JP7037652B2 - 共通のウェイクアップ信号を使用することによるmtcデバイスの電力消費効率の向上 - Google Patents

共通のウェイクアップ信号を使用することによるmtcデバイスの電力消費効率の向上 Download PDF

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Description

優先権の主張
本出願は、2017年12月18日に出願された米国仮特許出願第62/607,196号、及び2018年11月9日に出願された米国仮特許出願第62/757,900号の優先権を主張し、本明細書の譲受人に譲渡される。
本発明は、概して無線通信に関し、より詳細には、ウェイクアップ信号をユーザ機器デバイスへと送信することに関する。
無線ネットワークにおいて、ユーザ機器(user equipment:UE)デバイスは、自身のサービング基地局との正確なシンボルタイミング同期を維持する必要がある。このようなネットワーク同期は、UEデバイスがサービング基地局から受信するダウンリンク信号を正確にデコードするために必要となる。UEデバイスは、サービング基地局の同期信号をリッスンして、自身の内部クロックを調整し、シンボル時間及びフレーム時間の境界を追跡している。
電力を節約するために、UEデバイスは自身のトランシーバを定期的にオフにして、スリープ状態に入る。UEデバイスは、このスリープ状態から定期的にウェイクアップして、サービング基地局からページメッセージが受信されたかどうかをチェックする。UEデバイスがページを受信した場合、UEデバイスはオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。
UEデバイスがスリープ状態にある時間が長ければ長いほど、UEデバイスのバッテリ消費が減少することは言うまでもない。ただし、UEデバイスが長時間スリープ状態にとどまると、UEデバイスの内部クロックが公称タイミング値からずれることになる。したがって、UEデバイスがウェイクアップするたびに、UEデバイスはページメッセージのチェック前にシンボルタイミングを再取得する必要がある。
通常UEデバイスは、ページメッセージを受信して、UEデバイスがデコードするのに必要となる時間よりも長い時間を、再同期にかけている。この再同期時間はマシン型通信(Machine-type-Communication:MTC)UEデバイスにとって、はるかに大きなオーバーヘッドとなる。たとえば、MTCネットワークの重要な側面である長いバッテリ寿命(たとえば、10~15年以上)を実現するために、このMTCデバイスのスリープサイクルはまだまだ長くなっている。
実際、一部のMTCデバイスのスリープサイクルは、数分から数時間となる場合がある。このようにスリープサイクルが長くなることにより、MTC UEデバイスのクロックドリフトがはるかに大きくなる。また、これらのMTCデバイスは、ダウンリンク受信信号強度が非常に低いディープカバレッジエリアで動作する場合がある。極端なシナリオでは、これらMTCデバイスでの受信信号強度は、信号対雑音比(Signal-to-noise ratio:SNR)=-14dBと低くなる可能性がある。
クロックドリフトが大きくなり、また非常に低い信号強度で信号を受信すると、MTC UEデバイスでは、ウェイクアップ時にネットワークタイミングを取得するまで数百ミリ秒かかる。正しいタイミングを検出するのに非常に長い時間がかかる理由は、MTC UEデバイスが、より高いSNRを得るためにMTC UEデバイスが結合する同期信号の複数のリピテーションを受信し、累積されるのを待機しなければならないためである。たとえば、既存のMTCロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution:LTE)規格によれば、MTC UEデバイスでは、ウェイクアップ後にネットワークタイミングを取得するために、約80個のプライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal:PSS)サブフレーム又はセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal:SSS)サブフレームを必要とすることになる。5msごとにPSS/SSSサブフレームが送信されると、MTC UEデバイスが再同期を行うために必要なのは、80PSS/SSSサブフレーム=400msとなる。再同期を行えば、MTC UEデバイスが物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)をデコードして、ページメッセージのインディケーションをチェックするためには数ミリ秒しかかからない。
MTC UEデバイスのためのウェイクアップ信号(WUS)検出性能を改善するために、隣接基地局のセットは、共通のウェイクアップ信号(CWUS)を同時に送信するように調整する。前記CWUSは、時間/周波数リソースの共通セットを利用して前記基地局から送信される。ユーザ機器(UE)デバイスは、複数の基地局から前記CWUSを受信し、前記受信したCWUSを結合する。いくつかの例では、前記UEデバイスは、前記受信されたCWUSをコヒーレントに結合する。前記UEデバイスは、前記UEデバイスが電力を節約するためにページング時間ウィンドウ(PTW)内のページング機会の監視をいつスキップするかを決定するために、前記結合されたCWUSを利用する。
時間/周波数リソースの共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方が共通のウェイクアップ信号(common wake-up signal:CWUS)を送信する一例の通信システムのブロック図である。
時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方が第1のサブフレーム中に第1のCWUSを送信する一例の通信システムのブロック図である。サービング基地局及び隣接基地局の両方が、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用して、第2のサブフレーム中に第2のCWUSを送信する。
図1A及び図1Bに示す基地局の一例のブロック図である。
図1A及び図1Bに示すUEデバイスの一例のブロック図である。
図1Aに示す様々なシステムコンポーネント間で交換されるメッセージの一例のメッセージング図である。
図1Bに示す様々なシステムコンポーネント間で交換されるメッセージの一例のメッセージング図である。
時間/周波数リソースの共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方がCWUSを送信する方法の一実例のフローチャートである。
時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方が第1のサブフレーム中に第1のCWUSを送信する方法の一例のフローチャートである。サービング基地局及び隣接基地局の両方が、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用して、第2のサブフレーム中に第2のCWUSを送信する。
スリープ状態にあるマシン型通信(MTC)ユーザ機器(UE)デバイスは、スリープ状態から定期的にウェイクアップして、自身のサービング基地局からページメッセージを受信したかどうかをチェックする。ウェイクアップすると、UEデバイスは自身のトランシーバのウォームアップを実行し、ページメッセージのインディケーションのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をチェックする前に、再同期の実行を試みる。再同期信号は、MTC UEデバイスがPDCCHを介して送信されるページを取得する際に役に立つが、ページング機会(Paging Occasion:PO)中にページが何ら送信されない可能性が高くなる。PDCCH内のページ候補をデコードすることに伴う多数のサーチのために、サービング基地局がPOに先立ってウェイクアップ信号(WUS)を送信することが有利になるであろう。
いくつかの実施例では、このWUSは、PO中にページが送信されるかどうかをMTC UEデバイスに示す1ビット信号である。そのため、以下に述べる実施例では、PO中にページが何ら送信されないことをこの共通のウェイクアップ信号(CWUS)が示した場合、UEデバイスはPDCCHをデコードせずスリープ状態に戻ることになる。PO中にページが送信されることをCWUSが示した場合、UEデバイスはPDCCHをデコードして、ページメッセージを取得する。
動作に際し、WUSは特定のタイムスロットでWUSをモニタする全てのMTC UEデバイスに適用することができる。通常の不連続受信(discontinuous reception:DRX)動作の場合、MTC UEデバイスは、ページングサイクル間で最大10.24秒間スリープし、またページングフレーム内でPOをモニタするように構成されてもよい。ただし、複数年にわたって持ちこたえることができるバッテリ寿命を有することが想定されたMTC UEデバイスにとって、これでは不十分である。
