JP7026272B1 - 飛行体ユニットおよび点検システム - Google Patents

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Abstract

【課題】GPS電波が届かない構造体の内部空間を遠隔操縦飛行する飛行体の飛行高度の検出誤差をできる限り少なくし、構造体の内部空間の異常箇所の正確な位置を把握する。【解決手段】飛行体が撮像した画像から、基準地点からの高度差が既知である基準構造物を検出し、飛行体から基準構造物までの距離と方向、および基準構造物の基準地点からの高度差に基づいて、飛行体の基準地点からの高度差を算出し、該算出した高度差と、飛行体に設けられた気圧高度計測部が計測した高度の差分から、高度補正値を算出する。そして、飛行体は、任意の地点において、該算出した高度補正値に基づいて、気圧高度計測部が計測した高度を補正して、該任意の地点の基準地点からの高度差を推定する。【選択図】図3

Description

本発明は、飛行体ユニットおよび点検システムに関する。
従来、煙突、焼却炉、トンネル等のようなGPS(Global Positioning System)電波が届かない構造体の内部空間を遠隔操縦されることによって、内部空間の状況を点検する無人小型飛行体が知られている。
特許文献1には、煙突、焼却炉、トンネル等の内部空間に、レーザ距離センサを用いることで無人小型飛行体の高さ位置を確認しながら、無人小型飛行体を遠隔操縦飛行させることによって、内部空間の状況を点検する技術が開示されている。
特開2019-36269号公報
ところで、GPS電波を用いずに飛行体の高さ位置を検出する手法としては、飛行体に搭載した気圧計を用いて飛行高度を推定することも考えられる。
ただし、飛行体に搭載した気圧高度計を用いて飛行高度を推定する場合、飛行体は大気環境の変動などに起因する飛行高度の推定誤差をできる限り少なくし、構造体の内部空間の異常箇所の正確な位置を把握することができるものでなければならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、GPS電波が届かない構造体の内部空間を遠隔操縦飛行する飛行体の飛行高度の検出誤差をできる限り少なくし、構造体の内部空間の異常箇所の正確な位置を把握することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、飛行体を飛行させる飛行体ユニットであって、前記飛行体に設けられ、該飛行体の周囲を撮像する撮像手段と、前記飛行体に設けられ、気圧に基づいて高度を計測する気圧高度計測手段と、前記撮像手段が撮像した画像から、基準地点からの高度差が既知である基準構造物を検出する構造物検出手段と、前記構造物検出手段が前記基準構造物を検出したときの前記飛行体から前記基準構造物までの距離と方向を算出する距離方向算出手段と、前記距離方向算出手段が算出した、前記飛行体から前記基準構造物までの距離と方向、および前記基準構造物の前記基準地点からの高度差に基づいて、前記飛行体の前記基準地点からの高度差を算出し、該算出した高度差と、前記気圧高度計測手段が計測した高度の差分から高度補正値を算出する、高度補正値算出手段と、前記高度補正値算出手段が算出した前記高度補正値に基づいて、前記気圧高度計測手段が計測した高度を補正して、前記飛行体の前記基準地点からの高度差を推定する高度推定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、GPS電波が届かない構造体の内部空間を遠隔操縦飛行する飛行体の飛行高度の検出誤差をできる限り少なくし、構造体の内部空間の異常箇所の正確な位置を把握することができる、という効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる点検システムの構成を示すシステム構成図である。 図2は、飛行体による焼却炉の点検動作例を示す図である。 図3は、飛行体のシステム構成を示すブロック図である。 図4は、制御部の各部の機能動作を示す図である。 図5は、計測例を示す図である。 図6は、第2の実施の形態にかかる飛行体のシステム構成を示すブロック図である。 図7は、焼却炉の壁面における付着物の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、飛行体ユニットおよび点検システムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態にかかる点検システムの構成を示すシステム構成図、図2は飛行体による焼却炉の点検動作例を示す図である。図1に示すように、点検システム100は、飛行体ユニット1と、情報処理装置2とを備える。
