JP7021653B2 - 立体画像表示装置および車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、立体画像を表示させる立体画像表示装置などに関する。
光源から入射した光を内部で導光し、導光した光を反射部材により反射させて立体画像を結像させる立体画像表示装置が知られている。
例えば、特許文献1に開示された技術では、出射面に平行な面内で光を導く導光板と、導光板によって導かれている光が入射し、空間上の1つの収束点又は収束線に実質的に収束する又は空間上の1つの収束点又は収束線から実質的に発散する方向の出射光を出射面から出射させる光学面をそれぞれ有する複数の光収束部とを備えている。そして、複数の光収束部は、出射面に平行な面内でそれぞれ予め定められた線に沿って形成され、収束点又は収束線は複数の光収束部の間で互いに異なり、複数の収束点又は収束線の集まりによって空間上に立体画像が形成される。
特開2016-114929号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、導光板に入射した光のうち、出射面に垂直な面に反射した光(換言すれば、入射面から直接光収束部に到達しなかった光)が迷光となってしまう。その結果、当該迷光により、表示される立体画像にボケが生じたり、コントラストが低下したりして立体画像が不明瞭になってしまうという問題があった。
本発明の一態様は、表示される立体画像が不明瞭になってしまうことを抑制することができる立体画像表示装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る立体画像表示装置は、光源と、前記光源から出射され入射面から入射された光を導光し、導光された光を光路変更部により光路変更させることにより出射面から出射させて空間に第1画像を結像させる第1導光板とを備え、前記出射面を含む平面に対して、該出射面から光が出射される側と反対側の空間を背面側空間とすると、前記第1導光板は、前記入射面から入射した光のうち前記光路変更部によって光路を変更されなかった光を、前記出射面を含む平面よりも前記背面側空間の方向に導光する補助導光部を備える。
上記の構成によれば、第1導光板に入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光を、背面側空間の方向に導光することができる。これにより、第1導光板に入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光が迷光となり光路変更部に光路変更されて観察者側に進行することを防止することができる。その結果、表示される第1画像が不明瞭になってしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様に係る立体画像表示装置において、前記補助導光部は、前記導光板における前記入射面に対向する面、および、前記入射面に垂直な面の少なくともいずれか一つに設けられている。
上記の構成によれば、補助導光部が設けられていない場合に比べて、迷光となる光の割合を低減することができる。
本発明の一態様に係る立体画像表示装置において、前記導光板の前記出射面の反対側に設置されている遮光部をさらに備え、前記補助導光部により導光された光が、前記遮光部に対して前記導光板が配置されている側とは反対側の領域に進行する。
上記の構成によれば、補助導光部によって導光された光が、出射面から出射される光の進行方向に出射されることをさらに抑制することができる。
本発明の一態様に係る立体画像表示装置において、前記補助導光部により導光された光が入射され、当該入射された光を用いて第2画像を表示する第2導光板をさらに備える。
上記の構成によれば、光源から出射され光路変更部に直接入射しなかった光を利用して、第2導光板によって第2画像を表示することができる。これにより、光源から出射された光の利用効率を高めることができる。
本発明の一態様に係る立体画像表示装置において、前記補助導光部は、当該補助導光部が導光した光を反射することにより発光する発光部を備える。
上記の構成によれば、光源から出射された光の利用効率を高めることができる。
本発明の一態様に係る車両用灯具は、上記のいずれかの立体画像表示装置を備える。
上記の構成によれば、明瞭な立体画像を表示することができる。
本発明の一態様によれば、表示される立体画像が不明瞭になってしまうことを抑制することができる。
