JP7018656B2 - 竹製飲用ストロー及びその製造方法 - Google Patents
竹製飲用ストロー及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7018656B2 JP7018656B2 JP2019149516A JP2019149516A JP7018656B2 JP 7018656 B2 JP7018656 B2 JP 7018656B2 JP 2019149516 A JP2019149516 A JP 2019149516A JP 2019149516 A JP2019149516 A JP 2019149516A JP 7018656 B2 JP7018656 B2 JP 7018656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bamboo
- straw
- culm
- wood material
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Table Equipment (AREA)
Description
そこで、以下の特許文献1には、紙製の飲料用ストローが提案されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、プラスチック製ストローと同等の性能を有しながらコストを抑えた竹製飲用ストローを提供する。
本発明の一側面は竹製飲用ストローであり、当該一側面に係る竹製飲用ストローは、竹稈の中空部を吸飲孔として用いることなく竹稈の木質部から形成された細長い円筒状体で構成されており、その円筒状体における外径から内径を除いた合計肉厚の平均が3mm以下であり、その円筒状体の内径が4mm以上5mm以下であり、その円筒状体における長さに対する内径の割合が1/50以上かつ1/40以下である。
本ストロー1は、図1に示されるとおり、竹製の細長い円筒状体10で構成されている。
本明細書において「円筒状」とは、中空を持つ形状であり、中空を持たない「円柱状」とは区別して使用することとする。
また、竹は、3年から4年で竹材として利用できる程成長が早いため、木材のような資源の枯渇についての問題がない材料である。このため円筒状体10を竹製とすることで、資源の枯渇の問題を気にする必要もない。
本実施形態では、円筒状体10は、切削加工された木質部22に貫通孔が吸飲孔15として穿設されることで形成されている。このため、円筒状体10の長さLと吸飲孔15の長さとは等しくなり、以降、吸飲孔15の長さLと表記する場合もある。
このように円筒状体10を木質部22に吸飲孔15を穿設して形成することで、真竹や孟宗竹のような大型種を竹材として利用することができるため、竹稈20の中空部21をそのまま吸飲孔15として用いる形態と比較して大量生産が可能であり、コストを大幅に低下させることができる。
また、円筒状体10は、木質部22の節の部分を含んでいてもよいし、含まなくてもよい。これにより、竹稈20における円筒状体10の採取部分の制限を少なくすることができるため、竹稈20を有効活用することができ、ひいてはコストを低下させることができる。
ここで「竹稈木質材」とは、竹稈20の木質部22を切削加工して得られる、表皮部及び内周面部が取り除かれておりかつ吸飲孔15が穿設されていない竹材の意味で用いられる造語である。
上述のように、円筒状体10を木質部22から表皮部を除いた部分で形成することで、本ストロー1に緑系の色を残さないため、消費者にカビ等の付着と誤解されるのを防ぐことができる。
一方で、竹稈20の組織は、長手方向に平行に並んでおり、竹稈20を半径方向で切断した輪切り断面において、外側の表皮部に近い程、繊維密度が高く、しなやかで折れ難い性質を持ち、内側の内周面部に近い程、繊維密度が低く、柔らかいことが知られている。このため、円筒状体10を木質部22から内周面部を除くことで、本ストロー1の強度を維持することができる。
なお、本ストロー1の製造方法の詳細については後述する。
吸飲孔15は飲料をスムーズに通す必要があるため、対象とする飲料種によってその断面面積は所定の大きさとする必要がある。例えば、一般的なプラスチック製ストローの吸飲孔の断面直径は約5mmであり、タピオカドリンク等のような含有物を含む飲料用のストローでは約9.5mmの断面直径を有するものがある。
ここで外径Gは、円筒状体10における長さ方向に直交する断面の外周円(外周表面)の直径を意味し、内径Nは、その断面の内周円(吸飲孔15を画定する内壁面)の直径を意味する。以降、円筒状体10の内径Nは、吸飲孔15の径Nと表記する場合もある。
合計肉厚の平均は、円筒状体10の長さ方向の両端面での合計肉厚の平均(2で除算して得られる値)であってもよいが、当該両端面での合計肉厚に加えて円筒状体10の長さ方向の一以上の各部での当該断面の合計肉厚を対象とした平均であることが好ましい。
