JP7038208B2 - サービス提供装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サービス提供装置に関する。
利用者が利用するデバイスの登録を受付し、登録されたデバイスを利用する利用者に、デバイスに関連付けられたサービスを提供するサービス提供システムが知られている。
例えば、ユーザを特定できる情報を格納せずに、ユーザと複数のデバイスとを関連付けし、当該デバイスを利用するユーザにコンテンツを提供するコンテンツ提供システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-157221
利用者が利用するデバイスのうち、同じキャラクタを有する複数のデバイスに同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイスには異なるサービスを提供したいという要求がある。
例えば、利用者が店舗、配達用の車両、自宅のリビング等に、同じスマートスピーカ、スマートロボット等のスマートデバイスを配置している場合、どのスマートデバイスに話しかけても同じキャラクタで対話サービスを受けられることが望ましい。一方、同じ利用者が、自宅のキッチンにあるスマート調理器具に話しかけた場合には、レシピや料理方法等に詳しい別のキャラクタで対話サービスを受けられることが望ましい。
しかし、従来の技術では、利用者が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイスに同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイスに異なるサービスを提供することには困難を伴っていた。
本発明の実施形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、利用者が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイスに同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイスに異なるサービスを提供することを容易にする。
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係るサービス提供装置は、利用者が利用するデバイスを識別するデバイス識別情報と、前記デバイスのキャラクタを識別するキャラクタ識別情報とを対応付けて管理する第1の管理部と、利用者毎に、前記キャラクタ識別情報に対応するサービスを識別する1つ以上のサービス識別情報を管理する第2の管理部と、前記サービス識別情報を用いて、前記デバイスを利用する前記利用者に前記デバイスのキャラクタに応じたサービスを提供するサービス提供部と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、利用者が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイスに同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイスに異なるサービスを提供することが容易になる。
一実施形態に係るサービス提供システムのシステム構成の例を示す図である。 一実施形態に係るサービス提供システムが提供するサービスのイメージを示す図である。 一実施形態に係るサービス提供装置が管理する情報の例を示す図(1)である。 一実施形態に係るサービス提供装置が管理する情報の例を示す図(2)である。 一実施形態に係るサービス提供装置が管理する情報の例を示す図(3)である。 一実施形態に係るサービス提供装置のハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係るデバイスのハードウェア構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係るサービス提供装置の機能構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係るデバイスの登録処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るデバイスのアクティベート処理の例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係るデバイスの削除処理の例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係るサービス提供処理の例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係るサービスの登録処理の例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係るデバイストークンの更新処理の例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係るデバイスについて説明するための図である。 第2の実施形態に係るサービス提供装置が管理する情報の例を示す図(1)である。 第2の実施形態に係るサービス提供装置が管理する情報の例を示す図(2)である。 第2の実施形態に係るデバイスのアクティベート処理の例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係るサービス提供システムのシステム構成の例を示す図である。サービス提供システム100は、ユーザ(利用者)120が利用する1つ以上のデバイス130と、通信ネットワーク140を介して、デバイス130を利用するユーザ120にサービスを提供するサービス提供装置110とを含む。
デバイス130は、通信ネットワーク140を介してサービス提供装置110と通信を行うと共に、ユーザ120と音声(又はテキスト等)による対話を行う様々な機器を含む。例えば、デバイス130には、ユーザ120と対話を行うスマートスピーカ、スマートロボット等の対話デバイス131a、131b、・・・、及び/又は対話機能を有する冷蔵庫、電子レンジ等のキッチン家電132等が含まれる。ただし、これはあくまで一例であり、デバイス130には、例えば、対話機能を有する掃除機、テレビ、自動車等の様々な機器が含まれ得る。
好ましくは、デバイス130には、対話機能を実現する所定のアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)を実行するスマートフォン、タブレット端末等の端末装置133が含まれる。この場合、サービス提供システム100は、同じ端末装置133であっても、例えば、対話アプリ134とは異なるアプリ(キッチンアプリ等)を実行している端末装置133を別のデバイスとして管理する。
デバイス130は、各デバイス130に対応するキャラクタを有しており、図1の例では、対話デバイス131a、131b、及び対話アプリ134を実行する端末装置133は、同じキャラクタを有しているものとする。また、キッチン家電132は、対話デバイス131a、131b、及び対話アプリ134を実行する端末装置133とは別のキャラクタを有しているものとする。
サービス提供装置110は、コンピュータの構成を有する情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。サービス提供装置110は、サービス提供プログラム111を実行することにより、ユーザ120が利用するデバイス130と通信を行い、デバイス130を介して、ユーザ120に音声、又はテキストによる自然対話サービスを提供する。ここでは、一例として、サービス提供装置110が、音声による対話サービスを提供するものとして以下の説明を行う。
サービス提供装置110は、デバイス130のキャラクタに対応する対話プログラムを実行することにより、デバイス130のキャラクタに対応する第1の自然対話サービスを、デバイス130を利用するユーザ120に提供する。
なお、以下の説明において、デバイス130のキャラクタに対応する第1の自然対話サービスを、「メインエージェント」と呼ぶ。また、メインエージェントから呼び出される、様々なサービスに特化した専用の対話サービスである第2の自然対話サービスを、「エキスパートエージェント」と呼ぶ。
ユーザ120は、例えば、端末装置133のウェブブラウザ等を用いて、サービス提供装置110にアクセスし、メインエージェントに対応付けて1つ以上のエキスパートエージェントを登録することができる。
図1の例では、対話デバイス131a、131b等のキャラクタに対応する第1のメインエージェントを実現する対話プログラムMainBotA112aに対応付けて、エキスパートエージェントを実現するDDBa113a、DDBb113bが登録されている。これにより、サービス提供装置110は、MainBotA112aによって実現される第1のメインエージェント、及びDDBa113a、DDBb113bによって実現されるエキスパートエージェントによる対話サービスをユーザ120に提供する。
同様に、図1の例では、キッチン家電132等のキャラクタに対応する第2のメインエージェントを実現する対話プログラムMainBotBに対応付けて、エキスパートエージェントを実現するDDBi113i、DDBj113Jが登録されている。これにより、サービス提供装置110は、MainBotBによって実現される第2のメインエージェント、及びDDBi113i、DDBj113Jによって実現されるエキスパートエージェントによる対話サービスをユーザ120に提供する。
なお、エキスパートエージェントを実現する対話プログラム「DDB」は、Developer Defined Botの略であり、例えば、各サービスを提供するサービス提供業者等によって提供される。また、DDBは、サービス提供装置110の外部の情報処理装置(例えば、外部サーバ150等)で実行されるものであっても良い。
