JP7028613B2 - オーディオプロセッサおよびオーディオ再生装置 - Google Patents

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本発明は、オーディオ再生に関する。
多くのオーディオプレイヤーはイコライザの機能を搭載し、ユーザの好みに応じて、オーディオ信号の周波数特性をマニュアルで調節可能となっている。また、楽曲のジャンルに応じて、周波数特性を自動設定する技術が提案されている。
また特許文献1には、複数のイコライザ設定(周波数特性)を用意しておき、あるジャンルについて、各イコライザ設定の再生時間を保持しておき、再生時間が長いイコライザ設定がユーザの嗜好に適合しているものと推定する技術が開示される。
特開2008-146702号公報 特開2016-157084号公報
すなわち、従来技術は、複数のイコライザ設定からユーザの嗜好およびジャンルやアーティストに適合したひとつを選択するものである。予め用意されたイコライザ設定(プリセット)のなかに真にユーザの嗜好に適合したものが存在することは保証されていない。
また従来技術では、イコライザの設定を、楽曲毎に最適化するものであり、ジャンルを問わないイコライザ設定を生成することはできない。
本発明は係る状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、従来とは異なる自動イコライジング技術の提供にある。
本発明のある態様はオーディオプロセッサに関する。オーディオプロセッサは、マルチバンドイコライザと、再生中のオーディオ信号を複数の帯域に分割し、各帯域に含まれる信号にもとづいて、マルチバンドイコライザの周波数特性を動的に設定するコントローラと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
本発明によれば、従来よりも柔軟にユーザの嗜好に適合したイコライザの設定が可能となる。
実施の形態に係るオーディオ再生装置のブロック図である。 オーディオプロセッサのブロック図である。 図2のオーディオプロセッサの動作の一例を説明する図である。 図2のオーディオプロセッサの動作の別の一例を説明する図である。 一実施例に係るコントローラのブロック図である。 うなりを説明する図である。 変形例1に係るゲイン生成部のブロック図である。 変形例4に係るオーディオプロセッサのブロック図である。
(実施の形態の概要)
本明細書に開示される一実施の形態は、オーディオプロセッサに関する。オーディオプロセッサは、マルチバンドイコライザと、再生中のオーディオ信号を複数の帯域に分割し、各帯域に含まれる信号にもとづいて、マルチバンドイコライザの周波数特性を動的に設定するコントローラと、を備える。
たとえば低域が多く含まれる楽曲が長く再生されると、そのユーザは低域の強い再生を好むものと推定できるため、コントローラは、イコライザの低音のゲインを増大してもよい。このオーディオプロセッサによれば、複数のプリセットの中から選択するのではなく、新たなイコライザ設定を自動生成することができるため、従来よりもユーザの嗜好に合わせたオーディオ再生が可能となる。
複数の帯域の数と、マルチバンドイコライザのバンド数は等しくてもよい。
コントローラは、ニューラルネットワークのアルゴリズムにもとづいてマルチバンドイコライザの複数のバンドのゲインを生成してもよい。
ニューラルネットワークの中間層(隠れ層)は、複数の帯域の2つにより生成されるうねりの周波数に対応するユニットを含んでもよい。
ニューラルネットワークの中間層のユニットには、再生中のオーディオ信号に関する情報(プロパティ)が供給されてもよい。この情報は、再生時間、評価値、ジャンルなどを含んでもよい。
マルチバンドイコライザの各バンドのゲインは時間に対して減衰特性を有してもよい。これによりある帯域のゲインが上がりすぎたり、下がりすぎるといった過制御を防止できる。
(実施の形態)
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に本質的な影響を及ぼさず、あるいは機能を阻害しない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に本質的な影響を及ぼさず、あるいは機能を阻害しない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係るオーディオ再生装置100のブロック図である。オーディオ再生装置100は、テレビ、ポータブルオーディオプレイヤ、スマートフォンやタブレットコンピュータなどの電子機器に搭載される。
オーディオ再生装置100は、音源102、オーディオIC(Integrated Circuit)200、パワーアンプ104、電気音響変換素子106を備える。図1では1チャンネルのモノラルで示すがその限りでなく、ステレオ、あるいはマルチチャンネルのオーディオシステムにも本発明は適用可能である。
