JP7032542B2 - 消耗品の認証を有する電動式エアロゾル生成システム - Google Patents

消耗品の認証を有する電動式エアロゾル生成システム Download PDF

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Description

本開示は、エアロゾル形成前駆体からエアロゾルを形成し、且つ前記エアロゾルをユーザに送達する電動式エアロゾル生成システムの分野に関する。具体的には、本開示は、前記システムのデバイスボディと併せて前記前駆体を含む消耗品の認証に関する。
エアロゾル生成システムは、エアロゾル形成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分を有する消耗品を含む。前駆体は、液体を含み得る。加熱システムは、1つ又は複数の電気起動加熱要素から形成することができ、1つ又は複数の電気起動加熱要素は、エアロゾルを生成するために前記前駆体を加熱するように配置される。消耗品は、加熱システムを含み得る。エアロゾルは、システムの流入口と流出口との間に延在する流路内に放出される。流出口は、ユーザにエアロゾルを送達するためにユーザがエアロゾルを吸入するマウスピースとして配置することができる。消耗品は、マウスピースを含み得る。消耗品は、デバイスボディとドッキングすることができ、デバイスボディは、とりわけ、消耗品からのエアロゾルの生成を実施するための制御回路及び電源を含む。
そのようなエアロゾル生成システムの供給業者(製品ベンダ又は製造業者を含む)は、エアロゾル生成システムと併せて、特定の消耗品の使用量を制御することを希望し得る。前記制御の理由は、とりわけ、製品安全性、評判並びに消耗品の供給及び使用量の追跡を含む。
第1の例として、供給業者は、製品に対する高い評判が維持/確立されるように、ユーザが安全に吸入できる構成要素を前駆体が含むこと又は前駆体が特定の品質基準を満たすことを保証することを希望し得る。
第2の例として、供給業者は、消耗品の物理的構造が使用に対して容認可能であること(例えば、マウスピースが消耗品と統合される場合、人間工学的な使用又は容認可能なエアロゾル送達のための幾何学的構成を有すること)を保証することを希望し得る。
第3の例として、供給業者は、デバイスボディと併せた消耗品の正しい相互運用性を保証することを希望し得る。例えば、加熱システムを組み込む消耗品の場合、例えば、互換性のない消耗品の使用は、危険であり、且つ/又は供給業者がデバイスボディに対する保証を提供する能力に影響を及ぼし得るため、加熱システムがデバイスボディの制御回路との互換性を有することを保証することが望ましい。
第4の例として、前駆体の処理量がモニタされるシステムの場合、所定の時間にわたって処理された前駆体の総量を決定することができるように、既知量の前駆体を有する消耗品を有することが望ましい場合がある。また、この例に関連して、ユーザの在庫が使い果たされるか又はほぼ使い果たされた際にユーザが通知を受けられるか又は新しい消耗品の自動発送が実施されるように、特定の消耗品タイプの使用量をモニタすることが望ましい場合もある。
費用効果が高くなるように、特に消耗品の単価を著しく増加することなく、デバイスボディと併せた消耗品の使用量の制御を実施することが望ましい。この理由は、デバイスボディのライフサイクル中、消費者が多くの消耗品の購入及び消費を行うためである。
エアロゾル生成システムの開発に既に努力が注ぎ込まれているにもかかわらず、さらなる改善が望ましい。
本開示は、エアロゾル生成デバイスのための消耗品と、エアロゾル生成デバイスボディとを含むエアロゾル生成システムを提供する。消耗品は、エアロゾル生成前駆体と、情報を格納する情報保持媒体とを含む。情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含み得る。「対応する」は、同じ情報であるが、暗号化規則が適用されない情報を指し得る。デバイスボディは、電気回路を含み、電気回路は、前記情報保持媒体から前記情報を得ること、第1の部分を暗号解読すること、暗号解読された第1の部分が第2の部分と一致する場合、認証されたものとして消耗品を決定することを行う。
重複暗号化部分及び非暗号化部分を含む情報を格納する情報保持媒体を含む消耗品と、暗号化部分を暗号解読し、且つそれを非暗号化部分と比較することにより、認証プロセスを実施するデバイスボディとを備えるエアロゾル生成システムは、具体的には、デバイスボディの回路によって課される課題への対応を提供するために消耗品がメモリ及びプロセッサを含む配置と比較すると、費用効果が高い認証を可能にすることができる。本開示のシステムは、プロセッサ及びメモリが暗号化アルゴリズム(例えば、秘密鍵)を格納する必要性をなくし、従って単価の低い消耗品が可能になる。その上、言及した暗号化アルゴリズムは、256ビット以上であり得る(その実行のための追加のメモリを除く)のに対して、実施形態では、消耗品の暗号化情報は、50~170又は50~100ビットであるため、本開示では、低容量メモリを実装することができる。その上、暗号化アルゴリズムは、消耗品に格納されておらず、従って暗号解読が難しいため、本開示のシステムは、より安全なものであり得る。その上、消耗品の追加のプロセッサを動作させる必要がないため、認証プロセスは、デバイスボディの限られた電力資源の消費を減らすことができる。後者は、特に関連性があり、なぜなら、スポーツ又はエンターテインメントによって消耗品が枯渇する前にユーザが消耗品を取り外して再び取り付けることにより、エアロゾル生成システムを簡単に扱えることを実験的試験が意外にも示しているためであり、従って消耗品の全使用量を通して複数の認証シーケンスをトリガする。
本明細書で使用される場合、「暗号化」、「暗号化すること」及び「符号化すること」は、プレーンテキストメッセージをセキュアメッセージに変換することを指し、「暗号解読」、「暗号解読すること」及び「復号すること」は、このプロセスの逆を指し得る。
実施形態では、第1/第2の部分のすべて又は一部を含み得る情報は、システムと併せた消耗品の動作と関連付けることができる。
システム(例えば、デバイスボディ、周辺デバイス、他のリモートコンピューティングデバイスの1つ又は複数)と併せた消耗品の動作と関連付けられた情報を含めることにより、組合せ認証のために、且つ消耗品と併せて使用できるようにするためのデバイスボディの較正のために消耗品からデバイスボディに情報を転送することができる。その上、暗号解読された情報を比較するため、比較プロセスは、追加的に、システムと併せた消耗品の動作と関連付けられた情報の完全性チェックとしての機能を果たす。
実施形態では、消耗品の動作と関連付けられた情報のすべて又は一部(消耗品に関して符号化される)は、第1の部分として暗号化することができる。比較を可能にするのに十分なバイト(例えば、10~30バイト)のみを暗号化する必要があることが理解されるであろう。従って、第1の部分のメモリ使用量を最小化することができ、それによりメモリ容量及び消耗品のメモリの潜在的なコストが低減される。実施形態では、暗号解読された第1の部分のすべて又は一部が第2の部分と比較される。
実施形態では、電気回路は、認証された消耗品の前駆体を有するアトマイザの加熱システムの動作を可能にするように構成される。認証された消耗品は、暗号解読された第1の部分のすべて又は一部が第2の部分と同一である(例えば、対応するアドレスが互いにマッチする)場合に決定することができる。加熱システムの動作を可能にすることは、デバイスボディの回路がトリガを決定し、且つ電気エネルギーを加熱システムに印加することを含み得る。トリガは、流路のフローセンサがユーザ吸入からの閾値流量を決定するために処理可能な信号を提供すること及び蒸気吸入ボタンを作動することの1つ又は複数を含み得る。そのような実装形態を用いることで、認証された消耗品のみの前駆体をエアロゾルに処理することができる。実施形態では、加熱システムの動作は、情報(例えば、暗号解読された第1の部分及び/又は第2の部分)に少なくとも部分的に基づく。
消耗品の動作と関連付けられた情報は、例えば、加熱システム最適ターゲット温度を維持するように加熱システムを制御する回路により、消耗品と併せて使用できるようにデバイスボディを較正するために処理され得るか、又は加熱システムの抵抗に基づく温度計算は、1つ又は複数の加熱要素の符号化された直列抵抗に基づき得る。消耗品の動作と関連付けられた情報は、特定の消耗品の使用量を決定するために処理され、例えばユーザ場所における在庫をモニタし、在庫が少ないと決定された場合、通知又は再注文プロセスをトリガすることができる。
実施形態では、認証されないものとして決定された消耗品の場合、電気回路は、消耗品の前駆体を有するアトマイザの加熱システムの動作を防ぐ(例えば、加熱システムに電気エネルギーを供給しない)ように、又は既定の動作温度(デバイスボディの回路(例えば、そのデータ記憶装置)に格納することができる)における、前記前駆体を有する前記加熱システムの使用を可能にするように構成される。安全な動作温度は、消耗品(例えば、認証されなかった消耗品又はシステムと併せて認証されるように設計された消耗品)によって符号化された最適温度未満の温度(例えば、低い温度)であり得る。消耗品によって符号化された最適温度は、180~320℃であり得る。加熱システムの過熱のリスクを低減するため、認証されなかった消耗品には、低い温度(例えば、130℃未満)を設定することができる。この理由は、電気抵抗性加熱要素が供給業者によって指定されていないために未知の性能のものになり得るためである。
実施形態では、回路は、ユーザインタフェースを介して、消耗品が認証されなかったという通知を提供するように構成される。通知の提供により、ユーザは、消耗品がシステムの一部として正しく動作するかどうかを適宜判断することができる。ユーザインタフェースは、デバイスボディ、消耗品、電子周辺デバイスの1つ又は複数に配置することができる。通知は、1つ若しくは複数又は可聴、触覚、視覚であり得る。
実施形態では、消耗品及びデバイスボディは、消耗品をデバイスボディとドッキングするためのドッキングインタフェースを含む。電気回路は、ドッキングインタフェースにおけるドッキングを決定し、且つ消耗品の認証をトリガすることができる。ドッキングの決定と同時に認証プロセスをトリガすることにより、消耗品が取り外されるたびに認証プロセスがトリガされる。従って、認証された消耗品を取り外して偽の消耗品を再び取り付けることを迅速に行うことはできない。認証プロセスは、消耗品の情報保持媒体から情報を回収するために、データベースクエリから開始することができる。
実施形態では、電気回路は、ドッキングを決定するための検出回路を実装する。検出回路は、消耗品のドッキング又は取り外しの決定を中断するように配置することができる。実施形態では、検出回路は、ドッキングされた消耗品を通して延在し、ドッキングは、閉回路によって決定される。検出回路は、デバイスボディの電源から消耗品の情報保持媒体に電気エネルギーを供給することができる。検出の一部としてそのような実装形態を用いることで、情報保持媒体が認証プロセスの実行の準備が整った電子データ記憶装置として構成されると、電気エネルギーが情報保持媒体に適宜供給される。他の実施形態では、ドッキングは、デバイスボディに配置された機械的に作動されるスイッチによって決定され、前記スイッチは、消耗品のドッキング又は取り外しと同時に検出回路を閉じるか又は開くように作動する。
実施形態では、消耗品は、加熱システム(例えば、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素)を含み、消耗品の情報保持媒体の情報は、加熱システムの電気特性(例えば、符号化された抵抗(単位:オーム)、キャパシタンス又はインダクタンス)に基づく情報(例えば、第1及び/若しくは第2の部分又は別の部分)を含み、電気回路は、加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって加熱システムの電気特性を測定し、測定された電気特性を電気特性に基づく情報と比較することにより、消耗品を認証するように構成される。消耗品は、測定された電気特性が、電気特性に基づく情報と一致する場合に認証することができる。
実施形態では、デバイスボディの電気回路は、本明細書で説明されるステップのいずれかを実施するために、1つ又は複数のプロセッサ及び/又は電子データ記憶装置を含む。
実施形態では、デバイスボディのデータ記憶装置は、第1の部分を暗号解読するための暗号化アルゴリズムを含む。本明細書で使用される場合、「暗号化アルゴリズム」は、前述の暗号化及び/又は暗号解読プロセス/規則を実施するためのアルゴリズムを指し得る。例示的な実装形態は、ブロック暗号を含む対称暗号化アルゴリズムを含む。特定の例示的な実装形態は、高度暗号化標準(AES)及びセキュアハッシュアルゴリズム(SHA)並びにその変形形態を含む。暗号化アルゴリズムは、秘密鍵(例えば、AESを実施する場合)と称することができる。
実施形態では、電気回路は、電子データ記憶装置を実装する。データ記憶装置は、複数の暗号化アルゴリズムを格納するように構成される。消耗品の情報保持媒体の情報は、第1の部分の暗号解読のための前記暗号化アルゴリズムの1つを識別するための識別子を含む。電気回路は、識別子に基づいて、第1の部分の暗号解読のための暗号化アルゴリズムを識別し、且つ識別された暗号化アルゴリズムで第1の部分を暗号解読するように構成される。識別子は、情報保持媒体の第1及び/若しくは第2の部分(例えば、ハードウェアバージョンとして)又は別の部分で符号化することができる。暗号解読のための特定の暗号化アルゴリズムを識別するための手段を実施することにより、システムを安全な方法で実装することができる。例えば、識別子に基づいて正しい暗号化アルゴリズムが選択されるように(例えば、ルックアップテーブル又は他のデータベース実装形態を介して)、複数の暗号化アルゴリズムをデバイスボディ上で実施することができる。暗号化アルゴリズムは、第1の部分を暗号化するために使用されたものと同じアルゴリズム又はそれに関連する別の暗号化アルゴリズムであり得る。
実施形態では、エアロゾル生成デバイスは、暗号化アルゴリズム又は暗号化アルゴリズムを生成するための情報を受信するための通信インタフェースを含む。デバイスボディの回路のデータ記憶装置は、前記受信アルゴリズムを格納するように構成される。従って、回路は、格納された暗号化アルゴリズムを更新することができる(例えば、定期的なソフトウェア更新によって)。従って、デバイスボディは、セキュリティを強化するために(例えば、現在のアルゴリズムの1つ又は複数が知られるようになった場合)、格納された暗号化アルゴリズムを変更することができる。識別子は、暗号化アルゴリズムに対応するように変更することができる。
実施形態では、電気回路は、電子データ記憶装置を実装する。データ記憶装置は、複数の暗号化アルゴリズムを格納するように構成される。消耗品は、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素を有する加熱システムを含む。電気回路は、加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって(例えば、加熱システムを通して既知の電流を印加し、加熱システムにわたる電位を測定することによって)加熱システムの電気特性(例えば、電気抵抗、インダクタンス又はキャパシタンス)を測定するように構成される。回路は、測定された電気特性に基づいて、第1の部分を暗号解読するための暗号化アルゴリズムを選択するように構成される。回路は、先行する実施形態において論じられるように、選択された暗号化アルゴリズムで第1の部分を暗号解読するように構成される。
本開示は、エアロゾル生成デバイスのための消耗品と、エアロゾル生成デバイスボディとを含むエアロゾル生成システムを提供する。消耗品は、エアロゾル生成前駆体と、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素を有する加熱システムと、情報を格納する情報保持媒体とを含む。情報は、加熱システムの電気特性(例えば、電気抵抗、インダクタンス又はキャパシタンス)に基づき得る。デバイスボディは、電気回路を含む。電気回路は、加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって加熱システムの電気特性を測定し、測定された電気特性が、電気特性に基づく情報と一致する場合、認証されたものとして消耗品を決定するように構成される。「一致する」は、値の完全な一致又は測定変動を考慮するための許容閾値内の一致を指し得る。
本開示は、エアロゾル生成システム(例えば、本明細書で説明されるデバイスボディ)と併せて使用するための消耗品を提供する。消耗品は、エアロゾル形成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分を含む。消耗品は、情報を格納する情報保持媒体を含む。情報保持媒体の情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む。消耗品は、暗号解読された第1の部分の少なくとも一部と第2の部分との一致を決定することによって認証可能である。消耗品は、本明細書で開示される任意の先行する実施形態又は別の実施形態に従って実装することができる。本開示は、任意の先行する実施形態又は別の実施形態で開示されるように、エアロゾル生成システムに対する(例えば、デバイスボディと併せた)消耗品の使用を含む。
本開示は、電気回路を含むエアロゾル生成デバイスボディを提供し、電気回路は、前記情報保持媒体から前記情報を得ること、第1の部分を暗号解読すること、暗号解読された第1の部分が第2の部分と一致する場合、認証されたものとして消耗品を決定することを行う。デバイスボディは、本明細書で開示される任意の先行する実施形態又は別の実施形態に従って実装することができる。
本開示は、エアロゾル生成前駆体を含む消耗品を認証する方法であって、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む情報を読み取る(例えば、コードリーダ又はデータベースクエリの制御によって読み取る)ステップと、暗号解読された第1の部分が第2の部分と一致する場合、認証されたものとして消耗品を決定するステップとを含む方法を提供する。方法は、本明細書で開示される任意の先行する実施形態又は別の実施形態に従って実施することができる。本開示は、前記方法を実行するためのコンピュータプログラム又は電気回路と、コンピュータプログラムを含むコンピュータ可読媒体とを含む。
先行する概要は、本明細書で説明される主題の態様の基本的な理解を提供するためにいくつかの実施形態を要約する目的のために提供される。それに従って、上記で説明される特徴は、単なる例であり、本明細書で説明される主題の範囲又は趣旨を決して縮小するものと解釈すべきではない。その上、上記の及び/又は先行する実施形態は、さらなる実施形態を提供するために任意の適切な組合せで組み合わせることができる。本明細書で説明される主題の他の特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明、図及び請求項から明らかになるであろう。
本開示の実施形態の態様、特徴及び利点は、添付の図面を参照して、以下の実施形態の説明から明らかになるであろう。添付の図面では、同様の数字は、同様の要素を示す。
エアロゾル生成システムの構成部品の実施形態を示すシステムブロック図である。 図1のシステムのエアロゾル生成装置の構成部品の実施形態を示す概略図である。 図1のシステムの実施形態を示す概略図である。 図1のシステムの消耗品及びデバイスボディの実施形態を示す概略図である。 図1のシステムによって実施されたプロセスの実施形態を示すフロー図である。 図1のシステムによって実施されたプロセスの実施形態を示すフロー図である。 図1のシステムの消耗品及びデバイスボディの実施形態を示す概略図である。 図1のシステムによって実施されたプロセスの実施形態を示すフロー図である。 図1のシステムによって実施されたプロセスの実施形態を示すフロー図である。 図1のシステムによって実施されたプロセスの実施形態を示すフロー図である。
エアロゾル生成システムのいくつかの実施形態を説明する前に、システムは、以下の説明に記載される構造又はプロセスステップの詳細に限定されないことを理解されたい。本開示の利益を有する当業者であれば、システムの他の実施形態が可能であり、システムを様々な方法で実践又は実行できることが明らかであろう。
本開示は、以下の説明を考慮してより良く理解することができる。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル生成装置」又は「装置」という用語は、エアロゾル生成ユニット(例えば、ユーザによる吸入のために、装置の流出口に送達する前に例えばマウスピースにおいて凝縮してエアロゾルにするための蒸気を生成する加熱器又はアトマイザ)により、エアロゾル(喫煙のためのエアロゾルを含む)をユーザに送達するための喫煙装置を含み得る。喫煙のためのエアロゾルは、0.5~7ミクロンの粒径のエアロゾルを指し得る。粒径は、10又は7ミクロン未満であり得る。装置は、ポータブルであり得る。「ポータブル」は、ユーザが保持して使用するための装置を指し得る。装置は、例えば、不定の時間量にわたり、アトマイザを起動することにより、不定量のエアロゾル(定量のエアロゾルとは対照的に)を生成するように適応させることができ、その生成は、トリガによって制御することができる。トリガは、蒸気吸入ボタン及び/又は吸入センサなど、ユーザが起動できるものであり得る。吸入センサは、吸入強度及び吸入持続時間に対する感度が高いものであり得、その結果、吸入強度に基づいてより多くの又はより少ない蒸気を提供することが可能になる(その結果、タバコ、葉巻又はパイプなどの従来の可燃性喫煙具の喫煙効果を模倣する)。装置は、温度調節制御(例えば、比例・積分・微分(PID)コントローラなど)を含み得、温度調節制御は、エアロゾル生成ユニットで利用可能な基質である前駆体)の量にかかわらず及びユーザが吸入する強度にかかわらず、加熱器及び/又は加熱エアロゾル生成物質(エアロゾル前駆体)の温度を指定ターゲット温度まで迅速に上昇させ、その後、ターゲット温度で温度を維持するためのものである。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル生成システム」又は「システム」という用語は、装置及び任意選択により装置の機能と関連付けられた他の回路/構成部品(例えば、周辺デバイス及び/又は他のリモートのコンピューティングデバイス)を含み得る。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル」という用語は、固体粒子、液滴、気体の1つ又は複数として前駆体の懸濁液を含み得る。前記懸濁液は、空気を含む気体の状態であり得る。本明細書のエアロゾルは、一般に、蒸気を指し得る/含み得る。エアロゾルは、前駆体の1つ又は複数の成分を含み得る。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル形成前駆体」、「前駆体」、「エアロゾル形成物質」又は「物質」という用語は、液体、固体、ゲル、他の物質の1つ又は複数を指し得る。前駆体は、本明細書で定義されるようにエアロゾルを形成するために、装置のアトマイザによって処理可能なものであり得る。前駆体は、ニコチン、カフェイン又は他の有効成分の1つ又は複数を含み得る。有効成分は、液体であり得るキャリアで運ぶことができる。キャリアは、プロピレングリコール又はグリセリンを含み得る。また、香味料も存在し得る。香味料は、エチルバニリン(バニラ)、メントール、酢酸イソアミル(バナナオイル)又は同様のものを含み得る。
本明細書で使用される場合、「電気回路(electrical circuitry)」、「電気回路(electric circuitry)」、「回路」又は「制御回路」という用語は、以下の又は他の適切なハードウェア又はソフトウェアコンポーネント、すなわち特定用途向け集積回路(ASIC)、電子/電気回路(例えば、トランジスタ、変成器、抵抗器、キャパシタの組合せを含み得る受動コンポーネント)、プロセッサ(共有、専用又はグループ)、1つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行することができるメモリ(共有、専用又はグループ)、組合せ論理回路の1つ又は複数を指すか、それらの一部であるか、又はそれらを含み得る。電気回路は、装置における集中型であるか、又は分散型(装置の基板上で及び/若しくは例えばシステムの一部として装置と通信する1つ若しくは複数のコンポーネント上で分散されたものを含む)であり得る。コンポーネントは、ネットワーク接続コンピュータ(例えば、リモートサーバ)、クラウドベースのコンピュータ、周辺デバイスの1つ又は複数を含み得る。回路を1つ若しくは複数のソフトウェア若しくはファームウェアモジュールにおいて実装するか、又は回路と関連付けられた機能を1つ若しくは複数のソフトウェア若しくはファームウェアモジュールによって実装することができる。回路は、ハードウェアにおいて少なくとも部分的に動作可能な論理を含み得る。
本明細書で使用される場合、「プロセッサ」又は「処理資源」という用語は、ASIC、マイクロコントローラ、FPGA、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)能力、状態機械又は他の適切なコンポーネントを含む、処理のための1つ又は複数のユニットを指し得る。プロセッサは、メモリに格納された機械可読命令及び/又はプログラマブル論理としてのコンピュータプログラムを含み得る。プロセッサは、回路に対して論じられたものに相当する様々な配置(例えば、装置の基板上及び/又はシステムの一部として装置の基板外)を有することができる。
本明細書で使用される場合、「コンピュータ可読媒体」又は「データ記憶装置」という用語は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、ハードドライブ、ソリッドステートドライブ、フラッシュドライブ、メモリカード、DVD-ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、光学式ドライブの1つ又は複数など、従来の非一時的なメモリを含み得る。メモリは、回路/プロセッサに対して論じられたものに相当する様々な配置を有することができる。
本明細書で使用される場合、「情報保持媒体」という用語は、任意の適切な媒体への情報の格納のための1つ又は複数の構成を含み得る。その例は、本明細書で定義されるように、データ記憶装置、無線自動識別(RFID)トランスポンダ、情報を符号化するコード(光学式読み取りコード(例えば、バーコード若しくはQRコード(登録商標))又は機械式読み取りコード(例えば、ビットを符号化するためのカットアウトの有無の構成であり、それを通してピン若しくはリーダを挿入することができる)など)を含む。
本明細書で使用される場合、「通信資源」又は「通信インタフェース」という用語は、電子情報転送のためのハードウェア及び/又はファームウェアを指し得る。無線通信資源は、無線機によって信号を送信及び受信するためのハードウェアを含み得、例えば電子学会(IEEE)において説明される802.11規格及びワシントン州のKirklandにあるBluetooth(登録商標) Special Interest GroupからのBluetooth(登録商標)などの様々なプロトコルの実装形態を含み得る。有線通信資源は、ユニバーサルシリアルバス(USB)、高精細度マルチメディアインタフェース(HDMI(登録商標))又は他のプロトコルの実装形態を含み得る。装置は、周辺デバイスとの通信のための通信資源を含み得る。
本明細書で使用される場合、「ネットワーク」又は「コンピュータネットワーク」という用語は、電子情報転送のためのシステムを指し得る。ネットワークは、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)、電話網(例えば、公衆交換電話網(PSTN)及び/又は無線ネットワーク)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク、プライベートネットワーク、インターネット、イントラネットを含み得る任意のタイプの1つ又は複数のネットワークを含み得る。
本明細書で使用される場合、「周辺電子デバイス」又は「電子ユーザデバイス」という用語は、装置の周辺の電子コンポーネントを含み得る。周辺電子デバイスは、スマートフォン、PDA、テレビゲームコントローラ、タブレット、ラップトップ又は他の同様のデバイスを含む電子コンピュータデバイスを含み得る。
本明細書で使用される場合、「貯蔵部分」という用語は、前駆体を貯蔵するように適応させた装置の部分を指し得る。
本明細書で使用される場合、「送達システム」という用語は、吸入によってエアロゾルをユーザに送達するように動作可能なシステムを指し得る。送達システムは、マウスピース又はマウスピースを含むアセンブリを含み得る。
本明細書で使用される場合、「流路」という用語は、装置中を通る経路又は密閉通路を指し得、それを通して、ユーザは、エアロゾル送達のための吸入を行うことができる。流路は、エアロゾルを受け取るように配置することができる。
本明細書で使用される場合、「フロー」という用語は、流路内のフローを指し得、流路を通した吸入によって流路内に誘導することができる空気及び/又はエアロゾルを含み得る。
本明細書で使用される場合、「吸入する」又は「吸う」という用語は、流路を通過するフローを誘導するように減圧をもたらすためにユーザが吸入すること(例えば、肺拡張によって)を指し得る。
本明細書で使用される場合、「アトマイザ」という用語は、前駆体からエアロゾルを形成するためのデバイスを指し得る。アトマイザは、加熱システム、超音波又は他の適切なシステムを含み得る。
本明細書で使用される場合、「消耗品」、「カプセル」又は「ポッド」という用語は、貯蔵部分を含むユニットを指し得る。消耗品は、加熱システム(例えば、カートマイザとして配置される)を含み得る。消耗品は、情報保持媒体を含み得る。
図1を参照すると、エアロゾル生成装置2の実施形態は、電気エネルギーを供給するための電源4を含む。電気エネルギーは、アトマイザ6及び/又は電気回路8に供給することができる。電源4は、電池の形態の電源及び/又は外部電源への電気接続を含み得る。装置2は、エアロゾルを形成するために前駆体をアトマイザ6に送給するための前駆体送給システム10を含み得る。送達システム12は、エアロゾルをユーザに送達する。
図1及び2を参照すると、エアロゾル生成装置2の実施形態は、前駆体の貯蔵のための貯蔵部分14を有する前駆体送給システム10を含む。貯蔵部分14は、前駆体の物質的な状態に応じて、貯蔵所(図示せず)又は他の適切に配置された部分として配置することができる。前駆体送給システム10は、貯蔵部分14からアトマイザ6に前駆体を送給するための送給ユニット16を含む。送給ユニット16は、毛細管現象による送給用に配置された吸収性部材(例えば、綿)、導管、バルブ、ポンプシステム(電動式ポンプを含み得る)の1つ又は複数を含み得る。
示されていない実施形態では、前駆体送給システム10を省略することができる。そのような実施形態では、前駆体は、消耗品ポッドとして(例えば、固体又はゲルとして)配置することができ、アトマイザは、ポッドのための加熱レセプタクルを含む。
送達システム12は、アトマイザ6からユーザにエアロゾルを送給するための流路18を含む。アトマイザ6は、前駆体流入口20を含む。アトマイザ6は、フローがアトマイザ6を通過するための流路18のフロー流入口22及び流出口24を含む。示されていない実施形態では、流路18は、流出口24からエアロゾルを受け取り、アトマイザ6を通過しない。
流路18は、装置2の筐体を通して配置することができる流入口26を含む。流路18は、エアロゾル及び流入フローをユーザに送達するための流出口28を含む。流出口28は、マウスピース又は他の適切な送達部材として配置することができる。
アトマイザ6は、加熱システム30を含み、加熱システム30は、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素(図示せず)として配置することができる。加熱要素は、ワイヤ又はフィラメントとして配置することができる。加熱要素は、送給ユニット16の前駆体を加熱するために前駆体送給ユニット16に動作可能に接続することができる。1つ又は複数の加熱要素は、例えば、前記フローによって冷却するために流路18内に配置し、且つ/又は流路18と流体連通することができる。
加熱システムは、300℃未満又は350℃未満まで前駆体を加熱することができる。固体前駆体の例では、前駆体は、燃焼させずに加熱することができる。
実施形態では、カートマイザは、送給システム10の貯蔵部分14及び送給ユニット16並びに加熱システム30を共通の筐体に統合される。カートマイザは、既定量の前駆体を含む。実施形態では、消耗品ユニットは、前記カートマイザ及びマウスピースを統合することができる。
回路8は、電源4から加熱システム30への電気エネルギーを調節する。前駆体は、加熱要素の最も近くまで接近すると、過飽和蒸気に変換され、その後、凝縮されて、吸入可能なエアロゾルを形成する。前駆体は、エアロゾルに変換されると、例えばポンピング動作により、送給ユニット16によって供給されるさらなる前駆体と置き換えられ、その置換は、貯蔵部分14を使い果たすまで続く。
加熱システム30に供給される電気エネルギーは、以下の又は他の同様の回路の1つ、すなわち電動式スイッチによるパルス幅変調(PWM)又は他の適切な手段により(例えば、交流波形切断、降圧型変換器などの直流/直流変換器、線形レギュレータにより)、回路8で制御することができる。
回路8は、エアロゾル形成が要求されている際にそれを検出するためのトリガ(図示せず)を含み得る。回路8は、トリガをトリガすることが決定され次第、加熱システム30への電気エネルギーの供給をもたらすことができる。トリガは、エアロゾル形成を要求していることをユーザ動作が示唆している際にそれを検出することができる。そのような要求は、吸入によるものなどの黙示的なものであるか、又はボタンを押すことによるものなどの明示的なものでもあり得る。トリガは、ユーザの手の指によるものを含めて、物理的な接触(例えば、蒸気吸入ボタン)によって作動されるアクチュエータを含み得る。その例は、ボタン又はダイヤルを含む。トリガは、流路18を通したユーザ吸入を検出するように動作可能な吸入センサを含み得る。吸入センサは、圧力応答性置換可能ダイヤフラムの容量検知によるものを含めて、流圧を決定するように動作可能なフローメータ又は圧力センサを含み得る。
図3を参照すると、エアロゾルを生成するための電動式エアロゾル生成システム36の配置の実施形態は、本明細書で開示される任意の先行する実施形態又は他の実施形態の特徴を実装することができる。エアロゾル生成システム36は、エアロゾル生成装置2と、1つ又は複数の周辺デバイス42とを含む。装置2は、縦軸に沿って幾何学的に細長いものである。装置2は、デバイスボディ38及び取り外し可能な消耗品40を含む。
デバイスボディ38は、電源4、回路8及び任意選択の通信インタフェース50を含み、電源4、回路8及び任意選択の通信インタフェース50は、共通の筐体35内に配置される。変形実施形態では、通信インタフェース50を省略し、前記コンポーネントの1つ又は複数を筐体内に配置することができる。回路8は、(デバイスボディ38に配置されることに加えて)周辺デバイス48上で少なくとも部分的に分散される。変形実施形態(図示せず)では、追加的に、リモートサーバシステムに配置されることも、デバイスボディで分離されることもある。
消耗品40は、マウスピース34及びカートマイザ32を含む。カートマイザ32は、アトマイザ6、前駆体送給ユニット16及び貯蔵部分14を含む。変形実施形態では、消耗品は、アトマイザから分離され(すなわちカートマイザとして配置されない)、前駆体送給ユニットを含まない場合がある。
図4を参照すると、エアロゾルを生成するための電動式エアロゾル生成システム36は、本明細書で開示される任意の先行する実施形態又は他の実施形態の特徴を実装することができる。
エアロゾル生成システム36は、エアロゾル生成デバイスのための消耗品40を含み、消耗品は、エアロゾル生成前駆体34を貯蔵するための貯蔵部分14と、情報を格納するための情報保持媒体44とを含み、情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む。エアロゾル生成システム36は、電気回路8を含むエアロゾル生成デバイスボディ38を含む。回路は、デバイスボディで実装されるものとして示されているのに対して、本明細書で開示される他の実施形態に従って、周辺デバイス94及び/又はリモートサーバシステム(図示せず)上でのものを含めて、回路を分散できることが理解されるであろう。
図5を参照すると、回路8は、消耗品40がデバイスボディ38と併せた使用に適していることを保証するために、消耗品40を認証するプロセスを実施するように配置される。プロセスは、ブロック52において、前記情報保持媒体44から前記情報を得ることを含む。ブロック54では、第1の部分の情報が暗号解読される。ブロック56では、暗号解読された第1の部分の少なくとも一部と第2の部分との一致を決定することによって消耗品が認証される。
前記ブロックをより詳細に考慮すると、ブロック52において前記情報保持媒体44から情報を得ることは、回路8が情報保持媒体44(例えば、すべて又は一部)を読み取ることを含み得る。実施形態では、情報保持媒体44は、可読コード(例えば、光学式又は機械式)として実装することができる。そのような実施形態では、ブロック52は、回路8がコードを読み取るようにコードリーダ(図示せず)を制御することを含み得る。
実施形態では、情報保持媒体44は、本明細書で定義されるように、電子データ記憶装置として実装することができる。そのような実施形態では、ブロック52は、回路8が、データベースクエリによるものを含めて、データ記憶装置を読み取ることを含み得る。読み取ることは、有線又は無線媒体を介するものであり得、例えば、データ記憶装置は、RFID(無線自動識別)トランスポンダとして実装され、回路8は、関連リーダを実装する。規則、構文などを定義するために、ワシントン州のKirklandにあるBluetooth Special Interest GroupからのBluetooth(登録商標)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ICを含む、データ転送のための様々な適切なプロトコル(実装形態又は有線若しくは無線媒体に依存する)を実施できることが理解されるであろう。有線媒体の方が好ましい場合があり、なぜなら、有線媒体は、より費用効果が高い方法で実装することができ、且つ/又はデータ転送がより安全であるためである。プロトコルに応じて、読み取ることは、回路8が消耗品のメモリと同期する(例えば、ハンドシェイクを介して)ことを含み得る。
ブロック54において第1の部分を暗号解読することは、本明細書で定義されるように、暗号化アルゴリズムを実施することを含み得る。実施形態では、暗号化アルゴリズムは、AESの秘密鍵(他の対称暗号化アルゴリズム)を含む。
ブロック56において暗号解読された第1の部分の少なくとも一部と第2の部分との一致を決定することは、暗号解読された第1の部分と第2の部分とを比較することを含み得、暗号解読された第1の部分又は第2の部分のすべて又は一部と他の第2又は第1の部分とを比較することを含む。一致は、情報の符号化された値の1つ又は複数がマッチした(すなわちそれらが同一である)場合に決定することができる。
読み取られた情報に対し、1つ又は複数の対応するアドレス(アドレスは、回路の実装されたソフトウェア/ハードウェアによって使用される特定のメモリ場所を指す)に格納された情報を比較することができる。実施形態では、2~10個のアドレスに格納された情報のみが比較される。それにより、処理、従って電力消費量を低減した状態で認証プロセスを実施することができる。実施形態では、すべてのアドレスに格納された情報が比較される。消耗品は、すべてのアドレスに格納された情報(比較されたもの)が互いに一致する(すなわち格納値においてマッチがある)場合又は十分なアドレスがマッチする場合(データ完全性の潜在的な損失を補償するため)、認証されたものとして決定することができる。
情報保持媒体44によって格納された情報(例えば、第1の部分及び対応する第2の部分を含む情報)は、システム36と併せた消耗品40の動作と関連付けることができる。本明細書で使用される場合、「システムと併せた消耗品の動作と関連付けられた情報」又は「情報」は、ハードウェアバージョン(例えば、デバイスボディの回路による使用のための情報の符号化又はデータ構造の情報を提供することができる)、加熱システム抵抗(例えば、加熱システムを統合した消耗品の場合)、加熱システム最適温度(例えば、消耗品の特定の前駆体に対応するように選択される)、使用量レベル(例えば、固体又はゲル前駆体の場合)又は充填レベル(例えば、液体前駆体を貯蔵する貯蔵部分を含む消耗品の場合)、消耗品シリアル番号(例えば、消耗品に関連する他の特性をデータベースで調べるため又は消耗品の消費をモニタするため)、製造日、製造工場、バッチ番号、前駆体タイプ(例えば、液体香味料又はゲルか液体か固体か)、前駆体の配合(例えば、特定の有効成分の量)の1つ又は複数を指し得る。この方法では、回路8が情報を暗号解読して比較する際、完全性もチェックされる(例えば、十分なアドレスがマッチするが、いくつかがマッチしない)。各情報片は、符号化のための個々のバイトで情報保持媒体44のアドレスに格納することができる。
システム2の動作は、システムの一部として消耗品の動作と関連付けられた前記情報(例えば、暗号解読された第1の部分及び/又は第2の部分のもの)に少なくとも部分的に基づき得る。例えば、加熱システム30を、格納された温度で動作させること及び/又は加熱システム30の格納された抵抗を使用して加熱システムの温度を決定することができる(例えば、抵抗を温度と関連付けることによって行うことができ、回路8によって加熱システムを通した電流及び電圧が測定される)。この方法では、デバイスボディ38は、消耗品40と併せた最適な動作のために、読み取られた情報によって較正することができる。
図6を参照すると、以前の実施形態のより詳細な実装形態が提供されている。ブロック58では、消耗品40がデバイスボディ38とドッキングされる。図7を参照すると、ドッキングは、ドッキングインタフェース60を介して実施することができる。実施形態では、ドッキングインタフェースは、デバイスボディ38上に消耗品40を位置付けるための連動誘導部材62を含む。誘導部材は、チャネルを形成し、デバイスボディ38から外向きに延伸する。チャネルは、消耗品40の周辺形状と一致する。ドッキングインタフェース60は、消耗品を位置付けた位置に保持するための保持システム64を含み得る。実施形態では、保持システム64は、磁気結合器を含む。他の実施形態では、差し込み、プレス嵌め、ねじ嵌めを含む他のドッキングインタフェースを実装することができる。
ブロック66では、消耗品がドッキングされているかが決定され、この決定は、検出システム70によって実施することができる。実施形態では、検出システム70は、回路8によって実装される。図7を参照すると、回路8は、デバイスボディ38上に配置された対応するデバイス検出端子72と、消耗品40上に配置された消耗品検出端子74とを含む。検出端子72、74は、消耗品40がドッキングされた際に電気的に結合される。それに従って、消耗品40のドッキングは、検出回路76を通して電気エネルギーを送給することによって決定することができ、検出回路76は、端子を組み込み、消耗品40を通して延在する。他の実施形態では、検出システムは、ドッキングによって作動する他の構成(機械的に、磁気的に又は光学的に作動するスイッチを含む)によって実装することができる。
消耗品が存在しないと検出システム70が決定する例では、ブロック78によって示されるように、回路8は、消耗品がドッキングされていないと見なす(無効の消耗品がドッキングされているかどうかにかかわらず)。
回路8は、ドッキングの決定が消耗品40の認証を自動的にトリガするように配置することができる(例えば、図5又は本明細書の別の実施形態で説明されるプロセス)。図6を参照すると、ブロック80~88は、図5で説明される認証プロセスのより詳細な実施形態を実施する。
ブロック80では、以前に論じられるように、情報保持媒体44から情報が読み取られる。情報を読み取ることができない場合、ブロック82において、消耗品40は、認証されないものとして決定される。消耗品40が検出されたが、情報が読み取れないというシナリオは、様々な理由で起こり得、例えば情報保持媒体44が破損しているか又は存在しない(例えば、無効の消耗品は、ブロック66で検出をトリガするように配置された消耗品検出端子74を含むが、情報保持媒体を含まない)などである。
ブロック84では、以前に論じられるように、情報が暗号解読される。任意選択により、暗号解読プロセスの有効性確認を行うことができる。有効性確認を含む実施形態では、情報保持媒体44の情報は、暗号化された情報に適用される際に規則の結果をチェックするために、有効性確認シーケンス(チェックサム又はパリティビットなど)を含み得る。暗号解読プロセスの有効性確認を行うことができない場合、ブロック82において、消耗品40は、認証されないものとして決定される。このシナリオは、情報保持媒体44の情報が破損しているか又は認証されなかった場合に起こり得る。
ブロック86では、以前に論じられるように、一致を決定するために第1の部分の暗号解読された情報が第2の部分の情報と比較される。暗号解読された情報が、対応する非暗号化情報とマッチしない場合、ブロック82において、消耗品40は、認証されないものとして決定される。
ブロック82を参照すると、消耗品40が認証されないものとして決定された場合、回路8は、様々な応答を実施することができる。実施形態では、アトマイザ8の加熱システム30は、既定の温度(例えば、公称動作温度より20~50%低い温度などの安全な温度)で動作できるようにすることができる。例として、公称動作温度は、250℃であり得、安全な温度は、50~200℃であり得る。既定の動作温度は、例えば、回路によって実装されるデータ記憶装置を介してデバイスボディ38の回路8に格納することができる。既定の運転温度は、典型的な前駆体からエアロゾルを生成することができる最低温度として選択することができる。すなわち、この方法では、認証されなかった消耗品は、システムにおいて動作可能なままである。この動作モードは、未知の仕様を有する消耗品が安全でない状態で動作することを防ぎ得る。実施形態では、アトマイザ6の加熱システム30は、認証されなかった消耗品40での動作が妨げられる。そのような動作モードは、統合加熱システムの有無にかかわらず消耗品に対して実施することができる。
統合加熱システム30を有する消耗品40の場合、電気エネルギーは、回路8を介して加熱システム30に印加することができる。図7を参照すると、回路8は、デバイスボディ38上に配置されたデバイス加熱器端子92と、消耗品40上に配置された消耗品加熱器端子94とを含む。加熱器端子92、94は、消耗品40がドッキングされた際に電気的に結合される。それに従って、ドッキングされた消耗品40の加熱器システム30は、加熱器回路96を通して電気エネルギーを送給することによって給電することができ、加熱器回路96は、端子及び加熱システム30を組み込み、消耗品40を通して延在する。
図7及び図6のブロック82を参照すると、回路8は、ユーザインタフェース94を介して、認証されなかった消耗品についてユーザに通知することができる。ユーザインタフェース94は、デバイスボディ38、消耗品40、電子周辺デバイス42の1つ又は複数に配置することができる。通知は、可聴、触覚、視覚の1つ又は複数であり得る。
ブロック88を参照すると、認証されたものとしての消耗品40の決定に応答して、電気回路8は、例えば、前駆体からエアロゾルが生成されるように、認証された消耗品の前駆体を有するアトマイザ6の加熱システム30の動作を可能にすることができる。加熱システム30は、情報保持媒体44の情報によって及び/又は本明細書で論じられる別の方法で符号化された温度で動作することができる。
実施形態では、回路8は、以前に論じられるように、ユーザインタフェース94を介して、認証された消耗品についてユーザに通知することができる。
ブロック90を参照すると、消耗品40がドッキング位置から取り外される各例では、回路8は、検出システム70を介して前記取り外しを決定することができる。前記取り外しの決定は、ループ96によって示されるように、ブロック66の状態にリセットするように回路8をトリガすることができる。ユーザは、認証された消耗品を取り外して認証できない消耗品と交換することを迅速に試みる場合があるため、消耗品40が取り外されるたびに認証プロセスをトリガすることは、有益であり得る。
実施形態では、回路8は、電子データ記憶装置(図示せず)を実装し、前記データ記憶装置は、本明細書で定義されるように、複数の異なる暗号化アルゴリズムを含む。消耗品40の情報保持媒体44の情報(例えば、第1及び第2の部分又は他の可読情報)は、特定の消耗品40の第1の部分の暗号解読のための前記暗号化アルゴリズムの1つを識別するための識別子を含む。識別子は、英数字であるか、又は他の適切な明確な記述を有するものであり得る。
それに従って、図8を参照すると、本明細書で開示されるような第1の部分を暗号解読するステップの実施形態は、ブロック100において、情報保持媒体44から前記識別子を読み取ることをさらに含み得る。ブロック102では、暗号化された第1の部分を暗号解読するための特定の暗号化アルゴリズムを決定するために識別子が使用される。このブロックは、キー値データベース(又は他の同様のパラダイム)などのデータ構造を実装することを含み得、識別子は、キーであり、単一の暗号化アルゴリズムにリンクされる。実施形態では、データ構造は、システムの他のコンポーネント(周辺デバイス42を含む)にわたって実装することができる。
識別子がデータ構造の暗号化アルゴリズムのものとされない実施形態では、回路8は、サーバシステムなどの遠隔資源のデータ記憶装置からの適切な暗号化アルゴリズムの回収及びデータ構造の後続の更新をトリガすることができる。回収は、デバイスボディ38及び/又は周辺デバイス42の通信インタフェース50上で実施することができる。他の実施形態では、データ構造は、既定の時間周期で規則的に更新される。実施形態では、暗号化アルゴリズムは、AESなどの対称暗号化アルゴリズムの秘密鍵である。
ブロック104では、以前に論じられるように、情報の暗号化された第1の部分を暗号解読するために、選択された暗号化アルゴリズムが実施される。
図9を参照すると、統合加熱システムを含む消耗品40に対して、代替の又は追加の認証プロセスを実施することができる。ブロック110では、回路8は、加熱システム30の電気特性の測定を実施する。電気特性は、電気抵抗、キャパシタンス、インダクタンスの1つ又は複数を含み得る。電気抵抗の例では、回路8は、加熱器回路96を通して既知の電流を印加し、加熱システム30にわたる電位の変化を測定することができる。インダクタンス又はキャパシタンスの例では、回路8は、加熱器回路96を通して非定常電流又は電圧を印加し、後続の位相変化を決定することができる。
ブロック112では、測定された電気特性と、消耗品40の情報保持媒体44に格納された対応する情報とが比較される。情報は、以前に説明される情報保持媒体44の第1及び第2の部分又は別の部分に格納し、以前に論じられるように読み取ることができる。
測定された電気特性(電気特性を表す値、例えば特定の規則又は機能が適用される実際の値を含む)は、前記情報として格納される。値は、事前測定プロセスから得られ、事前測定プロセスは、消耗品を組み立てる間又は小売業者への出荷前に研究所においてなどで実行することができる。
格納された測定電気特性は、回路8によって測定された電気特性と比較される。完全なマッチ又は特定の閾値内(±5%又は±10%未満など)を含めて、それらの値が一致する場合、認証されたもの(又はこの認証プロセスが、本明細書で論じられるように処理される他の実施形態の認証と組み合わされる場合には部分的に認証されたもの)として消耗品40を決定することができる。実施形態では、電気抵抗は、オームの単位で格納され、回路8によって測定された対応する値と比較される。
先行するプロセスの実施形態の変形形態では、格納された測定電気特性は、回路8の暗号化アルゴリズムによる暗号解読を用いて暗号化することができる。それに従って、ブロック114は、前記比較前に、格納された測定電気特性を暗号解読するステップを含み得る。
そのようなプロセスを用いることで、加熱システム30の電気特性は、情報保持媒体44に格納された情報にリンクされるため、偽の消耗品の製造が複雑になる。従って、情報保持媒体44のみが複製される場合、偽の消耗品40が認証されたものとして決定される可能性は低い。そのような構成により、公知の加熱システムを含む消耗品のみが実装されるさらに安全なシステムが得られる。
図9と関連付けて説明されるプロセスの実施形態は、図4~8と関連付けて説明されるものと適切に組み合わせることができる。例えば、消耗品は、1)格納された測定電気特性が、回路によって測定された電気特性と一致する場合、及び2)及び/又は暗号解読された第1の部分の情報の少なくとも一部が第2の部分と一致する場合、認証されたものとして決定することができる。
図10を参照すると、統合加熱システム30を含む消耗品40に対して、代替の又は追加の認証プロセスを実施することができる。ブロック120では、加熱システムの電気特性が測定される(以前に論じられるように)。
ブロック122では、測定された特性が特定の閾値内にあるものとして決定される。実施形態では、複数の離散閾値(それらをまとめると連続範囲をカバーするもの)が存在し、測定された特性は、単一の閾値に対応する。例えば、電気抵抗の例では、A~Cの閾値が存在し得、Aは、100~200オームであり、Bは、201~300オームであり、Cは、301~400オームである。
ブロック124では、測定された電気特性に割り当てられた閾値に基づいて暗号化アルゴリズムが決定される。このブロックは、キー値データベース(又は他の同様のパラダイム)などのデータ構造を実装することを含み得、割り当てられた閾値(例えば、A~C)は、キーであり、単一の暗号化アルゴリズムにリンクされる。実施形態では、データ構造は、システムの他のコンポーネント(周辺デバイス42を含む)にわたって実装することができる。
ブロック126では、暗号解読された情報(ブロック124から決定された暗号化アルゴリズムを使用して暗号解読されているもの)と重複情報とを比較することによって消耗品が認証される。このプロセスは、先行する実施形態のブロック56と関連付けて論じられるように実行することができる。
そのようなプロセスを用いることで、加熱システム30の電気特性は、情報保持媒体44に格納された情報にリンクされるため、偽の消耗品の製造が複雑になる。従って、情報保持媒体44のみが複製される場合、偽の消耗品40が認証されたものとして決定される可能性は低い。そのような構成により、公知の加熱システムを含む消耗品のみが実装されるさらに安全なシステムが得られる。
開示される方法(又は対応する装置、プログラム、データキャリアなど)のいずれも、具体的な実装形態に応じて、ホスト又はクライアントによって実行できることが理解されるであろう(すなわち、開示される方法/装置は、コミュニケーションの形態であり、従っていずれかの「視点」から(すなわち互いの様式に対応して)実行することができる)。その上、「受信すること」及び「送信すること」という用語は、「入力すること」及び「出力すること」を包含し、電波の送信及び受信のRFに関連して限定されないことが理解されるであろう。従って、例えば、実施形態を実現するためのチップ又は他のデバイス若しくはコンポーネントは、別のチップ、デバイス又はコンポーネントに出力するためのデータを生成することも、別のチップ、デバイス又はコンポーネントからの入力データを有することもでき、そのような出力又は入力は、「送信する」及び「受信する」と称することができ、動名詞形、すなわち「送信すること」及び「受信すること」並びにRFに関連して「送信すること」及び「受信すること」を含む。
本明細書で使用される場合、「A、B又はCの少なくとも1つ」というスタイルで使用される明確な記述及び「A、B及びCの少なくとも1つ」という明確な記述は、離接的な「又は」及び離接的な「及び」を使用し、その結果、それらの明確な記述は、A、B、Cの組合せのいずれか及びすべて並びにA、B、Cのいくつかの並べ替え(すなわちAのみ、Bのみ、Cのみ、任意の順番のA及びB、任意の順番のA及びC、任意の順番のB及びC、任意の順番のA、B、C)を含む。そのような明確な記述では、3つ以上又は3つ以下の特徴を使用することもできる。
請求項では、括弧内にあるいかなる参照符号も、請求項を限定するものと解釈してはならない。「含む」という単語は、請求項にリストされているもの以外の要素又はステップの存在を除外しない。その上、「1つの(a)」又は「1つの(an)」という用語は、本明細書で使用される場合、「1つ又は複数」として定義される。また、請求項における「少なくとも1つの」及び「1つ又は複数」などの導入句の使用は、同じ請求項が「1つ又は複数」又は「少なくとも1つ」という導入句及び「1つの(a)」又は「1つの(an)」などの不定冠詞を含む場合でも、「1つの(a)」又は「1つの(an)」という不定冠詞による別の請求項要素の導入が、そのような導入請求項要素を含む特定の請求項を、そのような要素を1つのみ含む発明に限定することを含意するものと解釈すべきではない。定冠詞の使用についても同じことが言える。別段の言明がない限り、「第1の」及び「第2の」などの用語は、そのような用語が説明する要素を任意に区別するために使用される。従って、これらの用語は、必ずしもそのような要素の時間的な又は他の優先順位決定を示すことを意図するとは限らない。ある対策が相互に異なる請求項で列挙されているという事実のみでは、利益を得るためにこれらの対策の組合せを使用できないということを示さない。
不適合との別段の言明がない限り又は実施形態、例若しくは請求項の物理学若しくは別の方法がそのような組合せを阻止しない限り、前述の実施形態及び例並びに以下の請求項の特徴は、任意の適切な構成で1つに統合することができる(特に、そうすることで有益な効果が得られる特徴の場合)。これは、指定される利益のみに限定されず、代わりに「事後的な」利益から起こり得る。すなわち、特徴の組合せは、説明される形態(特に例、実施形態又は請求項の従属性の形態(例えば、番号付け))による限定を受けない。また、これは、「一実施形態では」及び「実施形態によれば」という記載並びに同様のものにも当てはまり、それらの記載は、単に表現の様式的な形態であり、それに続く特徴を同じ又は同様の表現の他のすべての例に対する別個の実施形態に限定するものと解釈してはならない。すなわち、「1つの(an)」、「1つの(one)」又は「いくつかの」実施形態への言及は、開示される実施形態のいずれか1つ若しくは複数及び/又はすべての実施形態或いはそれらの組合せへの言及であり得る。また、同様に、「その」実施形態への言及は、その直前の実施形態に限定されない。
本明細書で使用される場合、いかなる機械実行可能命令又はコンピュータ可読媒体も、開示される方法を実行することができ、従って方法という用語と(又は互いに)同義に使用することができる。
1つ又は複数の実装形態の前述の説明は、実例及び説明を提供するが、網羅的であることも、本発明の範囲を開示される正確な形態に限定することも意図しない。変更形態及び変形形態は、上記の教示を考慮して可能であるか又は本開示の様々な実装形態の実践から得ることができる。
参照番号のリスト
36 システム
2 装置
38 デバイスボディ
4 電源
8 回路
6 アトマイザ
20 前駆体流入口
22 フロー流入口
24 流出口
30 加熱システム
10 前駆体送給システム
16 送給ユニット
12 送達システム
34 マウスピース
18 流路
26 流入口
28 流出口
32 カートマイザ
35 筐体
50 通信インタフェース
40 消耗品
14 貯蔵部分
34 前駆体
44 情報保持媒体
60 ドッキングシステム
62 誘導部材
64 保持システム
70 検出システム
72 デバイス検出端子
74 消耗品検出端子
76 検出回路
96 加熱器回路
92 デバイス電力端子
94 消耗品電力端子
42 周辺デバイス
94 ユーザインタフェース
8 回路
さらなる実施形態
1.エアロゾル生成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分(14)及び情報保持媒体(44)を含む消耗品(40)であって、情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む、消耗品(40)と、
電気回路(8)を含むエアロゾル生成デバイスボディ(38)であって、電気回路(8)は、前記情報保持媒体から前記情報を得ること、第1の部分を暗号解読すること、暗号解読された第1の部分が第2の部分と一致する場合、認証されたものとして消耗品を決定することを行う、エアロゾル生成デバイスボディ(38)と
を含むエアロゾル生成システム(36)。
2.情報は、システムの一部として消耗品の動作と関連付けられる、実施形態1のシステム。
3.電気回路は、認証された消耗品の前駆体を有するアトマイザの加熱システムの動作を可能にし、動作は、情報に少なくとも部分的に基づく、実施形態2のシステム。
4.消耗品が認証されないものとして決定される場合、電気回路は、消耗品の前駆体を有するアトマイザ(6)の加熱システム(30)の動作を防ぐか、又は既定の安全な動作温度における、前記前駆体を有する前記加熱システムの使用を可能にする、先行する任意の実施形態のシステム。
5.消耗品及びデバイスボディは、消耗品をエアロゾル生成デバイスボディとドッキングするためのドッキングインタフェースを含み、電気回路は、前記ドッキングを決定し、且つ消耗品の認証をトリガするための検出回路を含む、先行する任意の実施形態のシステム。
6.電気回路は、電子データ記憶装置を実装し、データ記憶装置は、複数の暗号化アルゴリズムを格納し、消耗品の情報保持媒体の情報は、第1の部分の暗号解読のための前記暗号化アルゴリズムの1つを識別するための識別子を含み、電気回路は、識別子に基づいて、第1の部分の暗号解読のための暗号化アルゴリズムを識別し、且つ識別された暗号化アルゴリズムで第1の部分を暗号解読する、先行する任意の実施形態のシステム。
7.エアロゾル生成デバイスボディ(38)は、暗号化アルゴリズム又は暗号化アルゴリズムを生成するための情報を受信するための通信インタフェース(50)を含み、前記デバイスボディ(38)のデータ記憶装置は、前記アルゴリズムを格納する、先行する任意のもののシステム。
8.消耗品は、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素を有する加熱システム(30)を含み、消耗品の情報保持媒体の情報、好ましくは暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分は、加熱システムの電気特性に基づく情報を含み、
電気回路は、加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって加熱システムの電気特性を測定すること、測定された電気特性が、電気特性に基づく情報と一致する場合にのみ、認証されたものとして消耗品を決定することを行う、先行する任意の実施形態のシステム。
9.電気回路は、電子データ記憶装置を実装し、データ記憶装置は、複数の暗号化アルゴリズムを格納し、消耗品は、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素を有する加熱システム(30)を含み、
電気回路は、加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって加熱システムの電気特性を測定すること、測定された電気特性に基づいて、第1の部分を暗号解読するための暗号化アルゴリズムを選択すること、選択された暗号化アルゴリズムで第1の部分を暗号解読することを行う、先行する任意の実施形態のシステム。
10.先行する実施形態のいずれかに記載のエアロゾル生成システム(36)のための消耗品(40)であって、エアロゾル生成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分(14)及び情報保持媒体(44)を含み、情報保持媒体の情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含み、消耗品は、デバイスボディ(38)が、暗号解読された第1の部分と第2の部分との一致を決定することによって消耗品を認証することができるように、第1の部分及び第2の部分をエアロゾル生成デバイスボディ(38)に転送する、消耗品(40)。
11.消耗品を認証するための、実施形態1~9のいずれかのエアロゾル生成システム(36)のための、実施形態10の消耗品(40)の使用。
12.消耗品(40)を認証する方法であって、消耗品は、エアロゾル生成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分(14)を含み、方法は、
消耗品の情報保持媒体(44)から情報を読み取るステップであって、情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む、ステップと、
暗号解読された第1の部分が第2の部分と一致する場合、認証されたものとして消耗品を決定するステップと
を含む、方法。
13.プログラム可能電気回路において実行されると、実施形態12の方法を実行する命令を含むコンピュータプログラム。
14.電動式エアロゾル生成システムのための電気回路であって、実施形態12の方法を実施する、電気回路。
15.実施形態13のコンピュータプログラムを含む非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (14)

  1. エアロゾル生成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分(14)及び情報を保持する非一時的メモリ(44)を含む消耗品(40)であって、前記情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む、消耗品(40)と、
    電気回路(8)を含むエアロゾル生成デバイスボディ(38)であって、前記電気回路(8)は、前記非一時的メモリから前記情報を得ること、前記第1の部分を暗号解読すること、前記暗号解読された第1の部分が前記第2の部分と一致する場合、認証されたものとして前記消耗品を決定することを行う、エアロゾル生成デバイスボディ(38)と
    を含み、前記情報は、前記システムの一部として前記消耗品の動作と関連付けられる、エアロゾル生成システム(36)。
  2. 前記電気回路は、認証された消耗品の前記前駆体を有するアトマイザの加熱システムの動作を可能にし、前記動作は、前記情報に少なくとも部分的に基づく、請求項に記載のシステム。
  3. 消耗品が認証されないものとして決定される場合、前記電気回路は、前記消耗品の前記前駆体を有するアトマイザ(6)の加熱システム(30)の動作を防ぐか、又は既定の安全な動作温度における、前記前駆体を有する前記加熱システムの使用を可能にする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記消耗品及びデバイスボディは、前記消耗品を前記エアロゾル生成デバイスボディとドッキングするためのドッキングインタフェースを含み、前記電気回路は、前記ドッキングを決定し、且つ前記消耗品の認証をトリガするための検出回路を含む、請求項1~のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記電気回路は、電子データ記憶装置を実装し、前記データ記憶装置は、複数の暗号化アルゴリズムを格納し、前記消耗品の前記非一時的メモリの前記情報は、前記第1の部分の暗号解読のための前記暗号化アルゴリズムの1つを識別するための識別子を含み、前記電気回路は、前記識別子に基づいて、前記第1の部分の暗号解読のための暗号化アルゴリズムを識別し、且つ前記識別された暗号化アルゴリズムで前記第1の部分を暗号解読する、請求項1~のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記エアロゾル生成デバイスボディ(38)は、暗号化アルゴリズム又は暗号化アルゴリズムを生成するための情報を受信するための通信インタフェース(50)を含み、前記デバイスボディ(38)の前記データ記憶装置は、前記アルゴリズムを格納する、請求項1~のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記消耗品は、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素を有する加熱システム(30)を含み、前記消耗品の前記非一時的メモリの前記情報、好ましくは前記暗号化された第1の部分及び前記暗号化なしの対応する第2の部分は、前記加熱システムの電気特性に基づく情報を含み、
    前記電気回路は、前記加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって前記加熱システムの前記電気特性を測定すること、及び、前記測定された電気特性が、前記電気特性に基づく前記情報と一致する場合にのみ、認証されたものとして前記消耗品を決定することを行う、請求項1~のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記電気回路は、電子データ記憶装置を実装し、前記データ記憶装置は、複数の暗号化アルゴリズムを格納し、前記消耗品は、1つ又は複数の電気抵抗性加熱要素を有する加熱システム(30)を含み、
    前記電気回路は、前記加熱システムを通して電気エネルギーを印加することによって前記加熱システムの電気特性を測定すること、前記測定された電気特性に基づいて、前記第1の部分を暗号解読するための暗号化アルゴリズムを選択すること、及び、前記選択された暗号化アルゴリズムで前記第1の部分を暗号解読することを行う、請求項1~のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム(36)のための消耗品(40)であって、エアロゾル生成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分(14)及び情報を保持する非一時的メモリ(44)を含み、前記非一時的メモリの前記情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含み、前記消耗品は、デバイスボディ(38)が、号解読された前記第1の部分と前記第2の部分との一致を決定することによって前記消耗品を認証することができるように、前記第1の部分及び前記第2の部分を前記エアロゾル生成デバイスボディ(38)に転送し、
    前記情報は、前記システムの一部として前記消耗品の動作と関連付けられる、消耗品(40)。
  10. 求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム(36)のための、認証される対象物としての請求項に記載の消耗品(40)の使用。
  11. 消耗品(40)を認証する方法であって、前記消耗品は、エアロゾル生成前駆体を貯蔵するための貯蔵部分(14)を含み、前記方法は、
    前記消耗品の非一時的メモリ(44)から情報を読み取るステップであって、前記情報は、暗号化された第1の部分及び暗号化なしの対応する第2の部分を含む、ステップと、
    号解読された前記第1の部分が前記第2の部分と一致する場合、認証されたものとして前記消耗品を決定するステップと
    を含み、前記情報は前記消耗品の動作と関連付けられる、方法。
  12. プログラム可能電気回路において実行されると、請求項11に記載の方法を実行する命令を含むコンピュータプログラム。
  13. 電動式エアロゾル生成システムのための電気回路であって、請求項11に記載の方法を実施する、電気回路。
  14. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを含む非一時的コンピュータ可読媒体。
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