JP7031727B1 - 広告枠価値算定装置及び広告枠価値算定プログラム - Google Patents

広告枠価値算定装置及び広告枠価値算定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値をより適切に算定できる広告枠価値算定装置及び広告枠価値算定方法を提供する。【解決手段】 デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するための広告枠価値算定装置であって、デジタルサイネージが設置されている位置の情報を取得する位置情報取得手段と、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける滞在人数の増減に影響を与える要因に関するエリア関連情報を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースから、デジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおけるエリア関連情報を取得するエリア情報取得手段と、取得されたエリア関連情報に基づいて広告枠の価値を算定する価値算定手段とを備えた広告枠価値算定装置を提供する。【選択図】 図1

Description

本開示は、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する広告枠価値算定装置及び広告枠価値算定プログラムに関する。
従来、街頭やショッピングモールのさまざまな場所に設置されるデジタルサイネージにおいて広告を入れるスペースや時間帯である広告枠が売買されている。特許文献1には、広告対象エリア内の滞在人数をカメラ、センサーなどを用いて計測し、計測された単位時間当たりの滞在人数に基づいて広告媒体の広告効果を評価する方法が開示されている。
特開2011-233120号公報
広告枠の売買のために広告枠の価値を算定する際には、特許文献1に開示の方法により評価した広告媒体の広告効果を、その広告媒体による広告枠に期待できる広告効果として推定することが考えられる。すなわち、上記滞在人数を測定したときと同程度の人数が引き続き広告対象エリアに滞在し広告を視聴するものと推定して広告枠の価値を算定することが考えられる。
しかしながら、広告対象エリア内の滞在人数は、時間の経過と共に様々な要因による影響を受けて変動する。たとえば広告対象エリアにおけるPM2.5などの大気状況、感染症の流行状況等の変化に伴い広告対象エリア内の滞在人数が増加又は減少することがある。しかし、上記推定による広告枠の価値算定方法では、大気汚染状況の変化等による影響が反映されず、広告枠の価値を適切に算定できない場合がある。
そこで、本開示の目的は、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値をより適切に算定できる広告枠価値算定装置及び広告枠価値算定プログラムを提供することである。
本開示に係る広告枠価値算定装置は、デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するための広告枠価値算定装置であって、デジタルサイネージが設置されている位置の情報を取得する位置情報取得手段と、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける滞在人数の増減に影響を与える要因に関するエリア関連情報を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースから、デジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおけるエリア関連情報を取得するエリア情報取得手段と、取得されたエリア関連情報に基づいて広告枠の価値を算定する価値算定手段と、複数のデジタルサイネージがその視聴可能エリアが重複するように設置されている場合に、その複数のデジタルサイネージにより同じ広告が配信されるか否かの情報を取得する情報処理手段とを備え、価値算定手段は、取得された同じ広告が配信されるか否かの情報に基づいて、各デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するものであって、複数のデジタルサイネージに同じ広告が配信される場合は、異なる広告が配信される場合よりも各デジタルサイネージによる広告枠の価値を高く算定するものである。
本開示に係る広告枠価値算定装置によれば、デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける滞在人数の増減に影響を与える要因による影響を広告枠の価値に反映させることができ、広告枠の価値をより適切に算定することができる。
第1の実施の形態に係る広告枠価値算定装置の概略構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る広告枠価値算定装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る広告枠価値算定装置のハードウェア構成図である。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る広告枠価値算定装置1の概略構成を示す図である。広告枠価値算定装置1は、デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定し提供するものであって、図1に示すように、位置情報取得部11と、エリア情報取得部12と、価値算定部13と、記憶部18とを備えている。
また、図1に示すように、広告枠価値算定装置1は、広告枠管理装置80と通信可能に接続されている。広告枠価値算定装置1は、広告枠管理装置80からの要求に応じて対象となる既設のデジタルサイネージによる広告枠の価値を算定し提供することができる。広告枠管理装置80は、既設のデジタルサイネージによる広告枠に関する情報を管理する。広告枠管理装置80は、たとえば広告枠価値算定装置1により提供された広告枠の価値を参照して広告枠の売買サービスを提供する。
ここで、広告枠は、既設のデジタルサイネージにおいて広告を表示する権利を意味する。広告枠は、広告が表示されるデジタルサイネージの情報、広告の表示期間、表示態様等の情報により規定される。デジタルサイネージは、ディスプレイやプロジェクターなどの電子的な表示機器を活用して、文字や画像、映像などにより情報を発信する広告媒体を意味する。このデジタルサイネージは、街頭やショッピングモール、交通機関、病院などのさまざまな場所に設置される。
位置情報取得部11は、価値算定の対象となる広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置情報11bを取得する。たとえば、位置情報取得部11は、広告枠管理装置80から価値算定の対象となる広告枠に関する情報として、その広告枠のデジタルサイネージを識別可能な識別情報11aと共にその位置情報11bを受信することができる。位置情報取得部11は、デジタルサイネージの識別情報11aとその設置された位置情報とが対応付けられて記憶されているデータベースを参照可能な場合は、そのデータベースを参照して識別情報11aに対応する位置情報11bを取得するものであってもよい。位置情報取得部11により取得された識別情報11aと位置情報11bは、記憶部18に記憶される。
