JP7038480B2 - ミキシングヘッド - Google Patents
ミキシングヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP7038480B2 JP7038480B2 JP2017043933A JP2017043933A JP7038480B2 JP 7038480 B2 JP7038480 B2 JP 7038480B2 JP 2017043933 A JP2017043933 A JP 2017043933A JP 2017043933 A JP2017043933 A JP 2017043933A JP 7038480 B2 JP7038480 B2 JP 7038480B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- gap
- mixture
- stator
- pins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
前記ロータ3の外周部(外筒部3b)と間隔をあけて設けられ、前記複数のロータピン3c夫々の隙間に挿入されるように内周部(内筒部4a)の軸方向及び周方向に隙間をあけて配置された複数のステータピン4cを有するステータ4と、を備え、
前記複数のロータピン3cは、被混合物の流入側に配置される複数の第1ロータピン3cと、前記被混合物の流出側に配置される複数の第2ロータピン3cと、で構成され、
前記複数の第1ロータピン3cは、軸方向に第1の隙間31の間隔R1をあけて複数本等配され、
前記複数の第2ロータピン3cは、軸方向に第2の隙間32の間隔R2をあけて複数本等配され、
前記第1の隙間31の間隔R1は、前記第2の隙間32の間隔R2よりも大きくなるように設定され、
前記複数のステータピン4cは、前記被混合物の流入側に配置される複数の第1ステータピン4cと、前記被混合物の流出側に配置される複数の第2ステータピン4cと、で構成され、
前記複数の第1ステータピン4cは、軸方向に第3の隙間41の間隔S1をあけて複数本等配され、
前記複数の第2ステータピン4cは、軸方向に第4の隙間42の間隔S2をあけて複数本等配され、
前記第3の隙間41の間隔S1は、前記第4の隙間42の間隔S2よりも大きくなるように設定され、
前記第3の隙間41の間隔S1は、前記第1の隙間31の間隔R1と同一となるように設定され、
前記第4の隙間42の間隔S2は、前記第2の隙間32の間隔R2と同一となるように設定され、
前記第1ロータピン3cと前記第1ステータピン4cとの間の第5の隙間51の間隔T1は、前記第2ロータピン3cと前記第2ステータピン4cとの間の第6の隙間52の間隔T2よりも大きくなるように設定され、
前記第5の隙間51の間隔T1は、全て同一となるように設定され、
前記第6の隙間52の間隔T2は、全て同一となるように設定されてなることを特徴としている。
まず、鶏卵(殺菌全卵):36質量部(例えば、16.9kg)と、上白糖:30質量部(例えば、14.3kg)と、水:5質量部(例えば、2.6kg)と、ベーキングパウダー:0.3質量部(例えば、0.13kg)と、乳化起泡剤:1質量部(例えば、0.52kg)と、を汎用的なプレミキサに投入し、原料が分散するように1分30秒間混合し、さらに小麦粉:27質量部(例えば、13kg)をプレミキサに投入して2分30秒間混合し、スポンジケーキの生地(密度:0.9kg/l)を作製した。次いで、スポンジケーキの生地と空気とを、上記のミキシングヘッド1(スポンジケーキの生地の注入量:100kg/h、空気の注入量(例えば、スポンジケーキの生地の密度が、0.9kg/lから0.5kg/lとなるように設定したときの空気の注入量):1.48l/min、内圧(ステータ4の内部圧力):0.24MPa、背圧(レギュレータの絞り圧力):0.2MPa、ロータ3の回転数:260rpm、ロータピン3cとステータピン4cとの間の隙間51の間隔T1:2.5mm、ロータピン3cとステータピン4cとの間の隙間52の間隔T2:1.5mm、ロータピン3cの軸方向の隙間31の間隔R1:10mm、ロータピン3cの軸方向の隙間32の間隔R2:8mmに設定したもの)に投入して混合し、スポンジケーキの生地中に気泡を分散し、気泡が分散したスポンジケーキの生地(密度:0.5kg/l)を作製した。そして、丸型ケーキ型(例えば、6号、直径180mm)に注入し、ケーキ型に注入されたスポンジケーキの生地を、170℃で加熱した汎用的なオーブンで35分間焼成し、スポンジケーキを作製した。
ロータピン及びステータピンの軸方向の隙間の間隔を全て2.5mmとなるように等しく配置し、ロータピンの軸方向の隙間の間隔を全て10mmとなるように等しく配置した以外は、実施例1と同様に、スポンジケーキを作製した。
ロータ3の回転数を320rpmと設定した以外は、実施例1と同様に、スポンジケーキを作製した。
ロータの回転数を320rpmと設定した以外は、比較例1と同様に、スポンジケーキを作製した。
上記のように作製したスポンジケーキを鉛直方向に切断し、SONY製SLT-A33のデジタル一眼カメラを用いてスポンジケーキの切り口の表面(内相)を観察した。得られた画像を図3~図4に示す。図3(a)は、実施例1のスポンジケーキの切り口の表面の画像、図3(b)は、比較例1のスポンジケーキの切り口の表面の画像、図4(a)は、実施例2のスポンジケーキの切り口の表面の画像、図4(b)は、比較例2のスポンジケーキの切り口の表面の画像である。
