JP7027687B2 - 判定支援プログラム、検索プログラム、情報処理装置、判定支援方法、および検索方法 - Google Patents

判定支援プログラム、検索プログラム、情報処理装置、判定支援方法、および検索方法 Download PDF

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Description

本発明は、判定支援プログラム、検索プログラム、情報処理装置、判定支援方法、および検索方法に関する。
従来、製品の問い合わせに関する文書を蓄積しておき、問い合わせを受け付けた際に蓄積した文書から、適切な文書を検索する技術がある。関連する先行技術として、例えば、ユーザからの問い合わせに対して基本回答を応答する処理と、基本回答に対するユーザの問い合わせに対して、関連した関連回答を応答する処理と、問い合わせに対する手続を起動する処理とを実行するものがある。また、事例情報蓄積部に蓄積された事例情報を所定の分類項目ごとに分類し、事例情報蓄積部に蓄積された事例情報に関連付けられた付帯情報を蓄積し、蓄積された付帯情報を、分類した分類項目と関連付けて提示する技術がある。
また、問い合わせの内容をインシデント管理し、各問い合わせに答えるためのQA(Question and Answer)集をナレッジ情報として格納し、顧客対応の結果インシデントを蓄積して管理し、対応の履歴から定期的にレポートを作成し、所定の条件に合致した情報を分析する技術がある。また、ユーザ装置から製品名、版数、トラブル内容を含むトラブル発生事象を受信し、障害検索DB(DataBase)を参照しトラブル発生製品対応サーバに問い合わせ対処方法を受信し、前述のDBを参照し統一フォーマットに変換した対処方法をユーザ装置へ送信する技術がある。
特開2003-263439号公報 特開2003-85186号公報 特開2005-11140号公報 特開2005-352534号公報
しかしながら、従来技術によれば、製品に機能変更があった場合、製品の問い合わせに関する文書が、機能変更後の製品に対して有効か否かを判定することが困難である。具体的には、問い合わせを受け付けた際に検出された製品の問い合わせに関する文書が機能変更前の製品に関するものである場合、該当の文書が機能変更後の製品に対して有効か否かを判定するには、別途調査を行って判定する作業を行うことになる。一方で、文書が検出された時点で別途調査しないようにするためには、事前に、機能変更前の製品の問い合わせに関する文書が機能変更後の製品に対して有効か否かを調査し、調査結果を該当の文書に追記しておくことになるが、負荷がかかり困難である。
1つの側面では、本発明は、製品の問い合わせに関する文書が機能変更後の製品に対して有効か否かの判定にかかる作業負荷を軽減することができる判定支援プログラム、検索プログラム、情報処理装置、および判定支援方法を提供することを目的とする。
1つの実施態様では、判定支援プログラム、情報処理装置、および判定支援方法は、製品の機能変更に関する情報を取得し、取得した機能変更に関する情報に含まれる単語を抽出し、製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、抽出した単語を含む文書が存在するか否かを判定し、単語を含む文書が存在すると判定した場合、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該文書に対応付けて記憶する。
また、1つの実施態様では、検索プログラム、情報処理装置、および検索方法は、検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた文書に関する情報を取得し、取得した前記文書に関する情報における文書に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記文書に関する情報とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する。
一つの側面では、本発明は、製品の問い合わせに関する文書が機能変更後の製品に対して有効か否かの判定にかかる作業負荷を軽減することが可能となる。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理装置101の動作例を示す説明図である。 図2は、システム200の構成例を示す説明図である。 図3は、事例サーバ201のハードウェア構成例を示す説明図である。 図4は、PC202のハードウェア構成例を示す説明図である。 図5は、事例サーバ201の機能構成例を示す説明図である。 図6は、事例DB111の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、事例有効判定処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、新マニュアル製品更新情報からの特徴語抽出処理手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、ステップS802の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図10は、ステップS804の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図11は、旧マニュアルと新マニュアルとの差分からの特徴語抽出処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、ステップS1103の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図13は、ステップS1105の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図14は、ステップS1112の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図15は、ステップS1114の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図16は、ステップS703で結合して得られたデータの一例を示す説明図である。 図17は、選択した事例に対する判定処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、ステップS1702の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。 図19は、選択した事例に対する更新処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、ステップS1902の処理の一例を示す説明図である。 図21は、ステップS1902の処理で追加する参考情報の具体例を示す説明図である。 図22は、検索処理の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、開示の判定支援プログラム、検索プログラム、情報処理装置、判定支援方法、および検索方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理装置101の動作例を示す説明図である。情報処理装置101は、機能変更があった製品について、機能変更前の製品の問い合わせに関する文書が、機能変更後の製品に対して有効か否かを判定することを支援するコンピュータである。情報処理装置101は、例えば、サーバである。
ここで、製品は、何らかの方法により製造されており、何らかの機能を有する品物である。製品は、どのようなものでもよいが、例えば、コンピュータ、Webサーバ、アプリケーションサーバ等でもよい。また、製品は、有形の物に限定されず、監視ソフトウェアといったソフトウェアでもよい。
製品の問い合わせに関する文書には、例えば、製品を利用する一般ユーザからの質問の内容、質問に対するサポート員による回答、対象の製品のバージョン等が含まれる。製品の問い合わせに関する文書を、「事例」と呼称する。
ここで、製品に機能変更があった場合、機能変更前の製品の問い合わせに関する事例が、機能変更後の製品に対して有効か否かを判定することが困難である。具体的には、該当の事例が、機能変更後の製品に対して有効か否かを判定するには、別途調査を行うことになる。一方で、問い合わせがあった際に該当の事例が検出された時点で別途調査しないようにするためには、事前に、該当の事例が機能変更後の製品に対して有効か否かを調査しておき、調査結果を該当の事例に追記しておくことになるが、手間がかかり困難である。
そこで、本実施の形態では、製品に対応するマニュアルを利用する。ここで、製品に対応するマニュアルは、製品を知らない者に対して示して教えるために標準化・体系化して作られた文書である。そして、製品のマニュアルには、機能変更前を示す特定のバージョンの製品に対応するマニュアルと、特定のバージョンよりも新しいバージョン、すなわち機能変更後に対応するマニュアルとがある。バージョンは、例えば、「v9」等といった文字と数値とを結合した文字列で示される。
