JP7039228B2 - Printer - Google Patents
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Description
本発明は、プリンタに関する。 The present invention relates to a printer.
特許文献1には、印字部に供給されるインクリボンをロール状に保持するリボン供給軸と、使用済のインクリボンを巻き取るリボン巻取軸と、を備え、インクリボンを熱してインクリボンのインクを印字媒体に転写して印字する熱転写方式のプリンタが開示されている。 Patent Document 1 includes a ribbon supply shaft that holds an ink ribbon supplied to a printing unit in a roll shape, and a ribbon winding shaft that winds up a used ink ribbon, and heats the ink ribbon to form an ink ribbon. A thermal transfer type printer that transfers ink to a printing medium and prints the ink is disclosed.
特許文献1のプリンタでは、インクリボンの交換の際に、新たなインクリボンを供給軸から巻取軸に架け渡ししやすいように、インクリボンの挿通路が拡がるように構成されている。 The printer of Patent Document 1 is configured so that the insertion path of the ink ribbon is widened so that a new ink ribbon can be easily transferred from the supply shaft to the take-up shaft when the ink ribbon is replaced.
特許文献1のプリンタでは、インクリボンが巻回されたスプール軸の両端は、スプール軸装着部によって挟持されている。スプール軸装着部は、コイルバネを備え、スプール軸を両端から内側に向けて付勢している。 In the printer of Patent Document 1, both ends of the spool shaft around which the ink ribbon is wound are sandwiched by the spool shaft mounting portions. The spool shaft mounting portion is provided with a coil spring, and the spool shaft is urged inward from both ends.
このため、スプール軸を取り替える際には、スプール軸の一方の端部をコイルバネを縮める方向に移動させて、他方の端部をスプール軸装着部から離脱させた後、スプール軸を抜き出すことが必要である。 Therefore, when replacing the spool shaft, it is necessary to move one end of the spool shaft in the direction of contracting the coil spring, separate the other end from the spool shaft mounting portion, and then pull out the spool shaft. Is.
特許文献1のプリンタによれば、使用者によるインクリボンの架け渡し作業は、行い易くなったものの、使用者は、印字ユニットが開放された状態の限られたスペースを使って上述したようなスプール軸の着脱操作を行わなければならない。このため、スプール軸の着脱操作には、依然として改良の余地が残されていた。 According to the printer of Patent Document 1, although it is easier for the user to carry out the work of bridging the ink ribbon, the user can use the spool as described above by using the limited space in the open state of the printing unit. The shaft must be attached and detached. Therefore, there is still room for improvement in the operation of attaching and detaching the spool shaft.
そこで、本発明は、インクリボンの交換作業性を向上できるプリンタの提供を目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a printer capable of improving the workability of replacing an ink ribbon.
本発明のある態様によれば、印字媒体に印字を行う印字部と、前記印字部に供給されるインクリボンを保持するリボン供給軸と、使用済の前記インクリボンを巻き取るリボン巻取軸と、揺動自在に設けられ、前記印字部を構成するサーマルヘッドを有する印字ユニットと、前記印字ユニットに揺動自在に設けられ、前記インクリボンと前記印字媒体との間を仕切る仕切部材と、前記リボン供給軸及び前記リボン巻取軸が装着又は離脱される着脱機構と、を備え、前記リボン供給軸は、前記仕切部材に設けられ、前記着脱機構は、前記リボン供給軸の少なくとも一方の端部側において前記リボン供給軸の外周の一部分に沿って形成された切欠部と、前記リボン供給軸の外周が通過可能に前記切欠部に形成された開口部と、前記切欠部に装着された前記リボン供給軸を前記開口部に向けて押し出す押出部と、前記押出部により前記リボン供給軸が押し出される際に、前記開口部の広がりを規制する規制部と、を備えたプリンタが提供される。 According to an aspect of the present invention, a printing unit that prints on a printing medium, a ribbon supply shaft that holds an ink ribbon supplied to the printing unit, and a ribbon winding shaft that winds up the used ink ribbon. A printing unit that is swingably provided and has a thermal head that constitutes the printing unit, a partition member that is swingably provided in the printing unit and partitions between the ink ribbon and the printing medium, and the above. The ribbon supply shaft and the attachment / detachment mechanism for attaching / detaching the ribbon winding shaft are provided, the ribbon supply shaft is provided on the partition member, and the attachment / detachment mechanism is provided at at least one end of the ribbon supply shaft. A notch formed along a part of the outer periphery of the ribbon supply shaft on the side, an opening formed in the notch so that the outer periphery of the ribbon supply shaft can pass through, and the ribbon attached to the notch. Provided is a printer comprising an extruding portion that pushes the supply shaft toward the opening and a regulating portion that regulates the expansion of the opening when the ribbon supply shaft is extruded by the extruding portion .
