JP7039021B2 - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7039021B2 JP7039021B2 JP2018084064A JP2018084064A JP7039021B2 JP 7039021 B2 JP7039021 B2 JP 7039021B2 JP 2018084064 A JP2018084064 A JP 2018084064A JP 2018084064 A JP2018084064 A JP 2018084064A JP 7039021 B2 JP7039021 B2 JP 7039021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- drum lid
- lid
- cake
- extrusion plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
<第1の発明>
第1の発明においては、ドラム蓋が、ケーキ押出板に対してドラムの軸線方向に相対的に変位し得るように設けられていて、ドラム蓋を停止させた状態でもケーキ押出板をドラムの軸線方向に変位させ得るように構成され、ドラム蓋及びケーキ押出板がそれぞれ開位置及び最終前進位置にあるときのドラム蓋とケーキ押出板との間の距離が、ドラム蓋及びケーキ押出板がそれぞれ閉位置及び初期位置にあるときのドラム蓋とケーキ押出板との間の距離未満になるようにドラム蓋の開位置が設定される。
第2の発明は第1の発明に適用されるもので、本発明においては、ケーキ押出板を最終前進位置まで変位させたときに、ケーキ押出板又はケーキ押出板に一体化されている部分のドラム蓋側の端部がドラム蓋又はドラム蓋に一体化されている部分に接した状態で配置されるように、ドラム蓋の開位置及びケーキ押出板の最終前進位置が設定される。
本明細書に開示された第3の発明は、第1の発明または第2の発明に適用される。本発明においては、ドラム駆動装置が、中心軸線をドラムの中心軸線に一致させた状態で回転自在に設けられて一端がドラムの底壁部に結合された主軸と、主軸をドラムとともに回転させる回転駆動機構とを備えている。
本明細書に開示された第4の発明は、第3の発明に適用される。本発明においては、ドラム蓋支持軸の少なくとも一つが中空に形成されて、一端がドラムの底壁部に固定されたガイド軸が中空に形成されたドラム蓋支持軸の中空部内にスライド自在に嵌合される。またストッパ機構は、ガイド軸に形成されたストッパ係合部と、ドラムの径方向に沿ってガイド軸側に向かう方向とガイド軸から離れる方向とに変位し得るように変位の方向が規制された状態で可動支持部材にスライド自在に支持されたストッパと、ストッパをガイド軸側に付勢するバネとを備えていて、ドラム蓋が開位置の手前に位置している間はストッパがガイド軸のストッパ係合部以外の部分に接した状態を保持してドラム蓋支持軸がドラム蓋とともにドラムの軸線方向に変位するのを許容し、ドラム蓋がドラムの開口部から離れる方向に変位する過程で開位置に達したときにストッパがガイド軸に設けられたストッパ係合部に係合してドラム蓋支持軸及びドラム蓋がドラムの底壁部から離れる方向に変位するのを阻止するように構成されている。
本明細書に開示された第5の発明は、第3の発明又は第4の発明に適用される。本発明においては、スラスト軸がケーキ押出板を初期位置から最終前進位置に向けて変位させる過程で、ドラム蓋が閉位置から開位置に変位するまでの間可動支持部材とスラスト軸との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを阻止するべく可動支持部材をスラスト軸に仮固定し、ドラム蓋が開位置に達した後は可動支持部材とスラスト軸との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するべく可動支持部材のスラスト軸に対する仮固定を解除するように構成された可動支持部材仮止め機構がスラスト軸と可動支持部材との間に設けられている。
第6の発明は第5の発明に適用されるもので、本発明においては、可動支持部材仮止め機構が、スラスト軸の径方向に変位自在な可動子と該可動子をスラスト軸側に付勢するバネとを有して可動支持部材側に固定された第1のプランジャと、第1のプランジャの可動子を嵌合させるためにスラスト軸側に設けられた凹部とを備えて、第1のプランジャの可動子が前記凹部に嵌合しているときに可動支持部材をスラスト軸に仮固定し、第1のプランジャの可動子が凹部から離脱しているときに可動支持部材の仮固定を解除して可動支持部材とスラスト軸との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するように構成されている。
第7の発明は第3ないし第6の発明の発明の何れかに適用される。本発明においては、ドラム内に原液を供給する給液パイプが、ドラムと中心軸線を共有した状態で、かつドラム蓋を貫通した状態で設けられる。またドラム蓋は、給液パイプの外周をスライドしつつ前記閉位置と開位置との間を変位するように設けられていて、ドラム蓋が開位置にあるときにドラム蓋と給液パイプとの間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを阻止するべくドラム蓋を給液パイプに仮固定し、ケーキ押出板が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程でケーキ押出板が可動支持部材に接して可動支持部材をドラムの底壁部側に押したときにドラム蓋の給液パイプへの仮固定を解除するように構成されたドラム蓋仮止め機構が設けられている。
第8の発明は、第7の発明に適用される。本発明においては、ドラム蓋仮止め機構が給液パイプの径方向に変位自在な可動子と該可動子を給液パイプ側に付勢するバネとを備えた第2のプランジャと、第2のプランジャの可動子を嵌合させるために給液パイプの周方向に伸びるようにして給液パイプ側に設けられた溝部とを備えていて、第2のプランジャの可動子が前記溝部に嵌合しているときにドラム蓋を給液パイプに仮固定し、第2のプランジャの可動子が前記溝部から離脱しているときにドラム蓋の仮固定を解除してドラム蓋と給液パイプとの間に給液パイプの軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するように構成されている。
第9の発明は第3の発明に適用されるもので、本発明においては、ドラム内に原液を供給する給液パイプが、ドラムと中心軸線を共有した状態で、かつドラム蓋を貫通した状態で設けられる。またドラム蓋は給液パイプの外周をスライドしつつ閉位置と開位置との間を変位するように設けられ、ドラム蓋が開位置に達したときにドラム蓋に接してドラム蓋が開位置を越えてドラムから離れる方向に変位するのを阻止するストッパが給液パイプに固定される。
第10の発明は第9の発明に適用されるもので、本発明においては、ドラム蓋が開位置にあるとき及びケーキ押出板が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で可動支持部材に接するまでの間ドラム蓋を前記開位置に保持するためにドラム蓋を給液パイプに仮固定し、ケーキ押出板が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で可動支持部材に接して可動支持部材をドラムの底壁部側に押した際にドラム蓋が閉位置に向けて変位するのを許容するためにドラム蓋の給液パイプへの仮固定を解除するように構成されたドラム蓋仮止め機構がドラム蓋と前記給液パイプとの間に設けられる。
第11の発明は、第10の発明に適用される。本発明においては、ドラム蓋仮止め機構が、給液パイプの径方向に変位自在な可動子と該可動子を前記給液パイプ側又はドラム蓋側に付勢するバネとを備えてドラム蓋側又は給液パイプ側に固定された第2のプランジャと、第2のプランジャの可動子を嵌合させるために給液パイプの周方向に伸びるようにしてドラム蓋側又は給液パイプ側に設けられた溝部とを備えて、ドラム蓋が開位置にあるときに第2のプランジャの可動子が前記溝部に嵌合してドラム蓋を給液パイプに仮固定し、ケーキ押出板が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で可動支持部材に接して可動支持部材をドラムの底壁部側に押した際に第2のプランジャの可動子が前記溝部から離脱してドラム蓋の仮固定を解除するように構成される。
第12の発明は、第7ないし第11の発明の何れかに適用されるもので、本発明においては、給液パイプが、ドラム蓋とともに回転するように設けられる。
図1ないし図4は本発明に係る遠心分離機の第1の実施形態を示したもので、図1は本実施形態の遠心分離機を垂直面に沿って断面してその全体的な構成を示した断面図である。図1において、1は透過孔を有する周壁部101と該周壁部の軸線方向の一端を閉じる底壁部102と周壁部101の軸線方向の他端に形成された開口部103とを有して周壁部101の軸線を中心軸線として回転させられるドラム、2はドラム1内の底壁部102に近接した位置に設定された初期位置とドラムの前方(図1において左方向)に設定された最終前進位置との間をドラム1とともに回転しながらドラムの中心軸線に沿って変位するケーキ押出板、3はドラム1の開口部を開閉するために、ドラム1とともに回転しながらドラム1の開口部を閉じる際の位置である閉位置とドラム1の前方に設定された開位置との間をドラム1の中心軸線に沿って変位するドラム蓋、4は布などの可撓性を有するフィルタ材料により筒状に形成されて、ドラム1の内周に添わせた状態で、一端及び他端がそれぞれドラム1の開口部側の端部の内側及びケーキ押出板2の外周部に固定された可撓性フィルタである。
<ドラム回りの構成>
(1)ドラム
図2ないし図4に示されているように、ドラム1は、多数の透過孔hを有する周壁部101と、周壁部101の軸線方向の一端を閉じる底壁部102と、周壁部101の軸線方向の他端に形成された開口部103とを有して、周壁部101の軸線を中心軸線とした公知のものである。ドラム1の底壁部102の中央寄りの部分にはドラムの開口方向と逆の方向に突出した円錐台状の突出部102aが形成され、この突出部102aの中央部に設けられた平板部が主軸501の先端にボルト等により固定されている。ドラム1内に形成されたケーキの排出と後記するフィルタ4の反転とを容易にするため、ドラム1の周壁部101には、ドラムの底壁部102から開口部103側に向かうに従って徐々に径が大きくなっていく向きのテーパが付けられている。
ケーキ押出板2は、円形な輪郭形状を有する金属板からなっていて、ドラム1内に設定された初期位置(図2に示した位置)と、ドラム1の開口方向の前方に位置させて前面カバー8内(ケーキ回収室内)に設定された最終前進位置(図4に示した位置)との間を変位させられる。ケーキ押出板2の最終前進位置は、図4に示すようにフィルタ4を完全に反転させるために必要な位置に設定される。
ドラム蓋3は、ドラム1の周壁部101の内径よりも大きい外径を有する円板からなっていて、その外周寄りの部分には、ドラム1の開口方向に突出した環状の突出部が形成されることにより肉厚部301が形成され、この肉厚部301にドラム1側に向いた段部302が形成されている。ドラム蓋3の肉厚部301に形成された段部302は、フィルタ押え板106に設けられた環状の突出部106aを嵌合させ得るように形成されていて、ドラム蓋3の段部302にフィルタ押え板106の突出部106aを嵌合させた状態にしたときに、ドラム1の開口部103が閉じられるようになっている。
次に図1を参照して、ドラム1とケーキ押出板2とドラム蓋3とを駆動する駆動装置5の構成について説明する。駆動装置5は、ドラムの中心軸線を回転中心としてドラムを回転駆動するドラム駆動装置と、ドラム蓋3及びケーキ押出板2をドラム1とともに回転させながらドラム1の軸線方向に駆動するリニア駆動装置とを備えている。以下これらの駆動装置について説明する。
ドラム駆動装置は、ドラム1に結合された主軸501と、主軸501を回転駆動する回転駆動機構とにより構成される。図示の例では、ベースフレーム3に支柱511,511を介して軸受装置512が支持され、この軸受装置の軸線方向の一端が主フレーム14の前側壁部14Aに結合されている。軸受け装置512には軸受け513及び514が設けられており、これらの軸受けにより、中空の主軸501がその中心軸線を横方向(水平方向)に向けた状態で回転自在に支持されている。主軸501の軸線方向の一端は主フレーム14の前側壁部14Aに設けられた孔を通して、前側壁部14Aの前方に配置されたドラム1の底壁部102に結合され、主軸501の軸線方向の他端は軸受け装置512の軸線方向の他端から外部に導出されている。主軸501の軸線方向の一端及び他端をそれぞれ主軸501の前端及び後端とする。
リニア駆動装置は、ドラム1と中心軸線を共有した状態で、かつ主軸501内を軸線方向に貫通した状態で設けられて先端がケーキ押出板に結合され、前記主軸に対しては軸線方向に沿った相対変位のみが許容されたスラスト軸502と、スラスト軸502を主軸501の軸線方向に駆動するスラスト軸駆動機構と、ドラム1の内側にドラムと中心軸線を共有した状態で設けられてスラスト軸502にスライド自在に支持された可動支持部材25と、ケーキ押出板2をスライド自在に貫通してドラム1の中心軸線と平行に延びるように設けられ、一端及び他端がそれぞれドラム蓋3及び可動支持部材25に固定されてドラム蓋3及び可動支持部材25と共にドラムの軸線方向に変位する複数のドラム蓋支持軸20と、ドラム蓋3が開位置を越えて変位するのを阻止するストッパ機構とを備えている。また本実施形態では、ドラム蓋3を閉位置から開位置に変位させる過程で可動支持部材25をスラスト軸とともに変位させるために、ドラム蓋3が開位置に到達するまでの間可動支持部材25をスラスト軸502に仮固定しておく可動支持部材仮止め機構と、最終前進位置にあるケーキ押出板2を初期位置に向けて変位させる過程で、ドラム蓋3がケーキ押出板2に接近した状態でケーキ押出板2に追従して変位するのを防ぐために、ケーキ押出板2が可動支持部材25に接するまでの間ドラム蓋3を給液パイプに仮固定しておくドラム蓋仮止め機構とが設けられる。以下これらの各部について説明する。
スラスト軸502は、主軸501の中空部内にスライド自在に挿入されている。スラスト軸502と主軸501との間に許容される相対変位を両軸の軸線方向に沿った変位のみに限定するために、主軸501の一部に該主軸の軸線方向に伸びるスロット530が形成され、スラスト軸502に固定されたキー531がスロット530にスライド自在に嵌合されている。主軸501の前端側及び後端側にそれぞれ配置されたスラスト軸502の一端及び他端をそれぞれスラスト軸502の前端及び後端とする。
スラスト軸502の後端にはナット535が、その中心軸線をスラスト軸502の中心軸線に一致させた状態で固定されている。スラスト軸502の軸心部には、ナット535側に開口部を有し、ナット535と反対側の端部が閉鎖された第1の孔502bと、ドラム1側の端部に開口部を有し、ドラム1と反対側の端部が閉鎖された第2の孔502cとが形成され、ナット535に螺合されたねじ棒536が第1の孔502bに挿入されている。第2の孔502cは、スラスト軸502が前進していく過程で図3及び図4に示すように給液パイプ9を受け入れるために設けられたもので、その内部には、耐蝕性を有し、摩擦抵抗が小さい樹脂材料からなる保護チューブ540(図2ないし図4参照)が嵌合されている。
図示の駆動装置5において、モータ520及び541のうち、モータ520のみを駆動したとすると、モータ520の回転により、主軸501が回転させられ、主軸502にキー531を介して結合されたスラスト軸502が主軸501とともに回転させられる。スラスト軸502が回転することにより、該スラスト軸とともにナット535も回転し、該ナット535に螺合されているネジ棒536も回転させられる。ネジ棒536の回転は、プーリ540とベルト543とを通してプーリ542に伝達されるため、モータ541の回転軸が回転させられる。この状態では、モータ541がモータ520の負荷となっており、モータ541の回転軸がモータ520により回転させられる。このように、モータ541がモータ520により回転させられる状態では、ネジ棒536がナット535及びスラスト軸502と一緒に回転し、ネジ棒536とナッ535との間には相対的な回転が生じないため、スラスト軸502は主軸9に対してスラスト運動を行わない。
ドラム蓋3は、ドラム1の中心軸線に沿ってケーキ押出板2に対して相対的に変位し得るように設けられる。本実施形態では、ドラム蓋3をドラム1の中心軸線に沿ってケーキ押出板2に対して相対的に変位させることができるようにするため、ドラム1の中心軸線の周囲に複数のドラム蓋支持軸20が等角度間隔で配置され、各ドラム蓋支持軸20の一端がドラム蓋3に固定されている。本実施形態では、合計6本のドラム蓋支持軸20がドラムの中心軸線の周囲に60度間隔で配置されている。
ドラム蓋3が設定された開位置(図3及び図4に示した位置)を越えてドラム1の前方(ドラム1から離れる方向)に変位するのを阻止するためにストッパ機構が設けられる。本実施形態では、ストッパ機構を構成するために、各ドラム蓋支持軸20の中空部内にドラム1の中心軸線と平行に伸びるガイド軸27がスライド自在に嵌合され、各ガイド軸27の一端がドラム1の底壁部102に固定されている。図示の例では、各ガイド軸27の一端に雄ネジ部27aが設けられていて、該雄ネジ部27aがドラム1の底壁部102に設けられたネジ孔に螺合されることにより各ガイド軸27がドラムの底壁部102に固定されている。
可動支持部材仮止め機構は、スラスト軸502がケーキ押出板2を初期位置から最終前進位置に向けて変位させる過程で、ドラム蓋3が閉位置から開位置に変位するまでの間可動支持部材25とスラスト軸502との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを阻止するべく可動支持部材25をスラスト軸502に仮固定し、ドラム蓋3が開位置に達した後は可動支持部材25とスラスト軸502との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するべく可動支持部材25のスラスト軸502に対する仮固定を解除する機構である。
ドラム蓋仮止め機構は、ドラム蓋3が開位置にあるとき及びケーキ押出板2が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で可動支持部材25に接するまでの間ドラム蓋3を開位置に保持するためにドラム蓋を給液パイプ9に仮固定し、ケーキ押出板2が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で可動支持部材25に接して可動支持部材25をドラム1の底壁部102側に押した際にドラム蓋3が閉位置に向けて変位するのを許容するためにドラム蓋3の給液パイプ9への仮固定を解除する機構である。ケーキ押出板2が最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で可動支持部材25に接するまでの間ドラム蓋3を開位置に保持するのは、図4に示されているように反転されたフィルタ4をドラム1内に戻す動作を円滑に行わせるためである。
上記のように構成して、図2に示すようにドラム蓋3及びケーキ押出板2がそれぞれ閉位置及び初期位置にある状態でスラスト軸502を前進させる(図2において左方に変位させる)と、スラスト軸502により直接駆動されるケーキ押出板2が最終前進位置に向けて変位すると同時に、可動支持部材25がケーキ押出板2に追従して変位するため、可動支持部材25にドラム蓋支持軸20を介して接続されているドラム蓋3が開位置に向けて変位する。ケーキ押出板2の変位に伴ってフィルタ4が反転させられる。
次に、上記の実施形態の遠心分離機を用いて固液分離処理を行う際の動作について説明する。原液を液分とケーキ分とに分離する固液分離処理を行う際には、ドラム蓋3を閉位置に位置させ、ケーキ押出板2を初期位置に位置させた状態で、主軸501をスラスト軸502とともに高速回転させ、ドラム1、ケーキ押出板2及びドラム蓋3を高速回転させる。このときベアリング部材306とスラスト軸502との間の摩擦によってスラスト軸502から給液パイプ9に伝達されるトルクにより給液パイプ9が回転させられる。給液パイプ9は、最終的にはドラム1同じ回転速度で回転させられる。
上記の実施形態では、一端がドラムの底壁部102に固定されたガイド軸27をドラム蓋支持軸20の中空部内にスライド自在に嵌合させておいて、ガイド軸27に形成されたストッパ係合部27bと、ドラム1の径方向に沿ってガイド軸27側に向かう方向とガイド軸27から離れる方向とに変位し得るように変位の方向が規制された状態で可動支持部材25にスライド自在に支持されたストッパ29と、ストッパ29をガイド軸27側に付勢するバネとによりドラム蓋3が開位置を越えてドラムの底壁部から離れる方向に変位するのを阻止するストッパ機構を構成したが、本発明は、ストッパ機構を上記の実施形態のように構成する場合に限定されない。
図5に示した例では、第2のプランジャ45をドラム蓋3に取り付け、第2のプランジャ45の可動子46を嵌合させる溝部49をストッパ50の外周に形成しているが、本発明はこのように第2のプランジャ45及び溝部49を設ける場合に限定されない。例えば、ストッパ50に第2のプランジャ45を上向きにして取り付け、ストッパ50を同心的に取り囲む環状部材をドラム蓋3の外側面に固定して、この環状部材の内周に、第2のプランジャ45の可動子を嵌合させる溝部49を形成するようにしても良い。
101 ドラムの周壁部
102 ドラムの底壁部
103 ドラムの開口部
2 ケーキ押出板
3 ドラム蓋
4 フィルタ
5 ドラム、ドラム蓋及びケーキ押出板を駆動する駆動装置
501 主軸
502 スラスト軸
520 主軸駆動用モータ
525 ドラム駆動装置
535 ナット
536 ネジ棒
541 スラスト軸駆動用モータ
550 スラスト軸駆動機構
7 ケーシング
8 前面カバー
9 給液パイプ
10 ロータリジョイント
20 ドラム蓋支持軸
25 可動支持部材
26 スラスト軸受
27 ガイド軸
27b ストッパ係合部
29 ストッパ
41 第1のプランジャ
42 可動子
43 バネ
44 可動子42を嵌合させる凹部
45 第2のプランジャ
46 可動子
47 バネ
49 可動子46を嵌合させる溝部
50 ストッパ
Claims (12)
- 透過孔を有する周壁部と該周壁部の軸線方向の一端を閉じる底壁部と前記周壁部の軸線方向の他端に形成された開口部とを有して前記周壁部の軸線を中心軸線としたドラムと、前記ドラムの中心軸線を回転中心として前記ドラムを回転駆動するドラム駆動装置と、前記ドラムの開口部を閉じる際の位置である閉位置と前記ドラムの外方に設定された開位置との間を前記ドラムとともに回転しながら前記ドラムの中心軸線に沿って変位し得るように設けられたドラム蓋と、前記ドラム内の前記底壁部に近接した位置に設定された初期位置と前記ドラム蓋の開位置の手前に設定された最終前進位置との間を前記ドラムとともに回転しながら前記ドラムの中心軸線に沿って変位し得るように設けられたケーキ押出板と、前記ドラム蓋及びケーキ押出板を前記ドラムの軸線方向に駆動するリニア駆動装置と、前記ドラムの開口部の内側に一端が固定されるとともに他端が前記ケーキ押出板の外周部に固定されて前記ケーキ押出板が前記初期位置にあるときに前記ドラムの周壁部の内周面を覆った状態で配置され、前記ケーキ押出板が前記初期位置から最終前進位置に変位する過程で反転させられるフィルタとを備えたフィルタ反転式の遠心分離機において、
前記ドラム蓋は、前記ケーキ押出板に対して前記ドラムの軸線方向に相対的に変位し得るように設けられていて、前記ドラム蓋を停止させた状態でも前記ケーキ押出板を前記ドラムの軸線方向に変位させ得るように構成され、
前記ドラム蓋及びケーキ押出板がそれぞれ前記開位置及び最終前進位置にあるときの前記ドラム蓋とケーキ押出板との間の距離が、前記ドラム蓋及びケーキ押出板がそれぞれ前記閉位置及び初期位置にあるときの前記ドラム蓋とケーキ押出板との間の距離未満になるように前記ドラム蓋の開位置が設定されていること、
を特徴とする遠心分離機。 - 前記ケーキ押出板を最終前進位置まで変位させたときに、前記ケーキ押出板又は前記ケーキ押出板に一体化されている部分の前記ドラム蓋側の端部が前記ドラム蓋又は前記ドラム蓋に一体化されている部分に接した状態で配置されるように、ドラム蓋の開位置及びケーキ押出板の最終前進位置が設定されている請求項1に記載の遠心分離機。
- 前記ドラム駆動装置は、中心軸線を前記ドラムの中心軸線に一致させた状態で回転自在に設けられて一端が前記ドラムの底壁部に結合された主軸と、前記主軸を前記ドラムとともに回転させる回転駆動機構とを備え、
前記リニア駆動装置は、前記ドラムと中心軸線を共有した状態で、かつ前記主軸内を軸線方向に貫通した状態で設けられて先端が前記ケーキ押出板に結合され、前記主軸に対しては軸線方向に沿った相対変位のみが許容されたスラスト軸と、前記スラスト軸を前記主軸の軸線方向に駆動するスラスト軸駆動機構と、前記ドラムの内側に前記ドラムと中心軸線を共有した状態で設けられて前記スラスト軸にスライド自在に支持された可動支持部材と、前記ケーキ押出板をスライド自在に貫通して前記ドラムの中心軸線と平行に延びるように設けられ、一端及び他端がそれぞれ前記ドラム蓋及び前記可動支持部材に固定されて前記ドラム蓋及び前記可動支持部材と共に前記ドラムの軸線方向に変位する複数のドラム蓋支持軸と、前記ドラム蓋が前記開位置を越えて変位するのを阻止するストッパ機構とを備えていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の遠心分離機。 - 前記ドラム蓋支持軸の少なくとも一つは中空に形成されて、一端が前記ドラムの底壁部に固定されたガイド軸が中空に形成されたドラム蓋支持軸の中空部内にスライド自在に嵌合され、
前記ストッパ機構は、前記ガイド軸に形成されたストッパ係合部と、前記ドラムの径方向に沿って前記ガイド軸側に向かう方向と前記ガイド軸から離れる方向とに変位し得るように変位の方向が規制された状態で前記可動支持部材にスライド自在に支持されたストッパと、前記ストッパを前記ガイド軸側に付勢するバネとを備えていて、前記ドラム蓋が前記開位置の手前に位置している間は前記ストッパが前記ガイド軸のストッパ係合部以外の部分に接した状態を保持して前記ドラム蓋支持軸が前記ドラム蓋とともに前記ドラムの軸線方向に変位するのを許容し、前記ドラム蓋が前記ドラムの開口部から離れる方向に変位する過程で前記開位置に達したときに前記ストッパが前記ガイド軸に設けられたストッパ係合部に係合して前記ドラム蓋支持軸及びドラム蓋が前記ドラムの底壁部から離れる方向に変位するのを阻止するように構成されていること、
を特徴とする請求項3に記載の遠心分離機。 - 前記スラスト軸が前記ケーキ押出板を初期位置から最終前進位置に向けて変位させる過程で、前記ドラム蓋が前記閉位置から開位置に変位するまでの間前記可動支持部材と前記スラスト軸との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを阻止するべく前記可動支持部材を前記スラスト軸に仮固定し、前記ドラム蓋が前記開位置に達した後は前記可動支持部材と前記スラスト軸との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するべく前記可動支持部材の前記スラスト軸に対する仮固定を解除するように構成された可動支持部材仮止め機構が前記スラスト軸と可動支持部材との間に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の遠心分離機。
- 前記可動支持部材仮止め機構は、前記スラスト軸の径方向に変位自在な可動子と該可動子を前記スラスト軸側に付勢するバネとを有して前記可動支持部材側に固定された第1のプランジャと、前記第1のプランジャの可動子を嵌合させるために前記スラスト軸側に設けられた凹部とを備えて、前記第1のプランジャの可動子が前記凹部に嵌合しているときに前記可動支持部材を前記スラスト軸に仮固定し、前記第1のプランジャの可動子が前記凹部から離脱しているときに前記可動支持部材の仮固定を解除して前記可動支持部材とスラスト軸との間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するように構成されている請求項5に記載の遠心分離機。
- 前記ドラム内に原液を供給する給液パイプが、前記ドラムと中心軸線を共有した状態で、かつ前記ドラム蓋を貫通した状態で設けられ、
前記ドラム蓋は前記給液パイプの外周をスライドしつつ前記閉位置と開位置との間を変位するように設けられ、
前記ドラム蓋が前記開位置にあるときに前記ドラム蓋と前記給液パイプとの間に軸線方向に沿った相対変位が生じるのを阻止するべく前記ドラム蓋を前記給液パイプに仮固定し、前記ケーキ押出板が前記最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で前記ケーキ押出板が前記可動支持部材に接して前記可動支持部材を前記ドラムの底壁部側に押したときに前記ドラム蓋の給液パイプへの仮固定を解除するように構成されたドラム蓋仮止め機構が設けられている請求項3ないし6の何れか一つに記載の遠心分離機。 - 前記ドラム蓋仮止め機構は、前記給液パイプの径方向に変位自在な可動子と該可動子を給液パイプ側に付勢するバネとを備えた第2のプランジャと、前記第2のプランジャの可動子を嵌合させるために前記給液パイプの周方向に伸びるようにして前記給液パイプ側に設けられた溝部とを備えて、前記第2のプランジャの可動子が前記溝部に嵌合しているときに前記ドラム蓋を前記給液パイプに仮固定し、前記第2のプランジャの可動子が前記溝部から離脱しているときに前記ドラム蓋の仮固定を解除して前記ドラム蓋と前記給液パイプとの間に前記給液パイプの軸線方向に沿った相対変位が生じるのを許容するように構成されている請求項7に記載の遠心分離機。
- 前記ドラム内に原液を供給する給液パイプが、前記ドラムと中心軸線を共有した状態で、かつ前記ドラム蓋を貫通した状態で設けられ、
前記ドラム蓋は前記給液パイプの外周をスライドしつつ前記閉位置と開位置との間を変位するように設けられ、
前記ドラム蓋が前記開位置に達したときに前記ドラム蓋に接して前記ドラム蓋が前記開位置を越えて前記ドラムから離れる方向に変位するのを阻止するストッパが前記給液パイプに固定されていること、
を特徴とする請求項3に記載の遠心分離機。 - 前記ドラム蓋が前記開位置にあるとき及び前記ケーキ押出板が前記最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で前記可動支持部材に接するまでの間前記ドラム蓋を前記開位置に保持するために前記ドラム蓋を前記給液パイプに仮固定し、前記ケーキ押出板が前記最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で前記可動支持部材に接して前記可動支持部材を前記ドラムの底壁部側に押した際に前記ドラム蓋が前記閉位置に向けて変位するのを許容するために前記ドラム蓋の給液パイプへの仮固定を解除するように構成されたドラム蓋仮止め機構が前記ドラム蓋と前記給液パイプとの間に設けられていること、
を特徴とする請求項9に記載の遠心分離機。 - 前記ドラム蓋仮止め機構は、前記給液パイプの径方向に変位自在な可動子と該可動子を前記給液パイプ側又はドラム蓋側に付勢するバネとを備えて前記ドラム蓋側又は給液パイプ側に固定された第2のプランジャと、前記第2のプランジャの可動子を嵌合させるために前記給液パイプの周方向に伸びるようにして前記ドラム蓋側又は給液パイプ側に設けられた溝部とを備えて、前記ドラム蓋が前記開位置にあるときに前記第2のプランジャの可動子が前記溝部に嵌合して前記ドラム蓋を前記給液パイプに仮固定し、前記ケーキ押出板が前記最終前進位置から初期位置に向けて変位する過程で前記可動支持部材に接して前記可動支持部材を前記ドラムの底壁部側に押した際に前記第2のプランジャの可動子が前記溝部から離脱して前記ドラム蓋の仮固定を解除するように構成されている請求項10に記載の遠心分離機。
- 前記給液パイプは、前記ドラム蓋とともに回転するように設けられている請求項7ないし11の何れか一つに記載の遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018084064A JP7039021B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | 遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018084064A JP7039021B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | 遠心分離機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019188333A JP2019188333A (ja) | 2019-10-31 |
JP7039021B2 true JP7039021B2 (ja) | 2022-03-22 |
Family
ID=68388577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018084064A Active JP7039021B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | 遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7039021B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112892891B (zh) * | 2021-03-03 | 2022-12-06 | 武汉伯瑞恒医药科技有限公司 | 一种抗白血病活性分子及中间体提取用离心装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4269711A (en) | 1977-03-08 | 1981-05-26 | Firma Heinkel Industriezentrifugen Gmbh & Co. | Filter centrifuge |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2759465B2 (ja) * | 1988-12-02 | 1998-05-28 | 株式会社大川原製作所 | 遠心分離機における付着物の除去装置並びに除去方法 |