情報処理装置2は、一般的なOS(Operating System)等が搭載された情報処理装置(コンピュータ)により実現できる。情報処理装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどである。
飛行体ユニット1は、飛行体10と、コントローラ20とを有する。コントローラ20は、遠隔操縦により飛行体10を飛行させるものである。なお、飛行体10は、詳細は後述するが、カメラ14(図3参照)から出力された画像に基づく自動飛行も可能である。
飛行体10は、カメラ14(図3参照)を備え、煙突、焼却炉、トンネル等のようなGPS電波が届かない構造体の内部空間を遠隔操縦されることによって、内部空間を飛行しながら周囲を撮像し、その状況を点検する。本実施の形態においては、図2に示すように、GPS電波が届かない構造体として燃焼装置である焼却炉50を適用する。なお、GPS電波が届かない構造体は、焼却炉50に限るものではなく、トンネル、煙突、地下施設、坑道等であってもよい。
例えば、焼却炉50は、経年により、内壁に付着物がこびりついたり、内壁にクラックが生じたり、内壁の耐火材が破損したりする。このため、焼却炉50の管理者は、焼却炉50の内部空間を形成する内壁の点検を定期的に行って、異常箇所の補修(付着物の除去やクラックの補修など)を行なう必要がある。
図2においては、飛行体10が、焼却炉50外部の任意の位置にある離陸地点(G0)を離陸して、下部マンホール56を経由して焼却炉50内部へ移動し、焼却炉50内の内部空間において位置決めされながら内部空間の状況を点検している状態を示している。焼却炉50は、温度計51、圧力計52、通気口53,54、耐火物境界55、下部マンホール56、上部マンホール57などの、基準地点からの高度差および大きさが既知である基準構造物を有している。本実施の形態では、これらの基準構造物が、垂直の焼却炉50の内壁面上に存在するものとする。また、基準地点を後述する下部マンホールセンター56aとする。
耐火物境界55は、焼却炉50の内部の耐火物の境界を示す。下部マンホール56、上部マンホール57は、それぞれ焼却炉50の点検に用いるマンホールである。下部マンホール56の中心は、下部マンホールセンター56aとする。
飛行体10は、カメラ14(図3参照)を搭載している。飛行体10は、コントローラ20から遠隔操作指示を受信した場合に、その指示に基づいて飛行およびカメラ14による撮像を行なう。飛行体10は、カメラ14によって撮像した画像をコントローラ20に随時送信する。コントローラ20は、飛行体10から受信した画像を情報処理装置2に送信する。これにより、点検者は、飛行体10のカメラ14により撮像された画像を情報処理装置2で確認することにより、焼却炉50の内部空間の異常箇所である対象物58(付着物やクラックなど)を把握することが可能となる。
また、情報処理装置2は、飛行体10の遠隔操作を行なうこともできる。コントローラ20は、情報処理装置2から飛行体10に対する遠隔操作指示を受信した場合に、該遠隔操作指示を飛行体10に転送する処理を行なう。このため、飛行体10は、情報処理装置2が必要と判断した箇所を柔軟に撮像することができる。
次に、飛行体10のシステム構成について説明する。
図3は、飛行体10のシステム構成を示すブロック図である。図3に示すように、飛行体10は、駆動部11、バッテリ11a、バッテリ監視部11b、超音波センサ12a、12b、無線通信部13、カメラ14、画像処理部15、制御部16、気圧高度計測部17、ジャイロセンサ18、記憶部19を有する。
駆動部11は、1または複数のプロペラ等を有し、飛行体10を浮上させ、任意の方向に移動可能とするためのユニットである。この駆動部11は、制御部16からの指示に基づいて動作し、動力源としてバッテリ11aに蓄えられた電力を使用する。バッテリ11aの電力残量は、バッテリ監視部11bにより監視され、制御部16に出力される。
