JP7016442B1 - スクリューコンベヤ - Google Patents
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Abstract
Description
前記第一凸部は前記第一凹部に嵌合し、前記第一外部カバーは前記第一継手部に固定される。
図1は、実施例に係るスクリューコンベヤ10の構成を分解して示す分解斜視図であり、図2は、スクリューコンベヤ10の断面図である。スクリューコンベヤ10は、第一スクリューパイプ1及び第二スクリューパイプ2と、筒状の搬送ケーシング3(図1では輪郭を破線で示す)とを備える。ここでは、搬送ケーシング3は、自身を支える脚32を備えているが、脚32は設計に応じて省くことができる。
スクリューコンベヤ10は、さらに、第一スクリューパイプ1及び第二スクリューパイプ2の間に同軸配置される中間軸4と、第一スクリューパイプ1と中間軸4との間に介装される第一継手部5と、第二スクリューパイプ2と中間軸4との間に介装される第二継手部6とを備える。
支持部11は、一端(図3中の上端)が搬送ケーシング3の内面に固定される筒状の部材である。支持部11の内部には、摺接面に供給される潤滑油を通すための通路12が設けられる。潤滑油供給装置28から供給される潤滑油は、搬送ケーシング3の壁面を貫通するように形成された搬送ケーシング貫通孔29を介して通路12の中に導入される。
図1~図3に示すように、上下方向に半割れのブラケット13のうち、上方のブラケット13は、支持部11に予め固定される。支持部11は、搬送ケーシング3の内面に固定されている。支持部11は筒形状であり、内部の空洞(通路12)の位置に搬送ケーシング3に形成された搬送ケーシング貫通孔29があり、この搬送ケーシング貫通孔29から潤滑油が供給される。また、中間軸4の両側から半割れの摺動部17で中間軸4を挟み込み、そのまま上方のブラケット13に当接させて、下方からもう一方のブラケット13で挟み込む。その後、ブラケット13と摺動部17とを図示しない締結部材で固定する。
駆動装置27が第一スクリューパイプ1及び第二スクリューパイプ2を回転させると、第一継手部5及び第二継手部6を介して第一スクリューパイプ1及び第二スクリューパイプ2に固定された中間軸4も回転する。このとき、第一継手部5及び第二継手部6に固定された第一外部カバー7及び第二外部カバー8も一緒に回転し、第一外部カバー7及び第二外部カバー8に係止された第一気密カバー19及び第二気密カバー21も回転する。
同様に、第二気密カバー21の端面(軸線Cに沿った方向についての第二継手部6側の端面)は、第二継手部6に対して隙間なく当接(面接触)している。したがって、第二気密カバー21と第二継手部6との間にも、潤滑油の経路は生じない。
気密カバー19、21を周方向に分割する構造を採用することで、短時間で容易にブラケット13の凹部14、15と気密カバー19、21の凸部20、22とを嵌合させることができ、簡素な構成でメンテナンス性を改善できる。また、図4(A)、(B)に示すように、気密カバー19、21の分割位置と外部カバー7、8の分割位置とが相違するように係止されるため、潤滑油の汚濁や潤滑油の漏れ出しを抑制できる。
上記の実施例では、中間吊軸受9を介して潤滑油が供給される構造を例示したが、潤滑構造はこれに限定されない。
図6は、第一変形例に係るスクリューコンベヤ10′の断面図である。第一変形例では、第一スクリューパイプ1や第二スクリューパイプ2、中間軸4の内部に潤滑油の供給管が配置される。また、中間軸4には、その筒面を径方向に貫通する第三貫通孔30が穿孔され、第三貫通孔30に潤滑油の供給管が接続される。潤滑油は、中間軸4の外面を通って油室Rに貯留され、気密カバー19、21とブラケット13との摺接面へと供給される。
このような構造においても、スクリューパイプ1、2や中間軸4の中空空間を利用して適切に潤滑油を供給できる。また、支持部11の通路12や第一貫通孔16や第二貫通孔18を省略でき、構成を簡素化できる。
また、図7は、第二変形例に係るスクリューコンベヤ10′′の断面図である。
第二変形例のブラケット13′は、実施例及び第一変形例のブラケット13と異なり、支持部11に対する固定位置から見て、上流側と下流側とで非対称の形状である。具体的には、搬送物の流れでみて、中間吊軸受9の上流側には、実施例及び第一変形例と同様に、第一気密カバー19、第一外部カバー7が配置される。
一方、中間吊軸受9の下流側には、ブラケット13′に第二凹部15が形成されないため、第二気密カバー21が配置されない。そして、ブラケット13′は、軸線C方向で見て第一外部カバー7より寸法の短い第二外部カバー8′と摺動部17の両方に、締結部材33(例えばボルト、ナット、リベット等)で固定される。この構成であるため、実施例及び第一変形例と異なり、第二外部カバー8′は、第二スクリューパイプ2とともに回転することがなく、また、例えば5cm~10cm程度と短いため、第二スクリュー羽根26に対応するスクリュー羽根は形成する必要がない。
このような構造においても、上記上流側では、スクリューパイプ1や中間軸4の中空空間を利用して適切に潤滑油を供給できる。
