JP7029847B1 - ストレッチマット - Google Patents

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【課題】持ち運びや収納の利便性に優れ、且つ、使用者がストレッチの効果を感じ易くすることが可能なストレッチマットを提供する。【解決手段】本発明のストレッチマット10は、マット部20と枕部30とを有するストレッチマット10であって、枕部30は、マット部20を巻き付けることが可能な柱体の形状を備え、枕部30は、境界部33により分割される第1枕体31及び第2枕体32を有し、枕部30は、第1枕体31及び第2枕体32が境界部33で互いに合わせられて柱体を形成する第1形態と、第1枕体31及び第2枕体32が枕部30の最大厚さを第1形態よりも低くするように並べられる第2形態とのいずれかが選択されて使用されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、シート状のマット部と、マット部に一体的に取り付けられる枕部とを有するストレッチマットに関する。
身体の頚部、肩部、胸部等のストレッチを行う場合、身体への負荷を軽減するとともに、筋肉や関節を延ばして柔らかくするために、ストレッチマットが使用されることがある。このようなストレッチマットの一例が、例えば特開2007-159818号公報(特許文献1)に記載されている。
特許文献1に記載されているストレッチマットは、枕と、クッション性のあるマット本体とからなり、マット本体は、上面が平坦な枕支持部と、上面が山形に隆起する背当て部とを有する。また、このストレッチマットには、マット本体の枕支持部に枕を定置するための固定手段(例えば、面ファスナー)が設けられている。この特許文献1のストレッチマットによれば、使用者の身体に合わせて枕の位置を容易に調整することが可能となる。
また、ストレッチを行うために、例えばシート状のマット部に空気を送ってマット部を部分的に膨らませる機能を備えるストレッチマットが提案されており、このようなストレッチマットを使用することにより、筋肉や関節を効果的に伸ばすことが可能となる。
特開2007-159818号公報
ストレッチマットについては、従来から、ストレッチマットをより広く普及させるために、例えば使用者がストレッチの効果を実感し易いことが求められ、また、使い易さの観点から、ストレッチマットを持ち運びし易くすることや、小さくして収納し易くすること等が求められてきている。更に、ストレッチマットによるストレッチの効果をより高めるために、例えばストレッチマットに寝たときの首や肩への負担を軽減して、よりリラックスした姿勢でストレッチを行えるようにすることが要望されている。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、持ち運びや収納の利便性に優れ、且つ、使用者がストレッチの効果を感じ易くすることが可能なストレッチマットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明により提供されるストレッチマットは、シート状のマット部と、前記マット部に一体的に取り付けられる枕部とを有するストレッチマットであって、前記枕部は、前記マット部を巻き付けることが可能な柱体の形状を備え、前記枕部は、前記柱体の高さ方向に沿った境界部により分割される第1枕体及び第2枕体を有し、前記枕部は、前記第1枕体及び前記第2枕体が前記境界部で互いに合わせられて前記柱体を形成する第1形態と、前記第1枕体及び前記第2枕体が前記枕部の最大厚さを前記第1形態よりも低くするように並べられる第2形態とのいずれかが選択されて使用され、前記マット部は、前記第1枕体に連結され、前記第1枕体における前記境界部からの厚さ寸法の最大値は、前記第2枕体における前記境界部からの厚さ寸法の最大値よりも大きいことを特徴とする。
本発明に係るストレッチマットにおいて、前記枕部は、円柱の形状を備え、前記第1枕体の前記境界部を形成する第1境界面と、前記第2枕体の前記境界部を形成する第2境界面とは、それぞれ平面に形成されていることが好ましい。
