JP7035465B2 - 媒体処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体処理装置に関する。
近年、郵便局およびコンビニエンスストアなどの店舗において、通信販売での購入代金や公共料金の支払いを受ける収納代行業務が広く行われている。例えば、店員は、顧客から受け取った払込票の枚数を確認し、店員側タッチパネルやキーボードなどを操作してPOS端末に払込票の枚数を入力する。続いて、店員は、払込票に記載されたデータコードをデータコードリーダで読み取り、合計収納金額の確認と承認を顧客に依頼する。この時、合計金額と承認ボタンが顧客側タッチパネルに表示される。顧客が承認ボタンを押下すると、店員は、顧客から現金を受け取り、現金収納部(キャッシュドロワ―)に現金を入金して、釣銭があった場合には釣銭を顧客に返却する。また、店員は、店員側タッチパネルやキーボードなどを操作して、当該顧客から収納金額を領収したことをPOS端末に入力する。さらに、店員は、払込票の領収印欄に当日の日附を含む領収印をスタンプにより形成する。また、印紙が必要な場合には、店員は払込票の印紙貼付欄に印紙を貼り付ける。その後、店員は領収印欄を含むお客様控え(受領証領域)を払込票から切り離して顧客に渡す。最後に、店員は払込票の保管場所にお客様控えが切り離された払込票を格納する。
上記のように、収納代行業務には、スタンプによる領収印の形成が含まれる。例えば特許文献1には、スタンプを用いて印影を自動形成するスタンプ装置が開示されている。
特開2008-276432号公報
上述した収納代行業務が装置により実行される場合、装置には、媒体の一例である払込票に印影(領収印)を形成するスタンプ機構が設けられる。しかし、固定された受け板に対してスタンプを押し付ける場合、スタンプの印面に圧力の偏りが生じ、印面欠けや濃淡のばらつきが生じてしまう問題がある。押印結果を確認しながらスタンプの取り付け角度を微修正すれば上記問題は改善され得るが、作業者の手間が大きくなる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、媒体に形成される印影の品質を向上することが可能な、新規かつ改良された媒体処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、媒体に印影を形成するスタンプと、前記スタンプに対向する位置に受け板部を有する前記媒体の搬送路と、前記スタンプが前記受け板部に対して近接および離隔するように前記スタンプを往復移動させる駆動部と、前記受け板部を前記スタンプ側に付勢する弾性部と、前記受け板部による前記スタンプの軸方向に沿う往復移動をガイドするガイド部と、前記受け板部を支持し、前記スタンプの軸方向に沿って形成された壁部を有する支持部と、前記支持部の壁部または前記ガイド部に形成されたガイド溝に挿入され、前記壁部と前記ガイド部とを連結する連結部と、を備え、前記受け板部は、前記スタンプが往復移動する方向である前記スタンプの軸方向と交差する方向に沿う回転軸周りに回転可能であり、前記支持部および前記支持部に支持される前記受け板部は、前記連結部を前記回転軸として回転可能である、媒体処理装置が提供される。
前記支持部は、前記連結部の軸方向上のあそびを持って前記ガイド部に連結されてもよい。
前記ガイド部は、前記ガイド溝の両側に、前記支持部が有する前記スタンプ側を向く面と当接する当接部を有し、前記支持部は、前記スタンプの押印待機時に前記当接部と当接することにより、前記受け板部が前記スタンプの軸方向に直交する平面に沿って位置するように前記受け板部を支持してもよい。
前記支持部および前記支持部に支持される前記受け板部は、前記媒体の搬送方向に対する傾きが変化するように動くことが可能であってもよい。
以上説明したように本発明によれば、媒体に形成される印影の品質を向上することが可能である。
本発明の実施形態に係る払込票処理システムの構成例を説明する説明図である。 払込票の一例を説明するための説明図である。 払込票処理装置の機能ブロック図である。 払込票処理装置の機構部の内部構成を模式的に示した説明図である。 印字部の正面図である。 印字部の側面図であり、上部ユニットを昇降させるための駆動機構を示す。 受け板部および支持部を示す斜視図である。 ガイド部を示す斜視図である。 押印待機時における下部ユニットを示す斜視図である。 押印時の印字部を示す正面図である。 押印時の印字部を示す斜視図である。 押印時の下部ユニットを示す正面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<1.払込票処理システム1の構成>
まず、本発明の実施形態に係る払込票処理システム1の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る払込票処理システム1の構成例を説明する説明図である。図1に示すように、当該払込票処理システム1は、払込票処理装置(媒体処理装置)10、センタサーバ20及び通信網60を含む。以下に、払込票処理システム1に含まれる各装置等の概略を説明する。
(払込票処理装置10)
