を備えている。換言すると、多孔質体52本体は、流路55の壁部55cを形成している。
次に、第6の実施の形態を図9A、図9Bに基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1~第5の実施形態の火炎発生装置が備えていた流路構成ユニット58(18、28、38又は48)に加え、図9A、図9Bに示すように、防護機構61をさらに備えている。防護機構61は、流路55の流出口55bから上方に延びる火炎を風(風の影響)から防護する。この防護機構61は、流路構成ユニット58における、図1、図8に例示した上蓋8bの上端8cよりも上側の位置に設けられている。また、後述する実施形態の防護機構も、流路構成ユニット58における、上蓋8bの上端8cよりも上側の位置に設けられている。さらに、防護機構61は、図9A、図9Bに示すように、流路構成ユニット58よりも大径の円筒状の部材を、等角度(90度)の間隔をおいて4分割した構造の一対の防護部材62、及び一対の防護部材63を有する。
次に、第7の実施の形態を図10A、図10Bに基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1~第5の実施形態の火炎発生装置が備えていた流路構成ユニット58(18、28、38又は48)に加え、図10A、図10Bに示すように、防護機構71をさらに備えている。防護機構71は、流路55の流出口55bから上方に延びる火炎を風(風の影響)から防護する。防護機構71は、図10A、図10Bに示すように、流路構成ユニット58の周りに等角度(90度)の間隔をおいて、流路構成ユニット58の周面から放射上に延びる4つの板状の支持部材72aを介して4つの板状の防護部材72が配置されている。一方の組の防護部材72どうし及び他方の組の防護部材72どうしは、流路構成ユニット58を当該防護部材72の厚さ方向から挟んで対向する位置関係でそれぞれ配置されている。
次に、第8の実施の形態を図11A、図11Bに基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1~第5の実施形態の火炎発生装置が備えていた流路構成ユニット58(18、28、38又は48)に加え、図11A、図11Bに示すように、防護機構81をさらに備えている。防護機構81は、流路55の流出口55bから上方に延びる火炎を風(風の影響)から防護する。防護機構81は、図11A、図11Bに示すように、流路構成ユニット58の周りに等角度(90度)の間隔をおいて、流路構成ユニット58の周面から湾曲しつつ延びる4つの板状の防護部材72を備えている。
次に、第9の実施の形態を図12A、図12Bに基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1~第5の実施形態の火炎発生装置が備えていた流路構成ユニット58(18、28、38又は48)に加え、図12A、図12Bに示すように、防護機構91をさらに備えている。防護機構91は、流路55の流出口55bから上方に延びる火炎を風(風の影響)から防護する。防護機構91は、図12A、図12Bに示すように、流路構成ユニット58の周りに等角度(90度)の間隔をおいて、4つの三角柱状の防護部材92を備えている。4つの防護部材92は、それぞれの上端と、流路構成ユニット58の上端と、の高さがそろう位置関係で配置されている。
次に、第11の実施の形態を図13A、図13Bに基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1~第5の実施形態の火炎発生装置が備えていた流路構成ユニット58(18、28、38又は48)に加え、図13A、図13Bに示すように、防護機構101をさらに備えている。防護機構101は、流路55の流出口55bから上方に延びる火炎を風(風の影響)から防護する。防護機構101は、図13A、図13Bに示すように、流路構成ユニット58の周りに等角度(45度)の間隔をおいて、流路構成ユニット58の周面から放射状に延びる8つの板状の防護部材102を備えている。
次に、第11の実施の形態を図14A、図14Bに基づき説明する。本実施形態の火炎発生装置は、第1~第5の実施形態の火炎発生装置が備えていた流路構成ユニット58(18、28、38又は48)に加え、図14A、図14Bに示すように、流路構成ユニット58における流路55の壁部55cと接触するように配置された複数(例えば4つ)の円柱状の蓄熱材111をさらに備えている。個々の蓄熱材111は、流路構成ユニット58を包囲するようにして、円柱状の支持部材112を介して流路構成ユニット58に支持されている。蓄熱材111は、接触している流路構成ユニット58の周面(流路55の壁部55c)の熱を蓄熱する。このような蓄熱材111及び支持部材112は、流路構成ユニット58における、図1、図8に例示した上蓋8bの上端8cよりも上側の位置に設けられている。
Claims (10)
- 筐体と、
前記筐体に内蔵された水素燃料と、
前記筐体内で前記水素燃料を上方に向けて噴出させるノズルと、
下端側の流入口の内側に前記ノズルの先端部が挿入されていると共に、上端側の流出口が前記筐体の上端から突出する位置に配置されて外部に開口する流路と、
前記流入口から前記流出口までにわたって前記流路の内壁に設けられ、前記ノズルの上方に形成される水素の火炎を炎色反応によって着色する炎色反応体と、
前記流路の壁部を貫通する通気孔と、
を備える火炎発生装置。 - 前記炎色反応体の一部は、金属酸化物で構成されている、
請求項1に記載の火炎発生装置。 - 前記流路は、ベンチュリ構造を有する、
請求項1または2に記載の火炎発生装置。 - 前記流路の壁部は、多孔質体で形成されている、
請求項1から3までのいずれか1項に記載の火炎発生装置。 - 前記流出口から上方に延びる火炎を風から防護する防護機構をさらに備える、
請求項1から4までのいずれか1項に記載の火炎発生装置。 - 前記流路の壁部と接触するように配置された蓄熱材をさらに備える、
請求項1から4までのいずれか1項に記載の火炎発生装置。 - 前記流路中での前記炎色反応体と前記水素燃料との接触時間は、前記流路の内壁に設けられた炎色反応体の体積を、前記ノズルから噴出される水素燃料の体積流量で、除して求まる0.002秒以上、0.4秒以下の時間に設定されている、
請求項1から6までのいずれか1項に記載の火炎発生装置。 - 前記流路の内壁は、前記炎色反応体が設けられた部位と、メッシュ状の部材で構成された前記通気孔を備える部位と、を有する、
請求項1から7までのいずれか1項に記載の火炎発生装置。 - 前記流路の壁部全体がメッシュ状の部材で構成されていると共に、当該メッシュ状の部材の内側の一部に前記炎色反応体が保持されており、
さらに、前記炎色反応体を構成する粒子の粒径よりも当該メッシュ状の部材の目開きが小さい、
請求項1から7までのいずれか1項に記載の火炎発生装置。 - 前記メッシュ状の部材は、前記流路の流入口側を構成する第1のメッシュ状部材構成部と前記流路の流出口側を構成する第2のメッシュ状部材構成部とを有し、
前記第1のメッシュ状部材構成部の目開きは、前記第2のメッシュ状部材構成部の目開きよりも大きい、
請求項8又は9に記載の火炎発生装置。
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