JP7028394B2 - 状態監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、近距離無線通信を用いて機器やオペレータの状態を監視する状態監視システムに関する。
電動機器、油圧機器などの機器の状態を監視する機器状態監視システムとして、無線センサーネットワークを用いたもの、例えば特許文献1が知られる。この状態監視システムでは、無線センサーネットワークに接続された複数のセンサーによって機器の状態を示す様々な物理量が検出され、各センサーの検出データは無線センサーネットワークを通じてゲートウェイにて収集され、外部のネットワーク上のデータ分析用のコンピュータなどに送信される。
このような状態監視システムでは、センサーの出力をデータ化して無線通信することが可能な無線センサーモジュールが用いられる。無線センサーモジュールおよびゲートウェイはそれぞれ、例えば、メッシュ型の無線センサーネットワークのノードとして扱われる。メッシュ型の無線センサーネットワークでは、データを送受信するノードのペアを更新することによって、無線センサーモジュールで生成された検出データがゲートウェイに到達するまでの無線通信経路を適宜切り替えることができる。無線センサーネットワークの無線通信には、例えば工業用無線規格であるISA100.11aによる近距離無線通信などがある。
特許第6041141号公報
上記のような状態監視システムにおいて、オペレータ(作業者)が所持する外部機器から無線センサーモジュールにアクセスし、情報読み出しや設定などを行う場合、無線センサーモジュールは、外部機器と常時接続可能な状態で待機している。
そのため、この待機状態を維持するための電力消費、外部からの不正アクセスのリスク、他の無線機器との混信などの懸念があり、これらの懸念を改善する要望があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、外部機器との通信の待機状態を維持するための電力消費などの懸念を改善することができる状態監視システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一形態に係る状態監視システムは、データ分析装置と、複数のセンサーモジュールと、ゲートウェイと、第3の通信モジュールを有する外部機器とを具備する。上記複数のセンサーモジュールは、バッテリ、複数の機器の状態を検出して検出データを出力する検出部、制御部、ならびに、第1および第2の通信モジュールを有する。上記ゲートウェイは、上記データ分析装置および上記複数のセンサーモジュールと通信する。
上記第1の通信モジュールは、上記第3の通信モジュールと通信可能である。上記第2の通信モジュールは、上記ゲートウェイ、上記データ分析装置、および、他のセンサーモジュールと通信可能である。上記データ分析装置は、上記制御部にモードの切り替えに関する情報を送信する。上記制御部は、受信する上記情報に基づいて、上記第1と第3の通信モジュール間の通信を許可する第1モードと、上記第1と第3の通信モジュール間の通信を許可しない第2モードとを切り替える。
本発明の一形態に係る状態監視システムにおいて、上記複数のセンサーモジュールは、上記ゲートウェイと上記第3の通信モジュールとで異なる通信方式で通信してもよい。
上記データ分析装置は、所定の期間のうちの少なくとも1つの所定の時間帯において、上記第1モードに設定するようにすべての上記センサーモジュールに情報を送信してもよい。
上記データ分析装置は、上記検出データに基づいて上記機器の異常の有無を判定し、異常有りと判定したときに上記第1モードにさらに設定するように上記センサーモジュールに情報を送信し、かつ、上記外部機器にアラート出力させる命令を送信してもよい。
上記データ分析装置は、所定の時間差で少なくとも1つの所定の時間帯において上記第1モードにさらに設定するように、少なくとも1つの上記センサーモジュールに情報を送信してもよい。
上記データ分析装置は、上記外部機器と通信接続可能に隣接する上記センサーモジュールを選定してもよい。
作業エリア全体を複数のエリアに区画し、その区画された各エリア内に存在する上記センサーモジュールを選定してもよい。
上記データ分析装置は、作業エリア全体の外側から内側にエリアを絞り込むように区画し、すべての上記センサーモジュールのうちの1つが外部機器と通信接続されるまで、その区画されたエリアごとに、上記複数のセンサーモジュールに対して一斉に、少なくとも1つの所定の時間帯において上記第1モードを設定するように情報を送信してもよい。
上記複数のセンサーモジュールは、外部操作に応じて上記第1モードに切り替え可能な機械スイッチを有してもよい。
以上のように、本発明によれば、無線センサーモジュールの省電力化を図ることができる。
本発明に係る一実施形態である機器状態監視システムの全体的な概念図である。 監視システム内の、複数の機器、複数のセンサー及び複数の端末装置等をより具体的に説明するための図である。 データ分析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 メッシュ型の無線センサーネットワークの構成例を示す図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 端末装置により実行される処理のフローチャートである。 データ分析装置により実行される処理のフローチャートである。 接続時間帯を固定するモード条件を例示したイメージ図である。 上位PC側の判断で接続時間帯をさらに設定するモード条件を例示したイメージ図である。 外部機器と通信可能に隣接した端末装置の接続時間帯を設定するモード条件を例示したイメージ図である。 作業エリアごとに端末装置の接続時間帯を設定するモード条件を例示したイメージ図である。 接続エリアを探索しながら端末装置の接続時間帯を設定するモード条件を例示したイメージ図である。
以下、本発明の実施の形態を図面をもとに説明する。
1.機器状態監視システムの概要
図1は本発明に係る一実施形態である機器状態監視システムの全体的な概念図である。
機器状態監視システム1は、例えば工場などの施設内の複数の監視対象である複数の機器10(10a、10b、10c、10d(以下、個別に説明する場合を除き、機器10とも総称する))の状態を監視するシステムである。監視システム1は、無線センサーネットワーク100と、データ分析システム200とを有する。無線センサーネットワーク100とデータ分析システム200とはネットワーク300を通じて接続可能である。ここでネットワークはLAN(Local Area Network)であってもWAN(Wide Area Network)であってもよい。
無線センサーネットワーク100は、IoTゲートウェイGと複数の端末装置Mなどを含む。
