JP7026872B2 - 電磁リレー - Google Patents

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Description

本開示は、コイルへの通電によって固定接点と可動接点との間の開閉を行う電磁リレーに関する。
特許文献1には、コイルへの通電により生じる磁気吸引力を用いて接点装置を開閉する電磁リレーが開示されている。特許文献1に記載の電磁リレーは、接点装置と、電磁石装置と、電源装置と、を有する。接点装置は、一対の固定接点と、一対の固定接点に対応して設けられ、固定接点の下方に配置される可動接点と、可動接点を支持する可動接触子と、を有する。電磁石装置は、接点装置の下部に配置される筒状の継鉄を有する。電磁石装置は、筒状の継鉄の内部の上方に配置される第1固定鉄心と、下方に配置される第2固定鉄心と、第1固定鉄心と第2固定鉄心との間に配置されるプランジャである可動鉄心と、を有する。第1固定鉄心、可動鉄心および第2固定鉄心の内部を上下方向に貫くように、可動鉄心に固定されるシャフトが設けられる。シャフトの上端は可動接触子と接続される。筒状の継鉄の内部で、第1固定鉄心を囲むように第1コイルが配置され、第2固定鉄心を囲むように第2コイルが配置される。第1コイルと第2コイルとの間には、筒状の継鉄に接続される中板が設けられ、中板には、可動鉄心の周囲と接触するブッシュおよび永久磁石が設けられている。電源装置は、第1コイルに接続される。
特許文献1に記載の電磁リレーでは、第1コイルに第1方向の電流を流すと、第1コイルに磁束が発生し、可動鉄心には第1固定鉄心との間に磁気吸引力が働き、可動鉄心が上方に移動する。その結果、シャフトによって可動鉄心に接続される可動接触子は上方に移動し、可動接点が固定接点と接触する。この状態から電流の向きを変えて、第1コイルに第2方向の電流を流すと、電流の向きを変える前の状態とは逆向きの磁束が発生し、可動鉄心には第2固定鉄心との間に磁気吸引力が働き、可動鉄心は下方に移動する。その結果、可動接触子は下方に移動し、可動接点は固定接点から引き離される。
特開2017-79107号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電磁リレーでは、電源装置を低電力化、たとえば低電圧化させた場合に、可動鉄心が動作した際に生じるコイルの逆起電力によって励磁電流が低下し、可動鉄心に作用する電磁推進力が十分に得られないという問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、可動鉄心に作用する電磁推進力の低下を従来に比して抑制することができる電磁リレーを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示による電磁リレーは、第1コイルおよび第2コイルと、可動鉄心と、固定鉄心と、継鉄と、永久磁石と、第1磁路構成部材と、第2磁路構成部材と、を備える。第1コイルおよび第2コイルは、延伸方向が第1方向となるように第1方向に並んで配置される。可動鉄心は、第1コイルおよび第2コイルのそれぞれの中心を通り、第1方向に移動可能である。固定鉄心は、第1方向における可動鉄心の移動範囲を規定する第1部材および第2部材と、第1部材と第2部材との間を接続する第3部材と、を有し、磁性体からなる。継鉄は、第1コイルと第2コイルとの間の領域に、可動鉄心に向かって突出して固定鉄心の第3部材に配置される。永久磁石は、第3部材と継鉄との間に配置される。第1磁路構成部材は、第1コイルと可動鉄心との間の領域に設けられる磁性体からなる。第2磁路構成部材は、第2コイルと可動鉄心との間の領域に設けられる磁性体からなる。第1磁路構成部材と第1部材との間、および第2磁路構成部材と第2部材との間に、ギャップが設けられる。
本開示による電磁リレーは、可動鉄心に作用する電磁推進力の低下を従来に比して抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態1による電磁リレーの構成の一例を示す断面図 比較例による電磁リレーの動作状態における磁束の様子を模式的に示す図 コイルに流れる電流の時間に対する変化の一例を示す図 実施の形態1による電磁リレーの動作状態における磁束の様子を模式的に示す図 実施の形態1による電磁リレーの動作状態における磁束の様子を模式的に示す図 実施の形態1による電磁リレーの動作状態における磁束の様子を模式的に示す図 実施の形態2による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図 実施の形態3による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図 実施の形態4による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図 実施の形態5による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図 実施の形態6による電磁リレーの構成の一例を示す断面図 実施の形態6による電磁リレーに用いられる摺動部材の構成の一例を示す斜視図 実施の形態7による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図
