JP7024623B2 - 通信装置、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7024623B2
JP7024623B2 JP2018116991A JP2018116991A JP7024623B2 JP 7024623 B2 JP7024623 B2 JP 7024623B2 JP 2018116991 A JP2018116991 A JP 2018116991A JP 2018116991 A JP2018116991 A JP 2018116991A JP 7024623 B2 JP7024623 B2 JP 7024623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
enhancement level
communication device
enhancement
successful
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018116991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019009778A (ja
Inventor
麻里 中山
和宏 伊地知
健一 山田
雄一 永澤
達也 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JP2019009778A publication Critical patent/JP2019009778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7024623B2 publication Critical patent/JP7024623B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、設定されたエンファシスレベルで他の通信装置と通信する発明に関する。
複数の通信装置間の通信において、一の通信装置が他の通信装置と適切なエンファシスレベル(信号レベル)でデータ(信号)の送受信を行うことで、伝送品質を向上する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、複数の通信装置間で通信エラーが発生した場合には、通信エラーが発生した旨の通知を行なう。
しかし、従来の技術では、通信エラーが発生した旨を通知するだけであるため、通信装置の利用者は、管理者やサービスパーソンを呼んで、正常な通信ができるように改善してもらわなければならず、復旧までに手間と時間がかかるという課題が生じている。
上記課題を解決するため、予め設定されたエンファシスレベルで他の通信装置と通信する通信装置であって、前記他の通信装置との通信の通信エラーを検知する検知手段と、前記検知手段によって通信エラーが検知された場合に、前記予め設定されたエンファシスレベル以外のエンファシスレベルによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断する判断手段と、前記判断手段によって通信が成功したと判断された場合には、前記予め設定されたエンファシスレベルから、前記判断手段によって通信が成功したと判断されたエンファシスレベルに切り替える設定を行なう設定手段と、を有するとともに、前記判断手段は、前記検知手段によって通信エラーが検知された場合に、複数のエンファシスレベルのそれぞれによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断し、前記判断手段によって2つ以上のエンファシスレベルで通信が成功したと判断された場合には、前記設定手段は、前記予め設定されたエンファシスレベルから、前記2つ以上のエンファシスレベルのうち所定の基準に従って絞り込んだ単一のエンファシスレベルに切り替える設定を行なうことを特徴とする。
本発明によれば、通信装置は、他の通信端末との通信エラーが発生した場合であっても、復旧までの手間と時間を極力少なくすることができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の外観図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の本体及び操作部の機能構成図である。 工場出荷前に予め設定されたエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。 実施形態に係る画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 通信テストの処理を示した概念図である。 調整モード実行時のエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。 第1の実施形態に係るエンファシスレベルの設定処理を示したフローチャートである。 通信エラーの表示例を示した図である。 手動で調整モードに切り替えるための表示例を示した図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置の本体及び操作部の機能構成図である。 工場出荷前に予め設定されたエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。 第2の実施形態に係り、エンファシスレベルの設定処理を示したフローチャートである。 調整モード実行時のエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
まずは、図1乃至図10を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。
<<システムの構成>>
図1を用いて、第1の実施形態に係る画像形成装置の概略について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の外観図である。図1において、画像形成装置101は、例えば、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の画像形成機能を実現する本体210と、利用者105の操作を受け付ける操作部220とを備える。なお、利用者の操作の受け付けは、利用者の操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号などを含む)を受け付けることを含む概念である。本体210にはアーム250の基端部が取り付けられ、アーム250の先端部には操作部220が取り付けられている。なお、アーム250内には、後述のUSB(Universal Serial Bus)ケーブル230が設けられ、本体210と操作部220は、USBのケーブル230を介して相互に通信可能に接続されている。
