JP6943829B2 - 判定装置、通知管理サーバ、制御プログラム、判定方法、判定プログラム、通知管理方法及び通知管理プログラム - Google Patents

判定装置、通知管理サーバ、制御プログラム、判定方法、判定プログラム、通知管理方法及び通知管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、判定装置、通知管理サーバ、制御プログラム、判定方法、判定プログラム、通知管理方法及び通知管理プログラムに関する。
従来、共通の属性を持つユーザの集団であるセグメント別にプッシュ通知を配信する技術が知られている。具体的には、アプリケーションプログラムの提供者により定義された複数の属性についてのユーザの属性値をアプリケーションプログラムおよびユーザと対応付けて取得し、取得したユーザの属性情報から共通の属性を持つユーザを抽出して当該ユーザに対応する宛先情報のリストを生成し、プッシュ通知を配信する技術が提案されている。
特開2015−103031号公報
しかしながら、上記の従来技術では、適切なタイミングで通知を出力することができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術では、セグメント別にプッシュ通知を配信するにすぎず、適切なタイミングで通知を出力することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、適切なタイミングで通知を出力することができる判定装置、通知管理サーバ、制御プログラム、判定方法、判定プログラム、通知管理方法及び通知管理プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる判定装置は、端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を配信された端末装置から、前記通知の出力要否の判定要求を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた判定要求に応じて、前記通知の出力要否を判定する判定部と、前記判定部によって判定された出力要否の結果を前記端末装置に配信する配信部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、適切なタイミングで通知を出力することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るプッシュ通知情報記憶装置に格納されている情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る判定装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る判定処理手順を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、判定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る判定装置、通知管理サーバ、制御プログラム、判定方法、判定プログラム、通知管理方法及び通知管理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。本願に係る通知は、実施形態に係るプッシュ通知に対応する。また、本願に係る通知管理サーバは、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ100に対応する。なお、この実施形態により本願に係る判定装置、通知管理サーバ、制御プログラム、判定方法、判定プログラム、通知管理方法及び通知管理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.判定処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る判定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。図1では、判定装置200が、サイレント通知によって識別子を配信された端末装置10から、識別子と端末装置10のユーザU1の情報とともに、プッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付け、受け付けた端末装置10のユーザU1の情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定する例を示す。そして、判定装置200が、判定した出力要否の結果を端末装置10に配信する例を示す。
図1に示すように、判定システム1には、端末装置10と、プッシュ通知実行サーバ50と、プッシュ通知管理サーバ100と、プッシュ通知情報記憶装置120と、判定装置200とが含まれる。端末装置10と、プッシュ通知実行サーバ50と、プッシュ通知情報記憶装置120と、プッシュ通知管理サーバ100と、判定装置200は、図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す判定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のプッシュ通知実行サーバ50や、複数台のプッシュ通知情報記憶装置120や、複数台のプッシュ通知管理サーバ100や、複数台の判定装置200が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザU1によって利用される情報処理装置である。端末装置10は、端末装置10にインストールされたアプリケーション(以下、「アプリ」と称する場合がある)を実行する。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。また、端末装置10は、端末装置10にインストールされたショッピング用アプリA1を起動するものとする。
プッシュ通知実行サーバ50は、アプリケーションがインストールされている端末装置にプッシュ通知(リモート通知)を配信する情報処理装置である。
プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件を含むプッシュ通知のデータを取得し、プッシュ通知に関する情報を配信する情報処理装置である。
プッシュ通知情報記憶装置120は、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件を格納する記憶装置である。
判定装置200は、プッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付け、端末装置10から受け付けた判定要求に応じてプッシュ通知の出力要否を判定する情報処理装置である。
以下、図1を用いて、判定処理の一例を説明する。図1に示す例では、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報を含むプッシュ通知のデータを取得する(ステップS11)。例えば、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知のデータをプッシュ通知の入稿元から取得する。
続いて、プッシュ通知管理サーバ100は、取得したプッシュ通知のデータに対応するプッシュ通知を識別する識別子「P1」を発行する(ステップS12)。
続いて、プッシュ通知管理サーバ100は、発行した識別子「P1」とともにプッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報をプッシュ通知情報記憶装置120に格納する(ステップS13)。
続いて、プッシュ通知管理サーバ100は、端末装置を識別するデバイストークンを指定して、ショッピング用アプリA1が起動している端末装置に識別子「P1」をプッシュ通知実行サーバ50に配信する(ステップS14)。
プッシュ通知実行サーバ50は、識別子を受け付けると、ショッピング用アプリA1が起動している端末装置10に識別子「P1」をサイレント通知によって配信する(ステップS15)。ここで、サイレント通知とは、端末装置に受信された時点ではプッシュ通知の通知内容が出力されない態様の通知を示す。
端末装置10は、識別子を受け付けると、識別子「P1」とユーザU1の情報を判定装置200に送るとともに、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。判定装置200は、識別子「P1」とユーザU1の情報とともに、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付ける(ステップS16)。
判定装置200は、判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する(ステップS17)。
続いて、判定装置200は、出力条件を参照すると、受け付けたユーザU1の情報に基づいて、判定要求元の端末装置10がプッシュ通知の出力条件を満たすか否かを判定する(ステップS18)。判定装置200は、判定要求元の端末装置10がプッシュ通知の出力条件を満たす場合、判定結果を出力要と判定する。一方、判定装置200は、判定要求元の端末装置10がプッシュ通知の出力条件を満たさない場合、判定結果を出力不要と判定する。
判定装置200は、判定結果を出力要と判定する場合、プッシュ通知の出力態様を決定する(ステップS19)。
続いて、判定装置200は、判定結果を端末装置10に配信する。判定装置200は、プッシュ通知の出力態様を決定した場合、判定結果とともに決定した出力態様を端末装置10に配信する(ステップS20)。
端末装置10は、受け付けた判定結果が出力要である場合、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の通知内容をプッシュ通知情報記憶装置120から取得する(ステップS21)。
続いて、端末装置10は、プッシュ通知の通知内容を取得した場合、受け付けた出力態様により、取得したプッシュ通知の通知内容を出力する(ステップS22)。
上述したように、判定装置200は、サイレント通知によって識別子を配信された端末装置10から、識別子と端末装置10のユーザU1の情報とともに、プッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付け、受け付けた端末装置10のユーザU1の情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定する。そして、判定装置200は、判定した出力要否の結果を端末装置10に配信する。
このように、判定装置200は、プッシュ通知に関する情報を配信された端末装置から、プッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付け、受け付けられた判定要求に応じて、プッシュ通知の出力要否を判定することにより、あらかじめターゲットとなるユーザを決定することなく、全てのユーザにプッシュ通知を配信しても、適切なタイミングでプッシュ通知を出力することができる。また、判定装置200は、プッシュ通知の出力要否の判定要求とともに端末装置のユーザの情報を受け付け、判定要求を受け付けたタイミングにおけるユーザの情報に基づいて出力要否を判定することにより、プッシュ通知を出力する直前のリアルタイムなユーザの情報に基づいて、プッシュ通知のターゲットであるユーザを精度よく選択することができる。さらに、判定装置200は、判定した出力要否の結果を端末装置に配信し、端末装置に判定結果に応じてプッシュ通知(ローカル通知)を出力させることにより、ユーザ情報に応じた適切なタイミングでプッシュ通知を出力することができる。
