JP7020262B2 - 制御システム、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、視覚センサを用いた制御システム、制御方法およびプログラムに関する。
FA(ファクトリー オートメーション)において、対象物の位置を目標位置に合わせる技術(位置決め技術)が各種実用化されている。この際、対象物の位置と目標位置との偏差(距離)を計測する方法として、視覚センサによって撮像された画像を用いる方法がある。
特開2017-24134号公報(特許文献1)には、可動台と、可動台を移動させる駆動機構と、可動台に載置されたワークを繰り返し撮像し、当該ワークの位置を繰り返し検出する視覚センサと備えるワーク位置決め装置が開示されている。ワーク位置決め装置は、視覚センサによって位置が検出される毎に、検出された位置と目標位置との差を算出し、当該差が許容範囲内であると判定されたときに、可動台の移動を停止する。ワーク位置決め装置は、可動台の移動停止後に視覚センサによって検出された位置と目標位置との差を算出し、算出された差が許容範囲内であるか否かを判定する。差が許容範囲外であると判定されると、当該差を小さくする可動台の移動方向が決定され、決定された移動方向へ可動台を移動させるように、駆動機構が制御される。
特開2017-24134号公報
視覚センサによる位置の検出にはある程度の時間を要する。そのため、視覚センサによって検出された位置と目標位置との差が許容範囲内となり、可動台の移動を停止したとしても、視覚センサによる位置の検出時間における可動台の移動によって、ワークの現在の位置と目標位置の差が許容範囲外になり得る。したがって、特許文献1の記載の技術では、可動台の移動停止後に視覚センサによって検出された位置と目標位置との差が許容範囲外であると判定される頻度が高くなり、位置決め速度が低下しやすい。許容範囲を広げることにより、当該頻度が低下するが、この場合、位置決め精度が低下する。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、対象物を高速かつ高精度に位置決めできる制御システム、制御方法およびプログラムを提供することである。
本開示の一例によれば、対象物の制御システムは、対象物を移動させるための移動機構と、対象物を撮像するための視覚センサと、位置決定部と、フィードバック制御部と、停止制御部と、撮像指令部と、判定部とを備える。位置決定部は、視覚センサによって第1周期ごとに撮像された画像と移動機構からの位置関連情報とに基づいて、第1周期よりも短い第2周期ごとに、対象物の推定位置を決定する。フィードバック制御部は、推定位置を対象物の目標位置に合わせるための移動指令を第2周期ごとに更新して移動機構に出力する。停止制御部は、推定位置と目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、フィードバック制御部による移動指令の更新を停止させる。撮像指令部は、移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、視覚センサに撮像指令を出力する。判定部は、撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、対象物の位置決めを終了すると判定する。
この開示によれば、フィードバック制御部は、推定位置を目標位置に合わせるための移動指令を第2周期ごとに更新して移動機構に出力する。これにより、視覚センサによって視認可能な精度で、対象物の状態に応じた位置決めを行なうことができる。そのため、外乱に対するロバスト性が向上し、位置決め精度が向上する。
推定位置は、視覚センサによって第1周期ごとに撮像された画像と移動機構からの位置関連情報に基づいて、第2周期ごとに決定される。視覚センサは一般に応答性が低い。そのため、視覚センサから得られた画像を用いてフィードバック制御が行なわれると、オーバシュートや振動が生じやすくなるため、フィードバック制御のゲインをあまり強くできない。しかしながら、移動機構からの位置関連情報に基づいて決定される推定位置を用いることにより、フィードバック制御におけるゲインを強くでき、推定位置を目標位置に高速に近づけることができる。
さらに、推定位置と目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、移動指令の更新が停止され、最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、視覚センサに撮像指令が出力される。撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、位置決めを終了すると判定される。すなわち、最終移動指令に従う対象物の移動の完了後に得られる画像によって、対象物の位置が再確認される。そして、最終移動指令に従う移動を考慮しても計測結果が予め定められた条件を満たす場合に位置決めが終了される。これにより、対象物の位置決めを高精度に行なうことができる。
さらに、上述したように、視覚センサの応答性が低いため、視覚センサが撮像した画像から得られる対象物の位置と移動中の対象物の現在位置との差が大きくなりやすい。これに対し、推定位置は、第1周期よりも短い第2周期ごとに、移動機構からの位置関連情報に基づいて決定される。そのため、推定位置の推定誤差は、第1周期ごとに撮像された画像のみに基づいて計測される位置の誤差よりも小さい。その結果、推定位置と目標位置との第1偏差が第1閾値未満となった後の最終移動指令に従う移動によって、計測結果が予め定められた条件を満たさなくなる頻度が低い。これにより、高速に位置決めすることができる。
このように、本開示の制御システムによれば、対象物を高速かつ高精度に位置決めできる。
上述の開示において、計測結果が予め定められた条件を満たさない場合に、フィードバック制御部は、移動指令の更新を再開する。この開示によれば、最終移動指令に従う移動によって計測結果が予め定められた条件を満たさなくなった場合でも移動指令の更新を再開することができる。
上述の開示において、撮像指令部は、最終移動指令で示される位置指令値と、位置関連情報によって示される位置との第2偏差が第2閾値未満である場合に、最終移動指令に従う移動が完了したと判定する。もしくは、撮像指令部は、位置関連情報によって示される速度が第3閾値未満である場合に、最終移動指令に従う移動が完了したと判定してもよい。これらの開示によれば、最終移動指令に従う移動の完了の有無を確実に判定できる。
あるいは、撮像指令部は、停止制御部によって移動指令の更新が停止されてからの経過時間が第4閾値を超える場合に、最終移動指令に従う移動が完了したと判定してもよい。この開示によれば、位置関連情報を用いることなく、簡易に最終移動指令に従う移動の完了の有無を判定できる。