払込票処理装置10は、払込票800(図2 参照)に関する各種の処理を行う装置であり、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、店員であるオペレータ、または店舗等を訪れた顧客等によって操作される。具体的には、払込票処理装置10は、挿入された払込票800に印字されているデータコードの読み取り、読み取ったデータコードの解析、当該払込票800に対応する支払金額の入金処理、当該払込票800に対する領収印の印字又は押印(形成)、及び、受領証808(図2 参照)の排出等の収納代行業務を実行することができる。なお、当該払込票処理装置10の詳細構成については後述する。
(センタサーバ20)
センタサーバ20は、払込票800に係る収納代行業務に関する情報を管理する装置である。センタサーバ20は、収納代行業務に関する情報を、通信網60を介して払込票処理装置10との間で送受信することが可能である。例えば、センタサーバ20は、払込票処理装置10において収納代行業務が行われた払込票800に関する情報を払込票処理装置10から受信する。
(通信網60)
通信網60は、通信網60に接続されている装置(例えば、払込票処理装置10及びセンタサーバ20)から送信される情報の有線、又は無線の伝送路である。例えば、通信網60は、電話回線網、インターネット、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網60は、IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
(払込票800の構成例)
次に、払込票処理装置10で取り扱われる払込票800の構成例について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態において取り扱われる払込票800の一例を説明するための説明図である。
払込票800は、コンビニエンスストア、金融機関等の店舗等において、税金、公共料金、通信販売での購入代金等の納付を行うため、事業者等から納付者である顧客へ送付される媒体である。具体的には、顧客が、当該払込票800をコンビニエンスストア等の店舗に持参し、本実施形態に係る払込票処理装置10に挿入することにより、当該払込票処理装置10による収納代行業務が行われることとなる。
図2に示すように、払込票800は、払込取扱票804、店舗控え806及び受領証808からなる。顧客が払込票800を店舗に持ち込む際には、払込票800は、払込取扱票804、店舗控え806及び受領証808が1つに結合した形態を有する。また、払込取扱票804、店舗控え806及び受領証808の互いの境目には、容易にこれらを切り離すことができるようにするミシン目(図示省略)が設けられていてもよい。本実施形態に払込票処理装置10による収納代行業務が完了した際には、払込取扱票804、店舗控え806及び受領証808は、領収印が押され、互いに切り離される。そして、当該払込票処理装置10は、払込取扱票804及び店舗控え806(第2の部分)から切り離された受領証808(第1の部分)を、顧客に返却(排出)する。
詳細には、図2に示すように、払込取扱票804は、納付先の口座番号や納付金額等の情報の他、領収印領域810とデータコード領域812とを含む。領収印領域810は領収印が押印又は印字される領域である。また、データコード領域812には、例えば、バーコード等の、収納に関する情報を含む1次元又は2次元のデータコードが形成される。なお、払込取扱票804は、本部控えとも呼ばれ、店舗等において当該払込票800による収納代行業務が行われた後に事業者又は本部に送られる。
店舗控え806は、図2に示すように領収印領域814を含む。当該領収印領域814は領収印が押印又は印字される領域である。
受領証808は、図2に示すように、領収印領域810を含む。領収印領域816は、領収印の押印又は印字のために設けられた領域である。なお、受領証808は、お客様控えとも呼ばれ、先に説明したように当該払込票800に係る収納代行業務が完了した後に顧客に返却(排出)される。
なお、以下に説明する本発明の第1の実施形態の払込票処理装置10は、図2に示すような払込票800を取り扱うことができる。さらに、本実施形態に係る払込票処理装置10は、図2に示すような形態以外の他の払込票800も取り扱うことができる。当該払込票処理装置10が扱うことができる払込票800は、長方形の紙状媒体であって、少なくとも払込取扱票804、店舗控え806及び受領証808の3つの部分を持ち、顧客が当該払込票800を店舗に持ち込む際には、これらが1つにつながった形態を有していれば、幅や長さ等が異なっても、記載形式やレイアウト等が異なっていてもよい。また、本発明の実施形態は、上述したような払込票800の取扱いに対する適用に限定されるものではなく、小切手、有価証券、商品券、通帳、チケット等の紙状媒体の取扱いであれば、特に限定されるものはなく、適用することができる。
<2.払込票処理装置の構成>
次に、本発明の実施形態に係る払込票処理装置10の構成について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る払込票処理装置10の機能ブロック図であり、図4は、本実施形態に係る払込票処理装置10の機構部120の内部構成を模式的に示した説明図である。