端末装置(無線センサーモジュール)Mは、機器10a、10b、10c、10dの状態を検出する1以上のセンサー21の検出信号を取り込み、デジタルデータ化する。端末装置Mは、内蔵する第2の加速度センサー19の検出信号を、デジタルデータ化する。さらに端末装置Mは、センサー21(21a、21b、21b、21c、21d(以下、個別に説明する場合を除き、センサー21とも総称する))及び端末装置Mが内蔵する第2の加速度センサー19(後述)の出力から機器10a、10b、10c、10dの診断用の検出データを生成し、他のノード(ゲートウェイG、他の端末装置M)との間で無線通信より検出データを送受信することが可能である。
ゲートウェイGは、複数の端末装置Mで生成された各検出データを収集し、外部のネットワーク300を通じてデータ分析システム200に送信する。
データ分析システム200は、無線センサーネットワーク100のゲートウェイGから外部のネットワーク300を通じて伝送された検出データを蓄積するデータ蓄積装置201と、データ蓄積装置201に蓄積された検出データを所定のプログラムに従って分析して機器の状態を診断するデータ分析装置202とを有する。
ゲートウェイGは、データ分析装置202および複数の端末装置(センサーモジュール)Mと通信する。
図2は機器状態監視システム1内の、複数の機器、複数のセンサー及び複数の端末装置等をより具体的に説明するための図である。
機器10a、10b、10c、10dは、例えば、電動機器、油圧機器などである。機器10a、10b、10c、10dは、それぞれ、駆動軸40に軸支された回転構造体42を内部に有する。稼働中に回転構造体42が回転するため、機器10a、10b、10c、10dは稼働中に振動し得る。具体的には、メインポンプである機器10aと電動機である10bは、1つの駆動軸40に対して同軸に接続される。同様に、メインポンプである機器10cと電動機である10dは、1つの駆動軸40に対して同軸に接続される。
各機器10a、10b、10c、10dには、それぞれ、例えば、駆動軸40を受けるフロント側及びリア側の軸受41、41の付近に、それぞれ第1の加速度センサー21a(第1の振動センサー)及び温度センサー21bが1つずつ直接装着(外付け)される。第1の加速度センサー21aは、例えば、圧電式1軸加速度センサーである。各機器10a、10b、10c、10dには、さらに、圧力センサー21c及び油状態センサー21dが設けられるがここでは図示しない(図5を参照して後述)。各センサー21a~21dは機器10に例えば磁石で装着される。各センサー21a、21b等を軸受41、41付近に装着するのは、軸受41、41付近の振動や温度等を監視するためである。
機器10a、10b、10c、10dは、工場内にある耐久試験機のフレームF(単数)に固定され支持される。フレームFの柱や枠等には、複数の端末装置M1、M2、M3、M4が例えば磁石で装着される。端末装置M1、M2、M3、M4には、それぞれ、機器10a、10b、10c、10dに装着された第1の加速度センサー21a及び温度センサー21b(並びに圧力センサー21c及び油状態センサー21d)からの検出信号が入力される。典型的には、端末装置M1、M2、M3、M4には、それぞれ、機器10a、10b、10c、10dに装着された第1の加速度センサー21a及び温度センサー21b(並びに圧力センサー21c及び油状態センサー21d)が有線接続される。端末装置M1、M2、M3、M4は、それぞれ相対的に、機器10a、10b、10c、10dの近くに設置される。
端末装置M1、M2、M3、M4は、それぞれ、第2の加速度センサー19a、19b、19c、19d(第2の振動センサー)を内蔵する。上述のように機器10a、10b、10c、10dは、稼働中に振動し得る。このため、機器10a、10b、10c、10dを支持するフレームFには、機器10a、10b、10c、10dの振動が伝達し得る。従って、端末装置M1、M2、M3、M4に内蔵された第2の加速度センサー19a、19b、19c、19dは、機器10a、10b、10c、10dの振動が伝達することにより振動するフレームFの振動を検出する。
具体的には、端末装置M1に内蔵された第2の加速度センサー19aは、端末装置M1の相対的近くに設置された機器10aの振動が主に伝達することにより振動するフレームFの振動を検出する。端末装置M2に内蔵された第2の加速度センサー19bは、端末装置M2の相対的近くに設置された機器10bの振動が主に伝達することにより振動するフレームFの振動を検出する。端末装置M3に内蔵された第2の加速度センサー19cは、端末装置M3の相対的近くに設置された機器10cの振動が主に伝達することにより振動するフレームFの振動を検出する。端末装置M4に内蔵された第2の加速度センサー19dは、端末装置M4の相対的近くに設置された機器10dの振動が主に伝達することにより振動するフレームFの振動を検出する。
第2の加速度センサー19は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)等の3軸加速度センサーである。図中のXYZ軸は、3軸加速度センサーの感度軸方向を示す。ところで、第2の加速度センサー19としてのMEMS等の3軸加速度センサーは、第1の加速度センサー21aとしての圧電式1軸加速度センサーより、一般的に簡易的で安価である。しかしながら、第1の加速度センサー21aでより精密に振動を検出することができるため、第2の加速度センサー19を簡易的で安価なものとしても、機器10の状態を診断することができる。第2の加速度センサー19を簡易的で安価なものとしてもよいので、既存の設備への導入が容易である。第2の加速度センサー19としてのMEMS等の3軸加速度センサーとして、例えば、静電容量式の加速度センサーを用いてもよい。
ところで、一般的に、振動周波数帯域と機器の損傷の種類との関係は、低周波から高周波の順に、以下の様に知られている。
(1)約0.1Hz~約100Hz・・・機器構造体の異常。
(2)約1Hz~約1kHz・・・回転構造体の異常。
(3)約100Hz~約10kHz・・・機械的損傷(軸受、歯車などの損傷)。
(4)約10kHz~約100kHz・・・材料の微小亀裂。
機器10に装着される第1の加速度センサー21aが検出可能な周波数の範囲は、例えば、10Hz~15kHzであり、低周波の振動から高周波の振動まで検出する。端末装置Mのマイクロプロセッサ(制御部)12(後述)は、フィルタ処理や実効値演算等により、1kHz~10kHzの高い周波数領域の振動レベルを算出する。一方、フレームFに装着される第2の加速度センサー19が検出可能な周波数の範囲は、例えば、DC~50Hz程度の低周波の振動を検出する。
即ち、機器10に装着される第1の加速度センサー21aが検出可能な周波数の範囲は、フレームFに装着される第2の加速度センサー19が検出可能な周波数の範囲より広くて高い。より具体的には、機器10に装着される第1の加速度センサー21aは、上記(3)機械的損傷及び(4)材料の微小亀裂時に発生する振動を検出する。一方、フレームFに装着される第2の加速度センサー19は、上記(1)機器構造体の異常及び(2)回転構造体の異常を検出する。例えば、機器10に装着される第1の加速度センサー21aが検出する高周波数の振動は、各部品の損傷状態や劣化の傾向、故障の予測を判断するのに用いることができる。一方、フレームFに装着される第2の加速度センサー19が検出する低周波数の振動は、機器の異常、ガタ、軸ずれなどを判断するのに用いることができる。このように、第1の加速度センサー21aが検出可能な周波数の範囲と第2の加速度センサー19が検出可能な周波数の範囲とを異ならせることで、様々なタイプの異常を検出することができる。