上述の開示において、計測結果は、撮像指令に応じて撮像された画像から計測された対象物の計測位置を示す。予め定められた条件は、計測位置と目標位置との第3偏差が第5閾値未満であるという条件である。この開示によれば、対象物の位置を目標位置に高精度に位置決めすることができる。
本開示の一例によれば、制御システムは、対象物を移動させるための移動機構と、対象物を撮像するための視覚センサとを含む。対象物の制御システムにおける制御方法は、以下の第1~第5のステップを備える。第1のステップは、視覚センサによって第1周期ごとに撮像された画像と移動機構からの位置関連情報とに基づいて、第1周期よりも短い第2周期ごとに、対象物の推定位置を決定するステップである。第2のステップは、推定位置を対象物の目標位置に合わせるための移動指令を第2周期ごとに更新して移動機構に出力するステップである。第3のステップは、推定位置と目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、移動指令の更新を停止させるステップである。第4のステップは、移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、視覚センサに撮像指令を出力するステップである。第5のステップは、撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、対象物の位置決めを終了すると判定するステップである。この開示によっても、対象物を高速かつ高精度に位置決めできる。
本開示の一例によれば、対象物の制御システムにおける制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、上記の第1~第5のステップをコンピュータに実行させる。この開示によっても、対象物を高速かつ高精度に位置決めできる。
本発明によれば、対象物を高速かつ高精度に位置決めできる。
本実施の形態に係る制御システムの概要を示す模式図である。 本実施の形態に係る制御システムを構成するステージ装置の一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る制御システムを構成する画像処理部のハードウェア構成を示す模式図である。 本実施の形態に係る制御システムを構成するコントローラのハードウェア構成を示す模式図である。 コントローラの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5に示す推定位置決定処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。 図6に示す撮像時エンコーダ値の推定処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
§1 適用例
図1を参照して、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施の形態に係る制御システムの概要を示す模式図である。図1に示す制御システム1は、画像処理を用いて位置決めを行う。位置決めは、典型的には、工業製品の製造過程などにおいて、対象物(以下、「ワークW」とも称す)を生産ラインの本来の位置に配置する処理などを意味する。たとえば、制御システム1は、液晶パネルの生産ラインにおいて、ガラス基板に回路パターンの焼付処理(露光処理)前に、露光マスクに対するガラス基板の位置決めを行なう。
図1に示すように、制御システム1は、ステージ装置10と、サーボドライバ20と、視覚センサ30と、コントローラ40とを備える。
ステージ装置10は、載置されるワークWを移動する。ステージ装置10は、サーボドライバ20からの動作制御を受けて動作する。
サーボドライバ20は、制御周期Tcごとに受ける移動指令MVを用いて、ステージ装置10の動作制御を行う。サーボドライバ20は、ステージ装置10に含まれるモータのエンコーダ値PVmを取得して、コントローラ40に出力する。この際、サーボドライバ20は、制御周期Tcと同じ周期で、エンコーダ値PVmをコントローラ40に出力する。
ステージ装置10およびサーボドライバ20は、ワークWを移動させるための移動機構を構成する。
視覚センサ30は、ステージ装置10上に載置されたワークWを含む領域を撮像し、撮像により得られた画像に対する処理を行なうことにより、ワークW上の特定点の位置(以下、計測位置PVvという)を計測する。特定点は、たとえばワークWに印されたマーク、ワークWのコーナーなどである。
視覚センサ30は、撮像部31と画像処理部32とを含む。撮像部31は、撮像視野に存在する被写体を撮像して画像データを生成する撮像処理を行なうものであり、ワークWを撮像する。撮像部31は、たとえばカメラである。撮像部31は、コントローラ40からの撮像トリガTR1,TR2に応じて撮像を行なう。画像処理部32は、撮像部31により生成された画像データに対して画像解析を行ない、計測位置PVvを計測する。
コントローラ40は、たとえばPLC(プログラマブル ロジック コントローラ)であり、各種のFA制御を行なう。コントローラ40は、たとえば第1撮像指令部41と、位置決定部42と、フィードバック制御部43と、停止制御部44と、第2撮像指令部45と、判定部46とを備える。
第1撮像指令部41は、予め定められた撮像周期Tpで撮像トリガTR1を視覚センサ30に出力する。撮像周期Tpは、撮像部31による撮像処理に要する時間と、画像処理部32による計測位置PVvの計測に要する時間との合計時間よりも長く設定され、制御周期Tcよりも長い。
第1撮像指令部41は、停止制御部44から停止信号SSを受けると、撮像トリガTR1の出力処理を停止する。第1撮像指令部41は、撮像トリガTR1の出力処理を停止している状態において判定部46から再開信号RSを受けると、撮像トリガTR1の出力処理を再開する。
位置決定部42は、視覚センサ30によって撮像周期Tpごとに計測された計測位置PVvと制御周期Tcごとに出力されるエンコーダ値PVmとに基づいて、制御周期TcごとにワークWの推定位置PVを決定する。
フィードバック制御部43は、目標位置SPと位置決定部42によって決定された推定位置PVとを用いて、推定位置PVを目標位置SVに合わせるための移動指令MVを制御周期Tcごとに更新してサーボドライバ20に出力する。フィードバック制御部43は、減算部431と、PID演算部432とを含む。
減算部431は、推定位置PVと目標位置SVとの偏差(距離)|Lm1|を出力する。PID演算部432は、距離|Lm1|が0に収束するようにPID演算を行ない、制御周期Tcごとに移動指令MVを算出する。PID演算部432は、移動指令MVをサーボドライバ20に出力する。移動指令MVは、たとえば位置指令または速度指令である。
フィードバック制御部43は、停止制御部44から停止信号SSを受けると、移動指令MVの更新を停止する。フィードバック制御部43は、移動指令MVの更新を停止している状態において判定部46から再開信号RSを受けると、移動指令MVの更新を再開する。
