JP7036561B2 - 家電システム - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、家電システムに関する。
特許文献1に、家電システムが記載されている。この家電システムでは、家電機器又はそのリモコンに設けられたボタンが押されたときに、家電機器において自己診断が実施されるとともに、その診断結果がサーバへ送信される。診断結果を受信したサーバは、その診断結果に対する回答を決定して、その回答を家電機器へ送信する。送信された回答は、家電機器又はそのリモコンに表示されることにより、ユーザに提示される。
特開2006-100951号公報
上記した家電システムによると、例えば家電機器に不具合が生じたときに、ユーザはサーバから有用な情報を取得することができる。しかしながら、そのような情報を取得するために、ユーザは、家電機器又はそのリモコンに対して接近する必要があり、面倒である。従って、本明細書では、家電機器又はそのリモコンから離れて位置するユーザにも、サーバからの有用な情報を提供し得る技術を開示する。
本明細書が開示する技術は、家電システムに具現化される。この家電システムは、少なくとも一つの家電機器と、少なくとも一つの家電機器及びサーバと通信ネットワークを介して接続されるスピーカ装置とを備える。この家電システムは、少なくとも一つの家電機器と、その少なくとも一つの家電機器と通信ネットワークを介して接続されるスピーカ装置とを備える。スピーカ装置は、家電機器に関するユーザの問い合わせを取得するマイクロホン(本明細書では単にマイクとも称する)と、その問い合わせに対する回答を、通信ネットワークを介してサーバから取得する制御装置と、サーバから取得した回答を音声で出力するスピーカとを備える。
上記した家電システムでは、家電機器とは別に、スピーカ装置が用意されている。スピーカ装置は、ユーザの音声による問い合わせに対して、その回答を外部のサーバから取得し、それを音声でユーザに伝えることができる。スピーカ装置は、通信ネットワークを介して家電機器と接続されているので、例えば家電機器とは別の部屋に配置するといったように、その配置はユーザの生活動線に基づいて自由に定めることができる。これにより、ユーザは、家電機器又はそのリモコンに接近することなく、家電機器に関する情報をサーバに要求し、その提供を受けることができる。
実施例の家電システム10を模式的に示す図である。 スピーカ装置12を模式的に示す斜視図である。 スピーカ装置12の構成を模式的に示すブロック図である。 実施例の家電システム10で実行される処理を示すシーケンス図である。 家電システム10がユーザの問い合わせに対して回答する動作例であって、冷蔵庫14cの異音を感じたユーザ1に、サーバ18から取得された冷蔵庫14cの正常な動作音を、スピーカ装置12からユーザ1へ提供するときの例を示す。 家電システム10がユーザの問い合わせに対して回答する動作例であって、図5の動作例に続いて、ユーザ1の感じた異音が、サーバ18から提供された正常な動作音に一致した場合の例を示す。 家電システム10がユーザの問い合わせに対して回答する動作例であって、図5の動作例に続いて、ユーザ1の感じた異音が、サーバ18から提供された正常な動作音に一致しない場合の例を示す。 変形例のスピーカ装置112の構成を模式的に示すブロック図。
本技術の一実施形態では、家電機器が、サーバからの要求に応じて、自己の識別情報をサーバへ送信するとよい。このような構成によると、サーバは、ユーザの問い合わせに対して、その対象である家電機器を正しく特定し、適切な回答をスピーカ装置へ返信することができる。ここでいう識別情報は、家電機器に付された個体識別情報に限られず、家電機器の製造業者及び型式といった情報のように、家電機器の仕様が特定できる情報であればよい。
本技術の一実施形態では、回答が、家電機器の不具合に関する情報と、その不具合に対する対応方法に関する情報との少なくとも一方を含むとよい。このような構成によると、例えば家電機器に不具合が生じたときに、ユーザは、その不具合の内容をスピーカ装置へ問い掛ければよい。それに対する回答がサーバから取得され、スピーカ装置から音声でユーザに提供される。これにより、ユーザは、家電機器のマニュアル等を調べることなく、不具合に対して適切な対応を行うことができる。
本技術の一実施形態では、回答が、家電機器の使い方に関する情報と、家電機器が有する機能に関する情報との少なくとも一方を含むとよい。このような構成によると、ユーザが家電装置に対する要望をスピーカ装置へ問い掛けたときに、それに対する回答をサーバからスピーカ装置を介してユーザに提供することができる。ユーザは、家電機器のマニュアル等を調べることなく、家電機器を有効に使用することができる。