なお、図1では、プッシュ通知管理サーバ100とプッシュ通知実行サーバ50と判定装置200とは、別装置である場合を示したが、プッシュ通知管理サーバ100とプッシュ通知実行サーバ50と判定装置200とが一体であってもよい。あるいは、プッシュ通知管理サーバ100とプッシュ通知実行サーバ50と判定装置200のうち、2つの装置が一体であってもよい。例えば、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知実行サーバ50の機能を有し、プッシュ通知実行サーバ50の識別子の配信、及びプッシュ通知のデータの取得、識別子の発行、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報の格納の全てを行ってもよい。
なお、プッシュ通知(リモート通知)とは、システム側が外部のサーバと連携して能動的に情報を取得して、システム側からユーザに情報を通知する方式である。プッシュ通知を利用すると、何らかの情報更新があった場合、ユーザの端末装置からサーバにアクセスするなどの操作を行うことなく、システム側から更新情報を通知することができる。また、ローカル通知とは、外部サーバを介する必要がなく、端末装置にインストールされたアプリケーションが通知するタイミングをスケジューリングして送信する方式の通知である。ユーザ側からすると、リモート通知もローカル通知も同じ方式のプッシュ通知を受け取ったように見える。
また、実施形態に係る判定システム1は、ユーザU1の端末装置10からのリクエストが無くとも、外部のサーバと連携して能動的に情報を取得して、ユーザU1に情報を通知する方式をとるものとする。
また、本願に係る発明で構成される判定システム1は、例えば、ユーザU1の端末装置10からのアクセスやユーザU1の端末装置10にインストールされている所定アプリの起動等をトリガーとして、ユーザU1に情報を通知する方式をとってもよい。
なお、図1では、判定装置200は、アプリケーション経由のプッシュ通知の出力要否を判定する例を示したが、ブラウザ経由のプッシュ通知やポップアップ通知等の他の方式による通知の出力要否を判定してもよい。
〔2.プッシュ通知管理サーバの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ100の構成について説明する。図2は、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ100の構成例を示す図である。図2に示すように、プッシュ通知管理サーバ100は、通信部110と、制御部130とを有する。また、図2に示すように、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知情報記憶装置120と通信可能に接続されており、取得したプッシュ通知のデータのうち、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報を識別子と対応させてプッシュ通知情報記憶装置120に格納する。なお、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知管理サーバ100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線で接続され、プッシュ通知情報記憶装置120と、プッシュ通知実行サーバ50との間で情報の送受信を行う。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、プッシュ通知管理サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(生成プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、発行部132と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、通知に関する情報を取得する。図1に示す例では、取得部131は、プッシュ通知に関する情報を取得する。具体的には、取得部131は、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報を含むプッシュ通知に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、プッシュ通知のデータをプッシュ通知の入稿元から取得する。
(発行部132)
発行部132は、取得部131によって取得された通知に関する情報に対応する通知を識別する識別子を発行する。図1に示す例では、発行部132は、取得部131によって取得されたプッシュ通知に関する情報に対応するプッシュ通知を識別する識別子を発行する。
発行部132は、識別子を発行すると、発行した識別子とともに通知の通知内容と通知の出力条件に関する情報を所定の記憶装置に格納する。図1に示す例では、発行部132は、識別子を発行すると、発行した識別子とともにプッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報をプッシュ通知情報記憶装置120に格納する。
(配信部133)
配信部133は、端末装置を識別するデバイストークンを指定して、発行部132によって発行された識別子をプッシュ通知実行サーバ50に配信する。
配信部133は、端末装置に受信された時点では通知の通知内容が出力されない態様によって、通知に関する情報を端末装置に配信する。図1に示す例では、配信部133は、端末装置に受信された時点ではプッシュ通知の通知内容が出力されない態様によって、プッシュ通知に関する情報を端末装置に配信する。
また、配信部133は、取得部131によって取得された通知に関する情報とともに制御情報を端末装置10に配信し、制御情報は、通知の出力要否の判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果に応じて、通知の通知内容を出力する出力手順とを実行させるように端末装置10を制御してもよい。例えば、配信部133は、取得部131によって取得されたプッシュ通知に関する情報とともに制御情報を端末装置に配信し、制御情報は、プッシュ通知の出力要否の判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果に応じて、プッシュ通知の通知内容を出力する出力手順とを実行させるように端末装置を制御してもよい。
また、配信部133は、識別子とともに制御情報を端末装置10に配信することで、識別子とともに通知の出力要否の判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果が出力要である場合に、識別子に対応する通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順と、取得手順により取得された通知の通知内容を出力する出力手順とを実行するように端末装置10を制御してもよい。例えば、配信部133は、プッシュ通知を識別する識別情報とともに制御情報を端末装置に配信し、識別情報とともに判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果が出力要である場合に、識別情報に対応するプッシュ通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順と、取得手順により取得されたプッシュ通知の通知内容を出力する出力手順とを実行させるように端末装置を制御してもよい。
また、配信部133は、配信対象の端末装置が通知の出力条件を満たすか否かに関わらず、通知に関する情報とともに制御情報を端末装置に配信してもよい。例えば、配信部133は、配信対象の端末装置がプッシュ通知の出力条件を満たすか否かに関わらず、プッシュ通知に関する情報とともに制御情報を端末装置に配信してもよい。
また、配信部133は、制御情報を端末装置に配信することで、端末装置のユーザに関する情報を通知管理サーバ100に送信する送信手順を実行させるように端末装置を制御し、端末装置のユーザに関する情報に基づいて取得される統計情報に基づいて、通知に関する情報を配信するか否かを決定してもよい。例えば、配信部133は、制御情報を端末装置に配信することで、端末装置のユーザに関する情報をプッシュ通知管理サーバ100に送信する送信手順を実行させるように端末装置を制御し、端末装置のユーザに関する情報に基づいて取得される統計情報に基づいて、プッシュ通知に関する情報を配信するか否かを決定してもよい。
(プッシュ通知情報記憶装置120)
プッシュ通知情報記憶装置120は、プッシュ通知に関する各種情報を格納する。図2に示すように、プッシュ通知情報記憶装置120は、プッシュ通知管理サーバ100と通信可能に接続されており、プッシュ通知管理サーバ100によって取得されたプッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報を識別子と対応させて格納する。図3は、実施形態に係るプッシュ通知情報記憶装置120に格納されている情報の一例を示す図である。図3に示す例では、「プッシュ通知ID」、「アプリID」、「通知内容」、「出力条件」、「出力態様」といった項目を有する。
「プッシュ通知ID」は、プッシュ通知を識別するための識別情報を示す。「プッシュ通知ID」は、図1の例に示した識別子に対応する。図3に示す例では、プッシュ通知ID「P1」により識別されるプッシュ通知は、図1の例に示したプッシュ通知に対応する。
なお、図1および図3では、プッシュ通知を識別するための識別情報として識別子を用いる例を示したが、プッシュ通知を識別するための識別情報は、プッシュ通知を識別することができればランダムな数字の羅列であってもよい。
「アプリID」は、端末装置にインストールされたアプリケーションを識別するための識別情報を示す。図3に示す例では、アプリID「ショッピング用アプリA1」により識別されるアプリは、図1の例に示したショッピング用アプリA1に対応する。
「通知内容」は、プッシュ通知の通知内容を示す。図3に示す例では、プッシュ通知ID「P1」により識別されるプッシュ通知の通知内容は、ショッピング用アプリA1を利用してC1社の端末装置のユーザが商品を購入すると、商品購入時に付与されるポイントが10倍となるキャンペーンを実施中であるという内容を示す。なお、図3に示す例では、通知内容に含まれる文字情報のみが表示されているが、通知内容はプッシュ通知のクリエイティブそのものであってもよい。
「出力条件」は、プッシュ通知の出力条件を示す。図3に示す例では、プッシュ通知ID「P1」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、C1社の端末装置のユーザであって、通知内容のキャンペーンにエントリーしていないユーザであるという条件を示す。
「出力態様」は、プッシュ通知の出力態様を示す。図3に示す例では、プッシュ通知ID「P1」により識別されるプッシュ通知の出力態様は、ショッピング用アプリA1によって表示される態様であることを示す。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図4は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図4に示すように、端末装置10は、通信部11と、制御部12と、入力部13と、出力部14とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線で接続され、プッシュ通知実行サーバ50と、判定装置200との間で情報の送受信を行う。
(制御部12)
制御部12は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、判定装置に対してプッシュ通知の判定要求を行うアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部12は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部12は、受付部121と、要求部122と、取得部123と、出力制御部124とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(受付部121)
受付部121は、端末装置10が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を受け付ける。図1に示す例では、受付部121は、プッシュ通知実行サーバ50からプッシュ通知に関する情報を受け付ける。具体的には、受付部121は、プッシュ通知実行サーバ50から識別子を受け付ける。