超音波センサ12a、12bは、対象物までの距離を検出する。本実施の形態においては、超音波センサ12a、12bは、焼却炉50の内壁および天井までの距離を検出する。より詳細には、超音波センサ12aは、飛行体10の水平方向、および超音波センサ12bは飛行体10の上方向に向けて超音波を発射し、各々該超音波の反射波を受信するまでに要する時間から、焼却炉50の内壁および天井までの距離を検出する。制御部16は、超音波センサ12a、12bにより検出された内壁および天井までの距離が閾値以下となった場合には、該方向へのこれ以上の進行を規制する。超音波センサ12a、12bが検出した距離は、後述する無線通信部13を介して、コントローラ20、およびコントローラ20を介して情報処理装置2へ送信される。
無線通信部13は、コントローラ20、およびコントローラ20を介して情報処理装置2と無線通信を行なうための通信インタフェースである。無線通信部13は、コントローラ20、またはコントローラ20を介した情報処理装置2から、遠隔操作指示を受信する。また、無線通信部13は、カメラ14が撮像した画像と、後述するカメラ14の撮像方向(角度)と、超音波センサ12a、12bが検出した距離と、後述する制御部16が推定した飛行体10の基準地点(P0)からの高度差を、コントローラ20、およびコントローラ20を介して情報処理装置2へ送信する。
カメラ14は、飛行体10の周囲を撮像する撮像手段である。カメラ14は、コントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2からの遠隔操作指示により撮像方向(角度)を自由に変更できる雲台を介して、飛行体10に固定されている。カメラ14は、撮像した画像および撮像方向(角度)を、無線通信部13によりコントローラ20、およびコントローラ20を介して情報処理装置2に送信するとともに、画像処理部15に出力する。
気圧高度計測部17は、気圧を検知して高度を計測する手段である。気圧高度計測部17は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いた容量性検知方式のMEMS気圧センサを用い、±5cm(±0.005hPa)の高度変化を正確に測定でき、基準とする気圧と高度の関係に基づいて、検知した気圧に対応する高度を出力する。なお、気圧高度計測部17とカメラ14とは、飛行体10の姿勢が水平のとき、それぞれの高度が同じとなるように、飛行体10の同一水平面上に設置されている。
ジャイロセンサ18は、物体の角度(姿勢)や角速度あるいは角加速度を検出する。本実施の形態においては、ジャイロセンサ18は、飛行体10の姿勢情報(角度)を検出する。ジャイロセンサ18は、検出した飛行体10の姿勢情報(角度)を制御部16に送信し、制御部16は、受信した該姿勢情報(角度)に基づいて、飛行体10が所定の姿勢となるよう、駆動部11を制御する。たとえば、焼却炉50の内部空間を点検するためにカメラ14によって飛行体10の周囲を撮像する際には、飛行体10の姿勢が水平を保つように駆動部11を制御する。
画像処理部15は、カメラ14から出力された画像に対して画像処理を行なう処理部である。画像処理部15は、例えば、自動飛行の場合、カメラ14が時系列に撮像した複数の画像とその撮像方向(角度)の情報を用いて、撮像した対象物に対する飛行体10の相対的な移動方向や移動速度を算定し、制御部16に出力する。
制御部16は、無線通信部13がコントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2から受信した遠隔操作指示、または画像処理部15の出力を用いて、飛行体10の飛行を制御する処理部である。制御部16は、例えば無線通信部13がコントローラ20またはコントローラ20を介して情報処理装置2から機体を離陸させる遠隔操作指示を受信した場合に、駆動部11の駆動を開始し、飛行体10を、初期位置である離陸地点(G0)の上方に浮上(離陸)させる。
制御部16は、飛行体10を浮上させた後、焼却炉50の内部空間の内壁および天井面の点検を行なう。すなわち、制御部16は、飛行体10を浮上させた後、焼却炉50の内部空間の異常箇所を探索する飛行制御動作を行なう。