2 第二スクリューパイプ
3 搬送ケーシング
4 中間軸
5 第一継手部
6 第二継手部
7 第一外部カバー
8、8′ 第二外部カバー
9 中間吊軸受
10、10′、10′′ スクリューコンベヤ
11 支持部
12 通路
13、13′ ブラケット
14 第一凹部
15 第二凹部
16 第一貫通孔
17 摺動部
18 第二貫通孔
19 第一気密カバー
20 第一凸部
21 第二気密カバー
22 第二凸部
23 第一係止具
24 第二係止具
25 第一スクリュー羽根
26 第二スクリュー羽根
27 駆動装置
28 潤滑油供給装置
29 搬送ケーシング貫通孔
30 第三貫通孔
31 搬送物供給口
32 脚
33 締結部材
C 軸線
R 油室
P1~P6 分割面
Claims (6)
- 搬送ケーシングの内部に配置された第一スクリューパイプと第二スクリューパイプとが、中間軸の一端に配置され且つ前記第一スクリューパイプに対応する第一継手部と前記中間軸の他端に配置され且つ前記第二スクリューパイプに対応する第二継手部とを介して前記中間軸に同一軸線上で接続され、中間吊軸受が、前記搬送ケーシングの内面に固定され且つ前記中間軸を前記軸線まわりに回転可能に支持し、駆動装置が、前記第一及び第二スクリューパイプ並びに前記中間軸を前記軸線まわりに回転駆動することで、搬送物が前記搬送ケーシングの内部を一方向に搬送されるスクリューコンベヤにおいて、
前記中間吊軸受は、
一端が前記搬送ケーシングの内面に固定される支持部と、
中央部が前記支持部の他端に固定され、前記中央部より前記第一継手部側且つ前記中間軸の回転方向に沿って形成された複数の円形の第一凹部を外面に備えたブラケットと、
前記ブラケットに固定され、前記中間軸を摺動可能かつ前記回転可能に挟み込む摺動部と
を備え、
前記第一継手部から前記支持部までの長さの円筒形の内面に前記回転方向に形成された複数の円形の第一凸部を備え、前記中間軸の周方向に分割可能な第一気密カバーと、
前記第一気密カバーより長く、且つ、前記第一気密カバーと前記第一継手部とに内面で接する円筒形であり、前記周方向に分割可能な第一外部カバーと、
前記第一気密カバーの分割位置と前記第一外部カバーの分割位置が相違するよう前記第一気密カバーと前記第一外部カバーとを係止する第一係止具と
を有し、
前記第一凸部は前記第一凹部に嵌合し、前記第一外部カバーは前記第一継手部に固定されるスクリューコンベヤ。 - 前記第二継手部から前記支持部までの長さの円筒形の内面に前記回転方向に形成された複数の円形の第二凸部を備え、前記周方向に分割可能な第二気密カバーと、
前記第二気密カバーより長く、且つ、前記第二気密カバーと前記第二継手部とに内面で接する円筒形であり、前記周方向に分割可能な第二外部カバーと、
前記第二気密カバーの分割位置と前記第二外部カバーの分割位置が相違するよう前記第二気密カバーと前記第二外部カバーとを係止する第二係止具と
をさらに有し、
前記ブラケットは、前記中央部より前記第二継手部側且つ前記回転方向に沿って形成された複数の円形の第二凹部を前記外面にさらに備え、
前記第二凸部は前記第二凹部に嵌合し、前記第二外部カバーは前記第二継手部に固定される請求項1に記載のスクリューコンベヤ。 - 前記第一気密カバー、前記第二気密カバー、前記第一外部カバー、及び、前記第二外部カバーは、前記周方向に二分割される請求項2に記載のスクリューコンベヤ。
- 前記第一凸部、前記第二凸部、前記第一凹部、及び、前記第二凹部の数は、それぞれ2つであり、2つの前記第一凸部が2つの前記第一凹部に嵌合し、2つの前記第二凸部が2つの前記第二凹部に嵌合する請求項3に記載のスクリューコンベヤ。
- 前記第一外部カバーの外周には、前記第一スクリューパイプに形成されたスクリュー羽根と滑らかに連続する第一スクリュー羽根が配置され、
前記第二外部カバーの外周には、前記第二スクリューパイプに形成されたスクリュー羽根と滑らかに連続する第二スクリュー羽根が配置された請求項4に記載のスクリューコンベヤ。 - 潤滑油供給装置をさらに有し、
前記搬送ケーシングに搬送ケーシング貫通孔が形成され、
前記支持部は筒形であり、前記搬送ケーシング貫通孔に対応する位置で前記搬送ケーシングに固定され、
前記ブラケットの前記中央部には第一貫通孔が形成され、
前記摺動部には前記第一貫通孔に対応する位置に第二貫通孔が形成され、
前記潤滑油供給装置は、前記搬送ケーシング貫通孔、前記支持部、前記第一貫通孔、前記第二貫通孔を順次経由して、前記中間軸の外面に潤滑油を供給する、
または、
前記中間軸は筒形であり、前記摺動部の中央近傍に第三貫通孔が形成され、
前記潤滑油供給装置は、前記第一または第二スクリューパイプの内部、及び、前記中間軸の内部を経由して、前記第三貫通孔から前記中間軸の外面に潤滑油を供給する
請求項5に記載のスクリューコンベヤ。
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JP2021169303A JP7016442B1 (ja) | 2021-10-15 | 2021-10-15 | スクリューコンベヤ |
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