音源102は、デジタルオーディオ信号S1を生成する。オーディオIC200はデジタルオーディオ信号S1にさまざまな信号処理を施し、アナログオーディオ信号S2に変換して出力する。パワーアンプ104は、アナログオーディオ信号S2を増幅し、スピーカやヘッドホンである電気音響変換素子106を駆動する。
オーディオIC200は、インタフェース回路210、オーディオプロセッサ300、D/Aコンバータ220、ボリューム回路230を備える。インタフェース回路210は、デジタルオーディオ信号S1を受信する。オーディオプロセッサ300は、インタフェース回路210が受信したデジタルオーディオ信号S3にさまざまな信号処理を施す。オーディオプロセッサ300は、デジタルイコライザ310を含み、デジタルオーディオ信号の周波数特性を調節する。そのほかオーディオプロセッサ300は、ラウドネス回路、トーンコントロール回路、デジタルボリューム回路、ステレオ-モノラル変換回路などを含んでもよい。
D/Aコンバータ220は、オーディオプロセッサ300による信号処理を経たオーディオ信号S4をアナログオーディオ信号S5に変換する。ボリューム回路230は、ユーザが設定したボリューム値に応じたゲインでアナログオーディオ信号S5を増幅し、オーディオ信号S2を出力する。
以上がオーディオ再生装置100の全体構成である。続いてオーディオプロセッサ300について詳細に説明する。
図2は、オーディオプロセッサ300のブロック図である。図2には、イコライザ(図1のイコライザ回路310)に関連するブロックのみが示される。オーディオプロセッサ300は、マルチバンドイコライザ320およびコントローラ330を備える。
マルチバンドイコライザ320は、周波数特性が可変に構成されたデジタルフィルタであり、デジタルオーディオ信号S3をイコライジングする。フィルタはIIR(Infinite Impulse Response)であるとFIR(Finite Impulse Response)であるとを問わない。マルチバンドイコライザ320のバンド数Nは特に限定されず、N=3,5,10,13,31等をとることができる。
コントローラ330は、オーディオプロセッサ300におけるオーディオ再生中に、動的、適応的にマルチバンドイコライザ320の周波数特性を変化させる。
より具体的にはコントローラ330は、マルチバンドイコライザ320に供給される再生中のオーディオ信号S3を複数の帯域f~fに分割し、各帯域f~fに含まれる信号にもとづいて、マルチバンドイコライザ320の周波数特性を動的に設定する。
コントローラ330における帯域の分割数Mは、マルチバンドイコライザ320のバンド数Nと同じであってもよいし、異なっていてもよい。
コントローラ330は、バンドパスフィルタ332およびゲイン生成部340を含む。バンドパスフィルタ332は、オーディオ信号S3を複数の帯域fin1~finMに分割する。
ゲイン生成部340は、複数の帯域fin1~finMに含まれる成分にもとづいてマルチバンドイコライザ320の複数のバンドfout1~foutNのゲインg~gを生成する。
説明の簡潔化のため、M=Nとする。以下、ゲインの生成について説明する。
たとえばゲイン生成部340は、ある程度長い期間の再生の結果、ある帯域finj(1≦j≦M)に含まれる成分(同じく符号finjを付す)が大きい傾向が見いだされると、それに対応するマルチバンドイコライザ320のバンドのゲインgを増大させる。
あるバンドのゲインは、対応する帯域の信号を3分以上、あるいは5分以上、10分以上、あるいは20分以上にわたり測定した結果にもとづいて更新される。この点において、数msの時定数で動作するAGC回路におけるアタック、リカバリー動作とは明確に異なる。各バンドパスフィルタ332の後段には、各帯域の波形を平滑化あるいは積分するローパスフィルタあるいは積分器を設けてもよい。ローパスフィルタや積分器の時定数は、ゲインの更新周期を考慮して設計すればよい。
一例として、ユーザがロックなどの低音あるいは重低音を多く含む楽曲(トラック)を頻繁に再生すると、低音あるいは重低音の帯域のゲインが増大していく。
以上がオーディオプロセッサ300の構成である。続いてその動作を説明する。図3は、図2のオーディオプロセッサ300の動作の一例を説明する図である。ここでは簡単のために、3バンドのイコライジング(M=N=3)について説明する。fin1~fin3はオーディオ信号S3に含まれる各帯域の波形を示しており、fin1はバス、fin2はミッド、fin3はトレブルに対応する。fin1~fin3は、各帯域の成分を数秒程度の時定数を有する移動平均フィルタで平滑化した波形であってもよい。