停止制御部44は、推定位置PVと目標位置SVとの距離|Lm1|と閾値Th1とを比較し、距離|Lm1|が閾値Th1未満である場合に停止信号SSを出力する。停止制御部44は、停止信号SSをフィードバック制御部43に出力することにより、フィードバック制御部43による移動指令MVの更新を停止させる。さらに、停止制御部44は、停止信号SSを第1撮像指令部41に出力することにより、第1撮像指令部41による撮像トリガTR1の出力処理を停止させる。
第2撮像指令部45は、停止信号SSによって移動指令の更新が停止された場合に、更新停止時の最終移動指令に伴うワークWの移動が完了したか否かを判定する。第2撮像指令部45は、最終移動指令に伴うワークWの移動が完了したと判定した後に、視覚センサ30に撮像トリガTR2を出力する。
判定部46は、撮像トリガTR2に応じて撮像された画像からの計測位置PVvが予め定められた条件を満たすか否かを判定する。当該条件は、位置決めの終了を判定するための条件である。判定部46は、計測位置PVvが予め定められた条件を満たす場合に、ワークWの位置決めを終了すると判定し、終了信号FSを出力する。終了信号FSが出力されると、コントローラ40は、ステージ装置10の移動制御を終了する。
判定部46は、計測位置PVvが予め定められた条件を満たさない場合に、再開信号RSを第1撮像指令部41およびフィードバック制御部43に出力する。再開信号RSが出力されると、第1撮像指令部41は、撮像トリガTR1の出力処理を再開し、フィードバック制御部43は、移動指令MVの更新を再開する。
<作用・効果>
以上のとおり、本実施の形態では、フィードバック制御部43は、推定位置PVをワークWの目標位置SPに合わせるための移動指令を制御周期Tcごとに更新してサーボドライバ20に出力する。これにより、視覚センサ30によって視認可能な精度で、ワークWの状態に応じた位置決めを行なうことができる。そのため、外乱に対するロバスト性が向上し、位置決め精度が向上する。
推定位置PVは、視覚センサ30によって撮像周期Tpごとに撮像された画像とステージ装置10からの位置関連情報であるエンコーダ値PVmに基づいて、制御周期Tcごとに決定される。視覚センサ30の撮像周期Tpは、制御周期Tcよりも長い。計測位置PVvは、更新周期が長く、かつ遅れを伴った位置情報であるため、推定位置PVではなく計測位置PVvを用いてフィードバック制御が行なわれると、オーバシュートや振動が生じやすくなるため、フィードバック制御のゲインをあまり強くできない。しかしながら、ステージ装置10からの位置関連情報であるエンコーダ値PVmに基づいて推定位置PVが決定され、当該推定位置PVを用いることにより、フィードバック制御におけるゲインを強くでき、推定位置PVを目標位置SPに高速に近づけることができる。
ただし、推定位置PVと目標位置SPとの距離|Lm1|が閾値Th1未満となった後の移動指令によってワークWがわずかに移動し、ワークWの位置が目標位置から遠ざかる可能性がある。そのため、停止制御部44は、推定位置PVと目標位置SPとの距離|Lm1|が閾値Th1未満である場合に、フィードバック制御部43による移動指令の更新を停止させる。移動指令の更新が停止された場合に、第2撮像指令部45は、更新停止時の最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、視覚センサ30に撮像トリガTR2を出力する。撮像トリガTR2に応じて撮像された画像からの計測位置PVvが予め定められた条件を満たす場合に、判定部46は、ワークWの位置決めを終了すると判定する。これにより、ワークWの位置決めを高精度に行なうことができる。
視覚センサ30の応答性が低いため、視覚センサ30が撮像した画像から得られるワークWの計測位置PVvと移動中のワークWの現在位置との差が大きくなりやすい。これに対し、推定位置PVは、撮像周期Tpごとに撮像された画像と制御周期Tcごとに出力されるエンコーダ値PVmとに基づいて決定される。そのため、推定位置PVの推定誤差は、撮像周期Tpごとに撮像された画像のみに基づいて計測される計測位置PVvと現在位置との誤差よりも小さい。その結果、推定位置PVと目標位置SPとの距離|Lm1|が閾値Th1未満となった後の最終移動指令に従う移動によって、計測位置PVvが予め定められた条件を満たさなくなる頻度が低い。これにより、高速に位置決めすることができる。
このように、本実施の形態の制御システムによれば、ワークWを高速かつ高精度に位置決めできる。
§2 具体例
次に、本実施の形態に係る制御システムの一例について説明する。
<2-1.ステージおよびモータ>
図2は、本実施の形態に係る制御システム1を構成するステージ装置の一例を示す斜視図である。図2に示す例では、ステージ装置10は、Xステージ11と、Yステージ13と、θステージ15と、サーボモータ12,14,16とを含む。Xステージ11は、サーボモータ12の駆動によりX方向に沿って移動する。Yステージ13は、サーボモータ14の駆動によりY方向に沿って移動する。θステージ15は、サーボモータ16の駆動によりθ方向に回転する。
サーボモータ12,14,16の各々にはエンコーダが設けられる。エンコーダは、対応するモータの回転位置を検出し、検出結果であるエンコーダ値PVmを出力する。
<2-2.画像処理部のハードウェア構成>
図3は、本実施の形態に係る制御システム1を構成する画像処理部32のハードウェア構成を示す模式図である。画像処理部32は、典型的には、汎用的なコンピュータアーキテクチャに従う構造を有しており、予めインストールされたプログラムをプロセッサが実行することで、後述するような各種の画像処理を実現する。
より具体的には、画像処理部32は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などのプロセッサ310と、RAM(Random Access Memory)312と、表示コントローラ314と、システムコントローラ316と、I/O(Input Output)コントローラ318と、ハードディスク320と、カメラインターフェイス322と、入力インターフェイス324と、コントローラインターフェイス326と、通信インターフェイス328と、メモリカードインターフェイス330とを含む。これらの各部は、システムコントローラ316を中心として、互いにデータ通信可能に接続される。
プロセッサ310は、システムコントローラ316との間でプログラム(コード)などを交換して、これらを所定順序で実行することで、目的の演算処理を実現する。
システムコントローラ316は、プロセッサ310、RAM312、表示コントローラ314、およびI/Oコントローラ318とそれぞれバスを介して接続されており、各部との間でデータ交換などを行うとともに、画像処理部32全体の処理を司る。