具体的には、制御部16が無線通信部13を介してコントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2から、カメラ14を所定の撮像方向(角度)へ向けて、上方向へ移動するよう遠隔操作指示を受信した場合、指示された撮像方向(角度)を向くようにカメラ14を制御するとともに、飛行体10が上昇飛行するように駆動部11を制御する。また、制御部16は、例えば自動飛行において、無線通信部13、コントローラ20を介して情報処理装置2から、対象物を撮像しながら一定の速度で上方向へ移動するよう遠隔操作指示を受信した場合に、画像処理部15の出力を基に速度を一定に保ちながら上昇飛行するように、駆動部11を制御する。
本実施の形態の制御部16は、高度推定手段161と、構造物検出手段162と、距離方向算出手段163と、高度補正値算出手段164と、撮像方向制御手段165と、を備える。
また、制御部16は、超音波センサ12a、12bが検出した距離、カメラ14の撮像方向(角度)、高度推定手段161が推定した飛行体10の基準地点(P0)からの高度差を、無線通信部13を介して、コントローラ20、およびコントローラ20を介して情報処理装置2へ送信する。
図4は、制御部16の各部の機能動作を示す図である。高度推定手段161は、気圧高度計測部17が計測した飛行体10の現在地点(P1)の高度と、後述する高度補正値とに基づいて、基準地点(P0)から飛行体10の現在地点(P1)までの高度差(HD)を推定する。
構造物検出手段162は、カメラ14が現在地点(P1)で撮像した画像から、基準地点(P0)からの高度差(HM)および大きさが既知である基準構造物(M)を検出する。基準構造物としては、焼却炉50の温度計51、圧力計52、通気口53,54、耐火物境界55、下部マンホール56、上部マンホール57などが挙げられる。それぞれの基準構造物(M)の、基準地点(P0)からの高度差(HM)および大きさは、記憶部19に記憶されている。
構造物検出手段162は、カメラ14が基準構造物(M)と考えられる構造物を撮像したとき、後述する距離方向算出手段163が該基準構造物(M)までの距離と方向を算出する。さらに、算出した距離と方向、および高度推定手段161が推定した飛行体10の基準地点(P0)からの高度差とに基づいて、記憶部19に記憶されている基準構造物(M)の情報から基準構造物(M)の情報を検索し、その大きさ情報を取得する。
次に、構造物検出手段162は、記憶部19から取得した基準構造物(M)の大きさ情報と、カメラ14が撮像した画像に基づいて算出した基準構造物(M)の大きさとを比較し、基準構造物(M)を特定する。
具体的には、構造物検出手段162は、カメラ14が撮像した画像上の基準構造物(M)の垂直方向の大きさをr(pixel)、カメラ14のレンズの焦点距離をf(pixel)、カメラ14の撮像方向(角度)を水平面に対して上方向にα、超音波センサ12aが検出した飛行体10の水平方向の対象物(壁)までの距離をLU(m)として、カメラ14が撮像した画像に基づいて推定した基準構造物(M)の垂直方向の大きさR’(m)を、以下の数式(1)によって算出する。
R’=(LU・r)/(f・cosα) ・・・(1)
構造物検出手段162は、算出した基準構造物(M)の垂直方向の大きさR’と、記憶部19から取得した基準構造物(M)の大きさ情報Rとに基づいて、カメラ14が撮像した画像に映る基準構造物(M)を特定し、検出する。
距離方向算出手段163は、構造物検出手段162が基準構造物(M)を検出したとき、超音波センサ12aが検出した飛行体10から対象物(壁)までの水平距離と、カメラ14の撮像方向(角度)とに基づいて、飛行体10から基準構造物(M)までの距離と方向を算出する。具体的には、超音波センサ12aが検出した飛行体10の水平方向の対象物(壁)までの距離をLU(m)、カメラ14の撮像方向(角度)がαのとき、距離(LM)は以下の数式(2)によって算出し、方向は撮像方向(角度)と等しいαとする。
LM=LU/cosα ・・・(2)
高度補正値算出手段164は、構造物検出手段162が基準構造物(M)を検出したときの、距離方向算出手段163が算出した基準構造物(M)までの距離と方向、および記憶部19に記憶された、検出された基準構造物(M)の基準地点(P0)からの高度差(HM)に基づいて、飛行体10の基準地点(P0)からの高度差(HD’)を算出し、該算出した高度差(HD’)と、気圧高度計測部17が計測した高度(H)の差分に基づいて、高度補正値(ΔHD)を算出する。
