JP7037913B2 - 情報配信装置、端末装置、報知システム、情報配信方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態について、図1~図6に基づいて説明する。
図1に基づいて本実施形態の構成について説明する。
記憶部20に格納された各データベース(テーブル)について、図2及び図3に基づいて説明する。図2及び図3は、ユーザ及び端末装置70等に係る情報並びに配信情報を管理するデータベースを示す図である。
図2(a)に示す通り、装置管理データベース21は、装置ID、製品種別、MACアドレス、ユーザID、発話トリガー、及び対話状態のフィールドを有する。装置IDは、情報配信装置2との通信を行う端末装置70等に対し、一意に付与された主キーとなるIDである。製品種別は、端末装置70等の製品としての名称を示す項目である。MACアドレスは、端末装置70等に対し一意に付与された、ネットワークに接続された端末装置70等を識別するためのアドレスである。ユーザIDは、ユーザごとに付与されたIDであり、各装置に対してユーザ設定を行うことで装置とユーザとの紐づけを行う。基本的に、同一宅内にある装置は同一のユーザIDを設定することで、同一宅内にある装置の一覧を取得することが可能となる。発話トリガーは、端末装置70等がどのような操作又は検知結果に起因して発話を開始するかを示す。発話トリガーの例としては、例えばボタンの押下、人感センサによる検知、あるいは無条件での発話等が挙げられる。
図2(b)に示す通り、ユーザ管理データベース22は、ユーザID、ユーザ名、及びメールアドレスのフィールドを有する。ユーザIDは、ユーザ管理データベース22における主キーである。ユーザ名は、当該ユーザIDに係るユーザのユーザ名である。メールアドレスは当該ユーザが有するメールアドレスである。
図3(a)に示す通り、情報データベース23は、情報ID、配信範囲、音声データURL、及び有効期限のフィールドを有する。情報IDは、情報配信装置2が配信する配信情報ごとに一意に付与された主キーとなるIDである。配信範囲は、当該配信情報の配信対象となる製品の種別を示す。音声データURLは、上記配信情報に係る音声データが存在するURLを示す。有効期限は、各配信情報の有効期限を示す。
図3(b)に示す通り、情報配信管理データベース24は、情報ID、装置ID、及び配信状況のフィールドを有する。配信状況は、当該情報IDに係る配信情報における当該端末装置70等に対する配信状況を示す。なお、情報配信管理データベース24の情報IDフィールド及び装置IDフィールドは複合主キーとして機能し、あるレコードと、情報ID及び装置IDの両方が同じ値である別のレコードは存在しない。
[3.1.情報配信装置2の処理の流れA]
本実施形態に係る情報配信装置2の処理の流れの一例について図4に基づいてステップごとに説明する。
情報配信要求受信部12は、情報の配信リクエストを受信する。情報配信は、対話サービスの一機能として実行、又は外部サービスと連携した広告配信等として実行される為、上記リクエストの要求元は、情報配信装置2の内部又は外部のどちらの構成もありうる。
制御部10は、装置管理データベース21を参照して、情報配信の対象であるユーザに紐づいた端末装置70等の一覧を取得する。
本ステップでは、ユーザが、何れかの端末装置70等と既に対話中であるか否かの判定を行う。
上記ユーザが、何れかの端末装置70等と既に対話中である場合は、ステップS104へ、対話中でない場合はステップS105へ遷移する。
配信先判断部11は、ステップS102で取得した端末装置70等の一覧に記載された端末装置70等のうち、発話トリガーが「ボタン」である端末装置70等にのみ情報配信を行うことを決定する。即ち、制御部10は、配信先判断部11による決定を参照し、ユーザが何れかの端末装置70等と既に対話中であれば、制約として発話トリガーが「ボタン」ではない端末装置70等には情報配信は行わない。
配信先判断部11は、ステップS102で取得した端末装置70等の一覧に記載された端末装置70等全てに情報配信を行うことを決定する。
制御部10は、情報配信管理データベース24を、「上記配信情報が、端末装置70等が属するローカルエリアネットワーク内の端末装置70等に対して配信された」旨の内容に更新する。
・情報配信管理データベース24の上記配信情報及び端末装置70等に係るレコードの配信状況フィールドの値を「配信済み」に更新するか、又は、
・「上記配信情報が、端末装置70等が属するローカルエリアネットワーク内の端末装置70等に対して配信された」旨のレコードを追加する
という処理を行う。
本ステップでは、上記配信情報に係る処理が、配信対象である全てのユーザに対してなされたか否かの判定を行う。上記判定は、制御部10が装置管理データベース21、情報データベース23、及び情報配信管理データベース24を参照することにより行う。上記情報配信に係る処理が、配信対象である全てのユーザに対してなされた場合は、本フローチャートに基づく処理を終了し、なされていない場合はステップS102に遷移する。以上が本ステップS107における処理である。