以下の記載では、特定のバージョンを、「旧バージョン」と呼称し、新しいバージョンを「新バージョン」と呼称する。さらに、旧バージョンに対応するマニュアルを、「旧マニュアル」と呼称し、新バージョンに対応するマニュアルを、「新マニュアル」と呼称する。
そして、本実施の形態では、旧マニュアルと新マニュアルの差分から抽出した特徴語を含む事例に、変更後では有効ではない可能性があることを対応付けることについて説明する。
図1を用いて、情報処理装置101の動作例について説明する。情報処理装置101は、事例DB111、旧マニュアル112、新マニュアル113にアクセス可能である。事例DB111は、製品の問い合わせに関する事例を記憶するDBである。ここで、事例DB111には、旧バージョンの製品の問い合わせに関する事例が含まれているとする。事例DB111は、例えば、情報処理装置101の記憶部や他の装置の記憶部内にある。例えば、図1の例では、事例DB111は、事例121-a、b、…を有する。事例DB111の記憶内容の一例は、図6で示す。また、事例121-aには、「エンコーディング」という単語が含まれるとする。
以下の説明では、同種の要素を区別する場合には、「事例121-a」、「事例121-b」のように参照符号を使用し、同種の要素を区別しない場合には、「事例121」のように参照符号のうちの共通番号だけを使用することがある。
まず、情報処理装置101は、製品の機能変更に関する情報を取得する。製品の機能変更に関する情報は、例えば、旧マニュアル112と新マニュアル113との差分情報114である。また、マニュアルには、マニュアルに対応するバージョンで更新された情報である製品更新情報が含まれることがある。従って、製品の機能変更に関する情報は、新マニュアル113に含まれる製品更新情報115でもよい。
図1の例では、(1-1)で示すように、情報処理装置101は、差分情報114を取得する。差分情報114の具体例は、図14で示す。また、図1の(1-2)で示すように、情報処理装置101は、新マニュアル113から、製品更新情報115を取得する。差分情報114と製品更新情報115とを両方取得することにより、機能変更前の製品の問い合わせに関する事例が機能変更後の製品に対して有効か否かの判定がより正確になる。従って、情報処理装置101は、差分情報114と製品更新情報115との両方取得することが好ましいが、いずれか一方を取得してもよい。
次に、情報処理装置101は、取得した機能変更に関する情報に含まれる単語を抽出する。ここで、抽出する単語は、機能変更に関する情報を特徴付ける単語であることが好ましい。以下、特徴付ける単語を、「特徴語」と称する。特徴語は、名詞でもよいし、動詞や形容詞でもよい。特徴語の抽出方法としては、例えば、TF-IDF(Term Frequency-Inverse Document Frequency)法等がある。
TF-IDF法について詳細に説明する。TFは、単語の出現頻度を示す。単語の出現頻度は、例えば、文章中の出現回数である。IDFは、単語が含まれる文書割合の逆数を示す。単語が含まれる文書割合の逆数には、どの文書にも出現する単語は特徴語でないとみなす考えが反映されている。そして、TF-IDFは、TFとIDFを掛け合わせた指標値であり、指標値が大きい単語ほど、特徴的な単語であることを示す。
さらに、情報処理装置101は、取得した機能変更に関する情報内に、「○○の△△」という記述があり、○○も△△もTF-IDF法により特徴語として抽出した場合、○○を特徴語から除いてもよい。○○を特徴語から除く理由としては、「○○の△△」の他にも「○○の□□」、「○○の××」というように、○○は他にも出現する可能性があり、冗長である可能性が高いためである。
例えば、取得した機能変更に関する情報内に、シーケンスログのインバウンドサービスエンドポイント名」という文章の一部があり、「シーケンスログ」と「インバウンドサービスエンドポイント名」とがTF-IDF法により特徴語として抽出されたとする。この場合、情報処理装置101は、「インバウンドサービスエンドポイント名」だけを特徴語とする。また、取得した機能変更に関する情報内に、「SOAPアダプタの出口アプリケーション」という文章の一部があり、「SOAPアダプタ」と「出口アプリケーション」とがTF-IDF法により特徴語として抽出されたとする。この場合、情報処理装置101は、「出口アプリケーション」だけを特徴語とする。
また、情報処理装置101は、取得した機能変更に関する情報内に、製品の仕様を示す値に関する第1の単語が含まれる場合、第1の単語と、機能変更に関する情報のうちの第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき特定した第2の単語とを抽出してもよい。第1の単語は、例えば、初期値、最大値、最小値、最大数等である。
また、情報処理装置101は、第1の単語と、第1の単語を修飾する第2の単語とを抽出してもよい。第1の単語を修飾する第2の単語の特定方法は、例えば、「○○の<第1の単語>」、「○○における<第1の単語>」というように予め第1の単語を修飾する文言のパターンを登録しておく。そして、情報処理装置101は、パターンに適合した場合、パターン内の○○を第2の単語として抽出する。
または、情報処理装置101は、第1の単語を含む文について、形態素解析や構文解析を行い、第1の単語を修飾する第2の単語を抽出してもよい。そして、情報処理装置101は、第2の単語の候補が複数ある場合には、TF-IDF法により求めた指標値が高い候補を第2の単語として抽出してもよい。例えば、機能変更に関する情報内に、「CSVファイルを読み出し可能な最大数」という文の一部があるとする。この場合、情報処理装置101は、第1の単語として「最大数」を抽出し、「CSVファイル」と「読み出し可能」とのうちTF-IDF法により求めた指標値が高い語を第2の単語として抽出する。
ここで、第1の単語を抽出する理由は、初期値、最大値、最小値、最大数といった単語が、機能変更では重要な単語であるにも関わらず、TF-IDF法により求めた指標値は低い値となり、特徴語とはみなされなくなる可能性が高いためである。以下の記載では、第1の単語と第2の単語とを、「特徴語の組」と呼称する。
図1の例では、(2-1)や(2-2)で示すように、情報処理装置101は、差分情報114や製品更新情報115から、特徴語や特徴語の組を抽出する。図1の例では、情報処理装置101は、「エンコーディング」という特徴語や、「CSVファイル」、「最大数」という特徴語の組を抽出する。
そして、情報処理装置101は、事例DB111を参照して、抽出した特徴語または特徴語の組を含む事例121が存在するか判定する。抽出した特徴語または特徴語の組を含む事例121は、新しいバージョンで変更があった部分に関する事例121であることを意味する。
図1の例では、(3-a)で示すように、事例121-aには、抽出した特徴語である「エンコーディング」が含まれる。特徴語または特徴語の組を含む事例121が存在すると判定した場合、情報処理装置101は、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131を、特徴語または特徴語の組を含む事例121に対応付けて記憶する。
情報131は、例えば、旧マニュアル112における機能変更の記述箇所の所在を示す情報、または/および、新マニュアル113における機能変更の記述箇所の所在を示す情報である。ここで、情報131には、新マニュアル113における機能変更の記述箇所の所在を示す情報が好ましいが、旧マニュアル112における機能変更の記述箇所の所在を示す情報だけでもよいし、両方含まれてもよい。また、記述箇所の所在を示す情報は、「○章△節×項」という文字列でもよいし、記述箇所のページ数でもよいし、記述箇所へのハイパーリンクでもよい。記述箇所の所在を示す情報の具体例は、図20、図21で示す。
また、情報131は、事例121が製品の新バージョンでは有効でないことを示唆する情報でもよい。事例121が製品の新バージョンでは有効でないことを示唆する情報は、例えば、「これは旧バージョンの事例です。新バージョンでは有効でない可能性があります。」である。また、対応付けて記憶する方法としては、例えば、情報処理装置101は、特徴語または特徴語の組を含む事例121に情報131を追記してもよいし、前述の事例に情報131の格納場所を示す情報を追記してもよい。
図1の例では、情報処理装置101は、(4-a)で示すように、事例121-aに、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131を対応付けて記憶する。
また、情報処理装置101は、事例DB111を参照して、抽出した特徴語および特徴語の組を含まない事例121が存在するか判定してもよい。抽出した特徴語および特徴語の組を含まない事例121は、新しいバージョンで変更がない部分に関する事例121であることを意味する。
図1の例では、(3-b)で示すように、事例121-bには、抽出した特徴語および特徴語の組が含まれないとする。特徴語および特徴語の組を含まない事例121が存在すると判定した場合、情報処理装置101は、製品に機能変更が生じていないことを示唆する情報132を、特徴語および特徴語の組を含まない事例121に対応付けて記憶する。製品に機能変更が生じていないことを示唆する情報132は、例えば、「この事例は新バージョンでも有効です。」である。図1の例では、情報処理装置101は、(4-b)で示すように、事例121-bに、製品に機能変更が生じていないことを示唆する情報132を対応付けて記憶する。
以上により、情報処理装置101は、新しいバージョンで変更があった部分に関する事例か否かを判定して、調査にかかる作業を削減し、サポート員の作業負荷を軽減することができる。次に、情報処理装置101をシステムに適用した例を示す。
図2は、システム200の構成例を示す説明図である。システム200は、事例サーバ201と、複数のPC(Personal Computer)202とを有する。事例サーバ201と、PC202とは、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク210で接続される。事例サーバ201は、図1で示した情報処理装置101に相当する。
PC202は、それぞれ、一般ユーザGU、サポート員SE、管理者ADによって操作されるコンピュータである。一般ユーザGUは、製品を利用する者である。サポート員SEは、製品のサポートを行う者である。管理者ADは、システム200を管理する者である。
図3は、事例サーバ201のハードウェア構成例を示す説明図である。図3において、事例サーバ201は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read-Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、を含む。また、事例サーバ201は、ディスクドライブ304およびディスク305と、通信インターフェース306と、を含む。また、CPU301~ディスクドライブ304、通信インターフェース306はバス307によってそれぞれ接続される。また、事例サーバ201には、ディスプレイ311と、キーボード312と、マウス313とが接続される。
CPU301は、事例サーバ201の全体の制御を司る演算処理装置である。また、CPU301は、複数のコアを有するマルチコアプロセッサでもよい。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発性メモリである。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリードおよびライトを制御する制御装置である。ディスクドライブ304には、例えば、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブなどを採用することができる。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発性メモリである。例えばディスクドライブ304が磁気ディスクドライブである場合、ディスク305には、磁気ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ304が光ディスクドライブである場合、ディスク305には、光ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ304がソリッドステートドライブである場合、ディスク305には、半導体素子によって形成された半導体メモリ、いわゆる半導体ディスクを採用することができる。
通信インターフェース306は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する制御装置である。具体的に、通信インターフェース306は、通信回線を通じてネットワーク210を介して他の装置に接続される。通信インターフェース306には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスプレイ311は、マウスカーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する装置である。ディスプレイ311には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、TFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
キーボード312は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う装置である。また、キーボード312は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス313は、マウスカーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う装置である。マウス313は、ポインティングデバイスとして同様に機能を有するものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
また、管理者ADが、事例サーバ201を直接操作しない場合、事例サーバ201は、ディスプレイ311、キーボード312、マウス313を有してもよい。
図4は、PC202のハードウェア構成例を示す説明図である。図4において、PC202は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ディスクドライブ404と、ディスク405と、通信インターフェース406とを含む。さらに、PC202は、ディスプレイ407と、キーボード408と、マウス409と、機器接続インターフェース410とを含む。また、CPU401~ディスクドライブ404と、通信インターフェース406~機器接続インターフェース410とは、バス411によってそれぞれ接続される。
CPU401は、PC202の全体の制御を司る演算処理装置である。ROM402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発性メモリである。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。
ディスクドライブ404は、CPU401の制御に従ってディスク405に対するデータのリードおよびライトを制御する制御装置である。ディスクドライブ404には、例えば、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブなどを採用することができる。ディスク405は、ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発性メモリである。例えばディスクドライブ404が磁気ディスクドライブである場合、ディスク405には、磁気ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ404が光ディスクドライブである場合、ディスク405には、光ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ404がソリッドステートドライブである場合、ディスク405には、半導体ディスクを採用することができる。
通信インターフェース406は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する制御装置である。具体的に、通信インターフェース406は、通信回線を通じてネットワーク210を介して他の装置に接続される。通信インターフェース406には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスプレイ407は、マウスカーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する装置である。ディスプレイ407には、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
キーボード408は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う装置である。また、キーボード408は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス409は、マウスカーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う装置である。マウス409は、ポインティングデバイスとして同様に機能を有するものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
機器接続インターフェース410は、PC202と周辺機器とを接続し、接続した周辺機器を制御する制御装置である。例えば、機器接続インターフェース410は、USB(Universal Serial Bus)等を採用することができる。そして、機器接続インターフェース410には、例えば、機器接続インターフェース410がUSBである場合にはUSBフラッシュドライブ421や、メモリカードリーダライタ422を接続することができる。