なお、本体210は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)などの外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。また、画像形成装置101は通信装置の一例であって、通信装置には、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン等の情報処理端末が含まれる。また、通信装置には、ゲーム機、テレビ会議端末、プロジェクタ、電子黒板等の画像処理端末も含まれる。更に、通信装置には、車両、船舶、及び航空機等の移動体も含まれる。この車両には、自動車、オートバイ、自転車、建機等が含まれる。USBのケーブル230ではなく、例えば、Bluetooth Low Energy(以下、BLEと呼ぶ)、NFC(Near Field Communication)等の無線通信技術を利用して、本体210と操作部220との間の通信を行なってもよい。Bluetoothは登録商標である。
<<ハードウェア構成>>
続いて、図2を用いて、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図である。
(本体のハードウェア構成)
まず、本体210のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体210は、CPU(Central Processing Unit)211、ROM(Read Only Memory)212、RAM(Random Access Memory)213、ストレージ部214、ネットワークI/F(Interface)215、接続I/F216、エンジン部217、移動体センサ218、及びシステムバス219等を有する。
CPU211は、RAM213をワークエリア(作業領域)としてROM212又はストレージ部214等に格納されたプログラムを実行することで、本体210全体の動作を制御する。例えば、CPU211は、エンジン部217を用いて、前述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
ROM212は、例えば、本体210の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、各種の設定等を記憶する不揮発性のメモリである。RAM213は、CPU211のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ストレージ部214は、例えば、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、各種データ等を記憶する不揮発性の記憶装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等で構成される。
ネットワークI/F215は、本体210をネットワーク240に接続し、ネットワーク240に接続された外部装置との通信を行うための、例えば、無線LAN、有線LAN等のネットワークインタフェースである。接続I/F216は、ケーブル230を介して、本体210と操作部220との間で通信するためのインタフェースであり、例えば、USBポートである。
エンジン部217は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、及びプリンタ機能等の機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン部217には、例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部等が含まれる。さらに、エンジン部217には、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションが含まれていても良い。
移動体センサ218は、画像形成装置101の周囲の検知範囲内にある人体等の移動体を検知するセンサであり、例えば焦電センサ等が用いられる。なお、本実施形態では、画像形成装置101は移動体センサ218を有していなくても良い。
システムバス219は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
(操作部のハードウェア構成)
次に、操作部220のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部220は、CPU221、ROM222、RAM223、フラッシュメモリ224、ネットワークI/F225、操作パネル226、接続I/F227、外部接続I/F228、RFタグリーダ103、カメラ104、及びシステムバス229等を有する。
CPU221は、RAM223をワークエリア(作業領域)としてROM222又はフラッシュメモリ224等に格納されたプログラムを実行することで、操作部220全体の動作を制御する。
ROM222は、例えば、操作部220の起動時に実行されるBIOSや、各種の設定等を記憶する不揮発性のメモリである。RAM223は、CPU221のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。フラッシュメモリ224は、例えば、OS、アプリケーションプログラム、各種データ等を記憶する不揮発性の記憶装置である。
ネットワークI/F225は、操作部220をネットワーク240に接続し、ネットワーク240に接続された外部装置との通信を行うため、例えば、無線LAN、有線LAN等のネットワークインタフェースである。
操作パネル226は、利用者の操作に応じた各種の入力を受け付けると共に、各種の情報を表示する。操作パネル226は、例えば、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD: Liquid Crystal Display)で構成されるが、これに限られるものではない。操作パネル226は、例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro Luminescence)表示装置で構成されていても良い。さらに、操作パネル226は、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部や、ランプ等の表示部を設けることもできる。
接続I/F227は、ケーブル230を介して、操作部220と本体210との間で通信するためのインタフェースであり、例えば、USBポートである。
外部接続I/F228は、外部装置を接続するための、例えばUSB等のインタフェースである。外部接続I/F228に接続される外部装置には、例えば、画像形成装置101の外部に取り付けられたカメラ104や、RFタグリーダ103等が含まれ得る。
RFタグリーダ103は、図1のRFタグリーダ103に対応しており、RFIDタグ102から無線認証に用いる所定の情報を取得する無線通信装置の一例である。なお、前述したように、RFタグリーダ103は、画像形成装置101の外部に設けられているものであっても良い。
カメラ104は、図1のカメラ104に対応しており、利用者の画像を撮像する撮像装置の一例である。なお、前述したように、カメラ104は、画像形成装置101の外部に設けられているものであっても良い。
システムバス229は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
<<機能構成>>
続いて、図3及び図4を用いて、第1の本実施形態に係る画像形成装置の機能構成について説明する。
<本体の機能構成>
図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置の本体及び操作部の機能構成図である。ここでは、本実施形態の特徴を表す機能のみを説明する。画像形成装置101の本体210は、通信部11、検知部15、切替部16、判断部17、設定部18、及び記憶・読出処理部19を有している。また、本体210は、ROM212、RAM213、及びストレージ部214によって構築される記憶部100を有している。
(エンファシスレベル管理テーブル)
図4は、工場出荷前に予め設定されたエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。記憶部100には、図4に示されているように、エンファシスレベル毎に、通信テスト結果、及び設定したエンファシスレベルを特定するためのフラグを関連付けて管理するエンファシスレベル管理テーブルが記憶されている。そして、画像形成装置101の工場出荷前には、予め最適なエンファシスレベルが設定されている(例えば、エンファシスレベル「3」)。図4中の「-」は、後述の通信テストの結果が管理されていない状態を示す。なお、エンファシスレベルは、図4に示されているように7つである必要はなく、予め定められたエンファシスレベル以外に少なくとも1のエンファシスレベルを利用できればよい。なお、テーブル形式になっていなくてもよい。
(本体の各機能構成)
通信部11は、図2に示されているCPU211の処理及び接続I/F216によって実現され、操作部220側とデータ(信号)の送受信による通信を行なう。
検知部15は、図2に示されているCPU211の処理によって実現され、操作部220との通信の通信エラーを検知する。
切替部16は、図2に示されているCPU211の処理によって実現され、検知部15によって通信エラーが検知された場合に、通常モードから自動的に調整モードに切り替える。調整モードは、エンファシスレベルを調整して、最適値をエンファシスレベルとして設定するためのモードである。
判断部17は、図2に示されているCPU211の処理によって実現され、検知部15によって通信エラーが検知された場合に、切替部16によって調整モードに切り替えられた後、通信部11が複数のエンファシスレベルのそれぞれによって操作部220と通信テストを実行することに対して、通信が成功したかを判断する。
設定部18は、図2に示されているCPU211の処理によって実現され、判断部17によって通信テストの結果が正常であると判断されたエンファシスレベルが複数ある場合、後述の所定の基準に従って、単一の特定のエンファシスレベルに絞り込むことで、予め設定されたエンファシスレベルから、上記特定のエンファシスレベルに切り替える設定を行なう。
記憶・読出処理部19は、図2に示されているCPU211の処理によって実現され、記憶部100に各種データを記憶したり、記憶部100に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。また、記憶・読出処理部19は、設定部18によって絞り込まれた特定のエンファシスレベルを今後利用するために、エンファシスレベル管理テーブルにおける設定欄に設定する旨のフラグ「○」を管理する。
<操作部の機能構成>
図3に示されているように、画像形成装置101の操作部220は、通信部21、受付部22、表示部23、表示制御部24、判断部27、及び記憶・読出処理部29を有している。また、操作部220は、ROM222、RAM223、及びフラッシュメモリ224によって構築される記憶部200を有している。
(操作部の各機能構成)
通信部21は、図2に示されているCPU221の処理及び接続I/F227によって実現され、本体210側とデータ(信号)の送受信による通信を行なう。
受付部22は、図2に示されているCPU221の処理、及び操作パネル226によって実現され、利用者から操作や選択を受け付ける。
表示部23は、図2に示されているCPU221の処理、及び操作パネル226によって実現され、通信エラーのメッセージ等の表示を行なう。
表示制御部24は、図2に示されているCPU221の処理によって実現され、表示部23に対して通信エラーのメッセージ等の表示を行なわせる。
判断部27は、図2に示されているCPU221の処理によって実現され、本体210との間で、全てのエンファシスレベルで通信エラーが発生しているか等の判断を行なう。
記憶・読出処理部29は、図2に示されているCPU221の処理によって実現され、記憶部200に各種データを記憶したり、記憶部100に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
なお、図3に示す画像形成装置101の機能構成は一例であり、これに限るものではない。例えば、操作部220に含まれる機能構成のうちの少なくとも一部は、本体210に含まれているものであっても良い。また、本体210に含まれる機能構成のうちの少なくとも一部は、操作部220に含まれているものであっても良い。
<<実施形態の処理又は動作>>
続いて、図5乃至図9を用いて、本実施形態の通信方法について説明する。図5は、実施形態に係る画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置101の本体210と操作部220がケーブル230によって通信可能に接続されている状態で、本体210の検知部15が、通信エラーの有無を検出する(ステップS11)。なお、通信エラーが無い場合には(NO)、続けて通信エラーの有無を検知する。
そして、ステップS11において、検知部15が通信エラーを検知した場合には(YES)、切替部16は、通常モードから調整モードに切り替える(ステップS12)。この場合、図4においては、エンファシスレベル「3」が通信エラーの状態である。そこで、本体210の通信部11は、操作部220との間で、エンファシスレベル毎に通信テストを実行する(ステップS13)。なお、検知部15が通信エラーを検知しなくても、USBのケーブルを交換すると、切替部16が通常モードから調整モードに移行してもよい。
ここで、図6を用いて、通信テストについて説明する。図6は、通信テストの処理を示した概念図である。図6に示されているように、まずは、本体210の通信部11から操作部220の通信部21に対して、通信エラー状態のエンファシスレベル「3」の隣のエンファシスレベル「4」によって、送信側データ(第1のデータ)を送信する。これに対して、操作部220の通信部21は送信側データを受信する。そして、通信部21は、送信側データを受信側データ(第2のデータ)として、本体210の通信部11に返信する。この場合、正常な通信が確立できていれば、送信側データと受信側データの内容は同じになる。
次に、本体210の判断部17は、第2のデータが第1のデータと同じであるか否かに応じて、正常な通信を行なうことができるか否かを判断する(ステップS14)。この場合、判断部17は、送信側データと受信側データとが同じ場合には、正常な通信を行なうことができると判断し、送信側データと受信側データとが異なる場合には、正常な通信を行なうことができないと判断する。
ここで、ハードウェア的には、正常な通信が確立できていれば、本体210のCPU221の内部のレジスタ(PORT_CONNECTION)のBit0に“1”が立つ。波形品質が悪く、正常な通信が確立できていなければ、本体210のCPU221の内部のレジスタBit0に“0”が立つ。なお、波形品質の悪化以外にも、たとえばUSBのケーブル230が上手く電気的に接続されていない等の場合にも、レジスタのBit0に“0”が立つ。また、PORT_CONNECTION(Bit0)はUSB規格の場合に限るため、他の規格の場合は、それぞれ該当のレジスタ(接続成功を検知するレジスタ)が存在する。
そして、ステップS14において、判断部17が、正常な通信を行なうことができると判断した場合には(YES)、記憶・読出処理部19が記憶部100のエンファシス管理テーブルにおいて、通信テストを行なったエンファシスレベルの通信テスト結果欄に、正常「○」である旨のフラグを管理する(ステップS15)。一方、ステップS14において、判断部17が、正常な通信を行なうことができないと判断した場合には(NO)、記憶・読出処理部19が記憶部100のエンファシス管理テーブルにおいて、通信テストを行なったエンファシスレベルの通信テスト結果欄に、異常「×」である旨のフラグを管理する(ステップS16)。
次に、判断部17は、エンファシスレベル管理テーブルを参照し、全てのエンファシスレベルによって通信テストが終了したかを判断する(ステップS17)。なお、予め設定され通信エラーになったエンファシスレベル(ここでは、「3」)に関しては、通信テストを行なわないため、ステップS17の判断対象には含まれない。
そして、ステップS17において、判断部17が、全てのエンファシスレベルによって通信テストが終了していないと判断した場合には(NO)、上述のステップS13に戻り、次のエンファシスレベルで通信テストが実施される。このようにして、上記の処理がエンファシスレベル「4」、「5」、「6」、「7」、「1」、「2」の順に繰り返えされる。図7では、エンファシスレベル「4」、「5」、「6」、「7」において正常な通信が可能であり、エンファシスレベル「1」、「2」において、異常な通信となる旨が示されている。
一方、ステップS17において、判断部17が、全てのエンファシスレベルによって通信テストが終了したと判断した場合には(YES)、エンファシスレベルの設定処理が行なわれる(ステップS18)。ここで、エンファシスレベルの設定処理に関して、図8を用いて詳細に説明する。図8は、第1の実施形態に係るエンファシスレベルの設定処理を示したフローチャートである。
まず、判断部17は、エンファシスレベル管理テーブルを参照し、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルがあるかを判断する(ステップS21)。そして、ステップS21によって、判断部17が、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルがないと判断した場合には(NO)、表示制御部24が表示部23に対して、図9に示されているように、正常な通信ができない旨を示すメッセージ画面1001を表示させる(ステップS22)。
一方、ステップS21によって、判断部17が、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルがあると判断した場合には(YES)、更に、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルは複数かを判断する(ステップS23)。そして、ステップS23において、判断部17が複数でないと判断した場合には(NO)、設定部18は、予め設定されているエンファシスレベルから、「正常」な通信が可能であると判断された単一のエンファシスレベルにそのまま切り替えて設定する(ステップS24)。
一方、ステップS23において、判断部17が複数であると判断した場合には(NO)、設定部18は、予め設定されているエンファシスレベルから、「正常」な通信が可能であると判断された複数のエンファシスレベルのうち所定の基準に従って絞り込んだ単一のエンファシスレベルに切り替えて設定する(ステップS25)。
所定の基準の第1の例は、通信が成功した複数のエンファシスレベルのうち、中央値となるエンファシスレベルに切り替えることである。中央値が2つ存在する場合には、予め設定されているエンファシスレベルに近い方に絞り込まれる。図7の例では、通信が成功したエンファシスレベルが4つ(「4」、「5」、「6」、「7」)存在し、中央値が2つ(「5」、「6」)となるが、予め設定されているエンファシスレベルが「3」に違い「5」が設定される。
所定の基準の第2の例は、通信が成功した前記複数のエンファシスレベルのうち、予め設定されたエンファシスレベルに最も近いエンファシスレベルに絞り込まれる。この場合、エンファシスレベル「4」が設定される。
以上より、図7に示されているエンファシスレベルの設定処理が終了し、図5に示されている処理が終了する。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、本体210は、通信エラーが発生した場合には、自動的に他のエンファシスレベル(通信エラーが発生したエンファシスレベル以外のエンファシスレベル)で通信テストを行い、通信が成功した単一の特定のエンファシスレベルに切り替える設定を行なう。これにより、利用者は、管理者やサービスパーソンを呼ぶまでもなく改善することができるため、復旧までの手間と時間を極力少なくすることができる。
〔第2の実施形態〕
続いて、図11乃至図14を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態に係る画像形成装置の外観は、第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
<<ハードウェア構成>>
まず、第2の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成について説明する。図11は、第2の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図である。なお、第1の実施形態に係る画像形成装置と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(本体のハードウェア構成)
図11に示されているように、まず、本体310のハードウェア構成について説明する。図11に示すように、本体310は、CPU211、ROM212、RAM213、ストレージ部214、ネットワークI/F215、接続I/F216a、接続I/F216b、エンジン部217、移動体センサ218、及びシステムバス219等を有する。
第1の実施形態の本体210は、1つの接続I/F216を有しているが、本実施形態の本体310は、2つの接続I/F216a,216bを有している。接続I/F216aは、接続I/F216と同じ構成であり、ケーブル230aを介して、操作部320と本体310との間で通信するためのインタフェースである。接続I/F216bは、ケーブル230bを介して、操作部320と本体310との間で通信するためのインタフェースであり、例えば、USBポートである。ただし、接続I/F216bはこれに限定されず、I2C通信用のインタフェースであっても良く、電圧の高低によって通信を行う複数の信号線などのように、調整モード実行時にのみ使用する専用の通信インタフェースであっても良い。
(操作部のハードウェア構成)
図11に示されているように、操作部320は、CPU221、ROM222、RAM223、フラッシュメモリ224、ネットワークI/F225、操作パネル226、接続I/F227a,227b、外部接続I/F228、RFタグリーダ103、カメラ104、及びシステムバス229等を有する。
第1の実施形態の操作部220は、1つの接続I/F227を有しているが、本実施形態の本体320は、2つの接続I/F227a,227bを有している。接続I/F227aは、接続I/F227と同じ構成であり、ケーブル230aを介して、操作部320と本体310との間で通信するためのインタフェースである。接続I/F227bは、ケーブル230bを介して、操作部320と本体310との間で通信するためのインタフェースであり、例えば、USBポートである。ただし、接続I/F216bはこれに限定されず、I2C通信用のインタフェースであっても良く、電圧のON/OFFによって通信する複数の信号線のように、調整モード実行時にのみ使用する専用の通信インタフェースであっても良い。
<<機能構成>>
続いて、図12を用いて、第2の本実施形態に係る画像形成装置の機能構成について説明する。
<本体の機能構成>
図12は、第2の実施形態に係る画像形成装置の本体及び操作部の機能構成図である。ここでは、本実施形態の特徴を表す機能のみを説明する。また、第1の実施形態の機能と同様の機能については、同一の符号を付して説明を省略する。
画像形成装置102の本体310は、通信部11a,11b、検知部15、切替部16、判断部17、設定部18、及び記憶・読出処理部19を有している。また、本体310は、ROM212、RAM213、及びストレージ部214によって構築される記憶部100を有している。
(エンファシスレベル管理テーブル)
図13は、工場出荷前に予め設定されたエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。本実施形態では、本体310及び操作部320の各エンファシスレベルの組み合わせ毎に、本体310と操作部320の通信テスト結果を管理することができる。即ち、本実施形態のエンファシスレベル管理テーブルは、本体310のエンファシスレベルと操作部320のエンファシスレベルの相性を管理している。工場出荷前は、この時点で最適な設定として、本体310のエンファシスレベルが「4」、操作部320のエンファシスレベルが「14」に設定されている。なお、エンファシスレベルは、図13に示されているように7ずつである必要はなく、予め定められたエンファシスレベル以外にそれぞれ少なくとも1のエンファシスレベルを利用できればよい。なお、テーブル形式になっていなくてもよい。
(本体の各機能構成)
通信部11aは、第1の実施形態の通信部11と同様の機能を有し、図11に示されているCPU211の処理及び接続I/F216aによって実現され、操作部320の通信部21aとデータ(信号)の送受信による通信を行なう。
通信部11bは、図11に示されているCPU211の処理及び接続I/F216aによって実現され、後述の操作部320の通信部21bとデータ(信号)の送受信による通信を行なう。
<操作部の機能構成>
図12に示されているように、画像形成装置102の操作部320は、通信部21a,21b、受付部22、表示部23、表示制御部24、判断部27、設定部28及び記憶・読出処理部29を有している。また、操作部320は、ROM222、RAM223、及びフラッシュメモリ224によって構築される記憶部200を有している。
(操作部の各機能構成)
通信部21aは、第1の実施形態の通信部21と同様の機能を有し、図11に示されているCPU221の処理及び接続I/F227aによって実現され、本体310の接続I/F216aとデータ(信号)の送受信による通信を行なう。
通信部21bは、図11に示されているCPU221の処理及び接続I/F227bによって実現され、本体310の接続I/F216bとデータ(信号)の送受信による通信を行なう。
設定部28は、図11に示されているCPU221の処理によって実現され、通信部21bによって本体310の通信部11bから、操作部320側のエンファシスレベルを未設定の値へ設定変更する要求を示す変更要求情報が受信されることで、操作部320側の予め設定されたエンファシスレベルを、特定の(次の)エンファシスレベルに切り替える設定を行なう。
<<実施形態の処理又は動作>>
続いて、図14及び図15を用いて、本実施形態の通信方法について説明する。図14は、実施形態に係る画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。図15は、調整モード実行時のエンファシスレベルを管理するエンファシスレベル管理テーブルを示した概念図である。なお、本実施形態では、図5に示されている第1の実施形態の処理と同様の処理を行い、ステップS18の処理は図8に示されている処理に替わって、図14に示されている処理が実行される。そのため、以下、図14に示されている処理から説明する。
まず、判断部17は、エンファシスレベル管理テーブルを参照し、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルがあるかを判断する(ステップS121)。このステップS121の処理は、第1の実施形態のステップS21の処理と同様である。そして、ステップS121によって、判断部17が、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルがないと判断した場合には(NO)、判断部17は、操作部320側の未設定のエンファシスレベルが残っているかを判断する(ステップS122)。そして、ステップS122によって、判断部17が、未設定のエンファシスレベルが残っていると判断した場合には(YES)、通信部11bから操作部320の通信部21bに対して、操作部320側のエンファシスレベルを未設定の値へ設定変更する要求を示す変更要求情報を送信する(ステップS123)。これにより、操作部320側では、通信部21bが変更要求情報を受信することで、設定部28が、操作部320側のエンファシスレベルを変更する。この状態で、上述のステップ13の処理に戻り、操作部320側で新たなエンファシスレベルに変更された状態で、本体210側は再び同じ処理を繰り返す。
一方、上記ステップS122によって、判断部17が、未設定のエンファシスレベルが残っていないと判断した場合には(NO)、表示制御部24が表示部23に対して、図9に示されているように、正常な通信ができない旨を示すメッセージ画面1001を表示させる(ステップS124)。このステップS124の処理は、第1の実施形態のステップS22の処理と同様である。
また、上記ステップS121によって、判断部17が、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルがあると判断した場合には(YES)、更に、「正常」な通信が可能なエンファシスレベルは複数かを判断する(ステップS125)。このステップS125の処理は、第1の実施形態のステップS23と同様である。更に、次のステップS126,S127は、それぞれ第1の実施形態のステップS24,S25と同様であるため、説明を省略する。
ここで、図14及び図15を用いて、第2の実施形態に特有の処理について説明する。工場出荷時において、本体310のエンファシスレベルが「4」、操作部320のエンファシスレベルが「14」の場合、上記ステップS11,S12により、調整モードに切り替わると、操作部320のエンファシスレベルを「14」のままにして、本体310がステップ13~S18の処理を実行する。これにより、図14に示されているステップS122において、判断部17が、未設定のエンファシスレベルが残っていると判断した場合には(NO)、通信部11bから操作部320の通信部21bに対して、操作部320側のエンファシスレベルを未設定の値へ設定変更する要求を示す変更要求情報を送信する(ステップS123)。これにより、操作部320の通信部21bは変更要求情報を受信し、設定部28が現設定の値のエンファシスレベル「14」から次の未設定の値のエンファシスレベル「15」に変更する。このように、操作部320のエンファシスレベルが変更された状態で、図5に示されているステップS13~S15の処理が行われる。図15では、操作部320側のエンファシスレベルが「14」の場合、本体210側のエンファシスレベルを全て変更して通信テストをしても全てが異常であった。しかし、操作部320側のエンファシスレベルが「15」に変更された場合、本体210側のエンファシスレベルを全て変更して通信テストをすると、通信が成功したエンファシスレベルが3つ(「3」、「4」、「5」)存在することになったことが示されている。このように、複数のエンファシスレベルで通信が成功すると、図14に示されているステップS127の処理により、設定部18は、単一のエンファシスレベルに切り替えて設定する。図15では、操作部320のエンファシスレベルが「15」の状態で、本体310のエンファシスレベルが「4」に変更された例が示されている。
上記では、通信テストの結果として通信が成功した場合、それ以上は操作部320のエンファシスレベルの変更及び通信テストを行わない場合を例に説明したが、これに限定されず、操作部320のエンファシスレベルを更に変更することで通信テストを継続しても良い。例えば、設定部18及び設定部28は、通信が可能な本体310側エンファシスレベルの有無に関わらず、本体310及び操作部320に設定可能な全てのエンファシスレベルの組み合わせで通信テストを行った後、第1の実施形態のステップS24,S25と同様に、本体310側及び操作部320側のエンファシスレベルを単一のエンファシスレベルに切り替えて設定しても良い。この場合、操作部320のエンファシスレベルを「16」、「17」、「18」、「11」、「12」、「13」の順に変更し、更に操作部320のエンファシスレベル毎に本体310のエンファシスレベルを「1」から「7」まで変更することで、本体310及び操作部320に設定可能な全てのエンファシスレベルの組み合わせで通信テストを行うことができる。
また、ステップS125において、判断部17が複数でないと判断した場合には(NO)、設定部18は、予め設定されているエンファシスレベルから、「正常」な通信が可能であると判断された単一のエンファシスレベルにそのまま切り替えて設定した後、操作部320のエンファシスレベルを更に変更することで通信テストを継続しても良い。このとき、設定部28は、操作部320に設定可能な全てのエンファシスレベル毎に通信テストを行った後、第1の実施形態のステップS24,S25と同様に、操作部320側のエンファシスレベルを単一のエンファシスレベルに切り替えて設定することができる。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、通信テストにより本体310側で全てのエンファシスレベルの通信が異常になった場合であっても、操作部320側のエンファシスレベルを変更することで、本体310は再度全てのエンファシスレベルによって通信テストを行うことができる。これにより、第1の実施形態に比べて、正常な通信に復帰できる機会が増加するという効果を奏する。
<<その他>>
画像形成装置101(102)は、本体210(310)と操作部220(320)に分かれていない一体型の画像形成装置101(102)等であっても良い。さらにまた、図3(図11)に示す各機能構成の少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
上記実施形態では、切替部16は、検知部15によって通信エラーが検知された場合に、通常モードから自動的に調整モードに切り替えるようにしたが、手動で切り替えるようにしてもよい。例えば、通信エラーが発生していないが、管理者やサービスパーソンがケーブル230を交換した後、最適なエンファシスレベルに設定する場合が想定される。
図10(a)に示されている操作部220の操作パネル226上に表示されているHome画面1002上の“Setting”ボタンが押下されると、受付部22が押下を受け付け、表示制御部24が、図10(b)に示されているSetting画面1003を表示させる。管理者やサービスパーソンが、”Panel Adjustment”ボタンを押下すると、図5に示されているステップ13以降の処理が開始される。
11 通信部(通信手段の一例)
11a 通信部(第1の通信手段の一例)
11b 通信部(第2の通信手段の一例)
15 検知部(検知手段の一例)
16 切替部
17 判断部(判断手段の一例)
18 設定部(設定手段の一例)
19 記憶・読出処理部
21 通信部
21a 通信部(第1の通信手段の一例)
21b 通信部(第2の通信手段の一例)
22 受付部
23 表示部
24 表示制御部
27 判断部
28 設定部
29 記憶・読出処理部
100 記憶部
101 画像形成装置
102 画像形成装置
200 記憶部
210 本体(通信装置の一例)
220 操作部(他の通信装置の一例)
310 本体(通信装置の一例)
320 操作部(他の通信装置の一例)
250 アーム
特開2015-15657号公報

Claims (11)

  1. 予め設定されたエンファシスレベルで他の通信装置と通信する通信装置であって、
    前記他の通信装置との通信の通信エラーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって通信エラーが検知された場合に、前記予め設定されたエンファシスレベル以外のエンファシスレベルによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって通信が成功したと判断された場合には、前記予め設定されたエンファシスレベルから、前記判断手段によって通信が成功したと判断されたエンファシスレベルに切り替える設定を行なう設定手段と、
    を有するとともに、
    前記判断手段は、前記検知手段によって通信エラーが検知された場合に、複数のエンファシスレベルのそれぞれによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断し、
    前記判断手段によって2つ以上のエンファシスレベルで通信が成功したと判断された場合には、前記設定手段は、前記予め設定されたエンファシスレベルから、前記2つ以上のエンファシスレベルのうち所定の基準に従って絞り込んだ単一のエンファシスレベルに切り替える設定を行なう
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記所定の基準は、通信が成功した前記複数のエンファシスレベルのうち、中央値となるエンファシスレベルに切り替えることであることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記所定の基準は、通信が成功した前記複数のエンファシスレベルのうち、前記予め設定されたエンファシスレベルに最も近いエンファシスレベルに切り替えることであることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 複数のエンファシスレベルのそれぞれによって前記他の通信装置と通信する通信手段を有し、
    前記判断手段によって、複数のエンファシスレベルで通信が成功したと判断された場合には、前記通信手段は、前記予め設定されていたエンファシスレベルに最も近いエンファシスレベルから順に前記他の通信装置と通信することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置は、前記他の通信装置と通信するために高速差動伝送方式を用いるシリアル・インターフェースを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、情報処理端末、画像処理端末、又は移動体であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置と、
    前記他の通信装置と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  8. 前記他の通信装置は、前記通信装置との間で通信エラーが生じた場合には、異常である旨を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  9. 予め設定された通信装置側のエンファシスレベルで他の通信装置と通信する通信装置であって、
    前記他の通信装置との通信の通信エラーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって通信エラーが検知された場合に、前記予め設定された通信装置側のエンファシスレベル以外のエンファシスレベルによって前記他の通信装置と通信する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による前記通信が成功したかを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって通信が失敗したと判断された場合には、前記他の通信端末に対して、当該他の通信端末側のエンファシスレベルを変更する要求を示す変更要求情報を送信する第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段によって、前記エンファシスレベルが変更された前記他の通信装置と再度の通信が行われることで、前記判断手段によって再度の通信が成功したと判断された場合における通信装置側のエンファシスレベルに切り替える設定を行なう設定手段と、
    を有するとともに、
    前記判断手段は、前記検知手段によって通信エラーが検知された場合に、複数のエンファシスレベルのそれぞれによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断し、
    前記判断手段によって2つ以上のエンファシスレベルで通信が成功したと判断された場合には、前記設定手段は、前記予め設定された通信装置側のエンファシスレベルから、前記2つ以上のエンファシスレベルのうち所定の基準に従って絞り込んだ単一のエンファシスレベルに切り替える設定を行なう
    ことを特徴とする通信装置。
  10. 予め設定されたエンファシスレベルで他の通信装置と通信する通信方法であって、
    前記他の通信装置との通信の通信エラーを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップによって通信エラーが検知された場合に、前記予め設定されたエンファシスレベル以外のエンファシスレベルによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによって通信が成功したと判断された場合には、前記予め設定されたエンファシスレベルから、前記判断ステップによって通信が成功したと判断されたエンファシスレベルに切り替える設定を行なう設定ステップと、
    を有するとともに、
    前記判断ステップは、前記検知ステップによって通信エラーが検知された場合に、複数のエンファシスレベルのそれぞれによって前記他の通信装置と通信することで、通信が成功したかを判断し、
    前記判断ステップによって2つ以上のエンファシスレベルで通信が成功したと判断された場合には、前記設定ステップは、前記予め設定されたエンファシスレベルから、前記2つ以上のエンファシスレベルのうち所定の基準に従って絞り込んだ単一のエンファシスレベルに切り替える設定を実行することを特徴とする通信方法。
  11. コンピュータに、請求項10に記載の通信方法を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2018116991A 2017-06-20 2018-06-20 通信装置、通信システム、通信方法、及びプログラム Active JP7024623B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017120603 2017-06-20
JP2017120603 2017-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019009778A JP2019009778A (ja) 2019-01-17
JP7024623B2 true JP7024623B2 (ja) 2022-02-24

Family

ID=65026086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018116991A Active JP7024623B2 (ja) 2017-06-20 2018-06-20 通信装置、通信システム、通信方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7024623B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218848A (ja) 2003-01-09 2004-08-05 Toto Ltd 住宅設備機器用リモコン通信システム
