JP7038970B2 - 管状環境におけるブロッキングアイテムの除去のための包装ケープシステム - Google Patents

管状環境におけるブロッキングアイテムの除去のための包装ケープシステム Download PDF

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Description

本発明は、管状環境におけるブロッキングアイテムの閉じ込めおよび除去を必要とするオペレーションにおいて有利に掴む特徴を示す包装システムに関する。
アイテムが管状ガイドのより狭い断面で捕えられる多くの状況があり、スケールが小さくて人間の直接介入が可能でないときに、ブロッキングアイテムを除去するためにブロッキングアイテムに間接的に接近してそれを何とか捕捉する必要が起こる。この種の能力が貴重である主要な分野は、医療分野である。ブロッキングアイテムの例は、凝血塊、腎結石、一般的な石、身体の材料ならびに異物である。そのような場合に必要なことは、除去されるアイテムに接近する安全な方法、および、それをより小さい部分に分けることなく、そして周囲の組織に損傷を与えることなく、ブロッキングアイテムを捕えて除去する閉じ込めシステムである。例えば、心筋梗塞、肺動脈塞栓症、末梢性血栓症、器官塞栓その他のような血栓塞栓性疾患は、血栓塞栓(以下一時的に血栓と呼ばれる)(すなわち血小板から成る粘弾性凝血、フィブリノゲン、凝固因子など)によって典型的に誘発され、そして血栓は血管内で動けなくなって、完全にまたは部分的に血管を閉塞する。器官動脈の閉塞は、従属する組織への酸素および栄養分をともなう供給の妨害につながる。機能の喪失をともなう機能性代謝の障害の後に短期間で構造的代謝の不全が続き、そして、影響を受けた組織(梗塞)の滅失を引き起こす。人間にとってこれにより影響を受ける最も一般的器官は、心臓および脳である。しかし、この種の変化は、肢動脈および肺動脈にも影響を及ぼす。静脈血栓症および血栓塞栓性閉塞が体の脚部および骨盤静脈、肺静脈および他の静脈に頻繁に現れて、身体の空洞における有意な短期および長期の罹患率および死亡率、腎臓および胆管石または他のアイテムが生じる場合がある。頭蓋内洞の血栓性閉塞の病理学は、脳組織の静脈排水の障害により、高度の脳内出血を引き起こす場合がある。
血栓塞栓症によって誘発されて、これらの疾患の頻度を考慮する疾患パターンの厳しさからみて、従来技術から公知で、血栓の溶解または除去のために開発される種々の技術がある。例えば、患者は、ストレプトキナーゼ、ウリキナーゼ(urikinase)、アルテプラーゼのような血栓溶解手段を用いて、または、血栓成長の溶解または封じ込めとして役立つ抗凝固剤を用いて治療される。これらの治療法はほとんどの場合時間がかかるので、それらはしばしば、それぞれ血栓および塞栓の医学的な縮小または除去として役立つ方法と組み合わされる。
外科的開腹処置を除いて、これらの方法がより侵襲性でないので、経腔的および/または血管内カテーテル案内処置の治療方法は、ますます、最高水準の技術で適用される。この種の方法は、負圧を発生させる吸引用カテーテルによって、または、捕捉用のケージ、螺旋、フック、ステント様の構造またはステントリーバー(stentrievers)等を備えるカテーテルによって機械的に、患者の体から血栓を取り出すことを意図する。
血栓溶解治療法の欠点は、利用可能な時間枠が一旦経過したら、それらがまず成功していないという点にある。しかし、経腔的/血管内デバイスでさえ、しばしば、血栓を完全に取り出すことができなくて、また、血栓またはその断片が、それらが扱うのにより難しいより小さい血管に向かう血流の輸送物として解放されて流れ送られるという点で、危険である。一般に、従来のデバイスは、ブロッキングアイテムを周囲組織の壁に楔で留めること、または、閉塞するアイテムの部分的または全体の断片化につながること、または、それらの寸法および/または低い柔軟性のために、それらはより小さい血管の血栓(特に脳内の血管の血栓)を十分には取り出せないこと、を頻繁に生じさせる。
特許文献1は、細長いカテーテル本体、プル・ワイヤ、柔軟性のループ部材およびたるみネットを含む、体腔から有害物を除去するための除去カテーテルを開示する。前記柔軟性のループ部材は、第1端で前記細長いカテーテル本体に、第2端で前記プル・ワイヤに、固定的に取り付けられ、前記たるみネットは、記柔軟性のループ部材と前記プル・ワイヤとの間に張られる。前記プル・ワイヤが前記カテーテル本体内へ引っ込められるときに、前記柔軟性のループ部材は開いたループを形成し、有害物は、前記カテーテルの縦方向の動きによって前記たるみネット内に捕捉さられることができる。
特許文献2は、柔軟性のカテーテルおよび、前記カテーテルの遠位端に固定されて前記カテーテルの壁の第1および第2開口で前記カテーテルから出ているトリガ・ワイヤを含む、血栓除去デバイスを記載する。前記トリガ・ワイヤは、近位方向に引かれることができて、それはループを形成するように前記カテーテルをからませる。前記カテーテルがループして血栓または他の障害物を捕捉するためのネットを形成する位置で、捕捉要素が前記カテーテルに取り付けられる。