メインエージェント、及びエキスパートエージェントを実現する対話プログラムは、例えば、ユーザ120からの自然言語による問いかけに対し、自動的に応答するチャットボット等の技術を適用することができる。チャットボットは、例えば、ユーザ120が入力した音声、又はテキストから、ユーザ120が何をしたいのかを判断する「意図解釈」と、解釈した意図に応じて返答内容を生成する「対話制御」により実現される。チャットボットは、対話制御において返答内容を生成する際に、外部サーバ150から、様々な情報を取得して返答内容を生成しても良い。
図2は、一実施形態に係るサービス提供システムが提供するサービスのイメージを示す図である。図2に示すように、ユーザ120が利用するデバイス130は、デバイス130のキャラクタに対応する対話サービスであるメインエージェント201により、ユーザ120と、音声による対話を行う(ステップS1)。また、メインエージェント201は、ユーザ120から音声による要求を受付し、例えば、「今、何時?」、「今日の天気は?」等の比較的簡単な要求に対しては、対話の中で応答する。
このメインエージェント201を実現するプログラムは、例えば、デバイス130を開発したメーカ等によって提供される。しかし、デバイス130を開発したメーカが、例えば、金融、交通、小売り、・・・等の様々なサービスに対応する対話サービスを開発し、提供することは困難である。
そこで、本実施形態に係るサービス提供システム100では、例えば、金融、交通、小売り、・・・等の様々なサービス203に対応する対話サービスであるエキスパートエージェント202を、メインエージェント201に対応付けて、ユーザ120が予め登録することができる。
これにより、メインエージェント201は、ユーザ120から、例えば、金融に関する専門的な要求を受付すると、金融に対応するエキスパートエージェント202を呼び出す(ステップS3)。また、呼び出されたエキスパートエージェント202は、ユーザ120に対して、例えば、金融に関するサービスを、音声による対話により提供する(ステップS4)。
本実施形態に係るサービス提供システム100では、ユーザ120は、メインエージェント201に対応付けて任意のエキスパートエージェントを登録することができるので、同じデバイス130であってもユーザ毎に異なるサービスを提供することになる。そのため、サービス提供システム100は、例えば、図3A~図3Cに示すように、ユーザ120、デバイス130、デバイス130に対応するキャラクタ、メインエージェント201、エキスパートエージェント202等を識別するID(識別情報)を管理する。
図3Aは、サービス提供装置110が管理するデバイス管理DB(Database)301の一例のイメージを示している。デバイス管理DB301には、ユーザ120が利用するデバイス130を識別するデバイスID(デバイス識別情報)と、デバイス130に対応するキャラクタを識別するキャラクタID(キャラクタ識別情報)とが、対応付けて記憶されている。
例えば、キャラクタID「CID000A」に対応するキャラクタを有する対話デバイス131a、131bを製造したメーカは、対話デバイス131a、131bに付与したデバイスIDを、キャラクタIDと対応付けてデバイス管理DB301に登録する。このデバイス管理DB301により、サービス提供装置110は、各デバイス130に対応するキャラクタIDを取得することができる。ただし、これに限られず、サービス提供装置110は、デバイス130から送信されるデバイスIDとキャラクタIDとの組み合わせを、デバイス管理DB301に登録するもの等であっても良い。
図3Bは、サービス提供装置110が管理するID管理DB302の一例のイメージを示している。サービス提供装置110は、ユーザ毎に、キャラクタIDに対応するサービスIDを、ID管理DB302を用いて管理する。
例えば、図1において、ユーザID「UID000A」のユーザ120が、デバイスID「DID10001」の対話デバイス131aを、サービス提供装置110に登録するものとする。これに応じて、サービス提供装置110は、ユーザ120の認証(例えば、オープンID認証等)を行い、認証に成功した場合、デバイス管理DB301からデバイスID「DID10001」に対応するキャラクタID「CID000A」を取得する。また、サービス提供装置110は、取得したキャラクタID「CID000A」に対応するサービスIDが、ID管理DB302に登録済であるか否かを判断する。
取得したキャラクタID「CID000A」に対応するサービスIDがID管理DB302に登録済である場合、サービス提供装置110は、登録済のサービスIDに対応付けて、デバイスID「DID10001」をID管理DB302に登録する。
一方、取得したキャラクタID「CID000A」に対応するサービスIDがID管理DB302に登録済でない場合、サービス提供装置110は、キャラクタID「CID000A」に対応するサービスIDを生成する。また、サービス提供装置110は、生成したサービスIDに対応付けて、デバイスID「DID10001」をID管理DB302に登録する。
これにより、サービス提供装置110は、例えば、図3Bに示すように、ユーザ毎に(ユーザID毎に)、キャラクタIDに対応するサービスを識別する1つ以上のサービスID(サービス識別情報)を管理することができる。
好ましくは、サービス提供装置110は、ID管理DB302に登録したデバイス130に、サービスIDを利用するための認証情報であるデバイストークンを発行し、発行したデバイストークンの情報をID管理DB302に登録する。ただし、これに限られず、サービス提供装置110は、デバイスIDとデバイストークンとを対応付けて、ID管理DB302とは別に管理するものであっても良い。
図3Cは、サービス提供装置110が管理するサービス管理DB303の一例のイメージを示している。サービス管理DB303には、各キャラクタIDに対応するメインエージェントの情報が予め登録されている。
また、サービス提供装置110は、キャラクタIDに対応するサービスIDを生成すると、生成したサービスIDを、例えば、図3Cに示すように、キャラクタIDと対応付けてサービス管理DB303に登録する。さらに、サービス提供装置110は、ユーザ120が、メインエージェントと対応付けて登録したエキスパートエージェントの情報を、例えば、図3Cに示すように、サービスIDに対応付けてサービス管理DB303に登録する。
上記のID管理DB302、及びサービス管理DB303により、サービス提供装置110は、サービスIDに対応するユーザ120、メインエージェント、及びエキスパートエージェントを特定することができる。したがって、サービス提供装置110は、デバイストークンを有するデバイス130に対して、デバイストークンに対応するサービスIDを用いて、デバイス130のキャラクタ、及びユーザに応じた対話サービスを提供することができる。
例えば、サービス提供装置110は、デバイストークン「Token10001」を有する対話デバイス131aに対して、サービスID「SID00011」に対応するメインエージェント、エキスパートエージェントを用いて、対話サービスを提供する。同様に、サービス提供装置110は、デバイストークン「Token10002」を有する対話デバイス131bに対して、サービスID「SID00011」に対応するメインエージェント、エキスパートエージェントを用いて、対話サービスを提供する。
一方、サービス提供装置110は、デバイストークン「Token20001」を有するキッチン家電132に対して、サービスID「SID00012」に対応するメインエージェント、エキスパートエージェントを用いて、対話サービスを提供する。
このように、本実施形態に係るサービス提供システム100によれば、ユーザ120が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイス130に同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイス130に異なるサービスを提供することが容易になる。例えば、ユーザ120は、ユーザIDとデバイスIDとを用いて、デバイス130をサービス提供システム100に登録するだけで、同じキャラクタを有する複数のデバイス130に対して、同じ対話サービスを受けることができる。
また、サービスIDは、ユーザ毎に管理されているので、ユーザ120は、メインエージェントに対応付けて、1つ以上のエキスパートエージェントを登録することにより、提供される対話サービスを、ユーザ毎にカスタマイズすることができる。
<ハードウェア構成>
続いて、サービス提供装置110、及びデバイス130のハードウェア構成について説明する。
(サービス提供装置のハードウェア構成)
図4は、一実施形態に係るサービス提供装置のハードウェア構成を示す図である。サービス提供装置110は、物理的には、プロセッサ401、メモリ402、ストレージ403、通信装置404、入力装置405、出力装置406、バス407等を含むコンピュータ装置として構成されても良い。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。
プロセッサ401は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ401は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されても良い。