本発明によれば、プリンタにおけるインクリボンの交換作業性を向上できる。 According to the present invention, it is possible to improve the workability of replacing the ink ribbon in the printer.
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係るプリンタ100について説明する。
Hereinafter, the
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ100の斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態に係るプリンタ100の概略構成図である。
FIG. 1 is a perspective view of a
プリンタ100は、インクリボンRを熱してインクリボンRのインクを印字媒体Mに転写することで印字を行う熱転写方式のプリンタである。印字媒体Mは、例えば、帯状の台紙に複数のラベルが連続して仮着されたラベル連続体である。
The
プリンタ100は、図1、図2に示すように、筐体10と、筐体10の開口部を覆うカバー11と、を備える。ここで、筐体10には、プリンタ100本体を構成する内部構造の一部も含まれる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
印字媒体Mは、図2に示すように、ロール状に巻き回された状態で媒体供給軸12に保持される。なお、印字媒体Mとして、台紙なしラベルやファンフォールド型媒体を使用することもできる。
As shown in FIG. 2, the print medium M is held on the
カバー11は、筐体10に設けられた支持軸13により一端側の端部が揺動自在に支持される。カバー11は、支持軸13を支点として揺動させることで、筐体10の開口部を閉止する閉止状態(図2参照)と、開放する開放状態(図3参照)と、を切り替えることができる。
The end of the
筐体10には、カバー11を閉止状態に維持するロック機構(図示せず)が設けられる。ロック機構は、図1に示すレバー14を操作することで解除される。
The
カバー11の他端側の端部と筐体10との間には、図2に示す印字部15で印字された印字媒体Mがプリンタ100から排出される排出口16が形成される。
A
本実施形態のカバー11には、排出口16に臨むカッタ17が取り付けられる。これにより、排出口16から排出された印字済の印字媒体Mを切断することができる。なお、カバー11には、カッタ17に代えて、剥離ユニットや検証機等の他の様々なユニットを取り付けることができる。
A
また、カバー11には、プリンタ100を操作するための操作ユニット19が設けられる。操作ユニット19は、各種操作ボタン、ディスプレイ、近距離無線通信モジュール、LED等を有する。ディスプレイは、タッチパネルであってもよい。
Further, the
プリンタ100の内部には、印字媒体Mに印字を行うための印字ユニット30、プリンタ100の動作を制御するコントローラ40等が収容される。
Inside the
印字ユニット30は、一端側が支持軸13に揺動自在に支持される本体部31と、本体部31に取り付けられるサーマルヘッド32と、を備える。
The
サーマルヘッド32は、筐体10に設けられたプラテンローラ20とともに、印字媒体Mに印字を行う印字部15を構成する。
The
また、印字ユニット30は、印字部15に供給されるインクリボンRをロール状に保持するリボン供給軸33と、使用済のインクリボンRを巻き取るリボン巻取軸34と、インクリボンRと印字媒体Mとの間を仕切る仕切部材35と、リボン供給軸33から印字部15へのインクリボンRの搬送路を規定するガイド軸36と、印字部15からリボン巻取軸34へのインクリボンRの搬送路を規定するガイド軸37と、を備える。リボン供給軸33は、仕切部材35に着脱可能に取り付けられている。なお、本実施形態のインクリボンRは、インクが塗布された面が外側になる表巻きのインクリボンである。
Further, the
印字媒体Mは、媒体供給軸12から印字部15に供給され、サーマルヘッド32とプラテンローラ20との間にインクリボンRとともに挟持される。
The printing medium M is supplied from the
印字媒体M及びインクリボンRがサーマルヘッド32とプラテンローラ20との間に挟持された状態でサーマルヘッド32の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によってインクリボンRのインクが印字媒体Mに転写され、印字媒体Mへの印字が行われる。
When the heat generating element of the
また、プラテン駆動モータ(図示せず)によってプラテンローラ20を正回転させると、印字媒体M及びインクリボンRが搬送方向下流側へと搬送されて印字媒体Mが排出口16からプリンタ100の外部に排出される。
When the
また、図2に示すように、プリンタ100は、反射センサ21を備える。反射センサ21は、印字媒体Mの印字が施される面とは反対側の面に所定の間隔で予め印刷されているアイマークを検出するセンサである。これにより、印字媒体Mの搬送方向における位置を検出することができる。
Further, as shown in FIG. 2, the
また、プリンタ100は、搬送方向における印字媒体Mの位置を検出する透過センサ22を備える。
Further, the
透過センサ22は、所定の光を出射する発光部としての発光ユニット22aと、発光ユニット22aから出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部としての受光ユニット22bと、を有するセンサである。
The
例えば、印字媒体Mが、帯状の台紙に複数のラベルが所定の間隔で連続して仮着されたラベル連続体である場合は、隣り合う2つのラベルの間には、台紙のみの部分が存在する。 For example, when the printing medium M is a label continuum in which a plurality of labels are continuously temporarily attached to a strip-shaped mount at predetermined intervals, there is only a mount portion between two adjacent labels. do.
ラベルが存在する部分と台紙のみの部分とでは、発光ユニット22aから出射された光の透過量が異なるので、受光ユニット22bが受光する光の強度が変化する。これにより、透過センサ22は、搬送方向における印字媒体Mの位置を検出することができる。
Since the amount of light transmitted from the
仕切部材35は、図2に示すように、ベース部35aと、ベース部35aの一端側に設けられた軸部35bと、リボン供給軸33を軸部35bと平行且つ回転自在に支持する支持部35cと、軸部35bの中央部に形成された係合部35eと、を有する。
As shown in FIG. 2, the
仕切部材35は、軸部35bにより本体部31に揺動自在に支持される。
The
また、図2に示すように、仕切部材35のベース部35aは、筐体10に設けられた反射センサ21と対向する位置まで延伸している。これにより、反射センサ21と仕切部材35における反射センサ21と対向する部位との間に、印字媒体Mの搬送路が形成される。
Further, as shown in FIG. 2, the
反射センサ21は、印字媒体Mの印字が施される面とは反対側の面に所定の間隔で予め印刷されているアイマークを検出するセンサである。これにより、印字媒体Mの搬送方向における位置を検出することができる。
The
係合部35eは、図2に示すように、カバー11に設けられた被係合部11aと係合するように構成される。仕切部材35を係合部35eが被係合部11aと係合する位置(閉止位置)にすると、リボン供給軸33が本体部31内に収容される。これにより、リボン供給軸33が、印字部15にインクリボンRを供給するリボン供給位置になる。
As shown in FIG. 2, the engaging
プリンタ100による印字を行う際は、カバー11は閉止状態とされ、且つ、仕切部材35の係合部35eがカバー11の被係合部11aと係合した状態とされる。
When printing is performed by the
本実施形態では、仕切部材35が印字媒体Mをガイドすることで、反射センサ21から一定の距離内で印字媒体Mが安定して搬送される。これにより、反射センサ21の検出精度を向上させることができる。
In the present embodiment, the
なお、プリンタ100を印字可能な状態、つまり、図2に示す状態にすると、自動的に仕切部材35が印字媒体Mをガイドする状態となる。
When the
このように、仕切部材35によって印字媒体Mがガイドされるので、反射センサ21から一定の距離内で印字媒体Mが搬送されるようにするためのガイド部材を別途設ける必要がなく、ガイド部材に印字媒体Mを挿通する作業も不要となる。
In this way, since the print medium M is guided by the
また、カバー11を閉止状態から開放状態にすると、印字ユニット30がカバー11と一体となって揺動し、筐体10の開口部が開放される。
Further, when the