特許文献3は、折りたためるフレームを含む、フィルタ内の浮遊するデブリおよび塞栓を収集するためのデバイスを開示する。体管への挿入後に、前記フィルタを体管に対してシールするために、前記フレームは体管の方へ延びるように拡張する。さらに、デバイスの代替的実施形態が示され、それは管状ガイド・ワイヤおよびフレーム・ワイヤを含み、フレーム・ワイヤは、前記管状ガイド・ワイヤを通してそして第1および第2開口を通して延びる。前記ワイヤを遠位に押すことによって外部ループが開口し、そして前記ワイヤを近位に引くことによって前記ループが再び閉じる。
特許文献4は、動脈血管を通る血流を妨げる凝血塊を除去するためのデバイスを開示する。デバイスは、フレームおよびネットを有する捕捉かごを含み、そして拡張したおよびつぶれた構成を有する。
国際公開第93/02732号 欧州特許第2 486 875(A2)号 米国特許第7,094,249(B1)号 国際公開第2011/135556(A1)号
本発明の目的は、断片化の危険を減少させてブロッキングアイテムを体管から除去するための改良されたカテーテル・システムを開発した。
本発明の目的は、請求項1の特徴を有する包装ケープシステムによって解決した。有利な実施形態は、従属請求項に記載される。
従来のデバイスの制限を克服するのに有効なことは、包装設計である。網状ワイヤベースの包装アクションは、ブロッキングアイテム(例えば血栓)の周囲を囲み、したがって、そのボディをわずかに触れる程度に捕捉して、ブロッキングアイテムの表面に沿って分配される剪断力をその軸線方向に利用することによって、オペレータが周囲の管(たとえば静脈または動脈)に沿ってそれを引くことができる、構成を産み生す。その利点は、ブロッキングアイテムがその取り出し中に、後ろから押されないという事実から生じる。例えば、凝血塊が押されるときに、それは血管の壁に楔で留められる傾向があり、自動ロック式状況のように全摩擦抵抗が増加する。それで、凝血塊が押されなくて、その代わりに引かれた場合、それらの望ましくない条件は回避される。さらに、引抜き力が拡張した領域を通じて分配されるときに、そしてさらに、凝血塊が周囲にしぼられるときに、それがむしろよりスリムになる傾向があるので、凝血塊は楔で留められる傾向がより少なくなり、その結果、それが一様に包囲されるので、凝血塊は、摩擦をより受けなくなり、より多くの部分に再分割しそうもなくなる
有利なこの種の設計の目的は、最適に前もって手はずを整えられる2つまたはそれ以上の網状ワイヤが通過する、そして一旦ブロッキングアイテム(血栓または凝血塊でありえる)との接触にもたらされると、ブロッキングアイテムを掴むために網状ワイヤが協調した包装様式で作用する、スリムな管状ガイド(以下、カテーテルと呼ばれる)を展開することによって主に達成されることができる。一旦カテーテルが目標位置(ブロッキングアイテムと同一位置)まで案内されてそれが部分的に引っ込められた後、続いて、ワイヤおよび相互接続ネットの共同作用の装備品ができるようにするために、ワイヤが相互に組み立てられるとすれば、これは機械的に達成される。そして、全体の幾何学的形状は、ブロッキングアイテムの幾何学的形状との、そして周囲の管(血管でありえる)の壁とのアセンブリの相互作用をうけて、周囲の幾何学的形状にしたがう。したがって、ブロッキングアイテムが掴まれるときに、カテーテル、ワイヤ、ネット、およびブロッキングアイテムからなる全部の合成配置は引かれて、血管から最終的に取り除かれる。
本発明によれば、基本的な設計のコアは、カテーテル、支柱ワイヤ(spinal wire)およびそれと整列配置されて、網様の収縮性の拡張可能なネットおよび引き紐を備える弦ワイヤ(chordal wire)を含むシステムから成り、システムの展開でそれは、ブロッキングアイテムのその後の除去を可能にするブロッキングアイテムを包囲して締め付ける円錐のまたは円錐および円筒状の包装に変換する。支柱ワイヤは、弦ワイヤよりも堅い。弦ワイヤの一端は、支柱ワイヤの終端に取り付けられる。ワイヤアセンブリは、カテーテルを通過して、それの遠位端にもたらされる。カテーテルは、ブロッキングアイテムの位置まで導かれる。次いで、ワイヤアセンブリは、カテーテルの出口までずっとカテーテルを通して駆動される。その後、カテーテルは、ある距離d(ブロッキングアイテムの長さにほぼ比例するが、いくらかそれより長い)だけ部分的に引っ込められるが、ワイヤは引かれる代わりに最初の位置に保たれる。その結果、両ワイヤは現れて、各々同じ距離dだけ必然的に露出する。次に、カテーテルの遠位端を越えて支柱ワイヤおよび弦ワイヤの露出した長さがそれらの最初の長さに関して修正され、最終的に結果として不等な長さ、それにより{(弦長さ)/(支柱長さ)}の比が1より大きくなるように修正される方法で、支柱ワイヤと弦ワイヤとの間に相対的な摺動動作が実施される。