3.1.情報配信装置2の処理の流れAのステップS104において、端末装置70等の属するローカルエリアネットワーク内に発話トリガーが「ボタン」である端末装置70等が存在しない場合、又はユーザが発話トリガーである「ボタン」を押下しないような場合、当該配信情報はいつまでもユーザに報知されない。上記のような場合を鑑みて、情報配信装置2は、ユーザと端末装置70等との対話の終了に起因して、発話トリガーが「ボタン」である端末装置70等以外にも当該配信情報を再配信し、当該配信情報をユーザに提供する構成について図1及び図5に基づいてステップごとに説明する。
3.1.情報配信装置2の処理の流れAのステップS103における端末装置70等とユーザとの対話が終了する。ユーザと上記端末装置70等との対話の終了に起因して、制御部71は通信部75に上記対話が終了した旨の信号を送信させる。通信部13は上記信号を受信し、制御部10は、上記信号に係る情報を参照し、装置管理データベース21の上記端末装置70等に係るレコードの対話状態フィールドの項目を「inactive」に更新する。
制御部10は、装置管理データベース21及び情報配信管理データベース24を参照する。
本ステップでは、まだユーザに報知すべき配信情報があるか否かによる判定を行う。上記ローカルエリアネットワークに属する端末装置70等に対する配信情報のうち、配信済みであって再生されていない配信情報、又は未配信の配信情報が存在する場合はステップS204へ遷移し、上記配信情報が存在しない場合は、本フローチャートに基づく処理を終了する。
制御部10は、装置管理データベース21を参照し、上記ユーザに紐づいた端末装置70等の一覧を取得する。
本ステップでは、上記ローカルネットワーク内において、上記配信情報が配信されていない端末装置70等が存在するか否かの判定を行う。上記配信情報が配信されていない端末装置70等が存在する場合はステップS206へ遷移し、存在しない場合は、本フローチャートに基づく処理を終了する。
上記判定は、制御部10が、上記端末装置70等の一覧と情報配信管理データベース24とを参照して行い、配信先判断部11が、上記配信情報が配信されていない端末装置70等を、上記配信情報の新たな配信先として決定する。
制御部10は、通信部13に端末装置70等に対して上記配信情報を送信させる。
制御部10は、情報配信管理データベース24において、上記配信情報及び端末装置70等に係るレコードの配信情報フィールドの値を「配信済み」に更新する。以上が本ステップS207における処理である。
本実施形態に係る、配信情報を受信した端末装置70の処理の流れについて図6に基づいてステップごとに説明する。
通信部75は、配信情報を受信する。制御部71は、上記配信情報を記憶部73に格納する。
制御部71は、通信部75を介して、上記配信情報の情報ID及び情報データベース23を参照して上記配信情報の音声データURLを取得し、上記音声データURLを参照して上記配信情報に係る音声データを取得し、記憶部73に格納する。
本ステップにおいては、端末装置70が、ユーザと対話中であるか否かの判定を行う。端末装置70が、ユーザと対話中である場合は、ステップS303に留まる。換言すると制御部71は、自装置の状態に応じた制約として上記対話が終了するまで以降の配信情報報知処理を待機する。
制御部71は、端末装置70が上記配信情報を受信した旨を、ユーザに対して例えば図1には図示しないランプの点滅、又は効果音等により通知する。
上記端末装置70は、装置管理データベース21の発話トリガーフィールドの値における検知方法でユーザの検知を待機する。上記検知が行われた場合、指示受付部74は、上記検知に係る信号、即ち配信情報の報知に係る指示信号を受信する。
制御部71は、報知部72に記憶部73に格納された上記配信情報(音声データ)をユーザに対して報知させる。
制御部71は、通信部75に上記配信情報を再生した旨を情報配信装置2に対し通知させる。制御部10は、情報配信管理データベース24を上記配信情報が再生された旨の内容に更新する。以上が本ステップS307における処理である。
実施形態1のステップS303においては、端末装置70、即ち自装置がユーザと対話中であれば、対話が終了するまで以降の処理を待機したが、本願発明は上記の構成に限定されない。端末装置70と同一のローカルエリアネットワーク内に属する他の端末装置80等、即ち他装置がユーザと対話中であれば、対話が終了するまで以降の処理を待機する構成でもよい。上記の構成においては、各端末装置70等が装置管理データベース21にアクセスして他装置の対話状態を参照する構成でもよいし、無線又は有線により直接的に、又は上記ローカルエリアネットワークのアクセスポイントを介して間接的に他装置の対話状態を参照する構成でもよい。
