JP7033110B2 - Ship - Google Patents
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Description
本開示は、船舶に関する。 This disclosure relates to ships .
特許文献1には、船体の船尾部に揺動可能なトリムタブを備えた船舶が開示されている。このような船舶では、トリムタブの角度を調整することで、航走中の船体の姿勢変化によって生じる抵抗の増加や、船体のピッチング等を抑えることができる。
しかしながら、例えば、同じ船舶であっても、速力域が異なれば、航走中の船体の姿勢は様々に変わり得る。そこで、トリムタブによる船体の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶の航行性能を高めることが望まれる。 However, for example, even for the same ship, if the speed range is different, the attitude of the hull during cruising may change in various ways. Therefore, it is desired to more effectively control the attitude of the hull by using the trim tab to improve the navigation performance of the ship.
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、トリムタブによる船体の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶の航行性能を高めることができる船舶を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made to solve the above problems, and an object of the present disclosure is to provide a ship capable of more effectively controlling the attitude of the hull by a trim tab and improving the navigation performance of the ship. do.
上記課題を解決するために、本開示に係る船舶は、船体と、前記船体の船尾部に設けられたトリムタブと、前記船体の船幅方向に延びる軸線回りに前記トリムタブの角度を調整可能な角度調整部と、前記トリムタブの前記軸線を中心とした径方向への長さを調整可能な長さ調整部と、前記角度調整部、及び前記長さ調整部を駆動させる駆動部と、を備え、前記トリムタブは、前記船体の前記船尾部に設けられ、前記角度調整部によって角度変更可能な角度変更部材と、前記角度変更部材に対して前記径方向に移動可能なタブ部材と、を備え、前記角度変更部材は、前記船体内に設けられて、前記軸線を中心とした前記径方向に連続して延びて、前記角度調整部によって前記軸線回りに回動されることで角度変更可能とされ、前記タブ部材は、前記角度変更部材に収容されて前記角度変更部材に対して前記径方向に移動することで、前記船尾部よりも船首尾方向の後方に突出可能とされている。 In order to solve the above problems, the ship according to the present disclosure has an angle at which the angle of the trim tab can be adjusted around the hull, the trim tab provided at the stern of the hull, and the axis extending in the width direction of the hull. It is provided with an adjusting unit, a length adjusting unit capable of adjusting the length of the trim tab in the radial direction about the axis, an angle adjusting unit, and a driving unit for driving the length adjusting unit . The trim tab is provided at the stern portion of the hull and includes an angle changing member whose angle can be changed by the angle adjusting portion, and a tab member which can move in the radial direction with respect to the angle changing member. The angle changing member is provided inside the ship, extends continuously in the radial direction around the axis, and is rotated around the axis by the angle adjusting portion so that the angle can be changed. The tab member is accommodated in the angle changing member and moves in the radial direction with respect to the angle changing member so that the tab member can protrude rearward in the stern direction from the stern portion .
本開示の船舶によれば、トリムタブによる船体の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶の航行性能を高めることができる。 According to the ship of the present disclosure, the attitude control of the hull by the trim tab can be performed more effectively, and the navigation performance of the ship can be improved.
<第一実施形態>
(船舶の構成)
以下、本開示の第一実施形態に係る船舶、トリムタブ調整方法について、図1~図5を参照して説明する。
図1、図2に示すように、船舶1Aは、船体2と、トリムタブ10と、角度調整部14(図3、図4参照)と、長さ調整部15(図3、図4参照)と、を備えている。
<First Embodiment>
(Ship composition)
Hereinafter, the ship and the trim tab adjusting method according to the first embodiment of the present disclosure will be described with reference to FIGS. 1 to 5.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
(船体の構成)
船体2は、その外殻をなす、一対の舷側3A,3Bと、船底4と、を有している。舷側3A,3Bは、左右舷側をそれぞれ形成する一対の舷側外板を有する。船底4は、これら舷側3A,3Bを接続する船底外板を有する。これら一対の舷側3A,3B及び船底4により、船体2の外殻は、船首尾方向FAに直交する断面において、U字状を成している。
船体2の船首尾方向FA船尾側の船尾部2bには、ウォータージェット5が設けられている。ウォータージェット5は、水流を噴出し、船舶1Aを航行させる推進力を発揮する。
(Structure of hull)
The
A
(トリムタブの構成)
トリムタブ10は、船体2の船尾部2bに設けられている。この実施形態において、トリムタブ10は、船尾部2bの、船幅方向Wの左側部と、船幅方向Wの右側部と、船幅方向Wの中央部とに、それぞれ設けられている。
(Composition of trim tab)
The
図3、図4に示すように、トリムタブ10は、角度変更部材11と、タブ部材12と、を備えている。
角度変更部材11は、船幅方向Wに延びる軸11s回りに角度変更可能にタブ部材12を支持している。角度変更部材11は、船体2内に設けられている。角度変更部材11は、角度調整部14(後述する)によって、軸11s回りに回動される。この実施形態で例示する角度変更部材11は、軸11sの軸線を中心とした径方向に連続して延びる角筒状に形成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
The
タブ部材12は、平板状をなしている。この実施形態のタブ部材12は、角度変更部材11内に収容されている。タブ部材12は、角度変更部材11内で角度変更部材11の延びる方向に移動可能に設けられている。この実施形態では、タブ部材12を挿通可能な開口部2cが船尾部2bに形成されている。タブ部材12は、角度変更部材11内から開口部2cを通して船尾部2bよりも後方に突出可能とされている。
The
(角度調整部の構成)
角度調整部14は、船体2の船幅方向Wに延びる軸11sの軸線回りにトリムタブ10の角度を調整可能とする。角度調整部14は、例えば、第一歯車14aと、第二歯車14bと、駆動部18Aと、を備えている。第一歯車14aは、軸11sと一体に設けられている。第二歯車14bは、船体2に対して回転自在に支持されている。これら第一歯車14aと第二歯車14bとは、互いに平行な中心軸を有している。第二歯車14bは、第一歯車14aに噛み合っている。
(Structure of angle adjustment part)
The
駆動部18Aは、角度調整部14を動作させるための駆動力を発生する。駆動部18Aとしては、例えば電動機等を用いることができる。駆動部18Aは、第二歯車14bを第二歯車14bの中心軸回りに回転させる。駆動部18Aと第二歯車14bとの間には、減速機等を設けてもよい。この実施形態の駆動部18Aは、コントローラー19の制御により作動する。コントローラー19は、操作者による外部からの操作入力に基づいて、例えば、駆動部18Aに通電し、駆動部18Aを作動させる。
The
駆動部18Aによって第二歯車14bが回転駆動されて第一歯車14aが回転すると、角度変更部材11は、軸11sの軸線回りに回動する。角度変更部材11が軸11s回りに回動することで、タブ部材12の角度が変更される。
When the
(長さ調整部の構成)
長さ調整部15は、角度変更部材11からタブ部材12の突出する突出長さLを調整する。より具体的には、長さ調整部15は、船尾部2bから船体2の後方へのタブ部材12の突出長さLを調整可能とする。長さ調整部15は、例えば、ラックギヤ15aと、ピニオンギヤ15bと、駆動部18Bと、を備えている。ラックギヤ15aは、タブ部材12の表面に沿って、角度変更部材11の延びる方向に延びている。ラックギヤ15aは、タブ部材12に固定されて一体化されている。ピニオンギヤ15bは、ラックギヤ15aに噛み合っている。
(Structure of length adjustment unit)
The
駆動部18Bは、長さ調整部15を動作させるための駆動力を発生する。駆動部18Bとしては、例えば電動機等を用いることができる。駆動部18Bは、ピニオンギヤ15bを、ピニオンギヤ15bの中心軸回りに回転させる。この実施形態の駆動部18Bは、コントローラー19の制御により作動する。コントローラー19は、操作者による外部からの操作入力に基づいて、例えば、駆動部18Bに通電し、駆動部18Bを作動させる。
The
駆動部18Bによってピニオンギヤ15bが回転すると、ピニオンギヤ15bに噛み合うラックギヤ15aと共にタブ部材12が、角度変更部材11内でラックギヤ15aの延びる方向(船首尾方向FA)に進退する。
When the
(トリムタブの調整方法の手順)
図5に示すように、この実施形態に係るトリムタブ10の調整方法は、測定工程S1と、決定工程S2と、調整工程S3と、を含む。
(Procedure for adjusting the trim tab)
As shown in FIG. 5, the adjustment method of the
(測定工程)
測定工程S1では、トリムタブ10の状態を様々に変化させ、それぞれの状態における船体2の速力を測定する。
具体的には、作業者が、コントローラー19に対して所定の操作入力を行うことで、角度調整部14、及び長さ調整部15を動作させ、タブ部材12の角度、及びタブ部材12の突出寸法Lを、複数段階に変更させる。タブ部材12の角度、突出寸法Lを複数段階に変更することで、船体2の姿勢(航走トリム)が変化する。作業者は、タブ部材12の角度、及び突出寸法Lを変更する毎に、ウォータージェット5を一定の出力として船体2を航走させ、そのときに船体2の速力を、速力検出部(図示無し)で測定する。ここで、この測定工程S1は、船舶1Aの全ての速力域のうち、最も長時間用いる速力域で実施する。
この測定工程S1により、タブ部材12の角度、及び突出寸法Lを様々に変更したときの、船体2の速力のデータを取得できる。
(Measurement process)
In the measurement step S1, the state of the
Specifically, the operator operates the
By this measurement step S1, it is possible to acquire data on the speed of the
(決定工程)
決定工程S2では、測定工程S1で取得したデータ、すなわちタブ部材12の角度、及び突出寸法Lを様々に変更したときの船体2の速力のデータに基づいて、最適なタブ部材12の角度、及び突出寸法Lを決定する。この実施形態において、最適なタブ部材12の角度、及び突出寸法Lは、測定工程S1で得られたデータの中から、船体2の速力が最も大きくなるタブ部材12の角度、及び突出寸法Lの条件を選択している。
(Decision process)
In the determination step S2, the optimum angle of the
ところで、船体2の船首部2aが過度に上がり、船尾部2bが過度に水中に没した状態では、航走中における船体2の抵抗が大きくなる傾向がある。また、船体2の船首部2aが過度に下がり、船尾部2bが十分に水中に没していない状態では、船尾部2bの船幅方向Wにおける安定性が損なわれ、航走中の船体2の抵抗が大きくなる傾向がある。つまり、ウォータージェット5の出力を一定とした状態で、タブ部材12の角度、及び突出寸法Lを様々に変更した際に、最も速力が大きくなるということは、航走中の船体2の抵抗が小さく、且つ船尾部2bの安定性が高い状態であることを意味する。言い換えれば、ウォータージェット5の出力が一定で、速力が最も大きくなるときの船体2の姿勢は、船舶1Aの航走に最適なものとなる。
このようにして、この実施形態の決定工程S2では、ウォータージェット5の出力を一定とした状態で船体2の速力が最も大きくなるときの、タブ部材12の角度、及び突出寸法Lを、最適条件として決定する。
By the way, when the
In this way, in the determination step S2 of this embodiment, the angle and the protrusion dimension L of the
(調整工程)
調整工程S3では、作業者が、コントローラー19に対して所定の操作入力を行うことで、タブ部材12の角度、及び突出寸法Lが決定工程S2で決定された最適条件となるように、角度調整部14、及び長さ調整部15を動作させる。これにより、タブ部材12の角度、及び突出寸法Lが調整され、航走時における船体2の姿勢を良好なものとすることができる。
(Adjustment process)
In the adjustment step S3, the operator inputs a predetermined operation to the
(作用効果)
上記実施形態の船舶1Aでは、角度調整部14と、長さ調整部15と、を備えている。このため、トリムタブ10は、角度調整に加えて、船尾部2bから船首尾方向FA後方への突出長さLの調整を行うことができる。したがって、トリムタブ10による船体2の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶1Aの航行性能を高めることが可能となる。
(Action effect)
The
上記実施形態の船舶1Aでは、トリムタブ10が、角度変更部材11とタブ部材12とを備える。角度調整部14で角度変更部材11の角度を変更すると、トリムタブ10の角度が変わる。長さ調整部15により、角度変更部材11に対してタブ部材12を軸11sの軸線を中心とした径方向に移動又は伸縮させると、タブ部材12の船首尾方向FA後方への突出長さLが変わる。このようにして、タブ部材12の角度と突出長さLを適宜調整することができる。