図3に示すように、本実施形態に係る払込票処理装置10は、制御部100と、電源部102と、記憶部104と、通信部106と、紙幣処理部108と、硬貨処理部110と、操作表示部112と、機構部120とを主に有する。以下に、当該払込票処理装置10の各機能ブロックの詳細について順次説明する。
(制御部100)
制御部100は、払込票処理装置10の内部に設けられ、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)等を用いて、払込票処理装置10の動作を全般的に制御する。また、制御部100は、正確な時刻や日付を把握する時計機構(図示省略)を内蔵してもよい。詳細には、制御部100は、搬送部124を制御して、払込票800を内部へ搬送したり、払込票800の搬送状況を確認したりすることができる。また、制御部100は、後述する紙幣処理部108及び硬貨処理部110を制御して、顧客との間で現金取引(代金等の精算)等を行うこともできる。例えば、制御部100は、挿入された払込票800を一時的に保留するために、後述する複数の一時保留部132の中から1つの一時保留部132を選択し、選択した一時保留部132へ払込票800を搬送するように搬送部124を制御することができる。
(電源部102)
電源部102は、払込票処理装置10の内部に設けられ、外部から供給される商用電源を払込票処理装置10内の各部分に供給する。例えば、電源部102は、払込票処理装置10内の部分ごとに、外部からの商用電源を当該部分の稼働に必要な電力に変換し、変換後の電力を当該部分に供給する。
(記憶部104)
記憶部104は、払込票処理装置10の内部に設けられ、各種のデータや各種のソフトウェアを格納するHDD(Hard Disk Drive)装置等のデータ格納用記憶装置等からなる。例えば、記憶部104は、個々の払込票800からスキャナ部126により読み取った情報を、当該払込票800に関する処理ステータスに関連付けて格納することができる。また、記憶部104は、各種形態を持つ払込票800における領収印の押印する位置についての位置情報及び払込票800を切り離す位置についての位置情報を含むフォーマットデータベースを格納することができる。
(通信部106)
通信部106は、払込票処理装置10の内部に設けられ、有線/無線によりセンタサーバ20との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部106は、LAN(Local Area Network)や電話回線等に接続され、センタサーバ20との間で情報の送受信を行う。
(紙幣処理部108及び硬貨処理部110)
紙幣処理部108及び硬貨処理部110は、現金の入出金に関する処理を行う機能ブロックである。詳細には、紙幣処理部108は、入金された紙幣を計数し、計数された紙幣の格納処理、及び釣銭の出金処理を行う。また、硬貨処理部110は、上述の紙幣処理部108と協働して、入金された硬貨を計数し、計数された硬貨の格納処理、及び釣銭の出金処理を行う。
(操作表示部112)
操作表示部112は、払込票処理装置10の顧客と向かい合う正面に設けられ、顧客による入力操作を受け付ける入力部としての機能、および、顧客へ各種画面を表示する表示部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などにより実現される。また、入力部としての機能は、例えば、上述の各種表示装置に重ねられたタッチパネルにより実現される。なお、表示部および入力部の機能は一体的に構成される代わりに、分離して構成されてもよい。
(機構部120)
機構部120は、主に払込票800を処理するための機構であり、図3及び図4に示すように、挿入部122と、搬送部124と、スキャナ部(撮像部)126と、印字部128と、カッタ部130と、一時保留部132と、回収部134と、検知部136とを主に有する。以下に、機構部120の各構成要素の詳細について、順次説明する。
-挿入部122-
挿入部122は、顧客による払込票800の挿入を受け付け、挿入された払込票800を装置の内部へ取り込むことができる。詳細には、挿入部122は、図4に示すように、顧客と向かい合う正面に設けられた、払込票800が挿入される挿入口としての開口部を有する。さらに、当該開口部は、払込票処理装置10にて処理された払込票800の一部(詳細には、受領証808)が顧客へ返却(排出)される際の返却口としても機能することができる。従って、本実施形態に係る払込票処理装置10によれば、上記開口部を挿入口及び返却口の両方として機能させるようにしたことで、顧客は直感的に払込票処理装置10を利用することができ、顧客にとっての利便性を高めることができる。
また、挿入部122の開口部の内側には、顧客から挿入された複数の払込票800を1枚ずつ分離する分離機構(図示省略)が設けられていてもよい。この場合、顧客が払込票800を複数枚同時に開口部に挿入すると、上記分離機構は、払込票800を1枚ずつ分離して、内部へ搬送する。その際、上記分離機構は、先に搬送された払込票800の搬送状況に合わせて次の払込票800を分離し、内部へ搬送する。なお、上記分離機構を設けていない場合には、顧客は払込票800を1枚ずつ開口部に挿入することとなる。さらに、挿入部122の開口部の内側には、挿入された払込票800を検知するために、後述する検知部136aが設けられていてもよい。さらに、挿入部122の開口部の内側には、搬送される払込票800を所定の位置に誘導するガイド機構が設けられていてもよい。