また、プロセッサ401は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ403及び/又は通信装置404からメモリ402に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、サービス提供装置110の動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。サービス提供装置110において実行される各種処理は、1つのプロセッサ401で実行されても良いし、2以上のプロセッサ401により同時又は逐次に実行されても良い。プロセッサ401は、1以上のチップで実装されても良い。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ402は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つで構成されても良い。メモリ402は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれても良い。メモリ402は、本発明の一実施の形態に係るサービス提供方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
ストレージ403は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つで構成されても良い。ストレージ403は、補助記憶装置と呼ばれても良い。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ402及び/又はストレージ403を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であっても良い。
通信装置404は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等ともいう。
入力装置405は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置406は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカ、LEDランプ等)である。なお、入力装置405及び出力装置406は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であっても良い。
また、プロセッサ401やメモリ402等の各装置は、情報を通信するためのバス407で接続される。バス407は、単一のバスで構成されても良いし、装置間で異なるバスで構成されても良い。
(デバイスのハードウェア構成)
図5は、一実施形態に係るデバイスのハードウェア構成を示す図である。デバイス130は、物理的には、プロセッサ501、メモリ502、ストレージ503、通信装置504、入力装置505、出力装置506、音声入出力装置507、バス509等を含むコンピュータ装置として構成されても良い。なお、プロセッサ501、メモリ502、ストレージ503、通信装置504、入力装置505、出力装置506、及びバス509は、前述したプロセッサ401、メモリ402、ストレージ403、通信装置404、入力装置405、出力装置406、バス407と同様であるため、ここでは説明を省略する。
音声入出力装置507は、例えば、音声信号を増幅する増幅回路、音声を取得して音声信号に変換するマイク、音声信号を音声に変換して出力するスピーカ、音声信号を出力するインタフェース等を含む。
[第1の実施形態]
<機能構成>
続いて、第1の実施形態に係るサービス提供装置110の機能構成について説明する。第1の実施形態では、ユーザ120が利用するデバイス130が、例えば、図1に示す対話デバイス131a、131b、キッチン家電132等の電子機器である場合の例について説明する。
(サービス提供装置の機能構成)
図6は、第1の実施形態に係るサービス提供装置の機能構成の例を示す図である。サービス提供装置110は、例えば、通信部601、デバイス情報管理部602、デバイス登録部603、ID管理部604、サービス情報管理部605、認証部606、記憶部607、及びサービス提供部610等を有する。
サービス提供装置110は、例えば、図4のプロセッサ401でサービス提供プログラム111、MainBotA112a、MainBotB112b、DDBa113a、DDBb113b、DDBi113i、DDBj113j等のプログラムを実行することにより、上記の各機能構成を実現している。また、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部はハードウェアによって実現されるものであっても良い。
通信部601は、例えば、図4の通信装置404等を用いてサービス提供装置110を通信ネットワーク140に接続し、ユーザが利用するデバイス130、及び/又は外部サーバ150等と通信を行う。
デバイス情報管理部(第1の管理部)602は、ユーザ120が利用するデバイス130を識別するデバイスIDと、デバイス130のキャラクタを識別するキャラクタIDとを対応付けて管理する。例えば、デバイス情報管理部602は、図3Aに示すようなデバイス管理DB301を、記憶部607に記憶して管理する。
例えば、デバイス情報管理部602は、デバイス130を製造するメーカ等に対して、デバイス130のキャラクタIDとデバイスIDとを登録するためのインタフェース(例えば、ウェブページ等)を提供する。また、デバイス情報管理部602は、デバイス130を製造するメーカ等によって登録されたデバイス130のキャラクタIDとデバイスIDとを対応付けて、記憶部607に記憶したデバイス管理DB301に登録する。
デバイス登録部603は、ユーザ120が利用するデバイス130を、サービス提供装置110(又はサービス提供システム100)に登録するためのインタフェース(例えば、ウェブページ等)を提供する。例えば、デバイス登録部603は、デバイス130を登録するためのウェブページ等により、ユーザ120によるデバイス130の登録要求を受付する。
ID管理部(第2の管理部)604は、ユーザ120毎(利用者毎)に、キャラクタIDに対応するサービスを識別する1つ以上のサービスIDを管理する。例えば、ID管理部604は、図3Bに示すようなID管理DB302を、記憶部607に記憶して管理する。
例えば、ID管理部604は、デバイス登録部603が受付したデバイス130の登録要求に含まれるデバイスIDに対応するキャラクタIDを、デバイス管理DB301から取得する。また、ID管理部604は、デバイス130を利用するユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDが、ID管理DB302に登録されているかを判断する。
ユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDが、ID管理DB302に登録されていない場合、ID管理部604は、ユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDを生成する。
さらに、ID管理部604は、デバイス130を利用するユーザ120のユーザID、デバイス130のデバイスID、及びデバイス登録部603がデバイス130に提供したデバイストークン等の情報を、サービスIDに対応付けてID管理部604に登録する。
サービス情報管理部605は、例えば、図3Cに示すようなサービス管理DB303を用いて、サービスIDに対応するサービス(例えば、メインエージェント、及びエキスパートエージェント)を管理する。
例えば、サービス情報管理部605は、各キャラクタIDに対応するメインエージェントの情報を予め記憶しておく。また、サービス情報管理部605は、ID管理部604によって生成されたサービスIDを、例えば、図3Cに示すように、キャラクタIDに対応付けてサービス管理DB303に登録する。
また、サービス情報管理部605は、例えば、エキスパートエージェントを登録するためのウェブページを提供して、ユーザ120によるエキスパートエージェントの登録を受付する。
例えば、ユーザ120が、サービス情報管理部605が提供するウェブページにおいて、メインエージェント「MainBotA」に対応付けて、エキスパートエージェント「DDBa」、「DDBb」を登録したものとする。このとき、サービス情報管理部605は、例えば、図3Cに示すように、メインエージェント「MainBotA」(又はキャラクタID「CID000A」)に対応付けて、エキスパートエージェント「DDBa」、「DDBb」の情報を、サービス管理DB303に登録する。
なお、サービス情報管理部605は、メインエージェントの情報、及びエキスパートエージェントの情報を、例えば、ボットID等の識別情報によって管理するものであっても良い。
認証部606は、デバイス130の登録を要求するユーザ120の認証、及びデバイストークンの認証に関する処理を行う。例えば、認証部606は、外部サーバ150等を用いて、デバイス130の登録を要求するユーザ120の認証を行う。
また、認証部606は、認証に成功したデバイス130に、利用者に対応する1つ以上のサービスIDのうち、デバイス130のキャラクタIDに対応するサービスIDを利用するための認証情報であるデバイストークンを発行する。さらに、認証部606は、デバイス130から送信されるサービスの提供を要求する要求情報に含まれるデバイストークンの認証等を行う。
記憶部607は、例えば、図4のプロセッサ401で実行されるプログラム、及びメモリ402等によって実現され、前述したデバイス管理DB301、ID管理DB302、サービス管理DB303等の様々な情報を記憶する。
サービス提供部610は、サービスIDを用いて、デバイス130を利用するユーザ120に、デバイス130のキャラクタに応じた対話サービスを提供する。サービス提供部610は、例えば、音声認識部611、対話制御部612、音声合成部613、及びエージェント部614等を含み、自然対話プラットフォームとも呼ばれる。