上記のように作製したスポンジケーキの内側部分を一口サイズに切り出し、切り出したスポンジケーキを13名の被験者が咀嚼してスポンジケーキの食感を評価する官能試験を行った。
2 シャフト(回転軸)
2a 先端部
2b 基端部
2c 前軸部
2d 中軸部
2e 後軸部
2f 係合溝
2g 段差部
3 ロータ
3a 内筒部
3b 外筒部(外周部)
3c ロータピン
3d,3e 円板部
3f 係合溝
3g 基端面
4 ステータ
4a 内筒部(内周部)
4b 外筒部
4c ステータピン
4d,4e 椀状部
4da,4ea 内部空間
4f 円板部
5 バックプレート
5a 内部空間
6 混合空間
7 冷却空間
10 筐体
10a 貫通孔
11 円板部材
12 固定部材
13 円板部材
14 クランプ
15 椀状部
15a 内部空間
16 注入孔
16a 内部空間
17 吐出孔
17a 内部空間
18 注入孔
18a 内部空間
19 吐出孔
19a 内部空間
21 固定部材
22 シール部材
23 係合部材
24 位置決め部材
31 (被混合物の流入側の)ロータピンの軸方向の隙間
32 (被混合物の流出側の)ロータピンの軸方向の隙間
41 (被混合物の流入側の)ステータピンの軸方向の隙間
42 (被混合物の流出側の)ステータピンの軸方向の隙間
51 (被混合物の流入側の)ロータピン及びステータピンの軸方向の隙間
52 (被混合物の流出側の)ロータピン及びステータピンの軸方向の隙間
A,B 被混合物の流れ方向
C,D 混合物の流れ方向
E,F 冷却水の流れ方向
O 軸芯
R0 ロータピンの軸方向の長さ
R1 (被混合物の流入側の)ロータピンの軸方向の隙間の間隔
R2 (被混合物の流出側の)ロータピンの軸方向の隙間の間隔
S0 ステータピンの軸方向の長さ
S1 (被混合物の流入側の)ステータピンの軸方向の隙間の間隔
S2 (被混合物の流出側の)ステータピンの軸方向の隙間の間隔
T1 (被混合物の流入側の)ロータピンとステータピンとの軸方向の隙間の間隔
T2 (被混合物の流出側の)ロータピンとステータピンとの軸方向の隙間の間隔
Claims (1)
- 回転軸の外周に一体回転可能に設けられ、外周部の軸方向及び周方向に隙間をあけて配置された複数のロータピンを有するロータと、
前記ロータの外周部と間隔をあけて設けられ、前記複数のロータピン夫々の隙間に挿入されるように内周部の軸方向及び周方向に隙間をあけて配置された複数のステータピンを有するステータと、を備え、
前記複数のロータピンは、被混合物の流入側に配置される複数の第1ロータピンと、前記被混合物の流出側に配置される複数の第2ロータピンと、で構成され、
前記複数の第1ロータピンは、軸方向に第1の隙間の間隔をあけて複数本等配され、
前記複数の第2ロータピンは、軸方向に第2の隙間の間隔をあけて複数本等配され、
前記第1の隙間の間隔は、前記第2の隙間の間隔よりも大きくなるように設定され、
前記複数のステータピンは、前記被混合物の流入側に配置される複数の第1ステータピンと、前記被混合物の流出側に配置される複数の第2ステータピンと、で構成され、
前記複数の第1ステータピンは、軸方向に第3の隙間の間隔をあけて複数本等配され、
前記複数の第2ステータピンは、軸方向に第4の隙間の間隔をあけて複数本等配され、
前記第3の隙間の間隔は、前記第4の隙間の間隔よりも大きくなるように設定され、
前記第3の隙間の間隔は、前記第1の隙間の間隔と同一となるように設定され、
前記第4の隙間の間隔は、前記第2の隙間の間隔と同一となるように設定され、
前記第1ロータピンと前記第1ステータピンとの間の第5の隙間の間隔は、前記第2ロータピンと前記第2ステータピンとの間の第6の隙間の間隔よりも大きくなるように設定され、
前記第5の隙間の間隔は、全て同一となるように設定され、
前記第6の隙間の間隔は、全て同一となるように設定されてなるミキシングヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043933A JP7038480B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | ミキシングヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043933A JP7038480B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | ミキシングヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018143997A JP2018143997A (ja) | 2018-09-20 |
JP7038480B2 true JP7038480B2 (ja) | 2022-03-18 |
Family
ID=63589041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017043933A Active JP7038480B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | ミキシングヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7038480B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006117750A (ja) | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | ポリウレタン発泡体の製造方法。 |