2.データ分析装置のハードウェア構成
図3はデータ分析装置202のハードウェア構成を示すブロック図である。
データ分析装置202は、具体的には、例えばパーソナルコンピュータやサーバ用計算機などであり、CPU(Central Processing Unit)31、メモリ32、ストレージデバイス33、ネットワークインタフェース34、ディスプレイ35、ユーザ入力装置(マウス、キーボードなど)36などで構成される。メモリ32にはデータ分析のためのアプリケーションプログラムなどが格納される。CPU31はメモリ32に格納されたアプリケーションプログラムに従って機器の診断のためのデータ分析を行う。なお、ストレージデバイス33は、データ分析システム200のデータ蓄積装置201として用いられてもよい。
データ分析装置202は、蓄積されたデータより、各種分析モデル、診断アルゴリズムなどを構築し、対象機器の状態監視を行う。
3.無線センサーネットワーク
無線センサーネットワーク100には、例えばISA100.11aの規格による近距離無線通信などが採用される。複数の端末装置MとゲートウェイGはメッシュ型のネットワークの形態で接続可能とされている。メッシュ型のネットワークは、無線通信において障害物による遮断や反射波による干渉にさらされることによる電波環境の変化に対し、すべての端末装置Mで生成された検出データがゲートウェイGに収集されるための最適な無線通信経路が得られるように、互いにピアツーピアで無線接続されるノードのペアを変更することができる。
図4はメッシュ型の無線センサーネットワーク100の構成例を示す図である。
このメッシュ型の無線センサーネットワーク100には、1機のゲートウェイGと4機の端末装置M1、M2、M3、M4がノードとして存在する。4機の端末装置M1、M2、M3、M4はゲートウェイGとピアツーピア接続により無線通信することが可能とされている。
メッシュ型の無線センサーネットワーク100にはマネージャ(図示せず)が接続されている。なお、ゲートウェイGがこのマネージャの機能をもっていてもよい。マネージャは、ピアツーピア接続するノードのペアの管理と、各ノードのペアが通信に利用するタイムスロットの割り当てを行う。
例えば、図4において、ゲートウェイGは端末装置M1とのペア、端末装置M2とのペア、端末装置M3とのペア、端末装置M4とのペアに各々固有に割り当てられたタイムスロットを用いて無線通信するように設定される。
このメッシュ型の無線センサーネットワーク100では、上記のペアの他、例えば、端末装置M1と端末装置M3とのペア、端末装置M2と端末装置M3とのペアなどの設定も可能とされる。
なお、本発明は、必ずしもメッシュ型の無線センサーネットワークを用いたもの限定されるものではなく、スター型、バス型の無線センサーネットワークであってもよい。また、本発明は、必ずしも無線ネットワークを用いたものとは限らず、有線ネットワークを用いたものであってもよい。
4.端末装置の構成
図5は端末装置Mの例示的な一構成を示すブロック図である。
端末装置(無線センサーモジュール)Mは、センサー信号処理回路11、判断・処理などを行うマイクロプロセッサ(制御部)12、メモリ13、第1の無線モジュール(第1の通信モジュール)14、第1の無線アンテナ15、電源部16、第2の無線モジュール(第2の通信モジュール)17、および第2の無線アンテナ18を有する。端末装置Mは、エラーなどをオペレータUに知らせるためのLED表示器(図示せず)、第2の加速度センサー19および機械スイッチ24をさらに有する。
端末装置Mは、必要に応じて第2の無線モジュール17によって、ゲートウェイGを介さずに端末M同士で通信してもよい。
この機械スイッチ24は、端末装置Mの監視対象である機器10の保守管理を担うオペレータU等によってON/OFFされるものである。機械スイッチ24がオペレータUなどによって手動ON(外部操作)されると、機器状態監視システム1は、第1の無線モジュール14と外部機器23とを接続する外部機器接続モード(第1モード、後述)に強制的に移行される(切り替えられる)。
センサー信号処理回路11は1以上のセンサー21a、21b、21cの出力信号をデジタルデータに増幅変換して、マイクロプロセッサ12に送信する。機器の状態を検出するためのセンサーには、例えば、機器の振動を検出するための第1の加速度センサー21a、温度を検出するための温度センサー21b、圧力を検出するための圧力センサー21cなどが挙げられる。
なお、本実施形態において、機器10の油状態を検出する油状態センサー21dの出力は、端末装置Mの外部の信号変換モジュール22によってデジタルデータに変換されてマイクロプロセッサ12に送信される。但し、油状態センサー21dの出力も、その他のセンサー21a、21b、21cと同様にセンサー信号処理回路11に送信され、センサー信号処理回路11にてデジタルデータに変換されてもよい。
なお図示しないが、スイッチ類、エンコーダなどのデジタル出力センサーからの出力信号が、マイクロプロセッサ12に直接送信されてもよい。
第2の加速度センサー19は、デジタル検出信号を直接的に、または、アナログ検出信号をデジタルデータに変換してマイクロプロセッサ12に送信する。
少なくとも第1の加速度センサー21aは、通常モード又は低消費電力モードで動作可能である。通常モード時に、第1の加速度センサー21aは、検出信号を端末装置Mに出力する。低消費電力モード時に、第1の加速度センサー21aは、信号を検出しない、あるいは、検出信号を端末装置Mに出力しない。温度センサー21b、圧力センサー21c及び油状態センサー21dも、通常モード又は低消費電力モードで動作可能でもよい。第2の加速度センサー19も、通常モード又は低消費電力モードで動作可能でもよい。低消費電力モード時に、第2の加速度センサー19は、信号を検出しない、あるいは、検出信号をマイクロプロセッサ12に供給しない。
マイクロプロセッサ12は、(検出部として)センサー信号処理回路11から供給されたセンサー出力データから機器診断用の検出データを生成(出力)する。例えば、マイクロプロセッサ12は、第1の加速度センサー21aの出力データから、加速度の実効値、加速度の時間波形、速度の実効値、速度の時間波形、エンベロープ加速度のp-p値、エンベロープ加速度の時間波形などを、第1の振動検出データとして算出する。その他、マイクロプロセッサ12は、温度センサー21b、圧力センサー21cおよび油状態センサー21dなどの各種のセンサーの出力データから機器診断用の検出データ(例えば、温度値、油状態値、比誘電率、導電率、油温など)(温度検出データ、圧力検出データ、油状態検出データ)を生成する。一方、マイクロプロセッサ12は、第2の加速度センサー19から供給されたセンサー出力データ(3軸方向それぞれの加速度値)をそのまま、第2の振動検出データとして使用してもよい。あるいは、マイクロプロセッサ12は、第2の加速度センサー19から供給されたセンサー出力データ(3軸方向それぞれの加速度値)に平均化処理等を行い、平均化処理後のデータを第2の振動検出データとして使用してもよい。