-搬送部124-
搬送部124は、挿入部122に挿入された払込票800を払込票処理装置10内の各所に向けて搬送する搬送機構である。詳細には、搬送部124は、図4中では線状に示され、挿入部122から、後述するカッタ部130、印字部128及びスキャナ部126を貫き、一時保留部132及び回収部134の各所まで連続して設けられた搬送路を有する。さらに、搬送部124は、当該搬送路に沿って設けられた複数の各種ローラ138と、払込票800の搬送方向を切り替える複数のブレード140とを有する。より具体的には、各ローラ138は、搬送路を挟んで対向するように配置され、上述の制御部100により制御され各ローラ138が回転することにより、払込票800を搬送することができる。さらに、制御部100によって、搬送路に接して設けられた楔形形状のブレード140の傾斜方向を変化させることにより、払込票800の搬送方向を切り替えることができる。
詳細には、図4に示すように、搬送部124は、第1の搬送部124aと第2の搬送部124bとを有する。第1の搬送部124aは、払込票処理装置10の下部に、水平方向に延びるように設けられている。また、第1の搬送部124aは、上述の挿入部122から後述するカッタ部130及び印字部128を貫くように伸びており、印字部128を過ぎたあたりで、垂直方向に上方へカーブして延びる第2の搬送部124bと接続されている。さらに、第2の搬送部124bは、第1の搬送部124aからスキャナ部126を貫き、後述する回収部134及び複数の一時保留部132のそれぞれへ分岐して延びている。
挿入部122から延びる第1の搬送部124aには、図4に示すように、複数の幅寄せローラ138bが設けられ、当該幅寄せローラ138bが第1の方向に回転することにより、挿入部122に挿入された払込票800を、基準面に幅寄せしながら、装置に内部へと搬送することができる。また、当該幅寄せローラ138bが上記第1の方向とは逆の第2の方向に回転することにより、内部で処理された払込票800を挿入部122の開口部へ搬送することができる。なお、搬送部124によって搬送されている払込票800の搬送状況(到達の有無)は、後述する検知部136によって検知することができる。また、本実施形態においては、搬送部124の各種ローラ138は、図4に示されるような数や位置に設けられていなくてもよく、装置構成等に応じて数や位置等を適宜変更することができる。
また、搬送部124の搬送速度は、後述するスキャナ部126による払込票800の読み取りが行われていない場合には、当該読み取り時に比べて速くなるように設定することが好ましく、このようにすることで払込票800の処理時間をより短くすることができる。
-スキャナ部126-
スキャナ部126は、例えば、図4に示すように、挿入部122から見て回収部134の手前、すなわち、回収部134よりも挿入部122に近い位置に設けられている。スキャナ部126は、例えば、OCR(Optical Charcter Recognition)といったイメージセンサによって構成され、搬送された払込票800の表面を光学的に読み取り、デジタル静止画像として上述の記憶部104に格納する。より具体的には、スキャナ部126は、払込票800に印刷されているデータコードを撮像し、撮像画像を画像解析することにより、当該データコードに記録されている情報を取得することができる。
なお、図4に示すように、スキャナ部126と向かい合うように、スキャナ部126上を通過させるように払込票800を搬送するフィードローラ138dが設けられていてもよい。また、本実施形態においては、払込票800の裏面の画像を取得したい場合には、払込票800の裏面と向かい合うように更なる他のスキャナ部(図示省略)を設けてもよい。
なお、スキャナ部126は、払込票処理装置10に複数個設けられていてもよく、例えば、本実施形態においては、領収印が押印又は印字され、払込票800から切り離された受領証(第1の部分)808を読み取る、図示しないスキャナ部がさらに設けられていてもよい。このようにすることにより、店舗側又は事業者は、受領証808に領収印が押されたか否か、適切に処理日時を示す領収印が押されたか否かを、上記スキャナ部で読み取った受領証808の画像によって後日確認することができる。
-印字部128-
印字部128は、例えば、図4に示すように、挿入部122から見てスキャナ部126及び回収部134の手前、すなわち、スキャナ部126及び回収部134よりも挿入部122に近い位置に設けられている。印字部128は、スタンプやプリンタ装置によって構成され、上述の制御部100の制御に従って、搬送された払込票800に対して領収印の押印又は印字を行う。また、印字部128には、払込票800に対して押印又は印字を行う際に、払込票800の先端部を検知する検知部(スタンプタイミング検知部)136dが設けられていてもよい。
例えば、払込票800に係る代金等が入金済みである場合には、印字部128は、当該払込票800に対して、領収印の押印又は印字を行う。また、印字部128は、領収印の押印又は印字の際、当該払込票800に係る収納代行業務を行った日付や日時等を当該払込票800に押印又は印字してもよい。なお、印字部128は、スタンプ及びプリンタ装置の両方を組み合わせることによって実現されてもよい。
また、本実施形態に係る払込票処理装置10においては、様々な形態を持つ払込票800に係る収納代行業務を行うこととなる。従って、払込票800の形態に応じて、領収印を押印又は印字する位置が変わってくることとなる。そこで、本実施形態においては、上述のスキャナ部126で読み取った払込票800の画像に基づき、印字部128を払込票処理装置10の正面から見て左右方向(図4においては紙面に対して垂直方向)に移動させることができる移動機構(図示省略)が設けられていることが好ましい。また、印字部128を移動させるようにした場合、印字部128が移動可能な領域において、印字部128との交差を避けるために搬送部124が途切れることとなり、そのような箇所では、払込票800のスムーズな搬送が難しくなる場合がある。そこで、印字部128の移動可能領域においては、搬送部124は、印字部128の押印時又は印字時に退避し、払込票800の搬送時には払込票800に接するように位置することができるように構成されることが好ましい。
-カッタ部130-
カッタ部130は、上下方向に沿って移動する刃を持ち、刃を払込票800に当接することにより、払込票800の各領域を切り離すことができる。当該カッタ部130は、例えば、図4に示すように、挿入部122の近傍、すなわち、上述の印字部128よりも挿入部122に近い位置に設けられている。例えば、払込票800に係る代金等が入金済みである場合には、カッタ部130は、下方向に移動して、当該払込票800の受領証808(第1の部分)を払込取扱票804及び店舗控え806(第2の部分)から切り離す。なお、払込票800を切り離す際に払込票800の端部を検知する複数の検知部(カッタタイミング検知部)136b、136cが、カッタ部130を挟み込むように設けられていてもよい。
-一時保留部132-
一時保留部132は、挿入された払込票800を一時的に保留する機構である。当該一時保留部132は、例えば、図4に示すように、複数ある搬送部124の先端部に、搬送部124の一部としてそれぞれ設けられることができる。なお、本実施形態においては、複数の払込票800に係る収納代行業務を迅速に処理できるように、4つ以上の一時保留部132が設けられることが好ましい。また、顧客から複数枚の払込票800が挿入された場合には、上述の制御部100は、挿入部122に近い一時保留部132から優先して払込票800を保留させるように、挿入部122に近い順に一時保留部132を選択し、選択した一時保留部132に払込票800を搬送するように、上述の搬送部124を制御する。
なお、図4に示すように、各一時保留部132及び後述する回収部134の入り口の手前には、複数のフィードローラ138cとブレード140とが設けられ、払込票800の搬送先を切り替えることができる。さらに、各一時保留部132及び回収部134の入り口の手前には、一時保留部132及び回収部134の入り口に払込票800等が到達したことを検知するために、後述する複数の検知部136eが設けられていることが好ましい。
-回収部134-
回収部134は、払込票800に係る代金等が入金済みである場合には、カッタ部130によって切り離された、当該払込票800の払込取扱票804及び店舗控え806(第2の部分)を収納する。当該回収部134は、例えば、図4に示すように、挿入部122から見て一時保留部132の手前、すなわち、一時保留部132よりも挿入部122に近い位置に設けられている。回収部134は、払込票処理装置10における収納代行業務において、ほぼ毎回、払込取扱票804及び店舗控え806の収納を行う。従って、回収部134を挿入部122やカッタ部130に近い位置に設けることにより、回収部134に払込取扱票804及び店舗控え806が収納されるまでの搬送距離及び搬送時間をより少なくすることができる。
回収部134の入り口には、こしつけローラ138eが設けられ、払込取扱票804及び店舗控え806は、当該こしつけローラ138eにより、回収部134に放出される。この際、放出された払込取扱票804及び店舗控え806が回収部134の入り口をふさぐことが無いように、こしつけローラ138eに設けられた舌片(図示省略)によって叩かれるようにして払込取扱票804及び店舗控え806は回収部134に落下しながら放出される。なお、こしつけローラ138eと舌片とは、図示しない駆動機構によって回転することができる。当該駆動機構が、回収部134に払込取扱票804及び店舗控え806が放出される際のこしつけローラ138eの回転方向とは逆の回転方向に回転した場合に、既に収納された払込取扱票804及び店舗控え806が回収部134から誤って繰り出されることを防ぐために、上記駆動機構はワンウェイクラッチ機構を有することが好ましい。
さらに、回収部134は、図4に示すように、回収部134の入り口から遠ざかるに応じて底面が高くなるように傾斜して設けられていることが好ましく、このようにすることで、こしつけローラ138e等によって放出された払込取扱票804及び店舗控え806が、放出の際の勢いによって回収部134から飛び出すことを避けることができる。また、回収部134に収納された払込取扱票804及び店舗控え806は、回収部134の近傍に設けられた扉(図示省略)から外部へ取り出すことができる。
-検知部136-
検知部136は、上述の搬送路上に設けられて、払込票800の搬送状況を検知する。検知部136としては、例えば、払込票800により光が遮られることにより払込票800の到達又は通過の有無を検知する受発光センサからなる光学式センサ等を用いることができる。さらに、本実施形態に係る払込票処理装置10は、これまで説明した各種検知部136の他に、挿入部122の開口部の外側に設けられ、未挿入の払込票800を検知するための検知部(図示省略)を有していてもよく、搬送部124の途中で払込票800が詰まってしまったこと(ジャム)を検知するための検知部(図示省略)を有していてもよい。
さらに、払込票処理装置10は、カード状の媒体の挿入を受け付けて当該媒体に記録された情報を読み取る読取部(図示省略)を有してもよく、もしくは、顧客に対して生体認証(例えば、指紋認証)を行う認証機構を有していてもよい。また、払込票処理装置10は、顧客に対して音声等を出力することができるスピーカ(図示省略)を有していてもよい。
<3.印字部の構成>
以上、本発明の実施形態による払込票処理装置10の構成を説明した。続いて、図5~図9を参照して、払込票処理装置10が有する印字部128の構成を説明する。
図5は、印字部128の正面図である。図5に示したように、印字部128は、上部ユニット200と、下部ユニット300と、第1固定部410と、第2固定部420と、を有する。
上部ユニット200は、第1摺動部212、第2摺動部222、スタンプ230およびスタンプカバー232を有する。第1摺動部212は、第1固定部410にスタンプ230の軸方向(以下、上下方向とも称する。)に沿って設けられたレール部412上を摺動する。第2摺動部222は、第2固定部420に上下方向に沿って設けられたレール部422上を摺動する。上部ユニット200が図5には示さない駆動機構から上部ユニット200を昇降させる駆動力を受けると、上記の第1摺動部212および第2摺動部222がレール部412およびレール部422を摺動し、上部ユニット200が昇降する。
スタンプ230は、領収印(印影)を払込票に形成するための印面を有する。スタンプカバー232は、スタンプ230の上部を覆う部材である。上部ユニット200の昇降に伴い、スタンプ230も昇降する。具体的には、スタンプ230は、押印待機時には下部ユニット300から離隔して位置しており、押印時には下部ユニット300に近接し、払込票に押し当てられることで、払込票に領収印が形成される。
下部ユニット300は、受け板部310およびガイド部340を有する。受け板部310は、搬送路125の一部を形成し、スタンプ230に対向する位置に設けられる。ガイド部340はスプリング348を有し、受け板部310の昇降をガイドする。スプリング348は、受け板部310をスタンプ230側に付勢する弾性部の一例である。スタンプ230の押印時に、スタンプ230が払込票を介して受け板部310を押すことにより、受け板部310がスプリング348の付勢力に対抗して押下げられる。なお、押印待機時においては、図5に示したように、受け板部310は、受け板部310に隣接する搬送路125の下側ガイドよりも上側に位置する。例えば、受け板部310は、スタンプ230の両側に位置する2つの幅寄せローラ138bの接点を結ぶ線上に位置してもよい。かかる構成によれば、スタンプ230の押印時に払込票が上下に移動する量を抑制することが可能である。
以上、印字部128の概略構成を説明した。続いて、印字部128の各要素の構成を順次詳細に説明する。
(駆動機構)
図6は、印字部128の側面図であり、上部ユニット200を昇降させるための駆動機構を示す。図6に示したように、駆動機構は、モーターギヤ242および2段ギヤ244を有する。
モーターギヤ242は、図示しない駆動モーターが発生させた駆動力により回転するギヤである。2段ギヤ244は、小ギヤおよび大ギヤを有し、大ギヤにモーターギヤ242が噛み合う。モーターギヤ242および2段ギヤ244は、払込票処理装置10に固定されている。
2段ギヤ244の小ギヤには、上部ユニット200に設けられたラック236が噛み合う。ラック236は、上下方向に沿って形成されているプレートであり、2段ギヤ244の小ギヤと噛み合う歯面を有する。駆動モーターが駆動力を発生させると、当該駆動力がモーターギヤ242および2段ギヤ244を介してラック236に伝達され、ラック236が駆動力を回転駆動力から直線駆動力に変換する。結果、上部ユニット200が昇降する。
また、第2固定部420には、上位置検出センサ248および下位置検出センサ249が設けられる。上位置検出センサ248および下位置検出センサ249は、上部ユニット200の遮光部234による遮光を検出する。上位置検出センサ248が遮光を検出した場合、上部ユニット200は押印待機位置に存在すると考えられる。下位置検出センサ249が遮光を検出した場合、上部ユニット200は押印位置に存在すると考えられる。このため、制御部100は、押印時には下位置検出センサ249により遮光が検出されるまで上部ユニット200を下降させ、押印終了後、上位置検出センサ248により遮光が検出されるまで上部ユニット200を上昇させる。
(受け板部および支持部の構成)
次に、下部ユニット300の一部である受け板部310および支持部320の構成を説明する。
図7は、受け板部310および支持部320を示す斜視図である。図7に示したように、支持部320は、受け板部310の裏面に接合される面である接合部322と、接合部322の搬送方向上の両端部から下側に延出する壁部324を有し、受け板部310を支持する。
壁部324には、壁部324と後述するガイド部340を連結するための連結部330が設けられる。連結部330は例えばスタッドで構成され得る。壁部324は、上下方向に沿う両側の縁に凹部326を有する。各凹部326の一部は、スタンプ230側を向く面326aにより形成される。面326aは、いずれも上下方向上の同一位置に形成される。
(ガイド部の構成)
続いて、下部ユニット300の一部であるガイド部340の構成を説明する。
図8は、ガイド部340を示す斜視図である。図8に示したように、ガイド部340は、ガイド溝342、リミッタシャフト346(当接部)、および図5に示したスプリング348を有する。ガイド溝342は、払込票の搬送方向上で離隔する2の板部に上下方向に沿って形成される。
リミッタシャフト346は、ガイド溝342の両側に、払込票の搬送方向上で離隔する2の板部の間に亘って設けられる。2つのリミッタシャフト346は、水平方向に沿って、上下方向上の同一位置に形成される。
(下部ユニットの構成)
図9は、押印待機時における下部ユニット300を示す斜視図である。図9に示したように、連結部330がガイド部340のガイド溝342に挿入されることで、支持部320の壁部324とガイド部340とが連結される。連結部330はガイド溝342に沿って昇降可能であるので、支持部320および受け板部310も昇降可能である。また、連結部330はガイド部340に対して回転可能に取り付けられるので、支持部320および受け板部310は、連結部330の軸を回転軸にして回転可能である。連結部330の軸方向は、スタンプ230の軸方向と交差し、より具体的には、スタンプ230の軸方向と直交することが望ましい。
押印待機時には、図9に示したように、支持部320のスタンプ230側を向く面326aがリミッタシャフト346に当接することにより、支持部320の姿勢が所定の姿勢に維持される。具体的には、受け板部310が上下方向に直交する水平面に沿って位置するように、支持部320の姿勢が維持される。かかる構成により、押印待機時に受け板部310上においても円滑に払込票を搬送することが可能である。
<4.印字部の動作>
以上、印字部128の構成を説明した。続いて、図10および図11を参照して、印字部128による押印の動作を説明する。
図10は押印時の印字部128を示す正面図であり、図11は押印時の印字部128を示す斜視図である。図10に示したように、押印時には上部ユニット200が下部ユニット300側に下降し、スタンプ230が払込票に押し当てられる。スタンプ230が払込票を押す力が、図10および図11に示したように、スプリング348の付勢力に対抗して受け板部310および支持部320を押下げる。
この時、支持部320および受け板部310は、図11に円弧状の矢印で示したように、連結部330の軸を回転軸にして回転可能である。従って、スタンプ230の印面が連結部330と平行な軸周りの傾きを有する場合であっても、スタンプ230の印面と平行になるように支持部320および受け板部310が回転することにより、払込票に領収印をきれいに形成することが可能である。
また、支持部320は、連結部330の軸方向上のあそびを持ってガイド部340に連結される。このため、支持部320および受け板部310は、図12に円弧状の矢印で示したように、払込票の搬送方向に対する傾きが変化するように動くことが可能である。従って、スタンプ230の印面が払込票の搬送方向に対する傾きを有する場合であっても、スタンプ230の印面と平行になるように支持部320および受け板部310が動くことにより、払込票に領収印をきれいに形成することが可能である。
なお、スプリング348は、スタンプ230の押印時に所定の付勢力を発揮してもよい。スプリング348の付勢力を適切に設定することにより、払込票に十分な濃度の領収印を形成することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の実施形態を説明した。以下では、本発明の実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
例えば、上記ではスタンプ230を有する上部ユニット200が昇降する例を説明したが、本発明の実施形態はかかる例に限定されない。例えば、印字部128は、上部ユニット200を駆動する駆動機構に代えて、下部ユニット300を駆動する駆動機構を有し、当該駆動機構が下部ユニット300を昇降させることによりスタンプ230と払込票との圧接を実現してもよい。
また、上記ではスタンプ230を有する上部ユニット200が搬送路125の上側に配置され、受け板部310を有する下部ユニット300が搬送路125の下側に配置される例を説明したが、本発明の実施形態はかかる例に限定されない。例えば、スタンプ230を有するユニットが搬送路125の下側に配置され、受け板部310を有するユニットが搬送路125の上側に配置されてもよい。スタンプ230を有するユニットと受け板部310を有するユニットの位置関係は上下方向に限られず、スタンプ230を有するユニットと受け板部310を有するユニットは水平方向または他の方向に沿って配置されてもよい。
また、上記ではガイド部340にガイド溝342が形成されることにより支持部320の昇降がガイドされる例を説明したが、本発明の実施形態はかかる例に限定されない。例えば、支持部320の壁部324に上下方向に沿うガイド溝が形成され、ガイド部340に固定された連結部が当該ガイド溝に挿入されてもよい。この場合、支持部320は、壁部324に形成されたガイド溝に沿って昇降可能である。
<6.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、スタンプ230の取り付け時の公差によりスタンプ230の印面が受け板部310と平行でない場合であっても、受け板部310がスタンプ230の印面と平行になるように支持部320および受け板部310が動くことにより、高品質な領収印を払込票に形成することが可能である。また、スタンプ230の取り付け後にガタが生じた場合であっても、同様に受け板部310がスタンプ230の印面と平行になるように支持部320および受け板部310が動くことにより、高品質な領収印を払込票に形成することが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 払込票処理システム
10 払込票処理装置
20 センタサーバ
60 通信網
100 制御部
102 電源部
104 記憶部
106 通信部
108 紙幣処理部
110 硬貨処理部
112 操作表示部
120 機構部
122 挿入部
124 搬送部
124a 第1の搬送部
124b 第2の搬送部
125 搬送路
126 スキャナ部
128 印字部
130 カッタ部
132 一時保留部
134 回収部
136 検知部
138 ローラ
140 ブレード
200 上部ユニット
212 第1摺動部
222 第2摺動部
230 スタンプ
232 スタンプカバー
234 遮光部
236 ラック
242 モーターギヤ
244 2段ギヤ
248 上位置検出センサ
249 下位置検出センサ
300 下部ユニット
310 受け板部
320 支持部
322 接合部
324 壁部
326 凹部
330 連結部
340 ガイド部
342 ガイド溝
346 リミッタシャフト
348 スプリング
410 第1固定部
412 レール部
420 第2固定部
422 レール部
800 払込票
804 払込取扱票
808 受領証
810 領収印領域
812 データコード領域
814 領収印領域
816 領収印領域

Claims (4)

  1. 媒体に印影を形成するスタンプと、
    前記スタンプに対向する位置に受け板部を有する前記媒体の搬送路と、
    前記スタンプが前記受け板部に対して近接および離隔するように前記スタンプを往復移動させる駆動部と、
    前記受け板部を前記スタンプ側に付勢する弾性部と、
    前記受け板部による前記スタンプの軸方向に沿う往復移動をガイドするガイド部と、
    前記受け板部を支持し、前記スタンプの軸方向に沿って形成された壁部を有する支持部と、
    前記支持部の壁部または前記ガイド部に形成されたガイド溝に挿入され、前記壁部と前記ガイド部とを連結する連結部と、
    を備え、
    前記受け板部は、前記スタンプが往復移動する方向である前記スタンプの軸方向と交差する方向に沿う回転軸周りに回転可能であり、
    前記支持部および前記支持部に支持される前記受け板部は、前記連結部を前記回転軸として回転可能である、媒体処理装置。
  2. 前記支持部および前記支持部に支持される前記受け板部は、前記媒体の搬送方向に対する傾きが変化するように動くことが可能である、請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記支持部は、前記連結部の軸方向上のあそびを持って前記ガイド部に連結される、請求項1または2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記ガイド部は、前記ガイド溝の両側に、前記支持部が有する前記スタンプ側を向く面と当接する当接部を有し、
    前記支持部は、前記スタンプの押印待機時に前記当接部と当接することにより、前記受け板部が前記スタンプの軸方向に直交する平面に沿って位置するように前記受け板部を支持する、請求項1~3のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
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