これにより、プリンタ100への印字媒体Mのセットや筐体10内の各部のメンテナンスを行うことができる。
This makes it possible to set the print medium M on the
さらに、筐体10の開口部が開放された状態から係合部35eと被係合部11aとの係合を解除して仕切部材35を筐体10側に向けて揺動させると、仕切部材35が図3に示す開放位置になる。
Further, when the engagement between the engaging
仕切部材35が開放位置になるのに伴い、リボン供給軸33及びリボン供給軸33に保持されたロール状のインクリボンRがリボン巻取軸34に対して相対的に移動し、印字媒体Mの排出口16側に露出する。
As the
これにより、リボン供給軸33がプリンタ100から着脱可能なリボン交換位置となり、インクリボンRの交換作業を行うことができる。
As a result, the
コントローラ40は、マイクロプロセッサ、ROMやRAM等の記憶装置、入出力インターフェース、これらを接続するバス等で構成される。コントローラ40には、入出力インターフェースを介して、外部コンピュータからの印字データ、透過センサ18からの信号、反射センサ21からの信号等が入力される。
The
コントローラ40は、記憶装置に格納されている印字制御プログラムをマイクロプロセッサによって実行し、サーマルヘッド32の発熱素子への通電、プラテン駆動モータへの通電等を制御する。
The
[着脱機構401,402の説明]
続いて、本実施形態に係るプリンタ100において、インクリボンRがセットされるリボン供給軸33及びリボン巻取軸34の着脱機構401,401について説明する。
[Explanation of attachment /
Subsequently, in the
図4は、本発明の実施形態に係るプリンタ100のリボン供給軸33の着脱機構401及びリボン巻取軸34の着脱機構402を説明する斜視図である。
FIG. 4 is a perspective view illustrating the attachment /
プリンタ100は、リボン供給軸33をプリンタ100に対して装着又は離脱させるための着脱機構401を備える。また、プリンタ100は、リボン巻取軸34をプリンタ100に対して装着又は離脱させるための着脱機構402を備える。
The
図4には、図2及び図3において説明した、ベース部35a、軸部35b及び支持部35cも図示されている。
FIG. 4 also shows the
まず始めに、リボン供給軸33及びリボン巻取軸34について説明する。図5は、リボン供給軸33を説明する斜視図であり、図6は、リボン巻取軸34を説明する斜視図である。
First, the
リボン供給軸33は、図5に示すように、一方の端部311と他方の端部312とを有する。リボン供給軸33は、端部311の外周311rにおいて、後述する着脱機構401を構成する保持部材410に回動可能に保持される。
The
端部312の外周312rには、溝部313が形成されている。溝部313は、仕切部材35の支持部35cに形成された保持部35hに回転自在に保持される。
A
溝部313のリボン供給軸33の軸方向外側には、リボン供給軸33を回転させるための駆動力が伝達されるギヤ314が配置されている。
A
リボン巻取軸34は、図6に示すように、一方の端部316と他方の端部317とを有する。リボン巻取軸34は、端部316の外周316rにおいて、後述する着脱機構402を構成する保持部材420に回動可能に保持される。端部317の外周317rには、拡径部318が形成されている。拡径部318は、リボン巻取軸34を回転させるための駆動力が伝達されるギヤ319と連結可能に形成されている。
The ribbon take-up
上述したリボン供給軸33及びリボン巻取軸34は、図4に示すように、プリンタ100に取り付けられる。
The
すなわち、リボン供給軸33の端部311は、着脱機構401によってプリンタ100に対して着脱可能とされる。着脱機構401は、着脱機構401は、カバー401Cによって覆われている。着脱機構401の詳細は後述する。
That is, the
リボン供給軸33の端部312は、保持部35hに保持されている。保持部35hは、端部312に沿って形成された溝部313の底部分の外径と略同径の内径を有する切欠が形成された円環板状を有する。
The
また、円環の一部には、リボン供給軸33の溝部313を着脱するための開口35iが形成されている。すなわち、C字型に形成されている。
Further, an opening 35i for attaching / detaching the
このような構造を有することにより、保持部35hは、溝部313に嵌まることができ、リボン供給軸33を回動自在に保持することができる。
By having such a structure, the holding