また、受付部121は、要求部122の要求に応じて判定装置200が判定したプッシュ通知の出力要否の判定結果を判定装置200から受け付ける。受付部121は、判定結果が出力要である場合は、判定装置200が決定した出力態様を判定結果とともに判定装置200から受け付ける。
(要求部122)
要求部122は、通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。図1に示す例では、要求部122は、識別子とユーザの情報を判定装置200に送るとともに、識別子に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。
また、要求部122は、ユーザの情報に基づいて、判定を要求するタイミングを判定してから、プッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求してもよい。具体的には、要求部122は、ユーザの位置情報に基づいて、判定を要求するタイミングを判定してから、プッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求してもよい。
例えば、要求部122は、ユーザU1が所定の店舗に入ったという位置情報に基づいて、判定を要求するタイミングを判定してもよい。要求部122は、ユーザU1が所定の店舗に入ったタイミングで、識別子とユーザU1が所定の店舗に入ったタイミングにおけるユーザの情報を判定装置200に送るとともに、識別子に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求してもよい。
(取得部123)
取得部123は、受付部121が受け付けた判定結果が出力要である場合に、通知の通知内容を所定のサーバから取得する。図1に示す例では、取得部123は、受付部121が受け付けた判定結果が出力要である場合に、プッシュ通知の通知内容を所定のサーバから取得する。例えば、取得部123は、受付部121が受け付けた判定結果が出力要である場合に、プッシュ通知の通知内容をプッシュ通知情報記憶装置120から取得する。
(出力制御部124)
出力制御部124は、要求部122によって要求された要求に応じて判定装置200が判定した出力要否の結果に基づいて、通知の通知内容を出力する。また、出力制御部124は、取得部123によって取得された通知の通知内容を出力する。図1に示す例では、出力制御部124は、受付部121が受け付けた出力態様により、取得部123が取得したプッシュ通知の通知内容を出力する。
なお、上述した制御部12による出力処理等の処理は、所定のアプリケーションにより行われる場合、制御部12の各部は、例えば、所定のアプリケーションにより実現されてもよい。また、上述した要求処理や出力処理等が専用アプリにより行われる場合、制御部12は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
〔4.判定装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る判定装置200の構成について説明する。図5は、実施形態に係る判定装置200の構成例を示す図である。図5に示すように、判定装置200は、通信部210と、制御部230とを有する。なお、判定装置200は、判定装置200の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部210)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線で接続され、端末装置10と、プッシュ通知情報記憶装置120との間で情報の送受信を行う。
(制御部230)
制御部230は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、判定装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部230は、受付部231と、判定部232と、決定部233と、配信部234とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(受付部231)
受付部231は、端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を配信された端末装置から、通知の出力要否の判定要求を受け付ける。図1に示す例では、受付部231は、プッシュ通知に関する情報を配信された端末装置から、プッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付ける。また、受付部231は、端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知を識別する識別情報とともに判定要求を端末装置から受け付ける。図1に示す例では、受付部231は、プッシュ通知を識別する識別情報とともに判定要求を端末装置から受け付ける。また、受付部231は、端末装置のユーザに関する情報とともに判定要求を端末装置から受け付ける。
具体的には、受付部231は、プッシュ通知に関する情報を配信された端末装置から、識別子とユーザの情報とともに、受け付けた識別子に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付ける。
例えば、受付部231は、端末装置のユーザに関する情報として、前記ユーザの行動情報を受け付ける。
(判定部232)
判定部232は、受付部231によって受け付けられた判定要求に応じて、通知の出力要否を判定する。図1に示す例では、判定部232は、受付部231によって受け付けられた判定要求に応じて、プッシュ通知の出力要否を判定する。また、判定部232は、識別情報に対応する通知の出力条件に基づいて、通知の出力要否を判定する。図1に示す例では、判定部232は、識別情報に対応するプッシュ通知の出力条件に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定する。また、判定部232は、受付部231によって受け付けられた端末装置のユーザに関する情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。図1に示す例では、判定部232は、受付部231によって受け付けられた端末装置のユーザに関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定する。
具体的には、判定部232は、受付部231によって受け付けられた判定要求に応じて、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子プッシュ通知の出力条件を参照する。判定部232は、出力条件を参照すると、受付部231が受け付けたユーザの情報に基づいて、判定要求元の端末装置がプッシュ通知の出力条件を満たすか否かを判定する。
判定部232は、判定要求元の端末装置がプッシュ通知の出力条件を満たす場合、判定結果を出力要と判定する。判定部232は、判定要求元の端末装置がプッシュ通知の出力条件を満たさない場合、判定結果を出力不要と判定する。
例えば、判定部232は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザによって利用されるサービスの利用状況に基づいて、通知の出力要否を判定する。
例えば、判定部232は、端末装置のユーザに関する情報として、端末装置の機種情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。
例えば、判定部232は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの位置情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。
例えば、判定部232は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの属性情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。
例えば、判定部232は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの健康情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。
例えば、判定部232は、受付部231によって受け付けられたユーザの行動情報と、通知における通知内容に関連する行動とに基づいて、通知の出力要否を判定する。そして、判定部232は、受付部によって受け付けられた行動情報が、通知における通知内容に関する行動をユーザが既に行っているという情報である場合は、通知の出力は不要であると判定する。
図6の例を用いて、実施形態に係る判定処理について具体的に説明する。図6は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。図6は、判定部232が、端末装置のユーザに関する情報として、各端末装置の機種情報と各ユーザの行動情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定する例を具体的に示す。ここで、プッシュ通知情報記憶装置120は、図3に示す情報を格納するものとする。
図6に示す例では、各端末装置は、識別子「P1」を受け付けると、識別子「P1」とともにユーザの情報として、各端末装置の機種情報と各ユーザの行動情報を判定装置200に送るとともに、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。
具体的には、端末装置10(端末装置10−2、端末装置10−3、端末装置10−4、端末装置10−5)は、識別子「P1」を受け付けると、識別子「P1」とともにユーザU1(ユーザU2、ユーザU3、ユーザU4、ユーザU5)の情報として、各端末装置の機種情報と各ユーザの行動情報を判定装置200に送るとともに、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。
判定部232は、受付部231が判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。ここで、識別子「P1」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、「C1社の端末装置のユーザであり、かつ、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないユーザ」であるユーザという条件である。なお、識別子「P1」により識別されるプッシュ通知の通知内容は、C1社の端末装置のユーザに対して、ショッピングサービスを利用して商品を購入すると付与されるポイントが10倍となるキャンペーンを実施していることを知らせる内容である。
続いて、判定部232は、出力条件を参照すると、受け付けた各ユーザの情報に基づいて、判定要求元の各端末装置がプッシュ通知の出力条件を満たすか否かを判定する。
具体的には、受付部231は、端末装置10の機種情報として、C1社の端末装置であり、かつ、ユーザU1の行動情報として、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないという情報を端末装置10から受け付ける。判定部232は、ユーザU1はC1社の端末装置のユーザであり、かつ、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないユーザであるので、プッシュ通知P1の出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