本技術の一実施形態では、サーバが、スピーカ装置又は前記家電機器から送信された情報を、コールセンタ又はサービスマンへ送信してもよい。このような構成によると、例えば家電機器に不具合が生じており、その不具合が修理を必要とする場合でも、ユーザがその不具合の内容をスピーカ装置へ問い掛けるだけで、コールセンタ又はサービスマンから必要なサポートを早期に受けることができる。
本技術の一実施形態では、スピーカ装置又はサーバが、ユーザの音声に応じて家電機器に対する制御要求を決定してもよい。この場合、家電機器は、スピーカ装置又はサーバから送信された制御要求に応じて動作するとよい。このような構成によると、ユーザは、スピーカ装置を用いることによって、離れた位置にある家電機器を音声で操作することができる。
図面を参照して、実施例の家電システム10を説明する。図1に示すように、家電システム10は、スピーカ装置12と、複数の家電機器14とを備える。スピーカ装置12は、複数の家電機器14と通信ネットワーク16を介して接続されている。一例ではあるが、本実施例にける通信ネットワーク16は、無線式のローカルエリアネットワークを含み、スピーカ装置12は、無線ルータ2を介して複数の家電機器14と通信可能に接続されている。無線ルータ2は、モデム4を介してインターネット6に接続されており、インターネット6を通じてサーバ18と通信可能に構成されている。サーバ18は、コールセンタ42及びサービスマン44にも通信可能に接続されている。なお、サーバ18は、携帯端末8によるアクセスも可能となっており、携帯端末8はサーバ18を介してスピーカ装置12及び複数の家電機器14と通信することができる。ここで、通信ネットワーク16の形態や方式は特に限定されず、その一部または全部が有線で構成されていてもよい。
スピーカ装置12は、家電機器14とは独立した装置であり、家電機器14の位置にかかわらず、自由に配置することができる。スピーカ装置12は、特に限定されないが、例えばスマートスピーカであってもよい。あるいは、スピーカ装置12は、自律移動型のロボットに搭載されてもよい。詳しくは後述するように、スピーカ装置12は、家電機器14に関するユーザの音声による問い合わせに対して、それに対する回答をサーバ18から取得し、ユーザに音声で提供することができる。また、スピーカ装置12を用いることにより、ユーザは、離れた位置にある家電機器14を音声で操作することができる。
家電システム10は、複数の家電機器14として、例えば洗濯機14a、掃除機14b及び冷蔵庫14cを備える。掃除機14bは、自律走行可能なロボット掃除機である。但し、これらの家電機器14は一例であり、家電システム10は、エアコン、電子レンジ、炊飯器、アイロン、空機清浄機、扇風機、換気扇、テレビ、ビデオレコーダ、ビデオメディアプレーヤといった各種の家電機器14を備えることができる。また、家電システム10は、必ずしも複数の家電機器14を備える必要はなく、少なくとも一つの家電機器14を備えればよい。
図2、図3に示すように、スピーカ装置12は、マイク22及びスピーカ24と、通信ネットワーク16を介して家電機器14と通信する通信モジュール26と、制御装置28とを備える。制御装置28は、マイク22、スピーカ24及び通信モジュール26に接続されており、それらを用いて各種の動作を実行することができる。制御装置28は、機能的に、音声受信部32、音声出力部34、データ送受信部36及び機器制御部38を備える。これらの構成は、制御装置28のメモリ及びプロセッサによって実現されている。なお、制御装置28の具体的な構造(即ち、メモリに記憶されるプログラムやデータ)は、特に限定されない。
音声受信部32は、マイク22と接続されており、マイク22が出力する音声データを受信する。例えば、ユーザ1がスピーカ装置12に対して発話すると、ユーザ1の音声はマイク22において音声データに変換され、その音声データが音声受信部32へ入力される。音声出力部34は、スピーカ24と接続されており、スピーカ24へ音声データを出力する。詳しくは後述するが、音声出力部34が出力する音声データは、ユーザ1の家電機器14に関する問い合わせに対する回答であって、サーバ18から送信される。音声出力部34がスピーカ24へ音声データが出力されると、ユーザの問い合わせに対する回答がスピーカ24から音声で出力される。
データ送受信部36は、通信モジュール26と接続されており、通信モジュール26を介して、複数の家電機器14やサーバ18との間でデータの送受信を行う。この送受信されるデータには、前述した音声データの他に、例えば、サーバ18への情報要求やそれに対するサーバ18の応答、家電機器14への情報要求やそれに対する家電機器14の応答、及び、家電機器14への制御要求やそれに対する家電機器14の応答等が含まれる。家電機器14への制御要求は、マイク22によって受信されたユーザの音声に基づき、機器制御部38によって生成される。
