JP7028356B1 - 生体認証システム、入退管理システム、生体認証装置、生体認証プログラム、および生体認証方法 - Google Patents

生体認証システム、入退管理システム、生体認証装置、生体認証プログラム、および生体認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】照合率が低下することを抑制する生体認証システム、入退管理システム、生体認証装置、生体認証プログラム及び生体認証方法を提供する。【解決手段】生体認証システム1において、センター装置4は、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部13と、利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の生体認証端末3a~3cのうちの第1の生体認証端末が利用者の読取生体情報を作成した場合に、第1の生体認証端末で利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と複数の読取部のうちの第2の生体認証端末で利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを過去生体情報記憶部から取得する取得部15と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、生体認証システム、入退管理システム、生体認証装置、生体認証プログラム、および生体認証方法に関する。
特許文献1は、生体認証システムを開示する。当該生体認証システムは、人の生体の特徴を示す生体情報に基づいてセキュリティの認証を行う。当該生体認証システムによれば、最初に登録されたオリジナルの生体情報および最後に照合が成功した生体情報を読み取られた生体情報の照合に利用する。
特開2004-110839号公報
しかしながら、特許文献1に記載の生体認証システムにおいて、最後に照合が成功した生体情報の読み取り精度が悪い場合、権限の無い人間の生体情報でも照合に成功し得る。当該生体システムにおいて、権限の無い人間の生体情報が照合に成功することを避けるためには、照合の基準をより厳しくする必要がある。このため、照合率が低下し得る。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、照合率が低下することを抑制できる生体認証システム、入退管理システム、生体認証装置、生体認証プログラム、および生体認証方法を提供することである。
本開示に係る生体認証システムは、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の読取部と、前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合部と、を備え、前記取得部は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する
本開示に係る生体認証システムは、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、複数の生体認証端末の内部にそれぞれ設けられ、前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の読取部と、前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、前記複数の生体認証端末の内部にそれぞれ設けられ、前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う複数の照合部と、を備え、前記取得部は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する
本開示に係る入退管理システムは、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の読取部と、前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合部と、前記照合部が行った前記照合判定の結果に基づいて、前記利用者の管理区域内への入退出を管理する入退管理部と、を備え、前記取得部は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する
本開示に係る生体認証装置は、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、前記利用者から読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の生体認証端末のうちの第1生体認証端末が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1生体認証端末で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の生体認証端末のうちの第2生体認証端末で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、前記複数の生体認証端末が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合部と、を備え、前記取得部は、前記第1生体認証端末が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1生体認証端末と同じグループに属する生体認証端末を前記第2生体認証端末として選択する
