JP7028665B2 - ガスケット - Google Patents

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本発明は、複数の締結具で締結される部材の接合面間に配置されるガスケットに関する。
従来、複数の部材の接合部をシールするためにガスケットが用いられている。例えば、車両のアクスルハウジングおよびディファレンシャルキャリヤの接合部では、接合面間にガスケットを配置して接合部をシールし、潤滑油漏れ等を防いでいる。
アクスルハウジングおよびディファレンシャルキャリヤの接合部に配置されたガスケットは、接合部が複数の締結具(例えばボルトおよびナット)で締結されて所定の面圧が加えられることで、シール性を発揮する。
特開平11-036980号公報
アクスルハウジングおよびディファレンシャルキャリヤは、車両への搭載スペースを抑制するために外形の小型化が要求されている。このため、ガスケットおよび締結具を配置するための接合部の寸法を十分に確保することが難しい。また、接合部の構造上、締結具を一定ピッチで配置できない場合もある。ガスケットおよび締結具を配置するための接合部の寸法を十分に確保できない場合や、接合部に締結具を一定ピッチで配置できない場合、締結具によってガスケットに加えられる面圧が均一になりにくく、シール性を確保することが難しくなる。
そこで、面圧を上昇させてシール性を確保するため、ビードが形成されたメタルガスケットを用いることが考えられる。例えば、特許文献1には、連通口が穿設された基板に複数のボルト穴が形成され、連通口を囲むようにビードが形成された金属ガスケット(メタルガスケット)が開示されている。
しかしながら、連通口を囲むようにビードが形成されたメタルガスケットを用いると、接合部の寸法を十分確保できていない場合、締結具とビードが接近して配置されることとなる。締結具とビードが接近して配置されると、締結具からビード各部までの距離が不均一となり、締結具の軸力がビード全体に均一に加わりにくくなってビードを潰し切れない部分が生じる場合がある。また、接合部に締結具を一定ピッチで配置できない場合も、締結具による面圧が均一になりにくいために、ビードを潰し切れない部分が生じる場合がある。このように、ビードの一部を潰し切れない状態で、ビードにへたりが生じると、締結具の軸力が損失されて締結具の緩みが生じ、シール性が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、シール性を向上させることができるガスケットを提供することである。
本発明のガスケットは、複数の締結具で締結される部材の接合面間に配置されるガスケットであって、基板と、前記基板に形成された開口部と、前記開口部の周囲に配置され、前記各締結具を構成するボルトが挿通する複数の締結孔とを備えていると共に、相互に隣り合う前記各締結孔の中心間距離を締結孔間距離とした場合に、互いに長さが異なる前記締結孔間距離が複数存在しており、複数の前記締結孔間距離のうち最も長い締結孔間距離となっている一対の締結孔を離隔締結孔として、該各離隔締結孔同士の間の領域と、前記ボルトの挿通方向から見た場合に前記離隔締結孔に挿通される前記ボルトに適用されるナットに重なる領域または該ボルトに適用されるワッシャに重なる領域とに亘って形成されるビードを備えており、複数の前記締結孔間距離のうち最も短い締結孔間距離となっている一対の締結孔を接近締結孔として、該各接近締結孔同士の間の領域と、前記ボルトの挿通方向から見た場合に前記接近締結孔に挿通される前記ボルトに適用されるナットに重なる領域および該ボルトに適用されるワッシャに重なる領域それぞれにはビードが形成されておらず、前記ビードの長手方向の両端部それぞれは、前記ナットまたは前記ワッシャに重なる領域から前記開口部の内縁に達していることを特徴とする。
このように構成することにより、締結力による面圧を上昇させにくい領域にビードが形成されることとなり、面圧を上昇させにくい領域での面圧を上昇させることができ、シール性を向上させることができる。
アクスルハウジングおよびディファレンシャルキャリヤの分解側面図である。 図1のA―A線の方向から見たアクスルハウジングの正面図である。 図1のB―B線の方向から見た実施形態に係るガスケットの正面図である。 ガスケットに形成されたビード付近の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、自動車のディファレンシャル装置のケーシング200に用いられるガスケット100に本発明を適用している。本実施形態のガスケット100は、膨潤タイプのメタルガスケットとして説明する。
まず、本実施形態に係るガスケット100が配置されるディファレンシャル装置のケーシング200の全体構成について説明する。図1は、ケーシング200を構成するアクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220の分解側面図である。図1に示すように、ケーシング200は、アクスルハウジング210、ディファレンシャルキャリヤ220、締結具250、およびガスケット100を含んで構成されている。