この種の結果は、例えば、支柱ワイヤおよび弦ワイヤそれぞれの調整された引くことおよび押すことによって、または、弦ワイヤの長さを維持しながら支柱ワイヤを引くことによって、または、その逆に、弦ワイヤを長くしながら支柱ワイヤの長さを不変に保つことによって、のような多くの方法において達成されてよい。いずれにせよ、この拮抗作用の結果としておよびしたがえる拡張可能なネットと連動して、弦ワイヤは、その露出した長さが支柱ワイヤの露出した長さを超えるので、そしてそれがより堅い支柱ワイヤよりも柔軟性があるので、ループ状の形状に変更される。周囲の幾何学的外形(例えば血管)の形状が円筒状であり、同様に、それを妨げているブロッキングアイテムの形状が細長い円筒状楕円体の形状に似ているとすれば、弦ワイヤは、円筒状の幾何学的形状に応じることを、そして最初に弦ワイヤの中央からその両端に向けて2つの感覚的に反対の螺旋分岐を有する、両者が分けもつ(bi-partite)螺旋形状を仮定することを強いられる。したがって、結果として生じる形状は、網様の収縮性のおよび拡張可能なネットを用いてブロッキングアイテムを取り囲む。そしてネットは、同時にネットが弦ワイヤおよび支柱ワイヤによって制約されて、その境界としてそれらを有する一方で、弦ワイヤおよび支柱ワイヤを連結する。それで、一旦包装動作がなされると、ブロッキングアイテムは周囲的に捕えられる。次に、弦ワイヤは、その露出した長さの中央またはその近くに取り付けられた紐を介して引かれて、ネットに円錐形状をとることを強いる。そしてネットはブロッキングアイテムをその遠位側から完全に囲み、したがって差し迫ったその除去を確実にする。続いて、弦ワイヤは個別に引かれて、ネットにブロッキングアイテムの余分の締め付けを実施させる。この段階で、カテーテル、ワイヤ、紐、ネット、および捕えられたブロッキングアイテムを含む全アセンブリは引っ込められてよく、したがって閉塞された管の詰まりを解消する。
ちょうど記載された主要なツイン・ワイヤ構成に加えて、トリプル・ワイヤ構成またはマルチ・ワイヤ構成さえ実施することができる。トリプル・ワイヤ構成の実施例は、2つの等しい長さの弦ワイヤを有する支柱ワイヤ、または2つの等しくない長さのワイヤを有する支柱ワイヤ、であってもよい。第1の多様性において、2つの弦ワイヤは、同じ側からまたは反対側から(二重アーム・ハグ構成で)ブロッキングアイテムを囲んでよい。第2の多様性(それにより等しくない長さの2つの弦ワイヤが展開される)において、2つの弦ワイヤはそれらの露出した(管状ガイド(例えばカテーテル)が引っ込められてしたがってこれらのワイヤを露出させるという意味で露出した)中央またはその近くで互いに接続していて、それらは菱形または平行四辺形パターンをしたがえる格子を形成する繊維からなるネットによって互いに連結される。マルチ・ワイヤ構成に対する一般化は、付随するネットパターンの適切な包囲タイプに関連して可能であり、そしてそれは後でさらに詳細に述べられる。
ワイヤ構成のすべてのオプションにおいて、先駆の案内包装ループが利用される場合、ブロッキングアイテムに関してアセンブリの最適初期配向を得ることが可能である。案内包装ループは、基本構成の遠位端の物理的な拡張を構成する。オペレーションの原理は、ツイン・ワイヤ構成のオペレーションの原理と正確に同じである。それにより支柱ワイヤが通過する小穴を弦ワイヤが備える追加の特徴がある。支柱ワイヤが引かれるときに、位置は、支柱ワイヤの厚さでわずかな膨隆のために支柱ワイヤおよび弦ワイヤの相対的変位がもはや可能でない所に達する。手順は、2つの段階から成る。第1の段階の間、カテーテルは、部分的に引っ込められるときにそれが案内包装ループを明らかにするように、ブロッキングアイテムを十分に越えてもたらされ、案内包装ループ自体もブロッキングアイテムを越えて必然的に見つけられる。支柱コードは引かれて、包装動作は、周囲を囲む管の内壁まわりに案内包装ループの弦ワイヤを妨げずに安定させる。このように、支柱ワイヤおよび弦ワイヤは制約する壁と整列配置され、その結果支柱ワイヤおよび弦ワイヤはまた、主要なツインまたはトリプル・ワイヤアセンブリの前の部分のための適切な配向を準備する。第2の段階は、以前に明確に記載された方法でブロッキングアイテムを包装するためのワイヤを調整する標準的手順にしたがうことにある。
すべての上述した設計構成において、付随するネットのパターンを含む2つの主要な包囲タイプは、支柱ワイヤおよび弦ワイヤにより決定される幾何学的形状に応じて展開される。用語「包装ケープ(wrapping cape)」は、後述する包囲タイプのいずれかを意味する。両方の包囲タイプにおいて、支柱コードおよび弦ワイヤは、支柱ワイヤおよび弦ワイヤが整列配置されるときに、ネットが一方向に縮小されかつ他方向に延長されてしたがって支柱ワイヤおよび弦ワイヤが共同整列配置されるという収縮条件に応じなければならない幾何学的形状の、均一または不均一性のパターンの網様のネットによって接続される。支柱ワイヤおよび弦ワイヤが分離状態にあるときに、ネットは拡張されて二次元形状を保証する。