エリア情報取得部12は、価値算定の対象となる広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアに関する情報のうち滞在人数の増減に影響を与える要因に関する情報であるエリア関連情報12aを取得する。本実施の形態では、エリア関連情報12aとして、大気中の有害微粒子の量に関する有害微粒子情報を取得する場合について説明する。エリア情報取得部12は、具体的には、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)を取得する。
ここで、エリアは、ある程度の広がりを有する地理的範囲を意味する。エリアは、たとえば都道府県及び市区町村といった行政上の地域区分によるものであってもよいし、他の何らかの基準に基づいて定められた独自の地域区分によるものであってもよい。また、有害微粒子は、PM2.5、花粉、黄砂、ウイルス、光化学スモッグの原因物質、マイクロプラスチックなど、人体に有害な微粒子を広く意味する。エリア情報取得部12により取得された有害微粒子情報(エリア関連情報12a)は記憶部18に記憶される。
たとえば、有害微粒子がPM2.5である場合、データベースDBとしては、たとえば日本気象協会が公表しているPM2.5の測定値のデータベースを用いることができる。このデータベースDBには、各都道府県または市町村などでのPM2.5の測定値が記憶され、定期的又は不定期に更新される。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおけるPM2.5の測定値を有害微粒子情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
また、エリア情報取得部12は、PM2.5の測定値に代えて、PM2.5の予測値を有害微粒子情報(エリア関連情報12a)として取得するようにしてもよい。このとき、広告枠における広告の表示期間中のPM2.5の予測値、又は広告の表示期間に最も近い時期のPM2.5を予測した予測値を有害微粒子情報(エリア関連情報12a)として取得する。
また、有害微粒子が花粉である場合は、エリア情報取得部12は、たとえば日本気象協会が公表している花粉の飛散予測のデータベースから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける花粉の飛散予測を有害微粒子情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。また、有害微粒子が黄砂である場合は、エリア情報取得部12は、たとえば気象庁が公表している黄砂の濃度予測のデータベースから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける黄砂の濃度予測を有害微粒子情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
価値算定部13は、広告枠に関する各種情報に基づいて広告枠の価値Vを算定する。この各種情報には、エリア情報取得部12により取得された有害微粒子情報(エリア関連情報12a)が含まれる。価値算定部13は、たとえば下記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。価値算定部13により算定された広告枠の価値Vは記憶部18に記憶され、広告枠管理装置80に提供される。
Figure 0007031727000002
上記式(1)において、Ebは、広告が表示されるデジタルサイネージ本体の特徴(たとえば、ディスプレイの大きさ、表示方式、明るさ、設置タイプ等)に基づく広告効果の評価値である。たとえばディスプレイの大きさが大きいほど高い広告効果が期待できることから、ディスプレイの大きさが大きくなるほど評価値Ebの値が高くなるようにすることができる。
Eaは、デジタルサイネージが設置されている位置の集客力、すなわちデジタルサイネージの前を通る人の多さに基づく広告効果の評価値である。評価値Eaは、デジタルサイネージの前を通る人が多いほど高い値となる。たとえば特許文献1に開示の方法のような従来の任意の方法を用いてデジタルサイネージの前を通る人の多さを推定し、その推定値が大きいほど評価値Eaの値が高くなるようにすることができる。
kは、滞在人数の増減に影響を与える要因であって、上記評価値Ea、Ebの算出に考慮されていない要因による影響を価値Vに反映させるための係数であり、正の値を有する。係数kは、エリア情報取得部12により取得された有害微粒子情報(エリア関連情報12a)により示される大気中の有害微粒子の量が少ないほど大きい値となるように設定されている。これにより、有害微粒子情報(エリア関連情報12a)により示される大気中の有害微粒子の量が少ないほど広告枠の価値Vは高く算定される。
価値算定部13は、たとえば係数kと有害微粒子の量の対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、有害微粒子情報(エリア関連情報12a)により示される大気中の有害微粒子の量に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択する。価値算定部13は、参照テーブルTに代えて、係数kと有害微粒子の量の対応関係を規定した関数を予め記憶部18に記憶させておき、有害微粒子情報(エリア関連情報12a)により示される大気中の有害微粒子の量に対応する係数kを、その関数により求めるものであってもよい。
たとえば、有害微粒子がPM2.5である場合、価値算定部13は、下記の表1に示すような、係数kとPM2.5の測定値との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得されたPM2.5の測定値に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択する。
Figure 0007031727000003
また、有害微粒子が花粉である場合は、価値算定部13は、下記の表2に示すような、係数kと花粉の飛散予測との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された花粉の飛散予測に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択する。
Figure 0007031727000004
また、有害微粒子が黄砂である場合は、価値算定部13は、下記の表3に示すような、係数kと黄砂の濃度予測との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された黄砂の濃度予測に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択する。
Figure 0007031727000005
Tは、広告の表示期間に基づく広告効果の評価値である。評価値Tは、基本的には広告の表示期間が長くなるほど高い値となる。評価値Tは、時期又は時間帯による広告効果の変化が重み付け等により反映されたものであってもよい。