音声認識部611は、対話制御部612の制御に従って、音声データに含まれるユーザ120の音声を認識し、テキストデータ等に変換する。
対話制御部612は、音声認識部611、音声合成部613、及びエージェント部614を用いて、ユーザ120との自然対話を制御する。例えば、対話制御部612は、デバイス130から受付した要求データに含まれるサービスID、又はデバイストークンに基づいて、サービスIDに対応するメインエージェントを特定する。
また、対話制御部612は、要求データに含まれるユーザ120の音声データを、音声認識部611を用いてテキストデータ等に変換し、変換したテキストデータとサービスIDとを、特定したメインエージェントに通知する。
別の一例として、対話制御部612は、音声認識部611から出力されるテキストデータから、ユーザ120の意図を解釈し、解釈した意図とサービスIDとを、特定したメインエージェントに通知するものであっても良い。
さらに、対話制御部612は、メインエージェント部615、又はエキスパートエージェント部616から出力された応答データ(テキストデータ等)を、音声合成部613を用いて音声データに変換し、変換した音声データを要求元のデバイス130に送信する。
音声合成部613は、対話制御部612の制御に従って、応答データに対応する音声データを生成する。
エージェント部614は、例えば、図3のプロセッサ401で、図1のMainBotA112a、MainBotB112b、DDBa113a、DDBb113b、・・・等を実行することによって実現される。エージェント部614は、メインエージェント部615、及びエキスパートエージェント部616を含む。
メインエージェント部615には、例えば、MainBotA112a、MainBotB112b等によって実現されるエージェントA、エージェントB等の複数のメインエージェント201が含まれる。また、エキスパートエージェント部616には、例えば、DDBa113a、DDBb113b等によって実現されるエージェントa、エージェントb等の複数のエキスパートエージェント202が含まれる。
メインエージェント部615に含まれる各メインエージェント201は、対話制御部612からテキストデータが通知された場合、テキストデータから、ユーザ120の意図を解釈する。
また、メインエージェント201は、解釈した意図(又は、対話制御部612から通知された意図)に応じて返答内容を生成し、生成した返答内容を示す応答データ(テキストデータ等)を、対話制御部612に通知する。さらに、メインエージェント201は、必要に応じて、対話制御部612から通知されたサービスIDに対応するエキスパートエージェント202を呼び出す。
エキスパートエージェント部616に含まれる各エキスパートエージェント202は、メインエージェント201から呼び出されると、メインエージェント201に代わって、ユーザ120の意図に応じた返答内容を生成し、生成した返答内容を示す応答データを、対話制御部612に通知する。
なお、メインエージェント201、及びエキスパートエージェント202は、返答内容を生成する際に、通信部601を介して、外部サーバ150から様々な情報を取得することができる。
また、デバイス130には、一例として、サービス提供システム100を運営するサービス提供業者から提供されるデバイスSDK(Software Development Kit)620が組み込まれており、基本的な処理は、このデバイスSDK620によって処理される。
<処理の流れ>
続いて、第1の実施形態に係るIDの管理方法、及びサービス提供方法の処理の流れについて説明する。
(デバイスの登録処理)
図7は、第1の実施形態に係るデバイスの登録処理の例を示すフローチャートである。この処理は、ユーザ120が、デバイス130をサービス提供システム100に登録する際に、サービス提供装置110が実行するデバイスの登録処理の例を示している。
ステップS701において、サービス提供装置110は、例えば、ユーザ120が利用する端末装置133のウェブブラウザ135等から、ユーザ120のログインを要求するログイン要求を受付すると、ステップS702以降の処理を実行する。このログイン要求には、例えば、ユーザ120を識別するユーザID等が含まれる。
ステップS702において、サービス提供装置110の認証部606は、ログインを要求するユーザ120がサービス提供システム100に登録済の既存ユーザであるか否かを判断する。ユーザ120が既存ユーザである場合、認証部606は、処理をステップS704に移行させる。一方、ユーザ120が既存ユーザでない場合、認証部606は、ステップS703において、ユーザ120のユーザ登録を行い、処理をステップS701に戻す。
ステップS704に移行すると、認証部606は、ログインを要求するユーザ120の認証を行う。例えば、認証部606は、外部サーバ150等を用いて、ユーザ120のオープンID認証を行う。ここで、ユーザ120の認証に成功した場合、サービス提供装置110は、処理をステップS705に移行させる。一方、ユーザ120の認証に失敗した場合、サービス提供装置110は、処理を終了させる。
ステップS705に移行すると、サービス提供装置110のデバイス登録部603は、ユーザ120が利用する端末装置133のウェブブラウザ135等から送信されるデバイスの登録要求を受付する。このデバイスの登録要求には、例えば、登録対象となるデバイス130のデバイスID等が含まれる。
ステップS706において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイスの登録要求に含まれるデバイスIDに対応するキャラクタIDを、例えば、図3Aに示すようなデバイス管理DB301から取得する。
ステップS707において、ID管理部604は、ユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDが、例えば、図3Bに示すようなID管理DB302に登録済であるかを判断する。ユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDが登録済である場合、ID管理部604は、処理をステップS709に移行させる。一方、ユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDが登録済でない場合、ID管理部604は、処理をステップS708に移行させる。
ステップS708に移行すると、ID管理部604は、ユーザ120のユーザID、及び取得したキャラクタIDに対応するサービスIDを新たに生成する。
ステップS709に移行すると、ID管理部604は、例えば、図3Bに示すように、ユーザID、及びキャラクタIDに対応するサービスIDと、登録対象となるデバイス130のデバイスIDとを対応付けて、ID管理DB302に登録する。
ステップS710において、サービス提供装置110は、デバイス130のデバイスIDに対応するデバイストークンを発行する。例えば、認証部606は、デバイス130が、サービス提供装置110が提供するサービスを利用するための認証情報であるデバイストークンを生成する。また、ID管理部604は、認証部606が生成したデバイストークンの情報を、例えば、図3Bに示すように、デバイス130のデバイスIDと対応付けて、ID管理DB302に登録する。
ステップS711において、サービス提供装置110のデバイス登録部603は、デバイス130の登録が完了したことを、デバイス130の登録要求の要求元(例えば、ユーザ120が利用する端末装置133のウェブブラウザ等)に通知する。
(デバイスのアクティベート処理)
図8は、第1の実施形態に係るデバイスのアクティベート処理の例を示すシーケンス図である。この処理は、例えば、ユーザ120が購入した未登録状態のデバイス130を、サービス提供システム100で利用可能なアクティブ状態にするデバイス130のアクティベート処理の一例を示している。
ステップS801において、ユーザ120が利用するデバイス130は、サービス提供システム100に登録されていない未登録状態であるものとする。
ステップS802において、デバイス130は、デバイスIDを含むデバイストークンの取得要求をサービス提供装置110に送信する。なお、デバイス130が未登録状態である場合、デバイス130のデバイスSDK620は、所定の時間間隔(例えば、10秒間隔等)で自動的にデバイストークンの取得要求をサービス提供装置110に送信するものとする。
ステップS803、S804において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの取得要求を受付すると、デバイストークンの取得要求に含まれるデバイスIDに対応するデバイストークンを、ID管理DB302から取得する。ただし、ここでは、デバイス130は、サービス提供システム100に登録されていないので、ID管理部604は、デバイストークンを取得することができない。
ステップS805において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンが登録されていないことを、要求元のデバイス130に通知する。なお、デバイス130、及びサービス提供装置110は、ステップS810でデバイスの登録処理が実行されるまで、ステップS802~S805の処理を繰り返し実行する。
この状態から、例えば、ステップS810において、図7に示すデバイス130の登録処理が実行されると、ステップS811以降の処理が実行される。
ステップS811において、デバイス130は、ステップS802と同様に、デバイスIDを含むデバイストークンの取得要求をサービス提供装置110に送信する。