三角形タイプと呼ばれてもよい第1の包囲タイプにおいて、ネットの繊維が最適に編み合わされるときに、例えばそれらが、支柱ワイヤに関して傾斜したそして弦ワイヤの側部に平行な辺を有する例えば適切な平行四辺形または菱形パターンの組合せを形成するときに、収縮条件は満たされる。ネットの各繊維の一端は弦ワイヤの後ろ側に属する数ポイントで固定され、他端は弦ワイヤの遠位側の数ポイントで固定され、繊維自体は支柱ワイヤのまわりを一回まわって行き、その全長は繊維が固定される2つの位置によって定義される弦ワイヤのセグメントの長さに等しい。すべての繊維は、拡張状態において、支柱ワイヤおよび弦ワイヤによって形成される三角形に成形された輪郭によって一緒に制限される。弦ワイヤがこの三角形の他の2つの辺を表すとともに、支柱ワイヤはこの三角形の底辺と考えられてもよい。三角形は、等辺である必要はない。また、形状湾曲する一般化は可能であり、それにより三角形の複数の辺は曲線形で、したがって円弧に似ており、加えて、ネットのセルは四辺形だけである必要はなく、しかしそれらは同様に多角形でありえる。必要とされる唯一の条件は、収縮条件がネットのパターンに課されるということである。より詳しくは、各セルにとってそのエッジの長さは同等条件を満たさなければならない。セルエッジが共線(collinear)である崩壊状態において、セルは、
(a)支柱ワイヤおよび弦ワイヤの両方と整列配置して、
(b)その端として多角形の頂点のうちの2つを有する直線セグメントへと変質し、
崩壊した直線セグメントを形成することになる多角形の2つの分岐の連続的なエッジの長さの合計は、互いに等しくなければならない。例えば、セルが五角形で、長さa、b、c、d、eを有するエッジを有する場合、a+b=c+d+eになり、対応するエッジが閉じた構成を産み生す2つの分岐を形成するということになる。
台形(trapezoidal)タイプと呼ばれてもよい第2の包囲タイプは多くのバージョンを有し、そこから3つのタイプが記載される。第1のタイプは、不等な長さの2つの弦ワイヤの展開を含み、それは以前に記載されたトリプル・ワイヤ構成の第2の多様性に対応する。より短い弦ワイヤは、より長い弦ワイヤの露出した長さの中央またはその近くでより長い弦ワイヤと接続される。より短いワイヤの遠位端は支柱ワイヤに接続される一方、近位端は弦ワイヤに接続される。より短い弦ワイヤは、拡張されるときに、第1のオプションにしたがうパターンを有する三角形の輪郭を有するサブネットを有する支柱ワイヤに連結され、そして、支柱ワイヤと平行な一辺および、より短い弦ワイヤにより形成される三角形の隣接する辺と平行な他の辺を有する平行四辺形パターンをしたがえる格子を形成する繊維からなる2つの別々の周囲のサブネットを有するより長い弦ワイヤに連結される。したがって、より長い弦ワイヤで決定される全体の外側プロフィールは、拡張の間、台形である。第2のタイプは、より短いワイヤが繊維によって置き換えられる、第1のタイプの特別の場合と考えてよい。このように、本来異なったサブネットは、拡張されるときに、2つの個々のパターン(コアに三角形の輪郭を有する1つのパターン、および、各々三角形コアに接している平行四辺形を有する2つのパターン)から成る1つの単一ネットに統一される。第1の場合のように、ワイヤ・プロフィールが台形(支柱ワイヤが不等辺四辺形(trapezium)のベースを形成する)のままである一方、ネットの三角形の輪郭のコアに接している平行四辺形の輪郭のパターンは、大きさにおいて不等でもよい。例えば、近位の平行四辺形は、遠位のものの5倍の長さであるかもしれなくて、または、遠位の平行四辺形は、ゼロ・サイズを有するかもしれなくて、したがってそれがすべて省略されてもよい。第3のタイプは、いかなる個々の繊維もまたは繊維の接続されたセグメントのいかなる組合せも、1つ以上のワイヤにより置き換えられてよい、第2のバージョンの一般化と考えてよい。
台形タイプの包囲において、引き紐は、台形のプロフィールのより短いベースの近位頂に取り付けられる。
弦ワイヤはすべての場合において、支柱ワイヤよりも一様により柔らかくてよいかまたはそれらの長さに沿って段階的により柔らかくてよく、ある場所で柔らかさまたは堅さの局所的最大に達して、そのためそれらは意図された幾何学的形状にしたがって湾曲する。弦ワイヤのための、または局所的な曲げが必要とされるときにそれらの特定の部分のための必要な柔軟性は、同一材料であるがさまざまな断面積の材料を利用することによって、または長手方向に柔らかさを変化させる材料を用いることによって、達成されてもよい。場合によっては、望ましい柔らかさを達成しようとするときに、弦ワイヤの厚さを減らさないことが好ましい。それらの剛性を増加させることなく弦ワイヤの幅を増加させることさえ必要かもしれない。表面上は不可能であるにもかかわらず、この特有の仕様は満たされることができる。解決法は、適所または全体に渦巻き状に巻いたデザインを使用することである。弦ワイヤがそれらの最終形状を探す生来の傾向によってそれらが前もってしむけられるように適切な関節で進んで曲げられる場合、オペレーションの間、弦ワイヤの取扱いを容易にすることに向けた追加の強化は、達成されてもよい。