アクスルハウジング210の内部には収容部211が形成されており、ディファレンシャルキャリヤ220の内部には収容部221が形成されている。アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220が接合されることにより、収容部211および収容部221が連通されてディファレンシャルギヤおよび潤滑油等を収容するための収容空間が構成される。
アクスルハウジング210の収容部211の端部には、フランジ213が形成されている。フランジ213は略円筒状であり、ディファレンシャルキャリヤ220の収容部221に連通する連通孔214が形成されている。フランジ213の端部には、ディファレンシャルキャリヤ220と接合するための接合面215が形成されている。接合面215には、締結具250のスタッドボルトB(B1、B2・・・B11)を取り付けるための取付孔216(図2参照)が形成されている。
ディファレンシャルキャリヤ220の収容部221の端部には、フランジ223が形成されている。フランジ223はアクスルハウジング210の接合面215に対応した形状を有しており、アクスルハウジング210の収容部211に連通する連通孔224が形成されている。フランジ223の端部には、アクスルハウジング210の接合面215と接合するための接合面225が形成されている。接合面225には、締結具250のスタッドボルトB(B1、B2・・・B11)を挿通させるための貫通孔226がアクスルハウジング210の取付孔216に対応する位置に形成されている。
締結具250は、スタッドボルトB(B1、B2・・・B11)、ワッシャW(W1、W2・・・W11)およびナットN(N1、N2・・・N11)から構成されている。前述のように、スタッドボルトBは、アクスルハウジング210の取付孔216に取り付けられている。ワッシャWおよびナットNは、ガスケット100の締結孔H(H1、H2・・・H11)(図3参照)およびディファレンシャルキャリヤ220の貫通孔226に挿通させたスタッドボルトBに取り付けられて、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220を締結させる。
ガスケット100は、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220の接合部をシールする部材である。ガスケット100は、アクスルハウジング210の接合面215およびディファレンシャルキャリヤ220の接合面225の間に配置される。この状態で、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220が締結具250によって締結されることで、ガスケット100に所定の面圧が加わる。これにより、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220の接合部がシールされ、ケーシング200の潤滑油漏れ等が防止される。ガスケット100の構成については後に詳細に説明する。
図2は、図1のA―A線の方向から見たアクスルハウジング210の正面図である。図2に示すように、フランジ213は略円筒状であるが、ディファレンシャル装置の構造上、フランジ213の内周面(連通孔214の内縁)および外周面には凹部や平坦部が形成されている。具体的には、環状の接合面215の内側部には、半径方向に窪んだ第1凹部2141、第2凹部2142および第3凹部2143が形成されている。また、接合面215の外側部には、第1凹部2141付近に平坦部2131が形成されている。このため、接合面215の半径方向の幅は一定ではなく、第1凹部2141、第2凹部2142および第3凹部2143の付近では、半径方向の幅が狭くなっている。
接合面215には、取付孔216が形成されており、この取付孔216にスタッドボルトB(B1、B2・・・B11)が取り付けられている。取付孔216は、連通孔214の周囲に配置されているが、取付孔216が配置される位置は、ディファレンシャル装置の構造上、一定の間隔(ピッチ)ではない。例えば、スタッドボルトB1およびB2が取り付けられる取付孔216は、第1凹部2141を挟むように配置されているため、スタッドボルトB1およびB2の間隔は、他のスタッドボルトBの間隔よりも比較的大きくなっている。
なお、図示は省略するが、ディファレンシャルキャリヤ220の接合面225は、アクスルハウジング210の接合面215に対応するように略同形状に形成されている。前述のように、接合面225には、アクスルハウジング210の取付孔216に対応する位置に貫通孔226が形成されている。
図3は、図1のB―B線の方向から見たガスケット100の正面図である。ガスケット100は、アクスルハウジング210の接合面215およびディファレンシャルキャリヤ220の接合面225の形状に対応するように形成されており、基板10、開口部20、複数の締結孔H(H1、H2・・・H11)、およびビード30を有している。