ステップS812、S813において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの取得要求を受付すると、デバイストークンの取得要求に含まれるデバイスIDに対応するデバイストークンを、ID管理DB302から取得する。なお、ここでは、ステップS810のデバイスの登録処理によって、デバイス130がサービス提供システム100に登録されているので、ID管理部604は、デバイス130のデバイスIDに対応するデバイストークンを取得することができる。
ステップS814において、サービス提供装置110のID管理部604は、取得したデバイストークンを、要求元のデバイス130に送信する。
ステップS815において、デバイス130は、サービス提供装置110から提供されたデバイストークンを、例えば、図5のストレージ503、又はメモリ502等の記憶部に記憶する。これにより、ステップS816において、デバイス130はアクティブ状態に移行する。なお、アクティブ状態に移行したデバイス130は、ステップS817~S820に示すようなデバイストークンの検証処理を、例えば、所定の時間間隔等で実行する。
ステップS817において、デバイス130は、デバイストークンを含むデバイストークンの検証要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS818、S819において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの検証要求を受付すると、デバイストークンの検証要求に含まれるデバイストークンに対応するサービスIDを、ID管理DB302から取得する。
ステップS820において、サービス提供装置110のID管理部604は、取得したサービスIDを、要求元のデバイス130に送信する。
このように、デバイストークンに対応するサービスIDが取得できた場合、デバイス130は、デバイストークンが有効であると判断し、アクティブ状態を維持する。
アクティブ状態において、デバイス130は、デバイストークン、又は取得したサービスIDを用いて、サービス提供装置110が提供するサービス(例えば、音声による対話サービス)を利用することができる。
(デバイスの削除処理)
図9は、第1の実施形態に係るデバイスの削除処理の例を示すシーケンス図である。この処理は、例えば、図8に示すデバイスのアクティベート処理によってアクティブ状態にあるデバイス130の登録を、ユーザ120が、サービス提供装置110から削除するデバイスの削除処理の一例を示している。
ステップS901において、ユーザ120が利用するデバイス130は、サービス提供システム100に登録され、かつサービス提供装置110から通知されたデバイストークンを記憶部に記憶しているアクティブ状態であるものとする。
ステップS902において、ユーザ120は、例えば、ユーザ120が利用する端末装置133のウェブブラウザ135等を用いて、サービス提供装置110にログインを要求するログイン操作を行う。例えば、ユーザ120は、サービス提供装置110が提供するウェブサーバにウェブブラウザ135を用いて接続し、ログイン操作を行う。
ステップS903において、例えば、端末装置133のウェブブラウザ135は、ユーザ120のログインを要求するログイン要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS904において、サービス提供装置110のID管理部604は、認証部606を用いて、例えば、オープンID認証等により、ユーザ120のログイン認証を行う。
ここで、ログイン認証に失敗した場合、ID管理部604は、認証に失敗したことを示す認証結果(NG)を、ウェブブラウザ135に送信して処理を終了させる。一方、ログイン認証に成功した場合、ID管理部604は、ステップS905において、ログイン認証に成功したことを示す認証結果(OK)をウェブブラウザ135に送信する。これにより、ステップS906以降の処理が実行される。
なお、ステップS903~S905の処理は、サービス提供装置110の認証部606が主体となって実行するものであっても良い。
ステップS906において、例えば、ユーザ120は、ウェブブラウザ135等を用いて、デバイス130の登録の削除を要求する登録の削除操作を行うものとする。
ステップS907において、ウェブブラウザ135は、デバイス130の登録削除操作を受け付けると、デバイス130のデバイスIDを含む登録の削除要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS908に、S909において、サービス提供装置110のID管理部604は、受付した、登録の削除要求に含まれるデバイスID、及びデバイスIDに対応するデバイストークンを図3Bに示すようなID管理DB302から削除する。
ステップS911において、デバイス130は、前述したように、所定の時間間隔でデバイストークンの検証要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS912、S913において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの検証要求を受付すると、デバイストークンの検証要求に含まれるデバイストークンに対応するサービスIDを、ID管理DB302から取得する。ただし、ここでは、ステップS909において、デバイス130のデバイストークンが削除されているので、ID管理部604は、デバイス130のデバイストークンに対応するサービスIDを取得することができない。
ステップS914において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンが無効であることを示す無効通知を、要求元のデバイス130に送信する。
ステップS915において、デバイス130は、無効通知を受付すると、無効なデバイストークンを記憶部から削除する。これにより、ステップS916において、デバイス130は、未登録状態に移行する。
未登録状態に移行したデバイス130は、ステップS917~S920に示すデバイストークンの取得処理を、例えば、所定の時間間隔で繰り返し実行する。なお、ステップS917~S921に示すデバイストークンの取得処理は、図8のステップS802~S805に示す処理と同様なので、ここでは説明を省略する。
(サービス提供処理)
図10は、第1の実施形態に係るサービス提供処理の例を示すシーケンス図である。この処理は、アクティブ状態にあるデバイス130に対して、サービス提供装置110がサービスを提供するサービス提供処理の例を示している。なお、ここでは、サービス提供装置110が提供するサービスが、音声、又はテキストによる自然対話サービスであるものとして、以下の説明を行う。
ステップS1001において、ユーザ120が利用するデバイス130は、アクティブ状態であるものとする。
ステップS1002において、例えば、ユーザ120によって音声、又はテキストがデバイス130に入力されると、デバイス130は、入力された音声、又はテキストを含む要求データを、サービス提供装置110に送信する。図10の例では、要求データには、例えば、図8のステップS815で記憶部に記憶したデバイストークンが含まれる。
ステップS1003において、サービス提供装置110のサービス提供部610は、デバイストークンを含む要求データを受付すると、デバイストークンの確認を要求する確認要求を、ID管理部604に通知する。
ステップSS1004において、サービス提供装置110のID管理部604は、確認要求に含まれるデバイストークンに対応するサービスIDを、例えば、図3Bに示すようなID管理DB302から取得する。
ステップS1005において、ID管理部604は、サービスIDを取得できた場合、デバイストークンが有効であることを示す情報を、取得したサービスIDと共にサービス提供部610に通知する。
なお、ステップS1002~S1005に示す処理は一例である。例えば、ステップS1002において、デバイス130が送信する要求データには、デバイストークンに代えて、図8のステップS820で取得したサービスIDが含まれていても良い。この場合、図10のステップS1003~S1005に示す処理を省略することができる。
ステップS1006において、サービス提供装置110のサービス提供部610は、通知されたサービスIDに対応するサービス情報の取得を、サービス情報管理部605に要求する。
ステップS1007において、サービス提供装置110のサービス情報管理部605は、サービスIDに対応するサービス(例えば、メインエージェント、及びエキスパートエージェント等)の情報を、例えば、図3Cに示すようなサービス管理DB303から取得する。また、サービス情報管理部605は、取得したサービス情報をサービス提供部610に通知する。
ステップS1008において、サービス提供部610は、サービス情報管理部605から通知されたサービスの情報を、サービスIDと対応付けて記憶部607に記憶する。これにより、サービス提供部610は、例えば、同じセッション内において、ステップS1006、S1007の処理を省略して、記憶部607からサービスIDに対応するサービス情報を取得することができる。
ステップS1009、S1010において、サービス提供部610は、記憶部607に記憶したサービス情報に含まれるメインエージェント201、及びエキスパートエージェント202を用いて、例えば、図2で説明した対話処理(対話サービス)を実行する。例えば、サービス提供部610は、ステップS1009において、メインエージェント201、又はエキスパートエージェント202を用いて、要求データに含まれる音声、又はテキストに対応する応答データ(音声、又はテキスト)を生成する。また、サービス提供部610は、ステップS1010において、生成した応答データ(音声、又はテキスト)を、デバイス130に送信する。