上記の合計肉厚の平均の上限値(3mm)は、吸飲孔15の径Nを必要な大きさとして本ストロー1のサイズを想定した場合における本ストロー1の保管コスト及び流通コストを抑制し得る値として本発明者により算出された値である。当該合計肉厚の平均の下限値は、吸飲孔15を穿設するための穿孔具(例えばドリル)の性能や本ストロー1の強度によって設定されればよく、例えば、0.7mm以上2mm以下に設定されればよい。
円筒状体10の合計肉厚をこのような値とすることで、飲用ストローとしての性能を維持しつつ、本ストロー1のサイズを抑えて、本ストロー1の保管コストや流通コストを抑制することができる。
一方で、吸飲孔15の長さLが長くても吸飲孔15の径Nが大きい場合には、穿孔具(ドリル)の強度も増すため、当該割合の重要性は薄まる。但し、仮に当該割合の上限を定めるとすれば、例えば、1/40以下とされてもよい。
本ストロー1において円筒状体10における長さL(吸飲孔15の長さL)に対する内径N(吸飲孔15の径N)の割合がこのような範囲とされることで、当該竹稈木質材に対して適切に吸飲孔15を穿設することができる。
含水率が15%を超えると、竹製の円筒状体10にカビが生じる可能性がかなり高まり、逆に、含水率が5%よりも低くなると、ささくれが生じ安くなってしまうからである。
本ストロー1の製造段階で円筒状体10の含水率をこのような値域内に設定することで、その後の流通段階及び消費段階においてもその含水率を自然に保つことができる。結果、プラスチック製ストローと同等の清潔感及び安全性で竹製の飲用ストローを実現することができる。
本工程では、所定の太さ及び所定の長さとなるように竹稈20を長さ方向及び径方向に切断して複数の竹ひご状の竹材を取得し、当該竹材を煮沸し乾燥させた後、表皮部及び内周面部が少なくとも除外されるように、当該竹材を削ることで、複数の細長い円柱状の竹稈木質材25を取得する。
当該竹ひご状の竹材は、木質部22における表皮部から内表面部にかけて一つ抽出されてもよいし(図3に示される例)、木質部22における表皮部から内表面部にかけて複数抽出されてもよい。後者の方法で抽出された当該竹材は、表皮部を含み内表面部を含まないものと、表皮部を含まず内表面部を含むものとが少なくとも存在することになる。
当該竹材を煮沸することで竹臭さを抜くことができ、その後、竹材を所定の方法で乾燥させることで、上述した通り、完成品の本ストロー1の円筒状体10の含水率を5%以上14%以下とすることができる。
本実施形態では、竹稈木質材25を固定する工程及び孔開け工程が孔開け装置30により実施される。
孔開け装置30は、竹材支持装置31と複数のドリル(穿孔具)36とから構成される。
竹材支持装置31は、モータのような駆動源(図示せず)と、駆動源の動力で回転する複数の回転板32とを少なくとも含む。回転板32ごとに駆動源が設けられてもよいし、回転板32の数よりも少ない数の駆動源が設けられてもよい。各回転板32には回転板32の回転軸を中心軸とする円柱状の固定具33がそれぞれ固設されており、各固定具33は回転板32と共に回転板32と同軸でそれぞれ回転する。
複数のドリル36は、固定具33に対して一対一に設けられており、各ドリル36の中心軸が各固定具33の回転軸(中心軸)の延長線上に一致するように設けられている。各ドリル36の直径は吸飲孔15の径Nに対応するサイズとされ、各ドリル36の長さは吸飲孔15(円筒状体10)の長さL以上とされており、回転せず固定されている。
孔開け工程では、上述のように固定具33により長さ方向に直線状に整形された状態で固定されている竹稈木質材25に対して長さ方向に延びる貫通孔が吸飲孔15として穿設される。
そこで、本製造方法では、上述したとおり、竹稈木質材25を固定具33で直線状に整形しながら固定した状態で、その竹稈木質材25に対して吸飲孔15が穿設されるため、竹稈木質材25が湾曲変形したとしても、吸飲孔15を適切に穿設して本ストロー1を製造することができる。
更に言えば、このような方法により、竹稈木質材25が木質部22における表皮部から内表面部にかけて複数抽出されることで各々の繊維密度が異なり湾曲状態が異なったとしても、適切に本ストロー1を製造することができるため、竹材を有効活用することができ、本ストロー1のコストを低減することができる。
ドリル36の直径及び長さは、上述したとおり、吸飲孔15に対応するサイズとされ、それを竹稈木質材25に対する穿孔のために用いることから、大変折れ易いところ、本実施形態のように、直線状に整形しながら固定した状態で竹稈木質材25自体を回転させて穿孔具で竹稈木質材25に貫通孔を吸飲孔15として穿設することで、穿孔具を折ることなく、確実に吸飲孔15を穿設することができる。
回転ドラム41は、その側面(曲面)上に複数の検査対象ストローを等間隔に着脱自在に支持可能であり、駆動源(図示せず)の動力によりその中心軸を軸に回転する。更に、回転ドラム41の側面上には、検査対象ストローの中心軸Cを軸に検査対象ストローを回転可能に支持する複数の機構が設けられている。これにより、回転ドラム41に支持される検査対象ストローは、自身の中心軸Cを軸に回転しながら、回転ドラム41の回転により回転ドラム41の側面に沿って曲面(周)方向に移動する。