記憶部18には、広告枠価値算定装置1で用いられる各種情報が記憶されている。具体的には、識別情報11a、位置情報11b、エリア関連情報12a、参照テーブルT、広告枠の価値V等が記憶部18に記憶されている。
ここで、図2に示すフローチャートを参照して、広告枠管理装置80からデジタルサイネージによる広告枠に対する価値算定の要求があった場合に、広告枠価値算定装置1により行われる処理の流れについて説明する。まず、位置情報取得部11が、価値算定の対象となる広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置情報11bを取得する(ステップS1)。次いで、エリア情報取得部12が、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、デジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)を取得する(ステップS2)。
次いで、価値算定部13が、上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する(ステップS3)。上記の式(1)には、エリア情報取得部12により取得された有害微粒子情報(エリア関連情報12a)により示される大気中の有害微粒子の量による影響を価値Vに反映させるための係数kが含まれている。これにより、大気中の有害微粒子の量が少ないほど広告枠の価値Vは高く算定される。そして、価値算定部13により算定された広告枠の価値Vは広告枠管理装置80に提供され、処理が終了する。
なお、広告枠価値算定装置1による処理の流れは、上記説明した例に限定されない。たとえば、エリア情報取得部12が、データベースDBから複数のエリアそれぞれにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)のデータセットを取得した後に、位置情報取得部11が、位置情報11bを取得する。そして、エリア情報取得部12が、取得済みのデータセットからデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)を選択し、価値算定部13による処理に供するようにしてもよい。
また、上記説明では、広告枠管理装置80からの価値算定の要求に応じて広告枠価値算定装置1が、ステップS1からステップS3までの一連の処理を1回実施する場合について説明したが、広告枠の広告表示期間の開始までの間に、一連の処理を複数回実施して価値算定の結果を更新してもよい。また、当該広告枠の広告表示開始時に、一連の処理を実施して価値算定の結果を更新してもよい。
広告枠価値算定装置1の各構成は、図3に示す、プロセッサ51、メモリ52及び信号入出力部53を備えたコンピュータにより構成されている。位置情報取得部11、エリア情報取得部12及び価値算定部13の機能は、このコンピュータにより実現される。即ち、コンピュータのメモリ52には、位置情報取得部11、エリア情報取得部12及び価値算定部13の機能を実現するためのプログラム(広告枠価値算定プログラム)が格納されている。また、記憶部18に記憶される各種情報は、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に格納されたプログラムに基づいて、広告枠価値算定装置1の機能に関する演算処理を実行する。
以上説明したように、広告枠価値算定装置1においては、位置情報取得部11が、価値算定の対象となる広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置情報11bを取得する。また、エリア情報取得部12が、データベースDBから、デジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける有害微粒子情報(エリア関連情報12a)を取得する。また、価値算定部13が、取得された有害微粒子情報(エリア関連情報12a)により示される大気中の有害微粒子の量が少ないほどデジタルサイネージによる広告枠の価値Vを高く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける大気中の有害微粒子の量による影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。ここで、有害微粒子の量による影響は、具体的には、有害微粒子の量の増加による集客力の低下、又は有害微粒子の量の減少による集客力の回復である。
なお、上記実施の形態では、デジタルサイネージの設置場所が屋外であるか否かに関わらず、その位置を含むエリアにおける大気中の有害微粒子の量による影響を広告枠の価値Vに反映させる場合について説明しているが、これに限定されない。価値算定部13は、広告枠のデジタルサイネージの設置場所が屋外であるか否かの情報をさらに取得し、デジタルサイネージの設置場所が屋外である場合にのみ、係数kを有効にして有害微粒子の量による影響を広告枠の価値Vに反映させるものであってもよい。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第2の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、感染症の感染リスクに関する感染症流行情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aにより示される感染症の感染リスクが低いほど広告枠の価値Vを高く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。感染症には、新型コロナ、インフルエンザ等がある。本実施の形態は、感染症の感染リスクが高いほど人の往来が低下し、その結果デジタルサイネージにおる広告効果が低下することに着目したものである。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける感染症流行情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける感染症流行情報(エリア関連情報12a)を取得する。
このとき、データベースDBとしては、たとえば政府、地方自治体等が公表する感染症の感染者数情報のデータベースを用いることができる。このデータベースDBには、各都道府県または市町村などでの感染症の感染者数情報が記憶され、定期的又は不定期に更新される。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける感染症の感染者数情報を感染症流行情報(エリア関連情報12a)として取得する。
また、エリア情報取得部12は、感染症の感染者数情報に代えて、感染症の流行予測に関する情報を感染症流行情報(エリア関連情報12a)として取得するようにしてもよい。このとき、広告枠における広告の表示期間中の流行予測に関する情報、又は広告の表示期間に最も近い時期の流行予測に関する情報を感染症流行情報(エリア関連情報12a)として取得する。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得された感染症流行情報(エリア関連情報12a)により示される感染症の感染リスクが低いほど大きい値となるように設定する。たとえば、 価値算定部13は、下記の表4に示すような、係数kと感染者数情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された感染者数情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。なお、下記の表4の参照テーブルTは、致死率が1.0%を超え、且つ、ワクチン等の有効な対応手段が確立されていない感染症を対象としたものである。
Figure 0007031727000006
以上説明したように、第2の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける感染症の感染リスクが低いほど広告枠の価値を高く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける感染症の感染リスクによる影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第3の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、自然災害又は人為的災害の発生に関する災害発生情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aにより示される自然災害又は人為的災害による危険度が低いほど広告枠の価値Vを高く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。自然災害は、自然現象によって人命や社会生活に被害が生じる事態をいい、たとえば大雨、地震がそれに該当する。人為的災害は、人為的な原因によって人命や社会生活に被害が生じる事態をいい、たとえば事故、犯罪、テロがそれに該当する。本実施の形態は、自然災害又は人為的災害による危険度が高いほど人の往来が低下し、その結果デジタルサイネージにおる広告効果が低下することに着目したものである。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける災害発生情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける災害発生情報(エリア関連情報12a)を取得する。
たとえば、エリア情報取得部12は、激甚災害の指定情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。この激甚災害の指定情報は、自然災害の発生に関する災害情報に該当する。この場合、データベースDBとしては、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける激甚災害と指定された災害の発生有無に関する情報が記憶され、定期的又は不定期に更新されているデータベースを用いる。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける激甚災害と指定された災害の発生有無を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
また、エリア情報取得部12は、台風や集中豪雨などの際に自治体が発令する避難情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。この自治体の発令する避難情報は、自然災害の発生に関する災害情報に該当する。この場合、データベースDBとしては、各自治体の発令する避難情報の有無に関する情報が記憶され、定期的又は不定期に更新されているデータベースを用いる。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアを含む自治体より発令された避難情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
また、エリア情報取得部12は、犯罪発生情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。この犯罪発生情報は、人為的災害の発生に関する災害情報に該当する。この場合、データベースDBとしては、警視庁、警察等が公表する犯罪発生情報のデータベースを用いる。このデータベースDBには、各都道府県または市町村などでの犯罪発生情報が記憶され、定期的又は不定期に更新されている。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける犯罪発生情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得された災害発生情報(エリア関連情報12a)により示される自然災害又は人為的災害による危険度が低いほど大きい値となるように設定する。
たとえば、エリア情報取得部12が激甚災害の指定情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表5に示すような、係数kと激甚災害の指定情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された激甚災害の指定情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000007
また、エリア情報取得部12が、自治体の発令する避難情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表6に示すような、係数kと自治体の発令する避難情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、その自治体の発令する避難情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000008
また、エリア情報取得部12が犯罪発生情報を災害発生情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表7に示すような、係数kと犯罪発生情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された犯罪発生情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000009
以上説明したように、第3の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける自然災害又は人為的災害による危険度が低いほど広告枠の価値を高く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける自然災害又は人為的災害による危険度による影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
[第4の実施の形態]
以下、第4の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第4の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、気象に関する気象関連情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aにより示される気象による人の快適性が高いほど広告枠の価値Vを高く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。本実施の形態は、気象による人の快適性が低下するほど人の往来が低下し、その結果デジタルサイネージにおる広告効果が低下することに着目したものである。