本開示に係る生体認証プログラムは、コンピュータに、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を過去生体情報記憶部に記憶させる機能と、複数の読取部の各々に、前記利用者から生体の特徴を読み取らせ、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成させる機能と、前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶する機能と、前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得機能と、前記取得機能において、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する機能と、前記取得機能によって前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う機能と、を実行させる
本開示に係る生体認証方法は、過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶工程と、前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を複数の読取部のうちのいずれかにおいて作成する読取工程と、前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶工程と、前記読取工程の後に行われ、前記複数の読取部のうちの第1読取部において前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶工程において記憶した情報から取得する取得工程と、前記取得工程の後に行われ、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合工程と、を備え、前記取得工程は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する工程を含む
本開示によれば、生体認証システム、入退管理システム、または生体認証装置は、第1過去生体情報と第2過去生体情報とを取得する。このため、照合率が低下することを抑制できる。
実施の形態1における生体認証システムの概要を示す図である。 実施の形態1における生体認証システムのブロック図である。 実施の形態1における生体認証システムの生体認証端末とセンター装置とのブロック図である。 実施の形態1における生体認証システムが記憶するグループ情報を示す図である。 実施の形態1における生体認証システムが記憶する過去生体情報を示す図である。 実施の形態1における生体認証システムの動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における生体認証システムの複数の生体認証端末の設置位置を示す側面図である。 実施の形態1における生体認証システムのセンター装置のハードウェア構成図である。
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における生体認証システムの概要を示す図である。図2は実施の形態1における生体認証システムのブロック図である。
図1は、生体認証システム1が適用された建築物の要部を示す。生体認証システム1は、利用者ごとに異なる生体の特徴に基づいてセキュリティを解除するシステムである。生体認証システム1は、複数の扉2a、2b、2cと複数の生体認証端末3a、3b、3cとセンター装置4とを備える。
複数の扉2a、2b、2cの各々は、建築物において対応する部屋の出入口に設けられる。扉2aと扉2bとは、建築物の屋内に設けられる。具体的には、扉2aは、扉2bに対応する部屋における扉2bとは別の出入口に設けられる。扉2cは、扉2aと扉2bとは離れた位置であって建築物の屋外に設けられる。複数の扉2a、2b、2cの各々は、電子錠によって施錠される。
複数の生体認証端末3a、3b、3cは、複数の扉2a、2b、2cにそれぞれ対応する。複数の生体認証端末3a、3b、3cは、それぞれ複数の扉2a、2b、2cの横に設けられる。屋外である生体認証端末3cが置かれた照度環境は、屋内である生体認証端末3a、3bが置かれた照度環境と異なる。
複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々は、利用者の生体の特徴を読み取り得るよう設けられる。具体的には、複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々は、生体センサとして人の指紋を読み取る指紋センサを有する。複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々は、利用者から識別情報の入力を受け付け得るよう設けられる。例えば、複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々は、利用者が所持するIDカードを読み取るカードリーダを有する。複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々は、生体認証端末を識別する端末識別情報を記憶する。
