JP7038207B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来、このような分野の技術として、例えば下記特許文献1に記載のように、撮像素子が搭載される撮像基板と、撮像基板からの信号に基づいて画像処理等を行う制御基板と、撮像基板及び制御基板を収容する筐体とを備える撮像装置が知られている。
特開2008-122819号公報
しかし、特許文献1に記載の撮像装置では、撮像基板と制御基板との間で生じるクロストークに関する対応策が講じられていないため、クロストークに起因して撮像される画像の精度が低下し、撮像装置の信頼性に影響する問題があった。
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、撮像基板と制御基板との間のクロストークを低減することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子が搭載される撮像基板と、配線部を介して前記撮像基板と接続される制御基板と、前記撮像基板、前記配線部及び前記制御基板を収容する筐体とを備える撮像装置であって、前記筐体の内部には、前記筐体の内部空間を撮像基板収容室と制御基板収容室に仕切る仕切部が設けられ、前記仕切部には、前記撮像基板収容室と前記制御基板収容室とを連通するとともに前記配線部を通す貫通部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、筐体の内部空間を撮像基板収容室と制御基板収容室に仕切る仕切部を設けることにより、撮像基板と制御基板との間のクロストークを低減することができる。
第1実施形態に係る撮像装置を示す正面図である。 図1のA-A線に沿う断面図である。 図1のB-B線に沿う断面図である。 下側筐体を取り外した状態の撮像装置を示す正面図である。 下側筐体を取り外した状態の撮像装置を示す底面図である。 下側筐体を取り外した状態の撮像装置を示す背面図である。 第2実施形態に係る撮像装置を示す断面図である。 第3実施形態に係る撮像装置を示す断面図である。 第4実施形態に係る撮像装置を示す断面図である。 第5実施形態に係る撮像装置(下側筐体を取り外した状態)を示す背面図である。 第6実施形態に係る撮像装置(下側筐体を取り外した状態)を示す背面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る撮像装置の実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重複説明は省略する。また、下記の説明において、上下、左右、前後の位置又は方向は、撮像装置が車載カメラとして車に搭載された状態を基準にする。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態に係る撮像装置を示す正面図であり、図2は図1のA-A線に沿う断面図であり、図3は図1のB-B線に沿う断面図である。図4は下側筐体を取り外した状態の撮像装置を示す正面図であり、図5は下側筐体を取り外した状態の撮像装置を示す底面図であり、図6は下側筐体を取り外した状態の撮像装置を示す背面図である。
本実施形態の撮像装置1は、例えば自動車の車室内に配置されるステレオカメラであって、左側撮像部10L及び右側撮像部10Rを介して車両前方の様子を撮像し、撮像した画像から視差を算出することで距離画像を生成し、更に生成した距離画像に基づいて車両前方の対象物を認識するものである。この撮像装置1は、主に、所定の間隔で離れて配置される左側撮像部10Lと右側撮像部10Rと、左側撮像部10L及び右側撮像部10Rの間に配置される制御基板20と、左側撮像部10L、右側撮像部10R及び制御基板20を収容する筐体30とを備えている。
左側撮像部10Lは、撮像素子11と、該撮像素子11が搭載される左側撮像基板(第1の撮像基板)12Lとを有する。図2に示すように、左側撮像基板12Lは、左側配線部(第1の配線部)14Lを介して制御基板20と電気的に接続されている。この左側撮像基板12Lは、左側撮像部10Lの撮像方向(すなわち、車両前方)に対して直交するように筐体30の前側に固定されている。左側撮像基板12Lの車両前方に面する表面には、撮像素子11が実装されている。撮像素子11は、例えばCMOSイメージセンサである。
左側配線部14Lは、例えばFFC(Flexible Flat Cable)のように複数本の配線を平行に並べてテープ状にした構成を有しており、各配線の長さが互いに等長になっている。左側配線部14Lの一端部は、左側撮像基板12Lの裏面に実装されたコネクタ13と接続され、他端部は左側仕切部40Lの左側貫通部41L(後述する)を通り抜け、制御基板20に実装されたコネクタ21と接続されている。
制御基板20は、左側撮像部10L及び右側撮像部10Rで撮像した画像信号を受信し、受信した画像信号に基づいて画像処理を行い、車両制御信号を出力するものであり、例えば画像処理部と認識処理部(図示せず)等を有するように構成されている。この制御基板20は、例えばネジ止めで筐体30に固定されている。
図2に示すように、筐体30は、上側筐体31と下側筐体32とで構成された内部空間を有する。上側筐体31と下側筐体32とは、例えば金属板を所定の形状に加工することによってそれぞれ形成され、溶接やネジ止め等によって互いに接合されている。筐体30の内部には、筐体30の内部空間を、左側撮像基板12Lを収容する左側撮像基板収容室S1と制御基板20を収容する制御基板収容室S2に仕切る左側仕切部(第1の仕切部)40Lが設けられている。
左側仕切部40Lは、矩形状の金属板からなり、左側撮像部10Lの撮像方向に対して直交するように筐体30の内部に配置されている。左側仕切部40Lの上端は上側筐体31の天井に設けられた凹溝31aに嵌め込まれ、下端は下側筐体32との間に隙間が生じないように該下側筐体32に当接している(図2参照)。また、図示しないが、左側仕切部40Lの左端及び右端は、それぞれ上側筐体31の内壁に設けられた凹溝に嵌め込まれている。
図2に示すように、左側仕切部40Lを境に、筐体30内部空間の前側は左側撮像基板収容室S1、後側は制御基板収容室S2となっている。なお、左側撮像基板収容室S1は特許請求の範囲に記載の「第1の撮像基板収容室」に相当するものである。
また、左側仕切部40Lには、左側撮像基板収容室S1と制御基板収容室S2とを連通するとともに、左側配線部14Lを通す左側貫通部(第1の貫通部)41Lが設けられている。図2及び図6に示すように、左側貫通部41Lは、矩形状の貫通孔であり、左側仕切部40Lにおける制御基板20のコネクタ21に隣接する位置に形成されている。このようにすることで、左側配線部14Lの長さを短くすることができるので、コスト削減を図ることができる。そして、左側配線部14Lは、その幅方向が車両の左右方向と略一致した状態で左側貫通部41Lを通り抜けるように配置されている。
左側貫通部41Lの寸法は、左側撮像基板12Lと制御基板20との間のクロストークが小さくなるように、左側配線部14Lを介して通信される通信周波数と左側配線部14Lの幅に基づいて定められている。具体的には、例えば左側配線部14Lを介して通信される通信周波数が264MHzと想定され、ステレオカメラで規制されるノイズの上限が2GHzである場合、264MHzの9次高調波(2.376GHz)まで考慮する必要がある。そして、周波数が2.376GHzの場合、その波長は約126mmとなる。
また、左側配線部14Lの幅が19mmである場合、これに近い1/n波長として、1/4波長=31.5mm、1/8波長=16.8mmとなる。左側貫通部41Lの寸法が上記波長に近くなると、クロストークを低減する効果がないが、寸法が31.5mmと16.8mmとの間であればクロストークの低減に適当と考えられる。そして、31.5mmと16.8mmとの中間値が約24.2mmであるので、左側配線部14Lの寸法を横24mm縦7mmとすれば、その対角線長が25mmとなり、上記の値(24.2mm)に近くなり、クロストークを削減する効果を奏する。
なお、ここで想定される通信周波数(264MHz)は、一例に過ぎず、これに限定するものではない。例えば通信周波数をf(MHz)とした場合、左側貫通部41Lの寸法が4600/f(mm)~7900/f(mm)であれば、クロストークを低減する効果を奏すると考えられる。
一方、右側撮像部10Rは、左側撮像部10Lと同様な構造を有する。すなわち、図3に示すように、右側撮像部10Rは、撮像素子11と、該撮像素子11が搭載される右側撮像基板(第2の撮像基板)12Rとを有する。右側撮像基板12Rは、右側配線部(第2の配線部)14Rを介して制御基板20と電気的に接続されている。この右側撮像基板12Rは、右側撮像部10Rの撮像方向(すなわち、車両前方)に対して直交するように筐体30の前側に固定されている。右側撮像基板12Rの車両前方に面する表面には、撮像素子11が実装されている。
右側配線部14Rは、左側配線部14Lと同様にFFCのように複数本の配線を平行に並べてテープ状にした構成を有しており、その一端部が右側撮像基板12Rの裏面に実装されたコネクタ13と接続され、他端部が右側仕切部40Rの右側貫通部41R(後述する)を通り抜け、制御基板20に実装されたコネクタ21と接続されている。
図3に示すように、筐体30の内部には、筐体30の内部空間を、右側撮像基板12Rを収容する右側撮像基板収容室(第2の撮像基板収容室)S3と制御基板20を収容する制御基板収容室S2に仕切る右側仕切部(第2の仕切部)40Rが設けられている。右側仕切部40Rは、左側仕切部40Lと同様に矩形状の金属板からなり、右側撮像部10Rの撮像方向に対して直交するように筐体30の内部に配置されている。右側仕切部40Rの上端は上側筐体31の天井に設けられた凹溝31bに嵌め込まれ、下端は下側筐体32との間に隙間が生じないように該下側筐体32に当接している。また、右側仕切部40Rの左端及び右端は、それぞれ上側筐体31の内壁に設けられた凹溝に嵌め込まれている(図示せず)。
また、右側仕切部40Rには、右側撮像基板収容室S3と制御基板収容室S2とを連通するとともに、右側配線部14Rを通す右側貫通部(第2の貫通部)41Rが設けられている。図3及び図6に示すように、右側貫通部41Rは、矩形状の貫通孔であり、右側仕切部40Rにおける制御基板20のコネクタ21に隣接する位置に形成されている。そして、右側配線部14Rは、その幅方向が車両の左右方向と略一致した状態で右側貫通部41Rを通り抜けるように配置されている。右側貫通部41Rの寸法は、左側貫通部41Lと同様に定められている。
以上のように構成された撮像装置1によれば、筐体30の内部における左側撮像基板12L側には、筐体30の内部空間を左側撮像基板収容室S1と制御基板収容室S2に仕切る左側仕切部40Lが設けられているので、左側撮像基板12Lと制御基板20とはそれぞれ個別の空間に配置されることになる。これによって、左側撮像基板12Lと制御基板20との間のクロストークを低減することができる。また、左側仕切部40Lには、左側撮像基板収容室S1と制御基板収容室S2とを連通するとともに左側配線部14Lを通す左側貫通部41Lが設けられており、該左側貫通部41Lの寸法は、クロストークが小さくなるように左側配線部14Lを介して通信される通信周波数と左側配線部14Lの幅に基づいて定められている。このようにすることで、左側撮像基板12Lと制御基板20との電気的な接続を確保しつつ、左側貫通部41Lの設置によるクロストークの影響を小さくすることができる。
加えて、筐体30の内部における右側撮像基板12R側には、筐体30の内部空間を右側撮像基板収容室S3と制御基板収容室S2に仕切る右側仕切部40Rが設けられているので、右側撮像基板12Rと制御基板20とは、それぞれ個別の空間に配置されることになる。これによって、右側撮像基板12Rと制御基板20との間のクロストークを低減することができる。また、右側仕切部40Rには、右側撮像基板収容室S3と制御基板収容室S2とを連通するとともに右側配線部14Rを通す右側貫通部41Rが設けられており、該右側貫通部41Rの寸法は、クロストークが小さくなるように右側配線部14Rを介して通信される通信周波数と右側配線部14Rの幅に基づいて定められている。このようにすることで、右側撮像基板12Rと制御基板20との電気的な接続を確保しつつ、右側貫通部41Rの設置によるクロストークの影響を小さくすることができる。
更に、左側仕切部40L及び右側仕切部40Rの設置によって、左側撮像基板12Lと右側撮像基板12Rとの間のクロストークも低減することができる。このように左側撮像基板12Lと制御基板20との間、右側撮像基板12Rと制御基板20との間、左側撮像基板12Lと右側撮像基板12Rとの間に生じるクロストークをそれぞれ低減できる結果、クロストークに起因する撮像される画像の精度低下を防止し、撮像装置1の信頼性を向上することができる。
また、左側仕切部40L及び右側仕切部40Rの設置によって、筐体30内部の空気の流れを制限することができるので、筐体30内部の電子部品の発熱で空気が温度上昇した場合、温度上昇した空気の拡散を抑制することができる。更に、左側仕切部40L及び右側仕切部40Rの設置によって、左側撮像基板12L、右側撮像基板12R及び制御基板20の組立作業性を改善する効果を期待することができる。更に、左側仕切部40L及び右側仕切部40Rがそれぞれ撮像方向に対して直交するように設けられているので、筐体30の内部空間をより仕切り易くなる。
[第2実施形態]
図7は第2実施形態に係る撮像装置を示す断面図である。本実施形態の撮像装置1Aは、仕切部が筐体30と一体的に形成される点において、上述の第1実施形態と相違している。その他の構造は第1実施形態と同様であるため、その重複説明を省略する。また、撮像装置1Aの左側の構造は右側と同じであるので、以下において左側のみを説明し、右側に対応する構造の名称及び符号をかっこ書きで示し、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、左側仕切部42L(右側仕切部42R)は、左側撮像部10L(右側撮像部10R)の撮像方向に対して直交するように配置され、筐体30の上側筐体31と一体的に形成されている。左側仕切部42L(右側仕切部42R)上端は上側筐体31の天井と一体的に連結され、下端は下側筐体32との間に隙間が生じないように下側筐体32に当接している。また、図示しないが、左側仕切部42L(右側仕切部42R)の左端及び右端も、上側筐体31の内壁とそれぞれ一体的に連結されている。
また、左側仕切部42L(右側仕切部42R)には、左側撮像基板収容室S1(右側撮像基板収容室S3)と制御基板収容室S2とを連通するとともに、左側配線部14L(右側配線部14R)を通す左側貫通部43L(右側貫通部43R)が設けられている。左側貫通部43L(右側貫通部43R)は、矩形状の貫通孔であり、左側仕切部42L(右側仕切部42R)における制御基板20のコネクタ21に隣接する位置に形成されている。
そして、左側貫通部43L(右側貫通部43R)の寸法は、上述した第1実施形態の左側貫通部41Lと同様に定められている。
なお、本実施形態の左側仕切部42Lは特許請求の範囲に記載の「第1の仕切部」、左側貫通部43Lは特許請求の範囲に記載の「第1の貫通部」に相当するものである。右側仕切部42Rは特許請求の範囲に記載の「第2の仕切部」、右側貫通部43Rは特許請求の範囲に記載の「第2の貫通部」に相当するものである。
このように構成された撮像装置1Aによれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、左側仕切部42L(右側仕切部42R)が上側筐体31と一体的に形成されるので、部品の点数を削減する効果を奏する。
なお、本実施形態において、左側仕切部42L(右側仕切部42R)が上側筐体31と一体的に形成される例を説明したが、左側仕切部42L(右側仕切部42R)が筐体30の下側筐体32と一体的に形成されても良い。
[第3実施形態]
図8は第3実施形態に係る撮像装置を示す断面図である。本実施形態の撮像装置1Bは、貫通部が切り欠きである点において、上述の第1実施形態と相違している。その他の構造は第1実施形態と同様であるため、その重複説明を省略する。また、撮像装置1Bの左側の構造は右側と同じであるので、以下において左側のみを説明し、右側に対応する構造の名称及び符号をかっこ書きで示し、その詳細な説明を省略する。
図8に示すように、左側仕切部40L(右側仕切部40R)には、第1実施形態の左側貫通部41L(右側貫通部41R)に代えて、切り欠きからなる左側貫通部44L(右側貫通部44R)が設けられている。左側貫通部44L(右側貫通部44R)は、左側仕切部40L(右側仕切部40R)の下端部において矩形凹状に形成されている。そして、左側貫通部44L(右側貫通部44R)の寸法は、上述した第1実施形態の左側貫通部41Lと同様に定められている。
なお、本実施形態の左側貫通部44Lは特許請求の範囲に記載の「第1の貫通部」、右側貫通部44Rは特許請求の範囲に記載の「第2の貫通部」に相当するものである。
このように構成された撮像装置1Bによれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、左側貫通部44L(右側貫通部44R)が切り欠きであるので、左側配線部14L(右側配線部14R)の配置位置に合わせて設置することが可能となり、左側配線部14L(右側配線部14R)の配置自由度を高める効果を期待することができる。
[第4実施形態]
図9は第4実施形態に係る撮像装置を示す断面図である。本実施形態の撮像装置1Cは、貫通部において該貫通部と配線部との隙間が導電ゴムにより塞がれる点で、上述の第1実施形態と相違している。その他の構造は第1実施形態と同様であるため、その重複説明を省略する。また、撮像装置1Cの左側の構造は右側と同じであるので、以下において左側のみを説明し、右側に対応する構造の名称及び符号をかっこ書きで示し、その詳細な説明を省略する。
図9に示すように、左側貫通部41L(右側貫通部41R)において、該左側貫通部41L(右側貫通部41R)と左側配線部14L(右側配線部14R)との隙間は、導電ゴム45によって塞がれている。導電ゴム45としては、例えばシリコーンゴム、エピクロルヒドリンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム等のゴム材料にカーボンブラックや金属粒子等の導電性フィラーを配合したものが挙げられる。
このように構成された撮像装置1Cによれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、左側貫通部41L(右側貫通部41R)と左側配線部14L(右側配線部14R)との隙間が導電ゴム45によって塞がれるので、クロストークを低減する効果を更に高めることができる。
[第5実施形態]
図10は第5実施形態に係る撮像装置(下側筐体を取り外した状態)を示す背面図である。本実施形態の撮像装置1Dは、貫通部の形状において上述の第1実施形態と相違している。その他の構造は第1実施形態と同様であるので、その重複説明を省略する。
図10に示すように、左側仕切部40Lに設けられた左側貫通部46Lと、右側仕切部40Rに設けられた右側貫通部46Rとは、それぞれ、長軸が車両の左右方向に沿う楕円形状となっている。左側貫通部46L及び右側貫通部46Rの寸法は、上述した第1実施形態の左側貫通部41Lと同様に定められ、例えば楕円の長軸の長さを第1実施形態の左側貫通部41Lの対角線長と同様に25mmとする。なお、左側貫通部46Lは特許請求の範囲に記載の「第1の貫通部」、右側貫通部46Rは特許請求の範囲に記載の「第2の貫通部」に相当するものである。
このように構成された撮像装置1Dによれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られる。
[第6実施形態]
図11は第6実施形態に係る撮像装置(下側筐体を取り外した状態)を示す背面図である。本実施形態の撮像装置1Eは、貫通部の形状において上述の第1実施形態と相違している。その他の構造は第1実施形態と同様であるので、その重複説明を省略する。
図11に示すように、左側仕切部40Lに設けられた左側貫通部47Lと、右側仕切部40Rに設けられた右側貫通部47Rとは、それぞれ、上下両側に延びる複数の歯部を有する櫛状となっている。左側貫通部47L及び右側貫通部47Rの寸法は、上述した第1実施形態の左側貫通部41Lと同様に定められている。なお、左側貫通部47Lは特許請求の範囲に記載の「第1の貫通部」、右側貫通部47Rは特許請求の範囲に記載の「第2の貫通部」に相当するものである。
このように構成された撮像装置1Eによれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、左側貫通部47L及び右側貫通部47Rが櫛状に形成されるので、左側貫通部47L及び右側貫通部47Rの一部を左側配線部14L又は右側配線部14Rの幅より大きく、その他の部分の幅を狭くすることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、上述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。更に、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上述の実施形態において、撮像装置としてステレオカメラの例を挙げて説明したが、本発明は単眼カメラにも適用される。また、左側貫通部及び右側貫通部は、上述した貫通孔、切り欠きに限定されずに、スリットやその他の形態であっても良い。更に、左側貫通部及び右側貫通部の形状は上述した矩形状、楕円形状及び櫛状に限定されず、それ以外の多角形であっても良い。
1,1A,1B,1C,1D,1E 撮像装置、10L 左側撮像部、10R 右側撮像部、11 撮像素子、12L 左側撮像基板(第1の撮像基板)、12R 右側撮像基板(第2の撮像基板)、13,21 コネクタ、14L 左側配線部(第1の配線部)、14R 右側配線部(第2の配線部)、20 制御基板、30 筐体、31 上側筐体、31a,31b 凹溝、32 下側筐体、40L,42L 左側仕切部(第1の仕切部)、40R,42R 右側仕切部(第2の仕切部)、41L,43L,44L,46L,47L 左側貫通部(第1の貫通部)、41R,43R,44R,46R,47R 右側貫通部(第2の貫通部)、45 導電ゴム、S1 左側撮像基板収容室(第1の撮像基板収容室)、S2 制御基板収容室、S3 右側撮像基板収容室(第2の撮像基板収容室)

Claims (6)

  1. 撮像素子が搭載される撮像基板と、配線部を介して前記撮像基板と接続される制御基板と、前記撮像基板、前記配線部及び前記制御基板を収容する筐体とを備える撮像装置であって、
    前記筐体の内部には、前記筐体の内部空間を撮像基板収容室と制御基板収容室に仕切る仕切部が設けられ、
    前記仕切部には、前記撮像基板収容室と前記制御基板収容室とを連通するとともに前記配線部を通す貫通部が設けられ
    前記貫通部の寸法は、クロストークが小さくなるように、前記配線部を介して通信される通信周波数と前記配線部の幅に基づいて定められていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記仕切部は、撮像方向に対して直交するように設けられている請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記貫通部は、貫通孔又は切り欠きである請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記仕切部は、前記筐体と一体的に形成されている請求項1~のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記貫通部と前記配線部との隙間が、導電ゴムによって塞がれている請求項1~のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像基板は、撮像方向に直交する方向において前記制御基板の両側に配置される第1の撮像基板と第2の撮像基板とを有し、
    前記配線部は、前記第1の撮像基板側に位置して前記第1の撮像基板と前記制御基板とを接続する第1の配線部と、前記第2の撮像基板側に位置して前記第2の撮像基板と前記制御基板とを接続する第2の配線部とを有し、
    前記仕切部は、前記第1の撮像基板側に位置して第1の撮像基板収容室と前記制御基板収容室に仕切る第1の仕切部と、前記第2の撮像基板側に位置して第2の撮像基板収容室と前記制御基板収容室に仕切る第2の仕切部とを有し、
    前記貫通部は、前記第1の仕切部に設けられて、前記第1の撮像基板収容室と前記制御基板収容室とを連通するとともに前記第1の配線部を通す第1の貫通部と、前記第2の仕切部に設けられて、前記第2の撮像基板収容室と前記制御基板収容室とを連通するとともに前記第2の配線部を通す第2の貫通部とを有する請求項1~のいずれか一項に記載の撮像装置。
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