また、本発明のストレッチマットにおいて、前記第1枕体及び前記第2枕体は、ヒンジ部により開閉可能に連結されて一体的に形成され、前記第1形態は、前記第1枕体及び前記第2枕体が閉じた状態により形成され、前記第2形態は、前記第1枕体及び前記第2枕体が180°開いた状態により形成されることが好ましい。
この場合、前記第1枕体の外周側面部に第1クッション部が設けられ、前記第2枕体の外周側面部に第2クッション部が設けられ、前記第2クッション部は、前記第1クッション部よりも、前記柱体の前記高さ方向の寸法の最大値を大きくして形成されていることが好ましい。
本発明のストレッチマットでは、前記枕部に、前記マット部を操作する複数の操作ボタンが設けられ、前記操作ボタンは、それぞれ、その他の操作ボタンに対し、ボタン全体の大きさ及びボタン表面の面形状の少なくとも1つを異ならせて形成されていることが好ましい。
本発明のストレッチマットによれば、マット部を枕部に巻き付けることによってコンパクトにすることができるため、持ち運びや収納の利便性に優れている。また、ストレッチマットを使用するときに、使用者が、自分に合った枕部の高さを、枕部の高さが高い第1形態と、枕部の高さが低い第2形態とから選択してストレッチマットを使用できるため、使用者の判断でよりリラックスした姿勢でストレッチを行うことが可能となる。
本発明の実施例に係るストレッチマットが第1形態で使用される状態を模式的に示す斜視図である。 図1に示したストレッチマットの側面図である。 ストレッチマットが第2形態で使用される状態を模式的に示す斜視図である。 図3に示したストレッチマットの側面図である。 図3に示したストレッチマットの平面図である。 ストレッチマットの操作部を拡大して模式的に示す拡大図である。 図6に示した操作部を前後方向から見た模式図である。 ストレッチマットのマット部が枕部に巻き付けられた状態を模式的に示す斜視図である。 図8に示したストレッチマットの側面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、実施例を挙げて図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例のストレッチマットが第1形態で使用される状態を模式的に示す斜視図であり、図2は、図1に示したストレッチマットの側面図である。図3は、本実施例のストレッチマットが第2形態で使用される状態を模式的に示す斜視図であり、図4及び図5は、図3に示したストレッチマットの側面図及び平面図である。
なお、以下のストレッチマットに関する説明において、前後方向とは、ストレッチマット(特に、マット部)における長さ方向に沿った方向を言う。この場合、マット部における長さ方向の中央部から枕部に向かう方向を前方と規定し、その反対の方向を後方と規定する。左右方向とは、ストレッチマットにおける幅方向に沿った方向を言う。この場合、使用者がストレッチマットの枕部に頭を載せて仰向けで寝た場合の使用者の左側及び右側を、それぞれ、ストレッチマットの左右方向における左側及び右側と規定する。上下方向とは、マット部における厚さ方向に沿った方向を言う。この場合、マット部の使用者が接する側の面を上面とし、その反対側の面を下面(又は裏面)とする。
図1及び図2に示すように、本実施例のストレッチマット10は、シート状のマット部20と、マット部20に一体的に取り付けられる枕部30とを有する。
マット部20は、平面視において略長方形を呈する形状を有する。また、マット部20は、薄く、且つ、柔軟性を備えており、枕部30を芯にして巻き付けることが可能に形成されている。このマット部20は、マット部20の上面を形成する第1生地部21と、マット部20の下面を形成する第2生地部22と、第1生地部21及び第2生地部22の外周縁部に形成される縁取り部23とを有する。
マット部20の第1生地部21と第2生地部22の間には、図示を省略するが、エア供給部から空気が供給されて膨張する1つ又は複数のエアバッグと、マット部20に振動を与える振動発生部と、マット部20を温める温熱部とが設置されている。このような本実施例のストレッチマット10では、エアバッグによってマット部20を部分的に又は全体的に膨らませることによって使用者の身体を伸ばすこと又はひねること等のストレッチを行うことができる。また、このストレッチマット10は、振動発生部によりマット部20を振動させる機能と、温熱部によりマット部20を温める機能とを備えており、それによって、使用者の筋肉や関節を効果的に解すことが可能となる。なお本発明において、エアバッグ、振動発生部、及び温熱部の形状、大きさ、及び配置等は特に限定されない。また、本発明のマット部は、エアバッグ、振動発生部、及び温熱部の少なくとも1つを設けずに形成されていてもよい。