次に、図4-図7を参照して、家電システム10で実行される処理の流れについて説明する。図4に示すように、先ず、ユーザ1がスピーカ装置12に対して発話すると、スピーカ装置12がユーザ1の音声を受信する(ステップS2)。ユーザ1の音声はマイク22によって受信され、その音声データが制御装置28に入力される。制御装置28がマイク22からの音声データを受信すると、それに応じて図4に示す一連の処理が開始される。ここで、ユーザ1は、家電機器14に関する各種の問い合わせや、家電機器14に対する命令や要望を、スピーカ装置12に対して発話することができる。前者の例としては、図5に示すように、「冷蔵庫がおかしい。」や「冷蔵庫から異音がする。」といったものが挙げられる。後者の例としては、「洗濯を開始して。」、「乾燥までお願い。」といったものが挙げられる。その他、ユーザ1は、「〇〇を冷やすのに適切な温度は」や「氷を早く作りたいけど、その方法は。」等、各種の問い合わせ、命令又は要望をスピーカ装置12へ自由に発話することができる。
制御装置28は、マイク22から受信した音声データを、サーバ18へ送信する(ステップS4)。音声データを受信したサーバ18は、その音声データを分析して(ステップS8)、複数の家電機器14のうちの少なくとも一つを特定する(ステップS14)。この処理では、特に限定されないが、家電機器14に関連するキーワードを、音声データから抽出することによって、ユーザ1が意図している家電機器14を特定する。例えば、「冷蔵庫がおかしい。」という音声データのなかから、「冷蔵庫」というキーワードを抽出することにより、ユーザ1が意図している家電機器14として、冷蔵庫14cを特定する。その他の例として、「ビール」や「氷」といったキーワードも、冷蔵庫14cに関連するキーワードであり、それらのキーワードが抽出されたときは、冷蔵庫14cが特定される。一方、「洗濯」や「乾燥」といったキーワードは、洗濯機14aに関連するキーワードであり、それらのキーワードが抽出されたときは、洗濯機14aが特定される。
図4に示すように、家電機器14を特定したサーバ18は、その家電機器14の識別情報を取得するために、その家電機器14へ識別情報を要求する(ステップS8)。識別情報の要求を受けた家電機器14は、自己の識別情報をサーバ18へ送信する(S10)。ここで、識別情報の要求及びその応答は、スピーカ装置12を介して行われてもよいし、サーバ18と家電機器14との間で直接的に行われてもよい。また、ここでいう識別情報は、家電機器14に付された個体識別情報に限られず、家電機器14の製造業者及び型式といった情報のように、家電機器14の仕様が特定できる情報であればよい。取得された識別情報は、その後の回答を決定する処理やサービスマン44と連携する処理等において利用される。
続いて、サーバ18は、自己のデータベースを利用して(ステップS12でYES)、ユーザ1の問い合わせに対する回答を決定する(ステップS18)。このとき、サーバ18は、例えば自己のデータベースが不十分であれば(ステップS12でNO)、外部の装置30へ必要なデータを要求して(ステップS14)、外部の装置30から必要なデータを取得してもよい(ステップS12)。サーバ18が決定した回答は、スピーカ装置12へ送信され(ステップS20)、スピーカ装置12により音声でユーザ1に提供される。なお、上述してきた処理において、家電機器14の現状や動作履歴といった情報が必要とされる場合、サーバ18は、スピーカ装置12を介して家電機器14へ情報を要求し、家電機器14から情報の提供を受けることができる(ステップS28、S30)。
ここまでの処理は、必要に応じて繰り返し実施され、ユーザ1とスピーカ装置12との間の情報伝達が、会話形式で行われることがある。例えば図5に示すように、ユーザ1が「冷蔵庫がおかしい。」という問い合わせを行うと、ステップS2から処理が実行されることによって、スピーカ装置12は「どこがおかしいですか」という回答を音声で出力する。それに対してユーザ1が、「冷蔵庫から異音がする」と返答すると、ステップS2からの処理が再度実行され、スピーカ装置12は新たな回答を音声で再び出力する。なお、識別情報の取得に係るステップS8及びS10の処理については、識別情報が既に取得されていれば自動的に省略されてもよい。図5に示す例では、「冷蔵庫から異音がする」という問い合わせに対して、サーバ18は、冷蔵庫14cの製造業者のデータベース(外部の装置30の一例)にアクセスして(ステップS16)、当該データベースが提供する冷蔵庫14cの正常な動作音の音声情報を取得する。それにより、スピーカ装置12は、「このような音でしょうか。」というメッセージとともに、冷蔵庫14cの正常な動作音をユーザ1に対して再生することができる。この場合、例えば圧縮機、冷却ファンといった主要な音源毎に、正常な動作音が順に再生されるとよい。
