JP7021087B2 - 2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを製造及び精製するための方法 - Google Patents
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Description
a)前記第1の組成物を少なくとも一の有機抽出剤と接触させて第2の組成物を形成する工程;
b)前記第2の組成物を抽出蒸留して、
i)前記有機抽出剤及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む第3の組成物;並びに
ii)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン及び1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)(245cb)を含む流れを形成する工程
c)前記第3の組成物を回収及び分離して、前記有機抽出剤を含む流れ及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む流れを形成する工程
を含む方法を提供する。
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの活量係数を表し;
P1は、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す。
有利には、分離係数は、1.2以上、好ましくは1.4以上、より優先的には1.6以上、特に1.8以上である。
有利には、吸収容量C2,Sは、0.40以上、好ましくは0.60以上、より優先的には0.80以上、特に1.0以上である。
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の活量係数を表し;
P1は、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す。
有利には、分離係数は、1.2以上、好ましくは1.4以上、より優先的には1.6以上、特に1.8以上、より具体的には2.0以上である。
i’)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの沸点よりも低い沸点を有する不純物、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む組成物、任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)、3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物。並びに任意選択的に又はそうではなく重質不純物を含む組成物を使用する工程;
ii’)工程i)からの前記組成物を蒸留して、塔の上部で、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの沸点より低い沸点を有する不純物を除去し、且つ、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)、3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物、並びに任意選択的に又はそうではなく、重質不純物を含む、蒸留塔の底部で回収される、第1の流れを形成する工程;
iii’)任意選択的に又はそうではなく、工程ii’)において蒸留塔の底部で回収される前記第1の流れを蒸留して、塔の上部で、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物を含む第2の流れを、並びに、塔の底部で、重質不純物を含む流れを回収する工程
を含み、
工程ii’)で回収される前記第1の流れ及び工程iii’)で回収される前記第2の流れは、工程a)で使用される前記第1の組成物に相当する。
A)触媒の存在下で、式CX(Y)2-CX(Y)m-CHmXY(I)[式中、X及びYは、独立してH、F又はClを表し、且つm=0又は1である]の化合物を触媒的にフッ素化する工程;及び/又は、触媒の存在下で、式(CXnY3-n)CHpX1-pCHmX2-m(II)[式中、Xは、互いに独立して、Cl、F、I又はBrであり;Yは、互いに独立して、H、Cl、F、I又はBrであり;nは1、2又は3であり;且つmは0、1又は2であり;且つpは0又は1である]の化合物をフッ素化する工程;
B)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物を含む流れを回収する工程;
C)工程B)で回収される流れを使用して、本発明による2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを精製するための方法を実施する工程
を含む、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを製造及び精製するための方法を提供する。
a)前記第1の組成物を少なくとも一の有機抽出剤と接触させて第2の組成物を形成する工程;
b)前記第2の組成物を抽出蒸留して、
i)前記有機抽出剤及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む第3の組成物;並びに
ii)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン及び1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)(245cb)を含む流れ
を形成する工程
c)前記第3の組成物を回収及び分離して、前記有機抽出剤を含む流れ及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む流れを形成する工程
を含む。
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234yf)の活量係数を表し;
P1は、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234yf)の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す。
1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の活量係数を表し;
P1は、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す。
- 1.1以上の分離係数S1,2、前記分離係数は、式S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)により計算される。
[式中、
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234yf)の活量係数を表し;
P1は、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234yf)の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す]
及び、
- 1.1以上の分離係数S1,2、前記分離係数は、式S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)により計算される
[式中、
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の活量係数を表し;
P1は、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す]
を有する。
i’)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの沸点よりも低い沸点を有する不純物、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む組成物、任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)、3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物。並びに任意選択的に又はそうではなく重質不純物を含む組成物を使用する工程;
ii’)工程i)からの前記組成物を蒸留して、塔の上部で、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの沸点より低い沸点を有する不純物を除去し、且つ、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)、3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物、並びに任意選択的に又はそうではなく、重質不純物を含む、蒸留塔の底部で回収される、第1の流れを形成する工程;
iii’)任意選択的に又はそうではなく、工程ii’)において蒸留塔の底部で回収される前記第1の流れを蒸留して、塔の上部で、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物を含む第2の流れを、並びに、塔の底部で、重質不純物を含む流れを回収する工程
を含み、
工程ii’)で回収される前記第1の流れ及び工程iii’)で回収される前記第2の流れは、工程a)で使用される前記第1の組成物に相当する。
A)触媒の存在下で、式CX(Y)2-CX(Y)m-CHmXY(I)[式中、X及びYは、独立して水素、フッ素又は塩素原子を表し、且つm=0又は1である]の化合物をフッ素化する工程;及び/又は、触媒の存在下で、式(CXnY3-n)CHpX1-pCHmX2-m(II)[式中、Xは、互いに独立して、Cl、F、I又はBrであり;Yは、互いに独立して、H、Cl、F、I又はBrであり;nは1、2又は3であり;且つmは0、1又は2であり;且つpは0又は1である]の化合物を触媒的にフッ素化する工程;
B)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物を含む流れを回収する工程;
C)工程B)で回収される流れを使用して、本発明による2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを精製するための方法を実施する工程
を含む、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを製造するための方法を提供する。
A)触媒の存在下で、式CX(Y)2-CX(Y)m-CHmXY(I)[式中、X及びYは、独立して水素、フッ素又は塩素原子を表し、且つm=0又は1である]の化合物をフッ素化する工程;及び/又は、触媒の存在下で、式(CXnY3-n)CHpX1-pCHmX2-m(II)[式中、Xは、互いに独立して、Cl、F、I又はBrであり;Yは、互いに独立して、H、Cl、F、I又はBrであり;nは1、2又は3であり;且つmは0、1又は2であり;且つpは0又は1である]の化合物を触媒的にフッ素化する工程;
B)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)、並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物を含む流れを回収する工程;
C)工程B)で回収される流れを使用して、
a)工程B)で回収される流れを少なくとも一の有機抽出剤と接触させて第2の組成物を形成する工程;
b)前記第2の組成物を抽出蒸留して、
i)前記有機抽出剤、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される前記少なくとも一の化合物を含む第3の組成物;並びに
ii)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン及び1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパンを含む流れ
を形成する工程
c)前記第3の組成物を回収及び分離して、一方に前記有機抽出剤を含む流れを、他方にトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)並びに任意選択的に又はそうではなく、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される少なくとも一の化合物を含む流れを形成する工程
を含む、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを精製するための方法を実行する工程
を含む、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを製造するための方法が提供される。
- 3:1から150:1、好ましくは4:1から125:1、特に好ましくは5:1から100:1の式(I)及び/又は(II)のモル比のHF/化合物で;
- 3から100秒、好ましくは4から75秒、特に5から50秒の接触時間で(触媒の体積を流入する流れ全体で除し、運転温度及び運転圧に合わせて調整する);
- 大気圧から20バール、好ましくは2から18バール、より具体的には3から15バールの範囲の圧力で;
- 200~450℃、好ましくは250~400℃、及び特に280~380℃の温度(触媒床の温度)で
で行われうる。
有機抽出剤の選択は、COSMOTHERMソフトウェアで実行されるCosmo-RSモデルを使用して決定される。この選択されたバイナリーカップルに関して、分離係数は、以下の等式を介して、研究された溶媒のそれぞれについて計算される:
S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)
[式中、
γ1,Sは、無限希釈の検討中の有機抽出剤中の第1の化合物の活量係数を表し;
P1は、第1の化合物の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の検討中の有機抽出剤中のバイナリーカップルの第2の化合物の活量係数を表し;
P2は、第2の化合物の飽和蒸気圧を表す]。
計算は、研究された各有機抽出剤について繰り返される。最小の分離係数及び吸収容量の値は、検討中のバイナリーカップル(1,2)の第1の化合物と第2の化合物との十分な分離を可能にするように同定される。飽和蒸気圧は、25℃の温度で考慮される。
Claims (14)
- 2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234yf)、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む第1の組成物を使用して2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを精製するための方法であって、
a)前記第1の組成物を少なくとも一の有機抽出剤と接触させて第2の組成物を形成する工程;
b)前記第2の組成物を抽出蒸留して、
i)前記有機抽出剤及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む第3の組成物;並びに
ii)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234yf)及び1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)を含む流れ
を形成する工程;
c)前記第3の組成物を回収及び分離して、前記有機抽出剤を含む流れと、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む流れとを形成する工程
を含む方法。 - 工程b)で得られる2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン及び1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)を含む前記流れii)を回収する、並びに、前記流れを蒸留して、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを含む流れAと、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)を含む流れBとを形成する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の組成物が、クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される化合物の少なくとも一つも含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- クロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される前記化合物の少なくとも一つが、前記第2及び第3の組成物にも含有され;本方法の工程c)が、前記第3の組成物を回収及び分離し、一方に前記有機抽出剤を含む流れを、他方に、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)並びにクロロメタン(40)、1,1-ジフルオロエタン(152a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(134a)、クロロペンタフルオロエタン(115)、トランス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-E)、シス-1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(1225ye-Z)及び3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)からなる群より選択される化合物の少なくとも一つを含む流れを形成する工程であることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 前記有機抽出剤が、ハロ炭化水素、アルコール、ケトン、アミン、エステル、エーテル、アルデヒド、ニトリル、カーボネート、チオアルキル、アミド及び複素環からなる群より選択される溶媒であるか;又は有機抽出剤がトリエチルフルオロシランであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記有機抽出剤が、1.1以上の分離係数S1,2を有し、前記分離係数が、式S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)
[式中、
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの活量係数を表し;
P1は、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す]
により計算されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。 - 前記有機抽出剤が、1.1以上の分離係数S1,2を有し、前記分離係数が、式S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)
[式中、
γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の活量係数を表し;
P1は、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の飽和蒸気圧を表し;
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し;
P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す]
により計算されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。 - 前記有機抽出剤が、0.20以上の吸収容量C2,Sを有し、前記吸収容量が式C2,S=1/(γ2,S)
[式中、
γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)からなる前記少なくとも一の化合物の活量係数を表す]
により計算されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。 - 前記有機抽出剤が、エチルアミン、イソプロピルアミン、ジエチルエーテル、n-プロピルアミン、ジエチルアミン、プロパノン、酢酸メチル、ブタノン、ジエトキシメタン、酢酸イソプロピル、3-ペンチルアミン、2-メトキシエタンアミン、酢酸tert-ブチル、ジオキサン、1,1-ジエトキシエタン、トリメトキシメタン、n-ペンチルアミン、1,3-ジオキサン、酢酸sec-ブチル、1,2-ジアミノエタン、1-メトキシ-2-プロパノール、1,2-プロパンジアミン、酢酸n-ブチル、2-メトキシ-1-プロパノール及びヘキサナールからなる群より選択されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン及び1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)を含む、工程b)で形成される流れii)が、回収され、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含まないことを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 工程a)の前に、以下の工程:
i’)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの沸点よりも低い沸点を有する不純物、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む組成物を含む組成物を使用する工程;
ii’)工程i)からの前記組成物を蒸留して、塔の上部で、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンの沸点より低い沸点を有する不純物を除去し、且つ、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む、蒸留塔の底部で回収される、第1の流れを形成する工程;
iii’)工程ii’)において蒸留塔の底部で回収される前記第1の流れを蒸留して、塔の上部で、2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)及びトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む第2の流れを、並びに、塔の底部で、重質不純物を含む流れを回収する工程
を含み、
工程ii’)で回収される前記第1の流れ又は工程iii’)で回収される前記第2の流れが、工程a)で使用される前記第1の組成物に相当することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 - 2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを製造及び精製するための方法であって、
A)触媒の存在下で、式(I)CX(Y)2-CX(Y)m-CHmXY[式中、X及びYは、独立して水素、フッ素又は塩素原子を表し、且つm=0又は1である]の化合物をフッ素化する工程;及び/又は、触媒の存在下で、式(CXnY3-n)CHpX1-pCHmX2-m(II)[式中、Xは、互いに独立して、Cl、F、I又はBrであり;Yは、互いに独立して、H、Cl、F、I又はBrであり;nは1、2又は3であり;且つmは0、1又は2であり;且つpは0又は1である]の化合物を触媒的にフッ素化する工程;
B)2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)を含む流れを回収する工程;
C)工程B)で回収される流れを使用する、請求項1から11のいずれか一項に記載の2,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペンを精製するための方法を実施する工程
を含む方法。 - 2,3,3,3-テトラフルオロプロペン、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)及び式S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)[式中、γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の2,3,3,3-テトラフルオロプロペンの活量係数を表し、P1は、2,3,3,3-テトラフルオロプロペンの飽和蒸気圧を表し、γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し、P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す]により計算される1.60以上の分離係数S1,2を有する有機抽出剤;
及び式S1,2=(γ1,S*P1)/(γ2,S*P2)[式中、γ1,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中の1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の活量係数を表し、P1は、1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(245cb)の飽和蒸気圧を表し、γ2,Sは、無限希釈の前記有機抽出剤中のトランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の活量係数を表し、P2は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロ-1-プロペン(1234ze-E)の飽和蒸気圧を表す]により計算される1.60以上の分離係数S1,2を有する前記有機抽出剤
を含む、組成物であって、
該組成物は、HFを含まない、組成物。 - 有機抽出剤が、エチルアミン、イソプロピルアミン、ジエチルエーテル、n-プロピルアミン、ジエチルアミン、プロパノン、酢酸メチル、ブタノン、ジエトキシメタン、酢酸イソプロピル、3-ペンチルアミン、2-メトキシエタンアミン、酢酸tert-ブチル、ジオキサン、1,1-ジエトキシエタン、トリメトキシメタン、n-ペンチルアミン、1,3-ジオキサン、酢酸sec-ブチル、1,2-ジアミノエタン、1-メトキシ-2-プロパノール、1,2-プロパンジアミン、酢酸n-ブチル、2-メトキシ-1-プロパノール及びヘキサナールからなる群より選択されることを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
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