USBフラッシュドライブ421は、電力を供給しなくてもデータを保持可能な不揮発性の半導体メモリであるフラッシュメモリを内蔵し、フラッシュメモリの制御および機器接続インターフェース410との通信を行うドライブ装置を含めた装置である。メモリカードリーダライタ422は、メモリカード423に対するデータのリードおよびライトを制御する制御装置である。メモリカード423は、カード型の記録媒体である。メモリカード423には、フラッシュメモリが内蔵される。
(事例サーバ201の機能構成例)
図5は、事例サーバ201の機能構成例を示す説明図である。事例サーバ201は、制御部500を有する。制御部500は、事例有効判定機能510と、検索機能520と、事例登録/更新/削除機能530とを有する。制御部500は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301が実行することにより、制御部500の各機能を実現する。より具体的には、事例有効判定プログラムをCPU301が実行することにより、事例有効判定機能510を実現する。また、検索プログラムをCPU301が実行することにより、検索機能520を実現する。また、事例登録/更新/削除プログラムをCPU301が実行することにより、事例登録/更新/削除機能530を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などである。また、各部の処理結果は、RAM303や、CPU301のレジスタ、CPU301のキャッシュメモリ等に格納される。
一般ユーザGUによって操作されるPC202は、検索機能520によって、事例121の検索結果を取得する。サポート員SEによって操作されるPC202は、検索機能520による事例121の検索結果の取得に加え、事例登録/更新/削除機能530によって、事例DB111への事例121の登録、更新、削除を行う。管理者ADによって操作されるPC202は、検索機能520による事例121の検索結果の取得および検索機能520による事例121の登録、更新、削除に加え、事例有効判定機能510によって、事例121が新バージョンでも有効か否かを判定する。
事例有効判定機能510は、取得部511と、抽出部512と、判定部513と、対応付け記憶部514とを有する。また、検索機能520は、事例取得部521と、表示制御部522とを有する。
また、情報処理装置101は、記憶部540にアクセス可能である。記憶部540は、RAM303、ディスク305といった記憶装置に格納されている。記憶部540は、事例DB111と、旧マニュアル112と、新マニュアル113とを含む。
取得部511は、製品の機能変更に関する情報を取得する。製品の機能変更に関する情報は、旧マニュアル112と新マニュアル113との差分情報114や、新マニュアル113内の製品更新情報115である。
抽出部512は、機能変更に関する情報に含まれる特徴語や特徴語の組を抽出する。具体的な抽出例は、図10等で示す。
判定部513は、事例DB111を参照して、抽出部512が抽出した特徴語または特徴語の組を含む事例121が存在するか否かを判定する。ここで、特徴語の組を含む事例121には、第1の単語および第2の単語の両方が含まれる。また、判定部513は、事例DB111を参照して、抽出した特徴語または特徴語の組を含まない事例121が存在するか否かを判定してもよい。
対応付け記憶部514は、特徴語または特徴語の組を含む事例121が存在すると判定部513が判定した場合、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131を、特徴語または特徴語の組を含む事例121に対応付けて記憶する。また、対応付け記憶部514は、特徴語および特徴語の組を含まない事例121が存在すると判定部513が判定した場合、製品に機能変更が生じていないことを示唆する情報を、特徴語および特徴語の組を含まない事例に対応付けて記憶してもよい。
事例取得部521は、PC202から検索条件を受け付けると、事例DB111を参照して、受け付けた検索条件に応じた事例121に関する情報を取得する。検索条件に応じた事例121に関する情報は、事例121そのものでもよいし、事例121のテキストを要約した情報でもよい。
そして、取得した事例121に関する情報における事例121に、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられているとする。この場合、表示制御部522は、事例121に関する情報とともに、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する。ここで、表示部は、検索条件を送信した装置の表示部であり、例えば、PC202のディスプレイ407である。
図6は、事例DB111の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示す事例DB111は、事例121-1、2、…を有する。事例121-1は、QA事例であり、質問を示す文章と、回答要旨を示す文章とが含まれる。また、事例121-2は、トラブル事例であり、質問を示す文章と、原因要約を示す文章と、処置要約を示す文章とが含まれる。
図7は、事例有効判定処理の一例を示すフローチャートである。事例サーバ201は、新マニュアル製品更新情報からの特徴語抽出処理を実行する(ステップS701)。新マニュアル製品更新情報からの特徴語抽出処理は、図8で説明する。次に、事例サーバ201は、旧マニュアルと新マニュアルとの差分からの特徴語抽出処理を実行する(ステップS702)。旧マニュアルと新マニュアルとの差分からの特徴語抽出処理は、図11で説明する。そして、事例サーバ201は、新マニュアル製品更新情報からの特徴語抽出処理や、旧マニュアルと新マニュアルとの差分からの特徴語抽出処理で出力した特徴語や特徴語の組を結合する(ステップS703)。結合して得られたデータの一例を、図16で示す。
次に、事例サーバ201は、事例DB111に含まれる事例の数分、ステップS704~708の処理を繰り返す。繰り返し処理の内部において、事例サーバ201は、事例DB111から、事例を選択する(ステップS705)。例えば、事例サーバ201は、事例DB111から、選択した事例を一意に識別する識別子である事例ID(IDentifier)を記憶する。次に、事例サーバ201は、選択した事例に対する判定処理を実行する(ステップS706)。選択した事例に対する判定処理は、図17で示す。そして、事例サーバ201は、選択した事例に対する更新処理を実行する(ステップS707)。
事例DB111に含まれる事例の数分、ステップS704~S708の処理を繰り返した後、事例サーバ201は、事例有効判定処理を終了する。
図8は、新マニュアル製品更新情報からの特徴語抽出処理手順の一例を示すフローチャートである。事例サーバ201は、新マニュアル113の製品更新情報115から、製品更新情報の章節項の番号と見出しと、製品更新情報115のテキストとを抽出する(ステップS801)。次に、事例サーバ201は、ステップS801の処理により抽出したデータから、「マニュアル名称,新マニュアルの章節項の番号と見出し,,章節項に含まれる製品更新情報のテキスト」を、CSV(Comma-Separated Values)形式で出力する(ステップS802)。ステップS802の処理で出力するデータの具体例については、図9で示す。なお、出力形式については、CSV形式に限らない。例えば、出力形式は、TSV(Tab-Separated Values)形式や、SSV(Space-Separated Values)でもよい。以下に出現する出力形式についても同様である。
また、ステップS802で出力する3番目の項目には、本来、旧マニュアルの章節項の番号と見出しが入るが、新マニュアル製品更新情報からの特徴語抽出処理では、比較対象の旧マニュアル112が存在しない。従って、事例サーバ201は、3番目の項目について、空文字列を出力する。
そして、事例サーバ201は、ステップS802の処理によりCSV形式で出力したデータから、TF-IDF法を用いて、特徴語や特徴語の組を抽出する(ステップS803)。次に、事例サーバ201は、抽出した特徴語や特徴語の組から、「マニュアル名称,新マニュアルの章節項の番号と見出し,,新マニュアルの章節項に含まれる特徴語または特徴語の組」を、CSV形式で、抽出した特徴語や特徴語の組の数の分だけ行を出力する(ステップS804)。ステップS804の処理で出力するデータの具体例については、図10で示す。
図9は、ステップS802の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図9で示すデータ901は、ステップS802で出力するデータの一例である。例えば、データ901の1行目について、1番目の項目「マニュアル名称」のデータは、「リリース情報」である。また、2番目の項目「新マニュアルの章節項の番号と見出し」のデータは、「第1章 追加機能の概要」である。また、4番目の項目「章節項に含まれる製品更新情報のテキスト」のデータは、「“エンコーディングが混在しないUnicodeの固定長データを文字コード変換できるようになります。”」である。
図10は、ステップS804の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図10で示すデータ1001は、ステップS804で出力するデータの一例である。例えば、データ1001の1行目について、1番目の項目「マニュアル名称」のデータは、「リリース情報」である。また、2番目の項目「新マニュアルの章節項の番号と見出し」のデータは、「第1章 追加機能の概要」である。また、3番目の項目「新マニュアルの章節項に含まれる特徴語または特徴語の組」は、「エンコーディング」という特徴語である。
ここで、「エンコーディング」や、データ1001の2行目における「文字コード変換」は、データ901の1行目における章節項に含まれる製品更新情報のテキストから抽出された特徴語である。また、データ1001の中で特徴語の組は、枠1002で囲った「CSVファイル」、「最大数」となる。
図11は、旧マニュアルと新マニュアルとの差分からの特徴語抽出処理の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、ステップS1101~S1105の処理と、ステップS1106~S1110の処理とは、それぞれ並行に実行できることを示す。
事例サーバ201は、新マニュアル113の数分、ステップS1101~S1104の処理を繰り返す。繰り返し処理の内部において、事例サーバ201は、新マニュアル113の1つについて、章節項ごとにテキストを抽出する(ステップS1102)。次に、事例サーバ201は、抽出したデータから、「マニュアル名称,章節項の番号,章節項の見出し,章節項の内容のテキスト」を出力する(ステップS1103)。ステップS1114の処理で出力するデータの具体例については、図15で示す。
新マニュアル113の数分、ステップS1101~S1104の処理を繰り返した後、事例サーバ201は、新マニュアル113の全てに対する「マニュアル名称,章節項の番号,章節項の見出し,章節項の内容のテキスト」をCSV形式で出力する(ステップS1105)。
ステップS1106~S1110の処理は、ステップS1101~S1105の処理における「新マニュアル113」を、「旧マニュアル112」に置き換えただけであるため、説明を省略する。
ステップS1105、および、S1110の処理が終了した場合、事例サーバ201は、新マニュアル113から出力したデータと旧マニュアル112から出力したデータとのうちの章節項の見出しが一致する箇所について、章節項の内容のテキストを比較する(ステップS1111)。そして、事例サーバ201は、比較結果により、差分がある場合、「マニュアル名称,新マニュアルの新章節項の番号と見出し,旧マニュアルの新章節項の番号と見出し,新旧マニュアルの内容の差分」をCSV形式で出力する(ステップS1112)。ステップS1112の処理で出力するデータの具体例は、図14で示す。
ここで、ステップS1112の処理について、章節項の内容のテキストの差分は、章節項の内容のテキストの変更、追加、削除のいずれかに分類される。章節項の内容のテキストの変更は、旧マニュアル112から新マニュアル113に対して内容のテキストの変更がある場合である。また、章節項の内容のテキストの追加は、旧マニュアル112にはなく、新マニュアル113で追加された章節項がある場合である。また、章節項の内容のテキストの追加は、旧マニュアル112にはあり、新マニュアル113で削除された章節項がある場合である。また、事例サーバ201は、章節項の見出しが一致しないデータを、新マニュアル113において追加、削除されたと判断する。
そして、章節項の内容のテキストの変更である場合、事例サーバ201は、「マニュアル名称,新マニュアルの新章節項の番号と見出し,旧マニュアルの新章節項の番号と見出し,新旧マニュアルの内容の差分」をCSV形式で出力する。
また、章節項の内容のテキストの追加である場合、事例サーバ201は、「マニュアル名称,新マニュアルの新章節項の番号と見出し,,新旧マニュアルの内容の差分」をCSV形式で出力する。このように、章節項の内容のテキストの追加の場合、本来、3番目の項目には、旧マニュアル112の新章節項の番号と見出しが入るが、比較対象の旧マニュアル112が存在しない。従って、事例サーバ201は、3番目の項目について、空文字列を出力する。
また、節項の内容のテキストの削除である場合、事例サーバ201は、「マニュアル名称,,旧マニュアルの新章節項の番号と見出し,新旧マニュアルの内容の差分」をCSV形式で出力する。このように、章節項の内容のテキストの削除の場合、本来、2番目の項目には、新マニュアル113の新章節項の番号と見出しが入るが、比較対象の新マニュアル113が存在しない。従って、事例サーバ201は、2番目の項目について、空文字列を出力する。
次に、事例サーバ201は、出力したデータから、特徴語や特徴語の組を抽出する(ステップS1113)。そして、事例サーバ201は、抽出したデータから、「マニュアル名称,新マニュアルの新章節項の番号と見出し,旧マニュアルの新章節項の番号と見出し,新旧マニュアルの内容の差分に含まれる特徴語または特徴語の組」をCSV形式で出力する(ステップS1114)。ステップS1114の処理で出力するデータの具体例は、図15で示す。ステップS1114の処理終了後、事例サーバ201は、旧マニュアルと新マニュアルとの差分からの特徴語抽出処理を終了する。
図12は、ステップS1103の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図12で示すデータ1201は、ステップS1103で出力するデータの一例である。例えば、データ1201の1行目について、1番目の項目「マニュアル名称」のデータは、「運用ガイド」である。また、2番目の項目「章節項の番号」のデータは、「第1章」である。また、3番目の項目「章節項の見出し」のデータは、「運用管理」である。また、4番目の項目「章節項の内容のテキスト」のデータは、「“ここでは、運用管理について説明します。”」である。
図13は、ステップS1105の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図13で示すデータ1301は、ステップS1105で出力するデータの一例である。データ1301内の括弧1302で示す各行は、名称が「運用ガイド」である新マニュアル113から抽出されたデータであり、括弧1303で示す各行は、名称が「導入ガイド」である新マニュアル113から抽出されたデータである。
図14は、ステップS1112の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図14で示すデータ1401は、ステップS1112で出力するデータの一例である。データ1401は、図1で示した差分情報114に相当する。例えば、データ1401の1行目について、1番目の項目「マニュアル名称」は、「解説書」である。また、2番目の項目「新マニュアルの新章節項の番号と見出し」のデータ、および3番目の項目「旧マニュアルの新章節項の番号と見出し」のデータは、ともに、「6.8.1 文字コード変換」である。また、4番目の項目「新旧マニュアルの内容の差分」は、「“エンコーディングが混在しないUnicode系文字コードでの各属性の文字コード(以下省略)”」である。
図15は、ステップS1114の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図15で示すデータ1501は、ステップS1114で出力するデータの一例である。例えば、データ1501の1行目について、1番目の項目「マニュアル名称」のデータは、「解説書」である。また、2番目の項目「新マニュアルの新章節項の番号と見出し」のデータ、および3番目の項目「旧マニュアル112の新章節項の番号と見出し」のデータは、ともに、「6.8.1 文字コード変換」である。また、4番目の項目「新旧マニュアルの内容の差分に含まれる特徴語または特徴語の組」のデータは、「エンコーディング」である。
図16は、ステップS703で結合して得られたデータの一例を示す説明図である。図16で示すデータ1601は、ステップS703で結合して得られたデータの一例である。データ1601内の括弧1602で示す各行は、ステップS701の処理で出力したデータであり、括弧1603で示す各行は、ステップS702の処理で出力したデータである。