ここで、気象関連情報には、気温、湿度、降雨量、風速などの気象情報に加えて、その気象情報に基づいて算出される各種指数が含まれる。気象情報に基づいて算出される指数の一例として、気温と湿度等に基づいて算出される暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)がある。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける気象関連情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける気象関連情報(エリア関連情報12a)を取得する。
たとえば、エリア情報取得部12は、気温、湿度、降雨量、風速などの気象情報を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。この場合、データベースDBとしては、日本気象協会が公表している気温、湿度、降雨量、風速などの情報に関するデータベースを用いることができる。このデータベースDBには、各都道府県または市町村などでの気象情報が記憶され、定期的又は不定期に更新されている。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける気象情報を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
また、エリア情報取得部12は、暑さ指数を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。この場合、データベースDBとしては、日本気象協会が公表する暑さ指数のデータベースを用いる。このデータベースDBには、各都道府県または市町村などでの暑さ指数が記憶され、定期的又は不定期に更新されている。エリア情報取得部12は、このデータベースDBから、広告枠のデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける暑さ指数を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得することができる。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得された気象関連情報(エリア関連情報12a)により示される気象による人の快適性が高いほど大きい値となるように設定する。
たとえば、エリア情報取得部12が降雨量を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表8に示すような、係数kと降雨量との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された降雨量に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。下記の表8では、降雨量が少ないほど人の快適性が高くなるものとし、降雨量が少ないほど係数kが高くなるように設定している。
Figure 0007031727000010
また、エリア情報取得部12が気温を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表9に示すような、係数kと気温との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された気温に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。下記の表9では、気温が35℃以上である場合よりも35℃未満である場合に人の快適性が高くなるものとし、気温が35℃未満である場合に35℃以上である場合よりも係数kが高くなるように設定している。なお、ここでは、気温が所定の基準値(ここでは35℃)以上に高いときに快適性が下がってしまうことを考慮して係数kを決定する例を示したが、これに加えて又は代えて、気温が所定の基準値以下に低いときに快適性が下がってしまうことを考慮して係数kを決定するようにしてもよい。
Figure 0007031727000011
また、エリア情報取得部12が風速を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表10に示すような、係数kと風速との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された風速に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。下記の表10では、風速が小さいほど人の快適性が高くなるものとし、風速が小さいほど係数kが高くなるように設定している。
Figure 0007031727000012
また、エリア情報取得部12が暑さ指数を気象関連情報(エリア関連情報12a)として取得する場合は、価値算定部13は、下記の表11に示すような、係数kと暑さ指数との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された暑さ指数に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。下記の表11では、暑さ指数が小さいほど人の快適性が高くなるものとし、暑さ指数が小さいほど係数kが高くなるように設定している。
Figure 0007031727000013
以上説明したように、第4の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける気象による人の快適性が高いほど広告枠の価値を高く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける気象による人の快適性による影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
[第5の実施の形態]
以下、第5の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第5の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、予定されたイベントの中止に関するイベント関連情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aに予定されたイベントの中止の情報が含まれている場合に広告枠の価値Vを低く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。ここで、イベントは、コンサート、各種大会、祭り等の行事を意味する。本実施の形態は、予定されたイベントの中止により人の往来が低下し、その結果デジタルサイネージにおる広告効果が低下することに着目したものである。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおけるイベント関連情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおけるイベント関連情報(エリア関連情報12a)を取得する。このとき、データベースDBとしては、たとえば各地の大規模な施設等におけるイベント関連情報をまとめて記憶し定期的又は不定期に更新する民間のデータベースを用いることができる。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得されたイベント関連情報(エリア関連情報12a)に予定されたイベントの中止の情報が含まれている場合に、中止の情報が含まれていない場合よりも小さい値となるように設定する。たとえば、 価値算定部13は、下記の表12に示すような、係数kとイベント関連情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得されたイベント関連情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000014