端末装置70は、音声データURLと同様の方法で、配信情報の情報データベース23における有効期間フィールドの値を取得し、上記有効期間が過ぎた配信情報についてはユーザに対して報知されたか否かに関わらず、破棄しても構わない。上記の場合においては、制御部10は、情報配信管理データベース24において当該配信情報に係るレコードを削除するか、配信状況フィールドの値を例えば「有効期間切れ」に更新する。
実施形態1のステップS302においては、端末装置70は、配信情報の(メタデータである)情報IDを参照して、音声データURLを取得したが、本願発明は上記の構成に限定されない。例えば、情報配信装置2が、配信情報と併せて上記配信情報に係る音声データURLを端末装置70に送信する構成でもよい。有効期間フィールド等、他のフィールドの値においても同様である。また、端末装置70が、配信情報及び音声データを情報配信装置2から取得する場合の通信規格は、HTTP等(によるポーリング)だけでなく、WebSocket又はMQTT(Message Queue Telemetry Transport)等の常時接続方法を用いる構成でも構わない。
実施形態1のステップS103においては、ユーザが、何れかの端末装置70等と既に対話中であるか否かの判定に応じて、配信先判断部11は、情報配信を行う端末装置70等を決定したが、本願発明は上記の構成に限定されない。例えば(端末装置70が属するローカルエリアネットワークに属する)テレビを視聴中であるか否か、電話が通話中であるか否か、又はオーブンレンジの調理中であるか否かの情報に応じて配信先判断部11が、上記決定を行う構成でもよい。
実施形態1のステップS104において、情報配信装置2は、発話トリガーが「ボタン」でない端末装置70等には配信情報の送信を行わず、端末装置70等は、上記配信情報に係る発話を行うことは無かったが、本願発明は上記の構成に限定されない。例えば、発話トリガーが「人感センサ」である端末装置70等に関しては、人感センサの検知に応じて当該配信情報が配信された旨の情報のみ発話させ、ユーザが上記配信情報を尋ねた場合にのみ上記配信情報を発話するような構成でもよい。
実施形態1のステップS303において、ユーザと対話中の端末装置70が、ユーザを検知している状態であるならば、発話トリガーが何れの値かに関わらず、情報配信装置2は、上記端末装置70に配信情報を送信し、上記端末装置70が引き続き上記配信情報を発話する構成でもよい。
実施形態1においては、端末装置70が音声によって配信情報を報知する場合について説明したが本願発明は上記の構成に限定されない。本願発明は、情報配信装置2から配信される配信情報が、ユーザが意識して端末装置70等から当該配信情報を得る必要がある他の様態である場合、例えば音声を含む動画、音声を含まない動画、又はスクロール表示される文字情報等である場合においても適用可能である。
本発明の他の実施形態について、図7~図9に基づいて説明する。
図7は、本実施形態に係る報知システム1aの機能ブロック図である。
本実施形態においても、実施形態1と同様のデータベースの構成を用いる。
[3.1.情報配信装置2aの処理の流れ]
本実施形態に係る情報配信装置2aの処理の流れの一例について図8に基づいてステップごとに説明する。
情報配信要求受信部12は、情報の配信リクエストを受信する。情報配信は、対話サービスの一機能として実行、又は外部サービスと連携した広告配信等として実行される為、配信リクエストの要求元は、情報配信装置2aの内部又は外部のどちらの構成もありうる。
制御部10aは、装置管理データベース21を参照して、情報配信の対象であるユーザに紐づいた端末装置70等の一覧を取得する。
本ステップでは、ユーザが、何れかの端末装置70等と既に対話中であるか否かの判定を行う。
本ステップでは、上記情報配信に係るローカルエリアネットワークに、装置管理データベース21における発話トリガーフィールドの値が「ボタン」である端末装置70等が属するか否かの判定を行う。発話トリガーフィールドの値が「ボタン」である端末装置70等が属する場合は、ステップS402へ、属していない場合は、ステップS403へ遷移する。
制御部10aは、情報配信先の端末装置70等の状態に応じた制約として、端末装置70等に送信する配信情報に係る対話有無情報である自発発話可否フラグの値を「false」にセットする。
制御部10aは、情報配信先の端末装置70等の状態に応じた制約として、ユーザと端末装置70等との対話が終了するまで、本ステップにおいて以降の情報配信処理を待機する。
制御部10aは、情報配信先の端末装置70等の状態に応じた制約として、端末装置70等に送信する配信情報に係る対話有無情報である自発発話可否フラグの値を「true」にセットする。
制御部10aは、通信部13に端末装置70等に上記配信情報と上記自発発話可否フラグとを送信させる。
制御部10aは、情報配信管理データベース24を、「上記配信情報が、端末装置70が属するローカルエリアネットワーク内の端末装置70等に対して配信された」旨の内容に更新する。
・情報配信管理データベース24の上記配信情報及び端末装置70等に係るレコードの配信状況フィールドの値を「配信済み」に更新するか、又は、
・「上記配信情報が、端末装置70等が属するローカルエリアネットワーク内の端末装置70等に対して配信された」旨のレコードを追加する
という処理を行う。
本ステップでは、上記配信情報に係る処理が、配信対象である全てのユーザに対してなされたか否かの判定を行う。上記判定は、制御部10aが装置管理データベース21、情報データベース23、及び情報配信管理データベース24を参照することにより行う。上記配信情報に係る処理が、配信対象である全てのユーザに対してなされた場合は、本フローチャートに基づく処理を終了し、なされていない場合はステップS102に遷移する。以上が本ステップS107における処理である。
本実施形態に係る、配信情報を受信した端末装置70の処理の流れについて図9に基づいてステップごとに説明する。
通信部75は、配信情報を受信する。制御部71は、上記配信情報を記憶部73に格納する。
通信部75は、上記配信情報に係る対話有無情報である自発発話可否フラグを受信する。なお、ステップS301及び本ステップに関して、上記配信情報は、上記対話有無情報を含んでいてもよい。
本ステップにおいては、端末装置70の装置管理データベース21における発話トリガーフィールドの値が「ボタン」であるか否かの判定を行う。
本ステップにおいては、上記自発発話可否フラグの値に応じた判定を行う。上記自発発話可否フラグの値が「true」である場合は、ステップS302へ遷移し、以降、配信情報の報知処理を行う。上記自発発話可否フラグの値が「false」の場合は、本フローチャートに基づく処理を終了する。換言すると、制御部71は、対話有無情報である自発発話可否フラグを参照し、配信情報処理における制約として、上記自発発話可否フラグの値が「false」の場合には、端末装置70における発話処理を終了する。
本ステップ以降においては、実施形態1と同様の処理を行う。以上がステップS307までの処理である。
<実施形態1及び2並びに各変形例における付記事項>
同一ネットワーク内に存在する各端末装置70等において、何れかの端末装置70等から配信情報が報知された場合、端末装置70等以外の端末装置70等から再度同じ配信情報を報知する必要は無いので、通常、各端末装置70等は、何れかの端末装置70等から既に報知された配信情報に係るデータを破棄する。上記の構成においては、各端末装置70等が情報配信管理データベース24にアクセスして他装置の対話状態を参照する構成でもよいし、各端末装置70等が対話履歴を記録し、無線又は有線により直接的に、又はローカルエリアネットワークのアクセスポイントを介して間接的に他装置の対話履歴を参照する構成でもよい。
端末装置70等の制御ブロック(特に制御部71及び記憶部73)及び情報配信装置2及び2aの制御ブロック(特に制御部10及び10a並びに記憶部20)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
上記各実施形態では、1つの情報配信装置2及び2aを用いる例を説明したが、情報配信装置2及び2aの有する各機能が、個別のサーバにて実現されていてもよい。そして、複数のサーバを適用する場合においては、各サーバは、同じ事業者によって管理されていてもよいし、異なる事業者によって管理されていてもよい。
端末装置70等及び情報配信装置2及び2aの各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、端末装置70等及び情報配信装置2及び2aのそれぞれを、図10に示すようなコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。
本発明の態様1に係る情報配信装置2及び2aは、制御部10又は10aと記憶部20とを備え、1又は複数の端末装置70等に対し、配信情報を配信する情報配信装置2及び2aであって、上記制御部10又は10aは、上記端末装置70等とユーザとの対話に関する対話状態情報を、上記記憶部20から読み出し、上記配信情報を配信する対象の端末装置70等か、上記端末装置70等に対して配信する配信情報の内容の、少なくとも何れかを、読みだした上記対話状態情報を参照して特定する構成である。
2、2a 情報配信装置
10、10a、71 制御部
11 配信先判断部
12 情報配信要求受信部
13、75 通信部
20、73 記憶部
21 装置管理データベース
22 ユーザ管理データベース
23 情報データベース
24 情報配信管理データベース
70、80、90 端末装置
72 報知部
74 指示受付部
910 コンピュータ
911 バス
912 演算装置
913 主記憶装置
914 補助記憶装置
915 入出力インターフェース
916 通信インターフェース
920 入力装置
930 出力装置
Claims (11)
- 制御部と記憶部と通信部とを備え、
1又は複数の端末装置に対し、配信情報を配信する情報配信装置であって、
上記制御部は、
上記端末装置の状態に関する端末状態情報を、上記通信部を介して受信し、
上記端末状態情報を参照して特定された対話状態情報であって、上記端末装置とユーザとの対話に関する対話状態情報を、上記記憶部に書き込み、
上記対話状態情報を、上記記憶部から読み出し、
上記配信情報を配信する対象の端末装置か、上記端末装置に対して配信する配信情報の内容の、少なくとも何れかを、読み出した上記対話状態情報を参照して特定する
ことを特徴とする情報配信装置。 - 上記制御部は、
上記対話状態情報が、ユーザと当該ユーザに紐づけられた何れかの端末装置とが対話中であることを示す場合において、
配信情報を配信する対象の端末装置を特定した場合は、当該端末装置に対して対応する配信情報を、
端末装置に対して配信する配信情報を特定した場合は、対応する端末装置に対して当該配信情報を配信する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。 - 上記制御部は、
上記配信情報に基づく報知処理を開始するユーザからの指示を受け付ける指示受付部を備えた端末装置を、上記配信情報を配信する対象の端末装置として特定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報配信装置。 - 上記制御部は、
ユーザと対話を行った端末装置に対して、上記対話の終了に起因して上記配信情報を配信する
ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の情報配信装置。 - 上記制御部は、
上記対話状態情報を参照して、ユーザと他の装置とが対話中であるか否かに関する対話有無情報を特定し、
特定した上記対話有無情報を、上記配信情報に含める
ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の情報配信装置。 - 制御部と通信部と報知部とを備え、
上記通信部を介して受信した配信情報を参照して、上記報知部による報知処理を行う端末装置であって、
上記制御部は、
ユーザと他の装置とが対話中であるか否かに関する対話有無情報を、上記通信部を介して受信し、
受信した上記対話有無情報を参照して、上記報知処理を行うか否かを判定する
ことを特徴とする端末装置。 - 上記制御部は、
自端末装置がユーザと対話中の場合、当該対話が終了するまで、上記報知処理を保留する
ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。 - 上記配信情報は、上記対話有無情報を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の端末装置。
- 端末装置と、情報配信装置とを備えた報知システムであって、
上記情報配信装置は、
制御部と記憶部と通信部とを備え、
1又は複数の端末装置に対し、配信情報を配信する情報配信装置であって、
上記制御部は、
上記端末装置の状態に関する端末状態情報を、上記通信部を介して受信し、
上記端末状態情報を参照して特定された対話状態情報であって、上記端末装置とユーザとの対話に関する対話状態情報を、上記記憶部に書き込み、
上記対話状態情報を、上記記憶部から読み出し、
上記配信情報を配信する対象の端末装置か、上記端末装置に対して配信する配信情報の内容の、少なくとも何れかを、読み出した上記対話状態情報を参照して特定し、
上記端末装置は、
制御部と通信部と報知部とを備え、
上記通信部を介して受信した配信情報を参照して、上記報知部による報知処理を行う端末装置であって、
上記制御部は、
ユーザと他の装置とが対話中であるか否かに関する対話有無情報を、上記通信部を介して受信し、
受信した上記対話有無情報を参照して、上記報知処理を行うか否かを判定する
ことを特徴とする報知システム。 - 情報配信装置によって実行される情報配信方法であって、
1又は複数の端末装置の状態に関する端末状態情報を受信する受信ステップと、
上記端末状態情報を参照して特定された対話状態情報であって、上記端末装置とユーザとの対話に関する対話状態情報を、記憶装置に書き込む書き込みステップと、
上記対話状態情報を、上記記憶装置から読み出す読み出しステップと、
配信情報を配信する対象の端末装置か、上記端末装置に対して配信する配信情報の内容の、少なくとも何れかを、読み出した上記対話状態情報を参照して特定する特定ステップと
を含むことを特徴とする情報配信方法。 - 請求項6から8までの何れか1項に記載の端末装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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