例えば、センター装置4は、生体認証装置として、生体認証端末3a、3b、3cが設置された建築物とは別の建築物に設けられる。センター装置4は、生体認証端末3a、3b、3cと通信し得るよう設けられる。
センター装置4は、複数の生体認証端末3aが設置位置に応じて分けられたグループを示すグループ情報を記憶する。具体的には、センター装置4は、屋内に設置された生体認証端末3aと生体認証端末3bとが第1グループに属し、屋外に設置された生体認証端末3cが第2グループに属することを示すグループ情報を記憶する。
図2に示されるように、センター装置4は、予め登録された利用者の生体の特徴を示す登録生体情報を利用者ごとに記憶する。センター装置4は、複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々が過去に読み取った利用者の生体の特徴を示す過去生体情報を利用者ごとに記憶する。
利用者は、扉2aを通って部屋に入ろうとする場合、生体認証システム1の生体認証を受ける。この場合、利用者は、自身のIDカードをカードリーダにかざすことで生体認証端末3aに自身の識別情報を入力する。その後、利用者は、生体認証端末3aの指紋センサに自身の指を押し当てる。
生体認証端末3aは、カードリーダから利用者の識別情報を取得する。生体認証端末3aは、利用者の指紋の特徴を読み取る。生体認証端末3aは、読み取った指紋の特徴を示す読取生体情報を作成する。生体認証端末3aは、利用者の識別情報と端末識別情報aとが対応付けられた問合せ情報をセンター装置4に送信する。
センター装置4は、生体認証端末3aから問合せ情報を受信した場合、当該利用者の登録生体情報を選択する。センター装置4は、第1生体認証端末である生体認証端末3aが過去に読み取った当該利用者の過去生体情報aを第1過去生体情報として選択する。この際、センター装置4は、生体認証端末3aと同じ第1グループに属する生体認証端末3bを第2生体認証端末として選択する。センター装置4は、生体認証端末3bで過去に読み取った当該利用者の過去生体情報bを第2過去生体情報として選択する。
その後、センター装置4は、当該利用者に対応する登録生体情報と過去生体情報aと過去生体情報bとが対応付けられた照合情報を生体認証端末3aに送信する。
生体認証端末3aは、照合情報を受信した場合、読み取った読取生体情報の照合判定を行う。具体的には、照合判定において、生体認証端末3aは、読取生体情報が照合情報である登録生体情報、過去生体情報a、および過去生体情報bのうち少なくとも1つに合致するか否かを判定する。
生体認証端末3aは、照合判定において読取生体情報が照合情報と合致しないと判定した場合、その旨を利用者に報知する。扉2aは、施錠された状態が維持される。
生体認証端末3aは、照合判定において読取生体情報が照合情報と合致すると判定した場合、利用者を認証する。生体認証端末3aは、利用者を認証した場合、扉2aの電子錠を開錠する。
生体認証端末3aは、利用者を認証した後、照合判定に使用した読取生体情報と当該利用者の識別情報と端末識別情報aとが対応付けられた更新情報をセンター装置4に送信する。センター装置4は、更新情報を受信した場合、識別情報と端末識別情報aとに対応付けられた過去生体情報を更新情報に含まれる読取生体情報に更新する。
次に、図3を用いて、複数の生体認証端末3a、3b、3cとセンター装置4とを説明する。
図3は実施の形態1における生体認証システムの生体認証端末とセンター装置とのブロック図である。
図3には、複数の生体認証端末3a、3b、3cのうちの生体認証端末3aが詳しく示される。生体認証端末3aは、通信部5と利用者情報取得部6と読取部7と照合部8と開錠部9と更新要求部10とを備える。生体認証端末3b、3cは、生体認証端末3aと同様の構成を備える。
通信部5は、生体認証端末3aに固有の端末識別情報aを記憶する。通信部5は、センター装置4との間で通信を行う。
利用者情報取得部6は、利用者識別情報の入力を受け付け、取得する。例えば、利用者情報取得部6は、生体認証端末3aに設けられた図示されないカードリーダである。
読取部7は、生体センサである。具体的には、読取部7は、生体認証端末3aに設けられた図示されない指紋センサである。例えば、読取部7は、センサ面にあてられた指の指紋の特徴を生体の特徴として読み取る。利用者情報取得部6が利用者識別情報を取得した場合、読取部7は、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する。
読取部7は、読取生体情報を作成した場合、通信部5を介して端末識別情報aと利用者情報取得部6が取得した利用者識別情報とが対応付けられた問合せ情報をセンター装置4に送信する。
照合部8は、読取生体情報が示す生体の特徴と別の生体情報が示す生体の特徴との照合率を演算する。照合率は、読取生体情報の示す生体の特徴が別の生体情報の示す生体の特徴に一致している割合である。照合率の値は、比較する2つの生体の特徴が似ているほど、大きくなる。照合部8は、照合率の値が規定の閾値よりも大きい場合、読取生体情報と別の生体情報とが合致すると判定する。照合部8は、照合率の値が規定の閾値以下の場合、読取生体情報と別の生体情報とが合致しないと判定する。