本発明の他の詳細に関しては、材料および製造技術は、関連技術の当業者のレベルの範囲内で利用されてよい。そのことは、一般にまたは論理的に利用される追加の行為に関して、方法ベースの本発明の態様に関して有効であってよい。加えて、本発明が任意に種々の特徴を組み込んでいくつかの例に関して記載されたけれども、本発明は、本発明の各バリエーションに関して考察されるように、記載されているかまたは示されているそれに限られない。
種々の変化は記載されている本発明になされてよく、等価物(本明細書において詳述されるかまたは若干の簡潔さのために含まれないかどうか)は、本発明の真の精神および範囲を逸脱しない範囲で置換されてもよい。また、発明のバリエーションのいかなる任意の特徴も、記載されてそして、独立してまたは本明細書において記載されている特徴のいかなる1つ以上と組み合わせて請求されてもよい。したがって、本発明は、可能な所で、実施形態の種々の態様の組合せまたは実施形態自体の組合せを考察する。単一のアイテムの参照は、存在する同じアイテムの複数があるという可能性を含む。
単数形「1つの(a)」、「および(and)」、「前記(said)」および「その(the)」は、さもなければ前後関係がはっきりしない限り、複数の参照を含む。この種の組合せがこの開示の範囲内であることを目的とする所で、種々の記載されている実施形態の態様または実施形態自体が組み合わされることができる点に可能な所で注意することは、重要である。
本発明は、血栓摘出オペレーションを表す図を参照して後述する。
図1Aは、血管をブロックしている血栓を表す。 図1Bは、血栓と同一位置に配置されるカテーテルを表す。 図1Cは、カテーテルが部分的に引っ込められた後の支柱ワイヤおよび弦ワイヤの拡大図を表す。 図2Aは、弦ワイヤおよびネットによる血栓の包装を表す。 図2Bは、血栓なしでの包装構成を表す。 図2Cは、円錐構成への包装準備の再構築を表す。 図2Dは、円錐構成の締め付けを表す。 図2Eは、血栓を囲む円錐構成への包装準備の再構築を表す。 図2Fは、血栓を組み込んだ円錐構成の締め付けを表す。 図3Aは、弦ワイヤ、支柱ワイヤ、およびネットを含む三角形プロフィール構成の完全閉鎖の段階を表す。 図3Bは、弦ワイヤ、支柱ワイヤ、およびネットを含む三角形プロフィール構成の半開きの段階を表す。 図3Cは、弦ワイヤ、支柱ワイヤ、およびネットを含む三角形プロフィール構成の完全展開の段階を表す。 図3Dは、拡張した湾曲三角形プロフィールを表し、ネットの任意のセルの収縮条件も表す。 図4は、弦ワイヤおよび台形タイプの準備のネットによる血栓の包装を表す。 図5は、2つのワイヤ(より長い1つ(外部の)およびより短い1つ(内部の))からなる合成弦配置による血栓の包装を表す。 図6は、2つの包含弦ワイヤによる血栓の包装を表す。 図7は、先駆の案内包装ループを表す。 図8Aは、弦ワイヤ、支柱ワイヤ、およびネットを含む台形プロフィール構成の半開き段階を表す。 図8Bは、弦ワイヤ、支柱ワイヤ、およびネットを含む台形プロフィール構成の完全展開の段階を表す。 図9Aは、台形のプロフィール構成のネットパターンの1つのバリエーションを表す。 図9Bは、台形のプロフィール構成のネットパターンのもう1つのバリエーションを表す。 図9Cは、台形のプロフィール構成のネットパターンのさらにもう1つのバリエーションを表す。 図10は、複合円錐および円筒構成への図9Cの包装準備の再構築を表す。 図11は、完全な収縮性が確実にされるように、そのネットパターンの基礎をなす繊維長規制を表す。
図1Aにおいて、血栓6は、血管7を通る血液の流れを妨げている。
図1Bにおいて、カテーテル5は、血栓6の位置にもたらされて、血栓6を通り越した所に配置される。
図1Cにおいて、カテーテル5は部分的に引っ込められて、支柱ワイヤ1および弦ワイヤ2が現れる。
図2Aにおいて、支柱ワイヤ1が弦ワイヤ2に関して引かれて、付随するネット4とともに弦ワイヤは血栓6を囲み、紐3はまっすぐになる。
図2Bにおいて、支柱ワイヤ1が弦ワイヤ2に関して引かれた後に得られる包装構成が、ネット4内に血栓なしで示される。弦ワイヤの遠位部分ECおよび弦ワイヤの近位部分ACは螺旋形状であるが、それらは感覚的に対向する螺旋形である。
図2Cにおいて、弦ワイヤ2の位置Cに取り付けられる紐3が引かれると、弦ワイヤ2の遠位部分ECを支柱ワイヤ1と整列させて、したがって、包装ネット4に円錐形状を課す。
図2Dにおいて、紐3の引きに起因する最初の包装に続いて円錐形状が得られた後、支柱ワイヤ1および紐3が一緒に保持される一方で弦ワイヤ2は引かれる。これは、ネットの円錐形状を狭くする結果となる。
図2Eにおいて、血栓の包囲後に弦ワイヤ2および紐3の引きにより形成される血栓6は、ネット4の円錐形状内部に捕えられて示される。
図2Fにおいて、支柱ワイヤ1および紐3が一緒に保持される一方で、弦ワイヤ2を引くことによって形成されるネット4の円錐形状の狭小化が、どのようにしてネット4によって血栓6の余分な締まりを生じさせて、血管を詰まらせないように全アセンブリが取り除かれることができるかを示す。
図3Aにおいて、三角形プロフィール構成は、弦ワイヤ2の拡張およびネット4の展開の前の初期状態において例示される。文字A、C、およびEは、それぞれ、弦ワイヤの近位点、中間点、および遠位点を表し、一般に、弦ワイヤに属していて紐3が永久に取り付けられる点Cは、AEの中間点でもよい。
図3Bにおいて、三角形プロフィール構成は、半拡張された非包装の一時的状態において表される。ネット4の繊維は、支柱ワイヤ1のまわりを一回まわった後に弦ワイヤ2で固定される端部を有し、そして、それらがその変形状態において弦ワイヤ2の側部と平行な辺を有する平行四辺形のセルを形成するように、予め調整される。ネットは収縮性であり、したがって弦ワイヤがカテーテルの内部にあるとき、または拡張ステップの展開の直前に閉じた構成においてカテーテルの外部にあるとき、最小構造に実際に崩壊し、支柱ワイヤ1および弦ワイヤ2は、仮にAが弦ワイヤ2の特定の位置であるように、次いでACの若干の中間位置HにおよびCEの位置H’に取付けられた任意の繊維が若干の位置Cで支柱ワイヤ1のまわりを一回まわった後に、前記繊維の長さkが前記弦ワイヤ2のHH’の長さに等しいことを意味するHC=CH’およびC’H’=ACの適合条件を満たすように、ネット4を介して互いに連結される。
また、捕捉する円錐を狭くする段階の間、弦ワイヤ2が血栓の余分のこわばりのために引かれるときはいつでも、ネットは縮小する。
図3Cにおいて、三角形プロフィール構成は、完全に拡張された開封した展開に示される。
図3Dにおいて、拡張した湾曲三角形プロフィールは、ネットのセルが四辺形である所で示される。ネット4が収縮性で、したがって実際に最小構造まで崩壊することを保証する適合条件は、曲線形の場合のためにも保持する。この場合、ネット(例えば本明細書において表されるもの)のいかなるセルにも適用される収縮条件は、a+b=c+dであり、ここで、a、b、cおよびdはそれぞれの四辺形のエッジの長さである。
図4において、弦ワイヤ2および台形タイプの準備のネット4によって血栓6を包むことが示される。
図5において、2つのワイヤ(より長い1つ(外部の)2およびより短い1つ(内部の)2)からなる合成弦配置による血栓6の包装は、基礎をなす幾何学的形状を例示するために、いかなる付随するネットもなしで示される。
図6において、一時的状態の2つの包含弦ワイヤ2および2’による血栓6の包装は、基礎をなす幾何学的形状を例示するために、いかなる付随するネットもなしで示される。
図7において、先駆の案内包装ループは、オペレーションにおいて示される。支柱ワイヤ1の引っ張りは、弦ワイヤ2の小穴9により抑制される支柱ワイヤの膨隆8によって制限される。血栓の包装が次のステップで実行される前に、このループにより実行される準備動作は、弦ワイヤ2の最適配列を促進する。
図8Aにおいて、台形のプロフィール構成は、半拡張された開封した展開において表される。ネット4の繊維は、それらが2つの類似条件にしたがうセルを形成するように、前もって手はずを整えられる。Cが弦ワイヤ2の中間点またはその近くにある場合、不等辺四辺形ABDEは、1つの三角形GCFおよび2つの平行四辺形ABCGおよびCDEFに再分割されてもよい。第1の類似条件によれば、平行四辺形ABCGのセルの、および平行四辺形CDEFのセルの繊維は、AEと平行であり、第2の類似条件によれば、三角形GCFの繊維は、CGまたはCFと一致するか、またはCGと一部平行およびCFと他の平行を有する。これらの条件は、弦ワイヤ2がカテーテル内部にあるときに、ネットが収縮性で、したがって実際に最小構造まで崩壊することを確実にする。また、捕捉する円錐を狭くする段階の間、弦ワイヤが血栓の余分のこわばりのために引かれるときはいつでも、同じ設計によりネットは縮小する。
台形のプロフィール構成が完全に拡張された開封した展開において示される図8Bにおいて、平行四辺形ABCGおよびCDEFの側部が図8Aのそれらの対応する物と同じ長さを維持するとすれば、ネット4のセルのパターンは、その個々の繊維によって満たされる類似条件にまだ応じる。