カメラ47は、回転ドラム41の側面上に支持され自転する検査対象ストロー(TG)の外周面の全てを撮像可能に設けられている。
これらカメラ45、46及び47により、竹稈木質材25に吸飲孔15が穿設された検査対象ストローの外周面及び長さ方向の両端面の撮像工程が実施される。
上述の実施形態は一例である。本ストロー1及びその製造方法は、上述の構成のみに限定されるわけではなく、上述の少なくとも一部の構成を有していれば、部分的に適宜変形されてもよい。
また、上述の円筒状体10を複数(例えば2本)連結することで、一つの飲用ストローが構成されるようにしてもよい。言い換えれば、円筒状体10は、切断されていない一連なりの木質部22により形成されていてもよいし、一度は切断された二以上の木質部22を連結することで形成されていてもよい。この場合、前者の例のほうがコストをより低減させることができる。
また、竹稈木質材25に穿孔具(ドリル)で吸飲孔15を穿設した後で、本ストロー1の合計肉厚の平均を3mm以下となり適正な位置に吸飲孔15が穿設されるように、吸飲孔15が穿設された竹稈木質材25の外周面を削るようにしてもよい。この場合、竹稈木質材25は、円柱状ではなく、角が削られる前の角材であってもよい。
L=200(mm)、G=7.5(mm)、N=5(mm)
また、タピオカドリンク等のような含有物を含む飲料用として、本ストロー1の寸法は次のように設定されてもよい。
L=200(mm)、G=12(mm)、N=10(mm)
但し、このような各実施例の寸法は一例であるに過ぎず、上述の実施形態で述べた内容に何ら制限を加えるものではない。
Claims (3)
- 竹稈の中空部を吸飲孔として用いることなく竹稈の木質部から形成された細長い円筒状体で構成されている竹製飲用ストローであって、
前記円筒状体における外径から内径を除いた合計肉厚の平均が3mm以下であり、
前記円筒状体の内径が4mm以上5mm以下であり、
前記円筒状体における長さに対する内径の割合が1/50以上かつ1/40以下である、
竹製飲用ストロー。 - 竹稈を長さ方向及び径方向に切断して複数の細長い円柱状の竹稈木質材を取得する工程と、
前記竹稈木質材の長さ方向の略全部を内部に嵌入可能な固定具で前記竹稈木質材を直線状に整形しながら固定する工程と、
前記固定具で固定された前記竹稈木質材に長さ方向に延びる貫通孔を吸飲孔として穿設する孔開け工程と、
を含み、
前記孔開け工程では、前記固定具の内部に嵌入されて固定された前記竹稈木質材の中心軸を回転軸として前記固定具を回転させ、回転している前記竹稈木質材に対して穿孔具を用いて前記吸飲孔を穿設する、
竹製飲用ストローの製造方法。 - 前記竹稈木質材に前記吸飲孔が穿設された検査対象ストローの外周面及び長さ方向の両端面を複数のカメラで撮像する工程と、
前記撮像された画像により、前記検査対象ストローの両端面における前記吸飲孔の位置、前記検査対象ストローの外周面及び両端面のささくれ状態、又は前記検査対象ストローの外周面の表皮部の残留状態のいずれか一部又は全部を検査する検査工程と、
を更に含む請求項2に記載の竹製飲用ストローの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019149516A JP7018656B2 (ja) | 2019-08-16 | 2019-08-16 | 竹製飲用ストロー及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019149516A JP7018656B2 (ja) | 2019-08-16 | 2019-08-16 | 竹製飲用ストロー及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021029312A JP2021029312A (ja) | 2021-03-01 |
JP7018656B2 true JP7018656B2 (ja) | 2022-02-14 |
Family
ID=74674276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019149516A Active JP7018656B2 (ja) | 2019-08-16 | 2019-08-16 | 竹製飲用ストロー及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7018656B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004249041A (ja) | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Joichi Go | 竹製食器の製造方法及び竹製食器 |