また、受付部231は、端末装置10−2の機種情報として、C2社の端末装置であり、かつ、ユーザU2の行動情報として、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないという情報を端末装置10−2から受け付ける。判定部232は、ユーザU2は、C2社の端末装置のユーザであってC1社の端末装置のユーザでないので、プッシュ通知P1の出力条件を満たさないから、判定結果を出力不要と判定する。
また、受付部231は、端末装置10−3の機種情報として、C1社の端末装置であり、かつ、ユーザU3の行動情報として、通知内容のキャンペーンにすでにエントリーしているという情報を端末装置10−3から受け付ける。判定部232は、ユーザU3は、C1社の端末装置のユーザであるが、通知内容のキャンペーンにすでにエントリーしているユーザであるので、プッシュ通知における通知内容に関する行動をユーザが既に行っているため、判定結果を出力不要と判定する。
また、受付部231は、端末装置10−4の機種情報として、C1社の端末装置であり、かつ、ユーザU4の行動情報として、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないという情報を端末装置10−4から受け付ける。判定部232は、ユーザU4はC1社の端末装置のユーザであり、かつ、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないユーザであるので、プッシュ通知P1の出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
また、受付部231は、端末装置10−5の機種情報として、C3社の端末装置であり、かつ、ユーザU5の行動情報として、通知内容のキャンペーンにまだエントリーしていないという情報を端末装置10−5から受け付ける。判定部232は、ユーザU5は、C3社の端末装置のユーザであってC1社の端末装置のユーザでないので、プッシュ通知P1の出力条件を満たさないから、判定結果を出力不要と判定する。
(決定部233)
決定部233は、判定部232によって判定された出力要否の結果が出力要である場合、受付部231によって受け付けられた端末装置のユーザに関する情報に基づいて、通知の出力態様を決定する。図1に示す例では、決定部233は、判定部232によって判定された出力要否の結果が出力要である場合、受付部231によって受け付けられた端末装置のユーザに関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力態様を決定する。具体的には、決定部233は、判定部232によって判定された出力要否の結果が出力要である場合、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子プッシュ通知の出力態様を参照する。決定部233は、出力態様を参照すると、参照した出力態様と受付部231が受け付けたユーザの情報に基づいて、出力態様を決定する。
決定部233は、通知の出力態様として、音声または画面表示の少なくともいずれかによって出力するか否かを決定する。
図3に示す例では、受付部231は識別子「P4」とともにユーザU1の情報として、ユーザU1の健康情報を受け付けるとともに、識別子「P4」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付ける。具体的には、受付部231は、ユーザU1の健康情報として、ユーザU1の血圧の情報を受け付ける。例えば、受付部231は、ユーザU1の最高血圧は200であるという情報を受け付ける。
続いて、判定部232は、受付部231が判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P4」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。ここで、識別子「P4」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、「最高血圧が140以上のユーザ」であるユーザという条件である。
続いて、判定部232は、ユーザU1の血圧は200であるので、出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
続いて、決定部233は、判定部232が判定した出力要否の結果が出力要であるので、受付部231が受け付けた端末装置10のユーザU1に関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力態様を決定する。具体的には、決定部233は、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P4」に対応するプッシュ通知の出力態様を参照する。ここで、識別子「P4」により識別されるプッシュ通知の出力態様は、「最高血圧が180以上のユーザである場合は、音声で出力する。最高血圧が180未満のユーザである場合は、アプリ内に表示する。」というものである。
続いて、決定部233は、参照した出力態様と受付部231が受け付けたユーザの情報に基づいて、ユーザU1の血圧は200であり、最高血圧が180以上のユーザであるので、音声で出力するという態様であると出力態様を決定する。
(配信部234)
配信部234は、判定部232によって判定された出力要否の結果を端末装置に配信する。また、配信部234は、端末装置に出力される通知の通知内容を所定のサーバから取得する端末装置に対して、判定部232によって判定された出力要否の結果を配信する。図1に示す例では、配信部234は、端末装置に出力されるプッシュ通知の通知内容を所定のサーバから取得する端末装置に対して、判定部232によって判定された出力要否の結果を配信する。具体的には、配信部234は、判定部232が判定した出力要否の結果が出力不要である場合、判定結果(出力不要)を端末装置に配信する。配信部234は、判定部232が判定した出力要否の結果が出力要である場合、決定部233が決定した出力態様とともに、判定結果(出力要)を端末装置に配信する。
配信部234は、判定部232によって判定された出力要否の結果が出力要である場合、出力要否の結果とともに、決定部233によって決定された出力態様を端末装置に配信する。
〔5.プッシュ通知管理サーバの処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ100の処理手順について説明する。図7は、実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ100の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知のデータを取得したか否かを判定する(ステップS101)。プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知のデータを取得していない場合(ステップS101;No)、プッシュ通知のデータを取得するまで待機する。
プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知のデータを取得した場合(ステップS101;Yes)、取得したプッシュ通知のデータに対応するプッシュ通知を識別する識別子を発行する(ステップS102)。
続いて、プッシュ通知管理サーバ100は、プッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報をプッシュ通知情報記憶装置120に格納する(ステップS103)。
続いて、プッシュ通知管理サーバ100は、識別子をプッシュ通知実行サーバ50に送信する(ステップS104)。
〔6.判定処理のフロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る判定処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る判定処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、判定装置200は、プッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。判定装置200は、プッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付けていない場合(ステップS201;No)、プッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付けるまで待機する。
判定装置200は、プッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付けた場合(ステップS201;Yes)、プッシュ通知の出力条件を参照する(ステップS202)。
続いて、判定装置200は、判定要求元の端末装置10がプッシュ通知の出力条件を満たすか否かを判定する(ステップS203)。判定装置200は、判定要求元の端末装置10がプッシュ通知の出力条件を満たしていない場合(ステップS203;No)、判定結果(出力不要)を端末装置10に配信する(ステップS206)。
判定装置200は、判定要求元の端末装置10がプッシュ通知の出力条件を満たしている場合(ステップS203;Yes)、プッシュ通知の出力態様を決定する(ステップS204)。
続いて、判定装置200は、判定結果(出力要)と出力態様を端末装置10に配信する(ステップS205)。
〔7.端末装置の処理のフロー〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る端末装置10の処理手順について説明する。図9は、実施形態に係る端末装置10の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、端末装置10は、プッシュ通知を識別する識別子を受け付けたか否かを判定する(ステップS301)。端末装置10は、プッシュ通知を識別する識別子を受け付けていない場合(ステップS301;No)、プッシュ通知を識別する識別子を受け付けるまで待機する。
端末装置10は、プッシュ通知を識別する識別子を受け付けた場合(ステップS301;Yes)、プッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する(ステップS302)。
続いて、端末装置10は、判定装置200が判定した出力要否の結果が出力要であるか否かを判定する(ステップS303)。端末装置10は、判定装置200が判定した出力要否の結果が出力要でない場合(ステップS303;No)、処理を終了する。
端末装置10は、判定装置200が判定した出力要否の結果が出力要である場合(ステップS303;Yes)、所定のサーバからプッシュ通知の通知内容を取得する(ステップS304)。
続いて、端末装置10は、プッシュ通知の通知内容を出力する(ステップS305)。
〔8.変形例〕
上述した実施形態に係る判定システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、判定システム1の他の実施形態について説明する。
〔8−1.プッシュ通知以外の他の方式による通知の出力要否を判定する〕
図1では、判定装置200が、プッシュ通知に関する情報を配信された端末装置10から、プッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付け、プッシュ通知の出力要否を判定する例を示したが、プッシュ通知以外の他の方式による通知の出力要否を判定してもよい。
具体的には、判定装置200は、プッシュ通知以外の他の方式による通知として、Webプッシュ通知(ブラウザプッシュ通知)やポップアップ通知等の方式による通知の出力要否を判定する。ここで、Webプッシュ通知(ブラウザプッシュ通知)とは、Webサイトからブラウザにプッシュ通知を配信する方式の通知である。
〔8−2.IDとともに制御情報を端末装置に配信する〕
図1では、プッシュ通知管理サーバ100は、識別子「P1」をプッシュ通知実行サーバ50に配信する例を示したが、識別子「P1」とともに端末装置10を制御するための制御情報を配信してもよい。