メモリ13は、端末装置Mのマイクロプロセッサ12により生成された機器診断用の検出データ(第1の振動検出データ、第2の振動検出データ、温度検出データ、圧力検出データ、油状態検出データ)の一時保存、および検出データに基づく異常などの状態の判定のための作業領域などとして用いられる。
第1の無線モジュール14は、オペレータUが携帯する外部機器23(タブレットコンピュータ、スマートフォン、ウェアラブル機器等の無線端末)との無線通信を行うモジュールである。ここで、外部機器23は、第3の無線モジュールを有している。
第1の無線モジュール14は、無線センサーネットワーク100で採用される無線方式とは異なる第2の無線方式、例えばBluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)規格などによるものである。第1の無線モジュール14は、第1の無線アンテナ15を有する。
第2の無線モジュール17は、ゲートウェイGや他の端末装置Mとの無線通信のための処理を行うモジュールである。第2の無線モジュール17は、無線センサーネットワーク100で採用される無線方式、例えばSmartMesh IP(登録商標)などによるものである。第2の無線モジュール17は、第2の無線アンテナ18を有する。
電源部16は、端末装置Mを動作させるために必要な電力を生成する。電源部16は、バッテリ16aと、バッテリ16aに蓄積された電荷から端末装置Mの動作用の定電圧を生成するDC/DCコンバータ16bと、バッテリ16aとDC/DCコンバータ16bとの間に設けられた電源スイッチ16cとを有する。
図1に示されている外部機器23は、オペレータUが複数の機器10の保守メンテナンスなどを行うために、任意の端末装置Mを各種設定するか、または、任意の端末装置Mから情報を読み出すために用いられる。
端末装置Mの各種設定として、具体的には、端末装置MのID、各端末装置Mにおけるセンサー類21の情報(スペック)などの入力がされる。
情報を読み出す項目としては、最新の測定データ、端末設定情報、ファームウェアバージョンなどが挙げられる。
あるいは、オペレータUからの外部機器23の操作によって、各端末装置Mに接続されたセンサー類21(加速度センサー21a、温度センサー21bなど)の感度調整、保存などがなされる。
さらに、外部機器23を用いて測定データの物理量換算、温度データなどの補正処理が行われてもよく、(データ処理後の)読み出しデータの画面表示や端末装置Mから読み出したデータの保存がなされてもよい。外部機器23は、端末装置Mからエラー兆候や異常時のアラート情報を受信してもよい。
図6は、端末装置M'の例示的な他の構成を示すブロック図である。図5と同様の構成部分に関しては説明を省略し、図5と異なる構成部分のみ以下に説明する。
図5では、メインのマイクロプロセッサ12に第1および第2の無線モジュール14,17が接続される構成である。それに対して、図6では、メインで使用する第2'の無線モジュール25内のマイクロプロセッサ(制御部、図示せず)に、第1の無線モジュール14が接続される構成である。第2'の無線モジュール25は、第2'の無線アンテナ26を有する。
外部機器接続モードスイッチ24およびセンサー類19、21a~21eは、第2'の無線モジュール25に接続される。ここで、第1の加速度センサー21aと第2'の無線モジュール25との間に、ローパスフィルタ(1kHz程度)やRMS/DCコンバータが配置される(図示せず)。
電源部16'は、電源スイッチ16cと第2'の無線モジュール25との間に第1のロードスイッチ27と、DC/DCコンバータ16bと第2'の無線モジュール25との間に第2のロードスイッチ28とをさらに有する。
第1のロードスイッチ27は、制御部(マイクロプロセッサ)からの指令により後述する外部機器接続モード(第1モード)が設定されるか否かに応じて、第1の無線モジュール14の電源をON/OFFまたはスリープ状態にするために設けられたものである。
第2のロードスイッチ28は、制御部からの指令により外部機器接続モードが設定されるか否かに応じて、センサー類19、21a~21eへの供給電圧をON/OFFするために設けられたものである。
第1および第2のロードスイッチ27、28は、ロードスイッチに限定されず、このようなスイッチングを実現できるスイッチIC要素(例えばパワースイッチ)であれば他のものを代わりに用いてよい。
5.機器状態監視システムの動作
機器状態監視システム1では、複数の端末装置Mにて、各々の監視対象の機器10の状態を示す検出データ(第1の振動検出データ、第2の振動検出データ、温度検出データ、圧力検出データ、油状態検出データ)を生成する処理が並行して行われる。
複数の端末装置Mにて各々生成された検出データ(第1の振動検出データ、第2の振動検出データ、温度検出データ、圧力検出データ、油状態検出データ)はゲートウェイGに無線送信され、ゲートウェイGからネットワーク300を通じてデータ蓄積装置201に送信され、データ蓄積装置201に蓄積される。
データ分析装置202は、データ蓄積装置201に蓄積された検出データ(第1の振動検出データ、第2の振動検出データ、温度検出データ、圧力検出データ、油状態検出データ)を所定のプログラムに従って分析して機器10の状態を診断する。即ち、データ分析装置202のCPU31はメモリ32に格納されたアプリケーションプログラムに従って機器の診断のためのデータ分析を行う。
6.端末装置の動作
図7は、端末装置M'により実行される処理のフローチャートである。このフローチャートは、端末装置Mによって同様に実行されてもよい。
端末装置M'の第1の無線モジュール14のデフォルト状態は、スリープ状態または供給電源OFF状態にあるものとし、第2'の無線モジュール25のデフォルト状態は、スリープ状態にあるものとする。
第2'の無線モジュール25のマイクロプロセッサは、無線センサーネットワーク100内のすべてのノード間で正確に同期がとられた内部の時計の時刻を確認する(ステップS101)。その後、マイクロプロセッサは、時計の時刻がゲートウェイGとの通信のためのタイムスロットに入ったかどうかを判定する(ステップS102)。
第2'の無線モジュール25のマイクロプロセッサは、時計の時刻がゲートウェイGとの通信のためのタイムスロットに入ったことを判定すると(ステップS102のYES)、第2'の無線モジュール25のスリープ状態を解除して送信状態に設定し、各センサー21の出力信号から診断用の検出データを生成する(ステップS103)。