本実施形態のガスケット100は、膨潤タイプのメタルガスケットであるため、基板10は、金属板の表面に膨潤層がコーティングされた素材で構成されている。金属板としては、SPCC(冷間圧延鋼板)、SPHC(熱間圧延鋼板)、アルミニウム板、ステンレス鋼板等の種々のものを用いることができる。金属板は、単板でもよく、複数の金属板を積層して形成されたものでもよい。また、膨潤層の素材として、例えば油膨潤性を有するニトリルゴム(NBR)やスチレンブタジエンゴム(SBR)等を用いることができる。
開口部20は、アクスルハウジング210の連通孔214およびディファレンシャルキャリヤ220の連通孔224の形状に対応するように基板10に形成されている。具体的には、開口部20には、アクスルハウジング210の接合面215の形状に対応するように、半径方向に窪んだ第1凹部21、第2凹部22および第3凹部23が形成されている。また、基板10の外周には、接合面215の平坦部2131に対応して、平坦部11が形成されている。このため、基板10の幅は一定ではなく、第1凹部21、第2凹部22および第3凹部23の付近では、基板10の幅が狭くなっている。
複数の締結孔H(H1、H2・・・H11)は、開口部20の周囲に配置されている。複数の締結孔H(H1、H2・・・H11)は、アクスルハウジング210の取付孔216およびディファレンシャルキャリヤ220の貫通孔226に対応するように基板10に形成されている。ガスケット100がアクスルハウジング210の接合面215およびディファレンシャルキャリヤ220の接合面225の間に配置された状態では、複数の締結孔H(H1、H2・・・H11)には、アクスルハウジング210に取り付けられたスタッドボルトB(B1、B2・・・B11)が挿通される。
ここで、相互に隣り合う各締結孔H(H1、H2・・・H11)の中心間距離を締結孔間距離Lとする。具体的には、締結孔H1およびH2の中心間距離を締結孔間距離L1とし、締結孔H2およびH3の中心間距離を締結孔間距離L2とするように順次規定して、各締結孔H(H1、H2・・・H11)について、締結孔間距離L1から締結孔間距離L11まで規定する。
その上で締結孔間距離L1から締結孔間距離L11までを比較して、締結孔間距離Lが他の締結孔間距離Lよりも比較的大である締結孔Hを離隔締結孔HDとする。本実施形態のガスケット100では、締結孔間距離L1が他の締結孔間距離Lよりも比較的大である。このため、締結孔H1および締結孔H2をそれぞれ離隔締結孔HD1および離隔締結孔HD2とする。
締結孔間距離L1が他の締結孔間距離Lよりも比較的大であるため、離隔締結孔HD1および離隔締結孔HD2の間の領域AR3は、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220を締結具250で締結した場合に、他の締結孔Hの間の領域と比較して締結具250からの距離が大きくなる。締結具250からの距離が大きくなる領域では、ガスケットに加えられる面圧が不均一になりやすい。このため、本実施形態のガスケット100では、面圧を確保するために、ビード30が形成されている。
また、離隔締結孔HD1および離隔締結孔HD2の間の領域AR3だけにビード30を形成すると、ガスケットに加えられる面圧が不均一になりやすく、ビード30を潰し切れない可能性がある。このため、締結具250からの距離が小さく、締結具250の締結力を確実に加えることができる、離隔締結孔HD1付近の領域AR1および離隔締結孔HD2付近の領域AR2にもビード30が配置されるようにしている。つまり、離隔締結孔HD1付近の領域AR1、離隔締結孔HD2付近の領域AR2、および、離隔締結孔HD1と離隔締結孔HD2の間の領域AR3を含む領域を領域ARとすると、ビード30は領域ARに形成されている。
ビード30は、領域ARにおいて、第1凹部21に沿うように形成されている。ビード30は、本実施形態ではハーフビードとしているが、フルビードであってもよい。
なお、領域AR以外の領域については、ビードは形成されていない。これは、領域AR以外の領域については、締結孔間距離Lが締結孔間距離L1よりも比較的小になるためである。具体的には、領域ARと比較して締結具250からの距離が小さい領域では、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220を締結具250で締結した場合に、ビードが形成されていなくともガスケットの面圧は比較的上昇しやすく、シール性を確保しやすいためである。また、仮に領域AR以外の領域にもビードを形成すると、ビードを潰し切れない部分が増大する。ビードを潰し切れない状態で、ビードにへたりが生じると、締結具の軸力が損失されて締結具の緩みが生じ、シール性が低下するおそれがある。
図4は、ガスケット100に形成されたビード30付近の拡大図である。図4には、アクスルハウジング210およびディファレンシャルキャリヤ220の接合部を図1のC-C線の方向から正面視した状態における、ガスケット100の締結孔H1(離隔締結孔HD1)および締結孔H2(離隔締結孔HD2)と、締結具250(スタッドボルトB1,B2、ワッシャW1,W2、およびナットN1,N2)の位置関係が示されている。図4では、スタッドボルトB、ワッシャW、およびナットNは破線で示されている。