eDRX(拡張DRX)を使用すれば、MTC UEデバイスは一定時間、すなわち10.24秒(最大43.69分)のハイパーフレームで、スリープ状態を維持するように構成され得る。eDRXを使用する場合、MTC UEデバイスの内部クロックが基地局と大幅に非同期状態になった場合に備えて、ページング・タイム・ウィンドウ(PTW)の長さを十分長い時間となるように設定する必要もあり得る。したがって、MTC UEデバイスに対し、長時間のPTW内で十分なPOを設定する必要があり、これは、第3世代パートナーシッププロジェクトのロング・ターム・エボリューション(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution:3GPP)技術仕様36.304に従って、上位レイヤによって秒の倍数単位で設定することができる。ただし、上記のように、UEデバイスが、受信したCWUSに基づいて「ページなし」インディケーションを受信する場合、MTC UEデバイスはウェイクアップして、PTW内でPOのいずれかをデコードする必要がなくなることになる。
本明細書に記載しているように、MTC UEデバイスのWUSの検出性能を向上させるために、隣接基地局のセットは、共通のウェイクアップ信号(CWUS)を同時に送信するように連携している。本明細書で使用する場合、「共通」という用語は「同じ」を意味するものとする。CWUSの検出性能が高いほど、MTC UEデバイスがCWUSを正常にデコードできる可能性が高くなる。ただし、UEデバイスがCWUSを正常にデコードできない場合、MTC UEデバイスは次のPTW内でPOのデコードを続行することになり、これはすなわち、MTC UEデバイスが、スリープモードにとどまることによる電力節約を行うことができなくなるということを意味する。
MTC UEデバイスがCWUSを正しく検出できるように、隣接基地局のセットは全て、サブフレーム/フレーム内にあるあらかじめ定められた特定の同じ時間・周波数リソース位置で、CWUSを送信する。各MTC UEデバイスの受信部は、様々な基地局から受信したCWUSの複数のコピーが有するエネルギーを建設的に結合する。CWUSを結合した場合の受信電力ははるかに高くなり、その際、信号対雑音比(SNR)も高くなるため、CWUSの検出性能が向上することになる。
図1Aは、時間/周波数リソースの共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方が共通のウェイクアップ信号(CWUS)を送信する一例の通信システムのブロック図である。通信システム100は、無線アクセスネットワークの一部である様々な基地局のそれぞれのサービスエリア内に位置するUEデバイスに対し、様々な無線サービスを提供する無線アクセスネットワーク(図示せず)の一部である。
明確かつ簡潔にするために、基地局102及び基地局104のみを有するものとして、通信システム100を示している。ただし他の実施例では、通信システム100は任意の適切な数の基地局を有し得る。図1Aの実施例では、基地局102のサービスエリア(セル)の少なくとも一部をセル108で表し、基地局104のサービスエリア(セル)の少なくとも一部をセル112で表している。セル108、112を楕円形で表しているが、典型的な通信システム100は、それぞれが様々な形状の地理的サービスエリアを有する複数のセルを備えることになる。
基地局102、104はeNodeB又はeNBと呼ばれることもあり、ダウンリンク信号110、114をそれぞれUEデバイス106、107へと送信することによって、無線ユーザ機器(UE)デバイス106、107と通信する。5G New Radio対応のエアインターフェースを利用する実装形態の場合、基地局をgNBと呼ぶこともある。基地局102、104はまた、UEデバイス106、107からそれぞれ送信されるアップリンク信号(図示せず)を受信する。本明細書で使用する場合、「基地局」及び「セル」という用語は交換可能である。場合によっては、サービングセルは第1の基地局によってもたらされ、また隣接セルは第2の基地局によってもたらされている。ただし、他の場合では、サービングセル及び隣接セルは同じ基地局によってもたらされてもよい。
基地局102、104は、既知の技術に従って、バックホール(図示せず)を介してネットワークに接続されている。図2Aに示すように、基地局102は制御部204、送信部206、及び受信部208、並びに他の電子機器、ハードウェア、及びコードを備える。図2Aは、具体的には基地局102の回路構成を示すが、同じ基地局の回路構成が、図1Aに示す実施例の基地局104にも利用されている。他の実施例では、基地局のいずれかが、図2Aに示す基地局102のものとは異なる回路及び/又は構成を有してもよい。
基地局102は、本明細書に記載している機能を実行する任意の固定型機器、モバイル機器、又はポータブル機器である。基地局102に言及しながら記載しているブロックの様々な機能及び動作は、任意の数のデバイス、回路、又は要素に実装されてもよい。機能ブロックのうちの2つ以上が単一のデバイスに組み込まれてもよく、また、任意の単一のデバイスで実行されるように記載している機能が、いくつかのデバイスに実装されてもよい。
図2Aに示される例の場合、基地局102は、システム展開時に特定の場所に設置される固定型デバイス又は装置であってもよい。そのような機器の例には、固定基地局又は固定トランシーバ局が含まれる。状況によっては、基地局102は、一時的に特定の場所に設置されるモバイル機器であってもよい。そのような機器のいくつかの例には、発電機、ソーラーパネル、及び/又は電池などの発電機器を含み得る移動式トランシーバ局が含まれる。そのような機器よりも大きく、そして重いバージョンは、トレーラーによって搬送されてもよい。さらに他の状況では、基地局102は、任意の特定の場所に固定されていないポータブル機器であってもよい。したがって、基地局102は、いくつかの状況ではUEデバイスなどのポータブルユーザデバイスであってもよい。
制御部204は、本明細書に記載している機能を実行するのと同様に、基地局102の全体的な機能性を促進するためのハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを含む。適切な制御部204の例には、メモリに接続されたマイクロプロセッサ又はプロセッサ配列で実行されるコードが含まれる。送信部206は、無線信号を送信するように構成された電子機器を含む。状況によっては、送信部206は複数の送信機を含んでもよい。受信部208は、無線信号を受信するように構成された電子機器を含む。状況によっては、受信部208は複数の受信機を含んでもよい。受信部208と送信部206とは、それぞれアンテナ210を介して信号を受信し、かつ送信する。アンテナ210は、別個の送信アンテナと受信アンテナとを含んでもよい。状況によっては、アンテナ210は複数の送信アンテナと受信アンテナとを含んでもよい。
図2Aの実施例における送信部206と受信部208とは、変調及び復調を含む無線周波数(radio frequency:RF)処理を実行する。そのため、受信部208は、低雑音増幅器(low noise amplifier:LNA)及びフィルタなどのコンポーネントを含んでもよい。送信部206は、フィルタと増幅器とを含んでもよい。他のコンポーネントには、アイソレータ、整合回路、及び他のRFコンポーネントが含まれてもよい。これらのコンポーネントが他のコンポーネントと組み合わさったり、あるいは連携したりして、基地局の機能を実行する。必須のコンポーネントは、基地局が必要とする特定の機能性によって異なる場合がある。
送信部206はモジュレータ(図示せず)を含み、受信部208は復調器(図示せず)を含む。このモジュレータは、ダウンリンク信号110の一部として送信される信号を変調し、複数の変調次数のいずれか1つを適用することができる。この復調器は、複数の変調次数のうちの1つに従って、基地局102で受信されるあらゆるアップリンク信号を復調する。
図1Aに戻って参照すると、通信システム100は、基地局102、104を介してUEデバイス106、107に様々な無線サービスを提供する。本明細書の実施例では、通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクトのロング・ターム・エボリューション(3GPP LTE)通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する。他の実施例では、通信システム100は、5G New Radio通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する。
本明細書の実施例では、本システム及び方法を、主としてUEデバイス106の視点から説明することになる。そのため、「サービング基地局」に言及した場合は、特に明記しない限り、UEデバイス106のサービング基地局である基地局102を指すものとする。同様に、「隣接基地局」に言及した場合は、特に明記しない限り、UEデバイス106の隣接基地局である基地局104を指すものとする。ただし、UEデバイス106の特徴、機能性などのいずれもUEデバイス107に同様に適用可能であり、このUEデバイス107に対しては基地局104がサービング基地局であり、基地局102が隣接基地局であることを理解すべきである。