RAM312は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置であり、ハードディスク320から読み出されたプログラムや、撮像部31によって撮像された画像(画像データ)、画像に対する処理結果、およびワークデータなどを保持する。画像に対する処理結果には、当該画像を撮像する際の露光開始時刻および露光終了時刻と、計測位置PVvとが含まれる。
表示コントローラ314は、表示部70と接続されており、システムコントローラ316からの内部コマンドに従って、各種の情報を表示するための信号を表示部70へ出力する。
I/Oコントローラ318は、画像処理部32に接続される記録媒体や外部機器との間のデータ交換を制御する。より具体的には、I/Oコントローラ318は、ハードディスク320と、カメラインターフェイス322と、入力インターフェイス324と、コントローラインターフェイス326と、通信インターフェイス328と、メモリカードインターフェイス330と接続される。
ハードディスク320は、典型的には、不揮発性の磁気記憶装置であり、プロセッサ310で実行されるプログラムに加えて、各種設定値などが格納される。
カメラインターフェイス322は、ワークWを撮影することで生成された画像データを受付ける入力部に相当し、プロセッサ310と撮像部31との間のデータ伝送を仲介する。カメラインターフェイス322は、撮像部31からの画像データをそれぞれ一時的に蓄積するための画像バッファを含む。
入力インターフェイス324は、プロセッサ310とキーボード334、マウス、タッチパネル、専用コンソールなどの入力装置との間のデータ伝送を仲介する。
コントローラインターフェイス326は、プロセッサ310とコントローラ40との間のデータ伝送を仲介する。
通信インターフェイス328は、プロセッサ310と図示しない他のパーソナルコンピュータやサーバ装置などとの間のデータ伝送を仲介する。通信インターフェイス328は、典型的には、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)などからなる。
メモリカードインターフェイス330は、プロセッサ310と記録媒体50との間のデータ伝送を仲介する。
<2-3.コントローラのハードウェア構成>
図4は、本実施の形態に係る制御システムを構成するコントローラのハードウェア構成を示す模式図である。図4に示されるように、コントローラ40は、主制御ユニット410と、複数のサーボユニット422,424,426とを含む。本実施の形態に係るコントローラ40は、ステージ装置10に含まれるサーボモータ12,14,16と同数のサーボユニット422,424,426を含む。
主制御ユニット410は、コントローラ40の全体制御を司る。主制御ユニット410は、内部バス419を介して、サーボユニット422,424,426と接続されており、互いにデータを遣り取りする。サーボユニット422,424,426は、主制御ユニット410からの内部指令などに従って、サーボドライバ22,24,26に対して制御コマンド(典型的には、駆動パルスなど)をそれぞれ出力する。サーボドライバ22,24,26は、接続されているサーボモータ12,14,16をそれぞれ駆動するドライバである。
主制御ユニット410は、チップセット411と、プロセッサ412と、不揮発性メモリ413と、主メモリ414と、システムクロック415と、メモリカードインターフェイス416と、通信インターフェイス417と、内部バスコントローラ418とを含む。チップセット411と他のコンポーネントとの間は、各種のバスを介してそれぞれ結合されている。
プロセッサ412およびチップセット411は、典型的には、汎用的なコンピュータアーキテクチャに従う構成を有している。すなわち、プロセッサ412は、チップセット411から内部クロックに従って順次供給される命令コードを解釈して実行する。チップセット411は、接続されている各種コンポーネントとの間で内部的なデータを遣り取りするとともに、プロセッサ412に必要な命令コードを生成する。システムクロック415は、予め定められた周期のシステムクロックを発生してプロセッサ412に提供する。チップセット411は、プロセッサ412での演算処理の実行の結果得られたデータなどをキャッシュする。
主制御ユニット410は、記憶手段として、不揮発性メモリ413および主メモリ414を有する。不揮発性メモリ413は、OS、プロセッサ412で実行される制御プログラム430に加えて、データ定義情報、ログ情報などを不揮発的に保持する。制御プログラム430は、記録媒体51などに格納された状態で流通する。主メモリ414は、揮発性の記憶領域であり、プロセッサ412で実行されるべき各種プログラムを保持するとともに、各種プログラムの実行時の作業用メモリとしても使用される。
主制御ユニット410は、通信手段として、通信インターフェイス417および内部バスコントローラ418を有する。これらの通信回路は、データの送信および受信を行う。通信インターフェイス417は、視覚センサ30との間でデータを遣り取りする。通信インターフェイス417は、視覚センサ30から、画像を撮像する際の露光開始時刻および露光終了時刻と、計測位置PVvとを受信する。内部バスコントローラ418は、内部バス419を介したデータの遣り取りを制御する。内部バスコントローラ418は、サーボドライバ22,24,26からエンコーダ値PVmを受信する。内部バスコントローラ418は、バッファメモリ481と、DMA(Dynamic Memory Access)制御回路482と、内部バス制御回路483とを含む。
メモリカードインターフェイス416は、主制御ユニット410に対して着脱可能な記録媒体51とプロセッサ412とを接続する。記録媒体51は、コンピュータその他装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的または化学的作用によって蓄積する媒体である。記録媒体51には、コントローラ40で実行される制御プログラム430などが格納された状態で流通し、メモリカードインターフェイス416は、記録媒体51から制御プログラムを読み出す。記録媒体51は、SD(Secure Digital)などの汎用的な半導体記憶デバイスや、フレキシブルディスク(Flexible Disk)などの磁気記録媒体や、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体等からなる。あるいは、通信インターフェイス417を介して、配信サーバなどからダウンロードしたプログラムをコントローラ40にインストールしてもよい。
<2-4.第2撮像指令部>
第2撮像指令部45は、たとえば以下のようにして、最終移動指令に伴うワークWの移動が完了したか否かを判定する。
第2撮像指令部45は、移動指令MVが位置指令である場合、サーボモータ12,14,16の各々について、位置指令値と実測位置との偏差(距離)|Lm2|と閾値Th2とを比較する。第2撮像指令部45は、サーボモータ12,14,16からのエンコーダ値PVmから実測位置をそれぞれ取得すればよい。サーボモータ12,14,16の全てにおいて位置指令値と実測位置との距離|Lm2|が閾値Th2未満である場合、第2撮像指令部45は、最終移動指令に伴うワークWの移動が完了したと判定し、撮像トリガTR2を出力する。
第2撮像指令部45は、移動指令MVが速度指令である場合、サーボモータ12,14,16の各々について、回転速度と閾値Th2とを比較してもよい。第2撮像指令部45は、サーボモータ12,14,16からのエンコーダ値PVmからそれぞれの回転速度を取得すればよい。サーボモータ12,14,16の全てにおいて回転速度が閾値Th2未満である場合、第2撮像指令部45は、最終移動指令に伴うワークWの移動が完了したと判定し、撮像トリガTR2を出力する。
<2-5.判定部>
判定部46は、計測位置PVvが予め定められた条件を満たすか否かに応じて、ワークWの位置決めを終了するか否かを判定する。当該条件は、ワークWの位置決めに要求される精度に応じて適宜定められる。
たとえば、予め定められる条件は、計測位置PVvと目標位置SVとの偏差(距離)|Lm3|が閾値Th3未満であるという条件である。この場合、判定部46は、計測位置PVvと目標位置SVとの距離|Lm3|を算出し、算出した距離|Lm3|と閾値Th3とを比較する。判定部46は、距離|Lm3|が閾値Th3未満である場合に、終了信号FSを出力し、距離|Lm3|が閾値Th3以上である場合に、再開信号RSを出力する。閾値Th3は、閾値Th1と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
§3 動作例
<3-1.コントローラの処理の流れ>
図5を参照して、コントローラ40の処理の流れの一例について説明する。図5は、コントローラ40の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、コントローラ40は、推定位置PVおよびエンコーダ値PVmを初期化する(ステップS1)。次に、第1撮像指令部41は、撮像周期Tpごとの撮像トリガTR1の出力処理を開始する(ステップS2)。視覚センサ30からの計測位置PVvおよびサーボドライバ22,24,26の各々からのエンコーダ値PVmの出力が開始されると、位置決定部42は、推定位置PVを決定する(ステップS3)。推定位置PVの決定処理の詳細については後述する。
次に、フィードバック制御部43は、推定位置PVと目標位置SVとに基づくフィードバック制御を行なう(ステップS4)。具体的には、フィードバック制御部43は、推定位置PVを目標位置SVに合わせるための移動指令MVを算出し、サーボドライバ22,24,26に出力する。
停止制御部44は、推定位置PVと目標位置SVとの距離|Lm1|と閾値Th1とを比較し、距離|Lm1|が閾値Th1未満であるか否かを判定する(ステップS5)。距離|Lm1|が閾値Th1未満ではない場合(ステップS5でNO)、処理はステップS3に戻される。これにより、ステップS3およびステップS4が繰り返し実行される。その結果、フィードバック制御により移動指令MVが更新され、推定位置PVを目標位置SVに合わせるためのステージ装置10の動作が継続される。ステップS3およびステップS4は、制御周期Tcごとに実行される。
距離|Lm1|が閾値Th1未満である場合(ステップS5でYES)、停止制御部44は、停止信号SSをフィードバック制御部43および第1撮像指令部41に出力する。これにより、フィードバック制御部43は、移動指令MVの更新を停止する。さらに、第1撮像指令部41は、撮像周期Tpごとの撮像トリガTR1の出力処理を停止する(ステップS6)。
次に、第2撮像指令部45は、更新停止時の最終移動指令で示される位置指令値と実測位置との距離|Lm2|と閾値Th2とを比較し、距離|Lm2|が閾値Th2未満であるか否かを判定する(ステップS7)。距離|Lm2|が閾値Th2未満ではない場合(ステップS7でNO)、処理はステップS7に戻る。距離|Lm2|が閾値Th2未満である場合(ステップS7でYES)、第2撮像指令部45は、撮像トリガTR2を視覚センサ30に出力する(ステップS8)。
次に、判定部46は、撮像トリガTR2に応じて撮像された画像から計測された計測位置PVvを、視覚センサ30から取得する(ステップS9)。判定部46は、計測位置PVvと目標位置SVとの距離|Lm3|と閾値Th3とを比較し、距離|Lm3|が閾値Th3未満であるか否かを判定する(ステップS10)。距離|Lm3|が閾値Th3未満ではない場合(ステップS10でNO)、判定部46から再開信号RSが出力され、処理はステップS2に戻る。距離|Lm3|が閾値Th3未満である場合(ステップS10でYES)、判定部46は、終了信号FSを出力し、位置決め処理を終了させる(ステップS11)。
位置決め処理が終了すると、位置決めされたワークWに対して所定の処理が実行される。たとえば、ガラス基板であるワークWに回路パターンの焼付処理(露光処理)前に、露光マスクに対するワークWの位置決めを行なう場合、コントローラ40は、判定部46から終了信号FSが出力されると、焼付処理を行なう装置を駆動制御する。
<3-2.推定位置の決定処理>
位置決定部42は、たとえば図6のフローチャートに示すような処理を行うことで、推定位置PVを算出する。図6は、図5に示す推定位置決定処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
位置決定部42は、視覚センサ30からの計測位置PVvが得られているか否かを検出する(ステップS21)。位置決定部42は、計測位置PVvが得られている時刻であれば(ステップS21でYES)、計測位置PVvが正常値か否かを検出する(ステップS22)。たとえば、位置決定部42は、計測位置PVvが所定範囲内の値であれば正常値であると判定する。位置決定部42は、計測位置PVvが正常値であれば(ステップS22でYES)、計測位置PVvの入力を受け付ける(ステップS23)。
位置決定部42は、計測位置PVvの入力を受け付けると、当該計測位置PVvの算出の元となる撮像時刻のエンコーダ値PVmsの推定を行う(ステップS24)。この推定の具体的な方法は後述する。なお、撮像部31の露光時間が長い場合、撮像時刻は、例えば、露光開始時刻(撮像部31のシャッターが開となる時刻)と露光終了時刻(撮像部31のシャッターが閉となる時刻)との中間の時刻によって設定される。
位置決定部42は、同時刻の計測位置PVvおよびエンコーダ値PVmと、当該計測位置PVvの算出元となる撮像時刻のエンコーダ値PVmsとを用いて、推定位置PVを算出する(ステップS25)。具体的には、ステップS25では、位置決定部42は、次の(式1)を用いて、推定位置PVを算出する。
PV=PVv+(PVm-PVms) ・・・(式1)