以下に、本開示の実施の形態による電磁リレーを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による電磁リレーの構成の一例を示す断面図である。図1に示されるように、可動鉄心11の移動方向をZ軸とし、Z軸に垂直な面内の2つの軸であって互いに直交する2つの軸のうちの一方をX軸とし、他方の軸をY軸とする。なお、以下の説明では、Z軸の正側方向は上方向とも称され、Z軸の負側方向は下方向とも称される。また、可動鉄心11の移動方向は、第1方向に対応する。
電磁リレー10は、可動鉄心11と、開極側コイル12と、投入側コイル13と、固定鉄心14と、永久磁石15と、継鉄16と、磁路構成部材17a,17bと、を備える。
可動鉄心11は、Z軸方向に延在する円筒状の鉄心である。この例では、可動鉄心11は、Z軸方向に移動可能である。可動鉄心11は、プランジャとも称される。以下では、可動鉄心11が最も上側に移動したときの可動鉄心11の上端の位置と、最も下側に移動したときの可動鉄心11の下端の位置と、の間の範囲は、可動鉄心11の可動範囲Rと称される。なお、以下では、可動鉄心11が最も上側に移動したときの可動鉄心11の上端の位置は、開極位置とも称され、最も下側に移動したときの可動鉄心11の下端の位置は、投入位置とも称される。
開極側コイル12は、可動鉄心11の周囲を囲むように可動鉄心11の可動範囲Rの上側に配置される。投入側コイル13は可動鉄心11の周囲を囲むように、可動鉄心11の可動範囲Rの下側に配置される。開極側コイル12および投入側コイル13は、延伸方向がZ方向となるように、XY面内における位置が重なるように、すなわちZ方向に並んで配置される。開極側コイル12は、第1コイルに対応し、投入側コイル13は、第2コイルに対応する。
固定鉄心14は、可動鉄心11の可動範囲Rを規定する形状を有し、ZX断面がU字状である。すなわち、固定鉄心14は、可動鉄心11の可動範囲Rの上側を規定する第1部材141と、可動鉄心11の可動範囲Rの下側を規定する第2部材142と、第1部材141および第2部材142間を接続する第3部材143と、を含む。図1の例では、第1部材141および第2部材142は、XY面に平行であり、第3部材143はYZ面に平行である。固定鉄心14は、磁性体からなり、ヨークとも称される。
永久磁石15は、固定鉄心14の第3部材143の可動鉄心11が配置される側の側面に接合される。継鉄16は、永久磁石15と可動鉄心11との間で、開極側コイル12と投入側コイル13との間の領域に挟まれるように、永久磁石15に接合される板状部材である。すなわち、継鉄16は、固定鉄心14の第3部材143の側面に、可動鉄心11側に突出するように配置される。継鉄16は、プレートとも称される。永久磁石15は、第3部材143と接する面と、継鉄16と接する面と、で磁極が異なるように配置される。一例では、第3部材143と接する面側をS極とし、継鉄16と接する面側をN極とすることができる。
継鉄16と固定鉄心14の第1部材141および第3部材143とによって囲まれた空間を、開極側コイル12の一部が通過するように、開極側コイル12が配置される。また、継鉄16と固定鉄心14の第2部材142および第3部材143とによって囲まれた空間を、投入側コイル13の一部が通過するように、投入側コイル13が配置される。
磁路構成部材17aは、継鉄16と固定鉄心14の第1部材141との間に、継鉄16と接触するように配置される。磁路構成部材17bは、継鉄16と固定鉄心14の第2部材142との間に、継鉄16と接触するように配置される。実施の形態1では、磁路構成部材17a,17bは、円筒状の磁性体によって構成される。磁路構成部材17aは、開極側コイル12の内周面と可動鉄心11の外周面との間に配置され、磁路構成部材17bは、投入側コイル13の内周面と可動鉄心11の外周面との間に配置される。