JP3572337B2 (ja) * | 1994-12-13 | 2004-09-29 | 誠 小林 | 遠心分離装置及び遠心分離方法 |
-
2018
- 2018-04-25 JP JP2018084064A patent/JP7039021B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4269711A (en) | 1977-03-08 | 1981-05-26 | Firma Heinkel Industriezentrifugen Gmbh & Co. | Filter centrifuge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019188333A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7039021B2 (ja) | 遠心分離機 | |
US4269711A (en) | Filter centrifuge | |
FR2784162A1 (fr) | Dispositif de transmission de force,en particulier pour vehicules automobiles, et procede correspondant | |
RU2311267C2 (ru) | Выталкивающее обрабатываемую деталь устройство для металлорежущего станка | |
CN113018953A (zh) | 一种稳定型固液分离设备 | |
CN110180689B (zh) | 翻袋离心机 | |
US6997860B2 (en) | Single drive centrifugal separator | |
EP0006240A1 (fr) | Séparateur centrifuge continu | |
JP4848029B2 (ja) | 遠心分離機 | |
JP7161199B2 (ja) | 遠心分離装置 | |
CN108582559B (zh) | 一种可以清洗转子的密炼机 | |
US5277804A (en) | Sleeve filter centrifuge | |
JP5127908B2 (ja) | 遠心分離機 | |
JP3572337B2 (ja) | 遠心分離装置及び遠心分離方法 | |
FR2675872A1 (fr) | Double volant amortisseur a double amortissement par frottement, notamment pour vehicules automobiles. | |
TW201805067A (zh) | 離心分離裝置及離心分離方法 | |
JPH08266936A (ja) | スラッジ回収装置 | |
FR2543587A1 (fr) | Procede et dispositif d'egalisation des vitesses de rotation d'un tambour d'essorage et d'un agitateur de machine a laver, et machine comportant un tel dispositif | |
JP2007190493A (ja) | スラッジ回収装置 | |
EP0288348B1 (fr) | Dispositif d'entraînement d'un organe rotatif tel qu'une lame de tondeuse à gazon | |
JP7205895B2 (ja) | 遠心分離装置 | |
JP2016010784A (ja) | 遠心分離機 | |
KR20140005580A (ko) | 원심 분리장치 | |
US11389975B2 (en) | Spring balancer apparatus and method for disassembling the same | |
US1071992A (en) | Clutch. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7039021 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |