JP7025026B2 - 論理信号検出装置及び論理信号検出方法 - Google Patents

論理信号検出装置及び論理信号検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、論理信号検出装置及び論理信号検出方法に関する。
各種のコンピュータ機器の内部では部材間もしくは他の機器と高速でデータを送信するために差動線路対が用いられ、差動信号回路が形成されていることがある。1個の差動線路対では、データの送信と受信を一対一に対応付けられる。差動信号対の各組は、レーンとも呼ばれる。レーンを増加させることで、データの伝送容量を容易に増加させることができる。
他方、差動信号回路の設計において、データの伝送品質を確保するためには、多くの設計ルールが規定されることがある。このことは、設計や評価に多くの作業が費やされる原因となる。これらの作業には、例えば、伝送されるデータの正常性の確認が含まれる。確認項目には、例えば、論理信号確認、アイパターン解析などの項目がある。論理信号確認では、回路上で伝送されるデータで表されるプロトコルが検証される。アイパターン解析では、伝送されるデータの波形が所定の規格に従っているか検証される。
特開2012-13456号公報 特開昭63-234228号公報
しかしながら、論理信号確認のためには差動信号回路の信号線に直接プローブを接続することを要していた。そのため、測定者には高度なスキルや十分な作業時間の確保が要求されていた。また、データの正常性の確認において、測定者は専用のプローブに接続された広帯域のオシロスコープを用いるために、プローブを測定対象の基板にはんだ付け固定する必要がある。はんだ付けにより、被検査物である差動線路対のインピーダンスが変化してしまう。この変化は、観測すべき論理信号の波形に影響を与える原因となりうる。
この点、特許文献1には、先端が電磁界の検出部とされる電磁界プローブについて記載されている。当該電磁界プローブでは、検出部から延在する第1の信号線と、第1の信号線の延在方向に沿って絶縁物を介して形成された第1の設置導体とを有する第1の伝送線と、第1の伝送線に設けられた第1の伝送線のコモン電流の出力を遮断するコモン電流遮断機構と、第1の接地導体の検出部とコモン電流遮断機構との間の部位に一端を接続して延在する第2の信号線を有する第2の伝送線とを含み、第1の信号線の他端が第1の出力部とされ、第2の信号線の他端が第2の出力部とされる。当該電磁界プローブは、短時間で容易に所期の電磁界検知を実現することを目的とする。
特許文献2には、電磁変換特性測定方法について記載されている。当該電磁変換特定測定方法は、電磁記録媒体の1トラックの領域内に所定の周波数の第1の信号と当該第1の信号より高い所定の周波数の第2の信号を交互に記録した後、その再生出力を得るようにしたことを特徴とする。当該電磁変換特性測定方法は、磁気記録媒体の電磁変換特定を測定するものである。
特許文献1、2に記載の手法では、差動信号回路の論理信号確認にそのまま適用することは考慮されていなかった。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたものであり、差動信号回路の信号線を流れる論理信号の確認をより簡便にすることができる論理信号検出装置及び論理信号検出方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、論理信号検出装置は、磁性体を含んで構成され、周回した芯材と、前記芯材に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流であって、前記芯材の開口部を通過する電界の極性の変化により前記芯材に生じた磁界の変動に応じた電流の極性の反転から次の前記反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を、差動線路対に伝送される論理信号として検出する論理信号検出部と、前記電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、を備え、前記論理信号検出部は、前記電流電圧変換部が変換した電圧である変換電圧が所定の電圧の閾値を超えるか否かを検出する検出部と、前記変換電圧が前記閾値を超えるごとに、前記第1の電圧と前記第2の電圧を交互に繰り返す信号を前記論理信号として生成する論理回路と、を備えることを特徴とする。
また本発明の第2の態様によれば、磁性体を含んで構成され、周回した芯材を備える論理信号検出装置における論理信号検出方法であって、前記論理信号検出装置が、前記芯材に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流であって、前記芯材の開口部を通過する電界の極性の変化により前記芯材に生じた磁界の変動に応じた電流を検出する第1のステップと、前記電流の極性の反転から次の前記反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を、差動線路対に伝送される論理信号として検出する第2のステップと、前記電流を電圧に変換する第3のステップと、を有し、前記第2のステップは、前記第3のステップにより変換された電圧である変換電圧が所定の電圧の閾値を超えるか否かを検出するステップと、前記変換電圧が前記閾値を超えるごとに、前記第1の電圧と前記第2の電圧を交互に繰り返す信号を前記論理信号として生成するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、差動信号回路に接近させることで差動信号回路を流れる論理信号を検出することができる。
これにより差動信号回路の論理信号確認をより簡便にするという効果が得られる。
本発明の実施形態に係る信号検出装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る信号検出装置の構成例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る信号検出装置の動作原理を説明するための第1の説明図である。 本発明の実施形態に係る信号検出装置の動作原理を説明するための第2の説明図である。 導線に生ずる電流、検出された論理信号の例を示す図である。 検出された論理信号の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る信号検出装置の動作例を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る論理信号検出部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る論理信号検出部の動作例を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る信号検出装置の最小構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る信号検出装置を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る信号検出装置1の構成例を示す斜視図である。
図2は、図1に記載のC-C’線に平行な面を断面とする断面図である。
本実施形態に係る信号検出装置1は、芯材12、導線16、電流電圧変換部20及び論理信号検出部22を含んで構成される。但し、基板32と、基板32の表面上に配置された差動線路対34は、信号検出装置1の構成には含まれない。
なお、基板32は、各種の部材が配置されるプリント基板である。差動線路対34は、所定の入出力規格に従って生成された論理信号を伝送する。差動線路対34は、差動線路、差動信号線路、差動伝送線路、差動伝送路などとも呼ばれる。入出力規格は、例えば、SAS(登録商標)(Serial Access SCSI:Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)、SATA(Serial ATA:Advanced Technology Attachment)、PCI(Peripheral Computer Interconnect)、PCIe(登録商標)(PCI Express(登録商標))などのいずれであってもよい。
芯材12は、磁性体を含み、一連の磁性体はある平面に平行に周回してなる。周回した磁性体により、開口部を有する磁路が形成される。芯材12の材質として、例えば、鉄、コバルト、ニッケルもしくはこれらの合金、フェライトなどの強磁性体を含んで構成される。
芯材12は、一連の磁路を形成していれば、その表面が塩化ビニル、ポリエチレンなどの絶縁体で覆われていてもよい。芯材12は、導線16の一部が巻きつけられなるコイル14に覆われる。芯材12には、コイル14をなす導線16と直接接触せず、導線16との間に絶縁体が挟まれていてもよい。導線16の表面は、エナメルなどの絶縁体で被覆され、ある部位と他の部位との接触ならびに芯材12との接触が回避されていてもよい。
図1に示す例では、芯材12の形状は円環体である。円環体は、形状が円である断面を有し、その円を通過しない回転軸の周りに回転させて得られる3次元の回転体である。見方を変えれば、円環体は、回転軸を中心とする開口部と、その開口部の周りに円環部を有する。芯材12は、開口部を取り巻く円環部の幅よりも開口部の半径の方が十分に大きい形状を有する。かかる構成により、線路34Pと線路34Nの間に生ずる電界を遮蔽せずに芯材12の開口部に効果的に通過させることができる。
なお、芯材12の形状は円環体には限られない。芯材12は、ある1つの平面に沿って周回してなる枠の形状を有し、その形状の枠で囲まれる開口部の径が、その枠を形成する芯材12の幅よりも大きい形状を有していればよい。かかる形状を有する芯材12の開口部は、電界を遮蔽せずに効果的に通過させることができるためである。芯材12の外縁もしくは内縁の形状は、例えば、三角形、四角形又は五角形以上の多角形であってもよい。
また、芯材12は、一対の被検査物の間隔よりも、厚みの方が小さい平べったい形状を有していれば、なお好ましい。厚みは、枠の形状をなす平面の法線方向の幅(もしくは高さ)に相当する。図1、図2に示す例では、芯材12の厚みは、被検査物である差動線路対34を構成し、互いに平行に配置されている線路34Pと線路34Nの間隔よりも小さい。そのため、線路34Pと線路34Nの狭間に、芯材12の周回面を線路34Pと線路34Nの方向に平行かつ線路34P、34Nのそれぞれに接触させずに芯材12を配置させることができる。従って、かかる形状により線路34P、34N間に生ずる電界をより効果的に芯材12の開口部に通過させることができる。
コイル14は、芯材12の一部において導線16の一部を巻き付けてなる。芯材12の周回方向に沿って磁場が生ずるとき、コイル14の断面を磁場が通過する。そのとき、コイル14には電磁誘導による電流が生ずる。
導線16は、導体からなり、コイル14によって生じた電流を流す。導線16には、電流電圧変換部20に接続される。
電流電圧変換部20は、導線16を流れる電流の大きさに比例した電圧(以下、「変換電圧」と呼ぶ)を有する電気信号に変換する。電流電圧変換部20の入力端、出力端には、それぞれ導線16、論理信号検出部22に接続される。電流電圧変換部20は、変換した電気信号の電圧を所定の増幅率で増幅する増幅器を備えていてもよい。電流電圧変換部20は、入力端から入力される電流に対して、出力端から変換した電気信号を論理信号検出部22に出力する。
論理信号検出部22は、電流電圧変換部20から入力される電気信号に基づいて予め定めた第1の電圧Vと第2の電圧Vのうちのいずれか一方を電圧として有する論理信号を検出する二値化回路として構成される。第1の電圧Vは、例えば、0[V]よりも有意に高い所定の正の電圧である。第2の電圧Vは、例えば、0[V]または第1の電圧Vよりも0[V]に近い正の電圧である。論理信号検出部22は、入力端から入力される電気信号に対して、検出した論理信号を出力端から外部に出力する。
論理信号検出部22は、電流電圧変換部20から入力される電気信号が有する変換電圧が所定の電圧の閾値(例えば、0[V])以上であるか否かを検出する検出回路を有する。後述するように、変換電圧が所定電圧の閾値以上に変化する契機又は所定電圧の閾値未満に変化する契機は、導線16を流れる電流の極性の反転に対応する。論理信号検出部22は、変換電圧が所定の電圧の閾値以上となるごとに、信号値が第1の電圧Vと第2の電圧Vと順次繰り返される信号を論理信号として生成する論理回路を有する。以下の説明では、第1の電圧V、第2の電圧Vをそれぞれ、電圧V、電圧Vと呼ぶことがある。なお、本願では、電圧とは、所定の基準電位(例えば、接地電位)との電位差、電位、またはそれらの値を意味することがある。
(動作原理)
次に、本実施形態に係る信号検出装置1の動作原理について説明する。
図3、図4は、それぞれ本実施形態に係る信号検出装置1の動作原理を説明するための説明図である。但し、電流電圧変換部20および論理信号検出部22の図示が省略されている。また、線路34Pと線路34Nからなる差動線路対に電圧として電圧V、電圧Vのいずれかを有する論理信号が伝送される場合を例にしている。線路34Pを流れる信号の電圧が電圧V、電圧Vであるとき、線路34Nを流れる信号の電圧は、それぞれ電圧V、電圧Vとなる。
図3は、時刻tにおいて線路34Pを流れる信号の電圧が電圧Vから電圧Vに切り替わる場合を例示する。このとき、線路34Nを流れる信号の電圧が電圧Vから電圧Vに切り替わる。そのため、線路34Pと線路34Nの間に生じる電界の方向は、線路34Nから線路34Pの方向から、線路34Pから線路34Nの方向に反転する。ここで、線路34Nと線路34Pの間隙に平行に芯材12を挿入すると、芯材12の開口部を通過する電界の方向が反転するので、反転後の電界の方向に対して左回り(反時計回り)の方向に流れる磁界が芯材12に生ずる。従って、芯材12に巻き付けられたコイル14には、電磁誘導により磁界の変動に応じた電流が生じ、導線16に発生した電流iが流れる。発生した電流は、時刻tにおいて一時的に正値となり、その直後に負値に極性が反転し、その後、ほぼ0に収束する(図5)。図3に示す例では、電流がコイル14から離れる方向を正値としている。
図4は、時刻tにおいて線路34Pを流れる信号の電圧が電圧Vから電圧Vに切り替わる場合を例示する。このとき、線路34Nを流れる信号の電圧が電圧Vから電圧Vに切り替わる。そのため、線路34Pと線路34Nの狭間に生じる電界の方向は、線路34Pから線路34Nの方向から、線路34Nから線路34Pの方向に反転する。ここで、線路34Nと線路34Pの間隙に平行に芯材12を挿入すると、芯材12の開口部を通過する電界の方向が反転するので、反転後の電界の方向に対して左回りの方向に流れる磁界が芯材12に生ずる。図4に示す例で生ずる磁界の方向は、図3に示す例とは逆の方向となる。従って、芯材12に巻き付けられたコイル14には、電磁誘導により磁界の変動に応じた電流が生じ、導線16に発生した電流iが流れる。発生した電流は、時刻tにおいて一時的に負値となり、その直後に正値に極性が反転し、その後、ほぼ0に収束する(図5)。
図5に示すように、導線16に流れる電流の極性が反転する時刻tから次に極性が反転する時刻tまでの期間は、線路34Pを流れる論理信号の電圧が電圧Vとなる期間に相当する。他方、時刻tを終点とする期間または時刻tを起点とする期間は、線路34Pを流れる論理信号の電圧が電圧Vとなる期間に相当する。
従って、論理信号検出部22は、導線16を流れる電流の極性の反転を逐次に検出し、電流の極性が反転した時刻を起点とし、次に極性が反転した時刻を終点とする期間ごとに、電圧V’として電圧Vと電圧Vを交互に繰り返す信号を論理信号として検出することができる。
例えば、モニタ装置(図示せず)は、論理信号検出部22から出力された論理信号をより長期間連続して採取し、採取した信号の波形を表示する(図6)。表示された波形を視認したユーザは、芯材12を差動線路対34に接近させるだけで、所定の通信プロトコルの信号のパターン(例えば、ACK、READY、など)が差動線路対34で正常に伝送されているか否かを評価することができる。
(動作例)
次に、本実施形態に係る信号検出装置1の動作例について説明する。
図7は、本実施形態に係る信号検出装置1の動作例を説明するための説明図である。
図7に対して上から下に順に、線路34Pに流れる信号の電圧V、線路34Pから線路34Nの間の電界E、芯材12に流れる磁界B、コイル14によって生じ導線16に流れる電流I及び論理信号検出部22で復元された論理信号の電圧V’の例を、それぞれ各段の縦軸に示す。横軸は、いずれも時刻を示す。
第1段に示す電圧Vは、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、電圧Vから電圧Vに、電圧Vから電圧Vに、電圧Vから電圧Vに、電圧Vから電圧Vにそれぞれ変化する。但し、差動線路対34は特性インピーダンスを有するため、電圧Vの時間変化は過渡的である。
第2段に示す電界Eは、電圧Vの変化に応じて、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、負値から正値に、正値から負値に、負値から正値に、正値から負値に変化する。
第3段に示す磁界Bは、電界Eの変化に応じて、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、正のピーク値、負のピーク値、正のピーク値、負のピーク値をとる。
第4段に示す電流Iは、当初は0[A]であるが、磁界Bの変化に応じて、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、正値から負値に極性が変化して0[A]に収束し、負値から正値に極性が変化して0[A]に収束し、正値から負値に極性が変化して0[A]に収束し、負値から正値に極性が変化して0[A]に収束する。
第5段に示す電圧V’は、電流Iの変化に応じて、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、電圧Vから電圧Vに、電圧Vから電圧Vに、電圧Vから電圧Vに、電圧Vから電圧Vに収束するように変化する。
(論理信号検出部)
次に、本実施形態に係る論理信号検出部22の構成例について説明する。
図8は、本実施形態に論理信号検出部22の構成例を示すブロック図である。
電流電圧変換部20は、例えば、反転型電流電圧変換回路を含んで構成される。反転型電流電圧変換回路は、入力される電流に対する出力として、電流値に比例し、極性が反転した極性を有する電圧を示す電気信号を出力する電子回路である。
論理信号検出部22は、AD(Analog-Digital)変換回路222と、論理回路224を含んで構成される。
AD変換回路222は、電流電圧変換部20から入力されるアナログの電気信号を、ディジタルの電気信号に変換し、変換により得られる電気信号を論理回路224に出力する。AD変換回路222は、例えば、入力される電気信号が有する電圧が正値である場合、電圧Vを有する電気信号を論理回路224に出力する。
AD変換回路222は、例えば、入力される電気信号が有する電圧が0[V]又は負値である場合、電圧Vを有する電気信号を論理回路224に出力する。
論理回路224は、3個の入力端A-Cを有する。入力端Aには、AD変換回路222からディジタルの電気信号が入力される。入力端Cには、論理回路224から出力される論理信号が入力される(帰還)。入力端Bには、電流電圧変換部20からアナログの電気信号が入力される。
論理回路224は、例えば、積分回路、整流器、フリップフロップ回路及びサンプルホールド回路(図示せず)を含んで構成される。
積分回路は、電流電圧変換部20から入力端Bを経由して入力されるアナログの電気信号の電圧を積分し、積分して得られる積分値を電圧として有する電気信号をサンプルホールド回路に出力する。積分回路は、入力端Cに入力される論理信号の電圧に入力端Bを経由して入力されるアナログの電気信号の電圧を逐次に加算(累積)して得られる積分値を電圧として有する電気信号を生成する。
整流器は、積分回路から入力される電気信号の電圧が0[V]又は正値である場合、そのままサンプルホールド回路に出力する。整流器は、積分回路から入力される電気信号の電圧が負値である場合、入力される電気信号を遮断する。つまり、整流器は、その場合に、電圧が0[V]である電気信号をサンプルホールド回路に出力する。従って、入力されるアナログの電気信号の電圧が負値となるときでも、論理信号の電圧が0[V]以上に維持され負値となることが回避される。
フリップフロップ回路は、入力端Aから入力されるディジタルの電気信号の電圧が電圧Vをとる状態から電圧Vをとる状態に変化するたびに、入力される電気信号の電圧を順次反転させ(トグル)、電圧を反転させた電気信号をサンプルホールド回路に出力する。ここで、電圧を反転とは、2つの電圧V、Vの一方を他方に変更すること、例えば、電圧Vから電圧Vに変更することを意味する。従って、入力される電気信号の電圧の電圧Vから電圧Vへの反転が2回繰り返されると、フリップフロップ回路は、入力される電気信号と同じ電圧を有する電気信号を出力することになる。
サンプルホールド回路は、フリップフロップ回路から入力されるディジタルの電気信号の電圧が電圧Vであるとき、積分回路から出力される電気信号をそのまま論理信号として出力する。他方、サンプルホールド回路は、フリップフロップ回路から入力されるディジタルの電気信号の電圧が電圧Vであるとき、電圧Vから電圧Vに変更される直前における積分回路から出力される電気信号の電圧を維持し、維持された電圧を有する電気信号を論理信号として出力する。そのため、入力されるアナログの電気信号の電圧が正値となる状態が2回周期で繰り返されるとき、各周期の第1回において正値となるとき積分回路において電圧の積分がなされ、第2回において正値となるときには、積分回路から出力される電気信号の電圧が電圧Vに維持されるので、論理信号の電圧が電圧Vを超えることが回避される。
なお、論理回路224において、フリップフロップ回路、積分回路、サンプルホールド回路および整流器がそれぞれの機能を発揮し、相互に矛盾が生じなければ、一部の部材(例えば、オペアンプ、コンデンサ、抵抗素子)が共用されてもよい。
(動作例)
次に、本実施形態に係る論理信号検出部22の動作例について説明する。
図9は、論理信号検出部22の動作例を説明するための説明図である。
図9に対して上から下に順に、導線16に流れる電流I、電流電圧変換部20で変換された電圧V、AD変換回路222からのディジタル信号の電圧V、論理回路224で復元された論理信号の電圧V’の例を、それぞれ各段の縦軸に示す。横軸は、いずれも時刻を示す。