リボン巻取軸34の端部316は、着脱機構402によってプリンタ100に対して着脱可能とされる。着脱機構402の詳細は後述する。
The
図4に示すように、リボン供給軸33の端部312側及びリボン巻取軸34の端部317側には、リボン巻取軸34の拡径部318に連結される設けられたギヤ319と、リボン供給軸33に設けられたギヤ314及びギヤ319に、回転するための駆動力を伝達するギヤ320が配置されている。ギヤ320はギヤ保持部321に回転自在に保持されている。
As shown in FIG. 4, on the
ギヤ320は、図示されていない駆動モータに連結されている。駆動モータは、リボン供給軸33から必要量のインクリボンが繰り出されるように制御されている。
The
また、ギヤ保持部321は、ギヤ319を覆うカバー部322を備える。図4には示されていないが、カバー部322には、リボン巻取軸34が回転自在に保持されている。
Further, the
続いて、リボン供給軸33の着脱機構401及びリボン巻取軸34の着脱機構402について説明する。
Subsequently, the attachment /
図7は、リボン供給軸33及びリボン巻取軸34を、図4に示す矢印VII方向からみた側面図である。
FIG. 7 is a side view of the
図4に示すように、リボン供給軸33の端部311には、着脱機構401が配置されている。着脱機構401は、図7に示すように、カバー401Cにより覆われている。
As shown in FIG. 4, the attachment /
リボン巻取軸34は、図4及び図7に図示されていない部材を用いてプリンタ100に取り付けられている。
The ribbon take-up
図8は、図7に示したリボン供給軸33及びリボン巻取軸34の着脱機構401を覆うカバー401Cを取り外した状態を示す側面図である。また、図9は、図8に示したリボン供給軸33及びリボン巻取軸34の着脱機構401,402から後述の押出部431,440を取り外した状態を示す側面図である。
FIG. 8 is a side view showing a state in which the
始めに、リボン供給軸33の着脱機構401を説明する。
First, the attachment /
図7及び図8に示すように、着脱機構401は、リボン供給軸33をプリンタ100に対して保持する保持部材410と、リボン供給軸33を保持部材410から開放するための開放部材430とを備える。
As shown in FIGS. 7 and 8, the attachment /
また、保持部材410は、図8及び図9に示すように、切欠部411と、切欠部411に形成された開口部412と、規制部413とを備える。
Further, as shown in FIGS. 8 and 9, the holding
切欠部411は、リボン供給軸33の端部311においてリボン供給軸33の端部311の外周311rの一部に沿う形状に形成されている。切欠部411は、リボン供給軸の端部311の外周311rに沿った形状を有する。
The
開口部412は、リボン供給軸33の端部311の外周311rが通過可能な幅に形成されている。
The
すなわち、切欠部411は、端部311の外径と略同径の内径を有する切欠部411が形成された円環板状を有し、保持部材410は、C字型に形成されている。
That is, the
規制部413は、開口部412に隣接して形成されている。規制部413は、開口部412から切欠部411側に向けて延びるように形成されている。規制部413により、開口部412の外側と規制部413との間には、隙間414が形成されている。
The regulating
続いて、開放部材430について説明する。
Subsequently, the opening
図10は、リボン供給軸33における着脱機構401を図8における矢印X方向からみて要部を拡大して示す斜視図である。
FIG. 10 is a perspective view showing the attachment /
開放部材430は、図8及び図10に示すように、押出部431と、使用者によって操作される操作部432とを備える。
As shown in FIGS. 8 and 10, the opening
押出部431は、切欠部411に装着されたリボン供給軸33の端部311の外周311rに当接する当接面431sを備え、切欠部411に装着されたリボン供給軸33を開口部412に向けて押し出すように形成されている。
The
具体的には、開放部材430は、押出部431の端部433に押出部431をリボン供給軸33の軸方向に交差する方向に揺動させるための揺動軸434を備える。
Specifically, the opening
操作部432は、揺動軸434が形成された押出部431の端部433から、揺動軸434を介して押出部431の反対側に延びるように形成されている。
The operating
また、保持部材410は、通常、工業製品に用いられる樹脂材料から形成されている。
Further, the holding
このような構成を有することにより、開放部材430は、図10に示すように、使用者によって操作部432が矢印D方向に押し下げられると、開放部材430は、保持部材410に対して、揺動軸434を回動中心として揺動し、押出部431が矢印U方向に上昇し、点線で示す位置に移行する。
With such a configuration, as shown in FIG. 10, when the
このとき、押出部431における当接面431sがリボン供給軸33の端部311の外周311rに当接し、当接面431sが端部311を開口部412の方向に移動させる。
At this time, the
このとき、リボン軸の端部311は、材料の弾性を利用して、開口部412の間隔を押し広げながら、開口部412を通過することができる。
At this time, the
これにより、リボン供給軸33の端部311が切欠部411から白矢印方向に離脱される。
As a result, the
リボン供給軸33が保持部材410に装着される際には、リボン供給軸33は、白矢印とは逆方向に保持部材410の切欠部411に向けて押し込まれる。このとき、保持部材410には、隙間414が形成されているため、開口部412が隙間414に向けて一時的に広げられる。これにより、リボン供給軸33の端部311が切欠部411に収められる。
When the
したがって、本発明の実施形態に係るプリンタ100によれば、上述した構成を備えることにより、リボン供給軸33の着脱を容易に行うことができる。これにより、使用者によるインクリボンRの交換作業性を向上することができる。
Therefore, according to the
また、本実施形態に係るプリンタ100における着脱機構401には、開口部412に隣接して規制部413が形成されている。
Further, in the attachment /
このため、リボン供給軸33の端部311が開口部412から離脱する際や装着の際に、開口部412の間隔が一時的に広げられても、規制部413によって、開口部412の広がりが規制される。これにより、開口部412が過度に広がることによって生じる開口部412の破損を防止することができる。
Therefore, even if the distance between the
続いて、リボン巻取軸34の着脱機構402について説明する。
Subsequently, the attachment /
図7及び図8に示すように、着脱機構402は、リボン巻取軸34を保持する保持部材420と、リボン巻取軸34を保持部材420から開放するための開放部材440とを備える。
As shown in FIGS. 7 and 8, the attachment /
保持部材420は、図8及び図9に示すように、切欠部421と、切欠部421に形成された開口部422と、規制部423とを備える。
As shown in FIGS. 8 and 9, the holding
切欠部421は、リボン巻取軸34の端部316においてリボン巻取軸34の端部316の外周316rの一部に沿った形状を有する。
The
開口部422は、リボン巻取軸34の端部316の外周316rが通過可能な幅に形成されている。
The
すなわち、切欠部421は、端部316の外径と略同径の内径を有する切欠部421が形成された、円環板状を有し、保持部材420は、C字型に形成されている。
That is, the
また、規制部423は、開口部422に隣接して形成されており、開口部422から切欠部421に向けて延びるように形成されている。規制部423により、開口部422の外側と規制部423との間には、隙間425が形成されている。
Further, the regulating
また、保持部材420は、通常、工業製品に用いられる樹脂材料から形成されている。
Further, the holding
続いて、開放部材440について説明する。
Subsequently, the opening
図11は、リボン巻取軸34における着脱機構402を説明する図8における矢印XI方向からみて要部を拡大して示す斜視図である。
FIG. 11 is a perspective view showing an enlarged main part when viewed from the arrow XI direction in FIG. 8 for explaining the attachment /
図11に示すように、開放部材440は、押出部441と、使用者によって操作される操作部442とを備える。
As shown in FIG. 11, the opening
押出部441は、切欠部421に装着されたリボン巻取軸34の端部316の外周316rに当接する当接面441sを備え、切欠部421に装着されたリボン巻取軸34を開口部422に向けて押し出すように形成されている。
The extruded
具体的には、開放部材440は、押出部441の端部443に、押出部441をリボン巻取軸34の軸方向に交差する方向に揺動させるための揺動軸444を備える。
Specifically, the opening
(CL4)
操作部442は、揺動軸444が形成された押出部441の端部443から、揺動軸444に対して、押出部441と同じ側に延びるように形成されている。
(CL4)
The
すなわち、押出部441と操作部442とは、揺動軸444における互いのなす角θが鋭角となるように形成されている。
That is, the
このような構成を有することにより、開放部材440は、図11に示すように、使用者によって操作部442が矢印P方向に移動されると、開放部材440は、保持部材420に対して、揺動軸444を回動中心として揺動し、押出部441が矢印R方向に移動することにより、点線で示す位置に移行する。
By having such a configuration, as shown in FIG. 11, when the
このとき、押出部441における当接面441sがリボン巻取軸34の端部316の外周316rに当接し、当接面441sが端部316を開口部422の方向に移動させる。
At this time, the contact surface 441s in the extruded
リボン軸の端部316は、材料の弾性を利用して、開口部422の間隔を押し広げながら、開口部422を通過することができる。
The
これにより、リボン巻取軸34の端部316が切欠部421から白矢印方向に離脱される。
As a result, the
リボン巻取軸34が保持部材420に装着される際には、リボン巻取軸34は、白矢印とは逆方向に保持部材420の切欠部421に向けて押し込まれる。このとき、保持部材420には、隙間424が形成されているため、開口部422が隙間424に向けて一時的に広げられる。これにより、リボン巻取軸34の端部316が切欠部421に収められる。
When the ribbon take-up
したがって、本発明の実施形態に係るプリンタ100によれば、上述した構成を備えることにより、リボン巻取軸34の着脱を容易に行うことができる。これにより、使用者によるインクリボンRの交換作業性を向上することができる。
Therefore, according to the
また、本実施形態に係るプリンタ100における着脱機構402には、開口部422に隣接して規制部423が形成されている。
Further, the attachment /
このため、リボン供給軸33の端部316が開口部422から離脱する際や装着の際に、開口部422の間隔が一時的に広げられても、規制部423によって、開口部422の広がりが規制される。これにより、開口部422が過度に広がることによって生じる開口部422の破損を防止することができる。
Therefore, even if the distance between the
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
[Other embodiments]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the above-described embodiment is only one of the application examples of the present invention, and the purpose is to limit the technical scope of the present invention to the specific configuration of the above-described embodiment. is not it.
上述した着脱機構401は、リボン巻取軸34に適用することができる。また、同様に、着脱機構402は、リボン供給軸33に適用することができる。
The above-mentioned attachment /
例えば、着脱機構401において、操作部432は、揺動軸434を介して、押出部431の反対側に形成されていればよく、押出部431と操作部432は、図面に示された形状に限定されない。
For example, in the attachment /
また、本実施形態のインクリボンRは、インクが塗布された面が内側になる裏巻きのリンクリボンであってもよい。 Further, the ink ribbon R of the present embodiment may be a back-wound link ribbon with the ink-coated surface inside.
同様に、着脱機構402において、操作部442は、押出部441と鋭角になるように配置されていればよく、図示された形状のものに限定されない。
Similarly, in the attachment /
10 筐体
11 カバー
11a 被係合部
12 媒体供給軸
13 支持軸
14 レバー
15 印字部
16 排出口
17 カッタ
18 透過センサ
19 操作ユニット
20 プラテンローラ
21 反射センサ
22 透過センサ
22a 発光ユニット
22b 受光ユニット
30 印字ユニット
31 本体部
32 サーマルヘッド
33 リボン供給軸
34 リボン巻取軸
35 仕切部材
35a ベース部
35b 軸部
35c 支持部
35e 係合部
35h 保持部
35i 開口
36 ガイド軸
37 ガイド軸
40 コントローラ
100 プリンタ
311 端部
311r 外周
312 端部
312r 外周
313 溝部
314 ギヤ
316 端部
316r 外周
317 端部
317r 外周
318 拡径部
319 ギヤ
320 ギヤ
321 ギヤ保持部
322 カバー部
401 着脱機構
401C カバー
402 着脱機構
410 保持部材
411 切欠部
412 開口部
413 規制部
414 隙間
420 保持部材
421 切欠部
422 開口部
423 規制部
424 隙間
425 隙間
430 開放部材
431 押出部
431s 当接面
432 操作部
433 端部
434 揺動軸
440 開放部材
441 押出部
441s 当接面
442 操作部
443 端部
444 揺動軸
10
Claims (5)
前記印字部に供給されるインクリボンを保持するリボン供給軸と、
使用済の前記インクリボンを巻き取るリボン巻取軸と、
揺動自在に設けられ、前記印字部を構成するサーマルヘッドを有する印字ユニットと、
前記印字ユニットに揺動自在に設けられ、前記インクリボンと前記印字媒体との間を仕切る仕切部材と、
前記リボン供給軸及び前記リボン巻取軸が装着又は離脱される着脱機構と、
を備え、
前記リボン供給軸は、前記仕切部材に設けられ、
前記着脱機構は、
前記リボン供給軸の少なくとも一方の端部側において前記リボン供給軸の外周の一部分に沿って形成された切欠部と、
前記リボン供給軸の外周が通過可能に前記切欠部に形成された開口部と、
前記切欠部に装着された前記リボン供給軸を前記開口部に向けて押し出す押出部と、
前記押出部により前記リボン供給軸が押し出される際に、前記開口部の広がりを規制する規制部と、
を備えた、プリンタ。 A printing unit that prints on a printing medium and
A ribbon supply shaft that holds the ink ribbon supplied to the printing unit, and
A ribbon winding shaft that winds up the used ink ribbon,
A printing unit that is swingably provided and has a thermal head that constitutes the printing unit, and a printing unit.
A partition member that is swingably provided on the printing unit and partitions between the ink ribbon and the printing medium.
A detachable mechanism for attaching or detaching the ribbon supply shaft and the ribbon winding shaft, and
Equipped with
The ribbon supply shaft is provided on the partition member, and the ribbon supply shaft is provided on the partition member.
The attachment / detachment mechanism is
A notch formed along a part of the outer circumference of the ribbon supply shaft on at least one end side of the ribbon supply shaft,
An opening formed in the notch so that the outer circumference of the ribbon supply shaft can pass through,
An extruded portion that pushes the ribbon supply shaft attached to the notch toward the opening, and an extruded portion.
When the ribbon supply shaft is extruded by the extrusion portion, the regulation portion that regulates the expansion of the opening and the regulation portion.
A printer equipped with.
前記押出部の一端に、前記押出部を前記切欠部に当接した前記リボン供給軸の軸方向に交差する方向に揺動させるための揺動軸を備え、
前記押出部は、前記揺動軸において揺動自在に取り付けられた、プリンタ。 The printer according to claim 1 .
At one end of the extruded portion, a swinging shaft for swinging the extruded portion in a direction intersecting the axial direction of the ribbon supply shaft in contact with the notch portion is provided.
The extruded portion is a printer mounted swingably on the swing shaft.
前記揺動軸を介して前記押出部の反対側に延びるように形成された操作部を備えた、プリンタ。 The printer according to claim 2 .
A printer provided with an operation unit formed so as to extend to the opposite side of the extrusion unit via the swing shaft.
前記揺動軸に対して前記押出部と同じ側に延びるように形成された操作部を備えた、プリンタ。 The printer according to claim 2 .
A printer provided with an operation unit formed so as to extend to the same side as the extrusion unit with respect to the swing axis.
前記揺動軸における前記押出部と前記操作部とのなす角が鋭角となるように形成された、プリンタ。 The printer according to claim 3 .
A printer formed so that the angle formed by the extrusion portion and the operation portion of the swing shaft is an acute angle.
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