UEデバイス106は、サービング基地局102によってサービスを提供されており、したがって図2Bに示すように、アンテナ212及び受信部214を介してダウンリンク信号110を受信する。UEデバイス106は、アンテナ212及び受信部214に加えて、制御部216及び送信部218、並びに他の電子機器、ハードウェア、及びコードをさらに備える。図2Bは、具体的にはUEデバイス106の回路構成を示すが、同じUEデバイスの回路構成が、通信システム100内のUEデバイス107にも利用されている。他の実施例では、UEデバイスのいずれかが、図2Bに示すUEデバイス106のものとは異なる回路及び/又は構成を有してもよい。
図1Aに示される例では、UEデバイス106と基地局(eNB)102との間の通信リンクはUuリンクであり、このUuリンクは、基地局102からUEデバイス106へのダウンリンク通信を提供し、またUEデバイス106から基地局102へのアップリンク通信を提供するように構成されている。同様の通信リンクが、UEデバイス107と基地局104との間に設けられている。
いくつかの例では、UEデバイス106、107は携帯電話、トランシーバモデム、携帯情報端末(PDA)、タブレット、又はスマートフォンなどの任意の無線通信デバイスである。他の実施例では、UEデバイス106、107はMTC UEデバイスである。したがって、UEデバイス106、107は、本明細書に記載している機能を実行する任意の固定型機器、モバイル機器、又はポータブル機器である。UEデバイス106に言及しながら記載しているブロックの様々な機能及び動作は、任意の数のデバイス、回路、又は要素に実装されてもよい。機能ブロックのうちの2つ以上が単一のデバイスに組み込まれてもよく、また、任意の単一のデバイスで実行されるように記載している機能が、いくつかのデバイスに実装されてもよい。
制御部216は、本明細書に記載している機能を実行するのと同様に、UEデバイスの全体的な機能性を促進するためのハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを含む。適切な制御部216の例には、メモリに接続されたマイクロプロセッサ又はプロセッサ配列で実行されるコードが含まれる。送信部218は、無線信号を送信するように構成された電子機器を含む。状況によっては、送信部218は複数の送信部を含んでもよい。受信部214は、無線信号を受信するように構成された電子機器を含む。状況によっては、受信部214は複数の受信部を含んでもよい。受信部214と送信部218とは、それぞれアンテナ212を介して信号を受信し、かつ送信する。アンテナ212は、別個の送信アンテナと受信アンテナとを含んでもよい。状況によっては、アンテナ212は複数の送信アンテナと受信アンテナとを含んでもよい。
図2Bの例における送信部218と受信部214とは、変調及び復調を含む無線周波数(RF)処理を実行する。そのため、受信部214は、低雑音増幅器(LNA)及びフィルタなどのコンポーネントを含んでもよい。送信部218は、フィルタと増幅器とを含んでもよい。他のコンポーネントには、アイソレータ、整合回路、及び他のRFコンポーネントが含まれてもよい。これらのコンポーネントが他のコンポーネントと組み合わさったり、あるいは連携したりして、UEデバイスの機能を実行する。必須のコンポーネントは、UEデバイスが必要とする特定の機能性によって異なる場合がある。
送信部218はモジュレータ(図示せず)を含み、受信部214は復調器(図示せず)を含む。このモジュレータは、アップリンク信号(図示せず)の一部として送信される信号を変調するために、複数の変調次数のいずれか1つを適用することができる。この復調器は、複数の変調次数のうちの1つに従って、ダウンリンク信号110、114を復調する。
動作時、UEデバイス106は基地局102によってサービスを提供されている。したがって、UEデバイス106は、ダウンリンク信号110を受信すると、このダウンリンク信号110を復調し、これにより、サービング基地局102がUEデバイス106に提供している無線サービスの少なくとも1つに関係しているデータを含む符号化データパケットが生成される。UEデバイス106は、制御部216を使用して符号化データパケットをデコードすることにより、データを取得する。
図1Aに示される例では、隣接基地局102、104のセットが、少なくとも1つの共通のウェイクアップ信号(CWUS)を同時に送信するように連携している。基地局102、104は、有線接続(たとえば、X2)又は無線接続とすることができる通信リンク116を介して連携している。たとえば、基地局102、104は、CWUSを送信するために両方の基地局102、104によって利用されることになる時間/周波数リソースの共通セットに関して、互いに連携している。いくつかの実施例では、時間/周波数リソースの共通セットは、所定のマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク(Multimedia Broadcast Single Frequency Network:MBSFN)サブフレームである。さらに、いくつかの実施例では、サービング基地局102からのCWUSの送信及び隣接基地局104からのCWUSの送信において、拡張サイクリックプレフィックスを利用してもよい。
サービング基地局102はまた、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、UEデバイス106がサービング基地局102及び隣接基地局104からCWUSを受信するために必要とする情報(たとえば、CWUS構成情報)をブロードキャストしてもよい。いくつかの実施例では、このブロードキャスト情報は、CWUSの時間/周波数リソースの位置情報を含んでもよい。ただし他の実施例では、CWUSが定期的にブロードキャストされ、また基地局102、104によってサービスを提供されている全てのUEデバイスが、そのCWUSのブロードキャストにおける周期性を認識している場合、サービング基地局102は、時間/周波数リソース位置に関する情報をブロードキャストする必要がない可能性がある。いくつかの実施例では、ブロードキャスト情報は、基地局102によってUEデバイス106へと、システム情報ブロック(System Information Block:SIB)メッセージ内でブロードキャストされる。
このSIBメッセージは、CWUS構成情報をUEデバイス106へともたらす。いくつかの実施例では、このSIBメッセージは、1つ又はそれ以上のサービングセルが単一セルWUSの代わりにCWUSを送信するかどうかの通知を含む。このSIBメッセージはまた、1回のCWUS機会(たとえば、隣接基地局102、104のセットが1つ又はそれ以上のCWUSを同時に送信する機会)において、CWUSが繰り返される回数に関する通知を含み得る。これらの情報は両方とも、CWUSを検出する前に、正確な同期タイミングが得られるかどうかをUEデバイスが判定するのに役立つ。
SIBメッセージは、上記の情報に加えて、特定のセルと関連付けられたセル識別子でWUSがスクランブルされているかどうかの通知をさらに含み得る。WUSがセル識別子でスクランブルされていない場合、当該WUSを短縮することができ、UEデバイスのエネルギー消費量を減少させるのに役立つため、この通知は重要である。各セルに隣接セルが使用しないタイムスロットが割り当てられるように、CWUSの送信用のタイムスロットはサービングセルと隣接セルとの間で調整されているため、セル識別子でスクランブルされていない、より短縮されたWUSが可能である。
UEデバイス106は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、ブロードキャスト情報を受信する。UEデバイス106はブロードキャスト情報を利用して、自身のサービング基地局102及び隣接基地局104によって送信されることになるCWUSを受信し、かつデコードする。セル108に他のUEデバイスがある場合、当該他のUEデバイスも同様にブロードキャスト情報を受信し、この情報を利用して、基地局102及び基地局104によって送信されることになるCWUSを受信してもよい。図3Aでは、CWUSを受信するためにUEデバイス106が必要とする情報を、基地局102がブロードキャストしていることを表す信号を、信号302で表している。
基地局104も同様に、基地局102によってブロードキャストされる情報と同様の情報をブロードキャストしてもよく、この情報は、基地局102及び基地局104からCWUSを受信するためにUEデバイス107が必要とするものである。UEデバイス107は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、ブロードキャスト情報を受信する。UEデバイス107はこのブロードキャスト情報を利用して、基地局102及び基地局104によって送信されることになるCWUSを受信し、かつデコードする。セル112に他のUEデバイスがある場合、当該他のUEデバイスも同様にブロードキャスト情報を受信し、この情報を利用して、基地局102及び基地局104によって送信されることになるCWUSを受信してもよい。図3Aでは、CWUSを受信するためにUEデバイス107が必要とする情報を、基地局104がブロードキャストしていることを表す信号を、信号303で表している。
図1Aの例では、UEデバイス106は、サービング基地局102からのページメッセージをチェックするために、スリープ状態からウェイクアップする。ウェイクアップすると、UEデバイス106は自身のトランシーバ(たとえば、送信部218及び受信部214)のウォームアップを実行し、ページメッセージのインディケーションのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をチェックする前に、再同期の実行を試みる。再同期信号(図示せず)は、UEデバイス106がPDCCHを介して送信されるページを取得する際に役に立つが、ページング・タイム・ウィンドウ(PTW)内でページング機会(PO)のいずれかにおいてページが何ら送信されない可能性が高くなる。
PDCCH内のページ候補をデコードすることに伴う多数のサーチのために、サービング基地局102がPTWに先立ってウェイクアップ信号(WUS)を送信することが有利になるであろう。いくつかの実施例では、このWUSは、PTW中にページが送信されるかどうかをUEデバイス106に示す1ビット信号である。ただし、WUSは特定のタイムスロットでWUSをモニタする全てのMTC UEデバイスに適用することができる。
そのため、本明細書に記載しているように、MTC UEデバイスのWUSの検出性能を向上させるために、サービング基地局102は、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、共通のウェイクアップ信号(CWUS)をUEデバイス106へと送信する。隣接基地局104も同様に、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、サービング基地局102によってサービスを提供されているUEデバイス106に対して、CWUSを送信する。本明細書で使用する場合、「共通」という用語は「同じ」を意味するものとする。
サービング基地局102によるCWUSの送信と隣接基地局104によるCWUSの送信とは、同時に行われる。たとえば、基地局102は、ダウンリンク信号110を介してCWUSをUEデバイス106へと送信し、これと同時に基地局104は、ダウンリンク信号114を介してCWUSをUEデバイス106へと送信することになる。いくつかの例では、基地局102と基地局104とは同様に、CWUSをUEデバイス107へと送信する。基地局102と基地局104とがCWUSをUEデバイス106及び107へと同時に送信していることを表す信号を、図3Aでは信号304で表している。図3Aでは、基地局104からのCWUSの送信が、基地局102からのCWUSの送信の後に行われているように見える可能性があるが、これらのCWUSの送信は、両方の基地局102、104から同時に行われていることが意図される。CWUSを送信するために隣接基地局102、104間で連携することには、当該UEデバイスのサービング基地局102から送信されるCWUSをUEデバイスが受信する際に、干渉を起こし得る同じ時間/周波数において、隣接基地局102、104が他の非CWUS信号を送信しなくなるという潜在的な利点もある。
図1Aに示す実施例では、サービング基地局102からのCWUSの送信と、隣接基地局104からのCWUSの送信との両方において、時間/周波数リソースの共通セットを利用している。いくつかの実施例では、サービング基地局102の送信部206は、サービング基地局102からのCWUSの送信における送信電力を増大させるように構成されている。同様に、いくつかの実施例では、隣接基地局104の送信部206は、隣接基地局104からのCWUSの送信における送信電力を増大させるように構成されている。
UEデバイス106は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、サービング基地局102から送信されるCWUSと、隣接基地局104から送信されるCWUSとを受信する。UEデバイス106の制御部216は、受信したCWUSを結合する。いくつかの例では、UEデバイス106の制御部216は、受信したCWUSをコヒーレントに結合しており、これは、UEデバイス106の制御部216がタイミングメカニズム(たとえば、キャリア位相情報)を利用してCWUSを受信し、次いでこの受信したCWUSを結合していることを意味する。
CWUSを結合した場合の受信電力ははるかに高くなり、その際、信号対雑音比(SNR)も高くなるため、CWUSの検出性能が向上することになる。CWUSの検出性能が向上すれば、CWUS受信時の堅牢性も向上し、ページング・タイム・ウィンドウ内でPOが不必要にモニタされることが防止され、電力消費が減少することになる。
UEデバイス106の制御部216は、結合したCWUSを利用して、ページング・タイム・ウィンドウ内でページング機会をモニタするようにUEデバイス106をトリガするかどうかを判定する。次のページング・タイム・ウィンドウ内でPO中にページが何ら送信されないことをこの共通のウェイクアップ信号(CWUS)が示した場合、UEデバイスはPDCCHをデコードせずスリープ状態に戻ることになる。次のページング・タイム・ウィンドウ内でPO中にページが送信されることをCWUSが示した場合、UEデバイスはPDCCHをデコードして、ページメッセージを取得する。
次のページング・タイム・ウィンドウ内でPO中にページが送信されることをCWUSが示し、ページング機会中にサービング基地局102からの第1のページメッセージをUEデバイス106が受信する場合、UEデバイス106は、当該ページメッセージにUEデバイス106と関連付けられたUEデバイス識別子(UE device identifier:UE-ID)が含まれているかを確認する。当該ページメッセージにUEデバイス106と関連付けられたUE-IDが含まれていることを確認すると、UEデバイス106はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。サービング基地局102からUEデバイス106へと送信される第1のページメッセージを含む信号を、図3Aでは信号306で表している。
同様に、UEデバイス107の制御部216は、結合したCWUSを利用して、ページング・タイム・ウィンドウ内でページング機会をモニタするようにUEデバイス107をトリガするかどうかを判定する。上記のように、次のページング・タイム・ウィンドウ内でPO中にページが何ら送信されないことをこの共通のウェイクアップ信号(CWUS)が示した場合、UEデバイスはPDCCHをデコードせずスリープ状態に戻ることになる。次のページング・タイム・ウィンドウ内でPO中にページが送信されることをCWUSが示した場合、UEデバイスはPDCCHをデコードして、ページメッセージを取得する。
次のページング・タイム・ウィンドウ内でPO中にページが送信されることをCWUSが示し、ページング機会中に基地局104からのページメッセージをUEデバイス107が受信する場合、UEデバイス107は、当該ページメッセージにUEデバイス107と関連付けられたUEデバイス識別子(UE-ID)が含まれているかを確認する。当該ページメッセージにUEデバイス107と関連付けられたUE-IDが含まれていることを確認すると、UEデバイス107はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。基地局104からUEデバイス107へと送信されるページメッセージを含む信号を、図3Aでは信号308で表している。いくつかの実施例では、CWUSのように、ページメッセージを同期して送信するように基地局102、104が構成されてもよいが、そのような構成では、PDCCH内のコーディングが基地局102、104間で確実に共有されるようにするために、ネットワーク調整が別途必要になる。
ページング機会中に、UEデバイス106がサービング基地局102からページを受信しなかった場合、UEデバイス106は自身のトランシーバをオフにし、スリープ状態に再度入る。同様に、ページング機会中に、UEデバイス107が基地局104からページを受信しなかった場合、UEデバイス107は自身のトランシーバをオフにし、スリープ状態に再度入る。
前述の説明には、CWUSの同時送信を連携して行う基地局のセットにおいて、2つの基地局102及び基地局104のみが含まれていたが、通信システム100は、CWUSを同時に送信するために全体で互いに連携できる、任意の適切な数の基地局を備えてもよい。
他の実施例では、第1のCWUSを利用する第1の共通同期チャネル(Common Synchronization Channel:CSCH)エリアに対して、基地局の第1のセット(たとえば、サービング基地局102及び隣接基地局104)が割り当てられてもよく、また、第1のCWUSとは異なる第2のCWUSを利用する第2のCSCHエリアに対して、基地局の第2のセット(図示せず)が割り当てられてもよい。たとえば、第1のCWUSは、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用してもよく、また第2のCWUSは、時間/周波数リソースの第1の共通セットとは異なる時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用してもよい。
図1Bに示される例では、隣接基地局102、104のセットが、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用して、第1のサブフレーム中に第1のCWUSを同時に送信するように連携している。基地局102、104の両方は、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用して、第2のサブフレーム中に第2のCWUSを同時に送信する。基地局102、104は、有線接続(たとえば、X2)又は無線接続とすることができる通信リンク116を介して連携している。たとえば、基地局102、104は、(1)第1のCWUSを送信するために両方の基地局102、104によって利用されることになる時間/周波数リソースの第1の共通セット、及び(2)第2のCWUSを送信するために両方の基地局102、104によって利用されることになる時間/周波数リソースの第2の共通セットに関して、互いに連携している。
第1のCWUSは第2のCWUSとは異なっている。いくつかの実施例では、第1のCWUSは基地局102と関連付けられた第1の識別子を含み、第2のCWUSは基地局104と関連付けられた第2の識別子を含む。いくつかの実施例では、第1のCWUSを送信するために利用される時間/周波数リソースの第1の共通セットは、第2のCWUSを送信するために利用される時間/周波数リソースの第2の共通セットとは異なっている。さらに他の実施例では、時間/周波数リソースの第1の共通セットと時間/周波数リソースの第2の共通セットとは、所定のマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームである。さらに、いくつかの実施例では、基地局102、104からの第1及び/又は第2のCWUSの送信において、拡張サイクリックプレフィックスを利用してもよい。
サービング基地局102はまた、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、第1のサブフレーム中にUEデバイス106がサービング基地局102及び隣接基地局104から第1のCWUSを受信するために必要とする情報を、ブロードキャストしてもよい。いくつかの実施例では、このブロードキャスト情報は、第1のCWUSの時間/周波数リソース位置の情報を含んでもよい。ただし他の例では、第1のCWUSが事前に設定されている場合、サービング基地局102は、第1のCWUSに関する情報をブロードキャストする必要がない可能性がある。同様に、第1のCWUSが定期的にブロードキャストされ、またサービング基地局102によってサービスを提供されている全てのUEデバイスが、第1のCWUSのブロードキャストにおける周期性を認識している場合、第1のCWUSの時間/周波数リソース位置の情報はブロードキャストされる必要がない可能性がある。いくつかの実施例では、ブロードキャスト情報は、基地局102によってUEデバイス106へと、システム情報ブロック(System Information Block:SIB)メッセージ内でブロードキャストされる。
UEデバイス106は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、基地局102からブロードキャスト情報を受信する。UEデバイス106はこのブロードキャスト情報を利用して、第1のサブフレーム中に自身のサービング基地局102及び隣接基地局104によって送信されることになる第1のCWUSを受信し、かつデコードする。セル108に他のUEデバイスがある場合、当該他のUEデバイスも同様にブロードキャスト情報を受信し、この情報を利用して、第1のサブフレーム中に基地局102及び基地局104によって送信されることになる第1のCWUSを受信してもよい。図3Bでは、第1のCWUSを受信するためにUEデバイス106が必要とする情報を、基地局102がブロードキャストしていることを表す信号を、信号310で表している。
基地局104はまた、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、第2のサブフレーム中にUEデバイス107が自身の基地局104及び基地局102から第2のCWUSを受信するために必要とする情報を、ブロードキャストしてもよい。いくつかの実施例では、このブロードキャスト情報は、第2のCWUSの時間/周波数リソース位置の情報を含んでもよい。ただし他の実施例では、第2のCWUSが事前に設定されている場合、基地局104は、第2のCWUSに関する情報をブロードキャストする必要がない可能性がある。同様に、第2のCWUSが定期的にブロードキャストされ、また基地局104によってサービスを提供されている全てのUEデバイスが、第2のCWUSのブロードキャストにおける周期性を認識している場合、第2のCWUSの時間/周波数リソース位置の情報はブロードキャストされる必要がない可能性がある。いくつかの実施例では、ブロードキャスト情報は、基地局104によってUEデバイス107へと、システム情報ブロック(SIB)メッセージ内でブロードキャストされる。
UEデバイス107は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、基地局104からブロードキャスト情報を受信する。UEデバイス107はこのブロードキャスト情報を利用して、第2のサブフレーム中に自身の基地局104及び基地局102によって送信されることになる第2のCWUSを受信し、かつデコードする。セル112に他のUEデバイスがある場合、当該他のUEデバイスも同様にブロードキャスト情報を受信し、この情報を利用して、第2のサブフレーム中に基地局104及び基地局102によって送信されることになる第2のCWUSを受信してもよい。図3Bでは、第2のCWUSを受信するためにUEデバイス107が必要とする情報を、基地局104がブロードキャストしていることを表す信号を、信号312で表している。
図1Bの実施例では、UEデバイス106は、サービング基地局102からのページメッセージをチェックするために、スリープ状態からウェイクアップする。ウェイクアップすると、UEデバイス106は自身のトランシーバ(たとえば、送信部218及び受信部214)のウォームアップを実行し、ページメッセージのインディケーションのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をチェックする前に、再同期の実行を試みる。再同期信号(図示せず)は、UEデバイス106がPDCCHを介して送信されるページを取得する際に役に立つが、ページング・タイム・ウィンドウ(PTW)内でページング機会(PO)中にページが何ら送信されない可能性が高くなる。
PDCCH内のページ候補をデコードすることに伴う多数のサーチのために、サービング基地局102がPTWに先立ってウェイクアップ信号(WUS)を送信することが有利になるであろう。いくつかの実施例では、このWUSは、PTW中にページが送信されるかどうかをUEデバイス106に示す1ビット信号である。ただし、WUSは特定のタイムスロットでWUSをモニタする全てのMTC UEデバイスに適用することができる。
そのため、本明細書に記載しているように、MTC UEデバイスのWUSの検出性能を向上させるために、サービング基地局102は、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、第1のサブフレーム中に第1の共通のウェイクアップ信号(CWUS)をUEデバイス106へと送信する。隣接基地局104も同様に、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、サービング基地局102によってサービスを提供されているUEデバイス106に対して、第1のサブフレーム中に第1のCWUSを送信する。本明細書で使用する場合、「共通」という用語は「同じ」を意味するものとする。
サービング基地局102による第1のCWUSの送信と隣接基地局104による第1のCWUSの送信とは、第1のサブフレーム中同時に行われる。たとえば、基地局102は、図1Bのダウンリンク信号117を介して第1のCWUSをUEデバイス106へと送信し、これと同時に基地局104は、ダウンリンク信号118を介して第1のCWUSをUEデバイス106へと送信することになる。基地局102と基地局104とが第1のCWUSを、第1のサブフレーム中同時にUEデバイス106へと送信していることを表す信号を、図3Bでは信号314で表している。図3Bでは、基地局104からの第1のCWUSの送信が、基地局102からの第1のCWUSの送信の後に行われているように見える可能性があるが、これら第1のCWUSの送信は、両方の基地局102、104から同時に行われていることが意図される。
図1Bに示される例では、サービング基地局102からの第1のCWUSの送信と、隣接基地局104からの第1のCWUSの送信との両方において、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用している。いくつかの実施例では、サービング基地局102の送信部206は、サービング基地局102からの第1のCWUSの送信における送信電力を増大させるように構成されている。同様に、いくつかの実施例では、隣接基地局104の送信部206は、隣接基地局104からの第1のCWUSの送信における送信電力を増大させるように構成されている。
UEデバイス106は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、サービング基地局102から送信される第1のCWUSと、隣接基地局104から送信される第1のCWUSとを受信する。UEデバイス106の制御部216は、受信した第1のCWUSを結合する。いくつかの例では、UEデバイス106の制御部216は、受信した第1のCWUSをコヒーレントに結合しており、これは、UEデバイス106の制御部216がタイミングメカニズム(たとえば、キャリア位相情報)を利用して第1のCWUSを受信し、次いでこの受信した第1のCWUSを結合していることを意味する。
第1のCWUSを結合した場合の受信電力ははるかに高くなり、その際、信号対雑音比(SNR)も高くなるため、CWUSの検出性能が向上することになる。CWUSの検出性能が向上すれば、CWUS受信時の堅牢性も向上し、ページング・タイム・ウィンドウ内でPOが不必要にモニタされることが防止され、電力が節約されることになる。
UEデバイス106の制御部216は、結合した第1のCWUSを利用して、ページング機会をモニタするようにUEデバイス106をトリガする。いくつかの例では、CWUSのように、ページメッセージを同期して送信するように基地局102、104が構成されてもよいが、そのような構成では、PDCCH内のコーディングが基地局102、104間で確実に共有されるようにするために、ネットワーク調整が別途必要になる。これらのページメッセージが単一の基地局によって送信されるか、複数の基地局によって送信されるかに関係なく、ページング機会中にUEデバイス106が自身のサービング基地局102からページメッセージ(図3Bには図示せず)を受信し、なおかつUEデバイス106が、当該ページメッセージにUEデバイス106と関連付けられたUE-IDが含まれているかを確認すると、UEデバイス106はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。ただし、ページング機会中に、UEデバイス106がサービング基地局102からページを受信しなかった場合、UEデバイス106は自身のトランシーバをオフにし、スリープ状態に再度入る。
UEデバイス106と同様に、UEデバイス107は、基地局104からのページメッセージをチェックするために、スリープ状態からウェイクアップする。ウェイクアップすると、UEデバイス107は自身のトランシーバ(たとえば、送信部218及び受信部214)のウォームアップを実行し、ページメッセージのインディケーションのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をチェックする前に、再同期の実行を試みる。再同期信号(図示せず)は、UEデバイス107がPDCCHを介して送信されるページを取得する際に役に立つが、ページング機会(PO)中にページが何ら送信されない可能性が高くなる。
上記のように、WUSの検出性能を向上させるために、基地局104は、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、第2のサブフレーム中に第2のCWUSをUEデバイス107へと送信する。基地局102も同様に、自身の送信部206及びアンテナ210を介して、基地局104によってサービスを提供されているUEデバイス107に対して、第2のサブフレーム中に第2のCWUSを送信する。
基地局104による第2のCWUSの送信と基地局102による第2のCWUSの送信とは、第2のサブフレーム中同時に行われる。たとえば、基地局104は、図1Bのダウンリンク信号120を介して第2のCWUSをUEデバイス107へと送信し、これと同時に基地局102は、ダウンリンク信号122を介して第2のCWUSをUEデバイス107へと送信することになる。基地局104と基地局102とが第2のCWUSを、第2のサブフレーム中同時にUEデバイス107へと送信していることを表す信号を、図3Bでは信号316で表している。図3Bでは、基地局102からの第2のCWUSの送信が、基地局104からの第2のCWUSの送信の後に行われているように見える可能性があるが、これら第2のCWUSの送信は、両方の基地局102、104から同時に行われていることが意図される。
図1Bに示される例では、基地局104からの第2のCWUSの送信と、基地局102からの第2のCWUSの送信との両方において、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用している。いくつかの実施例では、基地局104の送信部206は、基地局104からの第2のCWUSの送信における送信電力を増大させるように構成されている。同様に、いくつかの実施例では、基地局102の送信部206は、基地局102からの第2のCWUSの送信における送信電力を増大させるように構成されている。
UEデバイス107は、自身のアンテナ212及び受信部214を介して、基地局104から送信される第2のCWUSと、基地局102から送信される第2のCWUSとを受信する。UEデバイス107の制御部216は、受信した第2のCWUSを結合する。いくつかの実施例では、UEデバイス107の制御部216は、受信した第2のCWUSをコヒーレントに結合しており、これは、UEデバイス107の制御部216がタイミングメカニズム(たとえば、キャリア位相情報)を利用して第2のCWUSを受信し、次いでこの受信した第2のCWUSを結合していることを意味する。
第2のCWUSを結合した場合の受信電力ははるかに高くなり、その際、信号対雑音比(SNR)も高くなるため、CWUSの検出性能が向上することになる。CWUSの検出が向上すれば、CWUS受信時の堅牢性も向上し、ページング・タイム・ウィンドウ内でPOが不必要にモニタされることが防止され、電力消費が減少することになる。
UEデバイス107の制御部216は、結合した第2のCWUSを利用して、ページング機会をモニタするようにUEデバイス107をトリガする。いくつかの実施例では、CWUSのように、ページメッセージを同期して送信するように基地局102、104が構成されてもよいが、そのような構成では、PDCCH内のコーディングが基地局102、104間で確実に共有されるようにするために、ネットワーク調整が別途必要になる。これらのページメッセージが単一の基地局によって送信されるか、複数の基地局によって送信されるかに関係なく、ページング機会中にUEデバイス107が基地局104からページメッセージ(図3Bには図示せず)を受信し、なおかつUEデバイス107が、当該ページメッセージにUEデバイス107と関連付けられたUE-IDが含まれているかを確認すると、UEデバイス107はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。ただし、ページング機会中に、UEデバイス107が基地局104からページを受信しなかった場合、UEデバイス107は自身のトランシーバをオフにし、スリープ状態に再度入る。
前述の説明には、第1及び第2のCWUSの同時送信を連携して行う基地局のセットにおいて、2つの基地局102、104のみが含まれていたが、通信システム100は、第1及び第2のCWUSを同時に送信するために全体で互いに連携できる、任意の適切な数の基地局を備えてもよい。また、第1及び第2のCWUSのみについて上記で述べているが、それぞれが1つの特定の基地局又は基地局群に固有である任意の適切な数のCWUSが使用されてもよい。
他の実施例では、第1のCWUSを利用している第1の共通同期チャネル(CSCH)エリアに対して、基地局の第1のセット(たとえば、サービング基地局102及び隣接基地局104)が割り当てられてもよく、また、第1のCWUSとは異なる第2のCWUSを利用している第2のCSCHエリアに対して、基地局の第2のセット(図示せず)が割り当てられてもよい。たとえば、第1のCWUSは、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用してもよく、また第2のCWUSは、時間/周波数リソースの第1の共通セットとは異なる時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用してもよい。
図3Aは、図1Aに示す様々なシステムコンポーネント間で交換されるメッセージの一例のメッセージング図である。この例では、基地局102は信号302を介して、共通のウェイクアップ信号(CWUS)の情報信号をUEデバイス106へと送信する。同様に、基地局104は信号303を介して、CWUSの情報信号をUEデバイス107へと送信する。このCWUSの情報は、両方の基地局102、104から同時に送信されることになるCWUSを受信するために、UEデバイス106、107が必要とする情報である。このCWUS情報は、CWUSの時間/周波数リソース位置の情報を含んでもよい。
基地局102と基地局104とは、CWUSをUEデバイス106へと同時に送信する。図3Aの実施例では、基地局102と基地局104とは同様に、CWUSをUEデバイス107へと同時に送信する。基地局102と基地局104とがCWUSをUEデバイス106及び107へと同時に送信していることを表す信号を、図3Aでは信号304で表している。図3Aでは、基地局104からのCWUSの送信が、基地局102からのCWUSの送信の後に行われているように見える可能性があるが、これらのCWUSの送信は、両方の基地局102、104から同時に行われていることが意図される。上記のように、UEデバイス106、107はそれぞれ、CWUSの検出性能を向上させるために、受信したCWUSを結合する。
いくつかの実施例では、UEデバイス106は、結合したCWUSを利用して、ページング機会をモニタするようにUEデバイス106をトリガする。ページング機会中にUEデバイス106がサービング基地局102からページメッセージを受信し、なおかつUEデバイス106が、当該ページメッセージにUEデバイス106と関連付けられたUE-IDが含まれているかを確認すると、UEデバイス106はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。サービング基地局102からUEデバイス106へと送信されるページメッセージを含む信号を、図3Aでは信号306で表している。
同様に、UEデバイス107は、結合したCWUSを利用して、ページング機会をモニタするようにUEデバイス107をトリガする。ページング機会中にUEデバイス107が基地局104からページメッセージを受信し、なおかつUEデバイス107が、当該ページメッセージにUEデバイス107と関連付けられたUE-IDが含まれているかを確認すると、UEデバイス107はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。基地局104からUEデバイス107へと送信されるページメッセージを含む信号を、図3Aでは信号308で表している。
図3Bは、図1Bに示す様々なシステムコンポーネント間で交換されるメッセージの一実施例を表す、メッセージング図である。本実施例では、基地局102は信号310を介して、第1のCWUSの情報信号をUEデバイス106へと送信する。第1のCWUSの情報は、第1のサブフレーム中に両方の基地局102、104から同時に送信される第1のCWUSを受信するために、UEデバイス106が必要とする情報である。第1のCWUSの情報は、第1のCWUSの時間/周波数リソース位置の情報を含んでもよい。
同様に、基地局104は信号312を介して、第2のCWUSの情報信号をUEデバイス107へと送信する。第2のCWUSの情報は、第2のサブフレーム中に両方の基地局102、104から同時に送信される第2のCWUSを受信するために、UEデバイス107が必要とする情報である。第2のCWUS情報は、第2のCWUSの時間/周波数リソース位置の情報を含んでもよい。
基地局102と基地局104とは、第1のサブフレーム中に第1のCWUSをUEデバイス106へと同時に送信する。基地局102と基地局104とが第1のCWUSをUEデバイス106へと同時に送信していることを表す信号を、図3Bでは信号314で表している。図3Bでは、基地局104からの第1のCWUSの送信が、基地局102からの第1のCWUSの送信の後に行われているように見える可能性があるが、これら第1のCWUSの送信は、両方の基地局102、104から同時に行われていることが意図される。
基地局102と基地局104とは、第2のサブフレーム中に第2のCWUSをUEデバイス107へと同時に送信する。基地局102と基地局104とが第2のCWUSをUEデバイス107へと同時に送信していることを表す信号を、図3Bでは信号316で表している。図3Bでは、基地局102からの第2のCWUSの送信が、基地局104からの第2のCWUSの送信の後に行われているように見える可能性があるが、これら第2のCWUSの送信は、両方の基地局102、104から同時に行われていることが意図される。
上記のように、UEデバイス106は、第1のCWUSの検出性能を向上させるために、受信した第1のCWUSを結合する。いくつかの実施例では、UEデバイス106は、結合した第1のCWUSを利用して、ページング機会をモニタするようにUEデバイス106をトリガする。ページング機会中にUEデバイス106がサービング基地局102からページメッセージ(図3Bには図示せず)を受信し、なおかつUEデバイス106が、当該ページメッセージにUEデバイス106と関連付けられたUE-IDが含まれているかを確認すると、UEデバイス106はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。
同様に、UEデバイス107は、第2のCWUSの検出性能を向上させるために、受信した第2のCWUSを結合する。いくつかの実施例では、UEデバイス107は、結合した第2のCWUSを利用して、ページング機会をモニタするようにUEデバイス107をトリガする。ページング機会中にUEデバイス107が基地局104からページメッセージ(図3Bには図示せず)を受信し、なおかつUEデバイス107が、当該ページメッセージにUEデバイス107と関連付けられたUE-IDが含まれているかを確認すると、UEデバイス107はオンのままとなって、後続の制御信号及びデータ信号を受信する。
図4は、時間/周波数リソースの共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方がCWUSを送信する方法の一実施例を示す、フローチャートである。方法400は、共通のウェイクアップ信号(CWUS)を受信するためにUEデバイス106が必要とする情報を、サービング基地局102からブロードキャストするステップ402から始まる。ステップ404で、サービング基地局102及び隣接基地局104の両方が、CWUSをUEデバイス106へと送信する。ステップ406で、UEデバイス106は、サービング基地局102及び隣接基地局104から送信されるCWUSを受信する。ステップ408で、UEデバイス106は受信したCWUSを結合する。ステップ410で、UEデバイス106は、結合したCWUSを利用して、ページング・タイム・ウィンドウ内でページング機会をモニタするようにUEデバイス106をトリガする。
図5は、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用して、サービング基地局及び隣接基地局の両方が第1のサブフレーム中に第1の共通のウェイクアップ信号(CWUS)を送信する方法の一実施例を示す、フローチャートである。サービング基地局及び隣接基地局の両方が、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用して、第2のサブフレーム中に第2のCWUSを送信する。
方法500は、基地局102及び基地局104の両方が、第1のサブフレーム中に第1のCWUSを第1のUEデバイス106へと送信するステップ502から始まる。基地局102からの第1のCWUSの送信と、基地局104からの第1のCWUSの送信との両方において、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用している。第1のCWUSは、基地局102と関連付けられた識別子をさらに含む。ステップ504で、基地局104及び基地局102の両方が、第2のサブフレーム中に第2のCWUSを第2のUEデバイス107へと送信する。基地局104からの第2のCWUSの送信と、基地局102からの第2のCWUSの送信との両方において、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用している。第2のCWUSは、基地局104と関連付けられた識別子をさらに含む。
ステップ506で、第1のUEデバイス106は、基地局102及び基地局104から送信される第1のCWUSを受信し、また、第2のUEデバイス107は、基地局104及び基地局102から送信される第2のCWUSを受信する。ステップ508で、第1のUEデバイス106は受信した第1のCWUSを結合し、また、第2のUEデバイス107は受信した第2のCWUSを結合する。ステップ510で、第1のUEデバイス106は、結合した第1のCWUSを利用して、ページング・タイム・ウィンドウ内でページング機会をモニタするようにUEデバイス106をトリガし、また、第2のUEデバイス107は、結合した第2のCWUSを利用して、ページング・タイム・ウィンドウ内でページング機会をモニタするようにUEデバイス107をトリガする。
本発明の他の実施形態及び修正形態が、これらの開示内容を踏まえれば当業者が容易に想到するものであることは明らかであろう。上記の説明は例示的であり、限定的なものではない。本発明は、上記の本明細書及び添付の図面と併せて考察すれば、そのような全ての実施形態及び修正形態を含む特許請求の範囲によってのみ制限されるべきである。したがって、本発明の範囲は、上記の説明に関連して決定されるべきではなく、代わりに、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物の全範囲に関連して決定されるべきである。

Claims (27)

  1. サービング基地局によってサービスを提供されるユーザ機器(UE)デバイスに、前記サービング基地局が、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの共通のウェイクアップ信号(CWUS)を送信することと、
    隣接基地局が、前記第1のサブフレームにおいて、前記UEデバイスに、前記サービング基地局が送信する前記CWUSと同一のCWUSを送信することと、
    を含む、方法。
  2. 前記サービング基地局からの前記CWUSの送信及び前記隣接基地局からの前記CWUSの送信は、時間/周波数リソースの共通セットを利用する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービング基地局からの前記CWUSの送信及び前記隣接基地局からの前記CWUSの送信は、拡張サイクリックプレフィックスを利用する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記CWUSを受信するために前記UEデバイスが必要とする情報を、前記サービング基地局がブロードキャストすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記情報は、時間/周波数リソースの位置情報を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記情報は、前記サービング基地局が前記少なくとも1つのCWUSを送信するかどうかのインディケーションを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記情報は、CWUS機会において、前記CWUSが何回繰り返されるかのインディケーションを含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記サービング基地局から送信される前記CWUSを、前記UEデバイスが受信することと、
    前記隣接基地局から送信される前記CWUSを、前記UEデバイスが受信することと、
    前記サービング基地局から受信した前記CWUSと、前記隣接基地局から受信した前記CWUSとを、前記UEデバイスが結合することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. ページング機会をモニタするように前記UEデバイスをトリガするために前記結合したCWUSを利用することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記サービング基地局からの前記CWUSの送信及び前記隣接基地局からの前記CWUSの送信のうちの少なくとも1つの送信電力を増大させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 第1のCWUSを利用する第1の共通同期チャネル(CSCH)エリアに前記サービング基地局及び前記隣接基地局を割り当てることをさらに含み、
    前記第1のCWUSは、第2のCSCHエリアによって利用される第2のCWUSとは異なる、請求項1に記載の方法。
  12. 第1のCWUSは、前記第1のサブフレーム中、前記サービング基地局と関連付けられた第1の識別子を含み、
    前記サービング基地局からの前記第1のCWUSの送信及び前記隣接基地局からの前記第1のCWUSの送信の両方は、前記第1のサブフレーム中、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用し、
    第2のCWUSは、第2のサブフレーム中、前記隣接基地局と関連付けられた第2の識別子を含み、
    前記サービング基地局からの前記第2のCWUSの送信及び前記隣接基地局からの前記第2のCWUSの送信の両方は、前記第2のサブフレーム中、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用する、請求項1に記載の方法。
  13. 第1サブフレームにおいて、少なくとも1つの共通のウェイクアップ信号(CWUS)を送信する送信部を備えるサービング基地局と、
    前記第1サブフレームにおいて、前記サービング基地局が送信する前記CWUSと同一のCWUSを送信する送信部を備える隣接基地局と、
    前記サービング基地局からの前記CWUS及び前記隣接基地局からの前記CWUSを受信する受信部を備えるユーザ機器(UE)デバイスと、
    を備える、システム。
  14. 前記サービング基地局の前記送信部及び前記隣接基地局の前記送信部は、前記CWUSを送信するときに、時間/周波数リソースの共通セットを利用する、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記サービング基地局からの前記CWUSの送信及び前記隣接基地局からの前記CWUSの送信は、拡張サイクリックプレフィックスを利用する、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記サービング基地局の前記送信部は、前記CWUSを受信するために前記UEデバイスが必要とする情報をブロードキャストする、請求項13に記載のシステム。
  17. 前記情報は、時間/周波数リソースの位置情報を含む、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記情報は、前記サービング基地局が前記少なくとも1つのCWUSを送信するかどうかのインディケーションを含む、請求項16に記載のシステム。
  19. 前記情報は、CWUS機会において、前記CWUSが何回繰り返されるかのインディケーションを含む、請求項16に記載のシステム。
  20. 前記UEデバイスは、前記サービング基地局から受信した前記CWUSと、前記隣接基地局から受信した前記CWUSとを結合する制御部をさらに備える、請求項13に記載のシステム。
  21. 前記UEデバイスの前記制御部は、ページング機会をモニタするように前記UEデバイスをトリガするために、前記結合したCWUSを利用する、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記サービング基地局及び前記隣接基地局の送信部は、前記CWUSの送信における送信電力を増大させる、請求項13に記載のシステム。
  23. 第2のCSCHエリアで送信される第2のCWUSとは異なる第1のCWUSを前記サービング基地局及び前記隣接基地局が送信する、第1の共通同期チャネル(CSCH)エリアをさらに備える、請求項13に記載のシステム。
  24. 第1のCWUSは、前記第1のサブフレーム中、前記サービング基地局と関連付けられた第1の識別子を含み、
    前記サービング基地局の前記送信部及び前記隣接基地局の前記送信部は、前記第1のサブフレーム中、前記第1のCWUSを送信するとき、時間/周波数リソースの第1の共通セットを利用し、
    第2のCWUSは、第2のサブフレーム中、前記隣接基地局と関連付けられた第2の識別子を含み、
    前記サービング基地局の前記送信部及び前記隣接基地局の前記送信部は、前記第2のサブフレーム中、前記第2のCWUSを送信するときに、時間/周波数リソースの第2の共通セットを利用する、請求項13に記載のシステム。
  25. サービング基地局によってサービスを提供されるユーザ機器(UE)デバイスであって、
    第1のサブフレームにおいて、前記サービング基地局から少なくとも1つの共通のウェイクアップ信号(CWUS)を受信する受信部を備え、
    前記受信部は、前記第1のサブフレームにおいて、隣接基地局から、前記サービング基地局が送信する前記CWUSと同一のCWUSを受信する
    UEデバイス。
  26. サービング基地局によってサービスを提供されるユーザ機器(UE)デバイスを制御するプロセッサであって、
    第1のサブフレームにおいて、前記サービング基地局から少なくとも1つの共通のウェイクアップ信号(CWUS)を受信する処理と、
    前記受信部は、前記第1のサブフレームにおいて、隣接基地局から、前記サービング基地局が送信する前記CWUSと同一のCWUSを受信する処理と、を実行する
    プロセッサ。
  27. ユーザ機器(UE)デバイスにサービスを提供するサービング基地局であって、
    前記UEデバイスに、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの共通のウェイクアップ信号(CWUS)を送信する送信部を備え、
    前記サービング基地局が送信する前記CWUSと同一のCWUSは、隣接基地局からも、前記第1のサブフレームにおいて、前記UEデバイスに送信されるものである、
    サービング基地局。
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