CN202112950U (zh) | 2011-06-01 | 2012-01-18 | 吴仲彬 | 全自动蛋糕打发机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2139497C3 (de) * | 1971-08-06 | 1975-02-13 | Franz Morat Gmbh, Kaiseraugst (Schweiz) | Emulgier- und Dispergiervorrichtung |
KR101698170B1 (ko) * | 2013-07-24 | 2017-01-19 | (주) 디유티코리아 | 가변 다단 회전임펠러를 갖는 터보 다이나믹 믹서 |
-
2017
- 2017-03-08 JP JP2017043933A patent/JP7038480B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006117750A (ja) | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | ポリウレタン発泡体の製造方法。 |
CN202112950U (zh) | 2011-06-01 | 2012-01-18 | 吴仲彬 | 全自动蛋糕打发机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018143997A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3861287A (en) | Extruder device for preparing foodstuffs | |
JP7112067B2 (ja) | 水冷式構造を備えたディスクタイプのミキシングヘッド | |
US7165878B1 (en) | Ice cream and topping mixing attachment | |
JP7038480B2 (ja) | ミキシングヘッド | |
PT2106845E (pt) | Dispositivo para produzir chocolate | |
JP2001037406A (ja) | 製麺機 | |
JP2006061583A (ja) | 食材の斜軸型ミキサー | |
NZ254098A (en) | Domestic food processor; has attachments for kneading dough, extruding pasta and mincing meat | |
CN105994521A (zh) | 一种戚风蛋糕及其制备方法 | |
US8757997B2 (en) | Deposited hard shell and soft chewy center candy and method of making | |
ES2213135T3 (es) | Aparato para amasar. | |
KR101666278B1 (ko) | 식재료 혼합장치 | |
US2309424A (en) | Apparatus for freezing ice cream | |
UA109369C2 (uk) | Спосіб промислового виготовлення цукерок на основі маси нуги | |
KR900009207B1 (ko) | 루우의 제조방법 | |
KR102010465B1 (ko) | 스팀 반죽교반기 | |
JP4009675B2 (ja) | ツイスト食品成形装置 | |
US1610300A (en) | Flour sifter | |
JP7297586B2 (ja) | 羽根および食品製造装置 | |
JPH10502542A (ja) | 複数の充填剤供給注入場所を用いるチューインガム基材製造方法 | |
KR200166774Y1 (ko) | 반죽기 | |
ES2223050T3 (es) | Procedimiento continuo para fabricar base de chicle empleando la adicion de una carga en una pluralidad de emplazamientos de entradas de alimentacion. | |
CN210445470U (zh) | 蛋糕打发机 | |
PH22019001630Y1 (en) | PROCESS OF MAKING FISH POWDERED CANDY WITH DRIED ANCHOVY (Stolephorus commersoni) | |
CN209711367U (zh) | 一种高效精磨机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7038480 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |