JP7032233B2 - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7032233B2
JP7032233B2 JP2018096576A JP2018096576A JP7032233B2 JP 7032233 B2 JP7032233 B2 JP 7032233B2 JP 2018096576 A JP2018096576 A JP 2018096576A JP 2018096576 A JP2018096576 A JP 2018096576A JP 7032233 B2 JP7032233 B2 JP 7032233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graph
node
information processing
information
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018096576A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019200737A (ja
Inventor
祐 宮崎
隼人 小林
晃平 菅原
正樹 野口
朋哉 山崎
一騎 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2018096576A priority Critical patent/JP7032233B2/ja
Priority to US16/284,383 priority patent/US20190354533A1/en
Publication of JP2019200737A publication Critical patent/JP2019200737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7032233B2 publication Critical patent/JP7032233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/245Query processing
    • G06F16/2457Query processing with adaptation to user needs
    • G06F16/24578Query processing with adaptation to user needs using ranking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/01Social networking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/36Creation of semantic tools, e.g. ontology or thesauri
    • G06F16/367Ontology
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/901Indexing; Data structures therefor; Storage structures
    • G06F16/9024Graphs; Linked lists
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/951Indexing; Web crawling techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0282Rating or review of business operators or products

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、種々の情報に対する評価を算出する提供する技術が知られている。このような技術の一例として、グラフに変形されたページランクアルゴリズムを適用して各文の重要度を算定する技術が知られている。
特開2017-54509号公報
"Dynamic PageRank Using Evolving Teleportation", Ryan A. Rossi and David F. Gleich<インターネット>http://ryanrossi.com/pubs/rossi-gleich-dynamic-pagerank.pdf(平成30年5月7日検索) "A Dynamical System for PageRank with Time-Dependent Teleportation", David F. Gleich and Ryan A. Rossi Internet Mathematics Vol. 10: 188-217<インターネット>http://ryanrossi.com/pubs/dynamic-pagerank.pdf(平成30年5月7日検索)
しかしながら、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができない場合がある。例えば、単純に文書等の対象を評価するだけでは、その評価が現時点の評価であって、今後の成長等を加味した評価、すなわち未来の評価となっているとは言い難い。このため、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、前記第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数を生成する生成部と、前記生成部により生成された前記各ノードの前記評価関数に基づいて、前記第2グラフに関する情報を提供する提供部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する生成処理および提供処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る第1グラフデータベースに登録される情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る第2グラフデータベースに登録される情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るグラフに対応する行列の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る生成処理および提供処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。
[実施形態]
〔1.情報処理装置の一例〕
まず、図1を用いて、生成処理および提供処理を実行する情報処理装置の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する生成処理および提供処理の一例を示す図である。図1では、情報処理装置10は、以下に説明する生成処理および提供処理を実行する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
より具体的には、情報処理装置10は、インターネット等の所定のネットワークNを介して、入出力装置100(例えば、図2を参照)といった任意の装置と通信が可能である。ここで、入出力装置100は、マイクなどの音声を取得する音声取得装置を用いて、利用者の発言を取得する。そして、入出力装置100は、任意の音声認識技術を用いて、発言をテキストデータに変換し、変換後のテキストデータを情報処理装置10へと送信する。また、入出力装置100は、スピーカ等の音声を出力する装置を用いて、情報処理装置10情報処理装置10から受信したテキストデータの読み上げを行う。なお、入出力装置100は、情報処理装置10から受信したテキストデータを所定の表示装置に表示してもよい。
なお、入出力装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイス、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等、サーバ装置等の情報処理装置により実現される。なお、入出力装置100は、例えば、同一の情報処理装置によって実現されてもよく、例えば、ロボット等の装置によって実現されてもよい。
〔2.情報処理装置が実行する生成処理および提供処理について〕
ここで、論文などの技術文献等の要素の現時点での評価に基づいて、利用者に情報提供し、その情報に基づいて、利用者の対話や発想を促進させることが考えられる。しかしながら、このような技術では、その時点での評価に基づくのみであり、今後成長する技術や新たなアイデアにより発展する見込みのある(イノベーションが起こりやすい)対象に関する情報を提供することができないおそれがある。
ここで、将来発展が期待される技術分野等の対象を予測し、予測した技術分野を利用者間の対話の主題として提案した場合には、ブレスト等といった利用者間の対話を効率化することができると予測される。しかしながら、単に情報提供の時点で評価が高い技術分野を提案しただけでは、必ずしも利用者の対話を効率化できているとは言えない。例えば、情報提供の時点で既に完成された対象(技術分野)はその時点では評価は高いが、新たな技術が生じ難い場合や発展性が乏しい場合等がある。このような場合、その対象に関する情報を提供しても、対話や発想により新たな技術が生じる可能性が低く、提供する情報として適切であるとは言えない場合がある。すなわち、発展性が乏しい分野を提案した場合、利用者間の対話においてイノベーションとなる新たな技術を生み出すことができなくなるおそれがある。
〔2-1.情報処理装置が実行する生成処理について〕
そこで、情報処理装置10は、グラフを成長させ、成長させた段階での各対象を評価することにより、今後の成長を加味した各対象の評価を行い、その結果に基づいて情報提供を行う。そのために、情報処理装置10は、以下の生成処理を実行する。なお、以下では、成長させる前のグラフを第1グラフと記載し、第1グラフを成長させた後のグラフを第2グラフと記載する場合がある。言い換えると、第1グラフは、生成処理時点(現時点)におけるグラフを示し、第2グラフは、将来(未来)の第1グラフの状態、すなわち現時点の第1グラフを基に予測される未来のグラフを示す。
また、以下では、第1グラフ及び第2グラフの両方に含まれるノードを第1ノードと記載し、第2グラフのみに含まれるノードを第2ノードと記載する場合がある。言い換えると、第1ノードは、生成処理時点(現時点)に既に対象となっている要素に対応し、第2ノードは、グラフを成長させる処理により追加される将来(未来)の要素、すなわち仮想的な要素に対応する。また、以下では、第1グラフ及び第2グラフの両方に含まれるリンクを第1リンクと記載し、第2グラフのみに含まれるリンクを第2リンクと記載する場合がある。言い換えると、第1ノード間をつなぐリンクが第1リンクとなり、第2ノードと他のノード(第1ノードや第2ノード)との間をつなぐリンクが第2リンクとなる。
ここで、情報処理装置10は、種々の対象を要素とし、その要素の各々に対応する第1ノードを含む第1グラフを用いてもよい。例えば、情報処理装置10は、技術に関する文書等を要素とし、その要素の各々に対応する第1ノードを含む第1グラフを用いてもよい。例えば、情報処理装置10は、技術文献を要素とし、その要素の各々に対応する第1ノードを含む第1グラフを用いてもよい。また、情報処理装置10は、特許発明や特許出願を要素とし、その要素の各々に対応する第1ノードを含む第1グラフを用いてもよい。また、情報処理装置10は、1つの論文を1つの技術要素と見做し、引用関係がある論文同士をリンクにより接続することで、第1グラフを生成してもよい。また、情報処理装置10は、共通性を有する複数の論文を1つの要素と見做してもよい。また、情報処理装置10は、引用関係に限らず、文書に含まれるキーワードの類似性等に基づいて、類似性を有する文書同士をリンクにより接続することで、第1グラフを生成してもよい。以下では、ノードに対応する要素が技術文献である場合を一例として説明する。
例えば、情報処理装置10は、w2v(word2vec)やs2v(sentence2vec)等により、技術文献を単語や文章をベクトル(多次元量)に変換してもよい。例えば、情報処理装置10は、w2vやs2v等により、技術文献に含まれる単語や文章をベクトル(多次元量)に変換し、その情報を基に技術文献ごとのベクトルを生成してもよい。例えば、情報処理装置10は、外部装置等から取得した技術文献から、形態素解析等の技術を用いて単語群を抽出し、抽出した単語をベクトルに変換し、そのベクトルに基づいて技術文献のベクトルを生成してもよい。例えば、情報処理装置10は、技術文献のベクトルを用いて、種々の処理を行なってもよい。例えば、情報処理装置10は、技術文献のベクトルを比較することにより、種々の処理を行なってもよい。例えば、情報処理装置10は、技術文献のベクトルを用いて、技術文献間の距離を導出してもよい。
また、情報処理装置10は、第1グラフから第1グラフの将来の状態を示す第2グラフを生成する。情報処理装置10は、第1グラフを成長させることにより、第2ノードと第2リンクが第1グラフに追加された第2グラフを生成する。情報処理装置10は、第1ノード間が第1リンクにより連結される第1グラフを成長させることにより、第1グラフに第2ノードと第2リンクとが追加された第2グラフを生成する。情報処理装置10は、将来の技術文献、すなわち仮想的な技術文献に対応する第2ノードを、第1グラフに追加することにより2グラフを生成する。
例えば、情報処理装置10は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノード(第2ノード)を追加し、第1グラフを成長させた第2グラフを生成する。例えば、情報処理装置10は、発生ノードを第2ノードとしてグラフに追加してもよい。例えば、情報処理装置10は、m個(例えばmは任意の1以上の自然数)の頂点からなる完全グラフKを第1グラフとして用いる。そして、情報処理装置10は、新しい頂点(ノード)を1個追加する。そして、情報処理装置10は、その新しい頂点(ノード)から、すでに存在しているm個の頂点に対して辺を張る。例えば、情報処理装置10は、その新しい頂点(第2ノード)から、存在している頂点(ノード)に対して所定の本数のリンクを連結する。このとき、辺(リンク)が張られる確率は、それぞれの頂点(ノード)のその時点での次数kに比例するものとする。例えば、情報処理装置10は、新しく追加するノードからリンクを連結する時点における各ノードの次数に応じて、新しく追加するノードからリンクを連結する。情報処理装置10は、新しく追加するノードからリンクを連結する時点において、次数が高いノードに新しく追加するノードからのリンクが連結されやすくなるように、新しく追加するノードからリンクを他のノードに連結する。情報処理装置10は、上記のような新しくノードを追加し、リンクを連結する処理を、ノードの数が所定数(例えば1万等)になるまで繰り返す。
図1の(A)に示す例では、情報処理装置10は、第1グラフGR11を成長させることにより、第2グラフGR12を生成する。例えば、図1の(A)の第1グラフGR11に示す円の図形「●」がノードを示し、円の図形間を結ぶ辺(線)がリンクを示し、他のグラフの同様にノード及びリンクを示す。すなわち、図1の(A)の第1グラフGR11は、図示する3つのノード等や3つのリンク等を含む。具体的には、第1グラフGR11は、ノード#1、#2、#3の3つの第1ノード等やそれらの第1ノードを連結する3つの第1リンク等を含む。なお、図1の第1グラフGR11では、説明を簡単にするために3つのノード及び3つのリンクを図示するが、第1グラフGR11は、3より多い多数(例えば1000等)のノードを含んでもよい。
また、図1の(A)に示す各グラフの上部に示すtはグラフの成長過程を示し、tが大きい程、より将来の時点に対応するグラフであることを示す。例えば、成長させる前の時点に対応する第1グラフGR11はt=0の時点でのグラフを示し、t=1、2、3、4の各々に対応するグラフは、第2ノードを追加し、グラフを成長させた各状態に対応する。
情報処理装置10は、第1グラフGR11に1つの第2ノードとその第2ノードからの3つのリンクとを追加することにより、第1グラフGR11を成長させて、t=1に対応する第2グラフを生成する。また、情報処理装置10は、t=1に対応する第2グラフに1つの第2ノードとその第2ノードからの3つのリンクとを追加することにより、t=1に対応する第2グラフを成長させて、t=2に対応する第2グラフを生成する。また、情報処理装置10は、t=2に対応する第2グラフに1つの第2ノードとその第2ノードからの3つのリンクとを追加することにより、t=2に対応する第2グラフを成長させて、t=3に対応する第2グラフを生成する。また、情報処理装置10は、t=3に対応する第2グラフに1つの第2ノードとその第2ノードからの3つのリンクとを追加することにより、t=3に対応する第2グラフを成長させて、t=4に対応する第2グラフGR12を生成する。これにより、情報処理装置10は、第1グラフGR11の将来の状態を示す第2グラフGR12を生成する。なお、1つの第2ノードに連結する第2リンクの数は、3に限らず、例えば10等の種々の本数であってもよい。
なお、情報処理装置10は、第1グラフから第1グラフの将来の状態を示す第2グラフを生成可能であれば、バラバシ・アルバートモデルに限らず、どのような手法を用いてもよい。例えば、情報処理装置10は、生成される第2グラフがスケールフリー性に関する条件を満たせば、どのような手法を用いてもよい。例えば、情報処理装置10は、優先的選択に関する条件を満たせば、どのような手法を用いてもよい。例えば、情報処理装置10は、次数の高いノードに、新たに追加するノードがリンクされやすくなれば、どのような手法を用いてもよい。例えば、情報処理装置10は、既にリンクされているノード数が多いノードに、新たに追加するノードがリンクされやすくなれば、どのような手法を用いてもよい。また、情報処理装置10は、第1グラフとして、完全グラフに限らず、種々の形態のグラフを用いて、第2グラフを生成してもよい。例えば、情報処理装置10は、各ノードが一部のノードと連結された第1グラフとして用いてもよい。
ここで、第1グラフを成長させた第2グラフは、図5に示すような行列MTA(以下「行列A」ともいう)や行列MTD(以下「行列D」ともいう)に展開(表現)することができる。図5は、実施形態に係るグラフに対応する行列の一例を示す図である。
図5中の行列Aは、グラフを表現するために用いる行列、いわゆる隣接行列である。例えば、ある頂点vとwの間のリンクの有無に応じて行列の(v,w)成分に所定の値を割り当てる。例えば、行列Aの対角成分(例えば(1,1)成分等)は「0」となる。例えば、ノード#1とノード#2との間にリンクが連結されている場合、ノード#1及びノード#2に対応する行列Aの成分に所定の値を割り当てる。例えば、ノード#1とノード#2との間にリンクが連結されている場合、行列Aの(1,2)成分や(2,1)成分に「1」を割り当てる。例えば、ノード#1とノード#2との間にリンクが連結されている場合、行列Aの(1,2)成分や(2,1)成分には、ノード#1とノード#2との間の距離に基づく値が割り当てられてもよい。行列Aの(1,2)成分や(2,1)成分には、所定の距離関数に基づく値が割り当てられてもよい。例えば、行列Aの(1,2)成分や(2,1)成分には、ノード#1のベクトル及びノード#2のベクトルを変数として所定の距離関数が算出する値が割り当てられてもよい。例えば、ノード#1とノード#3との間にリンクが連結されていない場合、行列Aの(1,3)成分や(3,1)成分に「0」を割り当てる。このように、「ノード#*」の「*(*は任意の自然数)」が行列の行や列に対応してもよいが、各ノードが各行や列に対応すればどのような対応であってもよい。なお、グラフが有向グラフである場合や各リンクに重みが付されている場合、行列Aはその態様に応じた各成分を含む行列となる。
図5中の行列Aにおける範囲AR11(行列Aのハッチング部分)は、グラフを成長させる前の第1グラフの第1ノードに対応する。すなわち、図5中の行列Aにおける範囲AR11以外の範囲は、グラフの成長による未来の状態に関する成分に対応する。図5中の行列Aの成分EL1等の丸の図形で示す部分は、グラフの成長により「0」以外の値が割り当てられる成分を示す。例えば、図5中の行列Aの成分EL1等の丸の図形で示す部分は、グラフの成長により「1」を割り当てる成分を示す。例えば、第1ノードであるノード#1と第2ノードであるノード#1001との間がリンクで連結された場合、行列Aの(1,1001)成分や(1001,1)成分に「1」が割り当てられる。このように、図5中の行列Aには、未来の状態を加味した情報が含まれる。
また、図5中の行列Dは、グラフを表現するために用いる行列であり、例えば次数行列(度数行列)であってもよい。例えば、図5中の行列Dは、各ノードの次数(度数)を示す行列である。例えば、ある頂点vの次数を行列の(v,v)成分に割り当てる。例えば、行列Dの対角成分以外の成分は「0」となる。例えば、ノード#1に3つのノードがリンクにより連結されている場合、行列Dの(1,1)成分に「3」を割り当てる。なお、図5の例では、重み無しの無向グラフを一例として説明するが、グラフが有向グラフである場合や各リンクに重みが付されている場合、行列Dはその態様に応じた各成分を含む行列となる。
図5中の行列Dにおける範囲AR21(行列Dのハッチング部分)は、グラフを成長させる前の第1グラフの第1ノードに対応する。すなわち、図5中の行列Dにおける範囲AR21以外の範囲は、グラフの成長による未来の状態に関する成分に対応する。図5中の行列Dの成分EL2等の丸の図形で示す部分は、グラフの成長により「0」以外の値を割り当てる成分を示す。例えば、図5中の行列Dの成分EL2等の丸の図形で示す部分は、グラフの成長により対応するノードの次数を割り当てる成分を示す。例えば、第2ノードであるノード#1001から3本のリンクが他のノードに連結された場合、行列Dの(1001,1001)成分に「3」が割り当てられる。また、第2ノードであるノード#1001から3本のリンクが連結された他のノードに対応する行列D中の成分も更新される。例えば、第2ノードであるノード#1001から1本のリンクが新たに連結されたノード(例えばノード#3)に対応する行列D中の(3,3)成分に1加算される。このように、図5中の行列Dには、未来の状態を加味した情報が含まれる。なお、情報処理装置10が上記のような行列Aや行列Dを生成してもよい。
そして、情報処理装置10は、上記のような行列Aや行列Dの情報を用いて、第2グラフ中の各ノードの評価情報を生成する。例えば、情報処理装置10は、各ノードに連結されるリンク数及び他のノードに基づいて、各ノードの評価情報を生成する。情報処理装置10は、ダイナミックページランクに基づいて、第2グラフ中の各ノードの評価情報を生成する。例えば、情報処理装置10は、ダイナミックページランクに基づいて、第2グラフ中の各ノードの評価関数を生成する。例えば、情報処理装置10は、非特許文献1や非特許文献2に開示されるようなダイナミックページランクの技術を用いて、第2グラフ中の各ノードの評価関数を生成する。例えば、情報処理装置10は、非特許文献1や非特許文献2に開示される手法を第2グラフ中の各ノードに適用することにより、第2グラフ中の各ノードの評価関数を生成する。
例えば、情報処理装置10は、以下の式(1)を用いて、各ノードから他のノードへの遷移する確率を示す情報を生成する。
Figure 0007032233000001
上記の式(1)中の「A」は、行列Aの転置行列を示す。上記の式(1)中の「D-1」は、行列Dの逆行列を示す。情報処理装置10は、行列Aの転置行列Aと、行列Dの逆行列D-1とに基づいて、各ノードから他のノードへの遷移する確率を示す行列Pを導出する。例えば、行列P中の「Pj,i」は、ノードiからノードjへ遷移する確率を示す。行列P中の(j,i)成分は、ノードiからノードjへ遷移する確率を示す。また、情報処理装置10は、下記の式(2)に示すような所定の減衰パラメータ「α」を用いてもよい。なお、下記の式(2)中の減衰パラメータ「α」は、例えば「0.85」や「0.9」等、適宜設定されてもよい。
Figure 0007032233000002
例えば、情報処理装置10は、上記のように、非特許文献1や非特許文献2に開示されるようなダイナミックページランクの技術を用いて、第2グラフGR12中の各ノードの評価情報を生成する。情報処理装置10は、ダイナミックページランクに基づいて、第2グラフGR12中の各ノードの評価関数を生成する。そして、図1の(B)に示すように、情報処理装置10は、生成したグラフGR12中の各ノードの評価関数に基づく、各ノードの評価に関する確率分布情報を生成する。例えば、情報処理装置10は、グラフGR12中のノード#1001に対応する確率分布RPに示すような、各ノードの評価に関する確率分布情報を生成する。
このような、第2グラフGR12中の各ノードの評価関数や確率分布情報は、第1グラフGR11が成長した後の各ノードの評価、すなわち、将来の時点における各ノードの評価を反映している情報を示す。そのため、第2グラフGR12中の各ノードの評価を示す情報は、今後どのような内容の技術文献が評価されるかや、どのような分野の技術が進展する見込みが有るか等を示す指標と見做すことができる。すなわち、第2グラフGR12中の各ノードの評価を示す情報は、利用者間の対話においてイノベーションとなる新たな技術を生み出す可能性が高い分野や発展性が高い分野等、将来の有望な対象を示す情報として、利用者に情報提供することが望ましいかを示す情報である。
〔3.情報処理装置が実行する処理の一例〕
次に、図1を用いて、情報処理装置10が実行する生成処理および提供処理の一例について説明する。まず、情報処理装置10が実行する生成処理の一例について説明する。
まず、情報処理装置10は、第1グラフを成長させ、第1グラフの将来の状態を示す第2グラフを生成する(ステップS1)。例えば、情報処理装置10は、第1グラフに第2グラフ及び第2リンクを追加することにより、第2グラフを生成する。情報処理装置10は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、第2ノードを追加し、第1グラフを成長させた第2グラフを生成する。
例えば、情報処理装置10は、図1の(A)に示すように、第1グラフGR11を成長させることにより、第2グラフGR12を生成する。図1の例では、情報処理装置10は、t=0~4に示すように、第2ノードを順次追加することにより、第1グラフGR11から第2グラフGR12を生成する。例えば、情報処理装置10は、「t」が1加算される毎に行われる追加処理において、1つの第2ノードと3つの第2リンクを順次追加することにより、第2グラフGR12を生成する。具体的には、情報処理装置10は、1回の追加処理で、1つの第2リンクとその第2リンクと他のノードを連結する3つの第2リンクを追加する。
例えば、情報処理装置10は、1回の追加処理で、行列Aでは、対応する成分に1が割り当てられる。また、例えば、情報処理装置10は、1回の追加処理で、行列Dでは、新規追加された第2ノードに対応する対角成分に所定の値が割り当てられ、新規追加された第2ノードとリンクが連結された他のノードに対応する対角成分が更新される。図1では、情報処理装置10は、1回の追加処理で、行列Dでは、新規追加された第2ノードに対応する対角成分に3が割り当てられる。また、例えば、情報処理装置10は、1回の追加処理で、行列Dでは、新規追加された第2ノードとリンクが連結された他のノードに対応する対角成分に1加算される。
情報処理装置10は、第2グラフGR12の各ノードの評価をダイナミックページランクに基づいて生成する(ステップS2)。例えば、情報処理装置10は、非特許文献1や非特許文献2に開示されるようなダイナミックページランクの技術を用いて、第2グラフGR12中の各ノードの評価関数を生成する。情報処理装置10は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノード#1~#3、#1001~#1004等の評価関数を生成する。例えば、情報処理装置10は、時間を変数とする評価関数を生成する。そして、図1の(B)に示すように、情報処理装置10は、生成した第2グラフGR12中の各ノードの評価関数に基づく、各ノードの評価に関する確率分布情報を生成する。例えば、情報処理装置10は、グラフGR12中のノード#1001に対応する確率分布RPに示すような、各ノードの評価に関する確率分布情報を生成する。
そして、情報処理装置10は、第2グラフGR12中の各ノードを順位付けする。例えば、情報処理装置10は、ダイナミックページランク等の種々の従来技術を適宜用いて、第2グラフGR12中の各ノードを順位付けする。情報処理装置10は、各ノードの評価関数や確率分布情報等を適宜用いて、第2グラフGR12中の各ノードを順位付けしてもよい。例えば、情報処理装置10は、所定の時間(一時点)での値や最大値等に基づいて、第2グラフGR12中の各ノードを順位付けしてもよい。図1では、情報処理装置10は、ランク情報RK11に示すように、各ノード#1~#3、#1001~#1004等を順位付けする。情報処理装置10は、ノード#3、#1003、#1004等の順に順位付けする。すなわち、情報処理装置10は、ノード#3、#1003、#1004等の順に評価が高いと決定する。そして、情報処理装置10は、各ノードの評価に基づいて、提供する第2グラフに関する情報を決定する。
そして、情報処理装置10は、各ノードの評価に基づいて、第1ノードに対応する技術文献を示す情報を提供する(ステップS3)。図1に示す例では、情報処理装置10は、ランク情報RK11に示すように、ランキングが最も高い第1ノードであるノード#3に関する情報を提供すると決定する。そして、情報処理装置10は、ノード#3を示す情報を提供する。情報処理装置10は、ノード#3に対応する技術文献#3を示す情報を提供する。このように、情報処理装置10は、第2グラフGR12及び第1グラフGR11に含まれる第1ノードのうち、評価が最も高いノード#3を示す情報を提供する。この結果、情報処理装置10は、より成長が期待される分野の技術文献を対話や発想の対象として提案することができるので、技術戦略立案やブレスト時のテーマ選定において、イノベーションの導出に役立つテーマを特定し、利用者に提供することができる。すなわち、情報処理装置10は、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
なお、図1に示す例では、情報処理装置10は、そのノード自身の評価が高い第1ノードを示す情報を提供したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報処理装置10は、第1ノードのうち、連結される第2ノードの評価が高い第1ノードを示す情報を提供してもよい。例えば、情報処理装置10は、ランキングが2番目に高い第2ノードであるノード#1003と、ランキングが3番目に高い第2ノードであるノード#1004とに連結された第1ノードであるノード#1を示す情報を提供してもよい。これにより、情報処理装置10は、将来の要素のうち、高い評価となる要素の基となる、既存の要素(第1ノード)を示す情報を利用者に提供することにより、利用者にイノベーションの導出に役立つ既存技術を示す情報を提供することができる。したがって、情報処理装置10は、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
〔4.情報処理装置の構成〕
以下、上記した生成処理および提供処理を実現する情報処理装置10が有する機能構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部20、記憶部30、および制御部40を有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、入出力装置100や利用者の端末装置(図示せず)等との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部30は、第1グラフデータベース31と第2グラフデータベース32とを記憶する。なお、記憶部30は、第1グラフデータベース31と第2グラフデータベース32に限らず、種々の情報を記憶してもよい。例えば、記憶部30は、第1グラフデータベース31中のノード(第1ノード)と技術文献等の要素との対応付けを示す情報を記憶する。記憶部30は、各ノードのベクトルデータを記憶してもよい。
第1グラフデータベース31には、第1グラフに関する各種情報が登録されている。例えば、図3は、実施形態に係る第1グラフデータベースに登録される情報の一例を示す図である。図3に示す例では、第1グラフデータベース31には、「リンクID(Identifier)」、「ノードID」等といった項目を有する情報が登録される。
ここで、「リンクID」とは、グラフに含まれるリンクを識別するための情報である。また、「ノードID」とは、対応付けられた「リンクID」が示すリンクによって接続されたノード、すなわち、関連性を有する2つの技術文献等の要素を示すノードを識別する情報である。
例えば、図3に示す例では、リンクID「リンク#1」には、ノードID「ノード#1」、およびノードID「ノード#2」が対応付けて登録されている。このような情報は、リンクID「リンク#1」が示すリンクにより、ノードID「ノード#1」が示すノードと、ノードID「ノード#2」が示すノードとが接続されていることを示す。
なお、図3に示す例では、「リンク#1」、「ノード#1」等といった概念的な値について記載したが、実際には、リンクやノードを示す文字列や数値等が登録されることとなる。また、図3に示す情報は、あくまで一例であり、第1グラフデータベース31には、グラフ構造を有するデータであれば、任意の形式のデータが登録されていてよい。
また、第1グラフデータベース31には、技術分野(カテゴリ)ごとの第1グラフが登録されてもよい。例えば、第1グラフデータベース31には、各技術分野(カテゴリ)に属する論文をノードとし、その引用関係をリンクとした、技術分野ごとの第1グラフが登録されてもよい。なお、リンクは、参照元と参照先との関係を示すリンク、すなわち向きが有るリンクであってもよい。この場合、第1グラフは有向グラフであってもよい。
第2グラフデータベース32には、第2グラフに関する各種情報が登録されている。例えば、図4は、実施形態に係る第2グラフデータベースに登録される情報の一例を示す図である。図4に示す例では、第2グラフデータベース32には、「リンクID(Identifier)」、「ノードID」等といった項目を有する情報が登録される。
ここで、「リンクID」とは、グラフに含まれるリンクを識別するための情報である。また、「ノードID」とは、対応付けられた「リンクID」が示すリンクによって接続されたノード、すなわち、関連性を有する2つの技術文献(論文)等の要素を示すノードを識別する情報である。
例えば、図4に示す例では、リンクID「リンク#10001」には、ノードID「ノード#1001」、およびノードID「ノード#2」が対応付けて登録されている。このような情報は、リンクID「リンク#10001」が示すリンクにより、ノードID「ノード#1001」が示すノードと、ノードID「ノード#2」が示すノードとが接続されていることを示す。
なお、図4に示す例では、「リンク#10001」、「ノード#1001」等といった概念的な値について記載したが、実際には、リンクやノードを示す文字列や数値等が登録されることとなる。また、図4に示す情報は、あくまで一例であり、第2グラフデータベース32には、グラフ構造を有するデータであれば、任意の形式のデータが登録されていてよい。
また、第2グラフデータベース32には、技術分野(カテゴリ)ごとの第2グラフが登録されてもよい。例えば、第2グラフデータベース32には、各技術分野(カテゴリ)に属する論文をノードとし、その引用関係をリンクとした、技術分野ごとの第2グラフが登録されてもよい。第2グラフデータベース32には、各ノードが第1ノードか第2ノードかを識別する情報が登録されてもよい。また、第2グラフデータベース32には、各リンクが第1リンクか第2リンクかを識別する情報が登録されてもよい。なお、リンクは、参照元と参照先との関係を示すリンク、すなわち向きが有るリンクであってもよい。この場合、第2グラフは有向グラフであってもよい。
図2に戻り、説明を続ける。制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図2に示すように、制御部40は、取得部41、生成部42、決定部43、および提供部44を有し、上述した生成処理および提供処理を実行する。例えば、生成部42は、上述した生成処理を実行し、提供部44は、上述した提供処理を実行する。
取得部41は、各種情報を取得する。取得部41は、生成処理や提供処理を実行するために必要な各種の情報を取得する。例えば、取得部41は、記憶部30から各種情報を取得する。例えば、取得部41は、第1グラフデータベース31や第2グラフデータベース32等から各種情報を取得する。また、取得部41は、各種情報を外部の情報処理装置から取得する。取得部41は、入出力装置100等の外部装置から各種情報を取得する。
取得部41は、第1グラフを取得する。取得部41は、第1グラフを外部装置や第1グラフデータベース31等から取得する。例えば、取得部41は、医療、物理学、料理等、様々なカテゴリに関連する技術文献をノードとする第1グラフを取得する。取得部41は、医療、物理学、料理等、様々なカテゴリに関連する論文をノードとする第1グラフを取得する。取得部41は、技術文献をノードとし、各技術文献間の引用関係をリンクとする第1グラフを取得する。取得部41は、第2グラフを取得する。取得部41は、第2グラフを第2グラフデータベース32等から取得する。
生成部42は、各種情報を生成する。生成部42は、取得部41により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を生成する。例えば、生成部42は、記憶部30に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を生成する。例えば、生成部42は、第1グラフデータベース31や第2グラフデータベース32等に記憶された情報に基づいて、各種情報を生成する。生成部42は、決定部43により決定された各種情報に基づいて、種々の情報を生成する。
生成部42は、所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数を生成する。生成部42は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノードの評価関数を生成する。生成部42は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノードを追加し、第1グラフを成長させた第2グラフを生成する。
生成部42は、所定の対象の各々に対応する第1ノードと、各対象間の関係性に基づいて第1ノード間を連結する第1リンクとを含む第1グラフを成長させることにより、第2ノードと、第2ノードを他のノードに連結する第2リンクとが、第1グラフに追加された第2グラフの各ノード間の連結関係に基づいて、各ノードの評価を示す評価情報を生成する。生成部42は、第1ノードとは異なる仮想的な対象に対応する第2ノードと、第2リンクとを、第1グラフに追加することにより生成された第2グラフの各ノード間の連結関係に基づいて、各ノードの評価を示す評価情報を生成する。生成部42は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、第1グラフを成長させることにより、第2ノードと第2リンクが第1グラフに追加された第2グラフを生成する。
生成部42は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノードの評価情報を生成する。生成部42は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノードに割当てられる評価情報である確率分布を生成する。生成部42は、ダイナミックページランクにより各ノードに割当てられる評価関数に基づいて、確率分布を生成する。なお、生成部42は、ダイナミックページランクに限らず、種々の手法を用いて、各ノードの評価情報を生成してもよい。例えば、生成部42は、将来のノードを含めたグラフにおけるノードを評価可能であれば、どのような評価手法を用いて、各ノードの評価情報を生成してもよい。例えば、生成部42は、各ノードのリンク数(次数)や連結されるノードに基づいて、各ノードの評価情報を生成してもよい。例えば、生成部42は、各ノードのリンク数(次数)が多い程、評価が高くなるように、各ノードの評価情報を生成してもよい。例えば、生成部42は、評価が高いノードが連結されるノード程評価が高くなるように、各ノードの評価情報を生成してもよい。例えば、生成部42は、ページランクの手法を用いて、各ノードの評価情報を生成してもよい。
図1では、生成部42は、第1グラフGR11を成長させることにより、第2グラフGR12を生成する。生成部42は、第1グラフを成長させ、第1グラフの将来の状態を示す第2グラフを生成する。例えば、生成部42は、第1グラフに第2グラフ及び第2リンクを追加することにより、第2グラフを生成する。生成部42は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、第2ノードを追加し、第1グラフを成長させた第2グラフを生成する。
例えば、生成部42は、図1の(A)に示すように、第1グラフGR11を成長させることにより、第2グラフGR12を生成する。生成部42は、t=0~4に示すように、第2ノードを順次追加することにより、第1グラフGR11から第2グラフGR12を生成する。
生成部42は、第2グラフGR12の各ノードの評価をダイナミックページランクに基づいて生成する。例えば、生成部42は、非特許文献1や非特許文献2に開示されるようなダイナミックページランクの技術を用いて、第2グラフGR12中の各ノードの評価関数を生成する。生成部42は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノード#1~#3、#1001~#1004等の評価関数を生成する。例えば、生成部42は、時間を変数とする評価関数を生成する。そして、図1の(B)に示すように、生成部42は、生成した第2グラフGR12中の各ノードの評価関数に基づく、各ノードの評価に関する確率分布情報を生成する。例えば、生成部42は、グラフGR12中のノード#1001に対応する確率分布RPに示すような、各ノードの評価に関する確率分布情報を生成する。
決定部43は、各種情報を決定する。決定部43は、取得部41により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を決定する。例えば、決定部43は、記憶部30に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を決定する。例えば、決定部43は、第1グラフデータベース31や第2グラフデータベース32等に記憶された情報に基づいて、各種情報を決定する。決定部43は、生成部42により生成された各種情報に基づいて、種々の情報を決定する。
決定部43は、情報提供するノードを決定する。決定部43は、情報提供する技術文献を決定する。図1では、決定部43は、ノード#3、#1003、#1004等の順に評価が高いと決定する。決定部43は、各ノードの評価に基づいて、提供する第2グラフに関する情報を決定する。決定部43は、ランク情報RK11に示すように、ランキングが最も高い第1ノードであるノード#3に関する情報を提供すると決定する。
提供部44は、各種情報を提供する。提供部44は、提供処理を行う。提供部44は、各種情報を外部の情報処理装置に提供する。提供部44は、入出力装置100等の外部装置に各種情報を提供する。提供部44は、外部装置に各種情報を送信する。提供部44は、外部装置に各種情報を配信する。提供部44は、取得部41により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を提供する。提供部44は、生成部42により生成された各種情報に基づいて、種々の情報を提供する。提供部44は、決定部43により決定された各種情報に基づいて、種々の情報を提供する。
提供部44は、生成部42により生成された各ノードの評価関数に基づいて、第2グラフに関する情報を提供する。提供部44は、第2グラフ及び第1グラフに含まれる第1ノードのうち、第1ノードの評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供する。提供部44は、第2グラフ及び第1グラフに含まれる第1ノードのうち、第1ノードに連結する第2ノードであって、第2グラフのみに含まれる第2ノードの評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供する。提供部44は、生成部42により生成された各ノードの評価情報に基づいて、第2グラフに関する情報を提供する。提供部44は、確率分布が所定の基準を満たすノードに関する情報を提供する。
提供部44は、各ノードの評価に基づいて、第1ノードに対応する技術文献を示す情報を提供する。図1では、提供部44は、ノード#3を示す情報を提供する。提供部44は、ノード#3に対応する技術文献#3を示す情報を提供する。例えば、提供部44は、第1ノードのうち、連結される第2ノードの評価が高い第1ノードを示す情報を提供してもよい。例えば、提供部44は、ランキングが2番目に高い第2ノードであるノード#1003と、ランキングが3番目に高い第2ノードであるノード#1004とに連結された第1ノードであるノード#1を示す情報を提供してもよい。
〔5.情報処理装置が実行する処理の流れの一例〕
次に、図6を用いて、情報処理装置10が実行する生成処理および提供処理の流れの一例について説明する。図6は、実施形態に係る生成処理および提供処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
まず、情報処理装置10は、所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから、第1グラフの将来の状態を示す第2グラフを生成する(ステップS101)。情報処理装置10は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノードの評価関数を生成する(ステップS102)。情報処理装置10は、各ノードの評価関数に基づいて、第2グラフに関する情報を提供する(ステップS103)。
〔6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔7.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置10は、生成部42と、提供部44とを有する。生成部42は、所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数を生成する。提供部44は、生成部42により生成された各ノードの評価関数に基づいて、第2グラフに関する情報を提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置10は、所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数に基づいて、第2グラフに関する情報を提供することにより、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、生成部42は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノードの評価関数を生成する。
このように、実施形態に係る情報処理装置10は、ダイナミックページランクに基づいて、各ノードの評価関数を生成することにより、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、生成部42は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノード(第2ノード)を追加し、第1グラフを成長させた第2グラフを生成する。
このように、実施形態に係る情報処理装置10は、バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノードを追加し、第1グラフを成長させた第2グラフを生成することにより、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、提供部44は、第2グラフ及び第1グラフに含まれる第1ノードのうち、当該第1ノードの評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置10は、第2グラフ及び第1グラフに含まれる第1ノードのうち、当該第1ノードの評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供することにより、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、提供部44は、第2グラフ及び第1グラフに含まれる第1ノードのうち、当該第1ノードに連結する第2ノードであって、第2グラフのみに含まれる第2ノードの評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置10は、第2グラフ及び第1グラフに含まれる第1ノードのうち、当該第1ノードに連結する第2ノードであって、第2グラフのみに含まれる第2ノードの評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供することにより、将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、第1グラフは、技術文献をノードとする。
これにより、実施形態に係る情報処理装置10は、技術文献について将来を加味した評価に基づく情報を適切に提供することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 情報処理装置
20 通信部
30 記憶部
31 第1グラフデータベース
32 第2グラフデータベース
40 制御部
41 取得部
42 生成部
43 決定部
44 提供部
100 入出力装置

Claims (7)

  1. 所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、前記第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された前記各ノードの前記評価関数に基づいて、前記第2グラフに関する情報を提供する提供部と、
    を備え
    前記生成部は、
    バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノードを追加し、前記第1グラフを成長させた前記第2グラフを生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成部は、
    ダイナミックページランクに基づいて、前記各ノードの前記評価関数を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部は、
    前記第2グラフ及び前記第1グラフに含まれる第1ノードのうち、当該第1ノードの前記評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提供部は、
    前記第2グラフ及び前記第1グラフに含まれる第1ノードのうち、当該第1ノードに連結する第2ノードであって、前記第2グラフのみに含まれる第2ノードの前記評価関数に基づく評価が所定の基準を満たすノードを示す情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1グラフは、技術文献を前記ノードとする
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、前記第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数を生成する生成工程と、
    前記生成工程により生成された前記各ノードの前記評価関数に基づいて、前記第2グラフに関する情報を提供する提供工程と、
    を含み、
    前記生成工程は、
    バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノードを追加し、前記第1グラフを成長させた前記第2グラフを生成する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. 所定の要素をノードとし、各要素間の関係性をノード間のリンクとして示す第1グラフから生成される第2グラフであって、前記第1グラフの将来の状態を示す第2グラフの各ノードに対する評価関数を生成する生成手順と、
    前記生成手順により生成された前記各ノードの前記評価関数に基づいて、前記第2グラフに関する情報を提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記生成手順は、
    バラバシ・アルバートモデルに基づいて、将来の要素に対応する発生ノードを予測することにより、ノードを追加し、前記第1グラフを成長させた前記第2グラフを生成す
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
JP2018096576A 2018-05-18 2018-05-18 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Active JP7032233B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018096576A JP7032233B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US16/284,383 US20190354533A1 (en) 2018-05-18 2019-02-25 Information processing device, information processing method, and non-transitory computer-readable recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018096576A JP7032233B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019200737A JP2019200737A (ja) 2019-11-21
JP7032233B2 true JP7032233B2 (ja) 2022-03-08

Family

ID=68533714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018096576A Active JP7032233B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20190354533A1 (ja)
JP (1) JP7032233B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10540398B2 (en) * 2017-04-24 2020-01-21 Oracle International Corporation Multi-source breadth-first search (MS-BFS) technique and graph processing system that applies it
CN110941413B (zh) * 2019-12-09 2023-04-11 Oppo广东移动通信有限公司 显示画面的生成方法及相关装置
JP7354014B2 (ja) * 2020-02-20 2023-10-02 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7402140B2 (ja) * 2020-09-23 2023-12-20 株式会社日立製作所 登録装置、登録方法、および登録プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004118363A (ja) 2002-09-24 2004-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Wwwにおけるハブとオーソリティ予測方法及び装置及び予測プログラム及び予測プログラムを格納した記憶媒体
JP2009205269A (ja) 2008-02-26 2009-09-10 Osaka Univ 頻出変化パターン抽出装置
WO2014083655A1 (ja) 2012-11-29 2014-06-05 株式会社日立製作所 ネットワークグラフ生成方法及び意思決定支援システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004118363A (ja) 2002-09-24 2004-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Wwwにおけるハブとオーソリティ予測方法及び装置及び予測プログラム及び予測プログラムを格納した記憶媒体
JP2009205269A (ja) 2008-02-26 2009-09-10 Osaka Univ 頻出変化パターン抽出装置
WO2014083655A1 (ja) 2012-11-29 2014-06-05 株式会社日立製作所 ネットワークグラフ生成方法及び意思決定支援システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
森保 さき子、村田 剛志,インターネットQAサイトにおけるリンク予測,情報処理学会論文誌 論文誌トランザクション 平成20年度▲2▼ [CD-ROM],日本,社団法人情報処理学会,2009年04月15日,第2巻第1号,10-21ページ

Also Published As

Publication number Publication date
US20190354533A1 (en) 2019-11-21
JP2019200737A (ja) 2019-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7032233B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US20190005399A1 (en) Learning device, generation device, learning method, generation method, and non-transitory computer readable storage medium
JP6537340B2 (ja) 要約生成装置、要約生成方法、及び要約生成プログラム
JP2019095935A (ja) 学習装置、学習方法、学習プログラムおよび動作プログラム
JP6199517B1 (ja) 決定装置、決定方法および決定プログラム
CN111046170A (zh) 用于输出信息的方法和装置
JP2019079088A (ja) 学習装置、プログラムパラメータおよび学習方法
JP6963988B2 (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム
JP7058556B2 (ja) 判定装置、判定方法、および判定プログラム
JP6976178B2 (ja) 抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラム
JP6775366B2 (ja) 選択装置、および選択方法
JP7231322B2 (ja) 学習装置、学習方法、学習プログラム及びプログラム
JP2019021218A (ja) 学習装置、プログラムパラメータ、学習方法およびモデル
JP6558765B2 (ja) 処理装置、処理方法、推測装置、推測方法、およびプログラム
JP6910873B2 (ja) 特定装置および特定方法
JP6964481B2 (ja) 学習装置、プログラムおよび学習方法
JP6979899B2 (ja) 生成装置、学習装置、生成方法、学習方法、生成プログラム、及び学習プログラム
JP7001559B2 (ja) 公開装置、公開方法および公開プログラム
JP7265837B2 (ja) 学習装置および学習方法
JP7071213B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2018045656A (ja) 学習装置、プログラムパラメータおよび学習方法
JP7129163B2 (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム
JP7113661B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2020149664A (ja) 処理装置、処理方法及び処理プログラム
JP6991124B2 (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7032233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250