図17は、選択した事例に対する判定処理の一例を示すフローチャートである。事例サーバ201は、選択した事例に含まれるテキストに、ステップS703の処理で結合したデータに含まれる特徴語または特徴語の組が含まれるか否かを、結合した行ごとに判断する(ステップS1701)。ここで、結合したデータに含まれる特徴語または特徴語の組が1行でも含まれるとする。この場合(ステップS1701:Yes)、事例サーバ201は、判定結果から、「マニュアル名称,新マニュアルの新章節項の番号と見出し,旧マニュアルの新章節項の番号と見出し,新旧マニュアルの内容の差分に含まれる特徴語または特徴語の組」をCSV形式で出力する(ステップS1702)。ステップS1702の処理で出力するデータの具体的な出力例は、図18で示す。
一方、選択した事例に含まれるテキストに、特徴語および特徴語の組が含まれない場合(ステップS1701:No)、事例サーバ201は、空データを出力する(ステップS1703)。ステップS1702またはステップS1703の処理終了後、事例サーバ201は、選択した事例に対する判定処理を終了する。
図18は、ステップS1702の処理で出力するデータの一例を示す説明図である。図18で示すデータ1801は、ステップS1702で出力するデータの一例である。例えば、データ1801の1行目について、1番目の項目「マニュアル名称」のデータは、「リリース情報」である。また、2番目の項目「新マニュアルの章節項の番号と見出し」のデータは、「第1章 追加機能の概要」である。また、3番目の項目「旧マニュアルの新章節項の番号と見出し」のデータは、空文字列である。また、4番目の項目は、「新旧マニュアルの内容の差分に含まれる特徴語または特徴語の組」のデータは、特徴語「エンコーディング」である。
図19は、選択した事例に対する更新処理の一例を示すフローチャートである。事例サーバ201は、選択した事例に対する判定処理で出力したデータが空データか否かを判断する(ステップS1901)。選択した事例に対する判定処理で出力した情報が空データでない場合(ステップS1901:No)、事例サーバ201は、出力した情報に基づいて、選択した事例に、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を追加する(ステップS1902)。ステップS1902の処理の具体的な処理例は、図20で示す。
一方、選択した事例に対する判定処理で出力したデータが空データである場合(ステップS1901:Yes)、事例サーバ201は、選択した事例に、「この事例は新バージョンでも有効です」という記述を追加する(ステップS1903)。ステップS1902またはステップS1903の処理終了後、事例サーバ201は、選択した事例に対する更新処理を終了する。
また、ステップS1902について、事例サーバ201は、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、選択した事例とは別のデータとして記憶し、記憶したデータを、選択した事例に対応付けてもよい。
図20は、ステップS1902の処理の一例を示す説明図である。図20に示す事例121-xは、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が追加された例である。具体的には、事例サーバ201は、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報として、「これは旧バージョンの事例です。新バージョンでは有効でない可能性があります。」という文字列を、選択した事例に追加する。
また、図20で示すように、事例サーバ201は、参考情報を、選択した事例に追加してもよい。前述の参考情報は、例えば、<特徴語または特徴語の組>,[旧バージョンであることを示す記載]<左記の特徴語または特徴語の組を含む章項節の番号と見出しおよびそのマニュアルページへのリンク>というCSV形式のデータである。ここで、[旧バージョンであることを示す記載]は、付与する場合と付与しない場合とがある。具体的には、事例サーバ201は、マニュアルページへのリンクとして、基本的には新マニュアル113へのリンクを設定する。ただし、新バージョンで記述が削除されている場合には、事例サーバ201は、マニュアル名称の前に[旧バージョンであることを示す記載]を追加する。具体的な参考情報が追加された事例について、図21で示す。
図21は、ステップS1902の処理で追加する参考情報の具体例を示す説明図である。図21に示す事例121-yは、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が追加され、かつ、参考情報に具体的な内容が設定された例である。
図21で示すように、事例121-yの回答要旨には、「CSVファイル」、「最大数」の組が含まれるため、事例サーバ201は、ステップS1701において、「CSVファイル」、「最大数」の組が含まれると判断する。また、図21に示す事例121-yでは省略しているが、事例121-yには、「エンコーディング」、「互換機能Z」も含まれており、事例サーバ201は、ステップS1701において、「エンコーディング」、「互換機能Z」がそれぞれ含まれると判断する。
具体的には、事例121-yの参考情報の1行目について、<特徴語または特徴語の組>のデータは、「CSVファイル」、「最大数」である。また、参考情報の1行目は、新バージョンで記述が変更、または追加された場合であるから、[旧バージョンであることを示す記載]は不要である。そして、<左記の特徴語または特徴語の組を含む章項節の番号と見出しおよびそのマニュアルページへのリンク>のデータは、「リリース情報 第1章 追加機能の概要」である。図21の例では、「第1章 追加機能の概要」に下線が付与されている。下線が付与された文字列がクリックされることにより、事例121-yを表示する装置は、該当のマニュアルページを表示する処理を行う。
例えば、サポート員SEが一般ユーザGUから問い合わせを受けたとする。この場合、PC202は、サポート員SEの操作によって検索条件を事例サーバ201に送信し、事例サーバ201は、検索処理を実行し、事例121-yがPC202のディスプレイ311に表示させる。サポート員SEは、一般ユーザGUからの質問に応じて、参考情報を閲覧するか判断する。
例えば、サポート員SEが、新規質問について事例を検索し、検索結果として表示された事例121-yを参照したとする。サポート員SEは、新規質問が事例121-yに該当するかどうかを判断するために、参考情報に表示されたリンク、例えば1行目の「第1章 追加機能の概要」をクリックする。その場合、PC202は、新マニュアル113の1つであるリリース情報の「第1章 追加機能の概要」を表示する処理を実行する。
また、図21で示すように、事例サーバ201は、参考情報について、特徴語または特徴語の組で並び替えて表示してもよい。サポート員SE等が新バージョンに関することを調査する場合には、マニュアルごとに調査するよりも、特徴語ごとに調査することが多い。従って、特徴語または特徴語の組で並び替えることにより、サポート員SE等は、調査がしやすくなる。
次に、検索処理のフローチャートについて、図22を用いて説明する。図22で示すフローチャートは、図19で説明した、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、選択した事例とは別のデータとして記憶し、記憶したデータを、選択した事例に対応付けた場合の処理を示す。
図22は、検索処理の一例を示すフローチャートである。事例サーバ201は、PC202から、検索条件を受け付ける(ステップS2201)。次に、事例サーバ201は、事例DB111から、受け付けた検索条件に応じた事例を検索する(ステップS2202)。そして、事例サーバ201は、検索条件に応じた事例が見つかったか否かを判断する(ステップS2203)。
検索条件に応じた事例が見つかった場合(ステップS2203:Yes)、事例サーバ201は、見つかった事例に、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられているか否かを判断する(ステップS2204)。見つかった事例に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合(ステップS2204:Yes)、事例サーバ201は、見つかった事例と、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報とを、PC202のディスプレイ311に表示させる(ステップS2205)。
一方、機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられていない場合(ステップS2204:No)、事例サーバ201は、見つかった事例をPC202のディスプレイ311に表示させる(ステップS2206)。また、検索条件に応じた事例が見つからなかった場合(ステップS2203:No)、事例サーバ201は、事例が見つからなかった旨をPC202のディスプレイ311に表示させる(ステップS2207)。
ステップS2205~ステップS2207のうちのいずれかの処理を終了後、事例サーバ201は、検索処理を終了する。
以上説明したように、事例サーバ201は、製品の機能変更に関する情報から抽出した特徴語を含む事例に、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131を追加する。ここで、抽出した特徴語または特徴語の組を含む事例121は、新しいバージョンで変更があった部分に関する事例121であることを意味する。以上により、事例サーバ201は、サポート員SEの調査にかかる作業を削減し、サポート員SEの作業負荷を軽減することができる。また、サポート員SEの作業負荷を軽減することにより、サポート員SEによる調査にかかるPC202や事例サーバ201の負荷を抑制することができる。
また、製品の機能変更に関する情報は、旧マニュアル112と新マニュアル113との差分情報114でもよい。これにより、事例サーバ201は、新マニュアル113内に製品更新情報115が含まれていない場合や、製品更新情報115に機能変更に関する記述漏れがある場合も、事例121が新バージョンに対して有効か否かをより正確に判定することができる。
また、事例サーバ201は、製品の機能変更に関する情報から、特徴語の組として、製品の仕様を示す値に関する第1の単語と、機能変更に関する情報のうちの第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき特定した第2の単語とを抽出してもよい。ここで、第1の単語を抽出する理由は、図1で説明したように、機能変更では重要な単語であるにも関わらず、TF-IDF法により求めた指標値は低い値となり、特徴語とはみなされなくなる可能性が高いためである。そこで、事例サーバ201は、第1の単語を含む特徴語の組を抽出することにより、製品の仕様を示す値に変更がある場合に、事例121が新バージョンに対して有効か否かをより正確に判定することができる。
同様に、事例サーバ201は、製品の機能変更に関する情報から、特徴語の組として、製品の仕様を示す値に関する第1の単語と、第1の単語を修飾する第2の単語とを抽出してもよい。機能変更に関する情報のうちの第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき第2の単語を特定する場合、前述の文に含まれる単語のTF-IDFによる指標値が低い場合、特徴語の組が抽出されなくなる。一方で、第1の単語を修飾する第2の単語を抽出する場合、TF-IDFによる指標値が低くても特徴語の組が抽出されるようになる。従って、事例サーバ201は、機能変更に関する情報のうちの第1の単語を含む文に含まれる単語のTF-IDFによる指標値が低くても、製品の仕様を示す値に変更がある場合に、事例121が新バージョンに対して有効か否かをより正確に判定することができる。
また、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131は、旧マニュアル112における機能変更の記述箇所の所在を示す情報、または/および、新マニュアルにおける機能変更の記述箇所の所在を示す情報でもよい。これにより、サポート員SEは、事例121が新バージョンに対して有効か否かを判定する際に、参考となる情報を容易に見つけることができる。
また、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131は、事例121が製品の新バージョンでは有効でないことを示唆する情報でもよい。これにより、サポート員SEは、事例121が製品の新バージョンでは有効でないことを示唆する情報を閲覧することにより、該当の事例121が新バージョンに対して有効でないと容易に判断することができる。
また、事例サーバ201は、製品に機能変更が生じていないことを示唆する情報132を、特徴語および特徴語の組を含まない事例121に対応付けて記憶してもよい。これにより、サポート員SEは、製品に機能変更が生じていないことを示唆する情報132を閲覧することにより、該当の事例121が新バージョンに対して有効であると容易に判断することができる。
また、事例サーバ201は、受け付けた検索条件に応じた事例121に、製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報131が対応付けられている場合、事例121と情報131とを表示してもよい。これにより、一般ユーザGU、サポート員SE、管理者ADは、表示された事例121が、新バージョンに対応していない可能性があることを把握することができる。
なお、本実施の形態で説明した判定支援方法、検索方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本判定支援プログラム、検索プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本判定支援プログラム、検索プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)製品の機能変更に関する情報を取得し、
取得した前記機能変更に関する情報に含まれる単語を抽出し、
前記製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、抽出した前記単語を含む文書が存在するか否かを判定し、
前記単語を含む文書が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該文書に対応付けて記憶する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする判定支援プログラム。
(付記2)前記機能変更に関する情報は、前記製品の特定のバージョンに対応するマニュアルと、前記特定のバージョンよりも新しいバージョンに対応するマニュアルとの差分情報である、
ことを特徴とする付記1に記載の判定支援プログラム。
(付記3)前記機能変更に関する情報は、前記製品の特定のバージョンに対応するマニュアルと、前記特定のバージョンよりも新しいバージョンに対応するマニュアルとの差分情報であって、
前記抽出する処理は、
前記機能変更に関する情報に前記製品の仕様を示す値に関する第1の単語が含まれる場合、前記第1の単語と、前記機能変更に関する情報のうちの前記第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき特定した第2の単語とを抽出し、
前記判定する処理は、
前記記憶部を参照して、抽出した前記第1の単語および前記第2の単語を含む文書が存在するか否かを判定し、
前記対応付けて記憶する処理は、
抽出した前記第1の単語および前記第2の単語を含む文書が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該文書に対応付けて記憶する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の判定支援プログラム。
(付記4)前記抽出する処理は、
前記機能変更に関する情報に前記製品の仕様を示す値に関する第1の単語が含まれる場合、前記第1の単語と、前記第1の単語を修飾する第2の単語とを抽出する、
ことを特徴とする付記3に記載の判定支援プログラム。
(付記5)前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報は、前記製品の特定のバージョンに対応するマニュアルにおける前記機能変更の記述箇所の所在を示す情報、または/および、前記特定のバージョンよりも新しいバージョンに対応するマニュアルにおける前記機能変更の記述箇所の所在を示す情報であることを特徴とする付記1~4のいずれか一つに記載の判定支援プログラム。
(付記6)前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報は、該文書が前記製品の機能変更後のバージョンでは有効でないことを示唆する情報であることを特徴とする付記1~5のいずれか一つに記載の判定支援プログラム。
(付記7)前記判定する処理は、
前記記憶部を参照して、抽出した前記単語を含まない文書が存在するか否かを判定し、
前記対応付けて記憶する処理は、
前記単語を含まない文書が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じていなことを示唆する情報を、該文書に対応付けて記憶する、
ことを特徴とする付記1~6のいずれか一つに記載の判定支援プログラム。
(付記8)検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた文書に関する情報を取得し、
取得した前記文書に関する情報における文書に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記文書に関する情報とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検索プログラム。
(付記9)製品の機能変更に関する情報を取得し、
取得した前記機能変更に関する情報に含まれる単語を抽出し、
前記製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、抽出した前記単語を含む文書が存在するか否かを判定し、
前記単語を含む文書が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該文書に対応付けて記憶する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記10)検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた文書に関する情報を取得し、
取得した前記文書に関する情報における文書に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記文書に関する情報とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記11)製品の機能変更に関する情報を取得し、
取得した前記機能変更に関する情報に含まれる単語を抽出し、
前記製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、抽出した前記単語を含む文書が存在するか否かを判定し、
前記単語を含む文書が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該文書に対応付けて記憶する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定支援方法。
(付記12)検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する文書を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた文書に関する情報を取得し、
取得した前記文書に関する情報における文書に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記文書に関する情報とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする検索方法。
101 情報処理装置
111 事例DB
112 旧マニュアル
113 新マニュアル
114 差分情報
115 製品更新情報
121 事例
500 制御部
510 事例有効判定機能
511 取得部
512 抽出部
513 判定部
520 検索機能
521 事例取得部
522 表示制御部
530 事例登録/更新/削除機能
540 記憶部

Claims (10)

  1. 製品の特定のバージョンに対応するマニュアルと、前記特定のバージョンと異なるバージョンに対応するマニュアルとの差分情報を取得し、
    取得した前記差分情報に機能変更で重要な単語として予め設定された第1の単語が含まれる場合、前記第1の単語と、前記差分情報のうちの前記第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき特定した第2の単語とを抽出し、
    前記特定のバージョンの前記製品の問い合わせに関する事例を記憶する記憶部を参照して、抽出した前記第1の単語と前記第2の単語の少なくとも一方を含む事例が存在するか否かを判定し、
    前記少なくとも一方を含む事例が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該事例に対応付けて記憶する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする判定支援プログラム。
  2. 前記判定する処理は、
    前記記憶部を参照して、抽出した前記第1の単語および前記第2の単語を含む事例が存在するか否かを判定し、
    前記対応付けて記憶する処理は、
    抽出した前記第1の単語および前記第2の単語を含む事例が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該事例に対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の判定支援プログラム。
  3. 前記抽出する処理は、
    前記差分情報に前記第1の単語が含まれる場合、前記第1の単語と、前記差分情報のうちの前記第1の単語を修飾する第2の単語とを抽出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の判定支援プログラム。
  4. 前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報は、前記製品の前記特定のバージョンに対応するマニュアルにおける前記機能変更の記述箇所の所在を示す情報、または/および、前記異なるバージョンに対応するマニュアルにおける前記機能変更の記述箇所の所在を示す情報であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の判定支援プログラム。
  5. 前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報は、該事例が前記製品の機能変更後のバージョンでは有効でないことを示唆する情報であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の判定支援プログラム。
  6. 検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する事例を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた事例を取得し、
    取得した前記事例に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記事例とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検索プログラム。
  7. 製品の特定のバージョンに対応するマニュアルと、前記特定のバージョンと異なるバージョンに対応するマニュアルとの差分情報を取得し、
    取得した前記差分情報に機能変更で重要な単語として予め設定された第1の単語が含まれる場合、前記第1の単語と、前記差分情報のうちの前記第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき特定した第2の単語とを抽出し、
    前記特定のバージョンの前記製品の問い合わせに関する事例を記憶する記憶部を参照して、抽出した前記第1の単語と前記第2の単語の少なくとも一方を含む事例が存在するか否かを判定し、
    前記少なくとも一方を含む事例が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該事例に対応付けて記憶する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する事例を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた事例を取得し、
    取得した前記事例に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記事例とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 製品の特定のバージョンに対応するマニュアルと、前記特定のバージョンと異なるバージョンに対応するマニュアルとの差分情報を取得し、
    取得した前記差分情報に機能変更で重要な単語として予め設定された第1の単語が含まれる場合、前記第1の単語と、前記差分情報のうちの前記第1の単語を含む文からTF-IDF法に基づき特定した第2の単語とを抽出し、
    前記特定のバージョンの前記製品の問い合わせに関する事例を記憶する記憶部を参照して、抽出した前記第1の単語と前記第2の単語の少なくとも一方を含む事例が存在するか否かを判定し、
    前記少なくとも一方を含む事例が存在すると判定した場合、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、該事例に対応付けて記憶する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定支援方法。
  10. 検索条件を受け付けると、製品の問い合わせに関する事例を記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索条件に応じた事例を取得し、
    取得した前記事例に、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報が対応付けられている場合、取得した前記事例とともに、前記製品に機能変更が生じた可能性があることを示唆する情報を、表示部に表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする検索方法。
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