JP2010026651A (ja) 2008-07-16 2010-02-04 Toshiba Storage Device Corp シリアルインターフェース回路の自動調整方法及びシリアルインターフェース回路を備えた電子装置
JP2013168784A (ja) 2012-02-15 2013-08-29 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218848A (ja) 2003-01-09 2004-08-05 Toto Ltd 住宅設備機器用リモコン通信システム
JP2010026651A (ja) 2008-07-16 2010-02-04 Toshiba Storage Device Corp シリアルインターフェース回路の自動調整方法及びシリアルインターフェース回路を備えた電子装置
JP2013168784A (ja) 2012-02-15 2013-08-29 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019009778A (ja) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11573757B2 (en) Communication apparatus, control method, and program for connecting at least two types of wireless communication units according to an operative state of an access point
US9645777B2 (en) Information processing apparatus for searching printer, method for controlling information processing apparatus, and storage medium
US20180260180A1 (en) Information processing apparatus that determines whether a format of near field communication tag data is appropriate, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable medium
US9961216B2 (en) Image processing apparatus, image processing system, and image processing method for generating a setting screen to be displayed by an information terminal according to an equipment configuration of the image processing apparatus
US20150055163A1 (en) Communication apparatus, method for controlling the same, storage medium, and printing apparatus
US10331388B2 (en) Image processing system, image processing method, and non-transitory storage medium storing image processing program
US10306100B2 (en) Image forming apparatus, method of controlling the same, and storage medium
US10306101B2 (en) Information processing apparatus capable of establishing connection with internet based on first communication method and connection with external apparatus based on second communication method in parallel, and control method
US9740443B2 (en) Printing apparatus capable of performing near field wireless communication, method for controlling printing apparatus, and storage medium
JP2020102760A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の画面表示方法
JP7024623B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、及びプログラム
US20120327441A1 (en) Scanners that display setting screens, image forming systems comprising such scanners, and methods for controlling such scanners
US10659631B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer readable medium for displaying simplified operation screen
US11303765B2 (en) Image reading system, image reading apparatus, information processing apparatus, method for controlling them, and storage medium
JP6379932B2 (ja) 画像記録装置及びプログラム
US9883056B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image processing system
US20230134842A1 (en) Data processing apparatus, method of controlling data processing apparatus, and storage medium
CN108933875B (zh) 移动终端、移动终端的控制方法和存储介质
JP6720779B2 (ja) 処理装置、処理システム及びプログラム
JP2016168682A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220124

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7024623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151