初期状態では、すべてのバンドのゲインg~gは等しいものとする。いくつものトラックが再生される過程において、オーディオ信号S3には、バス帯域fin1に相対的に大きな信号成分が含まれている。したがってマルチバンドイコライザ320のバスバンドのゲインgが時間とともに増大していく。
またオーディオ信号S3には、ミッド帯域fin2の信号成分は相対的に小さい傾向があり、したがってマルチバンドイコライザ320のミッドバンドのゲインgが時間とともに低下していく。
またオーディオ信号S3には、トレブル帯域fin3の信号成分は中間的な大きさであり、したがってマルチバンドイコライザ320のトレブルバンドのゲインgは、初期値からほとんど変化しない。
図4は、図2のオーディオプロセッサ300の動作の別の一例を説明する図である。図4では、数分~数時間の時間間隔でゲインが更新される。あるいはゲインをトラックとトラックの間の無音部分において更新してもよい。
以上がオーディオプロセッサ300の動作の一例である。本実施の形態におけるイコライジングは、従来のそれとは大きく異なる。
すなわち従来技術では、イコライザの設定を複数のプリセットから選択するものであった。したがって従来では複数のプリセットの中にユーザの好みに合ったものが存在しない場合もあり得た。これに対して本実施の形態によれば、複数のプリセットからの選択ではなく、そのユーザに適したイコライザ設定を新たに生成することができる。
また従来技術では、これから再生しようとするトラックのジャンル、そのトラックの過去の再生時間や再生回数、評価などにもとづいてイコライザを設定した。これに対して本実施の形態では、これから再生しようとするトラックではななく、過去に再生したトラックの情報にもとづいて、マルチバンドイコライザ320の周波数特性を生成する。
続いてコントローラ330の具体的な構成例を説明する。
図5は、一実施例に係るコントローラ330のブロック図である。コントローラ330は、ニューラルネットワークのアルゴリズムにもとづいて、マルチバンドイコライザ320の複数のバンドのゲインを生成する。ゲイン生成部340は、入力層342および出力層346を含む。入力層342は、3つの帯域fin1~fin3に対応する3個のユニット(出力ユニット)f1in~f3inを含む。各入力ユニットは、対応する帯域の成分が所定の条件を満たすと発火する(たとえば値1を出力)。
入力層342のユニットf1in~f3inの出力は、対応する出力層346のユニット(出力ユニット)f1out~f3outに入力される。出力ユニットf#outは、複数の入力の状態にもとづいて、対応するゲインgを生成する(#=1,2,・・)。一般的には、各ユニットにおいて、複数の入力X,X…に統合荷重W,W…を乗算し、それらを加算したネット値u=ΣXが生成される。そしてネット値uを微分可能な関数f(u)に入力することで出力を得る。各ユニットの統合荷重は、学習によって決定することができる。
コントローラ330は、中間層(隠れ層)344をさらに含むことができる。コントローラ330は、うなり(ビート)による擬似的な音を考慮して、ゲインを生成してもよい。図6は、うなりを説明する図である。縦軸は人間の脳が音を知覚する感度(利得)を表す。100Hzと150Hzは、同時に再生される2つのトーンを示す。人間の脳は、2つのトーンを同時に聴いたとき、それらに加えて、実際には再生されていないそれらの和周波250Hzと差周波50Hzのトーンを知覚する。特に差周波に相当するトーンを最も強く知覚する。
図5に戻る。中間層344のユニット(中間ユニット)f4は、2つの周波数fin1、fin2の差周波fに対応付けられ、2つの周波数成分が所定の条件を満たすと発火する。中間ユニットUH1の出力は、出力ユニットf3outに供給される。f5は、2つの周波数fin2、fin3の差周波fに対応付けられ、その出力は、出力ユニットf1outに供給される。
中間層においてうねりの周波数を考慮することで、人間の脳の特性を考慮したゲイン設定が可能となる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
図7は、変形例1に係るゲイン生成部340Aのブロック図である。入力層342のユニットf1in~f3inには、対応する帯域の成分に加えて、再生中のオーディオ信号(トラック)に関する情報S6を入力してもよい。オーディオ信号に関する情報S6は、ユーザのそのトラックに対する評価、そのトラックのジャンル、そのトラックの再生回数、そのトラックの総再生時間などを含むことができる。
(変形例2)
ジャンルに応じたプリセットを用意しておき、プリセットをベース(初期値)として、そこから各バンドのゲインを変化させてもよい。
(変形例3)