位置決定部42は、算出した推定位置PVをフィードバック制御部43に出力する(S26)。また、位置決定部42は、この推定位置PVを参照推定位置PVpとし、この時刻のエンコーダ値PVmを参照エンコーダ値PVmpとして、更新記憶する。
位置決定部42は、視覚センサ30からの計測位置PVvが得られていない時刻であれば(ステップS21でNO)、計測位置PVvの出力が1回以上であるか否かを検出する(ステップS27)。また、位置決定部42は、計測位置PVvが正常値でなければ(ステップS22でNO)、同様に、計測位置PVvの出力が1回以上であるか否かを検出する(ステップS27)。
位置決定部42は、計測位置PVvの出力が1回以上であれば(ステップS27でYES)、エンコーダ値PVm、参照推定位置PVp、および、参照エンコーダ値PVmpを用いて、推定位置PVを算出する(S28)。具体的には、ステップS28では、位置決定部42は、次の(式2)を用いて、推定位置PVを算出する。
PV=PVp+PVm―PVmp ・・・(式2)
位置決定部42は、計測位置PVvの出力が1回もなければ(ステップS27でNO)、推定位置PVを初期値のまま維持する。ステップS28の後およびステップS27でNOの場合、処理はステップS26に移る。ステップS26の後、処理は図5に示すステップS4に戻る。
このような処理を実行することによって、コントローラ40は、画像処理による高精度な計測位置PVvが入力される時刻には、この高精度な計測位置PVvを用いて推定位置PVを算出し、高精度な位置決め制御を実現できる。ここで、計測位置PVvが入力される時間間隔は、撮像周期Tpであり、エンコーダ値PVmが入力される制御周期Tcに比べて長い。しかしながら、時間軸上で隣り合う計測位置PVvの入力時刻間において、位置決定部42は、入力周期が短いエンコーダ値PVmの入力時刻毎に、推定位置PVを算出して、位置制御を行う。これにより、高精度且つ短周期の位置決め制御が可能になる。さらに、位置決定部42は、上述の簡単な四則演算を用いる処理を行なう。そのため、簡素な構成および処理による高速且つ高精度な位置決めを実現できる。
計測位置PVvの算出は、視覚センサ30による撮像と画像処理の時間を必要とする。そのため、撮像周期Tpは長い。推定位置PVの算出時刻tnに、計測位置PVvが得られたとしても、当該計測位置PVvは、算出時刻tnよりも過去の撮像時刻tv1に撮像した画像によるものであり、撮像時刻tv1におけるワークWの位置を高精度に算出したものである。
撮像時刻tv1から算出時刻tnまで時間(tn-tv1)が経過しており、ワークWは移動している。したがって、このワークWの移動分は、補正しなければならない。
ここで、エンコーダ値PVmは、撮像周期Tpよりも短い制御周期Tcで更新されていく。これを利用し、位置決定部42は、(式1)に示す演算を行う。具体的に、位置決定部42は、撮像時刻tv1のエンコーダ値PVmsと算出時刻tnのエンコーダ値PVmを取得する。位置決定部42は、時間(tn-tv1)分のエンコーダ値PVmの変化分ΔPVm(PVm-PVms)を、計測位置PVvに対して加算することによって、算出時刻tnの推定位置PVを算出する。この際、算出時刻tnでは、推定位置PVが不連続になるが、この場合、推定位置PVに対するスムージング処理(例えば、移動平均化処理)等を用いることで、推定位置PVの時間変化を滑らかにでき、より好ましい。
この処理を用いることによって、推定位置PVは、算出時刻tnでのワークWの位置を高精度に反映するものとなる。したがって、高精度な位置決め制御が可能となる。
さらに、位置決定部42は、次に示す処理を用いて、撮像時刻のエンコーダ値PVmsを算出する。図7は、図6に示す撮像時エンコーダ値の推定処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
図7に示すように、位置決定部42は、撮像時刻を取得する(S31)。位置決定部42は、撮像時刻に近い複数の時刻のエンコーダ値PVmを取得する(S32)。位置決定部42は、複数の時刻のエンコーダ値PVmの内挿補間値を算出し、撮像時刻のエンコーダ値PVmsとする(S33)。なお、撮像時刻がエンコーダ値の算出時刻と一致する場合には、このエンコーダ値をそのまま用いればよい。
具体的には、位置決定部42は、推定位置PVを算出する算出時刻tnにおけるエンコーダ値PVm(n)を取得する。位置決定部42は、算出時刻tnよりも過去の撮像時刻tviを取得する。位置決定部42は、撮像時刻tviに近接する2つの時刻、例えば、時間軸上で、撮像時刻tviを挟む過去の算出時刻t(n-k)と過去の算出時刻t(n-k+1)とを検出する。
位置決定部42は、算出時刻t(n-k)のエンコーダ値PVm(n-k)と、算出時刻t(n-k+1)のエンコーダ値PVm(n-k+1)とを取得する。過去のエンコーダ値は、コントローラ40の記憶部(たとえば不揮発性メモリ413または主メモリ414(図3参照))に記憶される。
位置決定部42は、エンコーダ値PVm(n-k)とエンコーダ値PVm(n-k+1)との内挿補間値を用いて、撮像時刻tviのエンコーダ値PVms(ni)を算出する。具体的には、位置決定部42は、次の(式3)を用いて、撮像時刻tviのエンコーダ値PVms(ni)を算出する。
PVms(ni)=PVm(n-k)+Kk*(PVm(n-k+2)-PVm(n-k+1)) ・・・(式3)
ここで、Kkは、内挿補間係数である。制御周期をTcとし、エンコーダ値PVmの伝送遅延時間をTedとし、撮像トリガTR1の伝送遅延時間をTsdとして、Tc-Ted≦Tsd<2Tc-Tedの場合、内挿補間係数Kkは、次の(式4)を用いて算出される。
Kk={Tsd-(Tc-Ted)}/Tc ・・・(式4)
このような内挿補間値の算出方法を用いることによって、撮像時刻tviのエンコーダ値PVms(ni)を高精度に算出できる。これにより、さらに高精度な推定位置PVが算出でき、さらに高精度な位置決め制御が可能になる。
§4 変形例
第2撮像指令部45は、停止制御部44から停止信号SSが出力されてからの経過時間が閾値Th4を超える場合に、最終移動指令に従う移動が完了したと判定してもよい。閾値Th4は、最終移動指令に従う移動の完了に要する時間よりも長くなるように予め定められる。たとえば、最終移動指令に従う移動の完了に要する時間が予備実験により確認され、当該時間の最大値よりも長い時間が閾値Th4として定められる。