好ましくは、サービス提供部610は、メインエージェント201、及びエキスパートエージェント202に対して、サービスIDを用いて、サービス(自然対話サービス)の提供を要求する。これにより、サービス提供システム100では、例えば、エキスパートエージェントによる対話サービスを提供するサードベンダー等が、要求元のユーザを特定することが困難な構成となっている。
なお、図10のステップS1004において、ID管理部604が、要求データに含まれるデバイストークンに対応するサービスIDを取得できない場合、ステップS1021~S1024に示すデバイストークンが無効な場合の処理が実行される。
ステップS1021において、ID管理部604は、サービスIDを取得できない場合、デバイストークンが無効であることを示す情報を、サービス提供部610に通知する。
ステップS1022において、サービス提供部610は、要求データに含まれるデバイストークンが無効であることを、デバイス130に通知する。
ステップS1023において、デバイス130は、無効であることを通知されたデバイストークンを、記憶部から削除する。これにより、ステップS1024において、デバイス130は、未登録状態に移行する。
上記の処理により、サービス提供装置110は、有効なデバイストークンを有するデバイス130に、デバイストークンに対応するサービスIDで識別される対話サービスを提供することができる。
(サービスの登録処理)
図11は、第1の実施形態に係るサービスの登録処理の例を示すシーケンス図である。この処理は、ユーザ120が、メインエージェントに対応付けてエキスパートエージェントを登録するサービスの登録処理の例を示している。
ステップS1101において、ユーザ120は、例えば、ユーザ120が利用する端末装置133のウェブブラウザ135等を用いて、サービス提供装置110にログインを要求するログイン操作を行う。例えば、ユーザ120は、ウェブブラウザ135を用いて、サービス情報管理部605が提供するエキスパートエージェントを登録するためのウェブページにアクセスし、ログイン操作を行う。
ステップS1102において、ウェブブラウザ135は、ユーザ120のログインを要求するログイン要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS1103において、サービス提供装置110のサービス情報管理部605は、認証部606を用いて、例えば、オープンID認証等により、ユーザ120のログイン認証を行う。
ここで、ログイン認証に失敗した場合、サービス情報管理部605は、認証に失敗したことを示す認証結果(NG)を、ウェブブラウザ135に送信して処理を終了させる。一方、ログイン認証に成功した場合、サービス情報管理部605は、ステップS1104、S1105の処理を実行する。
ステップS1104、S1105において、サービス情報管理部605は、認証に成功したユーザ120のユーザIDに対応するサービスIDの一覧を、例えば、図3Bに示すようなID管理DB302から取得する。
ステップS1106、S1107において、サービス情報管理部605は、取得したサービスIDの一覧に対応するメインエージェントを選択可能に表示したメニュー画面を作成し、ウェブブラウザ135に表示させる。サービス情報管理部605は、サービスIDに対応するキャラクタIDをID管理DB302から取得し、取得したキャラクタIDに対応するメインエージェントをサービス管理DB303から特定することができる。
ステップS1108において、ユーザ120は、ウェブブラウザ135が表示するメニュー画面から、エキスパートエージェントを登録する登録対象となるメインエージェントを選択する。
ステップS1109において、ウェブブラウザ135は、メニュー画面から選択されたメインエージェントに対応するサービスID、又はキャラクタIDを、サービス提供装置110に送信する。
ステップS1110において、サービス情報管理部605は、ユーザ120が選択可能なサービスを検索する。例えば、サービス情報管理部605は、ユーザ120が選択したメインエージェントから呼出可能なエキスパートエージェントの一覧を検索する。
ステップS1111、S1112において、サービス情報管理部605は、検索されたエキスパートエージェントの中から、メインエージェントと対応付けて登録するエキスパートエージェントを選択するためのサービスの選択画面を、ウェブブラウザ135に表示させる。
ステップS1113において、ユーザ120は、ウェブブラウザ135が表示するサービスの選択画面から、メインエージェントに対応付けて登録するエキスパートエージェントを選択する。
ステップS1114において、ウェブブラウザ135は、選択されたエキスパートエージェント(サービス)の情報を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS1115、S1116において、サービス提供装置110のサービス情報管理部605は、選択されたエキスパートエージェント(サービス)を、サービスIDと対応付けて、例えば、図3Cに示すようなサービス管理DB303に登録する。
ステップS1117において、選択されたエキスパートエージェントの登録が完了すると、ステップS1118、S1119において、サービス情報管理部605は、登録が完了したことを示す登録完了画面を、ウェブブラウザ135に表示させる。
上記の処理により、サービス情報管理部605は、図3Cに示すようなサービス管理DB303に、エキスパートエージェントの情報を記憶して管理することができる。
図7~図11に示す各処理により、サービス提供装置110は、例えば、図3B、Cに示すように、ID管理DB302、及びサービス管理DB303を管理することができる。これにより、サービス提供装置110は、ID管理DB302、及びサービス管理DB303を用いて、例えば、図2に示すような自然対話サービスを、デバイス130を利用するユーザ120に提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供装置110によれば、ID管理DB302、及びサービス管理DB303を用いて、ユーザ120が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイス130に、同じ自然対話サービスを提供することが容易になる。さらに、本実施形態に係るサービス提供装置110によれば、ID管理DB302、及びサービス管理DB303を用いて、ユーザ120が利用する異なるキャラクタを有するデバイス130に異なるサービスを提供することが容易になる。
(デバイストークンの更新処理)
図12は、第1の実施形態に係るデバイストークンの更新処理の例を示すシーケンス図である。サービス提供装置110は、例えば、図12に示すデバイストークンの更新処理により、デバイス130が有するデバイストークンを定期的に更新するものであっても良い。なお、図12に示す処理の開始時点において、例えば、図7に示すデバイスの登録処理が完了しているものとする。
ステップS1201において、デバイス130は、デバイスIDを含むデバイストークンの取得要求をサービス提供装置110に送信する。
ステップS1202、S1203において、ID管理部604は、受付したデバイストークンの取得要求に含まれるデバイスIDに対応するデバイストークンと、デバイストークンの更新に用いられるリフレッシュトークンとをID管理DB302から取得する。
なお、ここでは、デバイストークンには有効期間が定められており、ID管理部604は、認証部606が生成するデバイストークンとリフレッシュトークンとを、ID管理DB302に記憶して管理しているものとする。
ステップS1204において、ID管理部604は、取得したデバイストークンとリフレッシュトークンとを、デバイス130に通知する。
ステップS1205において、デバイス130は、通知されたデバイストークンとリフレッシュトークンとを記憶部に記憶する。これにより、ステップS1206において、デバイス130は、アクティブ状態に移行する。
ステップS1207において、デバイス130がアクティブ状態に移行してから所定の有効期間を経過し、デバイス130が記憶部に記憶したデバイストークンの有効期間が満了したものとする。
ステップS1208において、デバイス130は、デバイストークンの検証要求をサービス提供装置110に送信する。
ステップS1209、S1210において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの検証要求に含まれるデバイストークンに対応するサービスIDを、ID管理DB302から取得する。ただし、ここでは、デバイストークンの有効期間が満了しているため、ID管理部604は、デバイストークンに対応するサービスIDを取得することができない。
ステップS1211において、ID管理部604は、デバイストークンの有効期間を満了していることをデバイス130に通知する。
ステップS1212において、デバイス130は、有効期間を満了したデバイストークンを更新するためのリフレッシュトークンを含む、デバイストークンの更新要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS1213、S1214において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの更新要求に含まれるリフレッシュトークンが有効であるか否かを確認し、有効である場合、ステップS1215の処理を実行する。一方、リフレッシュトークンが有効でない場合、ID管理部604は、リフレッシュトークンが無効であることをデバイス130に通知して、処理を終了させる。
ステップS1215に移行すると、ID管理部604は、例えば、認証部606を用いて、デバイス130のデバイストークンとリフレッシュトークンとを再発行する。
ステップS1216において、ID管理部604は、再発行されたデバイストークンとリフレッシュトークンとを、デバイス130のデバイスIDと対応付けてID管理DB302に記憶する。
ステップS1217において、ID管理部604は、再発行されたデバイストークンとリフレッシュトークンとをデバイス130に送信する。また、ステップS1218において、デバイス130は、通知されたデバイストークンとリフレッシュトークンとを記憶部に記憶する。
上記の処理により、サービス提供システム100は、デバイス130に付与したデバイストークンを定期的に更新することができる。
以上、本実施形態によれば、ユーザ(利用者)120が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイス130に同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイス130に異なるサービスを提供することが容易になる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、ユーザ120が利用するデバイス130が、所定のアプリを実行する端末装置133である場合の例について説明する。
図13は、第2の実施形態に係るデバイスについて説明するための図である。図13の(a)において、ユーザ120が利用する端末装置133aは、図1の対話デバイス131a、131bと同じキャラクタを有する対話アプリ134を実行しているものとする。また、図13の(b)において、ユーザ120が利用する端末装置133aは、図1のキッチン家電132と同じキャラクタを有するキッチンアプリ1301を実行しているものとする。このように、同じ端末装置133aが異なるアプリを実行している場合、サービス提供装置110は、異なるアプリを実行している端末装置133aを、別のデバイス130として管理する。
例えば、デバイス情報管理部602は、図13の(a)に示すように、端末装置133aが対話アプリ134を実行しているとき、対話アプリ134を実行している端末装置133aをデバイスID「DID30001」のデバイス130として管理する。また、デバイス情報管理部602は、図13の(b)に示すように、端末装置133aがキッチンアプリ1301を実行しているとき、キッチンアプリ1301を実行している端末装置133aをデバイスID「DID30002」のデバイス130として管理する。
なお、対話アプリ134は、第1のキャラクタに対応する第1の対話サービスを提供する第1のプログラムの一例であり、デバイスID「DID30001」のデバイス130は、第1のデバイスの一例である。また、キッチンアプリ1301は、第1のキャラクタとは異なる第2のキャラクタに対応する第1の対話サービスを提供する第2のプログラムの一例であり、デバイスID「DID30002」のデバイス130は、第1のデバイスとは異なる第2のデバイスの一例である。
また、図13の(c)において、ユーザ120が利用する別の端末装置133bは、図1の対話デバイス131a、131bと同じキャラクタを有する対話アプリ134を実行しているものとする。このように、同じユーザ120が利用する端末装置133a、133bにおいて、同じ対話アプリ134を実行している場合であっても、端末装置133が異なる場合、デバイス情報管理部602は、端末装置133aと端末装置133bとを別のデバイスとして管理する。
例えば、サービス提供装置110のデバイス情報管理部602は、図13の(c)に示すように、端末装置133bが対話アプリ134を実行しているとき、対話アプリ134を実行する端末装置133bをデバイスID「DID30003」のデバイス130として管理する。
なお、対話アプリ134、及びキッチンアプリ1301は、第1の実施形態に係るデバイス130と同様にデバイスSDK620、又はデバイスSDK620と同様の機能を有している。また、対話アプリ134、及びキッチンアプリ1301は、アプリを識別するアプリIDを有している。
図14A、図14Bは、第2の実施形態に係るサービス提供装置が管理する情報の例を示す図である。第2の実施形態に係るサービス提供装置110のデバイス情報管理部602は、例えば、図14Aに示すようなデバイス管理DB1401を、記憶部607に記憶して管理する。
例えば、デバイス情報管理部602は、各アプリを識別するアプリIDと、各アプリのキャラクタを識別するキャラクタIDとの対応関係を予め記憶しておく。また、デバイス情報管理部602は、端末装置133から、個体識別情報とアプリIDとを含むデバイスの登録要求を受付し、認証に成功すると、個体識別情報とアプリIDとの組み合わせに対応するデバイスIDを生成する。さらに、デバイス情報管理部602は、例えば、図14Aに示すように、生成したデバイスIDを、個体識別情報、アプリID、及びアプリIDに対応するキャラクタIDと対応付けて管理する。
これにより、第2の実施形態に係るデバイス情報管理部602は、所定のアプリを実行する端末装置133をデバイス130として管理することができると共に、デバイス130のデバイスIDとキャラクタIDとを対応付けて管理することができる。
また、これにより、サービス提供装置110のID管理部604は、例えば、図14Bに示すように、所定のアプリを実行する端末装置133を、デバイスIDを用いて第1の実施形態に係るデバイス130と同様に管理することができる。
例えば、図14A、図14Bの例では、アプリID「AID0001」の対話アプリ134を実行する個体識別情報「xxxxx00001」の端末装置133aは、デバイスID「DID30001」を有するデバイス130として管理されている。また、デバイスID「DID30001」は、ユーザID「UID000A」、サービスID「SID0011」、及びデバイストークン「Token10005」と対応付けて管理されている。
なお、上記以外のサービス提供装置110の機能構成は、図6に示す第1の実施形態に係るサービス提供装置110の機能構成と同様で良い。
<処理の流れ>
図15は、第2の実施形態に係るデバイスのアクティベート処理の例を示すシーケンス図である。この処理は、例えば、対話アプリ134等の所定のアプリを実行する端末装置133であるデバイス130を、サービス提供システム100で利用可能なアクティブ状態にするアクティベート処理の一例を示している。なお、図15に示す処理の開始時点において、デバイス130は、サービス提供システム100に登録されていない未登録状態であるものとする。また、以下の説明の中で、「デバイス130」は、対話アプリ134、キッチンアプリ1301等の所定のアプリを実行する端末装置133であるものとする。
ステップS1501において、未登録状態のデバイス130は、デバイスIDの発行要求をサービス提供装置110に送信する。このデバイスIDの発行要求には、例えば、端末装置133が実行する所定のアプリを識別するアプリID、及び端末装置133を識別する個体識別情報等が含まれる。また、デバイスIDの発行要求には、例えば、パスワード(PW)等の認証情報が含まれていても良い。
ステップS1502において、サービス提供装置110のデバイス情報管理部602は、デバイスIDの発行要求に応じてデバイスIDを発行する。また、デバイス情報管理部602は、例えば、図14Aに示すように、発行したデバイスIDを、デバイスIDの発行要求に含まれる個体識別情報、アプリID、及びアプリIDに対応するキャラクタID等と対応付けて、デバイス管理DB1401に記憶する。
好ましくは、デバイス情報管理部602は、デバイスIDの発行要求が、所定の認証情報を有している場合、デバイスIDを発行する。
ステップS1503において、サービス提供装置110のデバイス情報管理部602は、発行したデバイスIDをデバイス130に通知する。
ステップS1504、S1505において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイス130にログイン画面を表示させる。
ステップS1506において、デバイス130を利用するユーザ120は、表示されたログイン画面にログイン操作を行う。
ステップS1507において、デバイス130は、サービス提供装置110へのログインを要求するログイン要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS1508において、サービス提供装置110のID管理部604は、ログインを要求するデバイス130の認証を、認証部606に要求する。
ステップS606において、認証部606は、デバイス130の認証(例えば、オープンID認証)を行い、認証に成功した場合、サービス提供装置110にアクセスするための認証情報であるサービストークンを、ID管理部604に通知する。一方、認証に失敗した場合、認証部606は、認証に失敗したことを示す情報をID管理部604に通知する。ここでは、認証に成功したものとして、以下の説明を行う。
ステップS1511において、ID管理部604は、ログインに成功したことを示す情報と、サービストークンを含むcookieとをデバイス130に通知する。
ステップS1511において、デバイス130は、サービス提供装置110から通知されたデバイスIDと、cookieとを含むデバイスの登録要求を、サービス提供装置110に送信する。
ステップS1513において、サービス提供装置110のID管理部604は、正当なcookieを含むデバイスの登録要求を受付すると、例えば、図7のステップS706~S710に示すデバイスの登録処理を実行する。