マルチバンドイコライザ320の各バンドのゲインは時間に関して減衰特性を有してもよい。たとえばゲイン生成部340は、所定の時間が経過する度に、あるいは1トラックの再生が終了するたびに、ゲインの値を、所定値(たとえば0.1dB)だけ、初期値に近づける処理を行ってもよい。これにより、ある特定のバンドのゲインが上がりすぎたり、下がりすぎるといった過制御を防止できる。ゲイン生成部340をニューラルネットワークで構成する場合、ネットワーク内の各荷重に時間的な減衰特性を持たせてもよい。
(変形例4)
図8は、変形例4に係るオーディオプロセッサ300Bのブロック図である。オーディオプロセッサ300Bにはマイク108が接続される。A/Dコンバータ350は、マイク108の出力をデジタル信号に変換する。感情推定部352は、A/Dコンバータ350の出力信号を解析しユーザの感情を推定する。たとえばマイク108が取得した音声に、ユーザの鼻歌が含まれる場合、ユーザの感情が高ぶっていると推定される。あるいは、ユーザの声質にもとづいて、ユーザの感情を推定することができる。感情推定部352は、感情を数値化し、ゲイン生成部340に出力する。たとえば感情の数値は、ニューラルネットワークの入力層に供給してもよい。
(変形例5)
図5では、3層のニューラルネットワークを例示したがその限りでなく、中間層をさらに増やしてもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100 オーディオ再生装置
102 音源
104 パワーアンプ
106 電気音響変換素子
200 オーディオIC
210 インタフェース回路
220 D/Aコンバータ
230 ボリューム回路
300 オーディオプロセッサ
310 イコライザ回路
320 マルチバンドイコライザ
330 コントローラ
332 バンドパスフィルタ
340 ゲイン生成部
342 入力層
344 中間層
346 出力層

Claims (9)

  1. マルチバンドイコライザと、
    再生中のオーディオ信号を複数の帯域に分割し、各帯域に含まれる信号にもとづいて、前記マルチバンドイコライザの周波数特性を動的に設定するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、ニューラルネットワークのアルゴリズムにもとづいて前記マルチバンドイコライザの複数のバンドのゲインを生成し、
    前記ニューラルネットワークの中間層は、前記複数の帯域の2つにより生成されるうねりの周波数に対応するユニットを含むことを特徴とするオーディオプロセッサ。
  2. 前記複数の帯域の数と、前記マルチバンドイコライザのバンド数は等しいことを特徴とする請求項1に記載のオーディオプロセッサ。
  3. 前記コントローラは、前記オーディオ信号のある帯域に含まれる成分が大きいほど、前記マルチバンドイコライザの対応するバンドのゲインを増加させることを特徴とする請求項1または2に記載のオーディオプロセッサ。
  4. 前記ニューラルネットワークの中間層のユニットには、前記再生中のオーディオ信号の情報が供給されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオーディオプロセッサ。
  5. マルチバンドイコライザと、
    再生中のオーディオ信号を複数の帯域に分割し、各帯域に含まれる信号にもとづいて、前記マルチバンドイコライザの周波数特性を動的に設定するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、ニューラルネットワークのアルゴリズムにもとづいて前記マルチバンドイコライザの複数のバンドのゲインを生成し、
    前記ニューラルネットワークの中間層のユニットには、前記再生中のオーディオ信号の情報が供給されることを特徴とするオーディオプロセッサ。
  6. 前記マルチバンドイコライザの各バンドのゲインは減衰特性を有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のオーディオプロセッサ。
  7. 前記コントローラは、ユーザの状態を測定するマイクからの情報にもとづいて、前記マルチバンドイコライザの周波数特性を設定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のオーディオプロセッサ。
  8. 前記マイクからの情報は、ユーザの鼻歌、前記ユーザの声質の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項に記載のオーディオプロセッサ。
  9. 請求項1からのいずれかに記載のオーディオプロセッサを備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
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