以上説明したように、第5の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおいて予定されたイベントの中止があった場合に広告枠の価値Vを低く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける予定されたイベントの中止の有無による影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
[第6の実施の形態]
以下、第6の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第6の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、集客施設の休止に関する施設関連情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aに集客施設の休止の情報が含まれている場合に広告枠の価値Vを低く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。ここで、集客施設は、ショッピングセンター、映画館、公園など、人が集まる施設を広く意味する。本実施の形態は、集客施設の休止により人の往来が低下し、その結果デジタルサイネージにおる広告効果が低下することに着目したものである。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける施設関連情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける施設関連情報(エリア関連情報12a)を取得する。このとき、データベースDBとしては、たとえば各地の集客施設の営業状況に関する施設関連情報をまとめて記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースを用いることができる。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得された施設関連情報(エリア関連情報12a)に集客施設の休止の情報が含まれている場合に、休止の情報が含まれていない場合よりも小さい値となるように設定する。たとえば、 価値算定部13は、下記の表13に示すような、係数kと施設関連情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された施設関連情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000015
以上説明したように、第6の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおいて集客施設の休止があった場合に広告枠の価値Vを低く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける集客施設の休止の有無による影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
[第7の実施の形態]
以下、第7の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第7の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、地価に関する地価関連情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aにより示される地価の上昇が大きいほど広告枠の価値Vを高く算定し、地価の下降が大きいほど広告枠の価値Vを低く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。本実施の形態は、地価の低下に伴いデジタルサイネージにおる広告効果が低下する傾向がみられることに着目したものである。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける地価関連情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける地価関連情報(エリア関連情報12a)を取得する。このとき、データベースDBとしては、たとえば国家機関等により公表されている土地公示価格の変動情報のデータベースを用いることができる。このデータベースDBには、各都道府県または市町村などでの土地公示価格の変動情報が記憶され、定期的又は不定期に更新されている。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得された地価関連情報(エリア関連情報12a)により示される地価の上昇が大きいほど大きい値となるように設定し、地価の下降が大きいほど小さい値となるように設定する。たとえば、 価値算定部13は、下記の表14に示すような、係数kと土地公示価格の変動情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された土地公示価格の変動情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000016
以上説明したように、第7の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける地価の上昇が大きいほど広告枠の価値Vを高く算定し、地価の下降が大きいほど広告枠の価値Vを低く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける地価の変動による影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
[第8の実施の形態]
以下、第8の実施の形態に係る広告枠価値算定装置について説明する。第8の実施の形態に係る広告枠価値算定装置は、価値算定の対象となる広告枠のデジタルサイネージはスピーカーを備えたものであり、エリア情報取得部12が、エリア関連情報12aとして、騒音の大きさに関する騒音関連情報を取得し、 価値算定部13が、エリア関連情報12aにより示される騒音の大きさが小さいほど広告枠の価値Vを高く算定するものである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点で第1の実施の形態と共通する。以下、相違点を中心に説明する。本実施の形態は、デジタルサイネージにスピーカーを備え、画像に加えて音により広告を発信する場合には、周囲の騒音が大きいほど広告効果の低下を招く可能性が高い点に着目したものである。
エリア情報取得部12は、予め定められた複数のエリアそれぞれにおける騒音関連情報(エリア関連情報12a)を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースDBから、記憶部18に記憶された位置情報11bにより示される位置を含むエリアにおける騒音関連情報(エリア関連情報12a)を取得する。
価値算定部13は、第1の実施の形態の場合と同様に、たとえば上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。このとき、式(1)中の係数kを、エリア情報取得部12により取得された騒音関連情報(エリア関連情報12a)により示される騒音の大きさが小さいほど大きい値となるように設定する。たとえば、 価値算定部13は、下記の表15に示すような、係数kと騒音関連情報との対応関係を規定した参照テーブルTを予め記憶部18に記憶させておき、エリア情報取得部12により取得された騒音関連情報に対応する係数kを、参照テーブルTを参照して選択することができる。
Figure 0007031727000017
以上説明したように、第8の実施の形態に係る広告枠価値算定装置においては、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値を算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける騒音の大きさが小さいほど広告枠の価値Vを高く算定するようにしている。そのため、デジタルサイネージを広告媒体とする広告枠の価値Vを算定する際に、そのデジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける騒音の大きさによる影響を広告枠の価値Vに反映させることができ、広告枠の価値Vをより適切に算定することができる。
なお、上記各実施の形態では、広告効果に影響を与える個々の要因による影響を広告枠の価値Vに反映させる場合について説明したが、2以上の要因による影響を広告枠の価値Vに反映させることもできる。具体的には、2以上の要因それぞれに対応して求められる係数kを掛け合わせてなる値を上記の式(1)中の係数kの値として設定することによって、それらの要因による影響を広告枠の価値Vに反映させる。たとえば、PM2.5による影響と花粉による影響とを広告枠の価値Vに反映させる場合には、PM2.5の測定値に対応する係数と、花粉の飛散予測に対応する係数とを掛け合わせてなる値を上記の式(1)中の係数kの値として設定する。また、感染症の感染リスクによる影響と、自然災害又は前記人為的災害による危険度による影響と、大気中の有害微粒子の量による影響とを広告枠の価値Vに反映させる場合には、感染症流行情報に対応する係数と、災害発生情報に対応する係数と、有害微粒子情報に対応する係数とを掛け合わせてなる値を上記の式(1)中の係数kの値として設定する。
また、上記各実施の形態において、デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定する際には、デジタルサイネージ本体の消費電力の情報をさらに取得し、その情報をさらに考慮して広告枠の価値を算定するようにしてもよい。具体的には、デジタルサイネージ本体の消費電力が低いほど省エネルギ性能を実現し環境に配慮したものとしてその価値を高く算定する。
また、上記各実施の形態において、音響設備を備えたデジタルサイネージによる広告枠の価値を算定する際には、その音響設備の指向性の程度をさらに考慮して広告枠の価値を算定するようにしてもよい。具体的には、指向性の音響設備により広告を見せたい人だけに向けて音を発信できる程度、又は指向性の音響設備でなくても音響設備の配置の仕方によって不要な箇所に音が広がらないなどの配慮がされている場合は、そのデジタルサイネージによる広告枠の価値を高く算定する。一方、デジタルサイネージによる広告の対象としない場所にも音が届く場合は、音の公害を発生させるものとして、そのデジタルサイネージによる広告枠の価値を低く算定する。
また、上記各実施の形態において、デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定する際には、デジタルサイネージのオーナーからの要望等により、そのデジタルサイネージに表示させる広告のジャンルや内容に制限が課される場合は、その制限が多いほどそのデジタルサイネージによる広告枠の価値を低く算定するようにしてもよい。
また、デジタルサイネージにおける広告を視聴可能な広告対象エリアを撮影可能なカメラがデジタルサイネージに搭載され、又はデジタルサイネージ周辺に設けられている場合は、そのカメラにより広告対象エリアを撮影した画像を解析して、広告対象エリア内に設置され、且つ、デジタルサイネージに向かって設置されている椅子の数をカウントし、そのカウントされた数が多いほどそのデジタルサイネージによる広告枠の価値を高く算定するようにしてもよい。
また、デジタルサイネージにおける広告を視聴可能な広告対象エリアを撮影可能なカメラがデジタルサイネージに搭載され、又はデジタルサイネージ周辺に設けられている場合は、そのカメラにより広告対象エリアを撮影した画像を解析して、障害物により広告の視聴が妨げられる度合いを算出し、その算出された度合いが高いほどそのデジタルサイネージによる広告枠の価値を低く算定するようにしてもよい。
たとえば、不図示の情報処理部が、障害物が存在しないときに撮影された画像と、一定期間の間に撮影された各画像との差分に基づいて、障害物の発生により広告視聴者数が低減する度合いを視界遮蔽平均発生率として算出する。そして、下記の表16に示すような、係数kと視界遮蔽平均発生率との対応関係を規定した参照テーブルTを参照して、視界遮蔽平均発生率に対応する係数kを選択し、上記の式(1)中の係数kとする。そして、価値算定部13が、上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。
Figure 0007031727000018
また、複数のデジタルサイネージがその視聴可能エリアが重複するように設置されている場合は、視聴可能エリアが重複するデジタルサイネージの台数、その重複度合い、それらのデジタルサイネージにより同じ広告が配信されるか否かの情報等に基づいて各デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するようにしてもよい。
たとえば、不図示の情報処理部が、視聴可能エリアが重複するデジタルサイネージの台数、及びそれらのデジタルサイネージにより同じ広告が配信されるか否かの情報を取得する。また、それらのデジタルサイネージの視聴可能エリアの重複度合いを求める。重複度合いとしては、対象のデジタルサイネージの視聴可能エリア全体に対する、他のデジタルサイネージの視聴可能エリアとの重複部分の割合を求める。たとえば、対象のデジタルサイネージが他の1台のデジタルサイネージと視聴可能エリアが重複する場合は、その重複部分の割合を求める。また、対象のデジタルサイネージが他の2台以上のデジタルサイネージと視聴可能エリアが重複する場合は、その全てのデジタルサイネージの視聴可能エリアが重複している部分の割合を求める。たとえば、視聴可能エリアが重複する3台のデジタルサイネージA,B,Cの視聴可能エリアをそれぞれa、b、cとした場合は、視聴可能エリアa、b、cの全てが互いに重複している部分の割合を求める。そして、下記の表17に示すような、それらの情報と係数kとの対応関係を規定した参照テーブルTを参照して、それらの情報に対応する係数kを選択し、上記の式(1)中の係数kとする。そして、価値算定部13が、上記の式(1)を用いて広告枠の価値Vを算定する。
下記の表17に示すように、同じ広告が配信される場合は、異なる広告が配信される場合よりも広告枠の価値を高く算定することができる。これは、複数デジタルサイネージが同一の広告を配信している場合は、視聴者に対するインパクトが上昇する傾向が有る一方、異なる内容を配信している場合は、それによって注目度が分散する傾向があることに着目したものである。
Figure 0007031727000019
1 広告枠価値算定装置
11 位置情報取得部
12 エリア情報取得部
13 価値算定部
18 記憶部
51 プロセッサ
52 メモリ
53 信号入出力部
80 広告枠管理装置
11a 識別情報
11b 位置情報
12a エリア関連情報
T 参照テーブル

Claims (10)

  1. デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するための広告枠価値算定装置であって、
    前記デジタルサイネージが設置されている位置の情報を取得する位置情報取得手段と、
    予め定められた複数のエリアそれぞれにおける滞在人数の増減に影響を与える要因に関するエリア関連情報を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースから、前記デジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける前記エリア関連情報を取得するエリア情報取得手段と、
    前記取得されたエリア関連情報に基づいて前記広告枠の価値を算定する価値算定手段と
    複数の前記デジタルサイネージがその視聴可能エリアが重複するように設置されている場合に、当該複数のデジタルサイネージにより同じ広告が配信されるか否かの情報を取得する情報処理手段と
    を備え、
    前記価値算定手段は、前記取得された同じ広告が配信されるか否かの情報に基づいて、前記各デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するものであって、前記複数のデジタルサイネージに同じ広告が配信される場合は、異なる広告が配信される場合よりも前記各デジタルサイネージによる広告枠の価値を高く算定する広告枠価値算定装置。
  2. 前記エリア関連情報は、大気中の有害微粒子の量に関する有害微粒子情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報により示される前記大気中の有害微粒子の量が少ないほど前記広告枠の価値を高く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  3. 前記エリア関連情報は、感染症の感染リスクに関する感染症流行情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報により示される前記感染症の感染リスクが低いほど前記広告枠の価値を高く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  4. 前記エリア関連情報は、自然災害又は人為的災害の発生に関する災害発生情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報により示される前記自然災害又は前記人為的災害による危険度が低いほど前記広告枠の価値を高く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  5. 前記エリア関連情報は、気象に関する気象関連情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報により示される前記気象による人の快適性が高いほど前記広告枠の価値を高く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  6. 前記エリア関連情報は、予定されたイベントの中止に関するイベント関連情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報に予定されたイベントの中止の情報が含まれている場合に、当該中止の情報が含まれていない場合よりも前記広告枠の価値を低く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  7. 前記エリア関連情報は、集客施設の休止に関する施設関連情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報に集客施設の休止の情報が含まれている場合に、当該休止の情報が含まれていない場合よりも前記広告枠の価値を低く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  8. 前記エリア関連情報は、地価に関する地価関連情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報により示される前記地価の上昇が大きいほど前記広告枠の価値を高く算定し、前記地価の下降が大きいほど前記広告枠の価値を低く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  9. 前記エリア関連情報は、騒音の大きさに関する騒音関連情報であり、
    前記価値算定手段は、前記取得されたエリア関連情報により示される前記騒音の大きさが小さいほど前記広告枠の価値を高く算定するものである請求項1記載の広告枠価値算定装置。
  10. コンピュータに、
    デジタルサイネージが設置されている位置の情報を取得する機能と
    予め定められた複数のエリアそれぞれにおける滞在人数の増減に影響を与える要因に関するエリア関連情報を記憶し定期的又は不定期に更新するデータベースから、前記デジタルサイネージが設置されている位置を含むエリアにおける前記エリア関連情報を取得する機能と
    前記取得されたエリア関連情報に基づいて前記広告枠の価値を算定する機能と、
    複数の前記デジタルサイネージがその視聴可能エリアが重複するように設置されている場合に、当該複数のデジタルサイネージにより同じ広告が配信されるか否かの情報を取得する機能と
    を実現させる広告枠価値算定プログラムであって、
    前記価値を算定する機能は、前記取得された同じ広告が配信されるか否かの情報に基づいて、前記各デジタルサイネージによる広告枠の価値を算定するものであって、前記複数のデジタルサイネージに同じ広告が配信される場合は、異なる広告が配信される場合よりも前記各デジタルサイネージによる広告枠の価値を高く算定するものである広告枠価値算定プログラム
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