具体的には、構造物検出手段162が、基準地点(P0)からの高度差がHM(m)の基準構造物(M)を検出したときの、飛行体10から水平方向の対象物(壁)までの距離をLU(m)、撮像方向(角度)を水平面から上方向にαとすると、飛行体10の基準地点(P0)からの高度差HD’(m)は、以下の数式(3)で算出することができる。
HD’=HM-LU・tanα ・・・(3)
算出した高度差(HD’)に基づいて、気圧高度計測部17が計測した高度(H)を補正する高度補正値(ΔHD)は、次の数式(4)で算出することができる。
ΔHD=H-HD’ ・・・(4)
そして、高度推定手段161は、高度補正値算出手段164が算出した高度補正値(ΔH)に基づいて、気圧高度計測部17が計測した高度(H)を補正して、飛行体10の現在地点(P1)の基準地点(P0)からの高度差(HD)を次の数式(5)を用いて推定する。
HD=H+ΔHD ・・・(5)
また、制御部16は、バッテリ監視部11bから出力された電力残量が閾値を下回った場合には、飛行体10を離陸地点(G0)まで移動させて、離陸地点(G0)に着陸させる制御を行なう。また、制御部16は、コントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2から帰投指示を受信した場合にも、飛行体10を離陸地点(G0)まで移動させて、離陸地点(G0)に着陸させる制御を行なう。
次に、飛行体ユニット1による焼却炉50の点検動作について説明する。
下部マンホール56から導入される飛行体10は、最初に離陸地点(G0)に置かれる。離陸地点(G0)は、下部マンホール56等を経由して焼却炉50の外部から内部へ飛行体10が飛行進入可能な場合は、焼却炉50の外側の任意の位置としてよい。また、点検の状況に応じて、離陸地点(G0)を焼却炉50内部の任意の位置としてもよい。コントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2から、遠隔操作指示により、飛行体10を離陸地点(G0)から離陸させ、焼却炉50の内部の点検開始位置まで飛行体10を飛行させる。
このとき、飛行体10が焼却炉50の内部に進入したら、コントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2からの遠隔操作指示により、気圧高度計測部17および高度補正値のゼロ設定を行なう。ゼロ設定とは、その時点で気圧高度計測部17が検知した気圧に対応する計測高度を0mに設定する初期値設定操作である。この時点では、まだカメラ14により基準構造物が撮像されていないため、高度補正値ΔHが算出されず不定であり、また高度推定手段161は高度差HDを推定できないので、高度差HDも不定である。
この後、飛行体10は、コントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2からの遠隔操作指示により、焼却炉50の内部空間を上昇飛行または下降飛行し、上昇飛行中および下降飛行中に、カメラ14によって焼却炉50の内壁および天井面を撮影する。
飛行体10の上昇飛行と下降飛行は、高度推定手段161による飛行体10の基準地点(P0)からの高度差の推定と、超音波センサ12a、12bによって飛行体10が焼却炉50の内壁および天井面に接触しないように焼却炉50の内壁および天井面との間隔を計測しながら行なわれる。
飛行体10は、カメラ14が撮像した画像とともに、カメラ14の撮像方向(角度)、その撮影時点での高度推定手段161が推定した基準地点(P0)からの高度差、超音波センサ12a、12bが検出した焼却炉50の内壁までの距離を、コントローラ20、およびコントローラ20を介して情報処理装置2へ送信する。情報処理装置2は、受信したこれらの情報を、図示しない点検者が確認するための表示手段に表示する。点検者は、情報処理装置2の表示手段に映るこれらの情報から、点検対象の異常箇所の有無とその位置(基準地点(P0)からの高度差)を確認することができる。
このように、本実施の形態によれば、GPS電波が届かない構造体の内部空間を遠隔操縦飛行する飛行体の飛行高度の検知誤差をできる限り少なくし、構造体の内壁および天井面の点検の結果として、異常箇所の正確な位置を把握することができる。
そして、目視点検では確認できなかった部分の確認が行え、点検を効率化することができるようになる。