マット部20の後端部には、固定バンド24が設けられている。固定バンド24は、細幅の帯状に形成されており、マット部20の後端部から後方に向けて直線状に延びている。図1に示されている固定バンド24は、固定バンド24の後半部が折り返されて固定バンド24の前半部に重ねられた状態で保持されている。この場合、固定バンド24の前半部と後半部とには、固定バンド24の折り返された状態を保持するために、互いに係合・分離可能な一対の面ファスナー(雄型面ファスナー及び雌型面ファスナー)が、それぞれの対応する位置に設けられている。
また、マット部20の第2生地部22の表面(すなわち、マット部20の裏面)には、マット部20を図8及び図9に示したように枕部30に巻き付けたときに、固定バンド24の後半部に設けた面ファスナーと係合・分離可能な図示しない面ファスナーが、固定バンド24の面ファスナーに対応するように設けられている。
ストレッチマット10の枕部30は、左右の側端面が円形を呈する円柱の形状で形成されている。この場合、枕部30の円柱(円柱体)における高さ方向は、ストレッチマット10の幅方向と同じ方向となる。この枕部30は、例えば図1に示したストレッチマット10の状態から、枕部30をマット部20の後端部に向けてマット部20の長さ方向に沿って転がすことによって、シート状のマット部20を巻き付けることが可能である。
本実施例の枕部30は、ストレッチマット10の幅方向に沿って形成される境界部33によって、第1枕体(第1分割体)31と第2枕体(第2分割体)32とに分割可能に形成されている。第1枕体31及び第2枕体32は、それぞれ、左右方向(ストレッチマット10の幅方向)に直交する断面の外周形状が、枕部30の左右方向の全体に亘って一定となるように形成されている。
この場合、第1枕体31は、枕部30を形成する2つの分割体のうち、マット部20が直接接続される側の分割体である。第2枕体32は、マット部20が接続されない側の分割体である。また、第1枕体31と第2枕体32とは、枕部30の境界部33の一端部に設けられるヒンジ部34により、互いに連結されて一体化されており、また、枕部30を開閉可能に形成している。ここで、枕部30が閉じた状態とは、図1及び図2に示したように、第1枕体31と第2枕体32とが境界部33で合わせられて円柱の形状が形成されている状態を言う。本発明では、この枕部30が閉じた状態の形態を第1形態と規定する。
一方、枕部30が開いた状態とは、図3及び図4に示したように、第1枕体31の境界部33を形成する第1境界面31cと、第2枕体32の境界部33を形成する第2境界面32cとが1つの平面を形成するように、第1枕体31と第2枕体32とが閉じた状態から相対的に180°回転した状態を言う。本発明では、この枕部30が180°に開いた状態の形態を第2形態と規定する。この第2形態で使用するときの枕部30の最大厚さ(枕高さ)は、第1形態で使用するときの枕部30の最大厚さよりも小さくなる。なお本発明において、枕部30の第1枕体31と第2枕体32とは、ヒンジ部34で連結されていなくてもよい。
本実施例の枕部30において、第1枕体31は、左右の第1側端面31aと、枕部30の外面を形成する曲面状の第1外周面31bと、枕部30の境界部33を形成する第1境界面31cとを有する。第2枕体32は、左右の第2側端面32aと、枕部30の外面を形成する曲面状の第2外周面32bと、枕部30の境界部33を形成する第2境界面32cとを有する。
この場合、第1枕体31の第1境界面31cと、第2枕体32の第2境界面32cとは、凹凸のない平坦な平面により形成されており、また、第1枕体31と第2枕体32とを後述するように閉じた状態において、第1枕体31と第2枕体32との間に大きな段差が形成されないように、互いに同じ表面積又は略同じ表面積で形成されている。
第1枕体31の第1境界面31cと第2枕体32の第2境界面32cがそれぞれ平面に形成されていることにより、枕部30を上述した第2形態で使用するときに、第1枕体31及び第2枕体32を開いた状態で安定して維持できる。また、第1枕体31及び第2枕体32のそれぞれの枕高さ(最大厚さ)を安定させることができる。ここで、枕部30、第1枕体31、及び第2枕体32の各枕高さとは、ストレッチマット10を使用するときのマット部20の上面の高さ位置から、枕部30、第1枕体31、又は第2枕体32の最も高い上端位置までの上下方向における寸法を言う。なお本発明において、第1枕体31の第1境界面31cと第2枕体32の第2境界面32cとは、平面に形成されていなくてもよい。
第1枕体31における左右の第1側端面31aは、中心角が180°よりも大きな円弧と、その円弧の両端を結ぶ直線とにより囲まれた形状を有する。第2枕体32における左右の第2側端面32aは、中心角が180°よりも小さな円弧とその円弧の両端を結ぶ直線とにより囲まれた弓形の形状を有する。
第1枕体31の各第1側端面31aは、第2枕体32の各第2側端面32aよりも大きな表面積を有する。また、第1枕体31における第1境界面31cからの厚さ寸法の最大値は、第2枕体32における第2境界面32cからの厚さ寸法の最大値よりも大きく設定されている。ここで、第1枕体31における第1境界面31cからの厚さ寸法は、第1枕体31の第1境界面31cに直交する方向における第1外周面31bと第1境界面31cとの間の距離(間隔)を言う。また、その厚さ寸法の最大値は、枕部30を第2形態で使用するときの第1枕体31の枕高さになる。第2枕体32における第2境界面32cからの厚さ寸法についても、第1枕体31の厚さ寸法と同様である。
この場合、第1枕体31における第1境界面31cからの厚さ寸法は、第2枕体32における第2境界面32cからの厚さ寸法の150%以上300%以下であること、特に170%以上250%以下であることが好ましい。これにより、例えば枕部30を上述したように枕部30が180°に開いた状態の第2形態に保持してストレッチマット10を使用する場合において、第1枕体31で使用者の首を支持するとともに第2枕体32で使用者の頭を支持したときに、例えば首の骨が真っすぐになるような姿勢になることを防ぎ、使用者の頸椎と背骨が自然にカーブするような状態で枕部30で首及び頭を支持することが可能となる。なお本発明において、枕部30の第1枕体31及び第2枕体32は、それぞれの厚さ寸法、及び両者の厚さ寸法の割合を変えて形成されていてもよい。
枕部30における円筒状の外周面には、使用者が枕部30に頭及び又は首を載せたときに、その頭及び又は首を受け止めるためのクッション部40が設けられている。このクッション部40は、第1枕体31に設けられる第1クッション部41と、第2枕体32に設けられる第2クッション部42とを有する。第1クッション部41及び第2クッション部42は、枕部30における幅方向の中央部分を含む範囲に設けられており、また、幅方向の中央を基準に左右対称的な形状を有する。
第2枕体32の第2クッション部42は、その幅方向の寸法の最大値W2を、第1枕体31の第1クッション部41の幅方向の寸法の最大値W1よりも大きくして形成されている。また、第2枕体32の第2クッション部42は、前後方向の中央部における幅方向の寸法を、第1クッション部41における前後方向の中央部における幅方向の寸法よりも大きくして形成されている。
これにより、上述したように枕部30を第2形態に保持して第1枕体31及び第2枕体32で使用者の首及び頭をそれぞれ支持したときに、使用者の頭が左右に動いても、第2クッション部42で頭を受け止めて支持し易くすることができる。また、使用者が身体を例えば仰向けから横向きに回転させる場合でも、頭と顔の側面部分を第2クッション部42で受け止めて支持し易くすることができる。一方、上述のように使用者の頭が左右に動いても、また、身体を回転させても、使用者の首の位置は大きく変化しないため、第1クッション部41が第2クッション部42よりも幅方向に狭く形成されていても、第1クッション部41で使用者の首を安定して支持できる。
更に、上述のように第1クッション部41と第2クッション部42の大きさを幅方向で滑らかに変化させることにより、枕部30のデザイン性を高めることができるため、ストレッチマット10の外観品質を向上させることができる。なお本発明の枕部30は、クッション部40を設けずに形成されていてもよい。
枕部30の第1枕体31には、図6及び図7に示すような操作部50が設けられている。本実施例の場合、操作部50は、第1枕体31における左側の第1側端面31aと第1クッション部41の間の領域に設けられている。この操作部50には、右側(第1クッション部41に近い側)から順番に、電源ボタン51、温熱ボタン52、膨張ボタン53、振動ボタン54の4つの操作ボタンが、左右方向に沿って設けられている。
電源ボタン51は、ストレッチマット10のON/OFFを切り換える操作ボタンである。温熱ボタン52は、マット部20に設けた温熱部(不図示)のON/OFFを切り換える操作ボタンである。膨張ボタン53は、マット部20に設けたエアバッグの膨張/非膨張の切り換えと、エアバッグの膨張条件の選択とを行う操作ボタンである。振動ボタン54は、マット部20に設けた振動発生部(不図示)のON/OFFを切り換える操作ボタンである。また、各操作ボタンの近傍には、それぞれの操作ボタンで操作される装置の状態によって光が点いたり消えたりするライト部55が設けられている。
本実施例において、操作部50の電源ボタン51は、操作部50の平面視において、他の3つの操作ボタンよりも直径を大きくして形成されている。温熱ボタン52のボタン表面は、凹面状に形成されている。膨張ボタン53のボタン表面は、凸面状に形成されている。振動ボタン54のボタン表面は、平坦な平面状に形成されている。また、各操作ボタンのボタン表面には、それぞれの機能を表示するマークが付けられている。各マークは、図7での図示を省略するが、それぞれのボタン表面から部分的に突出する凸部により形成されている。なお、操作ボタンのマークは、ボタン表面に対して部分的に窪む凹部、又はボタン表面に貼着されるシール等のその他の形態で形成されていてもよい。
このように、本実施例の操作部50に設けられる4種類の操作ボタンは、それぞれ、その他の操作ボタンに対し、ボタン全体の大きさ及びボタン表面の面形状(膨らみ具合)の少なくとも1つを異ならせて形成されている。これにより、ストレッチマット10の使用者は、操作ボタンを目視しなくても、指で触ることによって操作ボタンの違いを簡単に識別できる。このため、例えば使用者がストレッチマット10に寝ている状態から起き上がらなくても、各操作ボタンの操作を間違えずに行うことが可能となる。なお本発明において、操作部50の具体的な形状及び構造は特に限定されない。
以上のような本実施例のストレッチマット10によれば、枕部30が円柱の形状に形成されているとともに、その枕部30にマット部20の前端部が接続されている。これにより、シート状のマット部20が例えば図1に示したように平らに敷かれている状態から、枕部30をマット部20の後端部に向けてマット部20の長さ方向に沿って転がすことによって、枕部30を芯にして、シート状のマット部20を枕部30の周りに巻き付けることが可能である。更に、マット部20を枕部30に巻き付けた後、マット部20から延びる固定バンド24を、マット部20の第2生地部22(裏面)に設置した図示しない面ファスナーに係合させることにより、ストレッチマット10を、図8及び図9に示したように、マット部20が枕部30に巻き付けられたコンパクトな形態で保持できる。このようにストレッチマット10をコンパクト化できることにより、ストレッチマット10の持ち運びや収納における利便性を高めることができる。
また、本実施例のストレッチマット10では、マット部20を巻き付ける芯として機能する円柱状の枕部30を、第1枕体31と第2枕体32が境界部33で合わせられて閉じた状態の第1形態(図1及び図2を参照)と、第1枕体31と第2枕体32が開いた状態の第2形態(図3~図5を参照)という2つの異なる形態で使用することが可能である。
すなわち、本実施例のストレッチマット10を使用するときに、使用者は、枕部30の高さが高くなる第1形態と、枕部30の高さが低くなる第2形態のうちの一方を、自分の判断で任意に選択して採用できる。このように使用者が枕部30の高さを簡単に選択できることにより、使用者は、自分に合った姿勢(特に首、肩、背中の姿勢)でストレッチマット10によるストレッチを受けることができるため、使用者がストレッチの効果をより感じ易くすることができ、また、ストレッチを受けた使用者に高い満足感を与え易くすることができる。
更に本実施例では、例えば枕部30を開いた状態の第2形態で使用するときに、使用者の首と頭を、高さが高い第1枕体31と高さが低い第2枕体32とでそれぞれ支持できる。その結果、使用者は、ストレッチマット10の上で、上述したように頸椎と背骨が自然にカーブする状態で仰向けに寝ることができる。これにより、ストレッチマット10でストレッチを行う際に、使用者の肩や首の筋肉が緊張することを抑制し、使用者がリラックスし易い姿勢を取り易くすることができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。例えば、上述した実施例のストレッチマット10において、枕部30はストレッチマット10の幅方向に延びる円柱の形状に形成されている。しかし本発明において、枕部は、例えばストレッチマットの幅方向に延びる角柱(例えば6角柱)等の円柱以外の柱体の形状に形成されていてもよい。また本発明において、枕部の柱体の形状には、例えば左右の側端面が、幅方向に直交する方向から少し傾いて互いに非平行の状態で配置される略柱体の形状も含まれる。
10 ストレッチマット
20 マット部
21 第1生地部
22 第2生地部
23 縁録り部
24 固定バンド
30 枕部
31 第1枕体(第1分割体)
31a 第1側端面
31b 第1外周面
31c 第1境界面
32 第2枕体(第2分割体)
32a 第2側端面
32b 第2外周面
32c 第2境界面
33 境界部
34 ヒンジ部
40 クッション部
41 第1クッション部
42 第2クッション部
50 操作部
51 電源ボタン
52 温熱ボタン
53 膨張ボタン
54 振動ボタン
55 ライト部
W1 第1クッション部の幅方向の寸法の最大値
W2 第2クッション部の幅方向の寸法の最大値

Claims (5)

  1. シート状のマット部と、前記マット部に一体的に取り付けられる枕部とを有するストレッチマットであって、
    前記枕部は、前記マット部を巻き付けることが可能な柱体の形状を備え、
    前記枕部は、前記柱体の高さ方向に沿った境界部により分割される第1枕体及び第2枕体を有し、
    前記枕部は、前記第1枕体及び前記第2枕体が前記境界部で互いに合わせられて前記柱体を形成する第1形態と、前記第1枕体及び前記第2枕体が前記枕部の最大厚さを前記第1形態よりも低くするように並べられる第2形態とのいずれかが選択されて使用され
    前記マット部は、前記第1枕体に連結され、
    前記第1枕体における前記境界部からの厚さ寸法の最大値は、前記第2枕体における前記境界部からの厚さ寸法の最大値よりも大きい
    ことを特徴とするストレッチマット。
  2. 前記枕部は、円柱の形状を備え、
    前記第1枕体の前記境界部を形成する第1境界面と、前記第2枕体の前記境界部を形成する第2境界面とは、それぞれ平面に形成されている
    請求項1記載のストレッチマット。
  3. 前記第1枕体及び前記第2枕体は、ヒンジ部により開閉可能に連結されて一体的に形成され、
    前記第1形態は、前記第1枕体及び前記第2枕体が閉じた状態により形成され、
    前記第2形態は、前記第1枕体及び前記第2枕体が180°開いた状態により形成される
    請求項1又は2記載のストレッチマット。
  4. 前記第1枕体の外周側面部に第1クッション部が設けられ、
    前記第2枕体の外周側面部に第2クッション部が設けられ、
    前記第2クッション部は、前記第1クッション部よりも、前記柱体の前記高さ方向の寸法の最大値を大きくして形成されている
    請求項1~3のいずれかに記載のストレッチマット。
  5. 前記枕部に、前記マット部を操作する複数の操作ボタンが設けられ、
    前記操作ボタンは、それぞれ、その他の操作ボタンに対し、ボタン全体の大きさ及びボタン表面の面形状の少なくとも1つを異ならせて形成されている
    請求項1~のいずれかに記載のストレッチマット。
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