例えば、マイクロプロセッサは、第1の加速度センサー21aの出力データから、診断用の検出データとして、加速度の実効値、加速度の変位(時間波形)、速度の実効値、速度の変位(時間波形)、エンベロープ加速度のp-p値(ピークtoピーク値)、エンベロープ加速度の変位(時間波形)などを算出する。
続いて、第2'の無線モジュール25のマイクロプロセッサは、生成した検出データをメモリ13に保持する(ステップS104)。マイクロプロセッサ12は、メモリ13から検出データを読み出し、送信状態に設定された第2'の無線モジュール25を用いてゲートウェイGに無線送信するように制御を行う(ステップS105)。
一方、ゲートウェイGは、受信待ち状態で動いており、端末装置Mから第2'の無線モジュール25を用いて無線送信された検出データを受信する。
第2'の無線モジュール25のマイクロプロセッサは、データ送信から所定時間内にゲートウェイGからのACKを受け取ることによってゲートウェイGに検出データが無事に送信されたことを判定し、メモリ13から送信済みの検出データを消去し、データ送信に用いた第2'の無線モジュール25をスリープ状態にする。
7.データ分析装置の動作
図8はデータ分析装置202により実行される処理のフローチャートである。
データ分析装置202は、CPU31が記憶する情報処理プログラムをRAMにロードして実行することにより主に以下のステップで処理を実行する。
これにより、データ分析装置202は、データ蓄積装置201に蓄積された検出データ(第1の振動検出データ、第2の振動検出データ、温度検出データ、圧力検出データ、油状態検出データ)を所定のプログラムに従って分析して機器の状態を診断する。
ステップS201:検出データを分析、機器の稼働状態を診断
ステップS202:機器に要求を出力
ステップS201およびS202は、機器10が稼働している間やメンテナンス保守作業の間はループされる。
この1つのループともう1つのループが並列処理される。そのもう1つのループは、以下のステップS203~S205である。
ステップS203:外部機器接続モードに設定されているかを判定
ステップS204:第1の無線モジュール14を電源ONする(またはON状態を維持する)
ステップS205:第1の無線モジュール14をスリープ状態にする(またはスリープ状態を維持する)
以下、各ステップについてより具体的に説明する。
(1)ステップS201:検出データを分析、機器の稼働状態を診断
データ分析装置202は、機器10に直接装着された第1の加速度センサー21aの出力から生成された第1の振動検出データに基づき、機器10の状態を簡易的に診断することができる。例えば、データ分析装置202は、第1の振動検出データと基準値とを比較したり、第1の振動検出データの変動が閾値以上か否かを判断することで、機器10の状態を簡易的に診断することができる。上述のように、第1の加速度センサー21aは、機器10の、例えば、駆動軸40を受けるフロント側及びリア側の軸受41、41の付近に、それぞれ装着される(図2参照)。また、第1の加速度センサー21aは、機械的損傷及び材料の微小亀裂時に発生する、高周波数の振動を検出する。従って、データ分析装置202は、第1の振動検出データに基づき、各部品(特に軸受及び軸受付近)の損傷状態や劣化の傾向、故障の予測を診断する。
データ分析装置202は、フレームFに装着された端末装置Mに内蔵された第2の加速度センサー19の出力から生成された第2の振動検出データに基づき、機器10の状態を簡易的に診断することができる。例えば、データ分析装置202は、第2の振動検出データと基準値とを比較したり、第2の振動検出データの変動が閾値以上か否かを判断することで、機器10の状態を簡易的に診断したり、機器10のフレームFに対する設置状況やフレームFを含めた周辺環境の状態を分析することが可能となる。上述のように、端末装置Mは、機器10の相対的近くに設置される。また、第2の加速度センサー19は、機器構造体の異常及び回転構造体の異常時に発生する低周波数の振動を検出する。従って、データ分析装置202は、第2の振動検出データに基づき、機器10のフレームFに対するガタ、ゆるみ、装着異常等を診断する。
図2に示したように、1つのフレームFに4機の機器10が固定され、4機の端末装置Mが装着される。この場合、振動(異常振動)の発生源となる機器10から端末装置Mまでの振動の伝わり方や、フレームFの剛性等により、4機の端末装置Mに内蔵される第2の加速度センサー19(3軸加速度センサー)は、それぞれ異なる第2の振動検出データ(XYZ軸方向の振動検出データ)を出力する。端末装置Mに内蔵される第2の加速度センサー19は、端末装置M内の部材の共振やプリント基板の共振等により、4つの第2の加速度センサー19間での振動検出データのばらつきが大きく、比較判断に適さない感度軸がある可能性がある。
そこで、データ分析装置202は、4つの第2の加速度センサー19から出力された第2の振動検出データに含まれるXYZ軸方向の振動検出データから、相対的に顕著な1軸方向の振動検出データを選択する。データ分析装置202は、4つの第2の加速度センサー19からそれぞれ出力された1軸方向の振動検出データを同時刻同士で比較したり、経時的変化を比較する。また、データ分析装置202は、1軸方向の振動検出データを基準値と比較したりする。これにより、データ分析装置202は、異常の可能性のある機器10を特定するとともに、フレームFを含む設置環境全体の異常の有無を診断する。また、1軸方向の振動検出データが閾値以上の場合、直ちに異常稼働状態と判断する。また、機器10の振動が大きいと、複数例えば全ての端末装置Mに振動が伝わり、複数例えば全ての第2の加速度センサー19からの第2の振動検出データが基準値を超える場合もある。例えば、データ分析装置202は、4つ全ての第2の加速度センサー19からの第2の振動検出データが閾値以上の場合、振動レベルが極めて大きく重大な異常があると判断してもよい。
上記では、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとをそれぞれ個別に分析する方法を説明したが、併せて分析してもよい。例えば、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとの両方が基準値に対して正常範囲内であれば、機器10自体も正常であり、機器10のフレームFに対する取り付け状態も正常であると診断できるので、機器10は正常稼働状態と診断できる。また、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとの両方が基準値未満(振動が極めて少ない)であれば、機器10は非稼働状態と診断できる。また、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとの両方が閾値以上であれば、機器10が異常であることを裏付けることができ、機器10は異常稼働状態と診断できる。また、データ分析装置202は、第1の振動検出データは基準値程度であるが、第2の振動検出データが基準値未満(振動が極めて少ない)であれば、端末装置MがフレームFに正常に設置されていない(脱落した等)と診断できる。このように、データ分析装置202は、機器10自体の振動を示す第1の振動検出データと、機器10の振動の伝達によるフレームFの振動を示す第2の振動検出データとを、併せて分析することができる。これにより、何れか一方の振動検出データに基づき分析する場合に比べて、より正確に機器10の状態を診断することができる。
データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとを併せて分析するだけでなく、温度検出データ、圧力検出データ又は油状態検出データを補助的に用いて分析してもよい。具体例を以下に挙げる。
一例として、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとを併せて分析した結果、振動が大きく、機器10は異常稼働状態の可能性があると判断する。この場合、データ分析装置202は、温度検出データを参照し、温度が閾値未満と判断すると、機器10が稼働を開始したばかりであるから振動が安定しない可能性があると判断できる。従って、データ分析装置202は、機器10は異常稼働状態と診断するのを保留してもよい。
別の一例として、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとを併せて分析した結果、振動が大きく、機器10は異常稼働状態の可能性があると判断する。この場合、データ分析装置202は、油状態検出データを参照し、油の汚れ(金属の摩耗に拠る金属粉の混入)が閾値以上と判断すると、機器10が異常稼働状態と診断すればよい。言い換えれば、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとに基づき診断した機器10の異常稼働状態の可能性を、油状態検出データによって裏付けることができる。
データ分析装置202は、各検出データを、例えば時間軸に対するグラフとしてディスプレイ35に表示し、データ分析装置202のユーザが各検出データを視覚的に確認できるようにしてもよい。
(2)ステップS202:機器に要求を出力
上述のように、データ分析装置202は、第1の振動検出データと第2の振動検出データとを分析し、さらに、温度検出データ、圧力検出データ又は油状態検出データを補助的に分析に用いることにより、機器10が正常稼働状態か、異常稼働状態か、非稼働状態かを診断する。
データ分析装置202は、機器10が異常稼働状態と診断すると、ネットワーク300を介して、端末装置Mに警報(例えば、警報音、発光)を出力するよう要求する。具体的には、データ分析装置202は、異常稼働状態と診断した機器10に対して設置された端末装置Mに、警報を出力するよう要求する。
一方、データ分析装置202は、機器10が非稼働状態と診断すると、ネットワーク300を介して、その機器10に装着された第1の加速度センサー21a、温度センサー21b、圧力センサー21c及び油状態センサー21dに低消費電力モードで動作するよう要求する。
一方、データ分析装置202は、機器10が正常稼働状態と診断すると、要求を特に出力しない。
(3)ステップS203:外部機器接続モードに設定するかどうかを判定
データ分析装置202は、ステップS203において外部機器接続モードに設定するかどうかを判定する。データ分析装置202は、例えばそのための外部機器接続モードフラグを立てて、その(フラグ)モードの切り替えに関する情報を、各端末装置Mの制御部に送信してもよい。
ステップS203において、以下で詳述する「外部機器接続モード条件」を満たしているときにステップS204に進む。「外部機器接続モード条件」を満たしていない場合は、ステップS205に進む。
ステップS204において、データ分析装置202は、端末装置Mの制御部にモードの切り替えに関する情報を送信して、制御部は、受信したその情報に基づいて、第1のロードスイッチ27により第1の無線モジュール14の電源をON状態にする。これにより、第1の無線モジュール14と外部機器23との間の通信(メンテナンス保守作業、オペレータUの状態監視など)を可能にする(許可する)(第1モード)。
ステップS205において、データ分析装置202は、端末装置Mの制御部にモードの切り替えに関する情報を送信して、制御部は、受信したその情報に基づいて、第1の無線モジュール14への供給電源を第1のロードスイッチ27によりスリープ状態にする。これにより、端末M'のバッテリの消費電流を抑制することができる。第1の無線モジュール14を長時間ONする必要がない場合は、第1の無線モジュール14への供給電源(電力供給)をOFF状態にして、第1の無線モジュール14と外部機器23との間の通信を許可しないようにしてもよい(第2モード)。この場合は、さらに消費電流を抑制することが可能になる。
このように第1の無線モジュール14をデフォルトでスリープ状態またはOFF状態にしておき、必要なときのみON状態にすることにより、バッテリ16aの省電力化を実現することができる。さらに、外部からの不正アクセスのリスク、および、他の無線機器との混信も低減される。
これらの一連のステップ(S201~S205)は、機器10の稼働やメンテナンス保守作業が完了した際に終了される(END)。
8.外部機器接続モード条件
以下の8-1~8-5は、外部機器接続モード条件(モード条件)である。これらのいずれかを満たしたときに、データ分析装置202は、(例えば、外部機器接続モードフラグを立てることによって)外部機器接続モードに設定する。
8-1.接続時間帯を固定
図9は、接続時間帯を固定するモード条件を例示したイメージ図である。
図9に示されているように、全ての端末装置(子機)M(端末例1~10)に対して、朝(8:00~8:30)、昼(12:45~13:15)、夕(17:00~17:30)の点検時間帯を、外部機器接続モード条件とする。この場合、外部機器接続モード条件は、1日の複数の時間帯で固定されたものになる。または、1か月の中で点検日の数日のみ、これらの時間帯の少なくとも1つを外部機器接続モード条件としてもよい。
これらの時間帯においては、第1の無線モジュール14をON状態にし、これら以外の時間帯においては、第1の無線モジュール14をスリープ状態またはOFF状態にする。
つまり、データ分析装置202は、接続時間帯を固定する外部機器接続モード条件として、所定の期間のうちの少なくとも1つの所定の時間帯において、第1モード(電源ON)に設定するようにすべての端末装置(センサーモジュール)Mに情報を送信する。
8-2.上位PC側の判断で接続時間帯をさらに設定
図10は、上位PC側(分析装置202)の判断で接続時間帯をさらに設定するモード条件を例示したイメージ図である。
図10に示されているように、上記8-1であらかじめ設定した時間帯に関わらず、分析装置202の分析結果により、機器10の異常を検出した場合、または点検が必要と判断した場合などの緊急時の任意の期間(例えば30分程度)を、外部機器接続モード条件とする。
このとき、データ分析装置202は、ゲートウェイ(親機)Gおよび端末装置Mを介して通信可能な外部機器23にアラート出力させてもよい。アラート出力するために、異常部位に対応する端末Mのみを外部機器23と接続してもよい。あるいは、外部機器23に確実にアラート出力できるように、全端末または対応しない端末の少なくとも1つを、外部機器23と接続してもよい。
つまり、データ分析装置202は、端末装置Mからの検出データに基づいて機器10の異常の有無を判定し、異常有りと判定したときに第1モードにさらに設定するように端末装置(センサーモジュール)Mに情報を送信し、外部機器23にアラート出力させる命令を送信する。
8-3.外部機器に隣接した端末装置の接続時間帯をさらに設定
図11は、外部機器と通信可能に隣接した端末装置の接続時間帯を設定するモード条件を例示したイメージ図である。
この図において、移動するオペレータUは、外部機器23として心拍数や脈拍を測定するウェアラブル機器や、分析装置202からの指示がレンズ面に表示されるメガネなどを装着している。
このオペレータUの状態監視を行う場合や、分析装置202からオペレータUに指示を送信する場合などに、上記8-1であらかじめ設定した時間帯のみに端末装置Mと外部機器23との接続時間を限定すると、緊急時に対応できなくなる。
そこで、オペレータUの作業エリアが限られている場合は、分析装置202が、Bluetooth(登録商標)の電波が確実に到達する端末装置Mを選定し、その選定した端末装置Mに対して順番に時間帯(例えば1時間程度)をずらして接続可能に設定する。図11の場合では端末装置1~4の任意の期間(例えば1時間程度)を、外部機器接続モード条件とする。
8-4.作業エリアごとに接続時間帯をさらに設定
図12は、作業エリアごとに端末装置の接続時間帯を設定するモード条件を例示したイメージ図である。
この図においても、オペレータUは、外部機器23として心拍数や脈拍を測定するウェアラブル機器や、分析装置202からの指示がレンズ面に表示されるメガネなどを装着している。
このオペレータUの状態監視を行う場合や、分析装置202からオペレータUに指示を送信する場合などに、上記8-1であらかじめ設定した時間帯のみに端末装置Mと外部機器23との接続時間を限定すると、緊急時に対応できなくなる。
そこで、作業エリア全体を複数のエリアに区画し、オペレータUが複数の作業エリア間を移動しても、接続可能な一端末装置Mが必ず存在するように、接続時間帯のパターンを設定する。図12の場合では分析装置202によって、作業エリア全体は、A~Dの4つのエリアに区画され、そのエリア内に存在する端末装置Mが選定される。その選定された端末装置Mに対して分析装置202は、エリアごとに順番に時間帯をずらして接続可能に設定する。
この場合、例示的な端末装置1~4と、5~8と、9~12と、13~16との4つグループの端末装置Mに対して、グループごとには同時に、かつ、グループ内では順番に1時間程度接続時間帯をずらした任意の期間(1時間程度)を外部機器接続モード条件とする。
区画されるエリア個数は2~10程度であるが、作業エリア全体の規模やオペレータUの作業内容に応じて変更されるであろう。
つまり、データ分析装置202は、図11のモード条件において、外部機器23と通信接続可能に隣接する端末装置(センサーモジュール)Mを選定する。図12のモード条件においては、データ分析装置202は、作業エリア全体を複数のエリアに区画し、その区画された各エリア内に存在する端末装置(センサーモジュール)Mを選定する。
その後2つのモード条件に共通して、データ分析装置202は、所定の時間差で少なくとも1つの所定の時間帯において第1モード(電源ON)にさらに設定するように、その選定した少なくとも1つの端末装置(センサーモジュール)Mに情報を送信する。
8-5.接続エリアを探索しながら接続
図13は、接続エリアを探索しながら端末装置Mの接続時間帯を設定するモード条件を例示したイメージ図である。
この図においても、オペレータUは、外部機器23として心拍数や脈拍を測定するウェアラブル機器や、分析装置202からの指示がレンズ面に表示されるメガネなどを装着している。
このオペレータUの状態監視を行う場合や、分析装置202からオペレータUに指示を送信する場合などに、上記8-1であらかじめ設定した時間帯のみに端末装置Mと外部機器23との接続時間を限定すると、緊急時に対応できなくなる。
そこで、分析装置202は、作業エリア全体の最も外側にある端末装置Mから外部機器接続モード条件としていき、エリアを絞り込みながら接続可能な外部機器23を探索する。
外部機器23と接続可能な端末装置Mが見つかり次第、この探索は完了となる。
オペレータUが別のエリアに移動し、接続した端末装置との通信が途切れた場合は、再度、作業エリア全体の最も外側の端末装置Mから外部機器接続モード条件としていき、エリアを絞り込みながら接続可能な外部機器23を探索する工程を再度行う。
オペレータUの存在頻度が高いエリアが事前に分かっている場合は、そのエリアから探索を行ってもよい。また、不正アクセスのリスクを軽減するために、ランダムに探索を行ってもよい。
図13の場合、分析装置202が、作業エリア全体を、接続エリアA⊃B⊃Cとなるように3つのエリアに狭めながら、A,B,Cの各エリアに存在する端末装置1、2、6、7、10、12、16と、3,5,9,11,14,15と、4,8,13とに対して、グループ単位では順番(A→B→C)に、かつ、グループ内では同時に、接続時間帯(例えば1時間程度)をずらした任意の期間(例えば1時間程度)を外部機器接続モード条件とする。
この図の場合では、最初は端末1と接続できたが、その後、オペレータUが移動したため端末1との通信が途切れた。そこで、再度グループA、B内の端末装置1、2、6、7、10、12、16と、3,5,9,11,14,15との通信を試みたが、接続できず、グループC内の端末装置4と接続することができた例を示している。
つまり、データ分析装置202は、作業エリア全体の外側から内側にエリアを絞り込むように区画する。その後データ分析装置202は、その区画されたエリアごとに、複数の端末装置(センサーモジュール)Mに対して一斉に、少なくとも1つの所定の時間帯において第1モードを設定するように情報を送信する。この送信は、すべての端末装置(センサーモジュール)Mのうちの1つが外部機器23と通信接続されるまで継続される。
外部機器23と端末装置Mとの通信可能距離は、Bluetooth(登録商標)の通信規格を考慮した5.0~10m程度、端末装置M間の距離は概ね10~20mとして、上記の外部機器接続モード条件は設定されている。当然のことながら、これらの範囲(通信規格)や作業内容、作業時間などに応じて、外部機器接続モード条件とするタイミング、期間、作業エリアの範囲および個数などは、適宜変更されるであろう。
上述した8-1~8-5の外部機器接続モード条件は、これに限定されないが例えば、8-1または8-5のみが用いられる。8-1の外部機器接続モード条件が用いられた場合、8-2~8-4のうちの少なくとも1つが付加されてもよい。
あるいは、上述した8-1~8-5の外部機器接続モード条件のすべてが、用いられてもよい。
上述したように外部機器接続モード(条件)を設定することによって、全端末装置Mを外部機器23と常時接続可能な状態にさせておく必要がなくなるため、端末装置Mの消費電流を低減することができる。つまり、端末装置Mのバッテリ16aの寿命を向上させることができる。
端末装置Mと外部機器23との間の接続時間が限定されることで、外部からの不正アクセスのリスクを軽減することもできる。接続時間を限定することで、不正アクセス対応を強化することができる(接続時間帯を絞って、外部からアクセスできないようにすることができる)。
また接続時間を限定することで、不要な電波照射を減らし、同一周波数帯を使用する他機器との混信を低減することができる。
さらに、外部機器23としてウェアラブル機器を用いた場合、ウェアラブル機器を装着するオペレータUの概略位置や移動履歴を把握することや、それらに応じて分析装置202からオペレータUへ指示を送信することもできる。したがって、オペレータUの作業メンテナンス時の安全性や作業性を向上させることもできる。
9.変形例
1つの機器10に装着する第1の加速度センサー21aの数は、1又は3以上でもよい。
機器10と第2の加速度センサー19の数は、異なってもよい。機器10の数より第2の加速度センサー19の数が多くてもよいし、少なくてもよい。第2の加速度センサー19は、機器10の数に拘わらず、少なくとも1つあればよい。あるいは、第2の加速度センサー19は、必要に応じて省略されてもよい。
機器状態監視システム1は、ゲートウェイGとネットワーク300と端末装置Mと外部機器23との接続履歴を学習し、それを反映した外部機器接続モード条件で端末装置Mを稼働させてもよい。また、機器状態監視システム1は、Bluetooth(登録商標) Mesh規格を用いて端末装置Mを稼働させてもよい。
あるいは、カメラや人感センサーなどを加えて、外部機器接続モード条件が決定されてもよい。
本発明は、工場内の機器の状態を監視するシステムのみならず、例えば、ビル、鉄道、船舶、建設用車両など、様々な種類の設備、施設内の監視対象を監視する場合に適用できる。その他、橋梁、道路、トンネルなどの構築物において、監視対象となる部位の振動や変形などの状態を監視するシステムにも本発明は応用することができる。
本技術の各実施形態及び各変形例について上に説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1・・・・監視システム
10・・・機器
12・・・制御部(マイクロプロセッサ、検出部)
14・・・第1の通信モジュール
16a・・バッテリ
17・・・第2の通信モジュール
19・・・第2の加速度センサー
21a・・第1の加速度センサー
21b・・温度センサー
21c・・圧力センサー
21d・・油状態センサー
23・・・外部機器(第3の通信モジュール)
24・・・外部機器接続モードスイッチ(機械スイッチ)
200・・データ分析システム
201・・データ蓄積装置
202・・データ分析装置
300・・ネットワーク
F・・・・フレーム
G・・・・ゲートウェイ
M・・・・端末装置(センサーモジュール)

Claims (9)

  1. データ分析装置と、
    バッテリ、複数の機器の状態を検出して検出データを出力する検出部、制御部、ならびに、第1および第2の通信モジュールを有する複数のセンサーモジュールと、
    前記データ分析装置および前記複数のセンサーモジュールと通信するゲートウェイと、
    第3の通信モジュールを有する外部機器と
    を具備し、
    前記第1の通信モジュールは、前記第3の通信モジュールと通信可能であり、
    前記第2の通信モジュールは、前記ゲートウェイ、前記データ分析装置、および、他のセンサーモジュールと通信可能であり、
    前記データ分析装置は、前記制御部にモードの切り替えに関する情報を送信し、
    前記制御部は、受信する前記情報に基づいて、前記第1と第3の通信モジュール間の通信を許可する第1モードと、前記第1と第3の通信モジュール間の通信を許可しない第2モードとを切り替える
    状態監視システム。
  2. 請求項1に記載の状態監視システムであって、
    前記複数のセンサーモジュールは、前記ゲートウェイと前記第3の通信モジュールとで異なる通信方式で通信する
    状態監視システム。
  3. 請求項1または2に記載の状態監視システムであって、
    前記データ分析装置は、所定の期間のうちの少なくとも1つの所定の時間帯において、前記第1モードに設定するようにすべての前記センサーモジュールに情報を送信する
    状態監視システム。
  4. 請求項3に記載の状態監視システムであって、
    前記データ分析装置は、前記検出データに基づいて前記機器の異常の有無を判定し、異常有りと判定したときに前記第1モードにさらに設定するように前記センサーモジュールに情報を送信し、かつ、前記外部機器にアラート出力させる命令を送信する
    状態監視システム。
  5. 請求項3または4に記載の状態監視システムであって、
    前記データ分析装置は、所定の時間差で少なくとも1つの所定の時間帯において前記第1モードにさらに設定するように、少なくとも1つの前記センサーモジュールに情報を送信する
    状態監視システム。
  6. 請求項5に記載の状態監視システムであって、
    前記データ分析装置は、前記外部機器と通信接続可能に隣接する前記センサーモジュールを選定する
    状態監視システム。
  7. 請求項5に記載の状態監視システムであって、
    前記データ分析装置は、作業エリア全体を複数のエリアに区画し、その区画された各エリア内に存在する前記センサーモジュールを選定する
    状態監視システム。
  8. 請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システムであって、
    前記データ分析装置は、作業エリア全体の外側から内側にエリアを絞り込むように区画し、すべての前記センサーモジュールのうちの1つが外部機器と通信接続されるまで、その区画されたエリアごとに、前記複数のセンサーモジュールに対して一斉に、少なくとも1つの所定の時間帯において前記第1モードを設定するように情報を送信する
    状態監視システム。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の状態監視システムであって、
    前記複数のセンサーモジュールは、外部操作に応じて前記第1モードに切り替え可能な機械スイッチを有する
    状態監視システム。
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