停止制御部44、第2撮像指令部45および判定部46は、コンパレータ回路によって構成されてもよい。たとえば、停止制御部44は、距離|Lm1|に対応する電圧値と閾値Th1に対応する電圧値とを比較するコンパレータ回路を含む。コンパレータ回路は、距離|Lm1|が閾値Th1未満である場合にアクティブとなる停止信号SSを出力する。第2撮像指令部45は、距離|Lm2|に対応する電圧値と閾値Th2に対応する電圧値とを比較するコンパレータ回路を含む。コンパレータ回路は、距離|Lm2|が閾値Th2未満である場合にアクティブとなる撮像トリガTR2を出力する。判定部46は、距離|Lm3|に対応する電圧値と閾値Th3に対応する電圧値とを比較するコンパレータ回路を含む。コンパレータ回路は、距離|Lm3|が閾値Th3未満である場合にアクティブとなる終了信号FSを出力し、距離|Lm3|が閾値Th3以上である場合にアクティブとなる再開信号RSを出力する。
§5 付記
以上のように、本実施の形態および変形例は以下のような開示を含む。
(構成1)
対象物(W)の制御システム(1)であって、
前記対象物(W)を移動させるための移動機構(10,20)と、
前記対象物(W)を撮像するための視覚センサ(30)と、
前記視覚センサ(30)によって第1周期ごとに撮像された画像と前記移動機構(10,20)からの位置関連情報とに基づいて、前記第1周期よりも短い第2周期ごとに、前記対象物(W)の推定位置を決定する位置決定部(42)と、
前記推定位置を前記対象物(W)の目標位置に合わせるための移動指令を前記第2周期ごとに更新して前記移動機構(10,20)に出力するフィードバック制御部(43)と、
前記推定位置と前記目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、前記フィードバック制御部(43)による前記移動指令の更新を停止させる停止制御部(44)と、
前記移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、前記視覚センサ(30)に撮像指令を出力する撮像指令部(45)と、
前記撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、前記対象物(W)の位置決めを終了すると判定する判定部とを備える、制御システム(1)。
(構成2)
前記計測結果が前記予め定められた条件を満たさない場合に、前記フィードバック制御部(43)は、前記移動指令の更新を再開する、構成1に記載の制御システム(1)。
(構成3)
前記撮像指令部(45)は、前記最終移動指令で示される位置指令値と、前記位置関連情報によって示される位置との第2偏差が第2閾値未満である場合に、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定する、構成1または2に記載の制御システム(1)。
(構成4)
前記撮像指令部(45)は、前記位置関連情報によって示される速度が第3閾値未満である場合に、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定する、構成1または2に記載の制御システム(1)。
(構成5)
前記撮像指令部(45)は、前記停止制御部(44)によって前記移動指令の更新が停止されてからの経過時間が第4閾値を超える場合に、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定する、構成1または2に記載の制御システム(1)。
(構成6)
前記計測結果は、前記撮像指令に応じて撮像された画像から計測された前記対象物(W)の計測位置を示し、
前記予め定められた条件は、前記計測位置と前記目標位置との第3偏差が第5閾値未満であるという条件である、構成1から5のいずれかに記載の制御システム(1)。
(構成7)
対象物(W)の制御システム(1)における制御方法であって、
前記制御システム(1)は、
前記対象物(W)を移動させるための移動機構(10,20)と、
前記対象物(W)を撮像するための視覚センサ(30)とを含み、
前記制御方法は、
前記視覚センサ(30)によって第1周期ごとに撮像された画像と前記移動機構(10,20)からの位置関連情報とに基づいて、前記第1周期よりも短い第2周期ごとに、前記対象物(W)の推定位置を決定するステップと、
前記推定位置を前記対象物(W)の目標位置に合わせるための移動指令を前記第2周期ごとに更新して前記移動機構(10,20)に出力するステップと、
前記推定位置と前記目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、前記移動指令の更新を停止させるステップと、
前記移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、前記視覚センサ(30)に撮像指令を出力するステップと、
前記撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、前記対象物(W)の位置決めを終了すると判定するステップとを備える、制御方法。
(構成8)
対象物(W)の制御システム(1)における制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム(430)であって、
前記制御システム(1)は、
前記対象物(W)を移動させるための移動機構(10,20)と、
前記対象物(W)を撮像するための視覚センサ(30)とを含み、
前記制御方法は、
前記視覚センサ(30)によって第1周期ごとに撮像された画像と前記移動機構(10,20)からの位置関連情報とに基づいて、前記第1周期よりも短い第2周期ごとに、前記対象物(W)の推定位置を決定するステップと、
前記推定位置を前記対象物(W)の目標位置に合わせるための移動指令を前記第2周期ごとに更新して前記移動機構(10,20)に出力するステップと、
前記推定位置と前記目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、前記移動指令の更新を停止させるステップと、
前記移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、前記視覚センサ(30)に撮像指令を出力するステップと、
前記撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、前記対象物(W)の位置決めを終了すると判定するステップとを備える、プログラム。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合せても、実施することが意図される。
1 制御システム、10 ステージ装置、11,13,15 ステージ、12,14,16 サーボモータ、20,22,24,26 サーボドライバ、30 視覚センサ、31 撮像部、32 画像処理部、40 コントローラ、41 第1撮像指令部、42 位置決定部、43 フィードバック制御部、44 停止制御部、45 第2撮像指令部、46 判定部、50,51 記録媒体、70 表示部、310,412 プロセッサ、312 RAM、314 表示コントローラ、316 システムコントローラ、318 I/Oコントローラ、320 ハードディスク、322 カメラインターフェイス、324 入力インターフェイス、326 コントローラインターフェイス、328,417 通信インターフェイス、330,416 メモリカードインターフェイス、334 キーボード、410 主制御ユニット、411 チップセット、413 不揮発性メモリ、414 主メモリ、415 システムクロック、418 内部バスコントローラ、419 内部バス、422,424,426 サーボユニット、430 制御プログラム、431 減算部、432 PID演算部、481 バッファメモリ、482 制御回路、483 内部バス制御回路、W ワーク。

Claims (8)

  1. 対象物の制御システムであって、
    前記対象物を移動させるための移動機構と、
    前記対象物を撮像するための視覚センサと、
    前記視覚センサに第1周期ごとに第1撮像指令を出力する第1撮像指令部と、を備え、前記第1周期は、前記視覚センサによる撮像処理に要する時間と画像処理に要する時間との合計時間よりも長く、前記制御システムは、さらに、
    前記視覚センサによって前記第1周期ごとに撮像された画像と前記移動機構からの位置関連情報とに基づいて、前記第1周期よりも短い第2周期ごとに、前記対象物の推定位置を決定する位置決定部と、
    前記推定位置を前記対象物の目標位置に合わせるための移動指令を前記第2周期ごとに更新して前記移動機構に出力するフィードバック制御部と、
    前記推定位置と前記目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、前記フィードバック制御部による前記移動指令の更新を停止させるとともに、前記第1撮像指令部による前記第1撮像指令の出力を停止させる停止制御部と、
    前記移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、前記視覚センサに第2撮像指令を出力する第2撮像指令部と、
    前記第2撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、前記対象物の位置決めを終了すると判定する判定部とを備える、制御システム。
  2. 前記計測結果が前記予め定められた条件を満たさない場合に、前記フィードバック制御部は、前記移動指令の更新を再開する、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第2撮像指令部は、前記最終移動指令で示される位置指令値と、前記位置関連情報によって示される位置との第2偏差が第2閾値未満である場合に、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定する、請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記第2撮像指令部は、前記位置関連情報によって示される速度が第3閾値未満である場合に、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定する、請求項1または2に記載の制御システム。
  5. 前記第2撮像指令部は、前記停止制御部によって前記移動指令の更新が停止されてからの経過時間が第4閾値を超える場合に、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定する、請求項1または2に記載の制御システム。
  6. 前記計測結果は、前記第2撮像指令に応じて撮像された画像から計測された前記対象物の計測位置を示し、
    前記予め定められた条件は、前記計測位置と前記目標位置との第3偏差が第5閾値未満であるという条件である、請求項1から5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 対象物の制御システムにおける制御方法であって、
    前記制御システムは、
    前記対象物を移動させるための移動機構と、
    前記対象物を撮像するための視覚センサとを含み、
    前記制御方法は、
    前記視覚センサに第1周期ごとに第1撮像指令を出力するステップを備え、前記第1周期は、前記視覚センサによる撮像処理に要する時間と画像処理に要する時間との合計時間よりも長く、前記制御方法は、さらに、
    前記視覚センサによって前記第1周期ごとに撮像された画像と前記移動機構からの位置関連情報とに基づいて、前記第1周期よりも短い第2周期ごとに、前記対象物の推定位置を決定するステップと、
    前記推定位置を前記対象物の目標位置に合わせるための移動指令を前記第2周期ごとに更新して前記移動機構に出力するステップと、
    前記推定位置と前記目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、前記移動指令の更新を停止させるとともに、前記第1撮像指令の出力を停止させるステップと、
    前記移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、前記視覚センサに第2撮像指令を出力するステップと、
    前記第2撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、前記対象物の位置決めを終了すると判定するステップとを備える、制御方法。
  8. 対象物の制御システムにおける制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御システムは、
    前記対象物を移動させるための移動機構と、
    前記対象物を撮像するための視覚センサとを含み、
    前記制御方法は、
    前記視覚センサに第1周期ごとに第1撮像指令を出力するステップを備え、前記第1周期は、前記視覚センサによる撮像処理に要する時間と画像処理に要する時間との合計時間よりも長く、前記制御方法は、さらに、
    前記視覚センサによって前記第1周期ごとに撮像された画像と前記移動機構からの位置関連情報とに基づいて、前記第1周期よりも短い第2周期ごとに、前記対象物の推定位置を決定するステップと、
    前記推定位置を前記対象物の目標位置に合わせるための移動指令を前記第2周期ごとに更新して前記移動機構に出力するステップと、
    前記推定位置と前記目標位置との第1偏差が第1閾値未満である場合に、前記移動指令の更新を停止させるとともに、前記第1撮像指令の出力を停止させるステップと、
    前記移動指令の更新が停止された場合に、最終移動指令に従う移動が完了したか否かを判定し、前記最終移動指令に従う移動が完了したと判定した後に、前記視覚センサに第2撮像指令を出力するステップと、
    前記第2撮像指令に応じて撮像された画像からの計測結果が予め定められた条件を満たす場合に、前記対象物の位置決めを終了すると判定するステップとを備える、プログラム。
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