本発明の実施形態1に係る立体画像表示装置の構造を示すものであり、(a)は立体画像表示装置の正面図であり、(b)は立体画像表示装置を水平方向に平行な平面で切断した断面図であり、(c)は立体画像表示装置を左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。 上記立体画像表示装置が備える立体画像形成部の構造および立体画像形成部による立体画像の結像方法を説明するための図である。 (a)は、実施形態1における補助導光部の変形例としての補助導光部を示す水平方向に平行な平面で切断した断面図であり、(b)は、実施形態1における補助導光部のさらなる変形例としての補助導光部を示す水平方向に平行な平面で切断した断面図である。 上記立体画像表示装置の変形例としての立体画像表示装置の構成を示すものであり、(a)は立体画像表示装置を水平方向に平行な平面で切断した断面図であり、(b)は立体画像表示装置を左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。 上記立体画像表示装置の変形例としての立体画像表示装置を左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。 上記立体画像表示装置が備える第2導光板によって立体画像が結像されている様子を示す図である。 上記立体画像表示装置のさらなる変形例としての立体画像表示装置を左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。
図1は、立体画像表示装置10の構造を示すものであり、(a)は立体画像表示装置10の正面図であり、(b)は立体画像表示装置10を水平方向に平行な平面で切断した断面図であり、(c)は立体画像表示装置10を左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。なお、以降では、説明の便宜上、図1における+X方向を前方向、-X方向を後方向、+Y方向を上方向、-Y方向を下方向、+Z方向を左方向、-Z方向を右方向として説明する場合がある。
図1の(a)~(c)に示すように、立体画像表示装置10は、導光板11(第1導光板)と、光源12とを備えている。導光板11は、光源12から出射され入射面11cから入射された光を導光し、導光された光を光路変更部により光路変更させることにより出射面11aから出射させて空間に立体画像I(第1画像)を結像させる。また、導光板11は、入射面11cから入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光を、立体画像Iの観察者が視認できない方向に導光する補助導光部11B~11Dを備える。
上記の構成によれば、導光板11に入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光を、補助導光部11B~11Dによって立体画像Iの観察者が視認できない方向に導光することができる。これにより、導光板11に入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光が迷光となることを防止することができる。その結果、表示される立体画像が不明瞭になってしまうことを抑制することができる。
§2 構成例
以下、本発明の立体画像表示装置10の構成例を、図面を参照して説明する。
図1の(a)~(c)に示すように、立体画像表示装置10は、導光板11と、光源12とを備えている。光源12は、例えばLED(Light Emitting diode)光源である。
導光板11は、光源12から出射された光を導光し、導光された光を後述する光路変更部により光路変更させることにより空間に立体画像(第1画像)を結像させる。導光板11は、透明性および比較的高い屈折率を有する樹脂材料で成形されている。導光板11を形成する材料は、例えばポリカーボネイト樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ガラスなどであってよい。導光板11は、立体画像形成部11Aと、補助導光部11B~11Dとからなっている。
図2は、立体画像形成部11Aの構造および立体画像形成部11Aによる立体画像の結像方法を説明するための図である。なお、図2では、説明の便宜上、立体画像表示装置10が立体画像Iの一例として、「ON」の文字が表示されたボタン形状(+X軸方向に突出した形状)の立体画像Iを表示している様子を示している。
立体画像形成部11Aは、立体画像を結像するための光路変更部が形成されている領域である。図2に示すように、立体画像形成部11Aは、光を出射する出射面11a(光出射面)と、出射面11aとは反対側の背面11bと、光源12から出射された光が導光板11に入射する入射面11cとを備えている。
立体画像形成部11Aの背面11bには、光路変更部13a、光路変更部13b、および光路変更部13cを含む複数の光路変更部が形成されている。光路変更部は、Z軸方向に実質的に連続して形成されている。換言すれば、複数の光路変更部は、出射面11aに平行な面内でそれぞれ予め定められた線に沿って形成されている。光路変更部のZ軸方向の各位置には、光源12から出射され立体画像形成部11Aによって導光されている光が入射する。光路変更部は、光路変更部の各位置に入射した光を、各光路変更部にそれぞれ対応する定点に実質的に収束させる。図2には、光路変更部の一部として、光路変更部13a、光路変更部13b、および光路変更部13cが特に示され、光路変更部13a、光路変更部13b、および光路変更部13cのそれぞれにおいて、光路変更部13a、光路変更部13b、および光路変更部13cのそれぞれから出射された複数の光が収束する様子が示されている。
具体的には、光路変更部13aは、立体画像Iの定点PAに対応する。光路変更部13aの各位置からの光は、定点PAに収束する。したがって、光路変更部13aからの光の波面は、定点PAから発するような光の波面となる。光路変更部13bは、立体画像I上の定点PBに対応する。光路変更部13bの各位置からの光は、定点PBに収束する。このように、任意の光路変更部の各位置からの光は、各光路変更部に対応する定点に実質的に収束する。これにより、任意の光路変更部によって、対応する定点から光が発するような光の波面を提供できる。各光路変更部が対応する定点は互いに異なり、光路変更部にそれぞれ対応する複数の定点の集まりによって、空間上(より詳細には、導光板11から出射面11a側の空間上)にユーザにより認識される立体画像Iが結像される。
図2に示すように、光路変更部13a、光路変更部13b、および光路変更部13cは、線La、線Lbおよび線Lcに沿ってそれぞれ形成されている。ここで、線La、線Lbおよび線Lcは、Z軸方向に略平行な直線である。任意の光路変更部は、Z軸方向に平行な直線に沿って実質的に連続的に形成される。
なお、以降では、説明の便宜上、図2に示すように、立体画像形成部11Aにおける、出射面11aに垂直な面のうち入射面11cに対向する上側の面を上面11d、左側の面を側面11e、右側の面を側面11fとして説明する。ただし、実際には後述するように、上面11d、側面11eおよび側面11fは、それぞれ、補助導光部11B~11Dに接続されており、実際に存在する面ではない。
補助導光部11Bは、図1の(b)に示すように、上方向から見たときに、中空の筒状部材を4分割した形状となっており、一方の端部11Baが立体画像形成部11Aの側面11eに接続されており、他方の端部11Bbが後方向に向いている。
補助導光部11Cは、図1の(b)に示すように、上方向から見たときに、中空の筒状部材を4分割した形状となっており、一方の端部11Caが立体画像形成部11Aの側面11eに接続されており、他方の端部11Cbが後方向に向いている。
補助導光部11Dは、図1の(c)に示すように、横方向から見たときに、中空の筒状部材を4分割した形状となっており、一方の端部11Daが立体画像形成部11Aの上面11dに接続されており、他方の端部11Dbが後方向に向いている。
§3 動作例
次に、図1を参照しながら、立体画像表示装置10の動作例について説明する。光源12から光が出射されると、入射面11cを介して光が導光板11に入射する。導光板11に入射した光のうち、出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射し当該光路変更部によって光路を変更された光(換言すれば、上面11d、側面11eおよび側面11fに到達する前に光路偏向部によって光路変更された光)によって、立体画像Iが結像される。
一方、導光板11に入射した光のうち、出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射しなかった光は、補助導光部11B~11Dのいずれかに到達する。補助導光部11B~11Dに到達した光は、図1の(b)および(c)に破線で示すように、補助導光部11B~11Dによって導光され、端部11Ba・11Ca・11Daのいずれかから後方に向けて出射される(換言すれば、出射面11aを含む平面に対して、出射面11aから光が出射される側と反対側の空間を背面側空間とすると、補助導光部11B~11Dに到達した光は、出射面11aを含む平面よりも背面側空間の方向に導光されて出射される)。当該光は、後方に出射されるため観察者によって視認されることはない。
以上のように、立体画像表示装置10は、光源12と、光源12から出射され入射面11cから入射された光を導光し、導光された光を光路変更部により光路変更させることにより出射面11aから出射させて空間に立体画像Iを結像させる導光板11とを備えている。そして、導光板11は、入射面11cから入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光を、立体画像Iの観察者が視認できない方向に導光する補助導光部11B~11Dを備える。
上記の構成によれば、入射面11cから入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光を、補助導光部11B~11Dによって立体画像Iの観察者が視認できない方向に導光することができる。これにより、入射面11cから入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光が迷光となることを防止することができる。その結果、表示される立体画像Iが不明瞭になってしまうことを抑制することができる。
なお、本実施形態では、導光板11が補助導光部11B~11Dを備える構成であったが、本発明はこれに限られない。本発明の一態様では、導光板11が補助導光部11B~11Dの少なくともいずれか1つ設けられている構成であればよい。
本実施形態の立体画像表示装置10は、例えば、車両のテールランプ(車両用灯具)などに好適に適用することができる。
§4 変形例
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
<4.1>
図3の(a)は、補助導光部11Bの変形例としての補助導光部11Eを示す水平方向に平行な平面で切断した断面図であり、(b)は、補助導光部11Bのさらなる変形例としての補助導光部11Fを示す水平方向に平行な平面で切断した断面図である。
図3の(a)および(b)に示すように、補助導光部11Eおよび補助導光部11Fは、反射面14を備えている。そして、出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射せず補助導光部11Eまたは11Fに到達した光を、反射面14によって後方向に反射させる。その結果、補助導光部11Eまたは11Fに到達した光を立体画像Iの観察者が視認できない方向に導光させることができる。したがって、入射面11cから入射した光のうち光路変更部によって光路を変更されなかった光が迷光となることを防止することができる。その結果、表示される立体画像Iが不明瞭になってしまうことを抑制することができる。
<4.2>
図4は、立体画像表示装置10の変形例としての立体画像表示装置10Aの構成を示すものであり、(a)は立体画像表示装置10Aを水平方向に平行な平面で切断した断面図であり、(b)は立体画像表示装置10Aを左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。
立体画像表示装置10Aは、実施形態1における立体画像表示装置10の導光板11に代えて導光板20を備えている。また、立体画像表示装置10Aは、立体画像表示装置10の構成に加えて、筐体30(遮光部)を備えている。
導光板20は、実施形態1における導光板11が備える補助導光部11B~11Dに代えて、補助導光部21B~21Dを備えている。
補助導光部21Bは、図4の(a)に示すように、上方向から見たときに、中空の筒状部材を2分割した形状となっており、一方の端部21Baが立体画像形成部11Aの側面11eに接続されており、他方の端部21Bbが右方向に向いている。
補助導光部21Cは、図4の(a)に示すように、上方向から見たときに、中空の筒状部材を2分割した形状となっており、一方の端部21Caが立体画像形成部11Aの側面11eに接続されており、他方の端部21Cbが左方向に向いている。
補助導光部21Dは、図4の(b)に示すように、横方向から見たときに、中空の筒状部材を2分割した形状となっており、一方の端部21Daが立体画像形成部11Aの上面11dに接続されており、他方の端部21Dbが下方向に向いている。
筐体30は、導光板11を支持する部材である。筐体30は、導光板11の背面側に設置されている。より詳細には、筐体30は、補助導光部21B~21Dによって規定される空間に設置されている。
上記の構成によれば、出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射せず補助導光部21B~21Dに到達した光は、補助導光部21B~21Dのいずれかによって導光され、筐体30の背面側に出射される(換言すれば、遮光部としての筐体30に対して導光板11が配置されている側とは反対側の領域に進行する)。その結果、出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射しなかった光が迷光となることを防ぐことができる。また、上記の構成によれば、補助導光部21B~21Dのいずれかによって導光された光が筐体30の背面側に出射されるので、当該光を観察者が視認することを防止することができる。
<4.3>
図5は、立体画像表示装置10Aの変形例としての立体画像表示装置10Bを左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。図6は、第2導光板40によって立体画像Iaが結像されている様子を示す図である。
図5に示すように、立体画像表示装置10Bは、光源12と、導光板20と、第2導光板40とを備えている。
第2導光板40の構成は、実施形態1で説明した立体画像形成部11Aと同様の構成である。第2導光板40は、補助導光部21Dの下側に設置されており、補助導光部21Dによって導光された光が入射するようになっている。第2導光板40は、補助導光部21Dを導光された光を利用して、立体画像Ia(第2画像)を結像させる。なお、第2導光板40が結像する立体画像Iaは、導光板11により結像される画像と同一でもよいし、異なる画像であってもよい。
上記の構成によれば、図6に示すように、光源12から出射され出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射しなかった光を利用して、第2導光板40によって立体画像Iaを結像することができる。このため、例えば、導光板11によって結像される立体画像Iと、第2導光板40によって結像される立体画像Iaによって1つの画像を形成する場合などにおいて、立体画像を結像するための光量を増加させることができる(換言すれば、光源12から出射された光の利用効率を高めることができる)。
なお、本変形例では、補助導光部21Dに対してのみに第2導光板40が設置される構成であったが、本発明はこれに限られない。例えば、補助導光部21Bおよび補助導光部21Cに対しても第2導光板40をそれぞれ設置させる態様であってもよい。上記の構成によれば、光源12から出射された光の利用効率をさらに高めることができる。
<4.4>
図7は、立体画像表示装置10Aの変形例としての立体画像表示装置10Cを左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。図7に示すように、立体画像表示装置10Cは、立体画像表示装置10Aにおける補助導光部21Dに代えて補助導光部21Eを備えている。
補助導光部21Eは、横方向から見たときに、J字形状となっており、一方の端部21Eaが立体画像形成部11Aの上面に接続されており、他方の端部21Ebが下方向に向いている。補助導光部21Eは、立体画像表示装置10Cを後方から見たときに、端部21Ebが立体画像形成部11Aの導光板20と重なる位置まで延伸するように形成されている。
補助導光部21Eにおいて、立体画像表示装置10Cを後方から見たときに立体画像形成部11Aの導光板20と重なる領域であって前側の側面21Ecには、当該補助導光部21Eによって導光された光を反射させる複数の反射部材22が形成されている。立体画像表示装置10Cでは、反射部材22によって反射された光によって立体画像(第2画像)を結像する。換言すれば、反射部材22が形成された側面21Ecは、第2発光部としての機能を有している。
上記の構成によれば、光源12から出射され出射面11aの法線方向から見たときに立体画像形成部11Aに形成された光路変更部に直接入射しなかった光を利用して、第2発光部としての側面21Ecによって立体画像を結像することができる。このため、例えば、導光板11によって結像される立体画像Iと、側面21Ecによって結像される立体画像によって1つの画像を形成する場合などにおいて、立体画像を結像するための光量を増加させることができる(換言すれば、光源12から出射された光の利用効率を高めることができる)。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10、10A、10B、10C 立体画像表示装置
11、20 導光板(第1導光板)
11a 出射面
11A 立体画像形成部
11B、11C、11D、11E、11F、21B、21C、21D、21E 補助導光部
11c 入射面
12 光源
13a、13b、13c 光路変更部
21Ec 側面(第2発光部)
40 第2導光板
I 立体画像(第1画像)
Ia 立体画像(第2画像)

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源から出射され入射面から入射された光を導光し、導光された光を光路変更部により光路変更させることにより出射面から出射させて空間に第1画像を結像させる第1導光板とを備え、
    前記出射面を含む平面に対して、該出射面から光が出射される側と反対側の空間を背面側空間とすると、
    前記第1導光板は、前記入射面から入射した光のうち前記光路変更部によって光路を変更されなかった光を、前記出射面を含む平面よりも前記背面側空間の方向に導光する補助導光部を備える立体画像表示装置。
  2. 前記補助導光部は、前記第1導光板における前記入射面に対向する面、および、前記入射面に垂直な面の少なくともいずれか一つに設けられている請求項1に記載の立体画像表示装置。
  3. 前記第1導光板の前記出射面の反対側に設置されている遮光部をさらに備え、
    前記補助導光部により導光された光が、前記遮光部に対して前記第1導光板が配置されている側とは反対側の領域に進行する請求項1または2に記載の立体画像表示装置。
  4. 前記補助導光部により導光された光が入射され、当該入射された光を用いて第2画像を表示する第2導光板をさらに備える請求項1から3のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
  5. 前記補助導光部は、当該補助導光部が導光した光を反射することにより発光する発光部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の立体画像表示装置を備える車両用灯具。
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