図9Aにおいて、台形のプロフィール構成のネットパターンの多くのバリエーションのうちの1つは、それによって、平行四辺形ABCGおよびCDEFが各々平行四辺形セルの1つ以上の列を含むことが示される。平行四辺形ABCGに含まれる列数に関係なく、CDEFがセルの1列または0列を含むことが可能である。平行四辺形CDEFがセルの列を含まない場合、DEおよびCFは一致し、その場合には、平行四辺形は、設計の真の現れにおいて弦ワイヤ2の台形のプロフィールの遠位脚部を構成する、直線セグメントに崩壊して、全く消える。
図9Bにおいて、台形のプロフィール構成のネットパターンの多くのバリエーションのうちの1つは、それによって、平行四辺形ABCGおよびCDEFがレンガ壁タイプの構造の平行四辺形セルを含むことが示される。
図9Cにおいて、台形のプロフィール構成のネットパターンの一バリエーションが例示され、平行四辺形CDEFは制限をとり、それによりCD=FE=0、したがってCFおよびDEは一致し、結果として弦プロフィールABCEになる。それで、この構成は、三角形および平行四辺形プロフィールの結合として考えてもよく、追加の台形の形態も三角形プロフィールを平行四辺形プロフィールと隣接することによって可能である。
複合円錐および円筒構成への図9Cの包装準備の再構築が示される図10において、弦ワイヤ2に関して支柱ワイヤ1を引くことによって包装を得た後、弦ワイヤ2の位置Bに取り付けられた紐3が引かれて、弦ワイヤ2のECB部分を支柱ワイヤ1と整列させ、したがって、包装ネット4の遠位部分に円錐形状を、そしてネットの後ろの部分に円筒形状を課して、その後、弦ワイヤ2のわずかな引きは、ネットを、本明細書に表されるようにより締める。
図11において、ネットパターンの基礎をなす繊維の設計長さ-適合条件(その結果、全収縮性が保証される)が説明される。我々が弦ワイヤに取付けられた任意の繊維の最小長さの経路(例えばA’B’C’D’E’)を我々が考えるならば、A’B’はBCに平行でかつ等しく、B’C’はCD’に平行でかつ等しくしたがってDE’に等しく、C’D’はB’Cに平行でかつ等しくしたがってA’Bに等しく、D’E’はCDに平行でかつ等しく、そして繊維A’B’C’D’E’の長さは弦ワイヤセグメントA’BCDE’の全長に等しいことは、繊維の両端がA’およびE’に永久に固定されるので、不変である。それで、支柱ワイヤ1、弦ワイヤ2、およびネット4を含む複合アセンブリの展開のすべての段階で、各ネット繊維(例えばA’B’C’D’E’)は、その長さがそれ(例えばA’BCDE’)上に取り付けられるそれぞれの繊維の両端によって定義される弦ワイヤの対応するセグメントの一定長さに等しい適合条件によって長手方向に応じる。三角形GCFが等辺でない場合、繊維は長手方向に互いに等しくない。

Claims (10)

  1. ワイヤの包まれた束および編み合わせた繊維に基づき体管からブロッキングアイテムを除去するための包装ケープシステムであって、支柱ワイヤ(1)、弦ワイヤ(2)、ネット(4)、および引き紐(3)の相互接続を含む構成によって特徴づけられ、それにより、前記支柱ワイヤ(1)は前記弦ワイヤ(2)よりも堅く、前記弦ワイヤ(2)の一端は前記支柱ワイヤ(1)の終端につながれて端末接合部を形成し、前記引き紐(3)の一端は前記弦ワイヤ(2)の中間位置に永久的に取り付けられ、すべての構成要素、すなわち、前記支柱ワイヤ(1)、前記弦ワイヤ(2)、前記ネット(4)、および前記引き紐(3)は、管状ガイド(5)を通過していて管状ガイド(5)を通って摺動することができて管状ガイド(5)の遠位端から出ることができ、前記支柱ワイヤ(1)、前記弦ワイヤ(2)、および前記引き紐(3)は、前記管状ガイド(5)の近位入口を通して直接または間接的に個々に扱うことができるそれらのつながれていない自由端を有し、前記ネット(4)は、前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)を連結していて、前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)が整列配置されるときに、前記ネット(4)が前記支柱ワイヤ(1)の軸線に垂直な方向に縮小されかつ前記支柱ワイヤ(1)に沿った方向に延長されてしたがって前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)と共同整列配置されるという収縮条件にしたがって収縮可能であり、一方前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)が分離状態にあるときに、前記ネット(4)は拡張されて二次元形状を保証し、
    そして、前記システムの展開で3つのアクション、すなわち、ブロッキングアイテム(6)を最初に捕えて次いで捕捉したブロッキングアイテム(6)を付随するネット(4)を用いて管状の幾何学的形状に締め付けることを狙って、必要に応じて管状ガイド(5)、支柱ワイヤ(1)、弦ワイヤ(2)、および引き紐(3)間の適切な相対的変位の適用を含む一連の処理オペレーションのパフォーマンスと関連した、ブロッキングアイテム(6)の周囲を囲む包装アクション、ブロッキングアイテム(6)を捕捉する閉じ込めアクション、およびブロッキングアイテムを締め付ける締め付けアクションが実行され、それにより、包装ステージの間、ブロッキングアイテム(6)の周囲を囲む円筒状の幾何学的形状に対して前記弦ワイヤ(2)に関して前記支柱ワイヤ(1)が引かれて、したがって包装ケープシステムの拡張した前記ネット(4)および前記弦ワイヤ(2)上に円筒状の制約を課し、これにより、したがえる前記弦ワイヤ(2)の初期のプロフィールを湾曲させてそれに含まれるブロッキングアイテム(6)を囲むことを強制し、したがって前記支柱ワイヤ(1)から分離した前記弦ワイヤ(2)の前記一端以外の特定の部分が再び前記支柱ワイヤ(1)に達する位置までそれを包装し、次に、閉じ込めステージの間、前記弦ワイヤ(2)および前記ネット(4)による単一の円錐形収縮によってまたは円錐および円筒状複合形成によって前記ブロッキングアイテム(6)が閉じ込められるまで、前記引き紐(3)が引き込まれ、続いて、締め付けステージの間、前記ネット(4)のさらなる収縮は、ネットパターンの収縮特性のために、前記支柱ワイヤ(1)に関する前記弦ワイヤ(2)の引きを介して遂行されて、したがって、前記システムの全体の総引き量を介して前記ブロッキングアイテム(6)の最終的な除去のための条件が確立される、包装ケープシステム。
  2. 記ネット(4)の任意の個々の繊維、または前記ネット(4)の繊維の接続されたセグメントの任意の組合せを、1つ以上のワイヤによって置き換える追加のオプションによって特徴づけられる、請求項1に記載の包装ケープシステム。
  3. 同じ側からまたは反対側から前記ブロッキングアイテム(6)の周囲を囲むのに適した弦ワイヤ(2)および、この弦ワイヤ(2)と同様のもう1つの弦ワイヤ(2’)を含むことによって特徴づけられる、請求項1または2に記載の包装ケープシステム。
  4. 前記支柱ワイヤ(1)が通過する小穴(9)を前記弦ワイヤ(2)が備え、前記支柱ワイヤ(1)はわずかな膨隆(8)を備え、その結果、前記支柱ワイヤ(1)の引っ張りは前記弦ワイヤ(2)の前記小穴(9)によって最終的に抑制され、これにより、2つの段階の手順の実施が可能であり、第1の段階の間、前記弦ワイヤ(2)が前記支柱ワイヤ(1)に沿って整列配置された状態で前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)は、前記管状ガイド(5)内に収容されて前記ブロッキングアイテム(6)を十分に越えてもたらされた後、前記管状ガイド(5)が引かれて管状ガイド(5)から露出され、次いで前記支柱ワイヤ(1)が引かれて、前記弦ワイヤ(2)は、ブロックされた管の周囲を囲む円筒状の幾何学的形状の内壁にしたがい、そして第2の段階の間、前記ブロッキングアイテム(6)の包装のための手順が実行されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
  5. 前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)の柔らかさは、それらの断面積の適応を介して、全体または一部において適合可能であることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
  6. 前記支柱ワイヤ(1)および前記弦ワイヤ(2)の柔らかさは、意図的なプリテンションに関連して、ベース材料の熱的および/または化学的処理を通して、全体または一部において適合可能であることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
  7. 前記ネット(4)の繊維は、前記弦ワイヤ(2)と少なくとも部分的に平行であることを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
  8. 前記ネット(4)の各繊維は、前記支柱ワイヤ(1)のまわりを一回まわることを特徴とする、請求項1~7のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
  9. 各繊維の長さは、前記弦ワイヤ(2)の対応するセグメントの長さに等しく、それにより、前記セグメントは、繊維が前記弦ワイヤ(2)に取り付けられる2つの位置によって定義されることを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
  10. 拡張状態において、前記ネット(4)は、前記支柱ワイヤ(1)と前記弦ワイヤ(2)との間に三角形、または台形プロフィール、またはその組合せで張られることを特徴とする、請求項1~9のいずれか1項に記載の包装ケープシステム。
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