冷蔵庫14cの正常な動作音が再生されると、次のようなる二つのケースが想定される。第1のケースとして、図6に示すように、再生された動作音が、ユーザ1の感じた異音に一致したとする。この場合、冷蔵庫14cには不具合が発生していないことを意味する。再生された動作音に対して、例えばユーザ1が「この音だ。」と返答すると、ステップS2からの処理が再度実行され、スピーカ装置12からは「これは圧縮機の音です。夏場や電源投入直後、一気冷凍、一気製氷動作時のときは、圧縮機の運転音が大きくなります。故障ではありません。」といった回答が音声で出力される。これにより、ユーザ1は、冷蔵庫14cのマニュアル等を調べることなく、自己の問い合わせに対して適切な回答を得ることができる。
第2のケースとして、図7に示すように、再生された動作音が、ユーザ1の感じた異音に一致しないとする。この場合、冷蔵庫14cに故障といった不具合が発生しているおそれがある。再生された動作音に対して、例えばユーザ1が「違う。」と返答すると、ステップS2から処理が再度実行されるとともに、ステップS18の回答を決定する処理において、サーバ18はユーザ1の冷蔵庫14cに不具合のおそれがあると判断する。そして、サービスマン44(又はコールセンタ42)と通信し、ユーザ1の冷蔵庫14cに不具合が発生していることを伝達するとともに(ステップS36)、その旨を示す回答をスピーカ装置12へ送信する(ステップS20)。その結果、スピーカ装置12からは、「情報を送信しました。ご連絡までしばらくおまちください。」との回答が音声で出力される。サービスマン44(又はコールセンタ42)は、スピーカ装置12を通じて直ちにユーザ1と連絡を取ることができる。
ここで、スピーカ装置12が受け付けるユーザ1の問い合わせは、家電機器14の不具合に関するものに限定されず、前述した「〇〇を冷やすのに適切な温度は」や「氷を早く作りたいけど、その方法は。」といった要望に関する問い合わせであってもよい。この場合でも、図4に示すステップS2からS22までの処理が同様に実行され、「摂氏4度ぐらいが適切です」や「メニューボタンを操作して、『一気製氷』を利用してみてください。」といった回答が、スピーカ装置12から音声で出力される。このように、本実施例の家電システム10によると、ユーザは、家電機器14のマニュアル等を調べることなく、家電機器14の使い方に関する情報や、家電機器14が有する機能に関する情報等を、スピーカ装置12から得ることができる。
上述した処理に加えて、スピーカ装置12及びサーバ18は、ユーザ1の発話、サービスマン44の指示又は自己の判断等により、家電機器14の動作を制御することができる。例えば、ユーザ1が「洗濯を開始して。」と発話すると(図4のステップS2)、その音声データがサーバ18へ送信され(ステップS4)、サーバ18による分析が行われる(ステップS4)。この場合、「洗濯」及び「開始」というキーワードから、ユーザ1が洗濯機14aに対して洗濯の開始を指示していると判断することができる。音声データの分析後、サーバ18は、必要に応じて家電機器14の識別情報を取得した上で(ステップS8、S10)、家電機器14(ここでは洗濯機14a)に対する制御内容を決定する(ステップS24)。サーバ18が決定した制御内容は、スピーカ装置12を介して家電機器14に送信され(ステップS26、S32)、それに対する応答が家電機器14からスピーカ装置12へ送信される(ステップS34)。これにより、ユーザ1は、家電機器14から離れた位置において、スピーカ装置12へ単に話しかけることにより、家電機器14を操作することができる。
家電システム10の具体的な構成は、適宜変更することができる。図7を参照して、変形例のスピーカ装置112について説明する。このスピーカ装置112では、前述したスピーカ装置12と比較して、温度センサ102及び湿度センサ104が付加されている。温度センサ102及び湿度センサ104は、周囲の環境情報を検出するためのセンサの一例である。スピーカ装置112は、温度センサ102及び湿度センサ104を具備することにより、例えばサーバ18等と通信することなく、周囲の環境情報を自ら取得することができる。