図4に示すように、ビード30は、接合部を正面視した状態において、締結具250の一部に重なるように形成されている。具体的には、離隔締結孔HD1(締結孔H1)付近では、ビード30の一部にワッシャW1が重なるようにビード30の位置が設定されている。また、離隔締結孔HD2(締結孔H2)付近では、ビード30の一部にワッシャW2が重なるようにビード30の位置が設定されている。以下、ビード30と締結具250の関係について詳細に説明する。
まず、離隔締結孔HD1(締結孔H1)付近において、ビード30の各部のうち、離隔締結孔HD1の中心HDC1から最も近い部分をビード近接部301とし、中心HDC1からビード近接部301までの距離をビード距離D1とする。また、離隔締結孔HD1(締結孔H1)に配置された締結具250のうち軸中心から半径方向に最も離れた部分(図4ではワッシャW1の周縁部)までの距離を締結部半径R1とする。図4に示すように、ビード30の一部にワッシャW1が重なるようにするため、ビード距離D1が締結部半径R1より小さくなるようにビード30の位置が設定されている。図4では、ビード近接部301付近にワッシャW1の一部が重なっている。
同様に、離隔締結孔HD2(締結孔H2)付近において、ビード30の各部のうち、離隔締結孔HD2の中心HDC2から最も近い部分をビード近接部302とし、中心HDC2からビード近接部302までの距離をビード距離D2とする。また、離隔締結孔HD2(締結孔H2)に配置された締結具250のうち軸中心から半径方向に最も離れた部分(図4ではワッシャW2の周縁部)までの距離を締結部半径R2とする。図4に示すように、ビード30の一部にワッシャW2が重なるようにするため、ビード距離D2が締結部半径R2より小さくなるようにビード30の位置が設定されている。図4では、ビード近接部302付近にワッシャW2の一部が重なっている。
このように、接合部を正面視した状態で、ビード30に締結具250の一部が重なるようにすることで、締結具250の締結力による高い面圧をビード30に加えることができ、ビード30を確実に潰すことができる。このため、ビード30が形成されていない部分との間でシールラインを確保し、シール性を向上させることができる。
なお、図4では、接合部を正面視した状態で、ビード30にワッシャW1およびワッシャW2が重なる状態を説明したが、ビード30にナットNが重なるように、ビード30の位置を設定してもよい。また、ビード30の両端部は、それぞれ、開口部20まで達したものとなっている。
以上説明した実施形態に係るガスケット100によれば、締結孔間距離Lが他の締結孔間距離Lよりも比較的大きくなる領域AR、すなわち締結具250のピッチが比較的大きく、締結力による面圧を上昇させにくい領域にビード30が形成されることとなり、面圧を上昇させにくい領域での面圧を上昇させることができ、シール性を向上させることができる。
―他の実施形態―
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
本実施形態のガスケット100は、膨潤タイプのメタルガスケットとして説明したが、膨潤タイプ以外のメタルガスケットにも本発明を適用することができる。
本実施形態では、自動車のディファレンシャル装置のケーシング200に用いられるガスケット100を例に挙げて説明したが、本発明は、他の部材の接合面間に配置されるガスケットにも適用することができる。
本発明は、複数の締結具で締結される部材の接合面間に配置されるガスケットに適用可能である。
100 ガスケット
10 基板
20 開口部
30 ビード
H 締結孔
L 締結孔間距離
HD 離隔締結孔
210 アクスルハウジング
220 ディファレンシャルキャリヤ
250 締結具

Claims (1)

  1. 複数の締結具で締結される部材の接合面間に配置されるガスケットであって、
    基板と、
    前記基板に形成された開口部と、
    前記開口部の周囲に配置され、前記各締結具を構成するボルトが挿通する複数の締結孔とを備えていると共に
    相互に隣り合う前記各締結孔の中心間距離を締結孔間距離とした場合に、互いに長さが異なる前記締結孔間距離が複数存在しており、
    複数の前記締結孔間距離のうち最も長い締結孔間距離となっている一対の締結孔を離隔締結孔として、
    該各離隔締結孔同士の間の領域と、前記ボルトの挿通方向から見た場合に前記離隔締結孔に挿通される前記ボルトに適用されるナットに重なる領域または該ボルトに適用されるワッシャに重なる領域とに亘って形成されるビードを備えており、
    複数の前記締結孔間距離のうち最も短い締結孔間距離となっている一対の締結孔を接近締結孔として、
    該各接近締結孔同士の間の領域と、前記ボルトの挿通方向から見た場合に前記接近締結孔に挿通される前記ボルトに適用されるナットに重なる領域および該ボルトに適用されるワッシャに重なる領域それぞれにはビードが形成されておらず、
    前記ビードの長手方向の両端部それぞれは、前記ナットまたは前記ワッシャに重なる領域から前記開口部の内縁に達していることを特徴とするガスケット。
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