第1段に示す電流Iは、当初は0[A]であるが、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、正値から負値に極性が変化して0[A]に収束し、負値から正値に極性が変化して0[A]に収束し、正値から負値に極性が変化して0[A]に収束し、負値から正値に極性が変化して0[A]に収束する。
第2段に示す電圧Vは、電流Iと比例した値を有するが極性が逆転している。即ち、電圧Vは、時刻t、t、t、tのそれぞれにおいて、負値から正値に極性が変化して0[A]に収束し、正値から負値に極性が変化して0[A]に収束し、負値から正値に極性が変化して0[A]に収束し、正値から負値に極性が変化して0[A]に収束する。
第3段に示す電圧Vは、電圧Vが正値であるときに電圧Vとなり、電圧Vが0[V]又は負値であるときに電圧V(この例では、0[V])となる。より具体的には、時刻tから時刻t02までの期間、時刻t11から時刻tまでの期間、時刻tから時刻t22までの期間、時刻t31から時刻tまでの期間のそれぞれにおいて、電圧V’は電圧Vとなる。これに対し、時刻tまでの期間、時刻t02から時刻t11までの期間、時刻tから時刻tまでの期間、時刻t22から時刻t31までの期間、時刻t以降の期間のそれぞれにおいて、電圧V’は電圧Vとなる。
第4段に示す電圧V’は、時刻tから時刻t02にかけて電圧V(この例では、0[V])から電圧Vに過渡的に変化し、時刻t02から時刻tまで電圧Vに維持される。電圧V’は、時刻tより、電圧Vから電圧Vに過渡的に変化し、その後、時刻tまで電圧Vに維持される。また、電圧V’は、時刻tから時刻t22にかけて電圧Vから電圧Vに過渡的に変化し、時刻t22から時刻tまで電圧Vに維持される。電圧V’は、時刻tより、電圧Vから電圧Vに過渡的に変化する。
この電圧V’の変化は、時刻tから時刻t02までの期間、時刻tから電圧V’が電圧Vに収束するまでの期間、時刻tから時刻t22までの期間、時刻tから電圧V’が電圧Vに収束するまでの期間のそれぞれにおいて電圧Vが積分されることを示す。他方、電圧Vが負値になった時点から時刻tまでの期間、時刻t11から時刻t22までの期間、電圧Vが再度負値になった時点から時刻tまでの期間、時刻t31から時刻t22までの期間においては、電圧Vは積分されない。
なお、論理信号検出部22は、上記の例とは異なる構成を有していてもよい。例えば、論理信号検出部22の論理回路224は、AD変換回路222から入力されるディジタル信号の電圧Vが電圧Vから電圧Vになるときから、次に電圧Vから電圧Vにとなり、さらに次に電圧Vとなるときまで電圧V’を電圧Vとし、またさらに次に電圧Vが電圧Vになるときまで電圧V’を電圧Vとするという、変化を繰り返す論理信号を生成してもよい。
また、論理回路224は、電流電圧変換部20から入力されるアナログの電気信号の電圧を積分する積分回路と、第1のホールド回路と、第2のホールド回路を備えてもよい。第1のホールド回路は、積分回路から出力される出力信号の電圧が電圧Vを超えるとき、電圧を電圧Vとする電気信号を第2のホールド回路に出力し、積分回路から出力される出力信号の電圧が電圧V以下となるとき、入力される出力信号の電圧と電圧が等しい電気信号を第2のホールド回路に出力する。第2のホールド回路は、第1のホールド回路から出力される出力信号の電圧が電圧V未満となるとき、電圧を電圧Vとする電気信号を論理信号として出力し、第1のホールド回路から出力される電圧が電圧V以上となるとき、入力される出力信号と電圧が等しい電気信号を論理信号として出力する。
これらの構成によっても、導線16を流れる電流の極性の反転から次の極性の反転までの期間ごとに、電圧が電圧Vと電圧Vを交互に繰り返す信号を論理信号として検出することができる。
(最小構成)
次に、本実施形態に係る信号検出装置1の最小構成について説明する。図10は、本実施形態に係る信号検出装置1の最小構成を示す図である。
本実施形態に係る信号検出装置1は、少なくとも芯材12と論理信号検出部22を備えていればよい。芯材12は。磁性体を含んで構成され、周回した磁路をなしていればよい。論理信号検出部22は、芯材12に少なくとも一部が巻き付けられた導線16を流れる電流の極性の反転から次の極性の反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を論理信号として検出できればよい。
(まとめ)
以上に説明したように、本実施形態に係る信号検出装置1は、磁性体を含んで構成され、周回した芯材12を備える。また、信号検出装置1は、芯材12に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流の極性の反転から次の極性の反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧(例えば、電圧V)と所定の第2の電圧(例えば、電圧V)を交互に繰り返す信号を論理信号として検出する論理信号検出部22を備える。
また、信号検出装置1は、導線16を流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換部20を備え、論理信号検出部22は、検出部(例えば、AD変換回路222)と論理回路224を備えてもよい。そして、検出部は、電流電圧変換部20が変換した電圧である変換電圧が所定の電圧の閾値を超えるか否かを検出する。論理回路224は、変換電圧が所定の閾値を超えるごとに、第1の電圧と第2の電圧を交互に繰り返す信号を論理信号として生成してもよい。
また、検出部は、変換電圧が所定の電圧の閾値以上であるとき第1の電圧を有し、変換電圧が所定の電圧の閾値以上でないとき第2の電圧を有するディジタル信号に変換してもよい。論理回路224は、変換されたディジタル信号の電圧が第1の電圧となるごとに、ディジタル信号の電圧を逐次に反転させて反転信号を生成する反転回路と、変換電圧を積分した積分信号を生成する積分回路を備えてもよい。論理回路224は、反転信号の電圧が第1の電圧となるとき、積分信号を出力し、前記反転信号の電圧が第2の電圧となるとき、ディジタル信号の電圧が第2の電圧となる直前における積分信号の電圧を維持した信号を出力するサンプルホールド回路を備えてもよい。また、論理回路224は、サンプルホールド回路から出力される出力信号の電圧が第2の電圧以上であるとき、積分信号を出力し、出力信号の電圧が第2の電圧未満であるとき、第2の電圧を有する信号を出力する整流器を備えてもよい。
これらの構成によれば、芯材12は磁性体が周回した磁路をなすので、被検査物、例えば、差動線路対に近づければ、被検査物を流れる論理信号の電圧が変化するごとに導線16を流れる電流の極性の反転が生ずる。そのため、論理信号検出部22は、電流の極性の反転に応じて電圧が交互に切り替わる信号を論理信号として検出することができる。従って、被検査物に電気的に接触させずに接近させるだけで被検査物を流れる論理信号に対する検査を行うことができる。そのため、検査に係る負荷を低減することができる。これにより被検査物を流れる論理信号確認をより簡便にすることができる。
また、被検査物への接触のためのはんだ付けなどの作業、その接触による被検査物の電気的特性の変化をもたらさないため、より正確に論理信号の状態を検査することができる。
また、芯材12は、1つの平面に沿って周回した枠の形状を有し、枠で囲まれる開口部の径が芯材12の幅よりも大きくてもよい。
この構成によれば、開口部を通過する電界の変化を効率よく捉えることができる。そのため、電界の変化によって芯材12に生じた磁界による誘導電流の極性の反転を確実に検出することができる。
また、芯材12の枠の形状をなす平面の法線方向の厚みが一対の被検査物の間隔よりも小さくてもよい。
この構成によれば、被検査物に接触させずに、一対の被検査物の狭間に芯材12を挿入することができる。そのため、開口部を通過する電界の変化を効率よく捉えることができる。ひいては、電界の変化によって芯材12に生じた磁界による誘導電流の極性の反転を確実に検出することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…信号検出装置、12…芯材、14…コイル、16…導線、20…電流電圧変換部、22…論理信号検出部、222…AD変換回路、224…論理回路

Claims (6)

  1. 磁性体を含んで構成され、周回した芯材と、
    前記芯材に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流であって、
    前記芯材の開口部を通過する電界の極性の変化により前記芯材に生じた磁界の変動に応じた電流の極性の反転から次の前記反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を、差動線路対に伝送される論理信号として検出する論理信号検出部と、
    前記電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、を備え、
    前記論理信号検出部は、
    前記電流電圧変換部が変換した電圧である変換電圧が所定の電圧の閾値を超えるか否かを検出する検出部と、
    前記変換電圧が前記閾値を超えるごとに、前記第1の電圧と前記第2の電圧を交互に繰り返す信号を前記論理信号として生成する論理回路と、
    を備える論理信号検出装置。
  2. 前記検出部は、
    前記変換電圧が前記閾値以上であるとき前記第1の電圧を有し、
    前記変換電圧が前記閾値以上でないとき前記第2の電圧を有するディジタル信号に変換し、
    前記論理回路は、
    前記ディジタル信号の電圧が前記第1の電圧となるごとに、前記ディジタル信号の電圧を逐次に反転させて反転信号を生成する反転回路と、
    前記変換電圧を積分した積分信号を生成する積分回路と、
    前記反転信号の電圧が前記第1の電圧となるとき、前記積分信号を出力し、
    前記反転信号の電圧が前記第2の電圧となるとき、前記ディジタル信号の電圧が前記第2の電圧となる直前における前記積分信号の電圧を維持した信号を出力するサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路から出力される出力信号の電圧が前記第2の電圧以上であるとき、前記積分信号を出力し、
    前記出力信号の電圧が前記第2の電圧未満であるとき、前記第2の電圧を有する信号を出力する整流器と、を備える
    請求項に記載の論理信号検出装置。
  3. 前記芯材は、1つの平面に沿って周回した枠の形状を有し、
    前記枠で囲まれる開口部の径が前記芯材の幅よりも大きい
    請求項1または請求項2に記載の論理信号検出装置。
  4. 磁性体を含んで構成され、周回した芯材と、
    前記芯材に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流であって、
    前記芯材の開口部を通過する電界の極性の変化により前記芯材に生じた磁界の変動に応じた電流の極性の反転から次の前記反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を、差動線路対に伝送される論理信号として検出する論理信号検出部と、を備え、
    前記芯材は、1つの平面に沿って周回した枠の形状を有し、
    前記枠で囲まれる開口部の径が前記芯材の幅よりも大きく、
    前記差動線路対は、互いに平行に配置された一対の線路を備え、
    前記芯材の前記平面の法線方向の厚みが前記一対の線路の間隔よりも小さい
    論理信号検出装置。
  5. 磁性体を含んで構成され、周回した芯材を備える論理信号検出装置における論理信号検出方法であって、
    前記論理信号検出装置が、
    前記芯材に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流であって、
    前記芯材の開口部を通過する電界の極性の変化により前記芯材に生じた磁界の変動に応じた電流を検出する第1のステップと、
    前記電流の極性の反転から次の前記反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を、差動線路対に伝送される論理信号として検出する第2のステップと、
    前記電流を電圧に変換する第3のステップと、を有し、
    前記第2のステップは、
    前記第3のステップにより変換された電圧である変換電圧が所定の電圧の閾値を超えるか否かを検出するステップと、
    前記変換電圧が前記閾値を超えるごとに、前記第1の電圧と前記第2の電圧を交互に繰り返す信号を前記論理信号として生成するステップと、
    を有する論理信号検出方法。
  6. 磁性体を含んで構成され、周回した芯材を備える論理信号検出装置における論理信号検出方法であって、
    前記論理信号検出装置が、
    前記芯材に少なくとも一部が巻き付けられた導線を流れる電流であって、
    前記芯材の開口部を通過する電界の極性の変化により前記芯材に生じた磁界の変動に応じた電流を検出する第1のステップと、
    前記電流の極性の反転から次の前記反転までの期間ごとに、所定の第1の電圧と所定の第2の電圧を交互に繰り返す信号を、差動線路対に伝送される論理信号として検出する第2のステップと、を有し、
    前記芯材は、1つの平面に沿って周回した枠の形状を有し、
    前記枠で囲まれる開口部の径が前記芯材の幅よりも大きく、
    前記差動線路対は、互いに平行に配置された一対の線路を備え、
    前記芯材の前記平面の法線方向の厚みが前記一対の線路の間隔よりも小さい
    論理信号検出方法。
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