JP7018491B2 - 吸引器具 - Google Patents

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Description

本発明は、呼吸時に香りを一緒に吸い込むことができる吸引器具に関する。
(関連出願の相互参照)
本願は、日本国特願2015-061176の優先権を主張し、引用によって本願明細書の記載に組み込まれる。
近年、大きく深い呼吸を行うことが健康促進につながると考えられている。その呼吸時に、香りを一緒に吸い込むことによって、脳に刺激を与えてリラクゼーション効果を同時に得ることができる。そこで、呼吸を行いつつ、リラクゼーションを高めることができる装置が提案されている。この装置は、鼻及び口を覆った状態で呼吸が可能なマスク部と、マスク部に接続された呼吸用筒体と、呼吸用筒体の軸方向一端に接続される吸息筒部と、呼吸用筒体の軸方向他端に接続される呼息筒部と、呼吸用筒体に電気的に接続される制御ボックスとを備えている。また、呼吸用筒体内には、吸息時にのみ開いて吸気する吸気用弁体と、呼息時にのみ開いて呼気を排出する呼気用弁体と、吸気用弁体の開動作を検出する検出手段と、呼気用弁体を通過する吸気の流路に香りを噴霧する香り付与手段とを備えている。そして、制御ボックス内に備えている制御手段は、検出手段の検出信号に基づいて香り付与手段を動作させ吸息に同期して香りを吸気に付与する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-325756号公報
上記特許文献1の装置は、多数の部品から構成されているだけでなく、弁体を制御する制御ボックスを備えなければならず、装置全体が大型になって、取り扱いが難しいだけでなく、コスト高になるという不都合があり、改善の余地があった。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、取り扱いが容易でかつ安価に構成することができる吸引器具を提供することを課題とする。
本発明に係る吸引器具は、片手で保持可能なサイズに構成され、かつ、丸みを帯びた形状に構成された本体と、該本体内に配置され香成分を収容可能な収容部と、前記本体内に配置され該収容部を加熱する加熱部と、前記香成分を吸うための吸い口部とを備えていることを特徴とする。
また、本発明に係る吸引器具においては、前記収容部内に本体の外部からの空気を取り込むための複数の吸気口が前記本体に形成されていてもよい。
また、本発明に係る吸引器具においては、前記吸い口部は、少なくとも2種類あって、その一つは、口から吸い込み可能な第1吸い口部であり、他の一つは、鼻から吸い込み可能な第2吸い口部であり、前記第1吸い口部は、前記本体に対して着脱可能に構成されていてもよく、前記第2吸い口部は、前記本体に対して着脱可能に構成されていてもよい。
本発明の第1実施形態に係る吸引器具の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る吸引器具の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る吸引器具の斜視図である。 第1実施形態に係る吸引器具を使用している使用状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸引器具の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸引器具の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸引器具の底面図である。 同第2実施形態の吸引器具の縦断面図である。 同第2実施形態の吸引器具の吸い口を他の形態の吸い口に付け替えた上端部の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る吸引器具を示す正面図である。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る吸引器具を説明する。
図1(A),(B),(C)に示すように、吸引器具1は、香成分Sを収容可能な収容部2及び収容部2を加熱する加熱部3が内部に配置された本体4と、本体4内に収容された香成分Sを吸うための吸い口部5とを備えている。
本体4は、縦長状で、かつ、片手で保持可能な太さのサイズに構成され、しかも丸みを帯びた略ランプ形状に構成されている。本体4の内部に、後述する吸い口部5の吸い口5Aに連通する縦方向(上下方向)の第1空気案内通路4aが形成されている。また、図1Aに示すように、本体4の外径が最も大きくなっている上下方向中央部よりも上部側に、本体4内に外気を取り入れるための2つの開口(吸気口)4B,4Cが、左右の中心線に対して左側と右側とに振り分けられて形成されている。ここでは、2つの開口(吸気口)4B,4Cが左右対称となる位置に形成されているが、他の位置に形成されていてもよい。また、それら開口4B,4Cと第1空気案内通路4aの下端部とを連通接続する2つの第2空気案内通路4b,4cが本体4内に形成されている。2つの第2空気案内通路4b,4cは、略水平方向に形成されている。また、本体4における第1空気案内通路4aの下方に、香成分Sを収容可能な収容部2と、収容部2に収容された香成分Sを加熱する加熱部3と、加熱部3を加熱するための充電型のバッテリ6とを備えている。このように、本体4の中心部に形成される第1空気案内通路4aの下方に、加熱部3と、バッテリ6とを上下方向で重複するように配置することによって、本体4が横方向(水平方向)に大型化することを抑制することができる。これにより、片手で持ち易くなる。尚、本体4を構成する材料としては、プラスチック(耐熱性プラスチックが好ましい)やセラミックの他、金属等が使用可能である。
加熱部3は、上方が開放された箱型形状に構成され、例えばセラミックヒータ(カーボンヒータでもよい)からなり、バッテリ6により加熱される。この加熱により香成分Sが加熱されて香りを放出する。香成分Sとしては、固形状、ゲル状、液体状のものが用いられ、公知の香成分を特に制限なく利用できる。例えば、精油、合成香料、動物性香料などを用いることができる。尚、加熱部3は、本体4に備えているスイッチ(図示せず)を操作することによって、加熱状態と非加熱状態とに切り替えられる。
本体4の下端には、バッテリ6に電線7により接続された接点8を備えている。また、図1A,図1Bに示す載置台9には、載置した本体4の接点8に接続可能な接点(図示せず)を備えるとともに、該接点(図示せず)に接続されパソコンに接続可能なUSB端子(図示せず)を備えている。従って、USB端子をパソコンに接続しておけば、載置台9に本体4を載置することによって、USB端子を介してパソコンによりバッテリ6が自動的に充電されるように構成されている。
吸い口部5は、本体4の上端に取り付けられ、図1A,図1B,図1C及び図2に示すように、側面視において上側の左側が切欠かれた形状になっている。具体的には、奥行き方向手前側に突出する平面視略円弧状の段部5Tを備え、この段部5Tよりも上方でかつ手前側(図1B及び図2では左側)とは反対側(図1B及び図2では右側(奥側))に引っ込んだ凹部状の鼻受け用段部5Uを備えている。この鼻受け用段部5Uは、手前側とは反対側の奥側に突出する平面視略円弧状(図1C参照)に形成されている。そして、この鼻受け用段部5Uの手前側でかつ奥行き方向と直交する幅方向中央部に吸い口5Aが形成されている。吸い口5Aは、径が下方側ほど小さくなるテーパー状(図1A参照)に構成され、そのテーパーの下端と前記第1空気案内通路4aの上端とが、吸い口部5の中心に上下方向に形成されている縦向きの空気案内通路5Bで連結されている。吸い口部5を構成する材料としては、本体4と同様に、プラスチック(耐熱性プラスチックが好ましい)やセラミックの他、金属等が使用可能である。
このように構成された吸引器具1を使用する場合には、図2に示すように、例えば右手Rで吸引器具1を掴むとともに鼻を鼻受け用段部5Uに当接する又は接近した状態にする。この状態から、図示していないスイッチを押すことによって加熱部3を駆動して香成分Sを加熱する。続いて、大きく深い呼吸を行うことによって、2つの開口4B,4Cから第2空気案内通路4b,4cを通して本体4内部に外気を取り入れ、香成分Sの香りを外気とともに第1空気案内通路4a及び空気案内通路5Bを通して上端の吸い口部5から鼻に吸い込む。これにより、健康促進を図りつつ、香り成分Sの香りを取り入れて脳を刺激することによるリラクゼーション効果を得ることができる。また、片手で保持可能なサイズに構成され、かつ、丸みを帯びた形状に構成された本体4は、手に馴染み易く片手で容易に保持することができるので、取り扱いが容易である。尚、2つの開口4B,4Cのうちのいずれか一方を指で塞ぐ、又は一方の開口4B又は4Cの一部を指で塞ぐ、あるいは両方の開口4B,4Cの一部を塞ぐことによって、吸い込む外気の量を調整することができる。前記開口4B,4Cが、本体4の最大径となる部分以外の部分に形成されているので、手が小さな方(例えば女性)でも、2つの開口4B,4Cを指で塞ぎ易くなっている。また、収容部2から香成分Sを吸い込むための第1空気案内通路4aに2つの第2空気案内通路4b,4cを合流させる構成にするとともに、2つの開口4B,4Cを吸い口部5よりも下方の本体4に形成することによって、本体4を持つ手の指で2つの開口4B,4Cを一層塞ぎ易くなっている。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る吸引器具を図3A,図3B,図3C及び図4に基づいて説明する。
第1実施形態の吸引器具1は略ランプ形状のものであったが、第2実施形態の吸引器具10は、第1実施形態の吸引器具1よりも直径が大きくかつ縦方向の寸法及び横方向の寸法が略同一に設定された略リンゴ形状に構成されている。
吸引器具10は、前述同様に、香成分を収容可能な収容部11及び収容部11を加熱する加熱部12を有する本体13と、本体13内に収容された香成分Sを吸うための吸い口部14とを備えている。
本体13は、片手で保持可能な太さのサイズに構成され、しかも丸みを帯びた略リンゴ形状に構成されており、内部に、吸い口部14の吸い口14Aに連通する空間部13Kが形成されている。また、本体4の下部側の外面には、外気を取り入れるための2つの開口(吸気口)13A,13Bが形成されている。2つの開口(吸気口)13A,13Bは、本体4の外径が最も大きくなっている上下方向中央部よりも下部側に、左右の中心線に対して左側と右側とに振り分けられて形成されている(図4参照)。ここでは、2つの開口(吸気口)13A,13Bが左右対称となる位置に形成されているが、他の位置に形成されていてもよい。また、それら開口13A,13Bと空間部13Kの下端部とを連通接続する2つの空気案内通路13a,13bが本体13内に形成されている。2つの空気案内通路13a,13bは、内側ほど上方に位置する傾斜姿勢に形成されている。また、本体13における空間部13Kの下方に、香成分Sを収容可能な収容部11と、収容部11に収容された香成分Sを加熱する加熱部12と、加熱部12を加熱するための充電型のバッテリ15とを備えている。このように、本体13の中心部に形成される空間部13Kの下方に、加熱部12と、バッテリ15とを上下方向で重複するように配置することによって、本体13が横方向(水平方向)に大型化することを抑制することができる。これにより、片手で持ち易くなる。本体13を構成する材料としては、プラスチック(耐熱性プラスチックが好ましい)やセラミックの他、金属等が使用可能である。また、本体13の底面が載置したときに安定するようにフラット面から構成されている。
加熱部12は、前述同様に、上方が開放された箱型形状に構成され、例えばセラミックヒータ(カーボンヒータでもよい)からなり、バッテリ15により加熱される。この加熱により香成分Sが加熱されて香りを放出する。また、香成分Sとしては、前述同様に、固形状、ゲル状、液体状のものが用いられ、公知の香成分を特に制限なく利用できる。例えば、精油、合成香料、動物性香料などを用いることができる。尚、加熱部12は、本体4に備えているスイッチ(図示せず)を操作することによって、加熱状態と非加熱状態とに切り替えられる。加熱部12の上端縁部には、水平軸回りで開閉自在な複数(図4では2つ)の蓋12A,12Aを備えている。これら蓋12A,12Aは、水平姿勢に図示していないスプリングで付勢されており、香成分Sを収容部11に収容する場合には、図4において吸い口部5を本体13から取り外してから、蓋12A,12Aを破線で示す位置まで指で揺動操作することになる。
本体13の下端には、前述同様に、バッテリ15に電線16を介して接続された接点17を備えている。また、図4に示す載置台18には、前述同様に、載置した本体13の接点17に接続可能な接点(図示せず)を備えるとともに、該接点(図示せず)に接続されパソコンに接続可能なUSB端子(図示せず)を備えている。従って、USB端子をパソコンに接続しておけば、載置台18に本体13を載置することによって、バッテリ15が自動的に充電されるように構成されている。
吸い口部14は、平面視において中央部に上下方向に同一径で貫通する吸い口14Aが形成されている。また、吸い口部14は、本体13の上端に着脱自在に取り付けられ、口で咥えることができる大きさの口部14aと、口部14aの下端に本体13の上端の円形の凸部13Tに係脱自在な円形で上方に凹んだ凹部14Uが形成された係止部14bとを備えている。吸い口部14を構成する材料としては、本体13と同様に、プラスチック(耐熱性プラスチックが好ましい)やセラミックの他、金属等が使用可能である。
前記吸い口部14は、口から吸い込み可能な第1吸い口部から構成されている。そして、前記第1吸い口部14に代えて鼻から吸い込み可能な第2吸い口部19を本体13の上端に装着可能に構成されている。図5に、第2吸い口部19を本体13の上端に装着した場合の容部の縦断面図を示している。第2吸い口部19は、鼻を受ける鼻受け部19Aを備えるとともに、本体13の凸部13Tに係脱自在な円形で上方に凹んだ凹部19Uが形成された係止部19Bを備えている。鼻受け部19Aの周縁には、上方に立ち上がる縦壁部19Cが延出されている。従って、第1吸い口部14を本体13に装着すると、吸引器具を口から吸い込む形態にすることができ、また、第2吸い口部19を本体13に装着すると、吸引器具を鼻から吸い込む形態にすることができる。
このように構成された吸引器具10を使用する場合には、前述同様に片手で吸引器具10を掴むとともに図3A、図3Bの吸引器具10では口で第1吸い口部14を咥える、また図5の吸引器具10では鼻を鼻受け部19Aに当接した状態にする。この状態から、図示していないスイッチを押すことによって加熱部12を駆動して香成分Sを加熱する。続いて、大きく深い呼吸を行うことによって、2つの開口13A,13Bから空気案内通路13a,13bを通して本体4内部に外気を取り入れ、香成分Sの香りを外気とともに空間部13Kを通して上端の吸い口14Aから口又は鼻に吸い込む。これにより、健康促進を図りつつ、香り成分Sの香りを取り入れて脳を刺激することによるリラクゼーション効果を得ることができる。また、片手で保持可能なサイズに構成され、かつ、丸みを帯びた形状に構成された本体13は、手に馴染み易く片手で容易に保持することができるので、取り扱いが容易である。尚、2つの開口13A,13Bのうちのいずれか一方を指で塞ぐ、又は一方の開口13A又は13Bの一部を指で塞ぐ、あるいは両方の開口13A,13Bの一部を塞ぐことによって、吸い込む外気の量を調整することができる。また、収容部11から香成分Sを吸い込むための吸い口14Aに連通する空間部13Kに2つの空気案内通路13a,13bを合流させる構成にするとともに、2つの開口13A,13Bを第1吸い口部14よりも下方の本体13に(図4では第1吸い口部14から離間する本体13の下側に)形成することによって、本体13を持つ手の指で2つの開口13A,13Bをより一層塞ぎ易くなっている。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る吸引器具を図6に基づいて説明する。尚、第3実施形態の吸引器具20の内部構造は、図1Aに示したものと略同一である。そのため、吸引器具20の内部構造の図示及び説明を省略する。
吸引器具20は、縦長状で、かつ、片手で保持可能な太さのサイズに構成され、しかも丸みを帯びた略瓢箪形状に構成された本体20Aからなり、本体20Aの上部に、吸い口部20Bが一体形成されている。吸い口部20Bの上端には、斜めにカットされた吸い口20Cが形成されている。この吸い口20Cに鼻を当てて吸い込んでもよいし、吸い口20Cを口で咥えて吸い込んでもよい。つまり、図6に示した吸引器具20では、鼻から吸い込む形態と口から吸い込む形態のいずれも可能となる形状になっている。図に示す21は、加熱部を加熱するための押しボタン式のスイッチであり、また、22,23は、外気を本体20A内に取り込むために吸い口部20Bから離間した位置、つまり本体20Aの上部(本体20Aが最大径となる部分よりも径が小さな上側)に形成した2つの開口(吸気口)である。
このように構成された吸引器具20を使用する場合には、前述同様に片手で吸引器具20を掴むとともに口で吸い口部20Bを咥える、または鼻を吸い口部20Bの上端に当接した状態にする。この状態から、スイッチ21を押すことによって加熱部を駆動して香成分を加熱する。続いて、大きく深い呼吸を行うことによって、2つの開口22,23から本体20Aの内部に外気を取り入れ、香成分の香りを外気とともに上端の吸い口20Cから口又は鼻に吸い込む。これにより、健康促進を図りつつ、香り成分を取り入れて脳を刺激することによるリラクゼーション効果を得ることができる。また、片手で保持可能なサイズに構成され、かつ、丸みを帯びた形状に構成された本体20Aは、手に馴染み易く片手で容易に保持することができるので、取り扱いが容易である。尚、2つの開口22,23のうちのいずれか一方を本体20Aを持った手の指で塞ぐ、又は一方の開口22又は23の一部を本体20Aを持った手の指で塞ぐ、あるいは両方の開口22,23の一部を塞ぐことが容易に行え、吸い込む外気の量を調整し易い。
尚、本発明に係る吸引器具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本体4又は13又は20Aに形成する2つの開口4B,4C又は13A,13Bを1つの開口にする、あるいは3つ以上の開口にして実施することもできる。
また、前記第1~第3実施形態では、充電式の吸引器具を示したが、乾電池式から構成してもよいし、電源プラグをコンセントに差し込んで吸引器具に電力を供給する構成であってもよい。前記コンセントから電力を供給する構成の場合、電源プラグをコンセントに差し込んでいる間中、加熱部を常時加熱する構成にしてもよい。
また、前記第1~第3実施形態では、吸い口部を口で咥えたり、鼻を当接する構成であったが、口を覆う又は鼻を覆うあるいは口と鼻の両方を覆う大きさに構成されたマスクからなる吸い口部であってもよい。
1…吸引器具、2…収容部、3…加熱部、4…本体、4B,4C…開口(吸気口)、4a,4b,4c…空気案内通路、5…吸い口部、5A…吸い口、5B…空気案内通路、5T…段部、5U…鼻受け用段部、6…バッテリ、7…電線、8…接点、9…載置台、10…吸引器具、11…収容部、12…加熱部、12A…蓋、13…本体、13A,13B…開口(吸気口)、13K…空間部、13T…凸部、13a,13b…空気案内通路、14…吸い口部(第1吸い口部)、14A…吸い口、14U…凹部、14a…口部、14b…係止部、15…バッテリ、16…電線、17…接点、18…載置台、19…第2吸い口部、19A…鼻受け部、19B…係止部、19C…縦壁部、19U…凹部、20…吸引器具、20A…本体、20B…吸い口部、20C…吸い口、21…スイッチ、22…開口、22,23…開口(吸気口)、R…右手、S…香成分

Claims (2)

  1. 片手で保持可能なサイズに構成され、かつ、丸みを帯び上下方向中央部が最大外径となる形状に構成された本体と、該本体内に配置され香成分を収容可能な収容部と、前記本体内に配置され該収容部を加熱する加熱部と、前記本体の上端に取り付けられ、前記香成分を吸うための吸い口部とを備え、
    前記本体内に該本体の外部からの空気を取り込むとともに取り込む空気の量を調整するための複数の吸気口が、前記吸い口部よりも下方に位置する該本体の最大外径となる上下方向中央部よりも上部側又は下部側に形成され、前記本体の内部に、前記吸い口部と前記複数の吸気口とを連通する通路が形成され、
    前記通路は、前記吸い口部に連通する第1空気案内通路及び該第1空気案内通路と前記複数の吸気口とを連通接続する複数の第2空気案内通路を備えていることを特徴とする吸引器具。
  2. 前記複数の吸気口が、前記本体の左右の中心線に対して左右に振り分けられて形成された2つの開口から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸引器具。
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