ステップS1514において、ID管理部604は、デバイスの登録処理が完了したことを示す完了通知を、デバイス130に通知する。
ステップS1515において、デバイス130は、デバイスIDを含むデバイストークンの取得要求をサービス提供装置110に送信する。
ステップS1516、S1517において、サービス提供装置110のID管理部604は、デバイストークンの取得要求を受付すると、デバイストークンの取得要求に含まれるデバイスIDに対応するデバイストークンを、ID管理DB302から取得する。
なお、ここでは、ステップS1513のデバイスの登録処理によって、デバイス130がサービス提供システム100に登録されているので、ID管理部604は、デバイス130のデバイスIDに対応するデバイストークンを取得することができる。
ステップS1518において、サービス提供装置110のID管理部604は、取得したデバイストークンを、要求元のデバイス130に提供する。
ステップS1519において、デバイス130は、サービス提供装置110から提供されたデバイストークンを、例えば、図5のストレージ503、又はメモリ502等の記憶部に記憶する。これにより、ステップS1520において、デバイス130はアクティブ状態に移行する。
上記の処理により、サービス提供装置110は、例えば、図14Bに示すように、デバイスIDを、ユーザID、キャラクタID、サービスID、及びデバイストークンと対応付けて、ID管理DB302に記憶して管理することができる。
第2の実施形態によれば、所定のアプリを実行する端末装置133を、例えば、図1の対話デバイス131a、131bや、キッチン家電132等と同様に、デバイス130として管理することができる。なお、第2の実施形態に係るサービスの提供処理や、サービスの登録処理は、第1の実施形態と同様で良い。また、第2の実施形態は、第1の実施形態と組み合わせて実施することができる。
以上、本発明の各実施形態によれば、ユーザ(利用者)120が利用する同じキャラクタを有する複数のデバイス130に同じサービスを提供すると共に、異なるキャラクタを有するデバイス130に異なるサービスを提供することが容易になる。
<補足>
なお、図6の機能構成図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(機能構成)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されても良いし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されても良い。
また、図4、5に示すサービス提供装置110、及びデバイス130のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されても良いし、一部の装置を含まずに構成されても良い。また、サービス提供装置110、及びデバイス130は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されても良く、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されても良い。例えば、プロセッサ401、501は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されても良い。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されても良い。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾のない限り、順序を入れ替えても良い。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されても良いし、管理テーブルで管理しても良い。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されても良い。入力された情報等は他の装置へ送信されても良い。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われても良いし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われても良いし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われても良い。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いても良いし、組み合わせて用いても良いし、実行に伴って切り替えて用いても良い。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われても良い。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されても良い。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号等は、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されても良い。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されても良い。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えても良い。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であっても良い。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれても良い。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されても良いし、所定の値からの相対値で表されても良いし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであっても良い。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
端末装置は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書、或いは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書、或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本願は、日本特許庁に2018年6月18日に出願した日本国特許出願2018-115493号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
100 サービス提供システム
110 サービス提供装置
120 ユーザ
130 デバイス
133 端末装置
134 対話アプリ(第1のプログラム)
201 メインエージェント(第1の対話サービス)
202 エキスパートエージェント(第2の対話サービス)
602 デバイス情報管理部(第1の管理部)
604 ID管理部(第2の管理部)
606 認証部
610 サービス提供部
1301 キッチンアプリ(第2のプログラム)

Claims (7)

  1. 利用者が利用するデバイスを識別するデバイス識別情報と、前記デバイスのキャラクタを識別するキャラクタ識別情報とを対応付けて管理する第1の管理部と、
    利用者毎に、前記キャラクタ識別情報に対応するサービスを識別する1つ以上のサービス識別情報を管理する第2の管理部と、
    前記サービス識別情報を用いて、前記デバイスを利用する前記利用者に前記デバイスのキャラクタに応じたサービスを提供するサービス提供部と、
    を有する、サービス提供装置。
  2. 前記利用者が利用する前記デバイスを認証し、認証に成功した前記デバイスに、前記利用者に対応する前記1つ以上のサービス識別情報のうち、前記デバイスのキャラクタ識別情報に対応する一のサービス識別情報を利用するための認証情報を発行する認証部を有する、請求項1に記載のサービス提供装置。
  3. 前記サービス提供部は、前記認証情報を有する前記デバイスに、前記一のサービス識別情報で識別される前記サービスを提供する、請求項2に記載のサービス提供装置。
  4. 前記一のサービス識別情報で識別される前記サービスは、前記デバイスのキャラクタに対応する第1の自然対話サービスを含む、請求項3に記載のサービス提供装置。
  5. 前記一のサービス識別情報で識別される前記サービスは、前記第1の自然対話サービスから呼び出される第2の自然対話サービスのうち、前記利用者によって前記デバイスのキャラクタに対応付けて登録された1つ以上の第2の自然対話サービスを含む、請求項4に記載のサービス提供装置。
  6. 前記サービス提供部は、前記一のサービス識別情報で識別される前記サービスに、前記一のサービス識別情報を用いてサービスの提供を要求する、請求項3のいずれか一項に記載のサービス提供装置。
  7. 前記第1の管理部は、
    前記利用者が利用する端末装置が、第1のキャラクタに対応する前記第1の自然対話サービスを提供する第1のプログラムを実行しているとき、前記端末装置を第1のデバイスとして管理し、
    前記端末装置が、前記第1のキャラクタとは異なる第2のキャラクタに対応する前記第1の自然対話サービスを提供する第2のプログラムを実行しているとき、前記端末装置を前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして管理する、請求項4に記載のサービス提供装置。
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