また、磁路構成部材17aは、第1部材141との間に予め定められたギャップgpが設けられるように配置され、磁路構成部材17bは、第2部材142との間に予め定められたギャップgpが設けられるように配置される。磁路構成部材17a,17bが第1部材141および第2部材142と接触しないようにギャップgpが設けられてもよい。また、磁路構成部材17a,17bは、第1部材141および第2部材142の一部との間にギャップgpが設けられてもよい。すなわち、第1部材141側および第2部材142側の磁路構成部材17a,17bの端部の一部が第1部材141および第2部材142と接触し、他の部分にギャップgpが設けられていてもよい。磁路構成部材17aは、第1磁路構成部材に対応し、磁路構成部材17bは、第2磁路構成部材に対応する。
磁路構成部材17a,17bのZ軸方向の長さは、以下に示される条件を満たす。Z軸方向における2つの磁路構成部材17a,17bの長さおよび継鉄16の長さの和L2は、Z軸方向における可動鉄心11の長さL1よりも長い。また、Z軸方向における2つの磁路構成部材17a,17bの長さおよび継鉄16の長さの和L2は、開極位置で可動鉄心11が固定鉄心14に接触する位置と、投入位置で可動鉄心11が固定鉄心14に接触する位置と、の間の距離である接触面間隔L3よりも短い。接触面間隔L3は、可動鉄心11の可動範囲Rの長さと同じである。
可動鉄心11は、上記したように、Z軸方向に固定鉄心14に衝突するまで自在に変位できる。すなわち可動鉄心11は、開極位置と投入位置との間で変位する。
可動鉄心11が開極位置に存在する場合には、固定鉄心14の第1部材141および第3部材143と、永久磁石15と、継鉄16と、磁路構成部材17aまたは可動鉄心11と、によって構成される閉じた経路が磁路となる。また、可動鉄心11が投入位置に存在する場合には、固定鉄心14の第2部材142および第3部材143と、永久磁石15と、継鉄16と、磁路構成部材17bまたは可動鉄心11と、によって構成される閉じた経路が磁路となる。
閉じた磁路によって、可動鉄心11には、固定鉄心14に吸い寄せられるような磁気吸引力が作用するため、可動鉄心11は、開極位置または投入位置において吸引保持される。つまり、可動鉄心11が開極位置または投入位置に存在する場合には、永久磁石15に起因する磁束が磁路を通ることによって、可動鉄心11は、開極位置または投入位置で安定に静止できる。また、電磁リレー10は、開極側コイル12および投入側コイル13への電流の供給が切れた後も、可動鉄心11が開極位置または投入位置に静止することができる双安定な構成を有する。
図1の電磁リレー10においては、開極側コイル12および投入側コイル13は、図示しない外部電源に接続されている。また、開極側コイル12および投入側コイル13は直列に接続されている。可動鉄心11が開極位置にある場合に開極側コイル12および投入側コイル13を励磁すると、磁気吸引力は打ち消されるとともに、可動鉄心11には投入側コイル13に向かう方向の推進力が作用し、可動鉄心11は投入位置に到達し、保持される。なお、投入側コイル13に向かう方向は、投入方向とも称される。
また、可動鉄心11が投入位置にある場合に投入側コイル13および開極側コイル12を励磁すると、磁気吸引力は打ち消されるとともに、可動鉄心11には開極側コイル12に向かう方向の推進力が作用し、可動鉄心11は開極位置に到達し、保持される。なお、開極側コイル12に向かう方向は、開極方向とも称される。
このように、開極側コイル12および投入側コイル13を励磁することによって、可動鉄心11は開極位置と投入位置との間で往復運動する。
つぎに、実施の形態1による電磁リレー10における磁路構成部材17a,17bの役割について説明する。図2は、比較例による電磁リレーの動作状態における磁束の様子を模式的に示す図である。比較例による電磁リレー20は、図1において、可動鉄心11と開極側コイル12および投入側コイル13との間に磁路構成部材17a,17bが設けられない構造を有する。ここでは、可動鉄心11が開極位置に存在する状態で、開極側コイル12および投入側コイル13を励磁することによって、可動鉄心11を投入位置に移動させる場合を示す。
可動鉄心11の移動によって、固定鉄心14、可動鉄心11、永久磁石15および継鉄16から成る磁気回路の磁気抵抗が変化するので、これにしたがい、磁気回路中を通過する磁束が変化する。このとき、固定鉄心14の第1部材141と可動鉄心11とのギャップが開くことによって、開極側コイル12から見た磁束は減ったように見える。また、固定鉄心14の第2部材142と可動鉄心11とのギャップが縮まることによって、投入側コイル13から見た磁束は増えたように見える。
図3は、コイルに流れる電流の時間に対する変化の一例を示す図である。この図において、横軸は、時間を示し、縦軸は、開極側コイル12または投入側コイル13に流れる電流であるコイル電流を示す。開極側コイル12および投入側コイル13は、コイルから見た磁束量を復元するような方向に逆起電力を発生する。そのため、図示しないコイル励磁用電源と逆極性の電圧を発生させ、図中の曲線I2に示されるように、励磁電流を減少させるように作用する。このため、可動鉄心11を駆動する電磁力が減少し、電磁リレー10の動作が阻害されてしまう。
図4から図6は、実施の形態1による電磁リレーの動作状態における磁束の様子を模式的に示す図である。図4には、永久磁石15に起因する磁束によって、開極位置に可動鉄心11が吸着保持されている様子が示されている。このとき、永久磁石15に起因する磁束は、開極側コイル12から見た磁束Φcと等しく、磁路構成部材17aを通過する磁束Φpと可動鉄心11を通過する磁束Φaとの和で表現される。この状態で、開極側コイル12および投入側コイル13を励磁すると、上記したように、可動鉄心11が同開極位置から投入位置に向かって移動する。
図5は、図4の状態から可動鉄心11が投入位置に向かう途中の様子が示されている。図5に示されるように、可動鉄心11が、2つの磁路構成部材17a,17bと継鉄16との接合体の内部に収まったときを考える。つまり、可動鉄心11の上部が磁路構成部材17aの上端よりも下に存在するとともに、可動鉄心11の下部が磁路構成部材17bの下端よりも上に存在する状態にある場合を考える。
このとき、開極側コイル12から見た磁束Φcは前述のように磁路構成部材17aを通過する磁束Φpと可動鉄心11を通過する磁束Φaとに分流する。磁路構成部材17aの上端と固定鉄心14の第1部材141とのギャップgpが固定ギャップであるのに対し、可動鉄心11と固定鉄心14の第1部材141とのギャップgaは可変ギャップである。そのため、可動鉄心11が2つの磁路構成部材17a,17bと継鉄16との接合体の内部にある場合にあっては、可動鉄心11を通過する磁束Φaは、磁路構成部材17a,17bを通過する磁束Φpに対して極端に小さくなる。つまり、開極側コイル12から見た磁束Φcは、磁路構成部材17aを通過する磁束Φpによって支配される。そのため、可動鉄心11が2つの磁路構成部材17a,17bと継鉄16との接合体の内部に収まっている期間は、開極側コイル12から見た磁束Φcがほとんど変化しなくなり、可動鉄心11の運動によって開極側コイル12に発生する逆起電力が極小化され、可動鉄心11を駆動する電磁力の低減を抑制することができる。つまり、図3の曲線I1に示されるように、励磁電流の減少を抑制することができる。このため、可動鉄心11を駆動する電磁力が比較例に比して減少しないので、電磁リレー10の動作阻害要因を排除することができる。
その結果、図6に示されるように、可動鉄心11を駆動する電磁力が維持されたまま、投入位置に可動鉄心11が移動する。
なお、図示しないが、電磁リレー10は、2つの固定接点と、2つの固定接点に対応する可動接点と、をさらに有する。固定接点のそれぞれには、一例では電源側の配線と、負荷側の配線と、が接続される。可動接点は、導体からなる可動接触子に設けられる。可動接触子が固定接点側に移動し、固定接点と可動接点と接触することで、電源側の配線と負荷側の配線とが導通する。また、固定接点から可動接点が離れることで、電源側の配線と負荷側の配線とが、電気的に接続されていない状態となる。ここで、可動接触子と可動鉄心11との間をシャフトによって接続することで、固定接点と可動接点との接触または非接触の状態を切り替えることができる。
実施の形態1では、永久磁石15に起因する磁束によって可動鉄心11の開閉状態を保持できるように構成された双安定な電磁リレー10において、Z軸方向に移動する可動鉄心11の可動範囲Rの上側および下側において、可動鉄心11の周囲を囲うように短い磁路構成部材17a,17bを設けた。また、磁路構成部材17a,17bおよび継鉄16のZ軸方向の長さの和L2が、可動鉄心11のZ軸方向の長さL1よりも長くなるように、固定鉄心14の接触面間隔L3よりも短くした。さらに、磁路構成部材17aと固定鉄心14の第1部材141との間および磁路構成部材17bと固定鉄心14の第2部材142との間にギャップgpを設けた。この構成によって、可動鉄心11が開極位置に存在した状態で投入位置に向かって移動する場合、あるいは可動鉄心11が投入位置に存在した状態で開極位置に向かって移動する場合に、可動鉄心11の全体が、磁路構成部材17a,17bおよび継鉄16からなる接合体に隠れる期間が生じる。この間、永久磁石15に起因する磁束は、永久磁石15、継鉄16、磁路構成部材17aまたは磁路構成部材17b、固定鉄心14の順に通過して閉じた経路を形成するが、磁束の大部分は、固定鉄心14とのギャップが大きくなる可動鉄心11を経由しない。すなわち、磁路内に可動鉄心11が含まれないため、開極側コイル12および投入側コイル13から見た磁束がほぼ一定となる。従って、上記の期間中、開極側コイル12および投入側コイル13に逆起電力が生じ難くなり、可動鉄心11を駆動する磁気的推進力の低下を緩和することができる。その結果、可動鉄心11に作用する電磁推進力の低下を従来に比して抑制することができるという効果を有する。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図である。なお、電磁リレー10の全体的な構成は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略し、異なる部分について説明する。実施の形態2では、磁路構成部材17a,17bは、側面に1箇所以上のスリット171を有する円筒状の磁性体によって構成される。スリット171は、一例では、Z軸方向に平行な方向に延在する。
このように、磁路構成部材17a,17bにスリット171を設けることで、磁路構成部材17a,17bを通過する過渡変化する磁束に起因する渦電流を低減することができる。渦電流を低減することができるので、渦電流に起因する逆方向の起磁力が抑制され、磁気抵抗を低減することができる。つまり、磁路中を通過する磁束の変化が抑制され、開極側コイル12および投入側コイル13に逆起電力が生じにくくなる。
実施の形態2では、磁路構成部材17a,17bのZ軸に平行な側面にスリット171を設けた。これによって、磁路構成部材17a,17bに励起される渦電流が抑制され、実効的な磁気抵抗が低減される。その結果、実施の形態1の場合に比して、さらに可動鉄心11に作用する電磁推進力の低下を抑制することができるという効果を有する。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図である。なお、電磁リレー10の全体的な構成は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略し、異なる部分について説明する。実施の形態3では、磁路構成部材17a,17bは、固定鉄心14と対向する側の端部に1箇所以上の突起172を有する円筒状の磁性体によって構成される。そして、実施の形態3では、この突起172が固定鉄心14と接するように磁路構成部材17a,17bが配置される。これによって、固定鉄心14と対向する側の磁路構成部材17a,17bの突起172以外の端部と固定鉄心14との間のギャップgpを一定に保つことができる。なお、突起172は、固定鉄心14との間のギャップgpを一定にかつ安定に保つために、複数設けられることが望ましい。また、実施の形態2で説明したスリット171を有する磁路構成部材17a,17bに突起172を設けてもよい。
実施の形態3では、磁路構成部材17a,17bの固定鉄心14側の端部に突起172を設けた。これによって、磁路構成部材17a,17bと固定鉄心14との間のギャップgpが一定に保たれ、磁気回路における磁気抵抗が一定に保たれることになる。その結果、磁路構成部材17a,17bのZ軸方向の位置ずれに伴う可動鉄心11に生じる磁気吸引力または磁気的推進力のバラつきが低減され、可動鉄心11の動作のバラつきを低減することができるという効果を有する。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図である。なお、電磁リレー10の全体的な構成は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略し、異なる部分について説明する。実施の形態4では、磁路構成部材17a,17bは、継鉄16と接する側の端部に切欠部173を有する円筒状の磁性体によって構成される。この切欠部173は、図示しない樹脂性筐体に設けられる位置決め突起に嵌め合わされる。すなわち、樹脂製筐体の位置決め突起の位置に対応して切欠部173が設けられる。樹脂製筐体は、継鉄16側に設けられる。切欠部173および位置決め突起は、少なくとも1箇所設けられる。これによって、磁路構成部材17a,17bの回転方向のズレが防止される。なお、実施の形態2で説明したスリット171を有する磁路構成部材17a,17b、または実施の形態3で説明した固定鉄心14と対向する側の端部に突起172を有する磁路構成部材17a,17bに、切欠部173を設けてもよい。
実施の形態4では、磁路構成部材17a,17bの継鉄16側の端部に、継鉄16側に設けられる突起の位置に対応した切欠部173を設けた。これによって、磁路構成部材17a,17bの回転方向の位置ズレを防止することができ、固定鉄心14と、永久磁石15と、継鉄16と、磁路構成部材17a,17bとによって閉じた磁気回路における磁気抵抗が一定となり、電磁リレー10の動作が安定するという効果を有する。
実施の形態5.
図10は、実施の形態5による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図である。なお、電磁リレー10の全体的な構成は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略し、異なる部分について説明する。実施の形態5では、磁路構成部材17a,17bは、Z軸に垂直な断面、すなわち可動鉄心11の移動方向に垂直な断面が円弧状であり、Z軸に延在する磁性体によって構成される。すなわち、実施の形態5は、円筒状の磁性体の一部をZ軸に平行な方向に切り取った構成を有する。磁路構成部材17a,17bは、継鉄16と接触するように設けられる。これによって、磁路構成部材17a,17bは、可動鉄心11の周囲の全体を囲むのではなく、一部を囲むことになる。なお、実施の形態5の磁路構成部材17a,17bに、実施の形態2で説明したスリット171を設けてもよいし、実施の形態3で説明した突起172を設けてもよいし、実施の形態4で説明した切欠部173を設けてもよい。
実施の形態5では、磁路構成部材17a,17bをZ軸に垂直な断面が円弧状であり、Z軸に延在する磁性体によって構成した。これによって、実施の形態1の円筒状の磁性体と比べて、磁路構成部材17a,17bがより少ない体積の磁性体で構成されるので、電磁リレー10の製造コストを低減することができるという効果を有する。
実施の形態6.
図11は、実施の形態6による電磁リレーの構成の一例を示す断面図である。なお、実施の形態1と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その説明を省略し、異なる部分について説明する。実施の形態6の電磁リレー10は、磁路構成部材17a,17bの可動鉄心11側に、摺動部材18をさらに備える。摺動部材18は、可動鉄心11の動作時に、可動鉄心11の外面が磁路構成部材17a,17bの内面と干渉し、摩擦力によって動作が不安定になってしまうことを抑制し、可動鉄心11と磁路構成部材17a,17bとの間の摩擦を低減させる機能を有する。摺動部材18は、可動鉄心11と磁路構成部材17a,17bとの間の摩擦を低減させることができる材料であればよく、一例では摺動性樹脂によって構成される。摺動性樹脂の一例は、ポリアセタール、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフェニレンサルファイド、エラストマー系樹脂、ポリオレフィン系樹脂である。
図12は、実施の形態6による電磁リレーに用いられる摺動部材の構成の一例を示す斜視図である。図12では、摺動部材18は、円筒状である。摺動部材18の外径は、磁路構成部材17a,17bである円筒状の磁性体の内側に嵌り込む大きさであり、内径は可動鉄心11の外径よりも大きい。また、摺動部材18は、可動鉄心11と対向する内面に、Z軸方向に延在する突起部181を有する。このような構成によって、可動鉄心11は摺動部材18の内側を滑りながら開極位置と投入位置との間で往復運動をすることができる。なお、実施の形態2から5に示した形状の磁路構成部材17a,17bの可動鉄心11と対向する面にも摺動部材18を設けることができる。
実施の形態6では、電磁リレー10は、磁路構成部材17a,17bの可動鉄心11と対向する面に摺動部材18を備える。これによって、可動鉄心11は、摺動部材18上を滑りながら開極位置と投入位置との間で往復運動することができる。その結果、可動鉄心11と磁路構成部材17a,17bとの間の擦れによる摩擦力で、可動鉄心11の動作が妨げられてしまうことが抑制され、可動鉄心11をスムーズに動作させることができるという効果を有する。また、可動鉄心11の動作を安定させることができるという効果も有する。
実施の形態7.
図13は、実施の形態7による電磁リレーに用いられる磁路構成部材の構成の一例を示す斜視図である。なお、電磁リレー10の全体的な構成は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略し、異なる部分について説明する。実施の形態7では、磁路構成部材17a,17bは、任意の筒状形状を有する。一例では、磁路構成部材17a,17bは、Z軸に垂直な断面形状が多角形状またはその他の形状を有する。図13では、磁路構成部材17a,17bは、Z軸に垂直な断面形状が四角形状である筒状の磁性体によって構成される。なお、実施の形態7の磁路構成部材17a,17bに、実施の形態2で説明したスリット171を設けてもよいし、実施の形態3で説明した突起172を設けてもよいし、実施の形態4で説明した切欠部173を設けてもよい。また、実施の形態7の磁路構成部材17a,17bの可動鉄心11側の面に、実施の形態6の摺動部材18を設けてもよい。
実施の形態7では、磁路構成部材17a,17bを任意の筒状形状を有する磁性体で構成した。これによって、磁路構成部材17a,17bの設計の自由度が向上するという効果を、実施の形態1の効果に加えて得ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 電磁リレー、11 可動鉄心、12 開極側コイル、13 投入側コイル、14 固定鉄心、15 永久磁石、16 継鉄、17a,17b 磁路構成部材、18 摺動部材、141 第1部材、142 第2部材、143 第3部材、171 スリット、172 突起、173 切欠部、181 突起部。

Claims (10)

  1. 延伸方向が第1方向となるように前記第1方向に並んで配置される第1コイルおよび第2コイルと、
    前記第1コイルおよび前記第2コイルのそれぞれの中心を通り、前記第1方向に移動可能な可動鉄心と、
    前記第1方向における前記可動鉄心の移動範囲を規定する第1部材および第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間を接続する第3部材と、を有し、磁性体からなる固定鉄心と、
    前記第1コイルと前記第2コイルとの間の領域に、前記可動鉄心に向かって突出して前記固定鉄心の前記第3部材に配置される継鉄と、
    前記第3部材と前記継鉄との間に配置される永久磁石と、
    前記第1コイルと前記可動鉄心との間の領域に設けられる磁性体からなる第1磁路構成部材と、
    前記第2コイルと前記可動鉄心との間の領域に設けられる磁性体からなる第2磁路構成部材と、
    を備え
    記第1磁路構成部材と前記第1部材との間、および前記第2磁路構成部材と前記第2部材との間に、ギャップが設けられることを特徴とする電磁リレー。
  2. 前記第1磁路構成部材は、前記第1コイルと前記可動鉄心との間の領域で、前記継鉄と接触するように設けられる磁性体からなり、
    前記第2磁路構成部材は、前記第2コイルと前記可動鉄心との間の領域で、前記継鉄と接触するように設けられる磁性体からなることを特徴とする請求項1に記載の電磁リレー。
  3. 前記第1方向における前記継鉄、前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材の長さの和は、前記第1方向における前記可動鉄心の長さよりも長く、前記固定鉄心の前記第1部材と前記第2部材との間の距離よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁リレー。
  4. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材は、前記第1方向に延在する円筒状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電磁リレー。
  5. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材は、前記第1方向に垂直な断面が多角形状である筒状の磁性体によって構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電磁リレー。
  6. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材は、前記第1方向に垂直な断面が円弧状を有し、前記第1方向に延在する磁性体によって構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電磁リレー。
  7. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材は、前記第1方向に延在するスリットを1箇所以上有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電磁リレー。
  8. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材は、前記固定鉄心と対向する端部に1箇所以上の突起を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電磁リレー。
  9. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材は、前記継鉄と接する端部に1箇所以上の切欠部を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電磁リレー。
  10. 前記第1磁路構成部材および前記第2磁路構成部材の前記可動鉄心側の面に摺動部材をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電磁リレー。
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