WO2012023002A1 (en) | 2010-08-17 | 2012-02-23 | Don Mei Tow | Multi-functional chopsticks |
JP2014155524A (ja) | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Toppan Printing Co Ltd | ストロー |
CN209202703U (zh) | 2018-06-29 | 2019-08-06 | 福建农林大学 | 果汁竹吸管 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10119013A (ja) * | 1996-10-23 | 1998-05-12 | Kunio Takano | 竹箸の製造方法及び竹箸の製造装置 |
-
2019
- 2019-08-16 JP JP2019149516A patent/JP7018656B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004249041A (ja) | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Joichi Go | 竹製食器の製造方法及び竹製食器 |
WO2012023002A1 (en) | 2010-08-17 | 2012-02-23 | Don Mei Tow | Multi-functional chopsticks |
JP2014155524A (ja) | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Toppan Printing Co Ltd | ストロー |
CN209202703U (zh) | 2018-06-29 | 2019-08-06 | 福建农林大学 | 果汁竹吸管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021029312A (ja) | 2021-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100560258C (zh) | 速换钻头夹持装置 | |
JP7018656B2 (ja) | 竹製飲用ストロー及びその製造方法 | |
US20140341661A1 (en) | Milling cutter | |
JP5441615B2 (ja) | 切削インサートおよび切削工具ならびに被削加工物の製造方法 | |
US20180245620A1 (en) | Screw capable of easily drilling holes and dregs removing | |
CN201399604Y (zh) | 一种新型钻头 | |
CN206305513U (zh) | 钻夹具和钻床 | |
EP3326455A1 (en) | Water absorption treatment material and production method therefor | |
CN103752884B (zh) | 一种饲料成型环模成型孔的加工方法及扩孔钻 | |
JP2007331055A (ja) | 樹脂パイプ面取り工具 | |
CN106475605A (zh) | 钻夹具和钻床 | |
CN107107210A (zh) | 铣削刀片和铣削刀具 | |
CN104875532B (zh) | 无限延接削笔器 | |
CN105798338A (zh) | 一种机床用刀具 | |
EP3326456A1 (en) | Method for producing water absorption treatment material | |
CN202622005U (zh) | 一种加工汽轮机机组滤网用复合钻头 | |
CN206435771U (zh) | 复合套镗刀具 | |
CN206028818U (zh) | 一种钻头 | |
CN106579674B (zh) | 海南黄花梨对眼佛珠的加工方法 | |
CN108638222A (zh) | 一种三刃式木料取芯车刀 | |
CN219926325U (zh) | 一种斧头 | |
TW201013060A (en) | Screw with helical trench | |
CN208556829U (zh) | 一种防振刀夹 | |
CN206263314U (zh) | 多效快速钻头 | |
CN211052634U (zh) | 一种麻花钻 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211001 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7018656 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |