JP7029252B2 - 水素ガス分析用キット、水素ガス分析方法及び水素ガスの品質管理方法 - Google Patents
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本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットは、1MPa以上の高圧の水素ガス(以下、「高圧水素ガス」ともいう。)を1MPa未満に減圧する高圧水素ガス減圧ユニットを備える。高圧水素ガス減圧ユニットによって分析対象の水素ガスを1MPa未満に減圧できるので、より容易かつ安全に水素ガスを取り扱うことができる。例えば、トランク、ボックス等の収納容器に格納して運ぶことも容易であり、また、運搬の容易な分析用の捕集装置、分析装置を用いればオンサイトで捕集、分析することも可能である。
本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットが備える減圧ユニットは、1MPa以上の高圧水素ガスを1MPa未満まで減圧するための機器一式である。例えば、減圧ユニットは、減圧器を備えていてもよい。また、減圧ユニットは、減圧器以外の構成を備えていてもよい。例えば、入口弁、パージ弁、安全弁、出口弁、レセプタクル等の構成を減圧ユニットは備えていてもよい。また、外部電源を必要としない構成とすれば、水素ディスペンサーの近くでも使用できる。
減圧器は1MPa以上の高圧水素ガスを1MPa未満まで減圧するための機器である。減圧する対象の高圧の水素ガスは1MPa以上であればよく、14MPa~90MPaであってもよい。例えば、自動車のタンクに70MPaの水素ガスを充填する水素ステーションの供給圧力は82~83MPaであるものが多く、35MPaの水素ガスを充填する水素ステーションの供給圧力は40MPaものが多い。よって、水素ステーションで供給されている水素ガスを分析する場合、減圧器は、35MPa~83MPa、35MPa~40MPa、70MPa~83MPaといった高圧の水素ガスを減圧するものであることがより好ましい。また、昇圧後の蓄圧器は、水素ステーションの供給圧力と同程度の圧力で充填されているものもあるが、自動車のタンクに水素ガスを供給する場合は、圧力の異なる複数の蓄圧器を利用して、低い圧力から段階的に水素ガスを供給する場合もある。そのため、蓄圧器には例えば20MPaや40MPaで充填されていることがある。そこで、減圧器により減圧する対象の高圧の水素ガスは20MPa~40MPaであってもよい。当該減圧器によれば、例えば、水素ディスペンサーでの水素品質に異常があった場合等に、蓄圧器直下、圧縮機直下、カードル直下等から噴出される水素ガスを分析することが好ましい場合があり、このような場合に好適に用いることができる。
入口弁は、水素ガスを減圧器に導入するための弁である。入口弁は減圧器に接続可能なものであればよい。入口弁としては、従来公知のものを採用してもよく、市販品として、例えば、ヤマト産業株式会社製HVシリーズ等が挙げられる。
パージ弁は、減圧ユニット中の配管内を清掃するために通気した水素ガスを外部へ放出する弁である。また、減圧によって体積が増加した水素ガスのうち、分析に用いない等の不要な水素ガスを減圧ユニット外部に放出するために用いてもよい。パージ弁は、ガスの外部からの逆流を防ぐための逆止弁を有していてもよい。パージ弁は従来公知のものを採用してもよく、市販品として、例えば、株式会社フジキン製FUND-91Gシリーズ等が挙げられる。
安全弁は、減圧ユニットの内圧が高い場合、または減圧器に異常が発生した場合にガスを外部へ放出するための弁である。安全弁は、一定圧まで耐えて、一定圧を超した場合に、ガスを外部へ解放して危険を回避する役割を果たす。安全弁は、ガス外部からの逆流を防ぐための逆止弁を有していてもよい。安全弁としては、従来公知のものを採用してもよく、市販品としては、例えば、株式会社武井製作所製08F41等が挙げられる。
出口弁は、減圧された水素ガスを減圧ユニット外へ放出するための弁である。換言すれば、使用者は出口弁から減圧された水素ガスを回収できる。使用者は用途に応じて、捕集サンプラー、分析装置などに当該減圧された水素ガスを供給すればよい。出口弁としては、従来公知のものを採用してもよく、市販品としては、例えば、株式会社フジキン製FUND-91Gシリーズ等が挙げられる。
レセプタクルは、減圧対象の水素ガスを供給する機器の供給口と入口弁とを接続するための機器である。レセプタクルは水素ステーションの水素ガス供給口のディスペンサーと減圧ユニットの入口弁とを接続するものであることが好ましい。より容易に水素ガスステーションの水素ガスを減圧ユニットに導入できる。レセプタクルは従来公知のものを採用してもよい。
本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットは、水素ガス捕集装置(以下、「捕集装置」と称する。)をさらに備えていてもよい。減圧ユニットにより1MPa未満にされているため、分析対象の水素ガスをより容易に捕集できる。捕集装置は水素ガスを捕集できるものであればよく、後述する好ましい一態様のものでもよく、減圧後の水素ガスを直接導入し、保存できる容器であってもよい。減圧後のガスを直接導入して保存する容器の場合、容器に捕集した水素ガスをバッチ式の分析装置に導入し、分析および測定することが可能である。また、遠隔の施設での分析および測定が必要な場合は、簡易に持ち運べるよう、容器のサイズは小型であることがより好ましい。
固体捕集サンプラーは固体捕集剤を含むものである。固体捕集サンプラーは、分析対象の成分に応じて適宜選択すればよく、例えば、酸成分用固体捕集サンプラー、塩基成分用固体捕集サンプラー、アルデヒド成分用固体捕集サンプラーが挙げられる。本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットが備える固体捕集サンプラーは1種でもよく、2種以上でもよい。
酸成分用固体捕集サンプラーは、酸成分を捕集するための固体捕集剤を含む固体捕集サンプラーである。酸成分としては、例えば、有機酸、ハロゲン化物、無機酸が挙げられ、有機酸としては、例えば、ギ酸、酢酸等が挙げられ、ハロゲン化物としては、例えば、フッ化水素、塩化水素、塩素、臭化水素等が挙げられ、無機酸としては、例えば、硝酸、硫酸等が挙げられる。酸成分を捕集するための固体捕集剤としては、捕集対象の成分に応じて適宜選択すればよく、例えば、無機塩基及び有機塩基等が挙げられる。また、無機塩基としては、例えば、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の水酸化物等をあげることができ、有機塩基としては、例えば、アミン、アンモニウム化合物等を挙げることができる。また、国際公開公報第2010/067464号パンフレットに記載のカラムも酸成分用固体捕集サンプラーとして使用できる。
塩基成分用固体捕集サンプラーは、塩基成分を捕集するための固体捕集剤を含む固体捕集サンプラーである。塩基成分としては、例えば、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン、アルカノールアミンなどの塩基そのもの、フッ化アンモニウム、ギ酸アンモニウム、酢酸アンモニウム等の塩基性の塩等が挙げられる。塩基成分を捕集するための固体捕集剤としては、捕集対象の成分に応じて適宜選択すればよく、例えば、無機酸及び有機酸等が挙げられる。無機酸としては、例えば、硫酸、リン酸等が挙げられ、有機酸としてはメタンスルホン酸、マレイン酸、マロン酸等が挙げられる。また、国際公開公報第2010/067464号パンフレットに記載のカラムも塩基成分用固体捕集サンプラーとして使用できる。
アルデヒド成分用固体捕集サンプラーは、アルデヒド成分を捕集するための固体捕集剤を含む固体捕集サンプラーである。アルデヒド成分としては、アルデヒド化合物であればよく、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等が挙げられる。アルデヒド成分を捕集するための固体捕集剤としては、捕集対象の成分に応じて適宜選択すればよく、例えば、アルデヒド類、ケトン類の捕集用固体サンプラーの2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)含浸カートリッジ、特許第4101463号に記載のカルボニル化合物捕集剤等が挙げられる。
捕集装置は、露点計を備えることがより好ましい。露点計によって水素ガス中の水分量も測定できる。捕集装置が備える露点計は、水素ガス中の水分量を測定できるものであればよく、水素に対して防爆構造を有しているものがより好ましい。
捕集装置は、酸素濃度計を備えることがより好ましい。酸素濃度計によって水素ガス中の酸素濃度も測定できる。捕集装置が備える酸素濃度計は、水素ガス中の酸素濃度を測定できるものであればよく、水素に対して防爆構造を有しているものがより好ましい。
捕集装置は、前述した固体捕集サンプラー、露点計、酸素濃度計であって、当該ユニットが備えるもの同士を、互いに連結するための連結具を備えることがより好ましい。これにより、捕集装置を一体化して運搬できる。
捕集装置は、遮光部を備えることがより好ましい。遮光部は固体捕集サンプラーに外部の光が当らないよう遮蔽するためのものである。これにより、水素ガスのより精度の高い分析が可能になる。なお、本発明の一態様においては、捕集装置が遮光部を備えず、分析を行なう環境が遮光されていてもよい。例えば、減圧された水素ガスを用いて遮光された環境(屋内等)で濃縮したり、分析したりする方法も本発明の一態様である。ただし、捕集を水素ステーション等の屋外で行なうことを鑑みれば、捕集装置が遮光部を備えることがより好ましい。
本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットは、水素ガス中の不純物の濃縮装置を備えていてもよい。減圧ユニットにより1MPa未満にされているため、分析対象の水素ガス中の不純物をより容易に濃縮できる。水素ガス分析装置の感度によっては、水素ガスを分析装置に導入する前に、水素ガス中の不純物を濃縮することは特に有用である。例えば、濃縮装置によって濃縮された水素ガスを分析装置に直接導入してもよい。また、濃縮装置によって濃縮された水素ガスを、上述したタンク、小型の容器等の収納容器を捕集装置として捕集して、分析装置に導入してもよい。
本態様に係る濃縮装置において、濃縮の対象とする不純物は、試料ガス中に含まれる水素ガス以外の不純物を指す。不純物は例えば、酸素、窒素、アルゴン、二酸化炭素、一酸化炭素、ギ酸、ホルムアルデヒド、メタン等の炭化水素類、硫化水素等の硫黄化合物、塩化水素等のハロゲン化合物である。より好ましくは、不純物は、一酸化炭素、二酸化炭素、窒素、アルゴン、硫化水素である。これらの不純物は、一般的な可搬型装置では感度不足で測定できない成分であるが、本態様に係る濃縮キットにより濃縮することで、一般的な可搬型装置で測定を行うことが可能である。これらの例のうち、一種のみを濃縮の対象としてもよく、複数種を濃縮の対象としてもよい。
不純物の濃縮率とは、濃縮ガスに含まれる不純物の濃度が、試料ガスに含まれる不純物の濃度の何倍になったか、それぞれのガスを同じ温度、圧力、体積にして比較した値を指す。濃縮率は、分析に用いる機器等に応じて適宜設定すればよく、例えば10倍~1000倍が好ましい。不純物の濃縮率が前記の範囲内であれば、一般的な可搬型分析装置の感度で、不純物の濃度が、ISO14687-2等の規格による最大不純物濃度未満の濃度であっても、十分に評価することが可能である。
本明細書中において「シリカ膜」とは、シリカからなる膜を指す。なお、シリカ膜には、本発明の一態様の目的に反しない範囲内で、シリカ以外の成分が含まれていてもよい。シリカ膜は、水素ガスを透過させ、分析対象の不純物のうち、少なくとも1種を透過させないシリカ膜であればよい。
本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットは、水素ガス分析装置を備えていてもよい。水素ガス分析装置は、水素ガスに含まれる成分を分析する装置である。減圧ユニットにより1MPa未満にされているため、水素ガスに含まれる成分の分析がより容易になる。なお、本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットは、水素ガス分析装置を備えておらず、別途用意された水素ガス分析装置を用いてもよい。別途水素ガス分析装置を用意する場合にも、以下に説明する態様がより好ましい。
本発明に係る水素ガス分析用キットの提供方法の態様として、既に組み立てられた装置を提供してもよく、組み立てるための部品を提供して、使用者が組み立てる態様にしてもよい。
次に、本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットの一実施形態について図1~図5を用いて説明する。
まず、図1を用いて、減圧ユニット10の構成について説明する。図1は減圧ユニット10の構成を模式的に示す図である。減圧ユニット10は、レセプタクル6、入口弁1、減圧器2、パージ弁3、安全弁4及び出口弁5を備えている。なお、本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットの提供方法の態様として、減圧ユニット10に組み立てられたものを提供してもよく、組み立てるための部品を提供して、使用者が組み立てる態様にしてもよい。
次に、減圧ユニット10の動作について説明する。
次に、図2を用いて水素ガス分析用キット400の構成について説明する。図2は水素ガス分析用キット400の構成を模式的に示す図である。水素ガス分析用キット400は、減圧ユニット10、捕集装置100、濃縮装置200、及び水素ガス分析装置300を備えている。なお、本発明に係る水素ガス分析用キットの提供方法の態様として、水素ガス分析用キットに組み立てられたものを提供してもよく、組み立てるための部品を提供して、使用者が組み立てる態様にしてもよい。なお、捕集装置100、濃縮装置200、及び水素ガス分析装置300は、水素ガス分析用キット400に同梱されていてもよく、使用者が任意の装置を別途用意してもよい。
(捕集装置100の構成)
捕集装置100について図3及び図4を用いて説明する。捕集装置100は、遮光部25、フレーム26(連結具)、酸成分用固体捕集サンプラー28、塩基成分用固体捕集サンプラー30、アルデヒド成分用固体捕集サンプラー32、露点計18及び酸素濃度計20を備えている。なお、本発明に係る水素ガス分析用キットの提供方法の態様として、捕集装置100に組み立てられたものを提供してもよく、組み立てるための部品を提供して、使用者が組み立てる態様にしてもよい。
次に、捕集装置100の動作について説明する。
(濃縮装置200の構成)
濃縮装置200の構成について、図5を用いて説明する。濃縮装置200は、シリカ膜211、及び容器213を備えている。なお、濃縮装置の提供方法の態様として、濃縮装置200に組み立てられたものを提供してもよく、組み立てるための部品を提供して、使用者が組み立てる態様にしてもよい。
水素ガス貯蔵源から供給され、減圧ユニット10により減圧された水素ガスは、試料ガス導入管231を通り、流量制御機221により適宜流量を調節されて、試料ガス導入口218から、容器213内に導入される。試料ガス導入口218から導入する試料ガスの試料ガス流量は、分析の目的等に応じて適宜設定すればよい。
水素ガス分析装置300としては、上述した様々な分析装置を採用できる。連続して水素ガスを供給して測定する水素ガス分析装置300を用いる場合には、減圧ユニット10に直接接続してもよく、濃縮装置200に接続してもよい。また、バッチ式で水素ガスを供給して測定する水素ガス分析装置300を用いる場合には捕集装置100で捕集した後に水素ガス分析装置300を用いてもよく、濃縮装置200を用いて得た濃縮ガスを採取用の容器に採取して水素ガス分析装置300に供してもよい。
本発明の一態様に係る水素ガス分析方法は、水素ガス分析用キットを用いて1MPa以上の高圧水素ガスを1MPa未満に減圧する工程を含む。
本発明の一態様に係る水素ガスの品質管理方法は、水素ガス分析用キットを用いて1MPa以上の高圧水素ガスを1MPa未満に減圧する工程を含む。
以上のように、本発明の一態様に係る水素ガス分析用キットが減圧する高圧の水素ガスは、14MPa~90MPaであることがより好ましい。
10 減圧ユニット
100 捕集装置
200 濃縮装置
400 水素ガス分析用キット
Claims (10)
- 1MPa以上の高圧の水素ガスを1MPa未満に減圧する減圧ユニットと、固体捕集剤を含む固体捕集サンプラーとを備え、
前記固体捕集サンプラーは、酸成分用固体捕集サンプラー、塩基成分用固体捕集サンプラー、およびアルデヒド成分用固体捕集サンプラーのうち少なくとも1つである、水素ガス分析用キット(ただし、安全弁が設けられており端部が大気開放された配管の当該安全弁と前記端部との間に、逆止弁が設けられたものを除く)。 - 前記高圧の水素ガスは14MPa~90MPaである、請求項1に記載の水素ガス分析用キット。
- 前記減圧ユニットが減圧器を備えており、前記減圧器は一つで前記高圧の水素ガスを1MPa未満に減圧する、請求項1に記載の水素ガス分析用キット。
- 前記減圧ユニットが、外部電源を必要としない構成である、請求項1~3のいずれか1項に記載の水素ガス分析用キット。
- 前記固体捕集サンプラーに当たる光を遮る遮光部を備える、請求項1~4のいずれか1項に記載の水素ガス分析用キット。
- 水素ガス中の不純物の濃縮装置をさらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の水素ガス分析用キット。
- 前記減圧ユニットによって減圧された水素ガスの成分を分析する水素ガス分析装置をさらに備える、請求項1~6のいずれか1項に記載の水素ガス分析用キット。
- 前記水素ガス分析装置は、連続式及びバッチ式のうち少なくとも一方で分析する装置である、請求項7に記載の水素ガス分析用キット。
- 請求項1~8のいずれか1項に記載の水素ガス分析用キットを用いて1MPa以上の高圧の水素ガスを1MPa未満に減圧する工程を含む、水素ガス分析方法。
- 請求項1~8のいずれか1項に記載の水素ガス分析用キットを用いて1MPa以上の高圧の水素ガスを1MPa未満に減圧する工程を含む、水素ガスの品質管理方法。
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