ここで、図5(a)は計測例を示す図である。図5(a)は、焼却炉50の前壁に沿って、飛行体10を上昇飛行および下降飛行させたときの、カメラ14が撮像した構造物と、その撮像時に気圧高度計測部17が計測した高度Hと、構造物検出手段162が検出した基準構造物の高さ情報に基づいて高度補正値算出手段164が算出した高度補正値ΔHと、高度推定手段161が高度補正値を用いて算出した基準地点(P0)から飛行体10までの高度差HDを示している。なお、この計測例では、カメラ14の撮像方向(角度)(α)は0°(水平)である。
また、図5(b)は記憶部19に記憶された基準構造物の基準地点(P0)からの高度差と大きさ(垂直方向)の例を示す図である。この例では、基準構造物として、下部マンホール56、通気口53、耐火物境界55について、それぞれの基準地点(P0)からの高度差と大きさが記憶されている。
図5(a)の(0)に示すとおり、飛行体10がコントローラ20、またはコントローラ20を介して情報処理装置2からゼロ設定の遠隔操作指示を受信すると、気圧高度計測部17が、その時点で検知した気圧と対応づけて測定高度Hを0mに設定するとともに、高度補正値ΔHを0mに設定する。この時点で、高度推定手段161は高度差HDを0mと推定する。
図5(a)の(1)に示すとおり、カメラ14が下部マンホール56を撮像したとき、気圧高度計測部17が計測した高度Hは2.9mである。このとき、構造物検出手段162は、記憶部19を参照して基準構造物である下部マンホール56を検出し、高度補正値算出手段164は、記憶部19に記憶された下部マンホール56の基準地点(P0)からの高度差が0mであることに基づいて、飛行体10の高度差HD’を0m、高度補正値ΔHのあるべき値を-2.9mと算出し、現在の高度補正値ΔHの0mを-2.9mに更新する。高度推定手段161は、更新された高度補正値ΔH(-2.9m)に基づいて、飛行体10の基準地点(P0)からの推定高度差HDを0mと算出する。
図5(a)の(2)に示すとおり、カメラ14が通気口53を撮像したとき、気圧高度計測部17が計測した高度Hは4.4mである。このとき、構造物検出手段162は、記憶部19を参照して基準構造物である通気口53を検出し、高度補正値算出手段164は、記憶部19に記憶された通気口53の基準地点(P0)からの高度差が1.5mであることに基づいて、飛行体10の高度差HD’を1.5m、高度補正値ΔHのあるべき値を-2.9mと算出し、現在の高度補正値ΔHの-2.9mを更新しない。高度推定手段161は、現在の高度補正値ΔHに基づいて、飛行体10の基準地点(P0)からの推定高度差HDを1.5mと算出する。
また、図5(a)の(4)に示すとおり、カメラ14が耐火物境界55を撮像したとき、気圧高度計測部17が計測した高度Hは11.6mである。このとき、構造物検出手段162は、記憶部19を参照して基準構造物である耐火物境界55を検出し、高度補正値算出手段164は、記憶部19に記憶された耐火物境界55の基準地点(P0)からの高度差が8.5mであることに基づいて、飛行体10の高度差HD’を8.5m、高度補正値ΔHのあるべき値を-3.1mと算出し、現在の高度補正値ΔHの-2.9mを-3.1mに更新する。高度推定手段161は、更新された高度補正値ΔH(-3.1m)に基づいて、飛行体10の基準地点(P0)からの推定高度差HDを8.5mと算出する。
その後、飛行体10が上昇飛行から折り返し下降飛行に移り、カメラ14で構造物を撮像しながら下降飛行する。この場合においても、同様に構造物検出手段162が基準構造物を検出したとき(図5(a)の(5)、(7))、高度補正値算出手段164が高度補正値ΔHを更新し、その高度補正値ΔHと気圧高度計測部17が計測した高度Hとに基づいて、高度推定手段161が推定高度差HDを算出する。
このようにして飛行体10の推定高度差HDを補正することにより、コントローラ20および情報処理装置2は、飛行体10からカメラ14の撮像した画像とともに受信する撮像方向(角度)、および推定高度差HDの情報に基づいて、対象物58の位置を把握することができる。具体的には、上昇飛行時において、カメラ14が撮像した画像に対象物58が映った時(図5(a)の(3))、同時に受信したカメラ14の撮像方向(角度)が0°、飛行体10の基準地点(P0)から推定高度差HDが4.1mとの情報を受信する。また、下降飛行時において、カメラ14が撮像した画像に対象物58が映った時(図5(a)の(6))、同時に受信したカメラ14の撮像方向(角度)が0°、飛行体10の基準地点(P0)から推定高度差HDが4.5mとの情報を受信する。
また、情報処理装置2は、飛行体10から受信した、カメラ14の撮像した画像、撮像方向(角度)、および推定高度差HDの情報に基づいて、異常箇所(付着物やクラック)である対象物58に係る点検報告書を作成することができる。図5(c)は、情報処理装置2において作成される点検報告書の例である。この例のように、点検報告書には、撮像された対象物58の画像、およびその位置が表示される。そして、対象物58の位置は、飛行体10から受信した撮像方向(角度)および推定高度差HDの情報に基づいて算出される。具体的には、情報処理装置2は、飛行体10の上昇飛行時および下降飛行時において、カメラ14が撮像した画像に対象物58が映った時(図5(a)の(3)および(6))に受信した、カメラ14の撮像方向(角度)0°、飛行体10の基準地点(P0)からの推定高度差HDの4.1m(上昇時)および4.5m(下降時)の情報から、対象物58の基準地点(P0)からの高さを、4.1m(上昇飛行時)と4.5m(下降飛行時)の平均値4.3mと算出し、点検報告書に表示する。
なお、本実施の形態においては、飛行体10の制御部16が、高度推定手段161と、構造物検出手段162と、距離方向算出手段163と、高度補正値算出手段164と、撮像方向制御手段165とを備えるようにしたが、これに限るものではなく、コントローラ20がそれらの一部または全部を備えるものであってもよい。
また、飛行体ユニット1が、高度推定手段161と、構造物検出手段162と、距離方向算出手段163と、高度補正値算出手段164と、撮像方向制御手段165と、を備えるものに限るものではなく、情報処理装置2がそれらの一部または全部を備えるものであってもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、非接触式の3Dスキャナを備えるようにした点が、第1の実施の形態と異なる。以下、第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態と異なる箇所について説明する。
ここで、図6は第2の実施の形態にかかる飛行体10のシステム構成を示すブロック図である。図6に示すように、飛行体10は、駆動部11、バッテリ11a、バッテリ監視部11b、超音波センサ12、無線通信部13、カメラ14a(第1の実施の形態におけるカメラ14に相当)、画像処理部15、制御部16、気圧高度計測部17、ジャイロセンサ18、記憶部19に加え、非接触式の3Dスキャナ14bを有する。
3Dスキャナ14bは、焼却炉50の壁面へ光を照射しその反射光を検出することで、対象物の形状を表す3次元スキャンデータ(点群および面データ)を取得し出力する。
そして、制御部16は、3Dスキャナ14bから得られた3次元スキャンデータ(点群および面データ)を、無線通信部13、コントローラ20を介して、情報処理装置2へ送信する。情報処理装置2では、付着物計測手段2aが、受信した3次元スキャンデータ(点群および面データ)に基づいて、焼却炉50の内壁に付着する付着物の範囲および付着物の高さを計測する。付着物計測手段2aは、情報処理装置2において画像処理ソフトウェアおよび3Dビューワを実行させることにより、その機能を実現することができる。具体的には、画像処理ソフトウェアが受信した3次元スキャンデータ(点群及び面データ)を取り込み処理した後、3Dビューワ(例えばAUTODESK社のNAVISWORKS(登録商標)等)によって、情報処理装置の図示しない表示手段に、焼却炉50の内壁に付着する付着物の形状を、立体モデルで再現表示するとともに、その3Dビューワの計測機能を用いて、立体モデル上で任意にピックアップした2点間の3次元距離を表示することができる。
ここで、図7は、焼却炉50の内壁における付着物の一例を示す図である。図7に示すように、本実施の形態によれば、焼却炉50の壁面における付着物の範囲および付着物の高さ(HF)を計測することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 飛行体ユニット
2 情報処理装置
2a 付着物計測手段
10 飛行体
11 駆動部
11a バッテリ
11b バッテリ監視部
12a、12b 超音波センサ
13 無線通信部
14,14a カメラ
14b 3Dスキャナ
15 画像処理部
16 制御部
17 気圧高度計測部
18 ジャイロセンサ
19 記憶部
20 コントローラ
50 焼却炉
51 温度計
52 圧力計
53,54 通気口
55 耐火物境界
56 下部マンホール
56a 下部マンホールセンター
57 上部マンホール
100 点検システム
161 高度推定手段
162 構造物検出手段
163 距離方向算出手段
164 高度補正値算出手段
165 撮像方向制御手段

Claims (7)

  1. 飛行体を飛行させる飛行体ユニットであって、
    前記飛行体に設けられ、該飛行体の周囲を撮像する撮像手段と、
    前記飛行体に設けられ、気圧に基づいて高度を計測する気圧高度計測手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像から、基準地点からの高度差が既知である基準構造物を検出する構造物検出手段と、
    前記構造物検出手段が前記基準構造物を検出したときの前記飛行体から前記基準構造物までの距離と方向を算出する距離方向算出手段と、
    前記距離方向算出手段が算出した、前記飛行体から前記基準構造物までの距離と方向、および前記基準構造物の前記基準地点からの高度差に基づいて、前記飛行体の前記基準地点からの高度差を算出し、該算出した高度差と、前記気圧高度計測手段が計測した高度の差分から高度補正値を算出する、高度補正値算出手段と、
    前記高度補正値算出手段が算出した前記高度補正値に基づいて、前記気圧高度計測手段が計測した高度を補正して、前記飛行体の前記基準地点からの高度差を推定する高度推定手段と、
    を備えたことを特徴とする飛行体ユニット。
  2. 前記距離方向算出手段は、前記撮像手段の撮像方向を考慮して、前記基準構造物までの距離と方向を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行体ユニット。
  3. 前記飛行体は、GPS(Global Positioning System)電波が届かない構造体の内部空間を飛行する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の飛行体ユニット。
  4. 前記飛行体は、燃焼装置の内部空間を飛行する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の飛行体ユニット。
  5. 飛行体を飛行させる飛行体ユニットと、情報処理装置と、を備える点検システムにおいて、
    前記飛行体に設けられ、該飛行体の周囲を撮像する撮像手段と、
    前記飛行体に設けられ、気圧に基づいて高度を計測する気圧高度計測手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像から、基準地点からの高度差が既知である基準構造物を検出する構造物検出手段と、
    前記構造物検出手段が前記基準構造物を検出したときの前記飛行体からの前記基準構造物までの距離と方向を算出する距離方向算出手段と、
    前記距離方向算出手段が算出した、前記飛行体から前記基準構造物までの距離と方向、および前記基準構造物の前記基準地点からの高度差に基づいて、前記飛行体の前記基準地点からの高度差を算出し、該算出した高度差と、前記気圧高度計測手段が計測した高度の差分から高度補正値を算出する、高度補正値算出手段と、
    前記高度補正値算出手段が算出した前記高度補正値に基づいて、前記気圧高度計測手段が計測した高度を補正して、前記飛行体の前記基準地点からの高度差を推定する高度推定手段と、
    を備えたことを特徴とする点検システム。
  6. 前記距離方向算出手段は、前記撮像手段の撮像方向を考慮して、前記基準構造物までの距離と方向を算出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の点検システム。
  7. 対象物へ光を照射しその反射光を検出することで対象物の形状を表す3次元スキャンデータ(点群および面データ)を出力する3Dスキャナと、
    前記3Dスキャナから出力された前記3次元スキャンデータ(点群および面データ)に基づいて、前記対象物に対する付着物の範囲および付着物の高さを計測する付着物計測手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5または6に記載の点検システム。
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