In the
上記実施形態の船舶1Aでは、駆動部18A,18Bで角度調整部14及び長さ調整部15を駆動することで、トリムタブ10の角度及び突出長さLを容易に調整することができる。
In the
<第二実施形態>
次に、この発明に係る船舶、トリムタブ調整方法の第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態とトリムタブの構成のみが異なるので、図1、図2を援用し、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図1、図2に示すように、本開示の実施形態における船舶1Bは、船体2と、トリムタブ30と、を備えている。
<Second embodiment>
Next, a second embodiment of the ship and trim tab adjusting method according to the present invention will be described. In the second embodiment described below, only the configuration of the trim tab is different from that of the first embodiment. Therefore, FIGS. 1 and 2 will be referred to, and the same parts as those of the first embodiment will be described with the same reference numerals. , Omit duplicate description.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
(トリムタブの構成)
図6~図8に示すように、トリムタブ30は、船体2の船尾部2bに設けられている。トリムタブ30は、基端部材31と、トリムタブ本体32と、を備えている。
(Composition of trim tab)
As shown in FIGS. 6 to 8, the
基端部材31は、取付部31a、及び延在部31bを有する。取付部31aは、板状に形成され、船体2の船尾部2bに、ボルト等の締結具35により着脱可能に設けられている。延在部31bは、取付部31aと連続して一体に形成された板状に形成されている。延在部31bは、船体2の船尾部2bに形成されたトランサム2tから船体2の後方に向かって延びている。
The
トリムタブ本体32は、延在部31bに、ボルト等の締結具36により着脱可能に支持されている。トリムタブ本体32は、板状に形成されている。トリムタブ本体32は、延在部31bを延長するように、船体2の後方に向かって延びている。
The trim tab
トリムタブ30は、取付部31aと延在部31bとがなす交差角度θcの異なる複数種類の基端部材31(図示せず)を有している。つまり、トリムタブ30は、交差角度θcの異なる他の基端部材31(図8の二点鎖線を参照)に交換することで、トリムタブ本体32の角度を変更可能となっている。さらに、トリムタブ30は、延在部31bから後方に延びる長さの異なる複数種類のトリムタブ本体32を備えている。トリムタブ30は、長さの異なる他のトリムタブ本体32(図7参照)に交換することで、トリムタブ本体32の突出寸法L2を変更可能となっている。なお、この実施形態における交差角度θcは、0°より大きく、180°より小さい角度となっている。
The
(トリムタブの調整方法の手順)
図9に示すように、本開示の実施形態に係るトリムタブ30の調整方法は、複数種の基端部材、及びトリムタブ本体を準備する工程S11と、トリムタブを調整する工程S12と、を含む。
(Procedure for adjusting the trim tab)
As shown in FIG. 9, the method for adjusting the
(複数種の基端部材、及びトリムタブ本体を準備する工程)
複数種の基端部材、及びトリムタブ本体を準備する工程S11では、取付部31aと延在部31bとの交差角度θcが互いに異なる複数種の基端部材31を用意しておく。また、この工程S11では、船首尾方向FAにおける長さが互いに異なる複数種のトリムタブ本体32を用意しておく。
(Process of preparing multiple types of base end members and trim tab body)
In step S11 for preparing a plurality of types of base end members and a trim tab main body, a plurality of types of
(トリムタブを調整する工程)
トリムタブを調整する工程S12では、トリムタブ30の基端部材31とトリムタブ本体32の少なくとも一方を交換する。
図8に示すように、基端部材31を交換する場合、船尾部2bからボルト等の締結具35,36を取り外し、船尾部2bに取り付けられている基端部材31及び基端部材31の延在部31bに取り付けられているトリムタブ本体32を取り外す。その後、上述の複数種の基端部材、及びトリムタブ本体を準備する工程S11で用意した複数種の基端部材31の中から、交差角度θcが異なる他の基端部材31を選択し、その基端部材31を、締結具35により船尾部2bに取り付けるとともに、トリムタブ本体32を締結具36により延在部31bに取り付ける。
(Process to adjust trim tab)
In the step S12 for adjusting the trim tab, at least one of the
As shown in FIG. 8, when replacing the
また、図7に示すように、トリムタブ本体32を交換する場合、締結具36を取り外すことで、延在部31bからトリムタブ本体32を取り外す。その後、複数種の基端部材、及び、上述のトリムタブ本体を準備する工程S11で用意された複数種のトリムタブ本体32の中から、船首尾方向FAにおける長さが異なる他のトリムタブ本体32を選択し、そのトリムタブ本体32をボルト等の締結具36により延在部31bに取り付ける。ここで、このトリムタブを調整する工程S12では、基端部材31とトリムタブ本体32のうち、少なくとも一方を交換すればよい。
トリムタブを調整する工程S12では、上記のようにして基端部材31を交換することで、トリムタブ本体32の角度が変わる。また、トリムタブを調整する工程S12では、トリムタブ本体32を交換することで、トリムタブ本体32の突出長さL2が変わる。
Further, as shown in FIG. 7, when the trim tab
In the step S12 for adjusting the trim tab, the angle of the trim tab
トリムタブを調整する工程S12で、基端部材31とトリムタブ本体32との少なくとも一方を交換するたびに、上記第一実施形態と同様に、ウォータージェット5を一定の出力として船体2を試験的に航走させ、そのときに船体2の速力を測定する。これにより、トリムタブ本体32の角度、及び突出寸法L2を、様々に変更したときの、船体2の速力のデータを取得できる。
このようにして、トリムタブ本体32の角度、及び突出寸法L2を様々に変更したときの、船体2の速力のデータに基づいて、最適なトリムタブ本体32の角度、及び突出寸法L2を決定する。そして、ウォータージェット5の出力を一定としたときの船体2の速力が最も大きくなるトリムタブ本体32の角度、及び突出寸法L2を有した基端部材31及びトリムタブ本体32を船体2に取り付ける。
In step S12 for adjusting the trim tab, each time at least one of the
In this way, the optimum angle of the
(作用効果)
第二実施形態の船舶1Bでは、船尾部2bから基端部材31を取り外し、取付部31aと延在部31bとの交差角度θcが異なる他の基端部材31を船尾部2bに取り付けることで、トリムタブ30の角度を変更することができる。また、延在部31bからトリムタブ本体32を取り外し、船首尾方向FAにおける長さが異なる他のトリムタブ30を延在部31bに取り付けることで、トリムタブ30の突出長さL2を変更することができる。このようにして、トリムタブ30は、角度調整に加えて突出長さL2の調整を行うことが可能となる。したがって、トリムタブ30による船体2の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶1Bの航行性能を高めることが可能となる。
(Action effect)
In the
第二実施形態のトリムタブ調整方法では、トリムタブ30の角度調整に加えて、トリムタブ30の突出長さLの調整を行うことが可能となる。したがって、トリムタブ30による船体2の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶1Bの航行性能を高めることが可能となる。
In the trim tab adjusting method of the second embodiment, it is possible to adjust the protrusion length L of the
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
上記第一実施形態では、作業者が、図5に示した測定工程S1、決定工程S2、調整工程S3を順次実行するようにしたが、これに限るものではない。例えば、コントローラー19に予め設定されたプログラムに基づいて、図5に示した測定工程S1、決定工程S2、調整工程S3を自動的に実行させるようにしてもよい。これにより、コントローラー19の制御により、トリムタブ10の状態を様々に変化させて最適なタブ部材12の角度、タブ部材12の突出長さLを決定し、トリムタブ10の調整を自動的に行うことができる。
(Other embodiments)
Although the embodiments of the present disclosure have been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to the embodiments, and includes design changes and the like within a range not deviating from the gist of the present disclosure.
In the first embodiment, the operator sequentially executes the measurement step S1, the determination step S2, and the adjustment step S3 shown in FIG. 5, but the present invention is not limited to this. For example, the measurement step S1, the determination step S2, and the adjustment step S3 shown in FIG. 5 may be automatically executed based on the program set in advance in the
また、上記第一実施形態では、トリムタブ10の状態を様々に変化させたときの船体2の速力に基づいて、トリムタブ10の調整を行うようにしたが、これに限るものではない。例えば、航走中の船体2の姿勢(航走トリム)を検出し、その検出結果に基づいて、トリムタブ10の調整を行うようにしてもよい。
Further, in the first embodiment, the
また、上記第一実施形態では、駆動部18A、18Bに、電動機を用いるようにしたが、これに限るものではなく、油圧シリンダー、ボールネジ機構等を用いてもよい。ボールネジ機構を用いる場合は、コントローラー19を省略し、作業者がハンドル(図示せず)を回動させる等により角度調整部14及び長さ調整部15を操作するようにしてもよい。
Further, in the first embodiment, an electric motor is used for the
また、上記第一実施形態における長さ調整部15におけるトリムタブ10の突出長さLの調整には、トリムタブ10の船尾部2bから船首尾方向FA後方への突出長さLをゼロとする状態を含むようにしてもよい。つまり、トリムタブ10は、船体2内に収容した状態にしてもよい。
Further, in order to adjust the protrusion length L of the
また、上記第一実施形態では、タブ部材12を、角度変更部材11に対して移動させることで、突出長さLを調整するようにしたが、これに限るものではなく、タブ部材12自体を伸縮可能な構成とすることで、突出長さLを調整してもよい。
Further, in the first embodiment, the protrusion length L is adjusted by moving the
また、第二実施形態では、角度θcを基端部材31を交換することで変更する場合について説明したが、例えば、取付部31aと延在部31bとの間にヒンジ等を設け、アクチュエータ等を用いて角度θcを自在に調整可能としてもよい。
Further, in the second embodiment, the case where the angle θc is changed by exchanging the
また、上記実施形態では、トリムタブ10を、船尾部2bの、船幅方向Wの左側部と、船幅方向Wの右側部と、船幅方向Wの中央部とに、それぞれ設けられているようにしたが、これに限らない。例えば、図10に示すように、船尾部2bの、船幅方向Wの左側部と、船幅方向Wの右側部との2箇所に設けるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施形態では、船舶1A、1Bにウォータージェット5を備えるようにしたが、これに限るものではなく、図11に示すように、船舶1A、1Bの船尾部2bの船底4に、プロペラ6を設けるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
<付記>
各実施形態に記載の船舶1A、1B、トリムタブ調整方法は、例えば以下のように把握される。
<Additional Notes>
The
(1)第1の態様に係る船舶1Aは、船体2と、船体2の船尾部2bに設けられたトリムタブ10と、船体2の船幅方向Wに延びる軸線回りにトリムタブ10の角度を調整可能な角度調整部14と、トリムタブ10の前記軸線を中心とした径方向への突出長さLを調整可能な長さ調整部15と、を備える。
角度調整部14の例としては、第一歯車14a、第二歯車14bを用いた機構が挙げられる。
長さ調整部15の例としては、ラックギヤ15a、ピニオンギヤ15bを用いた機構が挙げられる。
(1) The
Examples of the
Examples of the
この船舶1Aは、角度調整部14と、長さ調整部15と、を備えている。このため、トリムタブ10は、角度調整に加えて、船尾部2bから船首尾方向FA後方への突出長さLの調整を行うことができる。したがって、トリムタブ10による船体2の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶1Aの航行性能を高めることが可能となる。
The
(2)第2の態様に係る船舶1Aは、(1)の船舶1Aであって、トリムタブ10は、船体2の船尾部2bに設けられ、角度調整部14によって角度変更可能な角度変更部材11と、角度変更部材11に対して径方向に移動可能なタブ部材12と、を備える。
(2) The
この船舶1Aは、トリムタブ10が、角度変更部材11とタブ部材12とを備える。角度調整部14で角度変更部材11の角度を変更すると、タブ部材12の角度が変わる。長さ調整部15により、角度変更部材11に対してタブ部材12を軸線の径方向に移動させると、タブ部材12の船首尾方向FA後方への突出長さLが変わる。このようにして、タブ部材12の角度と突出長さLを適宜調整することができる。
In this
(3)第3の態様に係る船舶1Aは、(1)又は(2)の船舶1Aであって、角度調整部14、及び長さ調整部15を駆動する駆動部18A,18Bをさらに備える。
駆動部18A,18Bには、例えば、モーター、油圧シリンダー、ボールネジ機構等が挙げられる。
(3) The
Examples of the
この船舶1Aは、駆動部18A,18Bで角度調整部14及び長さ調整部15を駆動することで、トリムタブ10の角度及び突出長さLを容易に調整することができる。
The
(4)第4の態様に係る船舶1Bは、船体2と、船体2の船尾部2bに設けられたトリムタブ30と、を備え、トリムタブ30は、船体2の船尾部2bに着脱可能に設けられる取付部31a、及び、取付部31aと一体をなして取付部31aに対して所定の角度で延びる延在部31bを有する基端部材31と、延在部31bに着脱可能に設けられて、延在部31bから前記船体の後方に延びる板状のトリムタブ本体32と、を備える。
(4) The
この船舶1Bは、船尾部2bから基端部材31を取り外し、取付部31aと延在部31bとの交差角度θcが異なる他の基端部材31を船尾部2bに取り付けることで、トリムタブ本体32の角度を変更することができる。また、延在部31bからトリムタブ本体32を取り外し、船首尾方向FAにおける長さが異なる他のトリムタブ本体32を延在部31bに取り付けることで、トリムタブ30の突出長さLを変更することができる。このようにして、トリムタブ30は、角度調整に加えて、船尾部2bから船首尾方向FA後方への突出長さLの調整を行うことが可能となる。したがって、トリムタブ30による船体2の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶1Bの航行性能を高めることが可能となる。
In this
(5)第5の態様に係るトリムタブ調整方法は、(4)の船舶1Bにおけるトリムタブ調整方法であって、前記取付部31aと前記延在部31bとの交差角度θcが互いに異なる複数種の前記基端部材31、及び船首尾方向FAにおける長さが互いに異なる複数種の前記トリムタブ本体32を準備する工程S11と、前記トリムタブ30を調整する工程S12と、を備え、前記トリムタブ30を調整する工程S12では、前記船尾部2bから前記基端部材31を取り外し、前記取付部31aと前記延在部31bとの交差角度θcが異なる他の前記基端部材31に交換する工程と、前記延在部31bから前記トリムタブ本体32を取り外し、船首尾方向FAにおける長さが異なる他の前記トリムタブ本体32に交換する工程との少なくとも一方の工程を実行する。
(5) The trim tab adjusting method according to the fifth aspect is the trim tab adjusting method in the
このトリムタブ調整方法は、トリムタブ30の角度調整に加えて、トリムタブ30の突出長さLの調整を行うことが可能となる。したがって、トリムタブ30による船体2の姿勢制御を、より効果的に行い、船舶1Bの航行性能を高めることが可能となる。
In this trim tab adjustment method, in addition to adjusting the angle of the
1A、1B…船舶
2…船体
2a…船首部
2b…船尾部
2c…開口部
2t…トランサム
3A、3B…舷側
4…船底
5…ウォータージェット
6…プロペラ
10…トリムタブ
11…角度変更部材
11s…軸
12…タブ部材
14…角度調整部
14a…第一歯車
14b…第二歯車
15…調整部
15a…ラックギヤ
15b…ピニオンギヤ
18A、18B…駆動部
19…コントローラー
30…トリムタブ
31…基端部材
31a…取付部
31b…延在部
32…トリムタブ本体
35、36…締結具
FA…船首尾方向
L、L2…突出寸法
S1…測定工程
S2…決定工程
S3…調整工程
S11…複数種の基端部材、及びトリムタブ本体を準備する工程
S12…トリムタブを調整する工程
W…船幅方向
θc…交差角度
1A, 1B ...
Claims (3)
前記船体の船尾部に設けられたトリムタブと、
前記船体の船幅方向に延びる軸線回りに前記トリムタブの角度を調整可能な角度調整部と、
前記トリムタブの前記軸線を中心とした径方向への長さを調整可能な長さ調整部と、
前記角度調整部、及び前記長さ調整部を駆動させる駆動部と、を備え、
前記トリムタブは、
前記船体の前記船尾部に設けられ、前記角度調整部によって角度変更可能な角度変更部材と、
前記角度変更部材に対して前記径方向に移動可能なタブ部材と、
を備え、
前記角度変更部材は、
前記船体内に設けられて、前記軸線を中心とした前記径方向に連続して延びて、前記角度調整部によって前記軸線回りに回動されることで角度変更可能とされ、
前記タブ部材は、
前記角度変更部材に収容されて前記角度変更部材に対して前記径方向に移動することで、前記船尾部よりも船首尾方向の後方に突出可能とされている
船舶。 With the hull,
Trim tabs provided at the stern of the hull and
An angle adjustment unit that can adjust the angle of the trim tab around the axis extending in the width direction of the hull,
A length adjustment unit that can adjust the length of the trim tab in the radial direction around the axis, and
A drive unit for driving the angle adjustment unit and the length adjustment unit is provided .
The trim tab is
An angle changing member provided at the stern portion of the hull and whose angle can be changed by the angle adjusting portion,
A tab member that can move in the radial direction with respect to the angle changing member,
Equipped with
The angle changing member is
It is provided inside the ship, extends continuously in the radial direction around the axis, and is rotated around the axis by the angle adjusting portion so that the angle can be changed.
The tab member is
By being housed in the angle changing member and moving in the radial direction with respect to the angle changing member, it is possible to project rearward in the stern direction from the stern portion.
Ship.
前記角度調整部は、 The angle adjusting unit is
前記軸と一体に設けられた第一歯車と、 The first gear provided integrally with the shaft and
前記第一歯車に噛み合い、前記第一歯車の中心軸と平行な中心軸を有した第二歯車と、を備え、 A second gear that meshes with the first gear and has a central axis parallel to the central axis of the first gear is provided.
前記駆動部は、 The drive unit
前記第二歯車を前記第二歯車の中心軸回りに回転させる第一駆動部を有する It has a first drive unit that rotates the second gear around the central axis of the second gear.
請求項1に記載の船舶。The ship according to claim 1.
前記タブ部材の表面に沿って、前記角度変更部材の延びる方向に延び、前記タブ部材に固定されて一体化されたラックギヤと、 A rack gear that extends in the extending direction of the angle changing member along the surface of the tab member and is fixed and integrated to the tab member.
前記ラックギヤに噛み合うピニオンギヤと、を備え、 A pinion gear that meshes with the rack gear is provided.
前記駆動部は、 The drive unit
前記ピニオンギヤを前記ピニオンギヤの中心軸回りに回転させる第二駆動部を有する It has a second drive unit that rotates the pinion gear around the central axis of the pinion gear.
請求項1又は2に記載の船舶。The ship according to claim 1 or 2.
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- 2019-09-10 JP JP2019164460A patent/JP7033110B2/en active Active
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