具体的には、プッシュ通知管理サーバ100は、制御情報を端末装置10に配信することで、プッシュ通知の出力要否の判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果に応じて、プッシュ通知の通知内容を出力する出力手順とを実行するように端末装置10を制御する。
また、プッシュ通知管理サーバ100は、識別子とともに制御情報を端末装置10に配信することで、識別子とともにプッシュ通知の出力要否の判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果が出力要である場合に、識別子に対応するプッシュ通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順と、取得手順により取得されたプッシュ通知の通知内容を出力する出力手順とを実行するように端末装置10を制御する。
図1のステップS14において、プッシュ通知管理サーバ100は、識別子を発行すると、端末装置10を識別するデバイストークンを指定して、ショッピング用アプリA1が起動している端末装置10に識別子「P1」とともに制御情報をプッシュ通知実行サーバ50に配信する。
図1のステップS15において、プッシュ通知実行サーバ50は、識別子とともに制御情報を受け付けると、ショッピング用アプリA1が起動している端末装置10に識別子「P1」とともに制御情報をサイレント通知によって配信する。
図1のステップS16において、端末装置10は、識別子とともに制御情報を受け付けると、識別子「P1」とユーザU1の情報を判定装置200に送るとともに、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。判定装置200は、識別子「P1」とユーザU1の情報とともに、識別子「P1」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付ける。
〔8−3.複数のIDを一つにまとめて端末装置に配信する〕
図1では、プッシュ通知管理サーバ100は、識別子「P1」をプッシュ通知実行サーバ50に送信する例を示したが、複数の識別子を一つにまとめて配信してもよい。
図1のステップS11において、プッシュ通知管理サーバ100は、複数のプッシュ通知のデータを取得する。具体的には、プッシュ通知管理サーバ100は、同時に又は異なるタイミングで複数のプッシュ通知のデータを取得する。例えば、プッシュ通知管理サーバ100は、N個のプッシュ通知のデータを取得する。
図1のステップS12において、プッシュ通知管理サーバ100は、複数のプッシュ通知のデータを取得すると、取得した複数のプッシュ通知のデータの各々に対応するプッシュ通知を識別する識別子を発行する。具体的には、プッシュ通知管理サーバ100は、取得したN個のプッシュ通知のデータの各々に対応する識別子「P1」、「P2」、・・・、「PN」を発行する。
図1のステップS13において、プッシュ通知管理サーバ100は、識別子を発行すると、発行したN個の識別子の各々に対応するプッシュ通知の通知内容とプッシュ通知の出力条件に関する情報を各々の識別子に対応させて、プッシュ通知情報記憶装置120に格納する。
図1のステップS14において、プッシュ通知管理サーバ100は、端末装置10を識別するデバイストークンを指定して、ショッピング用アプリA1が起動している端末装置10にN個の識別子「P1」、「P2」、・・・、「PN」を一つにまとめてプッシュ通知実行サーバ50に配信する。
図1のステップS15において、プッシュ通知実行サーバ50は、識別子を受け付けると、ショッピング用アプリA1が起動している端末装置10にN個の識別子「P1」、「P2」、・・・、「PN」を一つにまとめてサイレント通知によって配信する。
図1のステップS16において、端末装置10は、識別子を受け付けると、N個の識別子「P1」、「P2」、・・・、「PN」とユーザU1の情報を判定装置200に送るとともに、N個の識別子の各々に対応するプッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する。判定装置200は、N個の識別子「P1」、「P2」、・・・、「PN」とユーザU1の情報とともに、N個の識別子の各々に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付ける。
図1のステップS17において、判定装置200は、判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されているN個の識別子の各々に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。
図1のステップS18において、判定装置200は、出力条件を参照すると、受け付けたユーザU1の情報に基づいて、判定要求元の端末装置10がN個の識別子の各々に対応するプッシュ通知の出力条件を満たすか否かを判定する。
図1のステップS21において、端末装置10は、判定結果を受け付ける。端末装置10は、受け付けた判定結果が出力要である場合、出力要と判定されたプッシュ通知の通知内容をプッシュ通知情報記憶装置120から取得する。
〔8−4.ユーザの状況に応じたユーザの情報に基づく判定処理の例〕
図6では、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、各端末装置の機種情報と各ユーザの行動情報に基づいてプッシュ通知の出力要否を判定したが、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの状況に応じた様々なユーザの情報に基づいてプッシュ通知の出力要否を判定してもよい。
具体的には、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザによって利用されるサービスの利用状況に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定してもよい。また、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、端末装置の機種情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定してもよい。また、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの位置情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定してもよい。また、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの属性情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定してもよい。また、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザの健康情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定してもよい。
また、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザや端末装置の状況や環境、ユーザや端末装置の状況や環境に基づいて推定されるユーザの状況、ユーザのデモグラフィック属性やサイコグラフィック属性等といった各種ユーザの属性を示す属性情報、ユーザの位置情報やコンテンツの閲覧等の種々の行動情報、ユーザの運動状態、および、推定されるユーザの感情、端末装置と他の端末装置との距離情報または端末装置と接続されている他の端末装置の情報に基づいて、プッシュ通知の出力要否を判定してもよい。また、各属性情報は、登録されたものであってもよく、アクセス履歴や購買履歴等の各種履歴情報から推定されたものであってもよい。
なお、ユーザの行動情報は、オンライン、オフラインいずれの行動情報も含む。例えば、オンラインの行動情報として、ユーザによるネットワークを介して利用されるサービスの利用履歴、すなわちユーザのネットワークにおける行動履歴(ログデータ)がある。例えば、オフラインの行動情報として、ユーザによるイベントの参加情報や、店舗や施設の利用情報がある。
また、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザによって利用されるサービスにおけるユーザのIDを受け付けてもよい。あるいは、判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザによって利用される複数のサービスで共通に使用されるユーザのIDを受け付けてもよい。判定装置200は、端末装置のユーザに関する情報として、ユーザによって利用されるサービスにおけるユーザのIDを受け付ける場合、ユーザによって利用されるサービスにおけるユーザのサービスの利用状況やユーザの属性情報、ユーザの位置情報、ユーザの健康情報を格納する所定の記憶装置から、受け付けたユーザのIDに対応するユーザに関する情報を取得してもよい。
〔8−4−1.ユーザによって利用されるサービスの利用状況に基づく判定処理の例〕
図3に示す例では、判定装置200は、識別子「P2」と端末装置10のユーザU1の情報とともに、識別子「P2」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付ける。具体的には、判定装置200は、端末装置10のユーザU1に関する情報として、ユーザU1によって利用されるショッピングサービスにおけるユーザU1のID「YS1」を端末装置10から受け付ける。ここで、ユーザU1は、ショッピング用アプリA1によってショッピングサービスを利用しているものとする。
続いて、判定装置200は、ショッピングサービスにおけるユーザのサービスの利用状況やユーザの属性情報を格納する所定の記憶装置から、ユーザU1のID「YS1」に対応するユーザU1のショッピングサービスにおける利用状況を取得する。例えば、判定装置200は、ポイントの有効期限が識別子「P2」により識別されるプッシュ通知を通知する当日であり、かつ、未使用のポイントが有る、というユーザU1のショッピングサービスにおける利用状況を所定の記憶装置から取得する。
続いて、判定装置200は、判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P2」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。ここで、識別子「P2」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、「本日中にポイントの有効期限が切れるユーザであり、かつ、未使用のポイントを有するユーザ」であるユーザという条件である。なお、識別子「P2」により識別されるプッシュ通知の通知内容は、本日がポイントの有効期限であるユーザに対して、未使用ポイントがあることを知らせる内容である。
続いて、判定装置200は、ユーザU1は本日中にポイントの有効期限が切れるユーザであり、かつ、未使用のポイントを有するユーザであるので、端末装置10は出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
続いて、判定装置200は、判定した出力要否の結果が出力要であるので、受け付けた端末装置10のユーザU1に関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力態様を決定する。具体的には、判定装置200は、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P2」に対応するプッシュ通知の出力態様を参照する。ここで、識別子「P2」により識別されるプッシュ通知の出力態様は、「アプリ内に表示する。」というものである。
続いて、判定装置200は、参照した出力態様と受け付けたユーザU1の情報に基づいて、アプリ内に表示するという出力態様を決定する。
〔8−4−2.ユーザの位置情報とユーザの属性情報に基づく判定処理の例〕
図3に示す例では、判定装置200は、識別子「P3」と端末装置10のユーザU1の情報とともに、識別子「P3」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付ける。具体的には、判定装置200は、端末装置10のユーザU1に関する情報として、ユーザU1によって利用される複数のサービスで共通に使用されるユーザU1のID「Y1」を受け付ける。ここで、ユーザU1は、位置情報サービスとマッチングサービスのユーザであり、2つのサービスで共通に使用されるユーザU1のID「Y1」を有するものとする。ここで、ユーザU1は、位置情報アプリによって位置情報サービスを利用しているものとする。また、ユーザU1は、マッチング用アプリA2によってマッチングサービスを利用しているものとする。
続いて、判定装置200は、ユーザU1によって利用される複数のサービスにおけるユーザの位置情報やユーザの属性情報を格納する所定の記憶装置から、ユーザU1のID「Y1」に対応するユーザU1の位置情報とユーザU1の属性情報を取得する。具体的には、判定装置200は、ユーザU1に関する情報として、ユーザU1の位置情報として、ユーザU1の現在位置の緯度経度、ユーザU1の属性情報として、ユーザU1の婚姻の有無および年齢を取得する。例えば、判定装置200は、ユーザU1の現在位置は東京都渋谷区の渋谷駅の中であり、独身であり、年齢は35歳であるという情報を所定の記憶装置から取得する。
続いて、判定装置200は、判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P3」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。ここで、識別子「P3」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、「渋谷駅から半径1キロ以内の位置にいるユーザであり、かつ、独身のユーザであり、かつ20代から30代のユーザ」であるユーザという条件である。なお、識別子「P3」により識別されるプッシュ通知の通知内容は、渋谷のセンター街でマッチングイベントを開催中であることを知らせる内容である。
続いて、判定装置200は、ユーザU1は、渋谷駅から半径1キロ以内の位置にいるユーザであり、かつ、独身のユーザであり、かつ20代から30代のユーザであるので、端末装置10は出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
続いて、判定装置200は、判定した出力要否の結果が出力要であるので、受け付けた端末装置10のユーザU1に関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力態様を決定する。具体的には、判定装置200は、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P3」に対応するプッシュ通知の出力態様を参照する。ここで、識別子「P3」により識別されるプッシュ通知の出力態様は、「アプリ内に表示する。」というものである。
続いて、判定装置200は、参照した出力態様と受け付けたユーザU1の情報に基づいて、アプリ内に表示するという出力態様を決定する。
〔8−4−3.ユーザの健康情報に基づく判定処理の例〕
図3に示す例では、判定装置200は、識別子「P4」と端末装置10のユーザU1の情報とともに、識別子「P4」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を受け付ける。具体的には、判定装置200は、端末装置10のユーザU1に関する情報として、ユーザU1によって利用される健康管理サービスにおけるユーザU1のID「YH3」を受け付ける。ここで、ユーザU1は、健康管理用アプリA3によって健康管理サービスを利用しているものとする。
続いて、判定装置200は、健康管理サービスにおけるユーザのサービスの利用状況やユーザの健康情報を格納する所定の記憶装置から、ユーザU1のID「YH3」に対応するユーザU1の健康情報を取得する。具体的には、判定装置200は、ユーザU1の健康情報として、ユーザU1の血圧の情報を所定の記憶装置から取得する。例えば、判定装置200は、ユーザU1の最高血圧は200であるという情報を所定の記憶装置から取得する。
続いて、判定装置200は、判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P4」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。ここで、識別子「P4」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、「最高血圧が140以上のユーザ」であるユーザという条件である。なお、識別子「P4」により識別されるプッシュ通知の通知内容は、血圧が高いユーザに対して、血圧が上昇していることを知らせる内容である。
続いて、判定装置200は、ユーザU1の血圧は200であるので、端末装置10は出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
続いて、判定装置200は、判定した出力要否の結果が出力要であるので、受け付けた端末装置10のユーザU1に関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力態様を決定する。具体的には、判定装置200は、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P4」に対応するプッシュ通知の出力態様を参照する。ここで、識別子「P4」により識別されるプッシュ通知の出力態様は、「最高血圧が180以上のユーザである場合は、音声で出力する。最高血圧が180未満のユーザである場合は、アプリ内に表示する。」というものである。
続いて、判定装置200は、参照した出力態様と受け付けたユーザU1の情報に基づいて、ユーザU1の血圧は200であり、最高血圧が180以上のユーザであるので、音声で出力するという態様であると出力態様を決定する。
〔8−4−4.端末装置と他の端末装置との距離情報に基づく判定処理の例〕
図3に示す例では、判定装置200は、識別子「P5」と端末装置10のユーザU1の情報とともに、識別子「P5」に対応するプッシュ通知の出力要否の判定要求を端末装置10から受け付ける。具体的には、判定装置200は、端末装置10のユーザU1に関する情報として、ユーザU1によって利用されるマッチングサービスにおけるユーザU1のID「YS1」を端末装置10から受け付ける。ここで、ユーザU1は、マッチング用アプリA2によってマッチングサービスを利用しているものとする。
続いて、判定装置200は、ユーザU1によって利用されるマッチングサービスにおけるユーザの位置情報やユーザ同士の相性情報を格納する所定の記憶装置から、ユーザU1のID「Y1」に対応するユーザU1の位置情報を取得する。また、判定装置200は、ユーザ同士の相性情報に基づいて、ユーザU1と相性の良いユーザを選択する。また、判定装置200は、ユーザU1と相性の良いユーザの位置情報を取得する。
続いて、判定装置200は、判定要求を受け付けると、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P5」に対応するプッシュ通知の出力条件を参照する。ここで、識別子「P5」により識別されるプッシュ通知の出力条件は、「端末装置間の距離が1キロ以内の位置にある一組のユーザ」であるという条件である。なお、識別子「P5」により識別されるプッシュ通知の通知内容は、近くに相性の良い他のユーザがいるユーザに対して、他のユーザに対するアクションを促す内容である。
続いて、判定装置200は、ユーザU1と相性の良いユーザのなかから、ユーザU1の現在位置から半径1キロ以内にいるユーザU2を選択する。続いて、判定装置200は、ユーザU1とユーザU2は、端末装置間の距離が1キロ以内の位置にある一組のユーザであるので、ユーザU1の端末装置10は出力条件を満たすから、判定結果を出力要と判定する。
続いて、判定装置200は、判定した出力要否の結果が出力要であるので、受け付けた端末装置10のユーザU1に関する情報に基づいて、プッシュ通知の出力態様を決定する。また、具体的には、判定装置200は、プッシュ通知情報記憶装置120に記憶されている識別子「P5」に対応するプッシュ通知の出力態様を参照する。ここで、識別子「P5」により識別されるプッシュ通知の出力態様は、「アプリ内に表示する。」というものである。
続いて、判定装置200は、参照した出力態様と受け付けたユーザU1の情報に基づいて、アプリ内に表示するという出力態様を決定する。
〔9.プログラム〕
上述してきた端末装置10による処理は、本願に係る制御プログラムにより実現される。本願に係る制御プログラムは、端末装置により実行される制御プログラムであって、端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を受け付ける受付手順と、通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する要求手順と、要求手順によって要求された要求に応じて判定装置200が判定した出力要否の結果に基づいて、通知の通知内容を出力する出力手順とを端末装置に実行させる。図1に示す例では、実施形態に係る制御プログラムは、端末装置により実行される制御プログラムであって、プッシュ通知に関する情報を受け付ける受付手順と、プッシュ通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する要求手順と、要求手順によって要求された要求に応じて判定装置200が判定した出力要否の結果に基づいて、プッシュ通知の通知内容を出力する出力手順とを端末装置に実行させる。
また、本願に係る制御プログラムは、判定装置200が判定した出力要否の結果が出力要である場合に、通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順をさらに備え、取得手順によって取得した通知の通知内容を出力する出力手順を端末装置に実行させる。図1に示す例では、実施形態に係る制御プログラムは、判定装置200が判定した出力要否の結果が出力要である場合に、プッシュ通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順をさらに備え、取得手順によって取得したプッシュ通知の通知内容を出力する出力手順を端末装置に実行させる。
なお、本願に係る端末装置10が実行する処理は、必ずしも全てが制御プログラムによって実現されるものでなくてもよい。例えば、端末装置10外の情報等は、端末装置10が有するOS(Operating System)によって取得されてもよい。すなわち、制御プログラム自体が、上述してきたような端末装置10で実行される処理を実行するのではなく、OSによって取得されたデータ(例えば、端末装置10のユーザU1に関する情報)を受け取ったりすることにより、上述してきた端末装置10の処理を実現するようにしてもよい。
〔10.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る判定装置200は、受付部231と、判定部232と、配信部234とを有する。受付部231は、端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を配信された端末装置10から、通知の出力要否の判定要求を受け付ける。判定部232は、受付部231によって受け付けられた判定要求に応じて、通知の出力要否を判定する。配信部234は、判定部232によって判定された出力要否の結果を端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、あらかじめターゲットとなるユーザを決定することなく、全てのユーザに通知を配信しても、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、受付部231は、通知を識別する識別情報とともに判定要求を端末装置10から受け付ける。配信部234は、端末装置10に出力される通知の通知内容を所定のサーバから取得する端末装置10に対して、判定部232によって判定された出力要否の結果を配信する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、通知管理サーバ100から端末装置10に通知の通知内容を直接配信することなく、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。したがって、実施形態に係る判定装置200は、通信負荷を低減しつつ、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、判定部232は、識別情報に対応する通知の出力条件に基づいて、通知の出力要否を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、通知管理サーバ100から端末装置10に通知の出力条件のデータを直接配信することなく、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。したがって、実施形態に係る判定装置200は、通信負荷を低減しつつ、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、受付部231は、端末装置10のユーザに関する情報とともに判定要求を端末装置10から受け付ける。判定部232は、受付部231によって受け付けられた端末装置10のユーザに関する情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、通知の出力要否の判定要求とともに端末装置10のユーザの情報を受け付け、判定要求を受け付けたタイミングにおけるユーザの情報に基づいて出力要否を判定することにより、通知を出力する直前のリアルタイムなユーザの情報に基づいて、通知のターゲットであるユーザを精度よく選択することができる。また、実施形態に係る判定装置200は、判定した出力要否の結果を端末装置10に配信し、端末装置10に判定結果に応じて通知を出力させることにより、ユーザ情報に応じた適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、判定部232は、端末装置10のユーザに関する情報として、ユーザによって利用されるサービスの利用状況に基づいて、通知の出力要否を判定する。また、判定部232は、端末装置10のユーザに関する情報として、端末装置10の機種情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。また、判定部232は、端末装置10のユーザに関する情報として、ユーザの位置情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。また、判定部232は、端末装置10のユーザに関する情報として、ユーザの属性情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。また、判定部232は、端末装置10のユーザに関する情報として、ユーザの健康情報に基づいて、通知の出力要否を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、通知を出力する直前のリアルタイムなユーザの情報に基づいて、通知のターゲットであるユーザを精度よく選択することができる。また、実施形態に係る判定装置200は、動的に変化するユーザ情報に応じた適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、判定部232は、受付部231によって受け付けられたユーザの行動情報と、通知における通知内容に関連する行動とに基づいて、通知の出力要否を判定する。そして、判定部232は、受付部によって受け付けられた行動情報が、通知における通知内容に関する行動をユーザが既に行っているという情報である場合は、通知の出力は不要であると判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、通知のターゲットであるユーザ以外のユーザに不要な通知を配信することなく、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、決定部233は、判定部232によって判定された出力要否の結果が出力要である場合、受付部231によって受け付けられた端末装置10のユーザに関する情報に基づいて、通知の出力態様を決定する。配信部234は、出力要否の結果とともに、決定部233によって決定された出力態様を端末装置10に配信する。また、決定部233は、通知の出力態様として、音声または画面表示のいずれかによって出力するか否かを決定する。
これにより、実施形態に係る判定装置200は、ユーザ情報に応じた適切な出力態様を選択することにより、通知のターゲットであるユーザに効果的に通知の内容を通知することができる。また、実施形態に係る判定装置200は、通知のターゲットであるユーザに対して不快感を与えることなく、効果的に通知の内容を通知することができる。
実施形態に係る通知管理サーバ100は、取得部131と、配信部133とを有する。取得部131は、通知に関する情報を取得する。配信部133は、取得部131によって取得された通知に関する情報とともに制御情報を端末装置10に配信する。制御情報は、通知の出力要否の判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果に応じて、通知の通知内容を出力する出力手順とを実行させるように端末装置10を制御する。
これにより、実施形態に係る通知管理サーバ100は、あらかじめターゲットとなるユーザを決定することなく、全てのユーザに通知を配信しても、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、配信部133は、通知を識別する識別情報とともに制御情報を端末装置10に配信する。制御情報は、識別情報とともに判定要求を判定装置200に送信する送信手順と、判定装置200によって判定された出力要否の結果が出力要である場合に、識別情報に対応する通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順と、取得手順により取得されたプッシュ通知の通知内容を出力する出力手順とを実行させるように端末装置10を制御する。
これにより、実施形態に係る通知管理サーバ100は、通知管理サーバ100から端末装置10に通知の通知内容を直接配信することなく、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を端末装置に出力させることができる。したがって、実施形態に係る通知管理サーバ100は、通信負荷を低減しつつ、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、配信部133は、配信対象の端末装置10が通知の出力条件を満たすか否かに関わらず、通知に関する情報とともに制御情報を端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る通知管理サーバ100は、あらかじめターゲットとなるユーザを決定することなく、全てのユーザに通知を配信しても、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、配信部133は、端末装置10に受信された時点では通知の通知内容が出力されない態様によって、通知に関する情報を端末装置10に配信する。
これにより、実施形態に係る通知管理サーバ100は、通知のターゲットであるユーザ以外のユーザに不要な通知を配信することなく、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、配信部133は、制御情報を端末装置10に配信することで、端末装置10のユーザに関する情報を通知管理サーバ100に送信する送信手順を実行させるように端末装置10を制御し、端末装置10のユーザに関する情報に基づいて取得される統計情報に基づいて、通知に関する情報を配信するか否かを決定する。
これにより、実施形態に係る通知管理サーバ100は、通知を配信する前に通知のターゲットであるユーザの大体の人数を把握することができる。また、実施形態に係る通知管理サーバ100は、通知を配信する前に通知のターゲットであるユーザの大体の人数を把握することにより、通知を配信する前にターゲットであるユーザの人数に応じた通知の通知内容を準備することできる。また、実施形態に係る通知管理サーバ100は、通知を配信する前にターゲットであるユーザの人数に応じた通知の通知内容を準備することにより、通知のターゲットであるユーザに適切な通知の通知内容を通知することができる。
実施形態に係る制御プログラムは、端末装置10により実行される制御プログラムであって、端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を受け付ける受付手順と、通知の出力要否の判定を判定装置200に要求する要求手順と、要求手順によって要求された要求に応じて判定装置200が判定した出力要否の結果に基づいて、通知の通知内容を出力する出力手順とを端末装置10に実行させる。
これにより、実施形態に係る制御プログラムは、あらかじめターゲットとなるユーザを決定することなく、全てのユーザに通知を配信しても、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
また、実施形態に係る制御プログラムは、端末装置10により実行される制御プログラムであって、判定装置200が判定した出力要否の結果が出力要である場合に、通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順と、取得手順によって取得した通知の通知内容を出力する出力手順とを端末装置10に実行させる。
これにより、実施形態に係る制御プログラムは、通知管理サーバ100から端末装置10に通知の通知内容を直接配信することなく、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。したがって、実施形態に係る制御プログラムは、通信負荷を低減しつつ、通知のターゲットであるユーザに対して適切なタイミングで通知を出力することができる。
〔11.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る判定装置200、プッシュ通知管理サーバ100および端末装置10は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図10は、判定装置200、プッシュ通知管理サーバ100および端末装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る判定装置200、プッシュ通知管理サーバ100および端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部230、130および12の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔12.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、判定部は、判定手段や判定回路に読み替えることができる。
1 判定システム
10 端末装置
50 プッシュ通知実行サーバ
100 プッシュ通知管理サーバ
200 判定装置
120 プッシュ通知情報記憶装置
231 受付部
232 判定部
233 決定部
234 配信部

Claims (27)

  1. 端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を配信された端末装置から、前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた判定要求に応じて、前記受付部によって受け付けられた前記ユーザの行動情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する判定部と、
    前記判定部によって判定された出力要否の結果を前記端末装置に配信する配信部と、
    を備えることを特徴とする判定装置。
  2. 前記受付部は、
    前記通知を識別する識別情報とともに前記判定要求を前記端末装置から受け付け、
    前記配信部は、
    前記端末装置に出力される通知の通知内容を所定のサーバから取得する前記端末装置に対して、前記判定部によって判定された出力要否の結果を配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記判定部は、
    前記識別情報に対応する通知の出力条件に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の判定装置。
  4. 前記受付部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報とともに前記判定要求を前記端末装置から受け付け、
    前記判定部は、
    前記受付部によって受け付けられた端末装置のユーザに関する情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の判定装置。
  5. 前記判定部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報として、前記ユーザによって利用されるサービスの利用状況に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の判定装置。
  6. 前記判定部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報として、前記端末装置の機種情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の判定装置。
  7. 前記判定部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報として、前記ユーザの位置情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項4から6のいずれか1つに記載の判定装置。
  8. 前記判定部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報として、前記ユーザの属性情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項4から7のいずれか1つに記載の判定装置。
  9. 前記判定部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報として、前記ユーザの健康情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項4から8のいずれか1つに記載の判定装置。
  10. 前記受付部は、
    前記端末装置のユーザに関する情報として、前記ユーザの行動情報を受け付け、
    前記判定部は、
    前記受付部によって受け付けられた行動情報と、前記通知における通知内容に関連する行動とに基づいて、前記通知の出力要否を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の判定装置。
  11. 前記判定部は、
    前記受付部によって受け付けられた行動情報が、前記通知における通知内容に関する行動を前記ユーザが既に行っているという情報である場合は、前記通知の出力は不要であると判定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の判定装置。
  12. 前記判定部によって判定された出力要否の結果が出力要である場合、前記受付部によって受け付けられた前記端末装置のユーザに関する情報に基づいて、前記通知の出力態様を決定する決定部をさらに備え、
    前記配信部は、
    前記出力要否の結果とともに、前記決定部によって決定された出力態様を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項4から11のいずれか1つに記載の判定装置。
  13. 前記決定部は、
    前記通知の出力態様として、音声または画面表示の少なくともいずれかによって出力するか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の判定装置。
  14. 前記通知は、プッシュ通知である
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1つに記載の判定装置。
  15. 通知に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された通知に関する情報とともに制御情報を端末装置に配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、
    前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定要求を判定装置に送信する送信手順と、
    前記判定装置によって判定された出力要否の結果に応じて、前記通知の通知内容を出力する出力手順と
    を実行させるように前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする通知管理サーバ。
  16. 前記配信部は、
    前記通知を識別する識別情報とともに前記制御情報を前記端末装置に配信し、
    前記送信手順は、
    前記識別情報とともに前記判定要求を前記判定装置に送信し、
    前記判定装置によって判定された出力要否の結果が出力要である場合に、前記識別情報に対応する通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順
    をさらに実行させるように前記端末装置を制御し、
    前記出力手順は、
    前記取得手順により取得された通知の通知内容を出力する
    ように前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の通知管理サーバ。
  17. 前記配信部は、
    配信対象の端末装置が通知の出力条件を満たすか否かに関わらず、前記通知に関する情報とともに前記制御情報を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項15または16に記載の通知管理サーバ。
  18. 前記配信部は、
    端末装置に受信された時点では前記通知の通知内容が出力されない態様によって、前記通知に関する情報を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項15から17のいずれか1つに記載の通知管理サーバ。
  19. 前記配信部は、
    前記制御情報を前記端末装置に配信することで、
    前記端末装置のユーザに関する情報を前記通知管理サーバに送信する送信手順、
    を実行させるように前記端末装置を制御し、
    前記端末装置のユーザに関する情報に基づいて取得される統計情報に基づいて、前記通知に関する情報を配信するか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項15から18のいずれか1つに記載の通知管理サーバ。
  20. 前記通知は、プッシュ通知である
    ことを特徴とする請求項15から19のいずれか1つに記載の通知管理サーバ。
  21. 端末装置により実行される制御プログラムであって、
    端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を受け付ける受付手順と、
    前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定を判定装置に要求する要求手順と、
    前記要求手順によって要求された要求に応じて前記判定装置が判定した出力要否の結果に基づいて、前記通知の通知内容を出力する出力手順と
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  22. 前記判定装置が判定した出力要否の結果が出力要である場合に、前記通知の通知内容を所定のサーバから取得する取得手順をさらに備え、
    前記出力手順は、
    前記取得手順によって取得した通知の通知内容を出力する
    ことを特徴とする請求項21に記載の制御プログラム。
  23. 前記通知は、プッシュ通知である
    ことを特徴とする請求項21または22に記載の制御プログラム。
  24. コンピュータが実行する判定方法であって、
    端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を配信された端末装置から、前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けられた判定要求に応じて、前記受付工程によって受け付けられた前記ユーザの行動情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された出力要否の結果を前記端末装置に配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とする判定方法。
  25. 端末装置が出力条件を満たすか否かに関わらず配信された通知に関する情報を配信された端末装置から、前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定要求を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって受け付けられた判定要求に応じて、前記受付手順によって受け付けられた前記ユーザの行動情報に基づいて、前記通知の出力要否を判定する判定手順と、
    前記判定手順によって判定された出力要否の結果を前記端末装置に配信する配信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
  26. コンピュータが実行する方法であって、
    通知に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された通知に関する情報とともに制御情報を端末装置に配信する配信工程を備え、
    前記制御情報は、
    前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定要求を判定装置に送信する送信手順と、
    前記判定装置によって判定された出力要否の結果に応じて、前記通知の通知内容を出力する出力手順と
    を実行させるように前記端末装置を制御する、
    を含むことを特徴とする通知管理方法。
  27. 通知に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された通知に関する情報とともに制御情報を端末装置に配信する配信手順を備え、
    前記制御情報は、
    前記通知に関する情報を受け付けた時点における前記端末装置のユーザの行動情報とともに前記通知の出力要否の判定要求を判定装置に送信する送信手順と、
    前記判定装置によって判定された出力要否の結果に応じて、前記通知の通知内容を出力する出力手順と
    を実行させるように前記端末装置を制御する、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通知管理プログラム。
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