通信部5がセンター装置4から登録生体情報と過去生体情報aと過去生体情報bとが対応付けられた照合情報を受信した場合、照合部8は、照合情報を用いて照合判定を行う。照合判定において、まず、照合部8は、読取部7が読み取った読取生体情報と通信部5が受信した登録生体情報とが合致するか否かを判定する。
照合部8は、読取生体情報と登録生体情報とが合致しないと判定した場合、読取生体情報と通信部5が受信した過去生体情報aとが合致するか否かを判定する。照合部8は、読取生体情報と過去生体情報aとが合致しないと判定した場合、読取生体情報と通信部5が受信した過去生体情報bとが合致するか否かを判定する。
読取生体情報と登録生体情報とが合致すると照合部8が判定した場合、読取生体情報と過去生体情報aとが合致すると照合部8が判定した場合、または読取生体情報と過去生体情報bとが合致すると照合部8が判定した場合、開錠部9は、扉2aの電子錠を開錠する。読取生体情報と過去生体情報bとが合致しないと照合部8が判定した場合、開錠部9は、生体認証が失敗した旨を利用者に報知する。具体的には、例えば、開錠部9は、生体認証端末3aに設けられた図示されないスピーカーに生体認証が失敗した旨の音声を発信させる。
開錠部9が扉2aの電子錠を開錠した場合、更新要求部10は、通信部5を介して端末識別情報aと利用者識別情報と読取生体情報とが対応付けられた更新情報をセンター装置4に送信する。
センター装置4は、グループ情報記憶部11と登録生体情報記憶部12と過去生体情報記憶部13と中央通信部14と取得部15と更新部16とを備える。
グループ情報記憶部11は、グループ情報を記憶する。
登録生体情報記憶部12は、複数の登録生体情報を記憶する。
過去生体情報記憶部13は、複数の過去生体情報を記憶する。
中央通信部14は、複数の生体認証端末3a、3b、3cとの間で通信を行う。
中央通信部14が生体認証端末3aから問合せ情報を受信した場合、取得部15は、登録生体情報記憶部12から問合せ情報の利用者識別情報に対応する登録生体情報を取得する。
取得部15は、登録生体情報を取得した場合、問合せ情報の端末識別情報aと対応付けられ、かつ問合せ情報の利用者識別情報と対応付けられた過去生体情報aを過去生体情報記憶部13から取得する。
取得部15は、過去生体情報aを取得した場合、問合せ情報とグループ情報記憶部11が記憶するグループ情報とに基づいて、問合せ情報の端末識別情報aが示す生体認証端末3aと同一のグループに属する生体認証端末を選択する。具体的には、取得部15は、問合せ情報とグループ情報とに基づいて、生体認証端末3aと同一のグループに属する生体認証端末3bを選択する。
取得部15は、生体認証端末3aと同一のグループに属する生体認証端末3bを選択した場合、過去生体情報記憶部13から生体認証端末3bの端末識別情報bと対応付けられ、かつ問合せ情報の利用者識別情報と対応付けられた過去生体情報bを取得する。
取得部15は、過去生体情報bを取得した場合、中央通信部14を介して登録生体情報と過去生体情報aと過去生体情報bとが対応付けられた照合情報を生体認証端末3aに送信する。
中央通信部14が端末識別情報aと利用者識別情報と読取生体情報とが対応付けられた更新情報を受信した場合、更新部16は、過去生体情報記憶部13が記憶する過去生体情報aを更新情報に含まれる読取生体情報と同一の情報に更新する。
次に、図4を用いて、グループ情報を説明する。
図4は実施の形態1における生体認証システムが記憶するグループ情報を示す図である。
図4に示されるように、グループ情報は、端末識別情報と「グループ種別」の情報とが対応付けられた情報である。
「グループ種別」の情報は、生体認証端末がどのグループに属しているかを示す情報である。例えば、実施の形態1において、生体認証端末が設置されている環境に応じてグループ種別が設定される。端末識別情報aが示す生体認証端末3aは、第1グループであるグループAに属している。端末識別情報bが示す生体認証端末3bは、グループAに属している。即ち、生体認証端末3aと生体認証端末3bとは、いずれも屋内に設置されているため、同一のグループに属している。端末識別情報cが示す生体認証端末3cは、屋外に設置されているため、第1グループとは異なる第2グループであるグループBに属している。
次に、図5を用いて、過去生体情報を説明する。
図5は実施の形態1における生体認証システムが記憶する過去生体情報を示す図である。
図5に示されるように、過去生体情報記憶部13は、「No.」の情報と端末識別情報と利用者識別情報と過去生体情報とを対応づけて記憶する。
「No.」の情報は、過去生体情報を分類する番号を示す情報である。
例えば、過去生体情報記憶部13は、端末識別情報aが示す生体認証端末3aにおいて読み取られ、利用者識別情報0000001と対応付けられた利用者の指紋の特徴を示す過去生体情報1aを記憶する。過去生体情報1aは、利用者識別情報0000001と端末識別情報aとに対応づけられて過去生体情報記憶部13に記憶される。
図5の表において、過去生体情報1bは、生体認証端末3aと同じグループに属する生体認証端末3bで読み取られ、利用者識別情報0000001に対応付けられた過去生体情報である。例えば、取得部15は、第1過去生体情報として過去生体情報1a、第2過去生体情報として過去生体情報1bをそれぞれ過去生体情報記憶部13から取得する。
次に、図6を用いて、生体認証システム1が行う動作を説明する。
図6は実施の形態1における生体認証システムの動作の概要を説明するためのフローチャートである。
図6には、利用者が生体認証端末3aで生体認証を受けようとする場合の生体認証システム1の動作が示される。
ステップS101において、生体認証端末3aの読取部7は、利用者の生体の特徴である指紋の特徴を読み取って読取生体情報を作成する。
その後、ステップS102の動作が行われる。ステップS102において、生体認証端末3aの読取部7は、通信部5を介してセンター装置4に問合せ情報を送信する。
その後、ステップS103の動作が行われる。ステップS103において、センター装置4の取得部15は、生体認証端末3aと同一のグループに属する生体認証端末3bを選択する。
その後、ステップS104の動作が行われる。ステップS104において、取得部15は、中央通信部14を介して生体認証端末3aに照合情報を送信する。
その後、ステップS105の動作が行われる。ステップS105において、生体認証端末3aの照合部8は、読取生体情報が登録生体情報、過去生体情報a、および過去生体情報bのうち少なくとも1つに合致するか否かを判定する。具体的には、照合部8は、読取生体情報に対して登録生体情報、過去生体情報a、および過去生体情報bとの照合判定を順番に行う。
ステップS105で、読取生体情報が登録生体情報、過去生体情報a、および過去生体情報bのうち少なくとも1つに合致すると判定された場合、ステップS106の動作が行われる。ステップ106において、生体認証端末3aの開錠部9は、扉2aの電子錠を開錠する。
その後、ステップS107の動作が行われる。ステップS107において、生体認証端末3aの更新要求部10は、通信部5を介してセンター装置4に更新情報を送信する。
その後、ステップS108の動作が行われる。ステップS108において、センター装置4の更新部16は、過去生体情報記憶部13の過去生体情報aを更新する。
その後、生体認証システム1は、動作を終了する。
ステップS105で、読取生体情報が登録生体情報、過去生体情報a、および過去生体情報bのうちいずれとも合致しないと判定された場合、ステップS109の動作が行われる。ステップS109において、生体認証端末3aの開錠部9は、生体認証が失敗した旨を利用者に報知する。この際、扉2aは、施錠された状態を維持する。その後、生体認証システム1は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、生体認証システム1は、過去生体情報記憶部13と複数の読取部7と取得部15とを備える。複数の読取部7のうちの第1読取部は、生体認証端末3aに設けられた読取部7である。複数の読取部7のうちの第2読取部は、生体認証端末3bに設けられた読取部7である。生体認証システム1は、読取生体情報を作成した場合、第1過去生体情報と第2過去生体情報とを取得する。このため、生体認証システム1は、第1生体認証端末である生体認証端末3aで読み取られた読取生体情報の照合に第2生体認証端末である生体認証端末3bで読み取られた第2過去生体情報を利用することができる。第1過去生体情報の示す生体の特徴の精度が悪い場合でも、第2過去生体情報を利用することで、照合の基準を厳しくすることを抑制できる。その結果、照合率が低下することを抑制できる。
また、生体認証システム1は、照合部8を備える。照合部8は、第1過去生体情報と第2過去生体情報とを用いて照合判定を行う。このため、生体認証システム1は、複数の過去生体情報を用いて読取生体情報の照合判定を行うことができる。その結果、照合率が低下することを抑制できる。
また、生体認証システム1は、登録生体情報記憶部12を備える。照合部8は、読取生体情報が登録生体情報と第1過去生体情報と第2過去生体情報とのうち少なくとも1つに合致するか否かの照合判定を行う。照合判定に条件の異なる複数の生体情報を用いるため、照合の基準を厳しくすることを抑制できる。
また、生体認証システム1は、グループ情報記憶部11を備える。生体認証システム1は、第1生体認証端末である生体認証端末3aと同じグループに属する第2生体認証端末である生体認証端末3bを選択する。生体認証システム1は、第2生体認証端末に対応する第2過去生体情報を取得する。このため、生体認証端末3aと生体情報を読み取る条件の近い第2認証端末である生体認証端末3bで読み取られた生体情報を利用できる。その結果、照合率を向上することができる。
また、生体認証システム1は、屋内、屋外、等の設置された環境が類似する読取部7が同一のグループになるように分けられたグループ情報を記憶する。生体認証システム1は、当該グループ情報に基づいて第1生体認証端末に対する第2生体認証端末を選択する。2つの生体認証端末において、設置された環境が類似する場合、生体認証端末に当たる光の角度、照度、等の外乱の条件が共通するため、読み取った生体情報が類似する。即ち、生体情報が読み取られる際に外乱が第1過去生体情報に与える影響と外乱が第2過去生体情報に与える影響との差を小さくすることができる。このため、第2過去生体情報を用いた照合判定における照合率を向上することができる。
また、生体認証システム1は、生体認証方法に基づいて動作する。生体認証方法は、過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶工程と、複数の読取部7のうちのいずれかで読取生体情報を作成する読取工程と、第1過去生体情報と第2過去生体情報とを取得する取得工程とを備える。このため、照合率が低下することを抑制できる。
なお、生体認証システム1は、人が建物へ入退出する際の入退管理システムに適用されてもよい。生体認証システム1は、入退管理システムとして、過去生体情報記憶部13と複数の読取部7と取得部15と照合部8と入退場管理を行う入退管理部とを備えてもよい。入退管理部は、読取生体情報の照合判定の結果に基づいて、利用者の管理区域への入退出の制限を行い得るよう設けられてもよい。この場合、入退管理システムとしての生体認証システム1において、入退場管理の際に行われる生体認証の照合率が低下することを抑制できる。
生体認証システム1は、扉2a、2b、2cの開錠ではなく、扉2a、2b、2cの開閉動作の認証に適用されてもよい。
生体認証システム1は、複数の読取部7がそれぞれ設けられた端末へのログイン時に行われる生体認証処理に適用されてもよい。
なお、複数の生体認証端末は3以上であれば、任意の数だけ生体認証システム1に設けられてもよい。
なお、生体認証システム1は、指紋情報でなく、手のひらの静脈情報、顔画像情報、網膜画像情報、等を生体情報として用いてもよい。
なお、複数の生体認証端末が生体認証端末3aと同一のグループに属する場合、取得部15は、当該複数の生体認証端末において過去に読み取られた複数の過去生体情報をそれぞれ取得してもよい。この場合、取得部15は、取得した複数の過去生体情報を照合情報として生体認証端末3aに送信してもよい。生体認証端末3aは、照合情報に含まれる複数の過去生体情報に対して照合判定を行ってもよい。
次に、図7を用いて、複数の生体認証端末3a、3b、3cのグループ分けの種別の変形例を説明する。
図7は実施の形態1における生体認証システムの複数の生体認証端末の設置位置を示す側面図である。
図7に示されるように、生体認証端末3aと生体認証端末3cとは、図示されない床面に対して同じ高さに設置される。生体認証端末3bは、生体認証端末3a、3cよりも床面に対して低い位置に設置される。
実施の形態1の変形例において、複数の生体認証端末3a、3b、3cは、床面に対する設置位置の高さによってグループ分けが行われる。具体的には、生体認証端末3aと生体認証端末3cとは、第1グループに属する。生体認証端末3bは、第2グループに属する。図7には図示されないセンター装置4は、当該グループ分けに基づいたグループ情報を記憶する。
例えば、生体情報が指紋情報である場合、指紋情報が示す特徴は、生体認証端末と指との角度によって変化する。床からの生体認証端末の高さは、生体認証端末と指との読み取り時の角度に影響を与える。読み取り時の指の角度という条件は、第1グループに属する生体認証端末3aと生体認証端末3cとにおいて共通する。
以上で説明した実施の形態1の変形例によれば、生体認証システム1は、設置された環境である床からの高さが類似する読取部7が同一のグループになるように分けられたグループ情報を記憶する。このため、複数の生体認証端末を、読み取り時の指の角度に影響する条件が類似するグループに分けることができる。その結果、第2過去生体情報を用いた照合判定における照合率を向上することができる。なお、例えば、生体情報が指紋情報でなく、静脈情報、顔画像情報、等であってもよい。この場合、手のひらと読取部7との角度、顔に反射する光の角度、等の条件が、床からの高さに依存する。このため、照合率を向上することができる。
なお、複数の生体認証端末3a、3b、3cのグループ分けは、読取部7が生体情報を読み取る条件の類似性に応じて定められるならば、実施の形態1に記載された分け方に限られない。例えば、生体認証端末の機種、バージョン、等の生体認証端末によって異なる仕様に応じて複数の生体認証端末のグループ分けが行われてもよい。また、生体認証端末における読取部7の仕様によってグループ分けが行われてもよい。例えば、同一のバージョンである複数の生体認証端末、同一の読み取り性能を有する複数の生体認証端末、等が同一のグループに属するよう定められてもよい。この場合、センター装置4は、当該グループ分けに応じたグループ情報を記憶する。このため、生体認証システム1は、複数の生体認証端末の間における機械の性能の違いが原因で生体情報の読み取り精度が異なる場合に、認証精度が低下することを抑制することができる。
次に、図8を用いて、センター装置4を構成するハードウェアの例を説明する。
図8は実施の形態1における生体認証システムのセンター装置のハードウェア構成図である。
センター装置4の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、センター装置4の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、センター装置4の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、センター装置4の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、センター装置4の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
センター装置4の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、生体認証端末3aと同一のグループに属する生体認証端末を選択する機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、生体認証端末3aと同一のグループに属する生体端認証末を選択する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせでセンター装置4の各機能を実現する。
図示されないが、複数の生体認証端末3a、3b、3cの各々の各機能も、センター装置4の各機能を実現する処理回路と同等の処理回路で実現される。
なお、照合部8は、生体認証端末に設けられなくてもよい。例えば、照合部8は、センター装置4に設けられてもよい。
なお、取得部15は、センター装置4ではなく、複数の生体認証端末にそれぞれ設けられてもよい。
なお、グループ情報記憶部11、登録生体情報記憶部12、および過去生体情報記憶部13のうち少なくとも1つは、センター装置4とは別のサーバに設けられてもよい。例えば、グループ情報記憶部11、登録生体情報記憶部12、および過去生体情報記憶部13のうち少なくとも1つは、複数の生体認証端末のうちいずれかに設けられてもよい。
なお、照合部8、開錠部9、グループ情報記憶部11、登録生体情報記憶部12、過去生体情報記憶部13、取得部15、および更新部16のうち少なくとも1つは、生体認証システム1と通信可能なクラウドサーバ上に設けられてもよい。
1 生体認証システム、 2a 扉、 2b 扉、 2c 扉、 3a 生体認証端末、 3b 生体認証端末、 3c 生体認証端末、 4 センター装置、 5 通信部、 6 利用者情報取得部、 7 読取部、 8 照合部、 9 開錠部、 10 更新要求部、 11 グループ情報記憶部、 12 登録生体情報記憶部、 13 過去生体情報記憶部、 14 中央通信部、 15 取得部、 16 更新部、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (9)

  1. 過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、
    前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の読取部と、
    前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、
    前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、
    前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合部と、
    を備え
    前記取得部は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する生体認証システム。
  2. 利用者の特徴を示す登録生体情報を記憶する登録生体情報記憶部、
    を備え、
    前記照合部は、前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記利用者の前記読取生体情報が前記第1過去生体情報、前記第2過去生体情報、および前記登録生体情報記憶部の記憶する前記利用者の前記登録生体情報のうちの少なくとも1つに合致するか否かの前記照合判定を行う請求項に記載の生体認証システム。
  3. 前記グループ情報記憶部は、前記複数の読取部のうち設置された位置の環境が類似する読取部が同一のグループになるように前記複数の読取部がグループに分けられた前記グループ情報を記憶する請求項1または請求項2に記載の生体認証システム。
  4. 前記グループ情報記憶部は、前記複数の読取部のうち生体を読み取る性能が類似する読取部が同一のグループになるように前記複数の読取部がグループに分けられた前記グループ情報を記憶する請求項1または請求項2に記載の生体認証システム。
  5. 過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、
    複数の生体認証端末の内部にそれぞれ設けられ、前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の読取部と、
    前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、
    前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、
    前記複数の生体認証端末の内部にそれぞれ設けられ、前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う複数の照合部と、
    を備え