変形例のスピーカ装置112では、前述したスピーカ装置12と比較して、制御装置128の構成も変更されており、詳しくは、センサ受信部108、音声認識部110、音声データベース114が付加されている。センサ受信部108は、温度センサ102及び湿度センサ104にそれぞれ接続されており、それらが出力する検出信号を受信する。音声認識部110は、音声受信部32から音声データを受け取るとともに、音声データベース114を用いて当該音声データを分析することにより、ユーザ1の発話内容を認識する。これにより、前述したサーバ18で実行される処理の一部が、スピーカ装置112の内部で実施可能に構成されている。なお、音声認識の具体的な処理については、公知の手法を適宜採用することができる。本変形例のスピーカ装置112は、サーバ18と通信することなく、例えば家電機器14に対する制御の内容を決定することができる。この制御の内容を決定する処理では、温度センサ102及び湿度センサ104を利用することにより、周囲の環境情報に基づいて制御の内容を決定してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1:ユーザ
2:無線ルータ
4:モデム
6:インターネット
8:携帯端末
10:家電システム
12、112:スピーカ装置
14:家電機器
14a:洗濯機
14b:掃除機
14c:冷蔵庫
16:通信ネットワーク
18:サーバ
22:マイク
24:スピーカ
26:通信モジュール
28、128:制御装置
42:コールセンタ
44:サービスマン
102:温度センサ
104:湿度センサ

Claims (6)

  1. 複数の家電機器と、
    サーバと、
    前記複数の家電機器及び前記サーバに通信ネットワークを介して接続されるスピーカ装置と、を備える家電システムであって、
    前記スピーカ装置は、
    前記家電機器に関するユーザの問い合わせを取得するマイクと、
    前記問い合わせに対する回答を、前記通信ネットワークを介して前記サーバから取得する制御装置と、
    前記回答を音声で出力するスピーカと、を備え、
    前記複数の家電機器の各々は、前記サーバからの要求に応じて、自己の識別情報を前記サーバへ送信するように構成されており、
    前記識別情報は、前記家電機器の個体を識別可能な情報又は前記家電機器の仕様を特定可能な情報であり、
    前記サーバは、
    前記問い合わせの音声データを分析することにより、前記複数の家電機器のなかから前記問い合わせの対象である対象家電機器を特定し、
    特定した前記対象家電機器へ前記識別情報を要求するとともに、前記対象家電機器から送信された前記識別情報を利用して、自己のデータベース又は外部機器から取得したデータから前記問い合わせに対する回答を決定し、その回答を前記スピーカ装置へ送信する、
    家電システム。
  2. 前記回答は、前記家電機器の不具合に関する情報と、当該不具合に対する対応方法に関する情報との少なくとも一方を含む、請求項1に記載の家電システム。
  3. 前記回答は、前記家電機器の使い方に関する情報と、前記家電機器が有する機能に関する情報との少なくとも一方を含む、請求項1又は2に記載の家電システム。
  4. 前記サーバは、前記スピーカ装置又は前記家電機器から送信された情報を、コールセンタ又はサービスマンへ送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の家電システム。
  5. 前記スピーカ装置又は前記サーバは、前記ユーザの音声に応じて前記家電機器に対する制御要求を決定し、
    前記家電装置は、前記スピーカ装置又は前記サーバから送信された前記制御要求に応じて動作する、請求項1から4のいずれか一項に記載の家電システム。
  6. 複数の家電機器及びスピーカ装置を備える家電システムと通信ネットワークを介して接続されるサーバであって、
    前記スピーカ装置は、
    前記家電機器に関するユーザの問い合わせを取得するマイクと、
    前記問い合わせに対する回答を、前記通信ネットワークを介して前記サーバから取得する制御装置と、
    前記回答を音声で出力するスピーカと、を備え、
    前記複数の家電機器の各々は、前記サーバからの要求に応じて、自己の識別情報を前記サーバへ送信するように構成されており、
    前記識別情報は、前記家電機器の個体を識別可能な情報又は前記家電機器の仕様を特定可能な情報であり、
    前記サーバは、
    前記問い合わせの音声データを分析することにより、前記複数の家電機器のなかから前記問い合わせの対象である対象家電機器を特定し、
    前記対象家電機器へ前記識別情報を要求するとともに、前記対象家電機器から送信された前記識別情報を利用して、自己のデータベース又は外部機器から取得したデータから前記問い合わせに対する回答を決定し、その回答を前記スピーカ装置へ送信する、サーバ。
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