    前記取得部は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する生体認証システム。
  6. 過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、
    前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の読取部と、
    前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、
    前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、
    前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合部と、
    前記照合部が行った前記照合判定の結果に基づいて、前記利用者の管理区域内への入退出を管理する入退管理部と、
    を備え
    前記取得部は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する入退管理システム。
  7. 過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶部と、
    前記利用者から読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成する複数の生体認証端末のうちの第1生体認証端末が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1生体認証端末で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の生体認証端末のうちの第2生体認証端末で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得部と、
    前記複数の生体認証端末が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、
    前記取得部が前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合部と、
    を備え
    前記取得部は、前記第1生体認証端末が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報記憶部が記憶する前記グループ情報において前記第1生体認証端末と同じグループに属する生体認証端末を前記第2生体認証端末として選択する生体認証装置。
  8. コンピュータに、
    過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を過去生体情報記憶部に記憶させる機能と、
    複数の読取部の各々に、前記利用者から生体の特徴を読み取らせ、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を作成させる機能と、
    前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶する機能と、
    前記複数の読取部のうちの第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶部から取得する取得機能と、
    前記取得機能において、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する機能と、
    前記取得機能によって前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを取得した場合に、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う機能と、
    を実行させる生体認証プログラム。
  9. 過去に利用者から読み取られた生体の特徴を示す過去生体情報を記憶する過去生体情報記憶工程と、
    前記利用者から生体の特徴を読み取り、読み取った生体の特徴を示す読取生体情報を複数の読取部のうちのいずれかにおいて作成する読取工程と、
    前記複数の読取部が2以上のグループに分けられたグループ情報を記憶するグループ情報記憶工程と、
    前記読取工程の後に行われ、前記複数の読取部のうちの第1読取部において前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記第1読取部で前記利用者から過去に読み取られた第1過去生体情報と前記複数の読取部のうちの第2読取部で前記利用者から過去に読み取られた第2過去生体情報とを前記過去生体情報記憶工程において記憶した情報から取得する取得工程と、
    前記取得工程の後に行われ、前記第1過去生体情報と前記第2過去生体情報とを用いて前記利用者の前記読取生体情報の照合判定を行う照合工程と、
    を備え
    前記取得工程は、前記第1読取部が前記利用者の前記読取生体情報を作成した場合に、前記グループ情報において前記第1読取部と同じグループに属する読取部を前記第2読取部として選択する工程を含む生体認証方法。
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